【ハンターハンター】ヒソカの名言と名セリフ集!かっこいい・印象的な名シーンは?

ハンターハンターでは、顔にはピエロのようなメイクを施したヒソカの姿がありました。嘘つきで気まぐれな性格のヒソカは、天才的な強さを秘めており、常に強者との戦いを望んでいたのです。また、成長途中の少年であっても見込みのある人間に対しては興味を示し、強者に成長するまでは一時的に護衛し、殺さずに生かしていました。そんな変態的な性癖を持つヒソカは、興味深い名言や名セリフを残しています。そこで、格闘センス抜群の彼から発せられる名言集やセリフ集、かっこいい印象的な名シーンをご紹介しましょう。

【ハンターハンター】ヒソカの名言と名セリフ集!かっこいい・印象的な名シーンは?のイメージ

目次

  1. ヒソカが登場!ハンターハンターとは?
  2. ヒソカの名言集・名セリフ集
  3. ヒソカのかっこいい名シーン
  4. ヒソカのセリフのマーク
  5. ヒソカのズキューンとは?
  6. ヒソカの顔芸がすごい!
  7. ヒソカに関する感想や評価
  8. ヒソカの名言集や名シーンまとめ

ヒソカが登場!ハンターハンターとは?

1998年14号から山形県出身の漫画家である冨樫義博(とがしよしひろ)さんによって誕生し、現在も連載中なのが、「ハンターハンター」という漫画です。ハンターハンターでは、2018年10月の時点で36巻まで単行本が刊行されています。週刊少年ジャンプより連載がスタートしたハンターハンターでは、好奇心旺盛なゴン=フリークス(主人公)が自分の父親であるジンを探すために、ハンターとなって成長していく姿が描かれました。

週刊少年ジャンプから現在も連載中のハンターハンターは、大人気漫画であるONE PIECEの次に長期連載中の作品となっており、注目を集めています。そこで、ハンターハンターでは、奇術師(手品師)として、手品のような不思議な戦い方をするヒソカの独特で魅力的な名言集や名セリフ集、かっこいい印象的な名シーンなどが多く登場していますので、それらをまとめてご紹介しましょう。

ハンターハンターの作品情報

1998年から連載がスタートしたハンターハンターでは、さまざまな魅力的なキャラクター達と父親を探し求めハンターとして多くの仲間に出会ったり、絆を深め合ったりしながら成長していくゴン=フリークス(主人公)の姿が描かれており、大人気となりました。現在は36巻まで単行本で刊行されています。2019年の時点では、累計発行部数が7200万部を突破しており、現在も記録を更新中です。

少年漫画として誕生したハンターハンターでは、非常にグロテスクな描写が多く、過激な名シーンも多く描かれています。作者の冨樫義博さんは、好奇心旺盛なゴン(主人公)を殺すつもりで描いているそうです。設定も非常に複雑になっており、キャラクターや世界観も繊細に詳細に渡って作り込まれているため、子供から大人まで注目を集めている漫画となっています。

ハンターハンターのあらすじ

幼少期に森で遊んでいたゴン=フリークスは、キツネグマに襲われてしまいます。そこにちょうど通りがかったハンターのカイトによって助けられたゴンは、すでに死んだと思っていた父親のジンが育てた弟子がカイトであることを知ります。また、父親は今現在も生きており、優秀なハンターとして活躍していると聞き、父親に会いたい気持ちと共に、立派なハンターになることを夢見る彼はその道を志しました。

ヒソカ=モロウのプロフィール

ハンターハンターでは、気まぐれで掴みどころのない性格をしているヒソカ=モロウの姿を見ることができます。変態的な性癖を持っているヒソカは、天才的な格闘能力を持っており、強者とのタイマン勝負を好んでいました。また、見る目があるヒソカは、見込みのある成長途中の少年に対しても興味を示し、その人物が強く成長した後に戦うことを想像するだけで興奮するという変態的な要素を披露していたのです。

