【BORUTO】うずまきボルトは新主人公!名前の由来と右目・淨眼の謎をネタバレ考察

「BORUTO」は、第四次忍大戦から15年後の世界を舞台に、うずまきナルトの息子・うずまきボルトの活躍や奮闘、仲間との絆を描いたナルトシリーズのスピンオフ作品です。本文では、「BORUTO」の主人公・うずまきボルトのプロフィールや父親譲りの性格をはじめ、プロローグで描かれた青年期の謎、名前の由来と口癖、右目の淨眼の謎や能力、ボルトの使用忍術、アニメ声優等を紹介します。

【BORUTO】うずまきボルトは新主人公!名前の由来と右目・淨眼の謎をネタバレ考察のイメージ

目次

  1. うずまきボルトは新主人公
  2. うずまきボルトの名前の由来や口癖
  3. うずまきボルトの右目・淨眼の謎を考察
  4. うずまきボルトの忍術
  5. うずまきボルトの他の登場人物の関係
  6. うずまきボルトの声優
  7. うずまきボルトに関する感想や評価
  8. うずまきボルトについてまとめ

うずまきボルトは新主人公

うずまきボルトは、人気シリーズ「NARUTO」の続編にあたる「BORUTO」の主人公であり、うずまきナルトの息子です。以下では、「BORUTO」の主人公・うずまきボルトのプロフィールをはじめ、父・ナルト譲りの性格、プロローグで描かれた青年ボルトの謎、名前の由来・口癖、右目の淨眼の謎と能力、使用忍術、劇中の人間関係、アニメ版声優などを紹介します。

BORUTOの作品情報

うずまきナルトの息子・うずまきボルトの活躍を描いた「BORUTO」は、漫画家・岸本斉史先生の代表作「NARUTO -ナルト-」のその後の世界を描いたスピンオフです。本作品は、岸本斉史原作・監修、小太刀右京脚本、池本幹雄作画で、2016年から週刊少年ジャンプ、2019年にはVジャンプにて連載され、2017年からは、テレビ東京系列でアニメ版が放送されています。

うずまきボルトが主人公の作品は、劇場版「ナルト」シリーズ第11作で初めて制作・上映され、中忍試験に挑むボルトたち若手忍の奮闘をはじめ、ナルトとの親子の絆や、サスケとの師弟関係が描かれました。漫画版では劇場版のシナリオに修正や変更を加えて執筆され、テレビアニメ版では、劇場版よりも前の時系列である忍者アカデミー時代から始まっています。

BORUTOの概要

前作の終盤・第四次忍対戦から15年後を描いた「BORUTO」は、軍事技術の民生転用により近代化が進んだ世界が舞台で、パソコンを始めとする文明の利器が当たり前のように使用されています。そして、時代の変化に伴う近代化は、忍の世界にもみられ、従来の忍具に近代技術を取り入れた科学忍具の使用や、それらを研究・開発する科学忍具班が発足しています。

一方で、平和な時代が長く続いたことによる忍の実力不足・意識低下が目立つようになります。そして、忍五大国以外の小国の情勢不安や国境地帯の治安の悪化、急激な経済成長を遂げたことで、貧富の差が広がりを見せるなど、前作には見られなかった新たな社会問題が浮上しています。

BORUTOのあらすじ

青年期のボルトとカワキの対決から、物語の舞台は第四次忍大戦から15年後の世界へ移ります。木ノ葉隠れの里・七代目火影を父に持つうずまきボルトは、幼馴染のサラダを始めとする仲間たちと楽しい日々を過ごしていました。その一方で、父親が家に居ないことの寂しさや、火影の息子と認識する周囲の人々への反感から、里中にいたずらを仕掛けて、ナルトの関心を自分に向けさせようとします。

また、努力を避け、楽な道を選ぶ傾向も見られ、中忍試験では、科学忍具を使用して不正に勝ち進み、観戦に来ていたナルトによって額当てを取り上げられてしまいます。しかし、その直後に起こったモモシキ襲撃をきっかけに、人々を守る父・ナルトの姿を目撃し、同時に、自身の考えを改めるようになります。

