ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング!歴代作品の興行収入も一覧で紹介

ジブリ映画は日本を代表するコンテンツであり、世界的にも極めて高い評価を獲得しています。ジブリ映画のおすすめ・人気ランキングは多くの人が気にしており、22作品の歴代作品の興行収入なども注目されています。興行収入では様々な記録を塗り替えていることも話題になっていて、驚異的な数字を残し作品がいくつもあります。今回は世界中で絶賛されている歴代のジブリ映画のおすすめ・人気ランキングをまとめていきましょう。

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目次

  1. ジブリ映画とは?
  2. ジブリ映画のおすすめ・人気ランキングTOP22~17
  3. ジブリ映画のおすすめ・人気ランキングTOP16~11
  4. ジブリ映画のおすすめ・人気ランキングTOP10~4
  5. ジブリ映画のおすすめ・人気ランキングTOP3
  6. ジブリ映画の歴代作品の興行収入一覧
  7. ジブリ映画に関する感想や評価
  8. ジブリ映画のおすすめ・人気ランキングまとめ

ジブリ映画とは?

ジブリ映画は日本が世界に誇るアニメ映画であり、数々の傑作を作り出したアニメ制作会社『スタジオジブリ』製作の映画の総称でもあります。映画監督・宮崎駿が描く世界観やキャラクター、メッセージ性、美しい作画などは世界中で絶賛されており、興行収入の面でも圧倒的なセールスを記録しています。ここでは『ジブリ映画』と映画監督・宮崎駿について見ていきましょう。

ジブリ映画の概要

ジブリ映画は1985年の『風の谷のナウシカ』を制作した『トップクラフト』を基にした映画製作会社『スタジオジブリ』が制作した映画であり、これまで22の長編映画と20作以上の短編集を制作しています。スタジオジブリには数々のトップクリエイターが所属しており、宮崎駿を始め、高畑勲、庵野秀明、宮崎吾朗などを輩出しています。

宮崎駿監督とは?

宮﨑駿は1941年1月5日生まれの79歳(2020年現在)の日本の映画監督であり、アニメーターや漫画家としても活動しています。クリエイターとして秋津三郎や照樹務などの名義も存在しますが、映画などでは『宮崎駿』を使用しています。株式会社『スタジオジブリ』の取締役や公益財団法人『徳間記念アニメーション文化財団』の理事長、『三鷹の森ジブリ美術館』の館主でもあり、アニメ界の発展に尽力しています。

スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキングTOP22~17

ここでは歴代のジブリ映画のおすすめ・人気ランキングTOP22~17を見ていきましょう。ジブリ映画はこれまで22作品の長編が制作されていますが、TOP22~17にはジブリ最新作やジブリ映画初期の作品などがランクインしています。

22位:レッドタートル ある島の物語

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング22位は『レッドタートル ある島の物語』です。『レッドタートル ある島の物語』は2016年に公開された日本・フランス・ベルギー合作のアニメーション作品であり、外国人監督マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットが監督を務めています。スタジオジブリにとっては初の海外との合作作品であり、セリフがないなど様々な点で挑戦的な作品で、ジブリ作品としての要素はあまりありません。

21位:おもひでぽろぽろ

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング21位は『おもひでぽろぽろ』です。『おもひでぽろぽろ』は岡本螢と刀根夕子の漫画基にした映画作品であり、高畑勲のスタジオジブリ第二弾の映画です。80年代のノスタルジックな世界観が多くの日本人の心を掴んでおり、海外のファンからの評価も極めて高い作品です。声優として芸能人を起用し、プレスコ手法を採用するなどアニメとして画期的な取り組みもしています。

20位:ホーホケキョ となりの山田くん

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング20位は『ホーホケキョ となりの山田くん』です。1999年公開の高畑勲監督作品であり、ジブリ作品として異色のコメディー作品となっています。スタジオジブリで最も売れなかった作品として知られていますが、ジブリファンの評価はそれほど悪くない作品です。興収が悪いという印象があり、知名度も圧倒的に低い作品なので知らない人も多くいる珍しいジブリ映画です。