  • 名前:ヒソカ=モロウ
  • 血液型:B型
  • 誕生日:6月6日
  • 年齢:不明
  • 身長:187cm
  • 体重:91kg
  • ハンター:287期生
  • 特徴:奇術師(マジックを演じる術者)
  • 髪色:着色がさまざま、新アニメでは一貫して赤茶髪、旧アニメでは水色→赤→茶色

そのため、見込みのある成長途中の少年が他の強者によってやられてしまわないように一時的に守る姿もありました。頭の回転が速く、無駄な争いはしないヒソカは、力のない者に関しては無関心で、残忍なところがあります。また、非常に精神力が強いヒソカは、自分の身体が犠牲になったとしても強者の技を身体で体験したいという願望も強くあり、かなりの変態的な要素を存分に見せていました。

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ヒソカの名言集・名セリフ集

ハンターハンターでは、並みのプロハンターでは束になって挑んでも全く歯が立たない強力な能力を持ったヒソカの姿を確認することができます。天才的なハンターであるヒソカは、奇術師として人間の思い込みや錯覚を上手に利用して戦うことができました。格闘センス抜群のヒソカは、常に才能あふれる強者を求めており、その強者を「玩具」と考えているほど、変態的な性癖を持っていたのです。

そんな格闘センス抜群のヒソカは、頭の回転も速く、機転も利くため、多くの人の心に突き刺さるような名言や変態的な性格を垣間見ることができるセリフを多く残しています。そこで、精神力がとても強く、強者との戦いの読み合いを楽しむ余裕があるヒソカによる独特でかっこいい名言集や彼の強さがよりわかるセリフ集をご紹介しましょう。

名言集・名セリフ集①「うん!君も合格…」

気まぐれで掴みどころがないヒソカは、頭の回転が非常に速いため戦闘能力も優れていましたが、弁が立つため多くの名言を残しており、名言集やセリフ集ができる程となっています。数々の人気の名言集やセリフ集の中でも彼のおちゃめな性格がにじみ出ているかっこいい言葉に、下記のものがあります。下記の言葉は、ハンター試験でヒソカが自信満々に放ったものですが、彼は決して選考委員ではありません。

「うん!君も合格、いいハンターになりなよ」

しかし、選考委員であるかのような振る舞いを堂々とするため、周囲もうっかり受け入れてしまいそうになることはよくありました。これも、奇術を扱うことができる彼の能力の一つなのかもしれません。このハンター試験で試験を受ける側のヒソカは、自分にとっての獲物(ゴン)を見つけた瞬間でもありました。まだまだ成長段階のゴンですが、天才的な能力を持っているヒソカに気に入られたことで今後つきまとわれることになります。

名言集・名セリフ集②「死人には…」

格闘センス抜群のヒソカによるかっこいい名言集や名セリフ集には、下記のものがあります。こちらの名言集や名セリフ集の言葉は、ゾルディック家に存在している4人目の子供であるアルカを巡り、長男のイルミと三男であるキルアがもめていた時に、キルアを追い詰めようと密かに尾行をしていたヒソカによって放たれた言葉です。しかし、ゾルディック家の執事長を務めているゴトーが彼の前に立ちはだかりました。

「死人には名乗っても意味がない…能力はバラしても構わない」

一見ヤクザ風の雰囲気を漂わせているゴトーは、奇術を扱うことができるヒソカ同様にゲームや手品を使用して戦います。しかし、執事として優秀なゴトーに関しては特に興味がないヒソカは、すでに死人扱いしていたのです。そのため、死人に名乗る必要はないと思いつつも、能力はバラしても問題がないというくらい相手の死を見切って戦っていました。その後、彼の名言集、セリフ集通りトランプで頸動脈を切り倒しています。