騒動後、ボルトの右目には、淨眼が宿り、右の掌には「楔(カーマ)」が現れるようになります。そして、右目の淨眼の能力の謎と共に、秘密組織「殻」の暗躍や、殻の追っ手から逃れてきた少年・カワキの登場など、新たな脅威がボルトの前に立ちふさがります。

うずまきボルトのプロフィール

「BORUTO」の主人公・うずまきボルトは、前作の主人公であるうずまきナルトの息子で、父親ゆずりの金髪と青い眼、猫ひげに似た2本線、表が黒・裏がマゼンタ色の忍装束が特徴の忍です。家族構成は、母・ヒナタと妹・ひまわりを含めた4人家族です。親族には、日向宗家で母方の祖父・日向ヒアシと、叔母で上忍の日向ハナビがいます。

うずまき家・日向家の血を引くことや、七代目火影・うずまきナルトの息子、四代目火影・波風ミナトの孫であることから、里の人々から忍としての将来を期待されています。また、ボルト自身も、忍の素質に加え、座学の面でも優秀な成績を収めており、アカデミー卒業試験を担当したはたけカカシからも、その才能を認められています。卒業後は、木ノ葉丸が担当上忍を務める第七班に配属され、任務を遂行しています。

日向一族が受け継ぐ白眼の能力には目覚めていない一方で、大筒木モモシキ襲撃事件後に、右目に「淨眼」を宿しました。また、右の掌には、「楔(カーマ)」と呼ばれる刺青に似た模様が発現し、プロローグで登場した青年期には、顔右半分にまで及び、カワキとの戦闘時には青色に発光していました。

うずまきボルトの性格

父・ナルトと同様に、常に明るく前向きな性格であり、第七班のサラダ・ミツキを始めとする仲間や、家族を大切に想う心優しい一面も有しています。一方で、少年期のナルトに見られたイタズラ好きな性格もしっかり受け継いでおり、ナルトを困らせています。また、要領が良いことから、登場初期は努力することを避けたり、忍具など卑怯な手を使って試合に勝とうとするなど、楽な道を選ぼうとする傾向が見られました。

同時に、ナルトに対する寂しさや、火影の息子として認識し、本当の自分の姿を見てくれない周囲の人間への反感を覚えていました。しかし、中忍試験時の事件をきっかけに、これまでの考えを改め、真面目に修行に取り組むようになります。そして、父・ナルトとの関係も少しずつ改善させる中、師匠であるサスケのように「火影を支える忍」を志すようになります。

うずまきボルトが火影の顔面岩に落書き

影分身を駆使して日々激務に追われるナルトをよそに、父親に振り向いてほしいボルトは、里のシンボル・火影岩に落書きをするいたずらを決行します。火影1人の顔につき内容を1つ施す一方で、父・ナルトの顔には、「アホ」「クソオヤジ」のように、反抗期の子供らしい落書きが施され、ナルトの関心を自分へ向けさせようと奮闘します。

一方、火影岩への悪戯書きは、前作「NARUTO」でも登場し、里の人々の迫害を受け、孤独な幼少期を過ごしていたナルトが、周囲に認めてもらいがために、大胆ないたずらを決行した姿と重なります。そして、ボルトと幼少期のナルトが行った火影岩へのいたずらは、動機こそ違うものの、人知れず寂しさを抱えていたことが感じられるでしょう。

BORUTOボルト-NARUTO THE MOVIE-での活躍

劇場版「ナルトシリーズ」の第11作目にあたる、映画「BORUTOボルト-NARUTO THE MOVIE-」は、うずまきボルトを主人公にした作品で、2015年8月7日に公開されました。物語は、第四次忍対戦から10年以上が経過した木ノ葉隠れの里を舞台に、下忍として活動するうずまきボルトの日常から始まります。

中忍試験を間近に控えたある日、ボルトは、極秘任務から帰還したうちはサスケの元へ弟子入りを志願し、指導を受けます。そして、試験当日、チームメイト達が着実に成果を上げていくことに焦りを覚えたボルトは、科学忍具を不正利用し、試験を突破していきます。しかし、会場を訪れていたナルトによって化学忍具の使用が見破られ、試験の失格と忍の証・額当てを取り上げられてしまいます。

