オーバーロードのデミウルゴスとは?活躍シーンや裏切りの可能性を考察

オーバーロードにおいて屈指の頭脳派であるデミウルゴスは、アインズに忠実に仕える有能なキャラクターです。時にはアインズが考えも及ばない大作戦『ゲヘナ』を遂行するといった活躍を見せます。しかし、その高い知性や策略を好む性格から「裏切り、敵対するのではないか?」という心配も多いキャラクターです。そこで、オーバーロードにおけるデミウルゴスの活躍シーンをまとめ、裏切りの可能性について考察しました。

オーバーロードのデミウルゴスとは?活躍シーンや裏切りの可能性を考察のイメージ

目次

  1. オーバーロードのデミウルゴスを徹底調査!活躍や裏切りの可能性はいかに?
  2. オーバーロードのデミウルゴスはどんなキャラクター?
  3. オーバーロードのデミウルゴスの声優は「加藤将之」
  4. オーバーロードのデミウルゴスの活躍シーン10選!
  5. オーバーロードのデミウルゴスは敵対する?裏切りの可能性を考察!
  6. オーバーロードの優秀すぎるデミウルゴスの今後の活躍に大いに期待!

オーバーロードのデミウルゴスを徹底調査!活躍や裏切りの可能性はいかに?

オーバーロードの階層守護者としてアインズに仕えるデミウルゴスは、ナザリックの頭脳とも呼べる重要な役割を担っています。悪魔としての能力と優れた知略を活かして活躍しますが、胡散臭い風貌から裏切りの可能性が心配されるキャラクターです。果たして、デミウルゴスはアインズにとって本当に信頼できる部下なのでしょうか?

TVアニメ「オーバーロードⅢ」オフィシャルサイト

オーバーロードのデミウルゴスはどんなキャラクター?

オーバーロードのデミウルゴスは丸メガネにストライプのスーツという現代人のような出で立ちをしています。しかし、彼は悪魔です。長く尖った耳と長い尻尾を持ち、翼を生やして空高く飛翔した際、顔は怪物染みたものに変化しました。アインズへの忠誠心は高く、常に礼節をわきまえた態度です。しかし、彼の本質は極悪であり、人間の心を弄び、命を軽んじます。

オーバーロードのウェブ版とは姿が違う

オーバーロードの原作小説には書籍版とウェブ版があります。それぞれストーリーやキャラクター設定が違うのです。オーバーロードのアニメは書籍版をベースとしているためオールバックのスーツ姿ですが、オーバーロードのウェブ版では体が大きく頭にツノが生えています。オーバーロードのウェブ版のほうがより悪魔らしい格好をしていると言えるでしょう。

オーバーロードのデミウルゴスの能力

デミウルゴスの種族は悪魔であり、属性は極悪です。職業としてはカオス、プリンス・オブ・ダークネス、シェイプシフターといったものを納めており、悪魔の翼を利用した立体的で素早い動きを活かした体術と高度な魔法を使用します。特徴的なのは『悪魔の諸相』という一連のスキルです。自身の身体能力を強化させる能力を用いて、イビルアイやモモン(アインズ)と戦闘を繰り広げました。

オーバーロードのナザリックの将来を考えている

デミウルゴスはアインズがいなくなった後まで考えを巡らします。次世代の支配者となる後継者が必要であると、シャルティアかアルベドにアインズの世継ぎをつくらせることも考えていました。アインズの子供にまで忠義を尽くしたいと考えています。コキュートスはこの考えを聞いて「素晴らしい考えだ」と興奮していました。

オーバーロードのアインズの発言を深読みする

異世界に転生したアインズは、雲の上から月明かりに照らされたオーバーロードの美しい世界を見て「世界征服なんて面白いかもしれないな」と何気なく呟きます。そのアインズの言葉にデミウルゴスは戦慄しました。そして、それがアインズの望みなのだと深読みします。

