おそ松さんの声優一覧！年齢・顔画像や他に出演しているアニメキャラも紹介

おそ松さんに出演している声優さんは、多くのファンを抱える人気声優ばかりです。櫻井孝宏、 中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由など一覧にしてみるとそうそうたるメンツです。この記事ではおそ松さんの声優のプロフィールをまとめて紹介しています。年齢や画像はもちろん、出演作品一覧をまとめました。

おそ松さんは赤塚不二夫先生の漫画『おそ松くん』を原作としたテレビアニメシリーズです。原作の『おそ松くん』は1962年から連載開始された伝説的ギャグ漫画です。おそ松さんは以前のアニメから約27年ぶりのアニメ化でした。

六つ子が大人になったという設定のおそ松さんでは、ニート、パチンコ、ハローワーク、オタクなど現代的なワードが盛り込まれています。下ネタや不謹慎なネタが凝縮された、ブラックユーモアの塊のようなギャグアニメです。

過剰なパロディをやり過ぎた結果、地上波で放送されたアニメ第1話はBD・DVDには収録されないというとんでもない失態をやらかしました。また、度を超えたパロディが原因で、テレビ局のお偉いさんが公式に謝罪しています。良くも悪くも大変話題となりました。

ここからは、おそ松さんの六つ子の声優さんについて詳しく説明していきます。まずは長男であるおそ松（画像）を演じた櫻井孝宏さんからです。おそ松のイメージカラーは赤です。パチンコや競馬といったギャンブルが大好きで、計画性がありません。ズボラな性格をしており、何事にもいい加減に取り組みます。ただし、いざという時には弟たちを束ねるリーダーシップを発揮する兄貴です。

櫻井孝宏さんは1974年6月13日生まれで年齢は現在、44歳です。 愛知県岡崎市出身で所属事務所はインテンションです。櫻井さんは多くのアニメに出演するだけでなく、人気バラエティ番組『やりすぎ都市伝説』のナレーターも務めています。今や大人気声優のひとりですが、ブレイクまでは随分苦労しました。声優を辞めようと思っていたこともあるほどです。

そんな櫻井さんは『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』の島村ジョー役で注目を集めました。その後、大人気RPG『FINAL FANTASY7』のクラウド・ストライフ役を得ます。海外での人気も高いキャラクターとあって、櫻井さんの名前は世界のファンにも知られるようになりました。クラウド役が縁となって『第62回ヴェネツィア国際映画祭』のレッドカーペットを歩きました。これは声優としては山寺宏一さんに次ぐ快挙です。

櫻井さんの所属している事務所『インテンション』は、おそ松さんでイヤミを演じる鈴村健一さんが設立した事務所です。鈴村さんと、一松役の福山潤さんのふたりとは、特に仲が良いことが知られています。ちなみに、櫻井さんは宣材写真や顔出し出演する時はメガネをかけていることが多いですが、これは伊達です。

櫻井孝宏さん代表作一覧を紹介します。冒頭でも挙げた『FINAL FANTASY7』のクラウド（上画像）は非常に人気の高いキャラクターです。前述の様に、世界のファンに知られるきっかけとなった作品です。また、FINAL FANTASYシリーズには多くの派生作品があり、櫻井さんはその多くに出演しています。FINAL FANTASY7はリメイクされることが決定しており、櫻井さん演じるクラウドのさらなる活躍を期待です。

イケメンキャラを演じる機械の多い櫻井孝宏さんですが、幅広い役柄を巧みに演じわける実力を持つ声優さんです。一例を挙げるならばアニメ『それでも町は廻っている』という作品です。このアニメで、櫻井孝宏さんは磯端ウキ（上画像）というキャラクターを演じていますが、このキャラはおばあさんです。実は正体がイケメンということもなく、正真正銘のおばあさんです。櫻井さんは違和感なくこのキャラを演じきりました。

おそ松さん出演声優との共演も多い櫻井さんですが、特に仲が良い福山潤さんとはアニメ『コードギアス』にて激しく対立するライバルを演じました。櫻井さんが演じたのは、福山さん演じる主人公・ルルーシュの親友であり、もうひとりの主人公とも言える枢木スザク（上画像）です。運命に翻弄され、別々の道を歩むふたりのドラマは見応え十分でした。