その直後、大筒木一族のモモシキが試験会場に襲撃し、ナルトを始めとする忍たちは、観客たちを安全な場所へ誘導させながら、モモシキとの戦いに挑み、ナルトがモモシキに連れ去られる事態が起きます。ナルトの戦いを間近で見たボルトは、火影である父・ナルトの偉大さと、自分の未熟さを思い知らされます。そして、これまでの考えを改めたボルトは、サスケ達と共にナルトの救出に向かいます。

うずまきボルトの青年期の謎

アニメ「BORUTO」は、青年期のボルトと、謎の組織「殻」から器と呼ばれていた、青年期のカワキとの戦闘シーンからはじまりました。そのシーンの青年ボルトについて、右腕から顔面にかけて浮き彫りになった青い楔(カーマ)や能力、右目の切り傷、抜け忍び使用の額当の謎について、放送初期から多くの関心を集めました。

まず、青年ボルト・カワキのカーマについて、通常時の2人のカーマは、共に似通ったデザインの墨色ですが、戦闘モードに入ると、それぞれ青・赤色に変色します。ボルトのカーマについて、大筒木モモシキを倒した時に付けられたと考察されます。また、色こそ違うものの、カーマが変色するタイミングから、カワキのカーマもボルトと同一の系統であると考えられます。

次に右目の傷は、額当の上から切りつけられたことや、青年期のナルトと同等の実力だと推測される青年ボルトと互角に戦える相手から、カワキとの戦闘で負傷したものでしょう。そして、ナルトファンから最も注目された抜け忍仕様の額当について、当初は、ボルトの抜け忍説が浮上しました。しかし、青年ボルトの額当は、後ろで留める仕様で、前作「NARUTO」時代に使用されていた物でした。

一方、「BORUTO」時代の額当は、伸縮性のある素材を使用したバンド状のものから、青年ボルトの額当は、かつてのナルトと共に活躍した第三者から譲り受けたものと推測されます。そして、ボルトと接点があり、旧デザインの抜け忍仕様の額当を持つ人物は、ボルトの師匠にあたるうちはサスケが該当し、彼を通じてボルトの手に渡ったと考察されます。

緊張感ただようプロローグで始まったアニメ「BORUTO」では、主人公・ボルトだけでなく、彼と戦いを繰り広げる謎の青年・カワキにも注目が集まっており、「忍びの世界は終わった」という意味深な宣言に、多くの疑問が飛び交いました。一方、旧式の額当を付けてカワキに挑む青年ボルトの姿からは、サスケのように火影を助ける忍としての決意を表しているでしょう。

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うずまきボルトの名前の由来や口癖

「BORUTO」の主人公の名前・うずまきボルトは、一見すると、うずまきナルトと似通った名前に思えますが、その名前の由来には、第四次忍対戦で戦死した日向ネジに対する、ナルトとヒナタの思いが込められていました。以下では、うずまきボルトの名前の由来や気になる誕生日、父・ナルトを彷彿させる口癖を紹介します。

うずまきボルトの名前の由来・誕生日

うずまきボルトの名前は、母・ヒナタの従兄で、「BORUTO」では故人である日向ネジに由来します。本編から15年前に起こった第四次忍大戦にて、尾獣の十尾がナルトに襲いかかる中、ヒナタがナルトを庇うと同時に、ネジが2人を庇い瀕死の重傷を負います。死の直前、ネジはかつてナルトに言われたある一言を言い残し、自分と同じように死んでいった、父・ヒザシの事を考えながら息を引き取りました。

ネジの死は、その後のナルトとヒナタに大きな影響を与え、第四次忍大戦の終結へと導きました。そして、ネジに命を助けられたナルト・ヒナタは、ネジへの思いを込めて、彼の名前の英語表記である「ボルト」を、戦後に生まれた息子の名前に付けました。また、ボルトの名前の由来となったネジも、登場キャラクターのセリフにて名前が登場しています。