オーバーロードのナザリックの基本方針を決定

アルベドたち他の守護者の前で、夜空で発したアインズの言葉を語り、ナザリックの基本方針を決定付けました。デミウルゴスは異世界転生に戸惑うアインズに、覇道を突き進むための背中を推した存在とも言えます。デミウルゴスはオーバーロードという物語の火付け役とも言えるかもしれません。

オーバーロードのナザリック随一の頭脳の持ち主

デミウルゴスにはナザリックが外敵から攻め込まれた際、防衛戦の指揮官となる役割が与えられています。そのため、ナザリック随一の頭脳を持っているのですが、当の本人は「アインズこそが自分よりも策略に長けた存在である」と信じ込んでいます。そのことでアインズの発言や行動を、贔屓目に見る傾向があり、アインズもその勘違いを利用して威厳を保とうとするところがあります。

オーバーロードのデミウルゴス牧場とは?

デミウルゴス牧場とは、デミウルゴスが管理し、二脚羊という羊が飼われている牧場です。羊たちは皮を剥がれたり、交配実験の材料とされていました。二脚羊とは、一般的な羊とは違うある程度の知性を持った生物です。デミウルゴスは残虐な行為を繰り返しながらも、家畜(羊)たちを愛しています。

オーバーロードのデミウルゴスの配下

嫉妬、憤怒、強欲の三魔将を従えています。それぞれイビルロード・ラース、イビルロード・エンヴィー、イビルロード・グリードという名の高レベルのモンスターです。転生したばかりのアインズは、こっそりナザリックの外へ出ようとした際、ばったり遭遇しています。

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オーバーロードのデミウルゴスの声優は「加藤将之」

オーバーロードのデミウルゴスを演じているのは声優の加藤将之さんです。加藤さんは大手事務所の賢プロダクションに所属していますが、声優の世界に入ったのは20代後半になってからでした。以前はホームセンターで働いていたという変わった経歴の持ち主です。アニメだけでなく洋画の吹き替えでも活躍しています。

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オーバーロードのデミウルゴスの活躍シーン10選!

アニメ・オーバーロードにおけるデミウルゴスの活躍シーンをまとめました。高い知略や悪魔としての戦闘能力で活躍するシーンがあります。また、アインズへの忠誠心から冷静さを失うシーンは、デミウルゴスというキャラクターを理解する上で非常に重要です。

1.悪魔ヤルダバオトとして大作戦「ゲヘナ」を遂行!

「ゲヘナ」とは、デミウルゴスがデザインした大きな作戦です。本来は八本指に連れ去られたツアレの救出が目的でした。しかし、デミウルゴスは救出作戦を利用してナザリックの勢力拡大を謀ります。狙いは4つです。資源を奪い、八本指を始末し、大量の人間を捕らえ、魔王ヤルダバオトを討つ活躍でモモンの名声を高めます。アインズから全面的に指揮を任されたデミウルゴスは、単純な救出作戦を壮大な作戦に作り変えたのでした。

2.モモン(アインズ)との激闘

ゲヘナの最終段階はモモンがヤルダバオトを倒す場面が必要でした。ふたりは一騎討ちをします。デミウルゴスは守護者の中では戦闘能力が高いほうではありませんが、ナザリックの外の人間にとっては強大な力を持った悪魔です。そして、アダマンタイト級の冒険者として知られるようになったモモンも、実際には他の冒険者とは格の違う強さを持っています。

ヤルダバオトの悪魔の爪と、モモンの漆黒の剣によって激しい剣戟が繰り広げられました。その様子を見ているイビルアイは圧倒されます。ヤルダバオトは地獄の炎を身に纏い、モモンの剣を溶かしました。モモンはすぐさまフロストペイン・改を取り出し、アイシー・バーストを放ちます。ヤルダバオトが纏った炎を消し去りました。ここでデミウルゴスは身を引きます。モモンがヤルダバオトを退けたという演出が成功したのです。