チョロ松役の神谷浩史さんとはアニメ『船を編む』で共演しています。本屋大賞受賞小説が原作で、実写映画化もされた人気作品です。櫻井さんは、コミュニケーションが苦手だけど、誰よりも仕事に真面目な主人公・馬締役（上画像）です。イケメンという感じではありませんが、静かな情熱を秘めた男です。その相棒のような役を神谷さんが演じています。対照的なふたりが力を合わせて仕事に取り組む姿が感動的な作品です。

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』ではガンダム・バエルのパイロットとなるマクギリス・ファリド（上画像）を演じました。マクギリスは序盤から登場するキャラクターで、ガンダムシリーズのお約束である仮面をつけるキャラクターでしたが、それまでの仮面キャラとは違い、直接的なライバル関係とは違う、一風変わったキャラクターでした。

おそ松さんの六つ子の次男は中村悠一さん演じるカラ松（上画像）です。イメージカラーは青です。革ジャンとサングラスがトレードマークです。常にクールな態度で格好をつけていますが、根は熱い性格です。また、ガラスのハートを持っています。ナルシストであるため兄弟からも『イタい奴』だと思われていますが、兄弟を気遣う優しさを持っています。

中村悠一さんは1980年2月20日生まれで年齢は現在、38歳です。香川県木田郡庵治町（現：高松市）出身で、所属事務所はシグマ・セブンです。中村さんは多数のアニメやゲームで活躍する傍ら、東京エンカウントのような顔出しの番組への出演も多いです。声だけでなく、容姿もイケメンなので女性ファンが多く、特に声優の井口裕香さんが熱烈なラブコールを送っていることはよくネタにされています。

モテそうな中村さんですが、本人の趣味嗜好はほぼゲームに向けられています。過去にはバーチャファイターの全国大会に出場資格を得たほどです。ゲーム好きであることはよく知られており、本人のツイッターでも良くゲームに関する呟きが見受けられます。また、家庭用ゲーム機だけでなく、ゲームセンターで楽しむアーケードゲームにも詳しいことから、かなりコアなゲーマーであることが伺えます。

中村さんは親しい声優仲間が多いですが、特に知られているのが声優杉田智和との関係です。同世代でゲーム好きなふたりは東京エンカウントでも共演しており、ゲーマーには堪らないディープなゲーム談義を繰り広げます。2018年最高のクソアニメとして話題となった『ポプテピピック』での共演も大変注目を集めました。杉田さんとの繋がりでマフィア梶田さんとも親しく、オンラインゲームを一緒に遊んでいることが語られています。

ここからは中村さんの代表作一覧を紹介します。ブレイクのきっかけと言えるのは、アニメ『CLANNAD』です。「CLANNADは人生」という迷言で語られるこの作品で、中村さんは主人公の岡崎朋也（上画像）を演じました。多くの美少女が登場するギャルゲーの典型的な構図の中に隠された、深いテーマが視聴者に受け入れられた名作です。感動的なシーンの多いCLANNADにおいて、中村さんの演技は多くの視聴者を号泣させました。

『おおきく振りかぶって』は漫画原作の野球アニメです。中村さんは、主人公三橋とバッテリーを組む阿部隆也（上画像右）を演じました。おおきく振りかぶってはスポ根という感じの作風ではありません。配球のデータ、選手の癖、試合中の心理描写といった部分に重きをおいた「野球漫画の革命」とも言われる傑作です。阿部は変わり者の三橋に悪戦苦闘しながらも、互いに成長していく重要なキャラクターでした。

イケメンや直情的な役が多い中村さんですが、三枚目を演じることもあります。アニメ『小林さんちのメイドラゴン』では滝谷真というガチガチのオタクキャラを演じました。仕事では真面目な会社員ですが、プライベートはステレオタイプなオタクそのものであり、喋り方まで変わります（上画像右下）。この作品では十四松役の小野大輔さん演じる、ファフニールさんと同棲しており、二人で楽しそうにゲームをしています。

中村さんは洋画への出演もしています、有名なのはアベンジャーズシリーズで知られる『キャプテン・アメリカ』（上画像）の役です。また、映画ではありませんが、海外ドラマでの吹き替えもしています。大ヒットドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』ではユーロン・グレイジョイと若い頃のエダード・スタークという対照的なふたつの役を演じました。