一方、うずまきボルトの誕生日は、Twitterの公式サイトから3月27日生まれであることが発表されました。3月27日は、うずまきヒナタの妹で、ボルトの叔母にあたる日向ハナビの誕生日にもあたり、SNS上ではボルト・ハナビの誕生日を同時に祝福するメッセージも投稿されています。

うずまきボルトの口癖「~だってばさ!」

うずまきボルトの口癖「~だってばさ!」は、父・ナルトの「~だってばよ!」の口癖を彷彿させます。また、ボルトの口癖は、彼の父方の祖母であるうずまきクシナにも見られ、彼女の口癖は「~ってばね」です。うずまき家3代に見られたこれらの口癖は、うずまき家の遺伝子とも考えられるでしょう。

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うずまきボルトの右目・淨眼の謎を考察

日向家の血を受け継ぐうずまき兄妹のうち、妹・ひまわりは幼少期から白眼を開眼させている一方で、兄・ボルトは、白眼ではなく淨眼と呼ばれる薄水色の瞳術を、右目に宿しています。以下では、プロローグの青年ボルトに繋がる、うずまきボルトの右目に宿った淨眼の能力や謎を考察しました。

考察①片目だけ開眼

日向一族の血を引くボルト・妹のひまわりは、血継限界の1つである白眼の能力を受け継いでいます。ひまわりは、母・ヒナタと同様に白眼を開眼していましたが、ボルトはいまだ開眼されておらず、右目に「淨眼」を宿しています。淨眼は、白眼の亜種とも捉えられ、白目が黒く変色し、瞳も薄水色に変化するなどの特徴が見られました。

日向一族の白眼やうちは一族の写輪眼のように、血継限界の瞳力は、通常は両目に開眼する能力ですが、ボルトの淨眼は右目のみと不可解な状態となっています。しかし、血継限界の片目開眼は、瞳力を持つ眼球を移植することで可能であり、サスケの輪廻眼がその代表例です。よって、ボルトの右目の淨眼も、第三者によって移植させられたとも考えられます。

考察②黒目部分は転生眼に酷似?

ボルトの右目の淨眼は、母方の血筋である白眼より、転生眼に近いデザインとなっています。まず、白眼は、白と薄紫で構成され、瞳孔部分は紫色となっています。一方、ボルトの淨眼は、黒目と水色で構成され、瞳孔から白い光が放たれたような独特のデザインが施されています。

また、大筒木トネリが発現した転生眼は、色こそ多少の違いがあるものの、瞳孔から光が放出されたようなデザインは、ボルトの淨眼と非常に似ています。このような経緯から、ボルトの右目の淨眼は、大筒木一族の転生眼の類似ではないかと考えられます。

考察③開眼条件

淨眼の開眼条件・イメージ画像

ボルトの淨眼は、劇中では何かの拍子で右目に変化が生じる程度のため、開眼条件は不明とされています。一方、外見が淨眼と酷似している転生眼の開眼条件は、血継限界の白眼に、大筒木一族のチャクラを合わせることで開眼することが判明し、劇場版では、日向ハナビの白眼をトネリに移植することで、転生眼が開眼されました。

そして、日向一族の血を引くボルトには、白眼の発現因子が潜在的に備わっており、大筒木一族のチャクラを合わせることで、淨眼が開眼すると考えられます。また、ナルトの中にいる九喇嘛は、かつて大筒木ハゴロモの体内にいた存在であり、ナルトにも少なからず大筒木一族のチャクラが備わっていると推測され、ボルトの淨眼の開眼の引き金になるでしょう。

考察④チャクラの感知能力

ボルトの淨眼には、いくつかの能力が備わっており、1つ目はチャクラを見分ける感知能力です。この能力は、アカデミー時代に発生した「ゴースト事件」で登場し、事件の被害者となった里人の識別や、彼らから鵺に充てんされるチャクラの流れを見分け、犯人を割り出すことに成功しています。