名言集・名セリフ集③「いつ見ても…」

戦いにおいては天才的な能力を持っているヒソカですが、彼は強者と戦うためであれば自分の指や体が傷つくことに関して一切の躊躇がないほど精神力が強いキャラクターでもありました。そんな彼は、自ら怪我をした時、念糸を上手に使い、切断された体を縫合することができるマチ=コマチネによく手当てをしてもらっていますが、その時に放った名言集・名セリフ集が下記の言葉です。

「いつ見てもほれぼれするねェ、間近でキミの念糸縫合を見たいがためにボクはわざとケガをするのかも」

頭脳明晰で天才的な能力を持っているヒソカは、強者や見込みのある成長途中のハンターなど才能豊かな人物に強く興味を持つ性格をしていました。それは、強者やハンター以外にも及んでいたのです。優れた才能を持っている者の技術や才能というものはいつ見てもほれぼれしてしまうほどの芸術性があります。自分の体を犠牲にしてまで、その素晴らしい能力や技術を知りたいというヒソカの探究心は天性の才能と言えるでしょう。

名言集・名セリフ集④「ボクは…」

嘘つきで気まぐれな性格を持っているヒソカは、強者や見込みのある成長途中のハンターを見極める能力を持っていました。それゆえに、下記のような名言集・名セリフ集が飛び出したのでしょう。彼は常に強者や見込みのある成長途中のハンターを探し求め彷徨っているため、それらの才能を持っている人物を瞬時に見抜くことができました。

「ボクはちゃんと相手を選ぶよ、今殺すにはもったいない人だけ生かすわけ」

格闘センス抜群のヒソカの目に留まった人物は、優秀なハンターを父に持つ好奇心旺盛なゴンや、冷静沈着で判断力と洞察力に優れているクラピカ、酒や金、女に目がないものの、友情や義理人情に厚いレオリオ=パラディナイトとなっています。彼らは天才的な能力を持っているヒソカに殺すのがもったいない人として認識されており、今のところ生かされているようです。

名言集・名セリフ集⑤「玩具は…」

強者や見込みのある成長途中のハンターに異常なまでに興味を示すヒソカは、下記のような名言集・名セリフ集を残していました。彼にとっては、強者や見込みのある成長途中のハンターでさえも自分を楽しませてくれる玩具という扱いであることが下記の名言集・名セリフ集からも明らかとなっています。その玩具的な存在は、倒すために存在しており、興味を示しているものの、いつ飽きるかわからないという状態でもありました。

「玩具は多い程楽しいじゃない?ま…出来ればだけど…」

そのため、彼の気分次第によって生かされるか、即殺されるのかが決定する不安定な存在でもあったのです。強者や見込みのある成長途中のハンターなどは、自分の興味を刺激してくれる物としての玩具でしかなく、いつでも代替えの効く存在でした。人間を物としか考えていない彼にとって興味が持てない人間は無関心の対象でしかなく、興味のある人間でさえもいつ代替えになるかわからない玩具でしかなかったのです。

名言集・名セリフ集⑥「果実が…」

見込みのある成長途中のハンターなどに強い関心を示しているヒソカは、下記のような名言集・名セリフ集を残しています。彼は、見込みのある成長途中のハンターなどを玩具と表現したり、果実と表現したりしていました。美味しくなると確信が持てる果実に対しては、すぐに食べることはせずに美味しく実るまで見守るという気の長い性格をヒソカは持っていたのです。

「果実が美味しく実るまで…」

そのため、上記のような言葉を発することができたのでしょう。見込みのある成長途中のハンターなどが他のハンターに倒されそうになったり、狙われたりしている時には、精神的な強さを持っているヒソカは、一時的に護衛をすることもありました。一見いい人のように感じますが、それは愛情から来るものではなく、いずれ自分の手によって倒すためにそれまで生かしておくための護衛でしかなかったのです。