おそ松さん出演声優とは『マクロスF』にて多く共演しています。主人公・早乙女アルト（上画像）を演じた中村さん、仲間のミハエルを演じた神谷さん、ルカを演じた福山さん、ヒロインのひとり、シェリル・ノームにはトト子役の遠藤綾さん出演しています。マクロスFのラジオ番組では神谷さんと共にパーソナリティを務め、息の合った掛け合いを見せました。

また、神谷さんとは『ガンダム00』でも共演しています。この作品には入野自由さんも出演していました。ガンダム00で演じたグラハム・エーカーは優秀なパイロットのイケメンでありながら、多くの迷言を残した人気キャラです。また、後半はミスターブシドー（上画像）として登場します。主人公たちの前に立ちはだかるインパクトの強い強敵でした。

おそ松さんの六つ子の三男は神谷浩史さん演じるチョロ松（上画像）です。イメージカラーは緑です。兄弟の中では比較的、まともな思考をしており、常識人です。それゆえにツッコミ役に回ることが多く、兄弟に振り回されることが多いポジションです。ただし、アイドルの熱狂的なファンという弱点があり、トト子がアイドルデビューした時も周りが見えなくなるほどのめり込んでいました。

神谷浩史さんは1975年1月28日生まれで年齢は現在、43歳です。千葉県松戸市生まれて茨城県牛久市育ち、所属事務所は青二プロダクションです。もともと演劇を学んでいた神谷さんは役者志望でしたが、声優養成所とは知らずに青二塾に入塾しました。声優として順調にキャリアを重ねていましたが、2006年8月7日にバイク事故に遭い大変危険な状態になったことがあります。

奇跡的に回復した後、仕事復帰した神谷さんはそれまで以上に、声優として活躍します。特に『魔法少女まどか☆マギカ』で知られる新房昭之監督の作品には多数出演しており、好評を得ています。また、ガンダムシリーズとの関連が深く、ガンダムのパイロットだけでなく、自身がガンダムを演じるという経験もしました。神谷さん自身もガンダムシリーズのファンとして知られています。

神谷浩史さんの代表作一覧を紹介します。先に挙げた新房昭之監督作品の『化物語』が有名です。原作は西尾維新さんの小説です。物語シリーズとして人気を博し、多くの原作シリーズがアニメ化されました。神谷さんは主人公である阿良々木暦（上画像）として、独特の台詞回しを披露してファンの心を掴みました。また、物語シリーズには櫻井孝宏さんも重要な役で出演しており、西尾維新らしい癖のある掛け合いが評判です。

新房昭之作品の常連である神谷さんは、物語シリーズの前にも『絶望先生』シリーズの主役・糸色望役（上画像）で出演していました。絶望先生の原作は久米田康治先生の漫画です。週刊少年マガジンで長期連載していた本作は、学校の先生と美少女生徒たちが主軸となるギャグ漫画です。ブラックなネタや時事ネタの多い、少しマニアックな作風でした。神谷さんは事あるごとに「絶望したー！」と叫ぶ変な先生の役でした。

また、近年の神谷さんの当たり役と言えば『進撃の巨人』のリヴァイ（上画像）が挙げられます。進撃の巨人は連載開始初期の段階から、大々的なプロモーションが行われた少年漫画が原作です。実写映画化もされています。神谷さんの演じるリヴァイは本作屈指の人気キャラです。原作の人気投票でも2位に大きな差をつけてトップに輝いており、アニメ版の神谷さんの演技も大変好評でした。

神谷さんはイケメンや主役を演じる機会が多いですが、悪役やひねくれた脇役でも非常に印象深い演技をします。例えば、多くのキャラクターが登場する『デュラララ!!』においては、裏から登場人物たちを操る折原臨也（上画像）を演じました。人を食ったキャラクターと神谷さんの演技が合わさり、「ウザい」（褒め言葉）と好評でした。

神谷さんはガンダムシリーズへの出演が多く、『SDガンダムフォース』では主人公であるキャプテンガンダム、『ガンダム00』ではガンダムパイロットであるティアリエ・アーデ（上画像）、『ガンダムAGE』では主人公のライバルであるゼハート・ガレットを演じました。様々な役柄からガンダムに深く関わった声優さんです。

おそ松さんの六つ子の四男は福山潤さん演じる一松です。イメージカラーは紫です。目に生気が感じらなれない皮肉屋で毒舌です。根暗で自虐的な性格のため、他人を拒絶するところがあります。しかし、何かのきっかけで思い切った行動を起こすところがあり、完全に無気力という訳でもないようです。猫が友達で大事にしています。