考察⑤異空間移動能力

ゴースト事件の犯人が、ボルトのクラスの委員長・スミレと判明します。そして、彼女と戦うミツキを止めに入ったボルトでしたが、突然右目が発光し、異空間への入り口が開かれます。ゴースト事件の元凶である鵺・スミレが異空間へ吸い込まれていく中、仲間を助けるべくボルト・ミツキもその後を追いました。この描写から、ボルトの淨眼には、異空間を移動できる能力が備わっていると推測されます。

考察⑥点穴を見極める能力

ゴースト事件で判明したボルトの淨眼の能力の3つ目に、点穴を見極める能力が登場しました。異界に住む鵺との戦闘にて、鵺の体に走る経路系と点穴が見えるようになったことも判明しています。

考察⑦大筒木トネリの言葉

大筒木トネリは、古の時代に月に移住した大筒木ハムラの末裔にあたり、ボルトの右目を淨眼と命名し、破滅から救う希望の光と呼んでいます。月から地球を眺めるトネリは、「鬼宿にほうき星が入った」「収穫の時は近い」など、今後の展開を匂わせる発言をしており、それらの鍵を握る存在がボルトだと推測されます。

考察⑧モモシキとキンシキの会話

モモシキが発した「収穫」という言葉は、大筒木キンシキとの会話でも登場し、2人の会話から大筒木一族が地球にある何かを収穫するために、それらの管理を任せた大筒木カグヤの連絡を待っていると読み取れます。しかし、収穫のタイミングが訪れたにも関わらず、一向にカグヤから連絡が来ないことに、モモシキが不信感を抱いていることも読み取れます。

考察⑨大筒木カグヤが降り立った理由

モモシキが連絡を待つ大筒木カグヤとは、本編から1000年以上前に、神樹を追ってボルトたちの星に降り立った者で、その目的は神樹に宿るチャクラの実を収穫するためだと考察されます。しかし、禁を破り、チャクラの実を食べたカグヤは、強大な力を得ることとなります。やがて欲に目覚めたカグヤは、それらの力を利用して己の欲望を満たすべく、神樹のしきたりとして、村人を御つかいとして差し出すことを命じます。

後に、御つかいに選ばれた村人たちは、まゆに包まれた状態で神樹の根元に安置されていたことが、ハムラの白眼により判明しています。そして、神樹の生贄に捧げられた人々は、後に白ゼツと呼ばれる戦闘員となり、その数は10万体と言われています。

考察⑩異世界の大筒木一族との総力戦を終わらせる?

カグヤの過去とモモシキ・キンシキの会話から、大筒木カグヤは、神樹を利用して降り立った星を統治するべく、異世界の大筒木一族に謀反を起こしたと考えられます。そして、カグヤが御つかいと称して村人を神樹の根元に安置していた理由は、神樹のチャクラの実を収穫する大筒木一族に対抗するための戦闘力だと推測されます。

そして、カグヤの動きに不信感を抱いたモモシキ達がボルトたちの星に降り立った後、事の真相を知った異世界の大筒木一族と忍界の戦いが勃発すると考えられます。同時に、ボルトに宿った右眼の淨眼は、大筒木一族との総力戦を終わらせる鍵となるでしょう。

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うずまきボルトの忍術

少年期のナルトとは対照的に、忍の素質に恵まれたうずまきボルトは、アカデミー時代から上忍が会得する忍術をマスターしています。しかし、修行不足ゆえに未熟な面も多く、さらなる鍛錬を必要としています。以下では、さらなる能力の開花が期待される、うずまきボルトの忍術について紹介します。

うずまきボルトの忍術①影分身

うずまきナルトの代名詞である忍術・影分身は、息子であるうずまきボルトにも継承され、アカデミー時代には、すでに影分身をマスターしていました。しかし、ボルトが、一度に繰り出せる影分身は4人が限度であり、まだまだ修行が必要な忍術でしょう。

うずまきボルトの忍術②性質変化螺旋丸

螺旋丸は、うずまきボルトの祖父で四代目火影・波風ミナトによって開発された忍術です。螺旋丸は、自来也やはたけカカシなど、一部の忍が習得しており、うずまきナルトも影分身を使用して習得した難易度の高い忍術です。しかし、忍の才能に恵まれたボルトは、わずか数日で螺旋丸を成功させ、性質変化螺旋丸も容易に習得しました。

