【ハンターハンター】シーラの正体は何者？パリストンとの関係やゴンの母親説を考察

『ハンターハンター』のシーラは『ハンターハンター』0巻に登場する謎多きハンターであり、クラピカの人生に多大な影響を与えた人物として注目されています。ここでは謎多きキャラクターであるシーラや『ハンターハンター』の基本情報を見ていきます。

『ハンターハンター』は日本を代表する少年漫画であり、日本だけでなく世界中にファンがいる漫画として知られています。連載開始から20年以上たった今も多くの謎が残されている漫画となっており、シーラの正体もこうした謎多きストーリーのカギになっていると考えるファンも少なくありません。

『ハンターハンター』は『幽遊白書』で知られる漫画家・冨樫義博によって描かれる漫画であり、伏線の多さや世界観などが高評価を受けている作品です。アニメも好評であり、これまで2度のアニメ化と劇場版、OVA作品など様々なコンテンツに広がりを見せています。2019年の時点での累計発行部数は7200万部を突破しています。

ゴン＝フリークスは大自然の島で育った純粋な少年でしたが、自分を捨てた父親が『ハンター』という職業についていることを知ります。『ハンター』に興味を持ち、父親を探すことを決めます。彼は島を出て、父親が熱中した『プロハンター』となるためにクラピカ、レオリオ、キルアと共に超難関試験『ハンター試験』に臨みます。

シーラのプロフィールを見ていきましょう。シーラは『ハンターハンター』初の劇場版作品『HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』の特典として配られた「HUNTER×HUNTER0巻」に登場するキャラクターであり、20代の女性で『プロハンター』という事だけが公式に明かされているプロフィールとなっています。より詳しいプロフィールは下記で見ていきましょう。

シーラの服装には『ハート』が多くあるのが特徴です。さらに耳当てや水筒、バッグなど旅人のような恰好をしており、プロハンターとして旅を続けていると考えられています。バッグには『ネズミ』にも似たイラストがあり、これも彼女の正体を暗示しているとも指摘されています。

ここからは未だに謎が多いシーラの正体について考察していきましょう。彼女が何者であるかはファンの間でも議論されており、様々な説がネット上には挙げられています。ここでは特に可能性が高いと言われている3つの説について紹介していきましょう。

シーラの正体①は『パリストンの兄妹』です。『パリストン妹説』はファンが最も有力視している説の一つであり、シーラの目の雰囲気がパリストンと似ていることも指摘されています。さらにシーラがネズミの服を着ていることも、『十二支ん』で『ネズミ』を担当していたパリストンを思わせる伏線となっていると予想されています。パリストン妹説ではシーラはパリストンの諜報員として暗躍していたと推測するファンも多くいます。

シーラの正体②は『ゴンの母親』です。人気の高い説であり、シーラの謎の多い部分と意外と好感度が高いこともこうした説が挙がる理由となっています。ゴンの母親は謎が多く、作者である冨樫義博が「ゴンの母親はすでに作中に出ています」とインタビューで発言したことも母親説を有力視するファンの根拠となっています。ゴンの母親は『ハンターハンター』の中でも重要な存在なので様々なキャラクターが候補として挙がっています。

シーラの正体③は『旅団の元8番』です。こちらはストーリーの流れを考えると最も自然な説となっています。彼女は旅団のメンバーであり、襲撃の下見のために訪れたとも考えられています。ゴンやキルアたちが旅団にあった段階では『4番と8番が変わった』というセリフがあり、4番は劇場版の敵キャラであるオモカゲあので旅団の元8番がシーラである可能性が最も自然な説と考えるファンも多くいます。

ここではシーラの謎を考察していきましょう。クラピカの人生に大きな影響を与え、謎の行動を繰り返したシーラの言動には多くの謎があります。彼女の正体すらまったくの謎ですが、ファンの間では彼女の不気味な存在感からクラピカの過去にとって重要な人物であると断定されています。ここからは数多くの謎を持っているシーラの謎をファンの予想などと共に考察します。

シーラの謎①は『年齢』です。年齢は公表されていないので見た目だけの想像となってしまいますが、18歳～25歳とファンには予想されています。しかしビスケやネテロなどを見てもわかる通り、念能力者は年齢を偽ることも可能なので、シーラも能力者だとすれば見た目からの予想は困難となっています。

シーラの謎②は『出身』です。シーラの出身も年齢同様に公表されていません。クラピカ追憶編では幻影旅団に虐殺されるまでが描かれており、シーラの正体が旅団の一員だとすれば流星街出身である可能性が極めて高いと考えられています。

シーラの謎③は『音楽が流れている描写』です。シーラはスマホのような端末で音楽を聴いている描写があります。クラピカに関わりのある『音楽』といえばセンリツですが、クラピカと音楽は深く関わり合いがあると考えられています。

シーラの謎④は『Ｄ（ディノ）・ハンターの本』です。シーラの謎で最も重要な謎とも言われているのは『Ｄ（ディノ）・ハンターの本』といっても過言でもありません。シーラは『ハンター』が主人公となっている冒険活劇の本をクラピカとパイロにくれます。この本がクラピカがハンターを知るきっかけとなっており、かなり重要な本と言われています。この本は暗黒大陸との関係も疑われており、注目のアイテムです。

シーラの謎⑤は『足の怪我と包帯』です。そもそもシーラは隠れて住んでいたクルタ族の森で遭難してしまい、けがをしたために動けなくなってしまいます。そんな彼女のもとに現れたのは幼少期のクラピカと親友のパイロでした。このケガと包帯には多くの謎が隠されており、彼女の正体のヒントになっているとも考えられています。

