【ワンピース】藤虎の悪魔の実「ズシズシの実」の能力は?強さや技を考察

ワンピースでは、かつて俳優の勝新太郎が演じた座頭市の主人公にそっくりな藤虎のかっこいい姿を見ることができます。曲がったことが嫌いな彼は、重力を自由自在に操ることができる強さや優れた技、「ズシズシの実」という悪魔の実の能力を持っていました。そこで、ワンピースでは海軍本部の大将として活躍している藤虎の仁義を重んじる性格や重力を自由自在に操ることができる強さや技、「ズシズシの実」という悪魔の実の能力を考察していきます。

【ワンピース】藤虎の悪魔の実「ズシズシの実」の能力は?強さや技を考察のイメージ

目次

  1. ワンピースの藤虎とは?
  2. ワンピースの藤虎の悪魔の実「ズシズシの実」の能力と技
  3. ワンピースの藤虎の強さ
  4. ワンピースの藤虎の過去や正体
  5. ワンピースの藤虎のモデル
  6. ワンピースの藤虎のその他の謎考察
  7. ワンピースの藤虎に関する感想や評価
  8. ワンピースの藤虎の悪魔の実の能力まとめ

ワンピースの藤虎とは?

ワンピースでは、ズシズシの実という超人系の悪魔の実の能力を扱うことができる藤虎は、海軍本部の最高戦力を言われている大将として悪さばかりする海賊達を取り締まっていました。しかし、世界政府が全て正しいと思っていない彼は、あくまでも世界秩序を守ることを重視しており、世界政府が間違ったことを命令したり、民間人を苦しめたりした時は、独断で謝罪するという潔い性格を持っていたのです。

優れた人格を持っている藤虎は、ワンピースでは、わざととぼけた性格や言動を行い周囲を油断させていますが、内心は思慮深く、常に民間人の安全を第一に考える男でした。そこで、海賊の検挙の際には、まず救護班を手配してから行うという藤虎のズシズシの実という超人系の悪魔の実の能力や強さ、重力を自由自在に操ることができる技、困っている人を放っておけない優しい性格なども一緒にご紹介します。

ワンピースの作品情報

ワンピースの概要

1997年7月から週刊少年ジャンプによって連載がスタートしたのが「ワンピース(ONE PIECE)」という少年漫画です。ワンピースでは、立派な海賊王になると誓った好奇心旺盛で無邪気なルフィが旅の途中で出会った仲間達と一緒に絆を深め合いながら成長していく姿が、熊本県出身の漫画家である尾田栄一郎さんによって描かれています。2019年12月現在では、第95巻まで単行本で刊行されており、現在も連載中です。

週刊少年ジャンプで連載された漫画の中では、1976年~2016年にかけて連載されていた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」という作品の次に長く連載されている漫画として注目を集めています。2019年12月の時点では、全世界累計発行部数は4億6000万部を突破しており、現在も記録を更新中です。漫画として誕生したワンピースでは、1999年からはテレビアニメとしても放送され、劇場版やスピンオフ作品も展開されています。

ワンピースのあらすじ

かつて海賊王と呼ばれていたゴールド・ロジャーは、この世の全てを手にした男として名を馳せていました。彼が遺したと言われているワンピース(ひとつなぎの財宝)を巡って、海賊達が海に乗り出していくことになります。海に溺れたルフィを、自分の片腕を犠牲にして救ってくれたのが赤髪のシャンクスでした。立派な海賊になって再会することを約束したルフィは、旅をしながら海賊の仲間と共に大きく成長していきます。

藤虎のプロフィール

ワンピースでは、仁義を重んじ、苦しんでいたり困っていたりする人を放っておくことができない藤虎(イッショウ)のかっこいい姿を確認することができます。彼は、世界徴兵という制度によって、海軍本部の大将として抜擢されたほどの強さを誇っていました。超人系の悪魔の実であるズシズシの実を扱う藤虎は、重力を自由自在に操ることができる強さと能力を持っていたのです。

  • 本名:イッショウ
  • 通り名:藤虎(ふじとら)
  • 血液型:S型
  • 誕生日:8月10日(「ふ」じ「と」ら)
  • 出身地:偉大なる航路
  • 肩書:海軍本部大将
  • 年齢:54歳
  • 悪魔の実:ズシズシの実(超人系)
  • 身長:270cm
  • CV(声優):沢木郁也