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うずまきボルトの他の登場人物の関係

「BORUTO」では、うずまきボルトの同期にあたる若手忍だけでなく、彼らの親で前作「NARUTO」にて活躍した忍たちも多数登場しています。以下では、うずまきボルトの他の登場人物の関係について紹介します。

登場人物との関係①サスケ

前作「NARUTO」からの登場人物・うちはサスケは、七代目火影・うずまきナルトの盟友で、ボルトの師匠です。本編では、妻・サクラと娘・サラダの3人家族ですが、大筒木カグヤの異変や秘密組織「殻」の調査などの極秘任務で、里の外に出向いていることが多いです。うずまきボルトとは、彼が幼い頃から面識があり、父・ナルトを見返すべく弟子入りを申込まれます。

ボルトのサスケへの弟子入りは、父・ナルトに対するこれまでの考えを改めさせる結果となり、中忍試験時に起こったモモシキ襲撃の際には、ボルトのアシストを務め、モモシキ撃退に尽力します。火影・ナルトを陰ながら支える姿は、後にボルトが火影を補佐する忍を志すきっかけを作りました。サスケのアニメ版声優は、杉山紀彰さんです。

登場人物との関係②ミツキ

木ノ葉丸班の一員のミツキは、音隠れの里から木ノ葉の忍者アカデミーに転入してきた少年で、ボルトたちの同期にあたります。アカデミー卒業後は、ボルト・サラダと共に第七班に配属され、下忍として任務を遂行するも、ある目的のために無許可で里の外に出る騒動を起こします。ミツキの後を追ったボルト・サラダによってミツキの正体が大蛇丸によって生み出された人造人間であったことが判明します。

ミツキの正体は、ナルトを始め一部の人間のみが共有しており、彼の生みの親・大蛇丸は、ミツキの担当上忍・木ノ葉丸の祖父を殺害した忍でした。しかし、木ノ葉丸は、大蛇丸とミツキは別と認識し、以前と同じように接しています。ミツキのアニメ版声優は木島隆一さんです。

登場人物との関係③サラダ

うちはサスケとサクラの娘・うちはサラダは、ボルトの幼馴染で、赤い眼鏡がチャームポイントの木ノ葉丸班の紅一点です。ボルトとは対照的にクールで真面目な性格である一方、お互いに父親との交流が少なく、寂しい思いをしている点ではボルトと共感しています。アカデミー卒業直前に起こった一連の騒動をきっかけに、ナルトに尊敬の念を抱き、火影を志しています。

劇中では、サスケがいないことの寂しさから写輪眼を開眼しているものの、まだ成長段階の一つ巴であり、下忍になってからは、サスケから火遁の術の習得にも励んでいます。うちはサラダのアニメ版声優は、菊池こころさんです。

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うずまきボルトの声優

うずまきボルトの声優・イメージ画像

父親ゆずりの明るさや仲間想いの性格が魅力的なうずまきボルトは、忍としての能力の高さから、ナルトを越える忍への成長が期待されている注目のキャラクターです。以下では、アニメ「BORUTO」のうずまきボルトの声優・三瓶由布子さんのプロフィールと主な出演作品を紹介します。

三瓶由布子のプロフィール

アニメ版うずまきボルトの担当声優・三由布子さんは、1986年生まれ、東京都出身の声優・ナレーターであり、アクセルワンに所属しています。2000年にアニメ「だぁ!だぁ!だぁ!」の西遠寺彷徨役で声優デビューを果たします。2005年に「交響詩篇エウレカセブン」のレントン・サーストン役で初主演を果たし、2019年には、第十三回声優アワード・主演女優賞を受賞しました。

