【Fate】間桐臓硯の若い頃がイケメン!怪しい蟲使いの本名やセリフを紹介

間桐臓硯とはFateシリーズに登場するキャラクターの1人です。Fateシリーズに登場する間桐臓硯は約500年間生きている老人の姿をした魔術師であり、淫蟲という得体の知れない蟲を使って間桐桜を魔術が使えるようになるまで虐げました。しかしFateシリーズで悪役の老人として描かれている間桐臓硯の若い頃はイケメンであり、今では考えられない姿をしていました。本記事ではそんなFateシリーズに登場する間桐臓硯についてイケメンだった若い頃や蟲を使う魔術、作中での名セリフなどをまとめてご紹介します。

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目次

  1. 間桐臓硯が登場するFateとは?
  2. 間桐臓硯とは?若い頃がイケメン!
  3. 間桐臓硯の怪しい蟲使いの本名は?使い魔も紹介
  4. 間桐臓硯のイケメンなセリフ集
  5. 間桐臓硯に関する感想や評価
  6. 間桐臓硯についてまとめ

間桐臓硯が登場するFateとは?

Fateの概要

若い頃イケメンだった間桐臓硯が登場するFateとは2004年から2020年3月現在までゲームやアニメ、漫画などで展開されているTYPE-MOONのメディアコンテンツシリーズです。Fateシリーズは全ての願いを叶える願望機「聖杯」を巡り、「サーヴァント」と呼ばれる歴史や神話の英雄が現代で戦うといった作品です。元々Fateは「Fate/stay night」という2004年に発売された成人向けゲームがシリーズの始まりとなっています。

Fateシリーズの原点となる「Fate/stay night」は物語の面白さから一躍注目を浴びることになり、2006年の1月から6月に渡って全国でアニメが放送されることになりました。アニメ化によって知名度を大きく広げたFateシリーズは全年齢向けのゲームを発売し、2010年に劇場版アニメが放映されました。その後劇場版アニメが放映されたFateシリーズは新たにアニメを制作し、2014年と2015年に再度アニメ化されることになりました。

再度アニメ化されたFateシリーズの「Fate/stay night」は他のアニメ作品では考えられないほどの大ヒットを記録し、2017年から2020年までに合計3章構成で劇場版アニメが制作されました。この「Fate/stay night」の人気からこれまで「Fate/Zero」や「Fate/EXTRA」、「Fate/Apocrypha」といった多数の派生アニメ作品が制作されています。特に「Fate/stay night」の前日譚である「Fate/Zero」は高い評価を獲得しています。

またFateシリーズはゲームも多数の派生作品が展開されており、誰もが知るスマホゲーム「Fate/Grand Order」は新たにアニメが制作されるほど非常に高い人気を博しています。今後もFateシリーズは終わる気配が無く、2020年3月現在も新たな作品がどんどん制作されています。本記事ではそんなFateシリーズに登場する間桐臓硯についてイケメンだった若い頃や使用する魔術、名セリフなどをまとめてご紹介していきます。

Fateのあらすじ

数々の派生作品が制作されているFateシリーズのテーマとなっているのが「聖杯」と「聖杯戦争」です。聖杯はどのような願いも実現することが出来る万能の願望機と呼ばれており、世界の魔術師達は大昔から聖杯を巡る戦い「聖杯戦争」を行なっていました。魔術師達はそれぞれ歴史や神話の英雄達を「サーヴァント」として現代に召喚します。そして魔術師達はただ「聖杯」が欲しいという思いだけで「サーヴァント」同士による戦いを行ないます。

劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring song

間桐臓硯とは?若い頃がイケメン!

間桐臓硯のプロフィール

本記事でイケメンだった若い頃や名セリフなどをご紹介する間桐臓硯とはFateシリーズの初期から登場しているキャラクターです。Fateシリーズに登場している間桐臓硯は額にしわを多数付けた身長145cmの小さな老人であり、いつも杖を携帯して歩いているのが特徴です。しかし間桐臓硯はただの老人では無く、約500年前から生きている恐るべき老人の魔術師であり、「サーヴァント」を「令呪」で操ることを考えた張本人となっています。

500年前間桐臓硯は間桐家の当主をしており、アインツベルン家と遠坂家と協力して「聖杯戦争」というシステムを作り上げました。この間桐臓硯の功績により、間桐家は聖杯戦争の始まりの御三家の1つに数えられています。間桐臓硯自身万能の願望機である聖杯の力を使って不老不死になろうと企んでおり、500年もの間まるで亡霊かのように聖杯へ執着しています。基本的に間桐臓硯は非常に狡猾で残忍な外道ともいえる性格をしてます。

聖杯を何よりも望む間桐臓硯はその残忍で狡猾な性格から血の繋がりがある者も平気で利用しており、孫である間桐桜でさえも聖杯を得る道具として使用していました。この悪意はFateシリーズの敵役である言峰綺礼さえも超えており、善悪という概念を一切持っていません。魔術師としての才能は「サーヴァント」と「令呪」を考案しただけあって非常に卓越した才能を持っており、蟲を使役して様々な能力を実現させる魔術を使用します。