福山潤さん（画像右）は1978年11月26日生まれで年齢は現在、39歳です。広島県福山市出身で、所属事務所であるBLACK SHIPの代表取締役を務めます。BLACK SHIPは同じく声優の立花慎之介さんと共同で設立した事務所です。福山さんが演技の幅は広いです。ハイトーンのボイスを活かした少年・青年役や、声質を落として悪役を演じることもあります。また、高い声質を活かして女性らしい声を演じることもあります。

福山潤さんの代表作一覧を紹介します。典型的な善人キャラとしては『まおゆう魔王勇者』の勇者のような役があります。まおうゆうは2chで作られた即興小説が原作のアニメで、魔王と勇者が手を組んで世界を良い方向に変えていく物語です。福山さん演じる勇者は、力を持ちながら、お人好しで、女心に疎い、いかにも好青年です。福山さんがよく演じるタイプのひとつです。

福山さんは声質を抑えて演技をすると別人のような声になります。例えば、『ペルソナ5』における主人公・雨宮蓮（上画像）とペルソナ・アルセーヌの変化は顕著です。ペルソナ5は高校生である主人公たちが、ペルソナという異能力を得て、裏で悪事を働く大人たちを改心させていく物語です。『コードギアス』のようなピカレスクロマンと言えます。こういったダークヒーローも福山さんの得意なタイプです。

『イクシオンサーガDT』においては見た目は女性だけど、中身は男であるマリアンデール（上画像）というキャラクターを演じました。放送当初は福山さんの声も「女性に似せている」という感じでしたが、放送を重ねるごとにその演技に磨きがかかりました。マリアンデールの作中の色っぽさもあって、一部の男性視聴者は「もう福山でいいや」という境地に達したといいます。これがプロの声優の実力です。

おそ松さんの六つ子の五男は小野大輔さん演じる十四松です。イメージカラーは黄色です。目の焦点があっておらず、言動や行動が予測できないハイテンションな性格です。運動神経が高く、兄弟を驚かせる程のパフォーマンスを見せます。特に野球が好きです。きちんと他人に挨拶する礼儀正しさや、好きな子への純粋な恋愛感情を抱くなど、単なる狂人という訳ではないようです。

小野大輔さんは1978年5月4日生まれで年齢は現在40歳です。高知県高岡郡佐川町で、現在はフリーで活動しています。小野さんは昔はテレビ番組の製作を学んでいました。しかし、挫折し、ラジオ番組に出演したことをきっかけに役者の道を志ざします。その後はキャリアを重ね、色気のある声質と変態っぽい演技がウケて人気声優となりました。おのでぃ（小野D、オノD）の愛称でファンから親しまれています。

小野大輔さんの代表作一覧を紹介します。出世作のひとつに、『涼宮ハルヒの憂鬱』が挙げられます。神のような力を持つわがままな美少女ハルヒと、彼女に振り回されるSOS団のメンバーの非日常が描かれた作品です。放送当時、大変な人気のあったこの作品で、小野さんは古泉一樹（上画像）という本心の読めない超能力者を演じました。作品の人気からイベントでの顔出し出演も多く、ファンが増えました。

古泉を演じていた時も、変態キャラとしての片鱗は見えていました。そして、翌年放送開始された『みなみけ』で演じた保坂先輩は、小野さんの人気に火をつけた変態キャラでした。イケメンだけど、勘違いが激しく、人前での脱ぎ癖があります。その変態ぶりは視聴者の腹筋を破壊するインパクトがありました。作中で披露された『カレーの歌』（上画像）の歌詞の一部は小野さんのアドリブで考えられたものです。一聴の価値があります。

小野さんは何も変態だけを演じている訳ではありません。シリアスな主人公の役も演じています。人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第３部のアニメ化では、主人公・空条承太郎を演じました。承太郎は寡黙な性格ですが、戦闘時は「オラ」を連呼します。通称「オラオララッシュ」です。発声が難しいですが、小野さんは長期に渡って承太郎を演じました。

おそ松さんの六つ子の末っ子は入野自由さん演じるトド松です。イメージカラーはピンクです。トッティという愛称があります。おそ松さんの六つ子の中ではもっともコミュニケーション能力が高く、合コンなどにも参加しています。しかし、それが災いして、兄弟たちに足を引っ張られる損な役回りです。ただし、トド松も腹黒い性格をしているため、弟キャラを利用するしたたかさがあります。