三瓶由布子の主な出演作品

声優・三瓶由布子さんの主な出演作品は、アニメ「桜蘭高校ホスト部」夷川栞役、「Yes!プリキュア5」夢原のぞみ(キュアドリーム)役、「キャプテン翼(第4作)」大空翼役、アニメ「おしりたんてい」のおしりたんてい役など、少女~女性役から少年役まで幅広い役柄を演じる声優の1人です。

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うずまきボルトに関する感想や評価

うずまきボルトに関する感想や評価・イメージ画像

忍としての成長や活躍だけでなく、右目に宿った淨眼の能力の謎、青年期編で予想される謎の少年・カワキとの死闘など、うずまきボルトの今後の動向に目が離せません。以下では、「BORUTO」の主人公・うずまきボルトに関する感想や評価を紹介します。

感想1:うずまきボルトの誕生日を祝福

うずまきボルトの誕生日は、ボルトファンが待ち望んでいた設定であり、ボルトの誕生日である3月27日には、ボルトファンを中心にSNS上で多くの祝福メッセージが投稿されました。少年期のナルトを彷彿させる仲間想いの性格に、家族も大切にする優しさが加わり、火影として頼もしい姿を見せるナルトと共に、絶大な人気を誇っています。

感想2:ボルトの本気に感激

アカデミー時代に起こったゴースト事件や、ミツキの里の外へ出る騒動で描かれたボルトの仲間意識の高さは、ボルトファンから高く評価されています。下忍の資格をはく奪されることを厭わず、ミツキを探し出すことを選んだボルトの決断や、オオノキにミツキとの対面を懇願した時のボルトの本気の姿勢は、多くのファンに感動を与えました。

感想3:ボルトは理想のお兄ちゃん

忍としての活躍や右目の淨眼、青年期の謎など、ファンの関心を集め続けるボルトは、妹・ひまわりを大切にするお兄ちゃんとしての姿にも注目が集まっています。カッコイイだけでなく、妹想いの優しいお兄ちゃんを持つ、ひまわりを羨ましがる感想が寄せられています。また、ボルトのような兄弟が欲しかったとの声も見られ、ボルトファンからは、理想のお兄ちゃんとしても支持されています。

感想4:父親の連携プレーを受け継ぐこどもたち

アニメ「BORUTO」で描かれたボルト・サラダの連携プレーは、2人の父親であるナルト・サスケの姿と重なります。また、ボルトとサラダは、敵に攻撃を食らわせることにも成功しており、父親以上の能力を秘めていると推測されます。そして、「BORUTO」の今後の展開では、偉大な父親を持つ2人の成長や活躍にも、多くの期待が寄せられています。

感想5:ボルトの名前の由来・ネジの再登場を望む

前作「NARUTO」にてファンに惜しまれつつ戦死した日向ネジは、続編「BORUTO」では主人公・ボルトの名前の由来となった人物として登場し、多くのネジファンから根強い人気を誇っています。劇中では名前のみの登場となっていますが、一部のファンからは、ネジの生存や続編での登場、ネジを名前を基に命名されたボルトとの修行シーンなどを見たかったとの感想が寄せられています。

感想6:ボルト声優・三瓶由布子さんの誕生日を祝福

2月28日は、うずまきボルトの担当声優である三瓶由布子さんの誕生日であり、SNS上では声優・三瓶由布子さんの誕生日を祝福するメッセージが投稿されています。今回紹介したうずまきボルト役をはじめ、少年役を演じる機会が多い三瓶さんですが、キュアドリームなどの担当声優としても知られ、少女役~少年役まで幅広い演じ分けは、声優ファンの間でも高く評価され、活躍が期待されている人気声優の1人です。

テレビ東京・あにてれ BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS

うずまきボルトについてまとめ

「BORUTO」の主人公・うずまきボルトのプロフィールと性格、青年期のボルトの謎、名前の由来や口癖、右目の淨眼の謎や能力、ボルトの使用忍術、アニメ版声優等を考察を交えながら紹介しました。日向ネジに由来する名前であるうずまきボルトは、父・ナルト譲りの仲間想いの性格だけでなく、火影を支える忍としての成長や、右目の淨眼の能力や青年ボルトの謎の解明など、今後の活躍に目が離せないキャラクターです。

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