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ヒソカのかっこいい名シーン

並みのプロハンターでは何十人と束になっても、到底敵うことが事ができないヒソカの強さには目を見張るものがありました。命がけのタイマンをこよなく愛していたヒソカは、無駄な争いは好まないばかりか、弱者には全く興味や関心を抱くことはなかったのです。

彼は常に自分よりも能力の高い者、これから自分をワクワクさせてくれるような人物に育つであろう人間にしか興味を示しませんでした。気まぐれで掴みどころがない性格のヒソカは、奇術師として強い信念を持っていたのです。彼は変態的な性癖を持っていますが、かっこいい名シーンが多く登場していました。そこで、格闘センス抜群のヒソカのかっこいい名シーンをご紹介します。

かっこいい名シーン①「カンペキに勝つ…」

好奇心旺盛、柔軟で素直な発想をすることができるゴンに強い関心を持っているヒソカには、下記のような名言を放つ名シーンがありました。将来自分が戦うべき相手としてヒソカが選んだゴンは、グリードアイランド編では、ドッジボール対決をしていたのです。その試合の最終局面でヒソカがゴンに対して激励している名シーンでもありました。
 

「カンペキに勝つだろ?ゴン!!」

時に状況を冷静に判断できるゴンは、かつて殺人歴があるレイザーとのドッジボールの戦いにおいて、最大の威力の技を極限まで力を出し切って放っていましたが、正々堂々と勝負をするレイザーが跳ね返したボールがゴンに当たりそうになった時、彼の成長を見守っているヒソカは、ピンチのゴンに念能力を使いながら放った言葉が上記のセリフです。完璧に勝つために彼がサポートした名シーンでもありました。

かっこいい名シーン②「無駄な努力…」

ハンターの中でも飛び抜けた強さを持っているヒソカは、ハンター試験の際に下記のようなかっこいい名シーンを残しています。天才的な能力を持っているヒソカは、前年度に開催されたハンター試験の際もまるで自分が試験官のように振舞ったり、さらに試験官にダメージを与えたりしたため、かなりの恨みをかっていたようです。そのため、前年度の屈辱を晴らすかのようにダメージを受けた試験官が攻撃をしてきました。

「無駄な努力ご苦労様」

突然、四方八方から鋭い刃物が回転しながら飛んできたり、試験官の攻撃を受けたりしたものの、瞬時に刃物を止めたり、攻撃をかわしたりできるヒソカは、次の瞬間上記のかっこいいセリフと共に攻撃を仕掛けてきた試験官を首だけの状態にしてしまったのです。一瞬の出来事でしたが、試験官でさえも簡単に倒すことができるヒソカの強さが垣間見れる名シーンとなりました。

かっこいい名シーン③「そんな目で…」

変態的な性癖を持っているヒソカは、成長途中のハンターなど自分が見込みがあると認めた者の成長を妄想しては興奮するという変態的な要素を持っていました。そんな彼は、天空闘技場で成長途中ながらも確かな天性の才能を秘めているゴンに向けて投げかけたのが、下記のセリフです。最強の能力を秘めているヒソカは、今の段階ではまだまだ成長途中であっても確かな才能を秘めている人間を瞬時に見抜く力がありました。

「そんな目で見つめるなよ…興奮しちゃうじゃないか」

自分よりもかなり力の差がある相手に対しても臆することなくまっすぐに戦いを挑んでくるゴンの存在に感動した名シーンともなっています。格上の相手に必死に喰らいつき、もがいている姿に素晴らしい才能を感じ、興奮してしまうヒソカは、かなりの変態ですが、彼のみる目は非常に確かであったゆえに、彼に目を付けられたハンターは確実に成長していきました。そして、狂気に満ちているヒソカを奮い立たせる素質もあったのです。