入野自由さんは1988年2月19日生まれで、年齢は現在30歳です。おそ松さん兄弟を演じる声優の中では最年少です。東京都出身で所属事務所はジャンクションです。入野さんは4歳から劇団ひまわりに入団し、子役として活動を始めました。その後、宮崎駿監督作品『千と千尋の神隠し』のハク役を得ます。2016年から一時海外留学のために休業しましたが、現在は仕事復帰しました。

入野自由さんの代表作一覧を紹介します。知名度を上げたきっかけとなった役はRPG『キングダムハーツ』シリーズの主人公・ソラ（上画像）です。キングダムハーツはオリジナルキャラクターの主人公たちと、ディズニーキャラクターが一緒になって戦う異色のRPGでした。この意外な組み合わせがヒットし、海外でも人気のゲームとなりました。入野さんは海外のアニメ・ゲームファンからも知られる存在となります。

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』では主人公のじんたんを演じました。この作品は完全オリジナルアニメーションとしての企画でしたが、大ヒットし、映画化や実写化が行われた作品です。入野さんはトラウマを抱える主人公を繊細に演じました。この作品ではおそ松さんで共演した櫻井孝宏さん（ゆきあつ役）も出演しています。

以上のように、入野さんはドラマ性の高い作品での活躍が目立ちます。しかし、おそ松さんでは腹黒いトッティーの役を演じ、振り切った演技をしています。この片鱗が見えるのが『キューティクル探偵因幡』です。入野さんは諏訪部順一、森川智之、小杉十郎太、大川透といったベテラン声優陣を相手に、たったひとりでツッコミまくる役です。とても忙しそうです。ハクやじんたんのイメージを破壊するのに十分な演技でした。

おそ松さんの他のキャラクターの声優も超豪華です。脇役はもちろん、ゲストも人気声優ばかりなので、一覧にしてまとめました。ゲストキャラは登場話数も記載した一覧になっているので参考にしてください。

遠藤綾さんは1980年2月17日生まれで、年齢は現在38歳です。山形県出身でオフィスPACに所属しています。声優さんの中には役者を目指した結果、声優としての仕事が多くなった人も多くいますが、遠藤さんは最初から声優という仕事に強いこだわりを持った人でした。マクロスFのシェリル・ノームなど、メインヒロインを多く務めています。また、ミニーマウスの役を故・水谷優子さんから引き継いでいます。

鈴村健一さんは1974年9月12日生まれで、年齢は現在43歳です。事務所インテンションの代表取締役です。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のシン・アスカ役など、多くの作品で主役を務めています。また『ノエイン もうひとりの君へ』のアトリなど、エキセントリックな役柄も巧みにこなします。奥さんは声優・歌手として活躍する坂本真綾さんです。

国立幸さんは1984年7月9日生まれで、年齢は現在33歳です。埼玉県出身で劇団ひまわりに所属しています。女性ですが少年のキャラクターを演じることが多く、代表作には『ガンダムビルドファイターズ』のレイジがあります。また海外ドラマなどの吹き替えや舞台での活動も多い女優さんです。

飛田展夫さんは1959年11月6日生まれで、年齢は現在58歳です。多くのキャリアを重ねてきた大ベテランです。演じる役柄の振れ幅が大きく、比較的平和な『ちびまる子ちゃん』の丸尾くんから、『ヘルシング』に登場する少佐のような、狂気を感じさせる役までこなします。また、ガンダムシリーズに多く出演しており、Zガンダムの主人公カミーユ役はよく知られています。

アニメ第1期の第5話に登場したエスパーニャンコを演じたのは声優の大川透さんでした。大川さんの年齢は現在58歳です。舞台役者として活躍したのち、声優の仕事が多くなりました。『鋼の錬金術師』で演じたロ・マスタングが当たり役となりファンが急増しました。2017年12月より病気療養のため休業されています。

アニメ第1期の第9話で十四松が恋した女の子を演じたのは桑島法子さんです。桑島さんの年齢は現在42歳です。『機動戦艦ナデシコ』のミスマル・ユリカや『機動戦士ガンダムSEED』でのフレイ・アルスターとナタル・バジルールの二役をひとりで演じたことが知られています。担当したキャラの死亡率が高い時期があったため、桑島さんが演じると発表されたキャラクターの安否が心配されることがあります。