人間の身体は500年と持たないのですが、間桐臓硯は使いものにならなくなった肉体を一端捨て、新たな肉体を蟲の魔術で作り、それに自身の魂を入れることで500年にも及ぶ寿命を獲得しています。この人間を超越した姿から間桐臓硯は「化物」とあだ名されています。また、間桐臓硯は重傷を負っても蟲の力ですぐに再生することが出来ます。おそらく間桐臓硯を殺すには、蟲を使う能力か魂そのものを消す以外方法は無いでしょう。

間桐臓硯の若い頃がイケメン

Fateシリーズで約500年に渡って間桐家に君臨している老人の間桐臓硯。しかし、元々若い頃の間桐臓硯は非常にかっこいいイケメンでした。実は間桐臓硯という名前は日本に住む際に作った偽名であり、本当の名前は「マキリ・ゾォルケン」といいます。イケメンだった若い頃の間桐臓硯はロシア系の魔術師でした。その若い頃の容姿は目つきが鋭い青髪のイケメンであり、今では考えることが出来ないほど物腰の柔らかい性格をしてました。

またイケメンだった若い頃の間桐臓硯は願望機である聖杯を使って世界中の全ての悪を根絶したいと考える「正義の求道者」でした。聖杯戦争が起きる前間桐の家は衰退していたものの、「正義の求道者」を志す間桐臓硯が聖杯戦争のシステムに大きく関わったことで復興することになりました。聖杯戦争を作った1人である間桐臓硯はその中で悪を全て根絶するには肉体の寿命を無くし、永遠に生きなければいけないと考えるようになりました。

しかし、間桐臓硯は聖杯戦争を繰り返す中である日、謎のとある人物に外道と成り果てた未来の間桐臓硯の姿を見せられてしまいます。この未来の自分を見た間桐臓硯は絶望し、「正義の求道者」であった若い頃のイケメンな間桐臓硯の人格がねじ曲がってしまうことになりました。その後間桐臓硯は己の欲望のみで聖杯戦争を繰り返し、かつて若い頃に見た外道となった未来の姿へと変わり果ててしまいました。

間桐慎二と間桐桜の祖父

約500年もの間生きている間桐臓硯はその中で間桐鶴野と間桐雁夜という2人の子供が出来ます。次男である間桐雁夜は「Fate/Zero」の作中で間桐臓硯が聖杯戦争に利用して死亡し、長男である間桐鶴野は間桐慎二という子供を誕生させます。間桐臓硯にとって間桐慎二は孫であり、魔術師としての才能が無い彼を可愛がっています。しかし、もう1人の孫で「Fate/stay night」のヒロインである間桐桜に対しては全く違います。

間桐桜は間桐という名字を名乗っているものの、本当は間桐の子では無く、御三家の友好の証として遠坂家から送られた子供でした。この時間桐臓硯は後継者に指名することが出来る優秀な魔術の才能を持った子供を求めていました。偶然にも遠坂家の優秀な魔術の才能を受け継いでいる間桐桜は間桐臓硯の餌食となってしまいます。間桐臓硯は蟲の力を使って間桐桜を優秀な子供を産む胎盤へと育て、後継者を生ませようとしたのです。

間桐桜は優秀な胎盤を育てようとする間桐臓硯の蟲によって幼い頃から陵辱を受け続ける日々を送り、強制的に間桐の魔術が使えるようになります。しかし、孫の1人である間桐慎二が聖杯戦争に参加したことで間桐桜は聖杯戦争に直接関わることはありませんでした。実は間桐臓硯は間桐桜を利用して黒聖杯なるものを作り上げようと考えており、Fateシリーズのルートの1つではアンリマユとなった間桐桜の姿が描かれています。

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間桐臓硯の怪しい蟲使いの本名は?使い魔も紹介

間桐臓硯の本名はマキリ・ゾォルケン

上述でご紹介した通り、若い頃イケメンだった間桐臓硯の本名は「マキリ・ゾォルケン」です。この名前を見ると分かる通り、間桐臓硯は日本人では無く、昔はロシア系の魔術師として活動していました。「正義の求道者」であった間桐臓硯は心優しい性格の持ち主であり、悪を根絶するために聖杯戦争なるシステムを作り上げました。その際間桐臓硯は日本が聖杯戦争に適していると考え、「間桐臓硯」と名乗って日本に移り住みました。

しかしこの時既に間桐臓硯は300歳を超えており、身体全てが恐るべき強さを持つ蟲に浸食されてしまっていました。そして蟲に浸食され続けた間桐臓硯は「正義の求道者」であった頃の記憶を全て無くしてしまい、万能の願望機である聖杯に固執する欲深き老人となってしまいました。もし間桐臓硯が蟲に浸食されず欲深き老人となっていなければ、Fateシリーズの本編で全うな魔術師の家柄の長として間桐臓硯が描かれていたことでしょう。

