【鬼滅の刃】黒死牟の刀の形状と特徴は？能力や月の呼吸の技・型を考察

• 作品名：鬼滅の刃
• 原作：吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)
• ジャンル：時代劇ダークファンタジーアニメ
• 放送局：TOKYOMX他
• 放送期間：2019年4月～9月

鬼滅の刃は、週刊少年ジャンプで2016年から連載がスタートし、現在も連載が続いている吾峠呼世晴の人気少年漫画です(2020年4月現在)。鬼滅の刃は、大正時代を舞台にした和風剣戟奇譚(わふうけんげききたん)です。鬼滅の刃は、シリアスとコメディが会いまったダークファンタジーストーリーになっていて、登場人物の設定も緻密でファンを魅了する作品になっています。

漫画「鬼滅の刃」は、2020年1月に累計発行部数4000万部を記録するほどの人気を獲得しています。漫画鬼滅の刃が高い人気を獲得したこともあり、2019年にはアニメ「鬼滅の刃」の放送もスタートしています。2020年公開予定の劇場版鬼滅の刃や、アニメ鬼滅の刃の放送を待ち望む声が多い人気漫画シリーズになっています。

鬼滅の刃は、鬼がいる大正時代を舞台にした物語です。亡くなった父親の代わりに家族を支えていた青年の主人公が、家を留守にした際に家族を鬼に殺されたところから物語はスタートします。唯一生き残った妹は鬼によって、鬼化させられてしまっていました。鬼の妹を人間に戻し、家族の仇を打つために鬼に立ち向かっていく青年の剣劇物語です。

鬼滅の刃に登場するキャラクターの一人が、こちらの画像の黒死牟(こくしぼう)です。黒死牟は、最強の鬼と呼ばれている何百年ものあいだ不敗を貫いている鬼です。黒死牟は、六つの目がある不気味な顔のキャラクターです。また、黒死牟の首のあたりにはタトゥーのような炎の形のあざが大きくあり、そのあざもまた不気味さを増しています。

黒死牟は、鬼滅の刃に出てくる鬼の中で最高位の十二鬼月(じゅうにきづき)の一人です。十二鬼をまとめている鬼の原種とも呼ばれている鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)からも、厚い信頼を獲得している冷静で慎重な性格の持ち主です。

十二鬼月の鬼・黒死牟は、人間だった過去があります。黒死牟は、継国巖勝(つぎくにみちかつ)という名前の人間で、弟と一緒に鬼殺隊として活動していた鬼狩りでした。黒死牟が鬼殺隊として活動していたのは数百年前であり、黒死牟が鬼殺隊の柱たちが持つ呼吸法の技を定着させたといわれている、名高い鬼狩りでした。

強い技を持った実力のある黒死牟でしたが、鬼殺隊に入り自身にあざが出てきたことに気づきます。あざが出てくると寿命が近いといわれており、自身の寿命がもう長くないと感じた黒死牟は絶望の淵に立たされていきます。そんな時、鬼が現れて黒死牟に鬼になることを勧め、寿命があり続ける鬼になってしまいました。

黒死牟を語る上で欠かせない人物が、継国縁壱(つぎくによりいち)という人物です。継国縁壱は、黒死牟の実の双子の弟です。黒死牟の弟の継国縁壱は、生まれた時からあざがあったため不気味がられて、黒死牟とは全く違う下位の扱いを受けて育ちました。しかし、ある時から黒死牟よりも弟の縁壱のほうが刀などの剣術に優れており、潜在的に能力の高い弟である事に気づきます。

縁壱よりも自身のほうが実力が無いと気づいた黒死牟は、幼少期はあざがある事を不憫に思っていたものの徐々に嫉妬していきます。黒死牟が鬼になった理由の一つに、縁壱の自身よりもとても優れた能力にとても嫉妬していたことがあります。弟である縁壱は黒死牟の事をとても慕っていましたが、黒死牟は嫉妬しており関係性は決していいものではありません。

黒死牟と縁壱の兄弟関係は良いものだったといえませんが、お互いに意識していたことは事実です。そんな二人の兄弟は、黒死牟が鬼になってから再会を果たします。再会を果たした時には、縁壱はかなりの歳を重ねていて老人になっていましたが、鬼殺隊の剣士として一線を張っていました。そして、鬼殺隊の剣士として兄の黒死牟と対戦をします。