アニメ第1期の第18話で実況を担当したのは古川登志夫さんです。現在の年齢は71歳の大ベテランです。2018年も現役で活動しています。多くの役を演じてきた古川さんですが、特に『ドラゴンボール』シリーズのピッコロが有名で、ゲームや映画などで長年演じているキャラクターです。また、声優を取り上げたテレビのバラエティ番組にも顔出しでよく出演しています。

アニメ第1期の第21話の神松を演じたのは野島健児さんです。現在の年齢は42歳です。父である野島昭生と兄の野島裕史は共に声優です。声優としてのデビューは兄・裕史さんよりも早いです。『美少女戦士セーラームーンCrystal』ではタキシード仮面こと地場衛を演じています。『PSYCHO-PASS サイコパス』の宜野座伸元も女性ファンに人気のキャラクターです。

同じく21話で悪松を演じたのは杉田智和さんです。現在の年齢は37歳です。カラ松を演じた中村悠一さんとはプライベートでも非常に仲が良く、ラジオやイベントの話のネタにもなっています。『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョンや、『銀魂』の坂田銀時が有名です。サブカル系の知識が豊富で、マニアックなトークを魅力と感じるファンも多いです。また、古谷徹、池田秀一、石塚運昇といった、目上の声優のモノマネを得意としています。

アニメ第1期の第22話で合コンの神様を演じたのは大塚芳忠さんです。現在の年齢は64歳です。洋画の吹き替えを多くこなしてきた大塚さんは、その独特な響きをする声質で幅広い役を演じてきました。また、報道番組のナレーションを務めることも多く、『真相報道バンキシャ』などで大塚さんの声を聞くことができます。

アニメ第2期の第3話には照英さんが本人役で出演しました。現在年齢は44歳です。もともとはモデルとしてキャリアをスタートさせた照英さんですが、非常に涙もろい性格がウケてバラエティ番組などでも人気のタレントとなります。地上波でのアニメ出演はおそ松さんだけですが、非常に強いインパクトを残しました。

アニメ第2期の第13話のゲストは東地宏樹さんです。現在の年齢は52歳です。海外ドラマ『プリズン・ブレイク』の主人公・マイケルやアドベンチャーゲーム『アンチャーテッド』の主人公・ネイサン役で知られています。さまざまなメディアで活躍していますが、特にゲーム開発会社『トライエース』や『レベルファイブ』の作品には常連参加していることが知られています。

アニメ第2期の第16話で犬山キン子を演じたのは伊藤かな恵さんです。現在の年齢は31歳です。『しゅごキャラ!』の日奈森あむ役で知られるようになり、『僕は友達が少ない』の柏崎星奈や、『To LOVEる -とらぶる-』のナナ・アスタ・デビルークといった美少女キャラを演じることが多いです。

おそ松さん第2クールのEDは多くのアーティストが参加してすごいことになっています。『レッツゴー!ムッツゴー!〜6色の虹〜』ではバージョンが2つあり、ボーカルが違います。大槻ケンヂ、斉藤和義、宮田和弥、中川敬、増子直純、田島貴男、渡辺美里がボーカルを努める『早松66』と、スガシカオ、トータス松本、吉井和哉、ABEDON、伊藤ふみお、八熊慎一、斉藤由貴が努める『遅松66』があります。全員が1966年生まれです。

『大人÷6×子供×6』では高橋幸宏プロデュースでThe おそ松さんズというスペシャルユニットが組まれました（画像）。ボーカルに高橋幸宏、矢野顕子、奥田民生、柴咲コウ、鈴木慶一、大貫妙子、重住ひろこと行った面々が集まり、バンドメンバーはゴンドウトモヒコ、鈴木茂、小原礼、佐橋佳幸、Dr.kyOn、が並びます。おそ松さんの6つ子も参加しており、セリフや合いの手が入る楽曲になっています。

以上、おそ松さんの声優一覧を紹介しました。六つ子はもちろん、脇役のキャストまで超豪華な出演者一覧です！おそ松さんが多くの声優ファンの心を掴んだ作品であるのも頷けます。また、EDの2曲に参加しているアーティスト一覧もそうそうたるものでした。もし、おそ松さんシリーズが続くのであれば、新キャスト一覧にも注目が集まるはずです！期待しましょう！