19位:ゲド戦記

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング19位は『ゲド戦記』です。宮崎駿の実子である宮崎吾朗の監督作品であり、アーシュラ・K・ル=グウィンの小説『ゲド戦記』を原作とした長編アニメーションです。興収などの面では低調に終わりましたが、主題歌を担当した手嶌葵の歌声などは絶賛されて、現在ではアニメ監督として成功している宮崎吾朗監督の独自の世界観が表現されている作品として注目されています。

18位:思い出のマーニー

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング18位は『思い出のマーニー』です。『思い出のマーニー』は2014年に公開された米林宏昌監督の長編アニメ作品であり、米林宏昌にとっては『借りぐらしのアリエッティ』以来4年ぶりの監督作品になります。ヒロインたちの声優を担当した高月彩良と有村架純の瑞々しいえんぎも話題になり、水辺を舞台にした静かな世界観がファンにも好評を博しました。

17位:コクリコ坂から

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング17位は『コクリコ坂から』です。『コクリコ坂から』は2011年に公開された宮崎吾朗監督作です。『ゲド戦記』以来の監督作品だったためにジブリファンからは心配の声が挙がっていましたが、1960年代の学生たちの青春を静かに描いた作品は大人も楽しめるアニメ映画として高評価を得ました。

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ジブリ映画のおすすめ・人気ランキングTOP16~11

ここからは歴代のジブリ映画のおすすめ・人気ランキングTOP16~11を紹介していきましょう。TOP16~11には隠れた名作といわれる作品が多くランクインしており、様々な年代で制作されたジブリ映画がランクインしています。

16位:猫の恩返し / ギブリーズ episode2

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング16位は『猫の恩返し / ギブリーズ episode2』です。1995年のスタジオジブリ作品『耳をすませば』の主人公『月島雫』が書いた物語の映像化作品であり、ジブリとしては初のスピンオフ作品となっています。主題歌であるつじあやの「風になる」もヒットを記録し、爽やかな雰囲気のジブリ作品として学生の人気も高い作品です。

15位:借りぐらしのアリエッティ

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング15位は『借りぐらしのアリエッティ』です。『借りぐらしのアリエッティ』は2010年公開の米林宏昌監督作品であり、メアリー・ノートンの『床下の小人たち』を原作としています。小人の心情や視点などが丁寧に描かれており、女性からの人気が高い作品です。

14位:かぐや姫の物語

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング14位は『かぐや姫の物語』です。『かぐや姫の物語』は2013年に公開された高畑勲監督の作品で、2018年4月5日に逝去したため高畑勲監督の遺作でもあります。『竹取物語』を題材にした映画で50億円以上の製作費や長期間の構想などが話題になり、高畑勲監督らしい挑戦的な作画や内容などで業界人やアニメファンからは高い評価を獲得しています。

13位:平成狸合戦ぽんぽこ

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング13位は『平成狸合戦ぽんぽこ』です。『平成狸合戦ぽんぽこ』は1994年公開の原作・監督・脚本を高畑勲が担当した長編アニメです。と維持大きな話題になっていた多摩ニュータウンの再開発をテーマとしており、ジブリ作品としては異色の現代劇となっています。社会風刺や現代人への皮肉を込めたセリフの数々は大人に大好評で、大人向けのジブリとして高評価を獲得しています。

12位:風立ちぬ

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング12位は『風立ちぬ』です。 『風立ちぬ』は2013年に宮崎駿監督作品として公開され、公開当時には宮崎駿は長編アニメ製作からの引退を発表しました。後に、再びアニメ監督として復帰しますが、この当時は宮崎駿最後の作品として世界中から注目されました。本作は宮崎駿の好きなものが詰まっており、反戦のメッセージが込められた意欲作となっています。

11位:耳をすませば

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング11位は『耳をすませば』です。『耳をすませば』は1995年に公開された近藤喜文監督による中編アニメであり、ジブリ作品としては異色の青春ラブストーリーとなっています。いまでは中高生に響く青春映画の金字塔になっており、主題歌『カントリー・ロード』なども評価が高いことでも知られています。現在でも女性ファンが多い作品として挙げられることが多くなっています。

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ジブリ映画のおすすめ・人気ランキングTOP10~4

ここからは歴代のジブリ映画のおすすめ・人気ランキングTOP10~4を見ていきましょう。TOP10~4には圧倒的な知名度を誇るジブリ映画が選出されており、圧倒的な高評価を獲得した作品ばかりとなっています。