3.イビルアイとの実力差

エントマを窮地に追いやったイビルアイの前に、デミウルゴスはヤルダバオトとして現れました。一瞬で力の差があることを理解したイビルアイは、一緒に戦っていたティアとガガーランに逃がそうとします。そんな彼女たちを嘲笑うように、デミウルゴスは逃げるふたりを先に殺しました。一撃で屠りながらも、あくまで慇懃無礼な態度を取ってイビルアイを激昂させます。悪魔としての本性が鮮明に描写された戦闘場面でした。

4.アインズの世継ぎに仕えることまで考える

デミウルゴスはアインズがいなくなった後はアインズの世継ぎに仕えることを考えていました。アインズ以外の至高の41人は消えてしまったため、アインズもいなくなってしまうことを危惧していたからです。他の守護者達がアインズに仕えることを喜んでいる中、先々のことまで考えを巡らせているのは、流石はナザリック一の頭脳を持つ悪魔と言えます。

5.アインズの世界征服を決定付ける

転生して間もないアインズが気晴らしに外の景色を見たくなった時、デミウルゴスは同行して雲の上まで空を飛びます。そして、美しい夜景を見て「世界征服なんていいかもな」と呟くアインズの言葉を真に受けます。地下墳墓に戻ったデミウルゴスはアルベドたち守護者の前で、アインズが語った言葉を語り、この世界をアインズに捧げるという大きな目標を掲げるのでした。

6.アルベドへのアドバイス

アニメ第6話の冒頭では、アインズのベッドにいたアルベドに、デミウルゴスは声をかけます。「アインズが帰還したら自分の匂いで包んであげたい」と言うアルベドに、流石のデミウルゴスも引きました。「抱き枕」という単語を知っていたことから、博識であることが伺えます。また、アインズとの子供を妄想するアルベドに、「至高の御方々は少年には少女の格好をさせるみたいですよ」とマーレを参考としたアドバイスをしました。

7.セバスとは険悪なムード

ナザリックで老執事を努めるセバスとは反りが合いません。セバスに裏切りの嫌疑がかかった時も、心からは疑っていないアインズに対して、デミウルゴスはセバスに肩入れする様子は一切見せませんでした。ツアレを交えた尋問の場においても、アインズに怯えるツアレに対して支配の魔法をかけようとします。人間に対して非情です。ツアレを救ったセバスとは対照的な存在として描かれています。

セバスとは反りが合わないのは、彼らのNPCとしての設定からも伺えます。セバスの属性は極善であり、デミウルゴスは極悪だからです。セバスは弱者を守り、救いますが、デミウルゴスは人の心を弄び、残酷に殺す嗜好を持っています。ふたりは制作者同士も犬猿の仲だったため、反りが合わないのは無理もありません。

8.シャルティアの離反に珍しく怒りをみせる

シャルティアの離反の際、全ての守護者に非常招集が掛けられました。デミウルゴスは「自分たちは至高の御方によって作られ、わずかでも役に立つためにある存在。創造主の期待に背く者は存在する必要はない」と極めて強い敵意をシャルティアに向けます。このモノローグは、デミウルゴスの忠誠心の高さの証明です。声優:加藤将之さんの演技もあって、デミウルゴスを理解するために重要な場面です。(アニメ第1期11話)

9.アルベドにキレるデミウルゴス

シャルティアの件での非常召集に応じたデミウルゴスは、「なぜアインズを一人で行かせたのか?」「なぜそれを許したのか?」とデミウルゴスはアルベドに詰問します。「罠があれば僕(しもべ)が囮になればいい」「伏兵がいれば守護者全員でかかればいい」などとデミウルゴスはアインズを危険に晒したアルベドに憤りをぶつけました。

アルベドの弁明を聞いたデミウルゴスは「理性ではなく感情で判断するとは」と彼女を非難します。例え後で叱責され、命を奪われるとしてもアインズを守らなければいけないと、デミウルゴスは私兵と共にアインズを救援しようと席を立ちました。それを止めたのはコキュートスです。そして、デミウルゴスは自身が勝手な行動を起こさないために、アルベドに呼びつけられたのだと気付きました。