特に足のけがは注目されています。クラピカとパイロに手当をしてもらったシーラですが、その後も治るたびにけがをしてクルタ族の森に滞在を続けています。子供のクラピカは不思議に思いつつも彼女の世話を続けていますが、『クルタ族虐殺』のタイミングを考えるとこうしたこうどうにも何か意味があると考えるファンも少なくありません。

シーラの謎⑥は『ほら穴に置手紙』です。シーラはクラピカたちの前から突如姿を消します。そこには置手紙があり、パイロは「きっと直接会ってお別れするのがつらかったんだよ」とシーラの信条を推測していますが、彼女のそれまでの天真爛漫なキャラクターからは違和感のある別れのシーンとなっています。

シーラの謎⑦は『携帯電話』です。まずはクルタ族では携帯電話を所持する事は村の長老以外では禁止されており、パイロが持っていた携帯にも注目が集まっています。パイロは長老から与えられた試験の時に携帯電話を2つ持っていたために、シーラの携帯電話をもらっていた可能性も指摘されています。

シーラの謎⑧は『クルタ族の虐殺を発見した旅の女』です。『クラピカ追憶編』の最期ではクルタ族の虐殺を発見したのはクルタ族の森に迷い込んだ旅の女性という事になっています。この女性はシーラなのではないかと推測する声もあり、再び迷い込んでしまったのか、旅団の仲間だったのか、あるいはクルタ族に捕らえられていたのかはいまだに明かされていません。

シーラの謎⑨は『ハートマーク』です。シーラの持ち物にはハートマークが目立つように装飾されています。こうしたハートマークは『2つ合わせるとはネズミになる』という説や『念能力の一種』という説など謎が隠されていると考えるファンも多くいます。

シーラの謎⑩は『邪悪なネズミの絵』です。『ネズミ』はシーラの服に装飾してあるために、パリストンとの関係も指摘されています。さらにネズミの絵の邪悪な表情なども気にされており、彼女の謎に包まれた正体に関係しているとも考えられています。

ここからは『ハンターハンター』のシーラの念能力や名前の由来について考察していきましょう。シーラは登場シーンが多いわけでもないために、考察する材料が少ないこともファンを悩ませています。シーラの念能力については意見が分かれており、名前の由来なども様々な角度から分析されています。様々な伏線がある作品なので、こうした部分も見逃せません。

シーラが念能力者であるかどうかは不明ですが、プロハンターではないためもちぇいないと考えるのが妥当です。しかし、シーラが情報収集のためにパリストンや旅団から送り込まれた人物であるとすれば念を使える可能性はかなり高くなっています。さらにネオンやコムギのように無自覚でオーラや念を発現している場合もあるので、シーラが念能力を持っていることは否定できません。

シーラの名前の由来からも考察していきましょう。『ハンターハンター』では名前の由来が今後の展開を表している例も少なくありません。『キメラアント編』ではジンとカイトの名前の由来である復活の石『ジンカイト』がカイトの復活の伏線となっていたことも有名です。さらに、『キメラアント編』を終わらせるきっかけとなる一言を発するオオカミのキメラアント『ウェルフィン』の名前もクライマックスの伏線となっていました。

シーラの名前を考えてみると、『シーラ』という名前は欧米では一般的な女性を意味する単語であり、英語では『シェイラ』と発音されることもある名前です。ファンが注目しているのはアイルランドでは『盲目』という意味があることです。『緋の目』に関係しているキャラクターでもあるために、『盲目』という単語には何らかの意味があるともいわれています。

ここからは『ハンターハンター』のシーラに関すネット上の感想や評価などを見ていきましょう。シーラは『ハンターハンター』ファンの間でも話題のキャラクターであり、ネット上でも様々な意見が出ている重要な存在と見なされています。

シーラの正体はファンが最も気にしている謎の一つとなっており、ネット上には『個人的にハンターの登場人物の中でよく分かってないのがシーラ、すげぇ謎』という声や『シーラが何者かはかなりの謎だな』という声などが挙がっています。

シーラはその存在感ゆえに、『ハンターハンター』の本編のストーリでも重要なキャラクターではないかと考えるファンも多くいます。ネット上には『シーラがちゃんとハンターになれてるかが重要』という声や『シーラは実はかなりの重要キャラクターなんじゃないかな』という声などが挙がっています。

シーラはゴンの母親という説はネットでも注目されている説となっています。ゴンの母親はファンに注目され低rので、シーラは有力候補として様々な考察がされています。ネット上には『シーラがゴンの母ってありえるな』や『シーラがゴンの母親っていう説が意外に好きなんだけど』という声などゴンの母親とシーラに期待する声も数多く挙がっています。

シーラは謎が多いキャラクターのためにシーラの再登場を望む声もあります。『暗黒大陸編』ではクルタ族の目も関わってくるため、『クラピカ追憶編』でのネット上には『シーラが再登場するとしたらどんな場面だと思いますか？』という声や『シーラは絶対また出て来るやろ』という声などが挙がっています。

今回は『ハンターハンター』の『クラピカ追憶編』で登場したキャラクター『シーラ』の正体や謎への考察、ネット上の感想などを紹介してきました。シーラは再登場が望まれているキャラクターであり、圧倒的な存在感があるため再登場が望まれています。今後もシーラにも注目して『ハンターハンター』をお楽しみください。