10位:崖の上のポニョ

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング10位は『崖の上のポニョ』です。『崖の上のポニョ』は2008年公開の宮崎駿の監督作品であり、『ハウルの動く城』以来4年ぶりの監督作品となっています。主題歌である藤岡藤巻と大橋のぞみが歌唱した「崖の上のポニョ」は社会現象となる大ヒットを記録しています。海を題材にした物語であり、様々なメッセージ性が込められたストーリーが絶賛されました。

9位:魔女の宅急便

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング9位は『魔女の宅急便』です。『魔女の宅急便』は1989年に公開された宮崎駿監督の長編作品であり、スタジオジブリ初の原作のある作品となりました。女性に圧倒的な人気を誇るアニメであり、荒井由実の主題歌なども含めて日本に社会現象を巻き起こしました。女性クリエイターや女性声優、女優、アイドルなどに多くの影響を与えており、彼女たちがベスト映画に挙げることも多い作品です。

8位:火垂るの墓

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング8位は『火垂るの墓』です。『火垂るの墓』は1988年に公開されたスタジオジブリ制作のアニメ作品であり、高畑勲監督作品としては第一作目にあたります。戦争映画としても知られており、戦争の悲惨さや悲劇を描いた作品として教育的な意義も高い作品です。『最も泣いた映画』に挙げる人も多く、清太と節子のラストシーンは日本映画屈指の名シーンとして知られています。

7位:ハウルの動く城

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング7位は『ハウルの動く城』です。2004年に公開された宮崎駿監督作品であり、木村拓哉が主人公の声を担当したことでも大きな話題となりました。ジブリ作品屈指のファンタジー作品で、SF的な要素も多く難解なストーリーでも知られています。アニメ業界からの支持率も高く、様々なクリエイターに影響を与えた作品として知られています。

6位:紅の豚

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング6位は『紅の豚』です。『紅の豚』は1992年に宮崎駿の漫画『宮崎駿の雑想ノート』に収録されている「飛行艇時代」を基に制作された長編アニメ映画作品です。男でも楽しめるジブリ作品としても知られており、ハードボイルドな主人公『ポルコ・ロッソ』が作中で発する『飛ばねぇ豚はただの豚だ』というセリフは現在でも知らない人がいない名ゼリフとなっています。

5位:となりのトトロ

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング5位は『となりのトトロ』です。『となりのトトロ』はスタジオジブリの代名詞的な作品であり、スタジオジブリのロゴなどにも登場する大ヒット作品です。30年代前半の埼玉県を舞台にした作品であり、子供向けの内容でありながら様々なメッセージ性が込められている作品として知られています。この作品に影響を受けてクリエイター、声優になった人も多くいるスタジオジブリの屈指の傑作です。

4位:もののけ姫

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング4位は『もののけ姫』です。『もののけ姫』は1997年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画作品であり、構想16年、制作に3年かけている当時のスタジオジブリの集大成ともいえる作品でした。古き良き日本文化とファンタジー、死生観、宗教観、自然観、アニミズムなど様々な要素を入れ込んだ傑作アニメとして日本映画史に名を刻んでします。

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ジブリ映画のおすすめ・人気ランキングTOP3

ここからはいよいよ歴代のジブリ映画のおすすめ・人気ランキングTOP3を見ていきましょう。TOP3には国内外で圧倒的な評価を獲得している作品であり、後世の映画に与えた影響は計り知れません。トップ3の作品はアニメ映画だけでなく、邦画・洋画も含めた映画の中でも傑作であり、映画史に残る傑作となっています。

3位:風の谷のナウシカ

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング3位は『風の谷のナウシカ』です。『風の谷のナウシカ』は1984年に『スタジオジブリ』の前身であるトップクラフトが制作した作品です。宮崎駿にとっては長編アニメーション映画第2作であり、『風の谷のナウシカ』のヒットを受けて『スタジオジブリ』は設立されています。原作は宮崎駿の同名漫画であり、後のスタジオジブリ作品の要素が詰まっている宮崎駿の原点ともいえる作品です。

2位:千と千尋の神隠し

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング2位は『千と千尋の神隠し』です。『千と千尋の神隠し』は2001年の宮崎駿監督作品であり、日本のみならず世界中で圧倒的な評価を得ている傑作中の傑作です。日本歴代興行収入第1位を記録し、『第75回アカデミー賞』でアカデミー長編アニメ映画賞を受賞しています。傑作の多いジブリ映画の中でもベスト映画に挙げられることが多く、一般の知名度も高い名作映画です。