黒死牟は縁壱との対戦で、圧倒的な縁壱の強さを実感し、鬼になり月の呼吸と血鬼術を習得したにも関わらず縁壱にかなわないことに絶望をします。黒死牟が弟の縁壱にはかなわないと悟ったとき、縁壱は戦いの最中に自身の寿命で直立のまま死んでしまいます。このことにより、黒死牟は縁壱に勝つことも負けることもできず弟へのコンプレックスをより増長させています。

鬼滅の刃に登場する鬼の武器は鬼によって様々で、扇や壺などといったものがあります。黒死牟はかつて鬼殺隊だったためか、鬼殺隊が持っているような日輪刀のような刀を武器にし、鬼殺隊が鬼を殺すために使う能力の月の呼吸を技として戦っています。そのため、黒死牟が使う刀も一見すると、日輪刀にしか見えないような刀の形状をしています。

黒死牟の刀は、黒死牟のトレードマークともいえる目のマークが施されています。黒死牟の刀に施された目は血走ったようなデザインになっていて、黒死牟の刀は月の呼吸で技を繰り出すにあたり、刀の大きさが変化します。

鬼滅の刃に登場する鬼は、鬼血術(けっきじゅつ)と呼ばれる異能力をもっています。鬼殺隊の剣士から鬼になった黒死牟も例外ではなく、血鬼術を使うことが可能です。黒死牟の鬼血術は、身体から刀を出すことができる能力です。黒死牟の鬼血術は、無数に刀を出すことができ、攻撃のみならず守備にも使える高い能力の技です。

黒死牟の能力や強さの秘訣をご紹介します。黒死牟の能力や強さのポイントの一つ目が、黒死牟の眼力です。黒死牟は、6つの目を持っている鬼であるがゆえにとても眼力に優れているといわれています。黒死牟が強い理由の一つは、6つの眼から通常の人以上のものを観察できる能力があり、その観察眼が技に活かされていると考えられています。

黒死牟の能力や強さのポイントの二つ目が、黒死牟の透き通る世界です。黒死牟は、透き通る世界が見える能力を習得しています。鬼滅の刃に登場する透き通る世界とは、呼吸法などの技や型を繰り出すときに正しい方法で技を繰り出すことによって、洗練された技を素早く繰り出せて、世界が透き通って見えるというものです。

透き通る世界を繰り出すには、呼吸法などをうまく操るといった技などの修業が重要です。例外的に、黒死牟の弟だった縁壱は生まれ持って透き通る世界を習得している能力を持ち合わせていましたが、黒死牟は鍛錬を繰り返し透き通る世界を習得しています。透き通る世界を操るキャラクターはとても少なく、そこを見ても黒死牟の強さがわかります。

黒死牟の能力や強さのポイント三つめが、黒死牟の血鬼術です。黒死牟の血鬼術は、自分の中から刀を繰り出して攻撃するといった血鬼術を使います。黒死牟の強さは、自身の中から刀を繰り出した際に鬼殺隊の時に自らが生み出した月の呼吸を使い攻撃することができるため、相当な強さを誇っているのではないか？と考えられています。

黒死牟が鬼殺隊と対戦する様子は、鬼滅の刃の19巻に描かれています。鬼滅の刃19巻の中で、黒死牟は無限城で無惨を倒しに行こうとする鬼殺隊の霞柱・時透無一郎(ときとうむいちろう)と岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)、風柱・不死川実弥(しなずがわさねみ)、不死川玄弥(しなずがわげんや)と遭遇し、戦いに発展します。

黒死牟とまず対峙したのが、霞柱の時透無一郎でしたが、自身のあざを出して命を懸けて戦いますが、本気を出しても黒死牟にはかなわず腕を切り落とされて、柱に刀ではりつけられてしまいます。その後、黒死牟は時透が自分の末裔だと気づき、鬼にさせようととどめを刺さずに柱に刀ではりつけたまま倒されました。

黒死牟が柱に刀ではりつけて倒した鬼殺隊の一人が、時透無一郎です。時透無一郎は鬼殺隊の霞柱で、風の呼吸から派生した霞の呼吸を操る剣士です。時透無一郎は、8月8日生まれの14歳で、黒と青のグラデーションヘアが特徴的な小柄な少年です。小柄な見た目とは違い、剣士として高い実力を持っており2か月で柱にまで上り詰めた人物です。

時透無一郎がたった2か月で柱になるほどの実力を持っていたのは、黒死牟の家の日の呼吸の末裔だったからではないか？と推測されています。日の呼吸は、鬼殺隊が操る呼吸法の原点とも呼ばれている呼吸法のため、その呼吸法を操っていた末裔だとすれば、その実力の高さは納得です。しかし、原点ともいえる世代の黒死牟には手も足もでず、倒されてしまいました。しかし、鬼になったか死んだかは明らかになっていません。