「愚かな!」とデミウルゴスは怒りを露わにします。もしこれでアインズが死んでしまったらどう責任を取るつもりなのかと、アインズこそ自分のように創造された者たちが忠義を尽くせる最後の存在であると、デミウルゴスは声を震わせながらアルベドに問います。

「アインズ様はお戻りになる」そう言って見せたアルベドに「その保証がどこにある!」とデミウルゴスは怒鳴り付けます。「主人を信じなさい」それが務めだとアルベドに言われてデミウルゴスは腰を降ろします。そして「もしものことがあったら守護者統括の地位を降りてもらいます」とアルベドに告げました。「至高の御方が決めた地位に対して異を唱えるとは不敬だ」と同席していたコキュートスからは冷や水を浴びせられます。

アインズの勝算はどの程度と判断するかと問いたアルベドに、コキュートスは「3対7。アインズ様が3だ」と答えました。デミウルゴスはこれを聞いて絶句します。アインズのことを心から崇拝しているからこそ、この反応なのでしょう。(アニメ第1期12話)

10.観戦するデミウルゴス

直接アインズを助けに行くことが出来なくなったデミウルゴスは、シャルティアVSアインズの一戦を見守ります。その後はコキュートス・アルベドと共に実況解説役に回りました。頭脳派のデミウルゴスですが、実戦の理解についてはコキュートスのほうが的確という描写がされている場面です。コキュートスとは相性がいいことが見て取れます。

Thumbオーバーロードのセバスの強さはどれくらい?裏切り者と言われる理由は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

オーバーロードのデミウルゴスは敵対する?裏切りの可能性を考察!

オーバーロードのデミウルゴスは大作戦「ゲヘナ」の複雑かつ合理的な計画からもわかるように、優れた頭脳を働かせて活躍するタイプです。しかし、見た目の胡散臭さや、忠誠心を極度にアピールすることからいずれアインズとは敵対、もしくは裏切ること可能性が心配されています。果たして本当に、デミウルゴスはアインズに敵対する存在となり得るのでしょうか?

いかにも裏切りそうな外見

オーバーロードのデミウルゴスは知的で冷静です。そして、彼の双眸は常にメガネによって隠されているため、本心が掴みにくいと言えます。「目は口ほどに物を言う」とことわざにあるように、メガネ、前髪、糸目などで瞳が隠されているキャラクターは、何か含むものがあるというのが定石です。デミウルゴスの瞳がはっきりと描写されるのは、悪魔として真の姿に変貌した時だけでした。裏切りそうと評されるのも仕方ないでしょう。
 

デミウルゴスの忠誠心は本物?

デミウルゴスの忠誠心は本物です。それはシャルティア離反の時の反応や、ゲヘナの真意をモモンに語る場面からも明らかでしょう。デミウルゴスは常にアインズとナザリックの勢力拡大のために動いています。そして、その忠誠心は、いつかアインズがいなくなったとしてもその世継ぎに仕えたいと考えるほどです。頭の良いデミウルゴスだからこそ、他の守護者よりも先のことまで考えてアインズに尽くしています。

もし、デミウルゴスがアインズに対して裏切り行為を働くことがあれば、それは彼が命を賭けてでもアインズを守ろうとした時でしょう。咎めや裏切り者の汚名を受けても主人を止めるであろうことは、アニメ第1期において、シャルティアとの戦いを止めなかったアルベドを非難する言葉からも想像ができます。デミウルゴスは真にアインズに忠誠を誓っている守護者であると考えて間違いありません。

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オーバーロードの優秀すぎるデミウルゴスの今後の活躍に大いに期待!

オーバーロードのデミウルゴスは創造主たるアインズへ心からの忠誠を誓う優秀な臣下です。彼の知略は今後もアインズの大きな助けとなることが予想されます。裏切りの心配は少ないでしょう。優秀すぎるデミウルゴスの今後の活躍に目が話せません。

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