1位:天空の城ラピュタ

ジブリ映画のおすすめ・人気ランキング1位は『天空の城ラピュタ』です。『天空の城ラピュタ』はスタジオジブリが初めて製作した長編アニメーション映画作品であり、宮崎駿のオリジナル脚本の映画です。19世紀後半のヨーロッパを基にした架空の世界が舞台となっており、子供でも大人でも楽しめる傑作ファンタジーです。

これまで幾度も再放送がされて、いずれも高い視聴率を記録するなどスタジオジブリに中でも高い人気を博しています。スタジオジブリ最初期の作品でありながらベスト映画に挙げるファンも少なくなく、その完成度の高さや壮大な世界観が後世に与えた影響は計り知れません。

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ジブリ映画の歴代作品の興行収入一覧

興行収入一覧①風の谷のナウシカ

ここからはジブリ映画の歴代作品の興行収入一覧を見ていきましょう。ジブリ映画は圧倒的な人気を獲得しており、興行収入の面でも驚異的な売り上げを誇っています。日本映画の歴代興行収入ランキングには複数の作品がランクインするなど、日本映画界の中でも興行収入の面で多大な記録を残しています。

1984年に公開された『風の谷のナウシカ』は興行収入7.4億円を記録しています。当時の日本映画界ではアニメ映画は5億円を突破することはあり得ないと言われており、日本のアニメ界、映画界に大きな衝撃を与えました。この作品のヒットがなければ『スタジオジブリ』の設立もなかったと言われるために、ジブリ映画の中でも重要な作品となっています。

興行収入一覧②天空の城ラピュタ

1986年公開の『天空の城ラピュタ』は興行収入5.8億円です。『スタジオジブリ』の設立後の最初の作品であり、5億円を突破した大ヒット映画です。宮崎駿作品の二連続の5億円突破であり、日本映画界の中でアニメ映画の地位を確立させました。

興行収入一覧③となりのトトロ

1988年公開の『となりのトトロ』の興行収入は5.9億円です。言わずと知れたジブリ映画の代表作である『となりのトトロ』も5億円を突破しました。『風の谷のナウシカ』や『天空の城ラピュタ』に比べると、子供向けの内容となっており、子供向けのアニメ映画として5億円突破は当時大きな衝撃を与えています。

興行収入一覧④火垂るの墓

1988年公開の『火垂るの墓』は5.9億円を記録しています。『火垂るの墓』は宮崎駿ではなく宮崎駿の盟友である高畑勲の監督作品であり、戦争を扱った名作アニメとして知られています。『戦争』を扱った作品は嫌煙されがちであり、5.9億円を突破したことは日本アニメ映画の意義を改めて見せつけました。

興行収入一覧⑤魔女の宅急便

1989年公開の『魔女の宅急便』は興行収入21.5億円を記録しています。『魔女の宅急便』は少女向けのアニメであり、興行収入20億円を突破するメガヒットを記録しました。荒井由実の挿入歌も大ヒットするなど、社会現象を巻き起こすほどのブームとなりました。アニメ映画が実写邦画にも負けないヒットを生み出せることを証明したアニメ界にとっても転換期となる作品です。

興行収入一覧⑥おもひでぽろぽろ

1991年公開の『おもひでぽろぽろ』は31.8億円です。高畑勲が監督した作品であり、大人向けの名作としていまだに高い評価を獲得しています。アニメ作品の30億円越えは公開当時大きな話題となりました。2016年には北米で公開され、高い評価を受けたことで再び注目されている作品です。

興行収入一覧⑦紅の豚

1992年公開の『紅の豚』は興行収入54億円を記録しています。アニメで興行収入50億円という驚異的なセールスは大きな話題となり、大人も楽しめるアニメ映画として社会現象となりました。スタジオジブリの地位を日本映画のトップまで押し上げた作品として内容や興行収入の面でも高い評価を獲得しています。公開当時の劇場版アニメの日本記録を更新しており、圧倒的な売り上げだったことが分かります。