時透無一郎を柱にはり付けた後に黒死牟が倒した鬼殺隊が、不死川玄弥です。呼吸法を習得できていない不死川玄弥は、銃で黒死牟に立ち向かっていきますが、攻撃をかわされて腕を切り落とされてしまいます。その後胴体も切られてしまったため、戦闘不能になってしまいます。兄の不死川実弥が参戦し危機一髪のところで、不死川玄弥は命を助けられます。

命を助けられた不死川玄弥は、戦う兄と自身が慕っていた岩柱の悲鳴嶼行冥を見て自身も黒死牟に立ち向かっていきます。呼吸法を身に着けていないものの、鬼食いという鬼を食らう技で参戦し黒死牟を窮地に追いやっていきます。しかし、最後には黒死牟に真っ二つに斬られたことと、黒死牟の一部を食らったことにより、消滅し死に至りました。

黒死牟が倒したもう一人の鬼殺隊が、鬼を食う能力を持つ不死川玄弥です。不死川玄弥は、1月7日生まれの16歳の青年です。不死川玄弥は、顔には大きな切り傷があり刈り上げた特徴的なヘアスタイルをしているキャラクターです。荒々しい見た目と同じく、荒々しい乱暴な性格と思われがちですが、お人好しで優しい性格の持ち主です。

不死川玄弥の鬼を食う能力は、呼吸法を習得できていないことからくる焦りによるものだとも言われています。その焦りの原因の一つになっているのが、優秀で風柱として活躍する実の兄・不死川実弥の存在です。兄に認めてもらいたい弟と、弟には鬼殺隊になってほしくない兄弟愛が二人の関係性を悪くしていますが、最後はわかりあうことができた仲の良い兄弟です。

黒死牟が使う月の呼吸は、鬼殺隊が使う呼吸法に鬼が使う血鬼術が合わさっているため、鬼殺隊が使う呼吸法とは少し形状が違うといわれています。月の呼吸は、刀を繰り出すと同時に三日月のような月輪のフィールドを形成する黒死牟ならではの技になっています。そこで、黒死牟しか使うことができない月の呼吸についてご紹介します。

黒死牟の繰り出す月の呼吸の技・型一覧①が、壱ノ型 闇月・宵の宮です。壱ノ型 闇月・宵の宮(いちのかたやみづきよいのみや)は、刀を横に払う攻撃方法です。刀を横に払うと聞くと、大したことのない呼吸法の技にも思いますが、横に払うと同時に月輪が出てきて、素早い攻撃になるため相手に多大なダメージを与える月の呼吸です。

黒死牟の繰り出す月の呼吸の技・型一覧②が、弐ノ型 珠華ノ弄月です。弐ノ型 珠華ノ弄月(にのかたしゅかのろうげつ)は、刀を上に払って切り上げる攻撃方法です。壱ノ型と同じように切り上げただけにも思えますが、刀を切り上げたことで斬撃として月輪を飛ばして、相手を囲むようにする月の呼吸です。

黒死牟の繰り出す月の呼吸の技・型一覧③が、参ノ型 厭忌月・銷りです。参ノ型 厭忌月・銷り(さんのかたえんきづきつがり)は、刀を横に2回払う攻撃方法です。2回横に刀を払うことで、月輪を2方向に飛ばす斬撃を与えて攻撃する月の呼吸です。

黒死牟の繰り出す月の呼吸の技・型一覧④が、伍ノ型 月魄災禍です。伍ノ型 月魄災禍(ごのかたげっぱくさいか)は、刀を振らないで攻撃する攻撃方法です。刀を動かさずに月輪を飛ばすことができるので、相手は刀で振り払う刀を止めることができないため、自身を守ることができず攻撃を止めることが難しい月の呼吸です。

黒死牟の繰り出す月の呼吸の技・型一覧⑤が、陸ノ型 常世孤月・無間です。陸ノ型 常世孤月・無間(ろくのかたとこよこげつむけん)は、刀を一振りして攻撃する攻撃方法です。常世孤月・無間は、刀を一振りしただけにも関わらず、月輪が四方八方広い範囲に飛び散るあらゆる場所に攻撃できる、相手に無数に傷を負わせることができる月の呼吸です。