間桐臓硯の「蟲」の使い魔

Fateシリーズに登場する間桐臓硯は間桐家が使い魔の使役に優れた家系であることから蟲を使う魔術に全てを注いでいます。間桐家は水の属性魔術を使うのに優れているものの、間桐臓硯は使い魔である蟲しか使用しません。そんな間桐臓硯が作中で使用する蟲には翅刃蟲・刻印蟲・淫蟲という3つの種類があります。まず翅刃蟲はその名の通り飛行能力がある攻撃性の高い蟲であり、大軍で相手の身体を食べ尽くす攻撃を行ないます。

2つ目の刻印蟲は宿主の魔力を食べることで生きていることを使用者に伝える能力を持つ蟲です。刻印蟲は対象の相手を宿主とすることで魔力回路の代わりとなり、魔力が使えない者でも魔術を使用出来るようになります。しかし、その分宿主には想像を絶するような痛みを感じるというデメリットがあり、「Fate/Zero」で間桐雁夜は刻印蟲の痛みに苦しめられました。しかし、痛みを乗り越えたことで間桐の魔術を会得出来ました。

そして最後の淫蟲はその名の通り、対象の相手を陵辱する際に使用される蟲です。淫蟲は人間の体液を好む性質の蟲であることから対象の身体を隅々まで這いずる蟲であり、主に拷問や間桐家の魔術に慣れさせる際に使われます。間桐桜が間桐家を訪れた際、間桐臓硯は間桐の魔術を使わせるために間桐桜へ淫蟲を使いました。幼い頃から淫蟲に陵辱された間桐桜は間桐家の魔術を使えるようになり、間桐臓硯の目論み通りになりました。

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間桐臓硯のイケメンなセリフ集

間桐臓硯のセリフ①「初めの三日は、そりゃあもう…」

「初めの三日は、そりゃあもう散々な泣き喚きようだったがの、四日目からは声も出さなくなったわ」

ではここからは間桐臓硯がFateシリーズの中で残した名セリフについてご紹介していきます。まずご紹介する名セリフは「Fate/Zero」の作中で間桐雁夜に放った名セリフです。間桐臓硯は家出から戻った間桐雁夜に上記の名セリフを言い、間桐雁夜へ間桐桜にした非道な行いを明かします。蟲による間桐桜の陵辱を知った間桐雁夜は怒りを露わにし、間桐桜を救うためにバーサーカーを召喚して聖杯戦争へと身を投じることになりました。

間桐臓硯のセリフ②「だが無念よ。いや、あと一歩だったのだが…」

「だが無念よ。いや、あと一歩だったのだがなぁ」

2つ目にご紹介する上記の名セリフは間桐臓硯が「Fate/stay night」の「Heaven's_Feel」の作中で呟いた名セリフです。「Fate/stay night」のルートの1つ「Heaven's_Feel」の作中で間桐桜が聖杯の力によって「この世全ての悪(アンリマユ)」となり、間桐臓硯は不老不死が実現することを期待します。しかし結局聖杯を手に入れることは出来ず、間桐臓硯は上記の名セリフを呟きながら500年にも及ぶ執念を終わらせることを決断しました。

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間桐臓硯に関する感想や評価

fateシリーズに登場する間桐臓硯に関する感想では間桐臓硯のイケメンだった若い頃に驚いたといった感想が非常に多く寄せられていました。「Fate/stay night」や「Fate/Zero」に登場する間桐臓硯は欲深き老人であり、作中で多数の悪行を行なっていました。しかし若い頃の間桐臓硯は「正義の求道者」として名高いイケメンの魔術師であり、多くのFateファンはこの間桐臓硯の姿に驚愕することになりました。

Fateシリーズに登場する間桐臓硯に関する感想では間桐臓硯を好きになれないといった感想も多く寄せられていました。確かに間桐臓硯はイケメンだった若い頃、悪の根絶を目指す清廉な魔術師でした。しかし聖杯戦争を繰り返す中で間桐臓硯は変貌し、ただの外道で欲深き老人となってしまいます。この悪行は常軌を逸しており、間桐臓硯はFateシリーズの中でも特に嫌われてしまっています。

Fateシリーズに登場する間桐臓硯に関する感想では間桐臓硯の蟲が気持ち悪いといった感想も多く見受けられました。間桐臓硯がFateシリーズの作中で使用する蟲はどれも気持ち悪い形をしており、蟲嫌いの方にはたまったものではありません。おそらくこの蟲の気持ち悪いデザインは、間桐臓硯の外道さや欲深さを表現しているのではないでしょうか。

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間桐臓硯についてまとめ

本記事ではFateシリーズに登場する間桐臓硯についてイケメンだった若い頃や魔術、名セリフなどをまとめてご紹介しました。Fateシリーズ屈指の外道で知られる間桐臓硯は聖杯への執着心から善悪の区別がつかない悪人へと成り果ててしまいました。しかし聖杯が無ければ「正義の求道者」と呼ばれる清廉な魔術師のままだったと考えると、間桐臓硯もまた言峰綺礼と同じく聖杯の犠牲者となった可哀想なキャラクターといえるでしょう。

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