盲目の剣士である藤虎は、愛用している剣を鞘に納めそれを杖代わりにして歩行をしていました。彼はかつて見たくないものを嫌というほど見てきたため、純粋な心を持った藤虎はそれらに絶望して自ら両目を潰しています。しかし、海賊嫌いの藤虎は、海賊でありながら仲間思いのルフィの存在を気に入っており、彼の顔を見ることができないのが唯一の残念なことだと思っていました。

藤虎の性格

仁義を重んじる性格の藤虎は、ワンピースでは、苦しんでいたり困っていたりする人を放っておけない心優しい海軍本部の大将として姿を現していました。普段は、大将だからと自分の権力や強さをひけらかすことなく、どちらかといえばとぼけた性格のような言動をして相手をホッとさせる雰囲気を持っていたのです。そんな彼は内心では海軍本部の大将として、世界秩序を守るために日々精進していました。

責任感が強い彼は、ワンピースでは、海賊などの検挙をする際も、民間人に被害が及ばないように十分な注意を払っています。敵の数を数えるよりも、自らが救わなければならない民間人がどれくらいいるのかをしっかりと認識して、行動に移す慎重な性格を持っていました。海賊達と戦闘をする際には、あらかじめ負傷者が出た場合に備えて、手当てを十分に施すことができる救護班をしっかりと手配しています。

ワンピースでは、かつて海賊達が国を乗っ取ろうとした行為を目の当たりにした藤虎は、それ以降、海賊を信用しなくなりました。しかし、海賊であろうと盲目である自分が騙されそうになったところを助けてくれたルフィに関しては、強い関心を抱いており、自分が受けた恩はしっかりと返すという仁義を通す性格を持っています。逆に世界政府であろうと民間人に被害を与えた場合は、代わりに謝罪するという潔さも持っていました。

ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)

ワンピースの藤虎の悪魔の実「ズシズシの実」の能力と技

ワンピースでは、海軍本部で最高の強さを誇る大将となって活躍している藤虎は、ズシズシの実という超人系の悪魔の実を扱うことができる剣士でした。超人系の悪魔の実であるズシズシの実とは、重力を自由自在に操ることができる能力だったのです。

海軍本部の大将の中では、唯一、海軍の面子よりも民間人の安全を第一に考えて行動することができる藤虎は、イカツイ顔と風貌をしていまいたが、信頼することができる人間として民間人から尊敬されていました。ワンピースでは、規格外の強さを持っている藤虎の超人系の悪魔の実であるズシズシの実の能力や技、強さなども一緒にご紹介します。仁義を重んじる彼の性格は多くの民間人から高い支持を集めていました。

能力と技①重力刀

ワンピースでは、重力を自由自在に操ることができる藤虎は、重力刀(グラビトウ)を肌身離さず持ち歩いていました。戦いの時はもちろん、盲目の彼は普段歩行をする時も重力刀を杖代わりに使用していたため、彼にとって、なくてはならない存在だったのです。そんな重力刀には、重力を自由自在に操ることができる超人系の悪魔の実であるズシズシの実の能力が秘められていました。

そのため、ワンピースでは、超人系の悪魔の実であるズシズシの実の技を使用することができる彼は、能力者というよりも能力を持っている重力刀を自由自在に操ることができる剣士ということもできるかもしれません。悪魔の実であるズシズシの実には、重力を自由自在に操ることができる技が秘められていました。ここで言われている自由自在に操ることができる重力とは、一般的には物の重さを意味しています。

ワンピースでは、超人系の悪魔の実であるズシズシの実の力を秘めている重力刀を使用することで、自分が思い描いた場所に大きな重力をかけることが可能となりました。これが、超人系の悪魔の実であるズシズシの実の基本的な力であり、技となっています。大きな力がかかった任意の場所には大きな穴をあけることができ、その場所にいた人や物は穴に落ちてしまうという恐ろしい技となっていました。

能力と技②隕石を落とす

ワンピースでは、超人系の悪魔の実であるズシズシの実の能力が宿っている刀を使いこなせる藤虎は、隕石を自由自在に落とすことも可能となっています。隕石を落とすことができるこの技には、特に技名はついていません。しかし、彼が重力を自由自在に操ることができる範囲はとても広いことを意味しています。隕石を自由自在に落とすことができるということは、遥か彼方の宇宙空間にまでその力を伝えることができるということです。

この技によって彼の力の強さを認識することができるでしょう。ワンピースでは、宇宙まで影響を及ぼすことができる力を持っている彼は、革命軍の参謀総長を務めているサボとの戦いでは、巨大な隕石を空からいくつも落として攻撃をしていました。この攻撃によって彼の規格外の強さを確認することができたのです。重力を操る他の能力者と比較しても規模がかなり異なり、地球を遥に越え、宇宙規模となっていました。