かっこいい名シーン④「旅団全員に…」

強者や見込みのある成長途中のハンターを玩具として好んでいる変態的な要素を持つヒソカ。いつも飄々としていて掴みどころがない性格のヒソカでしたが、彼を本気にした相手がいました。それは、幻影旅団の団長を務めている博識で冷徹なクロロ=ルシルフルだったのです。カリスマ性を持ち優れたリーダーシップを放っていたクロロは、天空闘技場にてヒソカを追い詰め、死ぬ寸前までダメージを与えます。

「旅団全員に伝えてくれる…?今からどこで誰と遭ってもその場で殺すまでやるとね…」

かなりのダメージを受けたヒソカは、死にかけますが、自らの念能力によって辛うじて命を繋ぎとめておくことができました。しかし、彼の闘争心に火が付き、自分をここまで追いつめたクロロに対して強烈な怒りを抱くようになります。どんな傷でも繋ぐことができるマチがヒソカの安否を確認しに来た時に放った言葉が上記の名言です。自分をここまで苦しめたクロロと幻影旅団を全て潰そうと決意した名シーンでもありました。

かっこいい名シーン⑤「予知しよう…」

強者を相手にますます天才的な戦いを繰り広げることができるヒソカには、数多くのかっこいい名シーンが残っています。下記の名言を放っている場面もヒソカの強さを確認することができるかっこいい名シーンとなりました。常に自信満々のヒソカは、天空闘技場で自分と全く同じ姿の分身を作り出すことができるドッペルゲンガーの念能力を持つハンターと対戦します。

「予知しよう…君は踊り狂って死ぬ!!」

強者との戦いでは、自分の指や腕、体を犠牲にしても相手の技を受けてみたいという変態的な要素を持っているヒソカは、自由自在にドッペルゲンガーを扱うハンターとの戦いでも自らの腕を犠牲にしました。さらに強くなるためには、自らの腕を差し出すことにも躊躇することはなかったのです。彼の底知れぬ強さとどこまでも最強を求める精神力の強さを感じることができます。その姿はかっこいいものの、かなり狂気に満ちていました。

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ヒソカのセリフのマーク

マークは勘でつけてる?

かなりのイケメンの顔立ちをしているヒソカですが、彼は常にピエロのようなメイクを施していました。奇術師として相手の思い込みや錯覚を上手に利用しながら戦いを進めていく彼は、気まぐれで掴みどころがないように振舞っていますが、そこには天性のひらめきがあったのかもしれません。そんな彼のセリフには、最後に必ずといっていいほどトランプのハートや、ダイヤ、クローバー、スペードのマークが付けられています。

相手の目を欺くことが得意な彼は、トランプのスートマークによってその時の心情が表されているのでは?との見方もされていました。しかし、ハンターハンターを描いている作者の冨樫義博さんいわく、スートマークは勘で付けていると東京喰種トーキョーグールの作者である石田スイさんとの対談でも話されています。

トランプのスートマークに法則性があるのではないかと、ヒソカのセリフをかなり読み込んでいた石田スイさんは、それを聞いて驚かれていました。しかし、セリフを読み込んでいくうちにある法則性を感じたようです。掴みどころがないヒソカの気まぐれ度をどこまで出せるかを大切にしているため、何も考えないで勘で動いた方がキャラクター自身が動いてくれるのでそれに任せた方がハジけてくれると冨樫義博さんは話していました。

石田スイによる考察

ネームを考えていく上で石田スイさんは、変態的な要素を持っていながらかっこいい強さを誇っているヒソカのセリフを相当読み込んだそうです。彼のセリフには、最後にトランプのスートマークがその状況に応じて、ハートだったり、スペード、クローバー、ダイヤだったりしていたためその法則性がないかどうかを必死に探していました。しかし、作者の冨樫義博さんは気まぐれを大切にしたいので勘でやっていると打ち明けます。

ただ、勘で付けていた冨樫義博さんも、格闘センス抜群のヒソカがお気に入りの人に出会った時はハートを使用するというような感覚はあったようです。セリフをかなり読み込まれていた石田スイさんの考察では、話の筋が真面目な時にはダイヤが使用されていることが多く、頭が非常にキレるヒソカが思考を巡らせながら話している時のセリフの場合は、クローバーが使用されていることが多かったと分析しています。