黒死牟の繰り出す月の呼吸の技・型一覧⑥が、漆ノ型 厄鏡・月映えです。漆ノ型 厄鏡・月映え(しちのかたやっきょうつきばえ)は、刀を斜めに一振りして攻撃する攻撃方法です。刀を一振りするだけですが、斜めに振り抜いたことで、月輪が地面に這うように動き、相手を攻撃していく月の呼吸法です。

黒死牟の繰り出す月の呼吸の技・型一覧⑦が、捌ノ型 月龍輪尾です。捌ノ型 月龍輪尾(はちのかたげつりゅうりんび)は、壱ノ型と同じように刀を横に一振りして攻撃する攻撃方法です。壱ノ型との違いは、黒死牟の使う刀が大きく月輪が出てくる範囲が大きくダメージも大きくなっている月の呼吸です。

黒死牟の繰り出す月の呼吸の技・型一覧⑧が、玖ノ型 降り月・連面です。玖ノ型 降り月・連面(くのかたくだりづきれんめん)は、敵に降り注ぐように刀を振る攻撃方法です。月輪も相手に同じように降り注ぐため、多くの攻撃を相手に与えることができる月の呼吸です。

黒死牟の繰り出す月の呼吸の技・型一覧⑨が、拾ノ型 穿面斬・蘿月です。拾ノ型 穿面斬・蘿月(じゅうのかたくだりづきれんめん)は、敵に降り注ぐように刀を振る攻撃方法です。刀を降り注ぐように振ることによって、月輪も敵に降り注ぐように動くため、相手に多くの傷を負わせる事ができる月の呼吸です。

黒死牟の繰り出す月の呼吸の技・型一覧⑩が、拾肆ノ型 兇変・天満繊月です。拾肆ノ型 兇変・天満繊月(じゅうしのかたきょうへんてんまんせんげつ)は、伍ノ型のようにあまり動かないのにも関わらず、敵に斬撃を与える攻撃方法です。伍ノ型よりも広い範囲に、多くの月輪を横に放つ事ができるため、威力は伍ノ型よりも強いといわれる月の呼吸です。

黒死牟の繰り出す月の呼吸の技・型一覧⑪が、拾陸ノ型 月虹・片割れ月です。拾陸ノ型 月虹・片割れ月(じゅうろくのかたげっこうかたわれづき)は、刀を上から振り下ろして斬撃をくりだす攻撃方法です。刀と同じように多くの月輪が相手に振ってくるような技で、相手に多くの傷を与える月の呼吸です。

黒死牟が習得している月の呼吸の正体について考察していきます。月の呼吸は、日の呼吸から派生した呼吸法だといわれており、鬼殺隊が使用している呼吸法と同じではないかと考えられています。しかし、黒死牟が鬼殺隊の時に月の呼吸を完璧に習得していたものかは定かではなく、日の呼吸から派生した呼吸と血鬼術が合わさり月の呼吸になったのではないか？との見方が強いです。

月の呼吸は鬼殺隊の使う呼吸法に、鬼の使う血鬼術が合わさっているため、刀を振ると月輪を放つことができます。この月輪が繰り出されることにより、鬼殺隊が繰り出す呼吸法よりも広範囲に攻撃することができると考えられています。また、刀を大きくすることも可能なため、そういった意味でも遠距離に攻撃が届くと考えられています。

黒死牟は鬼のキャラクターなので、鬼殺隊に所属している主人公にとっては敵のキャラクターですが、圧倒的にかっこいいと支持されています。黒死牟は鬼で敵キャラではあるものの、憎めない・圧倒的な強さがかっこいいと支持されている人気キャラクターです。

黒死牟は敵キャラではあるものの、生き様がかっこいい・支持できるといった声も多く集めています。黒死牟の一度決めたら突き進むといったまっすぐな性格が男らしく、かっこいいと支持されている魅力のようです。少し不気味にも感じる6つの眼の外見も、中身を知るととてもかっこよく見えてくると人気を集めており、グッズも人気です。

黒死牟のキャラクターはもちろんですが、黒死牟が使う月の呼吸が好きという声も多いです。月の呼吸の月輪が飛ぶようなエフェクトがかっこいい・好きといった声が多く上がっており、呼吸法の中で一番好きといった声も多く持ち上がっています。また、アニメで早く月の呼吸を見たいといった声も多く上がっています。

黒死牟は、敵キャラクターであるにもかかわらずかっこいい・魅力的と人気を集めるキャラクターです。黒死牟の繰り出す刀技がかっこいいといった声も多く、戦い方も人気をあつめています。鬼滅の刃にはほかにも魅力的なキャラクターが多数登場するので、気になった方は一度鬼滅の刃を読んでみてはいかがでしょうか？