能力と技③重力で押さえる

ワンピースでは、ズシズシの実(超人系の悪魔の実)の力が宿っている重力刀は、使い方によってさまざまな技を繰り出すことができました。その一つとして、刀の下に存在しているものに重力をかけることもできます。それゆえに、刀の下にあるものであれば、重力によって強力に押さえつけ、身動きを取れなくする攻撃が可能です。その力は強力で、一度押さえつけられてしまうと抜け出すことは簡単ではありませんでした。

能力と技④重力刀猛虎

ズシズシの実の力を秘めている藤虎が持っている刀は、ワンピースでは、重力を上下に作用させるだけではありません。重力を横方向にもかけることが可能だったのです。刀を使用した重力の技はさまざまありますが、ほとんどの技に正式な名称がつけられていませんが、重力を横方向に使用する技については「重力刀猛虎」という技名が付けられていました。

重力刀猛虎という横方向に重力をかけていく技は、かなりの強力な圧力をかけることが可能となるため、周囲の瓦礫などを全て吹き飛ばしてしまうほどの強さを持っています。重力を自由自在に操ることができるズシズシの実の力は、重力によって相手の動きを封じたり、周囲の瓦礫や巨大な軍艦なども持ち上げたりする強さを持っていました。この強さによって、麦わらの一味との戦いではかなり有利に追い込むことができたのです。

能力と技⑤物体を浮かす

ワンピースでは、重力を自由自在に操ることができる藤虎は、物体を浮かせて移動させることもできました。自由自在に重力を操ることができる彼は、重力を対象物から解放することも可能だったのです。重力を開放することによって、物体を空中に浮かせ、自分の意のままに移動させて攻撃することもできました。また、その物体の重力を元に戻すことで、地面に落下させることもできるため相手を惑わしながら攻撃することもできます。

重力を自由自在に操ることができるということは、周囲の物体をすべて武器に変えて攻撃することができるということです。ワンピースでは、自分が特に武器を持っていなくても、この力によってどのような相手ともかなり優位に戦うことが可能となりました。それゆえに、この強力な能力によって麦わらの一味である好奇心旺盛で楽観的なルフィや三刀流で戦うことができるゾロもかなり苦戦を強いられていたのです。

能力と技⑥重力相殺

世界秩序を守ることを優先的に考えている藤虎は、ワンピースでは、ズシズシの実の力によって重力相殺も可能となりました。重力とは、通常は下方向へ向かって働いています。それゆえに対象物に対して重さを感じることができるのです。その通常は下方向に働いている重力を少しだけ上方向へ向かう力を強化することによって重力を相殺することが可能となりました。それによって、対象物が浮くことになるのです。

ワンピースでは、彼はその力を使用して巨大な岩を浮かせたり、相手の軍艦を浮かせたりして逆方向に移動させたりもしていました。彼の手にかかれば重力が働いている全ての物質が操られてしまうのです。その操作はまるでゲームのコントローラーを扱っているようにいとも簡単に操作をしていました。彼は悪魔の実の力によって、重力をかける方向や強さを変えることで、対象物を自由自在に操ることができたのです。

能力と技⑦効果範囲

ワンピースでは、重力を下方向や上方向、左方向、右方向に自由に掛けることができる藤虎の、その力を使用できる範囲に注目が集まりました。彼がその力を最大限に発揮したのは、ドレスローザ編のラストの場面ということができるでしょう。ドレスローザでのラストの場面では、ドレスローザ全体の大量の瓦礫を空に浮かべ、周囲の海賊達を震え上がらせました。

それ以上の力も秘めている可能性はありますが、ワンピースでの今までのところでは、ドレスローザの島全体に軽々と影響を及ぼすことができる巨大な力を持っていることが確認できています。また、力を付与する対象物を絞ることで、その効果範囲は宇宙にまで影響を及ぼすことができました。革命軍の参謀総長を務めているサボとの戦いの時には、宇宙空間に存在している隕石を自由自在に落下させて攻撃しています。

ワンピースでは、彼が扱うことができるズシズシの実(超人系悪魔の実)の力は、非常に単純な能力となっているゆえに、さまざまに応用することができる強力な技となっていました。また、彼が影響を与える効果範囲も技が単純ゆえにその対象物を限定することで宇宙空間にまで作用させていたのです。それゆえに、多くの海賊達は彼の悪魔の実であるズシズシの実の能力について非常に恐れていました。