謎が多く気まぐれで掴みどころがない性格のヒソカのキャラクターを描く上では、それらのちょっとしたヒントも参考にされたという石田スイさん。気まぐれ具合をどこまで出せるかを追求した結果、ひらめきのままに付けていく方がキャラクターがイキイキとハジけてくれて、自由度が増したそうですが、それゆえに、そのような傾向が自ずと出ていたのかもしれないと冨樫義博さんも話されていました。

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ヒソカのズキューンとは?

ズキューンが表すもの

自分を最強だと認識しているヒソカは、自分以外の誰にも属していませんでした。しかし、その強さは彼の思い込みではなく、他の並のハンターが束で戦いを挑んでも全く敵わないほどの能力を持っていたのです。最強と言われている彼の名シーンでは、ズキューンという言葉がよく使用されています。ズキューンが表すものについてご紹介しましょう。初めて彼のズキューンが披露されたのは、コミック第7巻です。

第7巻では、天空闘技場での戦いが繰り広げられています。好奇心旺盛で未熟ながらもまっすぐに純粋な目を向けてくるゴンに対して、見込みのある成長途中のハンターと認めた彼は興奮して、ズキューンを披露しました。ハンターハンターでは、これが初ズキューンとなります。この時の描写では変態的な性癖を持っているヒソカの股間に集中線が集まるように描かれていました。つまり、下半身が勃っているということです。

彼は強者や見込みのある成長途中のハンターを玩具と表現し、それを壊すことに生きがいを見出す性癖を持っています。それゆえに、その時の状況を想像しただけで興奮して下半身を勃たせるという表現になっていたようです。性癖は人それぞれ異なり、人に迷惑をかけないでいる段階では自由です。彼の性癖はかなり頻繁に披露されているため、初ズキューンの時に気付かなかった人も度重なる描写によって段々と理解していきました。

ズキューン名シーン集

変態的な性癖を持っているヒソカのズキューンの名シーンは意外と多く描かれています。彼が初ズキューンしたのは、第7巻のNo.061 決戦で、天空闘技場での戦いの時でした。格上の相手にワクワクしたようなキラキラとした目を向けてくる純粋なゴンに対して彼はかなり興奮し、発情しています。言葉でも素直に「興奮しちゃうじゃないか」と表現しており、下半身を勃たせていました。

第12巻のNo.106 9月4日⑤でも、好みの対象を相手にすると興奮する彼は、冷静沈着でカリスマ性のあるクロロとのタイマンの時にズキューンを披露しています。優秀なクロロは、彼が思った通りに誘導に引っかかったため、やはり自分の目に狂いはなかった、自分が倒すのにふさわしい相手だと確信し、いつか必ず自分の手で殺すことを心に決めながら下半身を勃たせていました。

さらに彼は第34巻No.353 冷徹では、最高潮ののズキューンを披露しています。ずっと戦いたいと願ってきた最強のクロロと天空闘技場でタイマンでの戦いが実現した彼は、バトルの最中に、思いがけない彼の体技に驚き、強烈な攻撃を受けていながらも興奮して下半身を勃たせていました。戦闘中でありながらも、素直に興奮して反応する彼はかなり狂気に満ちていますが、ある意味で天才的な余裕を感じることができるでしょう。

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ヒソカの顔芸がすごい!