興行収入一覧⑧平成狸合戦ぽんぽこ

1994年公開の『平成狸合戦ぽんぽこ』は興行収入44.7億円を記録しています。高畑勲監督作品であり、当時は年号が変わって数年だったこともあり、『平成』というタイトルがつけられています。バブル崩壊や貸し渋り、再開発など様々な当時の社会情勢を風刺した内容になっており、大人向けの作品ながらも40億円を突破するセールスを記録しました。

興行収入一覧⑨耳をすませば

1995年公開の『耳をすませば』は興行収入31.5億円を記録しています。ジブリとしては異色といえる青春映画として知られており、30億円を突破しています。当時はセールスとしては低調に終わったと言われていましたが、現在でもファンの多いジブリ作品として知られています。

興行収入一覧⑩もののけ姫

1997年公開の『もののけ姫』は興行収入192.1億円を記録しています。『もののけ姫』は公開当時から大ヒットを記録しており、一躍社会現象になった作品です。売り上げはアニメのみならず、当時の日本映画の興行記録を更新したメガヒット作品です。海外でも圧倒的な評価を獲得しており、『スタジオジブリ』の名を一躍世界的に有名になりました。

興行収入一覧⑪ホーホケキョ となりの山田くん

1999年公開の『ホーホケキョ となりの山田くん』は興行収入7.9億円記録しています。高畑勲監督の描くコメディー作品であり、製作費20億円を投じた作品でした。平成に入った後のジブリ作品としては最低の興行記録を記録しており、作品のクオリティーというよりも配給会社の事情や担当者の不手際などは原因だと考えられています。

興行収入一覧⑫千と千尋の神隠し

2001年公開の『千と千尋の神隠し』は興行収入304億円を記録しています。言わずと知れた日本映画の金字塔であり、日本映画の興行収入ランキングではぶっちぎりの一位を記録しています。世界的にも評価が高く、近年社会現象となった『君の名は』と比較しても、50億円の差があるなど他を寄せ付けない圧倒的なセールスを残しています。

興行収入一覧⑬猫の恩返し

2002年公開の『猫の恩返し』は興行収入64.6億円を記録しています。『千と千尋の神隠し』の次の作品という事もあり大きな期待されましたが宮崎駿監督作品でないこともあり、興行収入64.6億円に留まりました。しかし、興行収入64.6億円は2002年の邦画1位の記録であり、必ずしもヒットしなかったとは言えません。

興行収入一覧⑭ハウルの動く城

2004年公開の『ハウルの動く城』は興行収入196億円を記録しています。宮崎駿監督作品としては『千と千尋の神隠し』の次回作にあたり、200億円近くの興行収入を記録しました。歴代の興行収入ランキングでもトップクラスのセールスであり、木村拓哉が主演を務めていることもあり一般人からの注目度も高かったためTV初放映時には32.9%という驚異的な視聴率を記録するなど歴代のジブリ作品屈指のセールスを記録しました。

興行収入一覧⑮ゲド戦記

2006年公開の『ゲド戦記』は興行収入76.5億円を記録しています。宮崎駿監督作品ではないため、興行収入は『ハウルの動く城』の半分にも満たないと酷評された作品です。しかし、これは作品の内容というよりも公開前から宮崎親子の確執などが囁かれていたことなどが原因とされており、ジブリファンにとっても苦い記憶が残ってしまった作品です。

興行収入一覧⑯崖の上のポニョ

2008年公開の『崖の上のポニョ』は興行収入155億円を記録しています。主題歌も大きな話題になったために、150億円を突破する大ヒットを記録してました。観客動員数は1200万人以上を記録しており、国外でも大ヒットを記録しています。

興行収入一覧⑰借りぐらしのアリエッティ

2010年公開の『借りぐらしのアリエッティ』は興行収入92.5億円を記録しました。スタジオジブリのクリエイターだった米林宏昌の監督デビュー作で、宮崎監督以外のジブリ作品の中で興行収入1位を記録しているため、ジブリファンにとっても重要な数字となっています。

興行収入一覧⑱コクリコ坂から

2011年公開の『コクリコ坂から』は興行収入44.6億円を記録しています。『ゲド戦記』以来の宮崎吾朗監督作品ということで興行収入も注目された作品でした。地味な作品になることが心配されていましたが、最終的には2011年度興行収入邦画第1位を記録して宮崎吾朗もアニメ監督として高い評価を受けました。