能力と技⑧刀を抜く理由

ワンピースでは、普段はとぼけた言動によって周囲を和ませている藤虎は、内心では思慮深く考えているため戦闘中は特に民間人に被害が及ばないようにかなり気を配って戦いをしていました。心優しく仁義を重んじる彼は、超人系の悪魔の実であるズシズシの実の力を扱うことができましたが、その力は特に彼が愛用している重力刀を抜かなくても使用することは可能です。

それは、軍艦や瓦礫などを浮かせる時には刀を抜いていなかったことからも考察できます。しかし、ワンピースでは、この力を使用する多くの場面で刀を抜いていました。重力刀に悪魔の実であるズシズシの実の能力が宿っているため、その刀を抜いた方が力の方向性などを示しやすいので、刀を抜いているとも考えられますが、今のところ詳細は明らかになってはいません。

盲目な彼にとって、長年愛用している刀は、もはや体の一部となっている可能性もあります。歩行の時の必需品でもあるため、彼の手足となって活躍してくれている可能性は高いです。そのため、刀を手足の延長として使用しているとも考えられます。いずれにしても、刀を抜かなくても悪魔の実の力を使用することは可能となっていますが、力を発揮する際に刀を抜くことが多いということはそれによるメリットが高いのかもしれません。

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ワンピースの藤虎の強さ

藤虎の強さ①サボとの戦い

いつも明るく元気いっぱいで勇敢なルフィとは幼少期一緒に過ごしたサボは、仲間思いのルフィの義兄としてワンピースでは姿を現しています。冷静沈着で心優しいサボは、ドレスローザ編で悪魔の実であるメラメラの実を食べたことで、能力者となりさらに力をつけていきました。仲間のためであれば、どんな戦いにも挑むことができる心優しいサボは、海軍本部の大将を務めている藤虎とも戦うことになります。

しかし、海賊でありながらも民間人の命を大切に思っているルフィの存在を認めている藤虎は、彼の仲間であるサボとの戦いにおいて、立場上戦っているものの、本気を出してはいませんでした。ワンピースでは、戦いの最中も、そのことを対戦相手であるサボに指摘されています。重力を自由自在に操ることができる彼は、隕石を落としてサボに攻撃をしていますが、本気でない様子がその後の民間人とのやり取りでも描かれていました。

民間人の命を第一に考えることができる彼は、義弟のルフィに過保護なサボとの戦いにおいて隕石を落としていますが、町に思った以上の被害を出してしまい慌てて謝罪をしています。民間人も彼に対して隕石を落とす時には事前に言ってくださいと抗議をしている姿は微笑ましい雰囲気が漂っていました。素早い動きができるサボとは本気で戦いをしていないため、彼の強さがどれくらいかは、いまいち図ることができなかったのです。

藤虎の強さ②ルフィとの戦い

ワンピースでは、海軍本部の大将を務めている彼は、立場上の責任を果たすために元気いっぱいで無邪気なルフィと戦うことになります。純粋で仲間思いのまっすぐなルフィのことを認めている彼は、できれば彼とは戦いたくないと思っていました。しかし、相手が海賊である以上そういうわけにもいきません。麦わら海賊団を捕まえにやってきますが、純粋なルフィは盲目の相手を無言で殴ることはできないと言い放ちます。

ワンピースでは、盲目の彼と戦わねばならないルフィは、事前に蹴るぞ、殴るぞ、いっぱい殴るぞなどと言ってから攻撃を仕掛けていきました。一見それが原因で彼に攻撃が当たらないと思われましたが、彼はそれ以前に重力刀によってものすごいスピードでかわしていたのです。最終的にはルフィが逃げ切ったことで、海軍が負けとなりましたが、彼の強さは現時点ではルフィを遥に上回っていると判断できるでしょう。

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ワンピースの藤虎の過去や正体

過去や正体①ワノ国出身?