ヒソカは顔芸もできる

ハンターハンターでは、ストーリーが進むにつれてキャラクターの顔の表情が大きく変わっていく描写が多くありました。その理由としては、そのキャラクターの成長と印象を変えるために、作者が意図的に行っていることのようですが、初登場時とでは全くの別人となっているキャラクターも多いため、パッと見ただけでは判断しにくい状況にもなっているようです。掴みどころがない性格のヒソカも例外ではありませんでした。

顔の表情が大きく変化しているキャラクターの中で、現在もなお変化をし続けているのが彼でした。彼の顔の表情はかなり変化し続けています。髪を下し、ピエロのメイクをしていない時の彼は、とてもイケメンでかっこいいと評判が高いです。しかし、変態的な性癖を持っている彼は、玩具の対象となった相手を壊したい欲求にかられ、その状況を妄想している時はかなり恐ろしい表情をしています。

さらに、欲求不満で誰でもいいから狩りをしたい時の表情は、見る影もないほどの表情となっており、彼だという説明書きがないと判断しにくいでしょう。顔にピエロのメイクをしているためもしかしたらそうなのかな?と想像することはできますが、あまりにも別人のため判断がしにくいのです。さらに戦闘に夢中になっている彼は上記の表情となり、まるで鬼の形相となっています。誰なのか判断ができない顔芸となっていました。

初期と顔が違う

初登場した当時のヒソカの表情は下記のようになっています。現在の彼と比較してかなり目が細く、まるでキツネのようです。完全に一重の細い目と面長な顔立ち、眉毛もかなり細く、かなり冷酷な印象を与える表情をしていました。髪型は現在とそれほど変わっていないオールバックとなっていますが、顔の表情がかなり異なっているため、途中から彼を見ている人は初登場の彼の顔を見てすぐにわかるのは難しいかもしれません。

初登場の彼の顔の表情と現在を比較すると、かなりイケメンの顔立ちへと成長しています。髪を下し、メイクを施していない素の顔の時は、かなりかっこいいイケメンの表情を披露していました。このイケメンの顔で天才的な能力を持っている彼はかなり魅力的なキャラクターと言えるでしょう。しかし、悪だくみをしたり、玩具を壊したい欲求が高まっていたりする時には、彼の変態的な性癖をよく表現している表情となっています。

ハンターハンターでは、多くのキャラクターの顔の表情が一定に定まっておらず、その時の状況に応じて印象を変えるためにわざと変化をつけて描かれていますが、中でもヒソカの場合は、変態的な性癖を持っていることもあり、かなり数多くの顔の表情の変化が披露されています。イケメンでかっこいい表情から、狂気に満ちた表情、鬼のような形相などまるで顔芸を披露しているようでした。

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ヒソカに関する感想や評価

大変態であるヒソカのキャラクターをめっちゃすきと表現している人は意外と多くいました。掴みどころがない気まぐれな性格に加えて、天才的な能力を持っている彼をかっこいいと感じる人は多くいたようです。彼には多くの名言や名シーンが残っており、強烈な印象を与えるキャラクターの一人として大活躍していました。

顔芸ができるのではというほど多くの表情を持っているヒソカは、髪の色も一定に定まっていません。アニメでも水色だったり、赤だったり、茶色だったりしていました。人によって髪の好みもそれぞれですが、青い髪が好きという声も意外と多く寄せられています。また、変態で強いキャラクターであることも好きな理由になっているようです。

時には、めちゃくちゃうるさく、時には慎ましやかな表情を見せるヒソカを奥深くていいという人は多くいました。彼にはさまざまな表情があります。戦いにおいては頭がキレて、精神力の強さを発揮し、天才的な格闘センスを秘めているハンターでもありました。また、変態的な性癖も持っていたのです。これらの要素を全てひっくるめて好きだという人は意外と多く存在していました。

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ヒソカの名言集や名シーンまとめ

強者や見込みのある成長途中のハンターに興味を示すヒソカには、多くの独特な名言集や彼ならではのかっこいい名シーンがたくさん登場していました。格闘センス抜群の彼は、才能あるハンターが大好きで、強者との戦いに興奮してしまうという変態的な性癖を持っていたのです。しかし、気まぐれで掴みどころがない天才的な能力を持っている彼を魅力的だと感じている人は多くいました。

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