興行収入一覧⑲風立ちぬ

2013年公開の『風立ちぬ』は興行収入120.2億円を記録しています。『風立ちぬ』は公開前から大きな話題になった作品であり、世界各国の映画賞を総なめにしています。最終的には120億円を記録しており、2013年日本国内映画興行収入ランキングで一位を獲得するなど大きなムーブメントとなりました。

興行収入一覧⑳かぐや姫の物語

2013年公開の『かぐや姫の物語』は興行収入24.7億円を記録しています。『竹取物語』を原作とした作品で挑戦的な作品でしたが、20億円を超えるヒットを記録しました。結果的に高畑勲監督の最後の作品となっており、興行収入以上に高い評価を獲得しています。

興行収入一覧㉑思い出のマーニー

2014年公開の『思い出のマーニー』は興行収入35.3億円を記録しました。宮崎駿が去った後のジブリ作品として興行収入なども注目されていましたが、30億円以上のヒットとなりました。興行収入的には失敗といわれてしまいましたが、通常の映画としては及第点といえる興行収入となっています。

興行収入一覧㉒レッドタートル ある島の物語

2016年公開の『レッドタートル ある島の物語』は興行収入0.9億円を記録しています。外国人監督マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットが制作した作品として興行収入も注目されていましたが、1億円に満たないという結果を残しました。日本でもあまり話題にならなかったため、ジブリの中でも海外との合作となるなど挑戦的な企画でした。

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ジブリ映画に関する感想や評価

ここからはジブリ映画に関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。ジブリ映画はネット上でも高い人気を誇っており、歴代の興行収入ランキングも話題になるなど様々な感想が挙がっています。

ジブリ映画は最高すぎる! 

ジブリ映画は最高すぎるという感想が多く挙がっています。ジブリ映画は日本人の感性を揺さぶる作品が多く、その作品のクオリティーには多くの絶賛の声が挙がっています。ネット上には『ジブリ映画が最高すぎてヤバいな』という声や『ジブリ最高すぎるからジブリ映画のモデルになった場所巡る旅したい』という声などが挙がっています。

ジブリ映画は世界的にも絶賛されてる!

ジブリ映画は世界的にも絶賛されてる映画としても知られており、日本映画として世界中から高い評価を獲得しています。アカデミー賞なども受賞するなど日本の映画界への影響も大きいものとなっています。ネット上には『ジブリ映画は海外でも人気があるんだよな』という声や『ジブリ作品は、世界的に高く評価されている。』という声などが挙がっています。

ジブリ映画の興収がスゴイ!

ジブリ映画の興行収入も注目されています。ジブリ映画は歴代の興行収入でも多くの記録を作っています。歴代の興行収入ランキングでも日本映画史に残る記録を多く残しているために、こうした記録にも注目が集まっています。ネット上には『ジブリの歴代の興行収入みてたけど千と千尋やばいな』という声や『ジブリ映画の歴代興収ランキングがやばすぎる』という声などが挙がっています。

ジブリ映画は初期に名作が多い?

歴代のジブリ映画のなかでも初期の作品の方が評価が高い傾向にあります。ネット上には『やっぱりジブリ初期作品はそうだけど名作揃いだ』という声や『ジブリは初期の方が名作が多いよな』という声などが挙がっています。

ジブリ映画には地味な映画も?

歴代のジブリ映画には地味な作品も多くありますが、地味な作品のほうが良作が多いと考えるファンも多くいます。ネット上には『耳をすませばは地味な作品だけど好きなんですよね~』という声や『ジブリは地味であればあるほど意外と面白いんだよな』という声などが挙がっています。

ジブリ映画は日本を代表する映画!

ジブリ作品はいまや日本を代表するコンテンツとなっており、日本文化を代表する作品とネットでも言われています。ネット上には『さすが世界に誇るジブリ』という声や『ジブリはいまや世界に誇る日本の宝だよな』という声などが挙がっています。

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ジブリ映画のおすすめ・人気ランキングまとめ

今回は世界中で絶賛されている歴代のジブリ映画のおすすめ・人気ランキングをまとめてきました。日本のみならず世界的にも評価の高い映画であり、子供向けのものから大人向けの作品まで幅広い作品があることが魅力のひとつとなっています。興行収入では測れない様々な魅力を持っているスタジオジブリの世界をぜひお楽しみください。

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