ワンピースでは、かつて頂上戦争が行われた後、海軍による戦力の増強を図ることを目的として、世界徴兵が行われました。そこで認められた藤虎は、海軍本部では最高の戦力とされている大将に抜擢されます。彼のとぼけた言動や行動からも世界政府に対してはあまり従順ではなく、彼らの行動や言動に関しては、かなり冷静に見守っていました。

彼にとっては民間人の命が何よりも重要となっており、世界秩序を守ることに重きを置いています。そんな彼は、ワンピースでは、見た目や雰囲気が勝新太郎さんがかつて演じた座頭市の主人公にそっくりなことから、ワノ国出身ではないかと噂されていました。

さらに、海軍本部で最高戦力とされているのは、彼以外に黄猿(ボルサリーノ)、赤犬(サカズキ)、青雉(クザン)が三将と呼ばれており、彼らの名前などもワノ国を感じさせる昭和の雰囲気が漂う名前が付けられています。ワンピースでは、彼の周囲にはワノ国を思わせるような名前や人物がモデルとなっていることが多く、まだはっきりと明らかになっていませんが、ワノ国出身の可能性が高いと言えるでしょう。

過去や正体②Dを受け継ぐ?

かねてより月と深い関係を秘めているのではと噂されているワンピース。好奇心旺盛で勇敢なDの一族達も、月の一族なのではないかと言われていました。その理由としては、Dの一族に入っている「D」という文字が半月の形のように見えることからそのように噂されるようになったのです。月と深い関係のDの一族と、宇宙の隕石を操ることができる、宇宙まで力を届けることができる藤虎は、今後深い関係になっていくかもしれません。

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ワンピースの藤虎のモデル

藤虎のモデルは勝新太郎?

ワンピースでは、海軍本部の最高戦力とされている大将としての人物には、三大将が存在していました。ワンピースでの海軍の三大将とは、赤犬(サカズキ)、青雉(クザン)、黄猿(ボルサリーノ)の3人を意味しています。また、彼らにはモデルとなった日本の俳優がいました。そのモデルとなった俳優とは、赤犬は菅原文太さん、青雉は松田優作さん、黄猿は田中邦衛さんだったのです。

海軍本部の三大将と同様に、ワンピースでは、仁義を重んじる藤虎のモデルとなった日本の俳優がいました。それは、盲目な座頭市の主人公を演じて話題となった勝新太郎さんです。あまりの大物俳優がモデルとなっているため、すぐにモデルとされた人物が分かったと同時に驚かれた人も多かったでしょう。俳優の勝新太郎さんは、東京都江東区で1931年11月29日に誕生し、65歳(1997年6月21日)という若さで亡くなっています。

生前彼は俳優はもちろん、脚本家、歌手、映画監督、三味線の師範、映画プロデューサーなど幅広く大活躍されていました。彼は、十代の頃は三味線や長唄などの師匠として活躍していますが、ジェームズ・ディーンに影響を受け映画俳優になることを志します。1954年に「花の白虎隊」で俳優デビューした当時は、あまり人気がありませんでしたが、1960年の野心的な悪役を演じた「不知火検校」でブレイクし大人気となりました。

勝新太郎は座頭市の主人公役

ワンピースでは、民間人の命を何よりも大切にしている藤虎は、1962年4月に公開された「座頭市物語」の盲目の主人公を務めた勝新太郎さんがモデルとなっています。正確には、大物俳優だった勝新太郎さんが演じた座頭市で姿を現している盲目でヤクザの市(座頭市・主人公)がモデルとなっていました。居合いの達人だった座頭市は、盲目でありながらもヤクザとして身を立てて生活をしています。

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ワンピースの藤虎のその他の謎考察

考察①赤犬との関係

ワンピースでは、同じ海軍本部に属していながらも全く異なる正義を掲げている2人の存在がありました。海軍本部の中でも軍人の最高位となっている元帥を務めている赤犬(サカズキ)は、彼の掲げる正義のためであれば、海軍の面子を守るためであれば、いかなる犠牲もしかたないと考えていたのです。それゆえ、平和を守るためという建前であれば、民間人の命すらも簡単に奪うことができる危険な思考の持ち主でした。

ワンピースでは、海軍の元帥を務めている赤犬(サカズキ)とは、全く正反対の考えを持つ海軍本部で大将を務める藤虎は、民間人の命を第一に考えているため、戦闘が始まる前には被害が及ぶであろう民間人を手当てするための護衛班を設置することを基本としています。敵の数よりも守るべき民間人の数を最重要視していたのです。それゆえに、ワンピースでは、考えが全く正反対の2人はいつも衝突して言い争うことになります。

ワンピースでは、立場的には海軍本部の元帥と大将のため、横暴な考えしか持てない赤犬(サカズキ)は、彼の上司でした。しかし、彼は民間人の命を守るためであれば、上司であろうと真っ向から意見を言うことができたのです。頻繁に意見の相違で衝突してしまう2人ですが、上司である赤犬(サカズキ)のことを「サカさん」と呼んでいるところを見ると2人は昔からの友人なのかもしれません。

考察②目を閉じた理由

ワンピースでは、海賊を嫌っている藤虎は、ドレスローザ編で戦ったルフィとの会話で、両目を失った理由を話しています。両目が見えなくなってしまった彼に同情したルフィに対して、目が見えなくなったのは自分のせいだと語ります。彼はかつて見たくないものをたくさん見てきたために、自ら目を潰し、盲目になったそうです。しかし、誰もがルフィを助けようとする姿を肌で感じ感動した彼はルフィの顔を見てみたいと思います。

ワンピースでは、自ら何も見たくないために自分の両目を潰した彼でしたが、両目を失って初めて残念に思ったのがルフィの顔を見ることができないことだったようです。彼が目を閉じてしまった理由にはさまざま噂が飛び交っていますが、辛い過去が関係しているのは間違いないでしょう。海賊を嫌っている彼は、ある七武海の海賊がある国の乗っ取りを企てたことにより、海賊は信用できないと判断したからです。

海軍本部の大将となった彼は、「王下七武海制度の完全撤廃」を強く望んでおり、この地位を与えられたからには必ず実行すると心に誓っていました。ワンピースでは、彼が両目を閉じた理由は、王下七武海と大きく関係している可能性はあります。世界政府に属していながらも神のように盲目的に信じてはおらず、彼らが間違ったことをした時は、彼らに代わって謝罪している姿からも過去に相当な因縁があったことが伺えるでしょう。

考察③今後の再登場は?

勝新太郎さんが出演した座頭市の主人公にそっくりな雰囲気と姿形、設定を持つ藤虎は、ワノ国出身なのではという噂が多く呟かれています。見た目の雰囲気がワノ国を思わせるため、そう噂されるのも無理はないでしょう。もしも、ワノ国出身の場合は、ワノ国編で再登場する可能性も考えられます。かつて、見たくないものをワノ国でたくさん見てきたのだとしたら、彼の辛い過去がそこにあるのだとしたらその可能性は高いでしょう。

ワンピースでは、かつてはロックス海賊団の見習いとして働いており、現在は百獣海賊団の総督を務め、四皇の一人として恐れられているカイドウが彼の見たくない過去に関係しているとすれば、再びルフィとの戦いも考えられます。ワンピースでは、海軍本部の大将を務めていながらも、王下七武海の完全撤廃を申し出ている彼は、さまざまな悪行をしてきた王下七武海達から攻撃されることも考えられるでしょう。

逆に、同じ海軍本部の大将を務めている緑牛は、彼の意見を唯一理解してくれる良い存在となっているため、もしかしたら協力して王下七武海を倒したり、取り締まったりすることになるかもしれません。ワンピースでは、好奇心旺盛で仲間思いのルフィのことを気に入っている彼は、麦わらの一味の仲間となって共に旅を続ける可能性もあります。素晴らしい人柄を持った彼は、再登場して欲しいという声も多くありました。

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ワンピースの藤虎に関する感想や評価

海軍本部の元帥を務めている赤犬は、民間人の命よりも海軍の面子や正義を何よりも大切にしているため、自分達の失態によって引き起こされた被害に対して、隠蔽しようとする傾向がありました。それらの内部事情が分かるにつれて、民間人の命を何よりも大切にしている藤虎は、その事実がわかった時には、土下座をして謝罪をするという行為に出ます。この潔さが好きだという意見は多くありました。

会社に勤めていれば上司とのやり取りで疲れ切ってしまったり、幻滅してしまったりすることもあるでしょう。しかし、上司に逆らってまでも民間人の命を優先する藤虎の姿に感動して、自分もそうなりたいと気持ちを新たにする人もいました。

仁義を重んじ、苦しんでいたり困っていたりする人を放っておくことができない性格の藤虎が、上司だったらいいなと考えている人はかなり多くいました。権力に影響されない、揺るぎない自分の考えを持っている人が自分の上司であれば、気持ち良く仕事ができると思ったのでしょう。

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ワンピースの藤虎の悪魔の実の能力まとめ

ワンピースでは、重力を自由自在に操ることができる藤虎は、超人系の悪魔の実であるズシズシの実の能力を持ってました。その力は、遥か彼方の宇宙空間に存在している隕石も落とすことができるほどの強さを持っており、現時点では仲間思いで勇敢なルフィをも上回ると予測することができるでしょう。ワンピースでは、まだ、全ての力を見せていない彼のこれからの行動に注目が集まっています。

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