2020年01月25日公開
2020年01月25日更新
【アカメが斬る!】 マインは最後は死亡?生きてる?タツミとの関係や声優も紹介
仲間たちと共に腐敗した帝国に立ち向かう少年剣士・タツミを主人公に描かれた『アカメが斬る!』。タツミは旅の途中で「ナイトレイド」の一員であるアカメと出会ったことにより、ストーリーが展開していきます。数々の魅力的な人物が登場する『アカメが斬る!』ですが、中でも高い人気を誇る人物がマインです。そんなマインが、最後に死亡した?生きている?と疑念が残っていました。それには『アカメが斬る』のアニメと原作との違いが関係しているのです。マインが最後にどうなったのか、告白シーンと声優情報を交えて紹介しています。
目次
アカメが斬るのマインとは?
最後が珍しく原作とアニメによって違いのある『アカメが斬る!』。本作に登場するマインは、帝国政権の転覆を目論む暗殺集団「ナイトレイド」の一員であり、彼女のキャラクター性が『アカメが斬る!』の中でも高い人気を誇っています。ただ、彼女の最後は死亡?生きてる?と疑問視されているのですが、なぜ最後に違いがあるのでしょうか?ここではマインのプロフィールをはじめ、『アカメが斬る!』の作品情報を紹介し疑念に迫ります。
アカメが斬る!の作品情報
アカメが斬る!の概要
『アカメが斬る!』は原作タカヒロ、作画田代哲也によるダーク・ファンタジー作品です。『月刊ガンガンJOKER(スクウェア・エニックス)』にて2010年4月号から2017年1月号まで連載され、2017年2月にはシリーズ累計350万部を突破する人気作品となりました。2014年1月にはテレビアニメ化が発表されています。
帝国の圧政で苦しむ村の少年・タツミが旅の途中で殺し屋集団の1人である少女・アカメと出会い、アカメと共に腐敗した帝国に立ち向かう様子が描かれており、中世的なSF要素を織り交ぜたダークファンタジーです。無慈悲な描写やそれにまつわる暴力などの悲惨な描写が描かれ、必殺シリーズを意識していることがうかがえます。なお、最終話以外のサブタイトルは全て「○○を斬る」となっています。
アカメが斬る!のあらすじ
ここからは『アカメが斬る!』の簡単なあらすじを紹介します。『アカメが斬る!』は民衆に重税を課す帝都が舞台です。少年剣士・タツミは重税で苦しめられた民衆の1人ではあるのですが、それでも帝都軍の1人として兵士を目指していました。出世して重税に苦しむ村を潤そうとしているのです。そこで、幼馴染の少女・サヨと少年・イエヤスと共に帝都への旅に出ることになりました。
しかし、その道中に野盗に襲われてしまい離れ離れになる三人。タツミだけは帝都へ辿り着くのですが、その日のうちにレオーネと名乗る女に路銀までもをだまし取られてしまいます。途方に暮れるタツミでしたが、そこで貴族の少女・アリアに助けられました。不幸中の幸い、タツミはアリアの護衛として働くことになります。前途多難のタツミ、果たして彼は目的を果たすことができるのでしょうか?
ナイトレイドとは?
『アカメが斬る!』に登場するマインは、ナイトレイドという暗殺集団に所属しています。ナイトレイドとは、帝都の富裕層や悪行を続ける貴族に不満を覚えており、帝国の政治を変えるために暗殺を企てる組織であり、反帝国勢力の革命軍でもあります。
ナイトレイドの意味は「夜襲」。そのため最重要任務には大臣派の要人や危険人物の暗殺、また「帝具」を回収・収集してナイトレイドの戦力増強を図ることもあります。そんな組織の最終目的、それは機会をうかがい大臣を討つということです。
帝都とは?
マインが不満を抱いている帝都。皇帝によって統治されていると見せかけられているだけで、その実態は幼い皇帝をそそのかし、暴力の限りを尽くす大臣・オネストによって支配された国です。さらに、富裕層や貴族などの上流階級までもが悪行に手を染め、地方の村には厳しい重税を課しています。マインの出身も同じく重税に苦しんでいました。そんな事情が反帝国勢力・ナイトレイドを誕生させたゆえんです。
帝具とは?
『アカメが斬る!』の帝具とは、1000年前に帝国の創設者の命令によって造られたとされる48の超兵器のことです。精神力や体力と引き換えに帝具の性能を得ることができます。その性能はかなり強大で、帝具を所有する者同士が1度争えばそれまで、必ずどちらかが死ぬと言われるほど。元々は始皇帝が国を守るために開発されたものですが、開発から500年経った頃に起きた内戦によって半数の帝具が紛失しています。
臣具とは?
『アカメが斬る!』の臣具とは、始皇帝時代の400年後に当時の皇帝が作り出した失敗作です。ただ、通常の武器と比較すると機能は高いのですが、この武器には癌を患わせる副作用があり、さらに性能も帝具より劣ります。そんな事情から封印されたのですが、ゴズキがアカメらが所属する暗殺部隊に与えるため、その封印を解いてしまっています。
マインのプロフィール
『アカメが斬る!』に登場するマインは「ナイトレイド」の殺し屋の一員です。帝国西部の国境付近にある村で育ち、異民族とのハーフとされています。そのため、幼少期には差別はもちろん、迫害を受けながら育っており、かなり悲惨な幼少期を送ったようです。
その経験があってか、貴族たちに対してかなりの執着を見せており、帝国を破った暁には貴族と同じようなセレブ生活を送ると断言していました。しかし本心は違います。それは「差別によって苦しむ子供たちをなくす」というもので、少々子供っぽいところがあるマインですが、基本的には根が優しく仲間思いの人物です。
また『アカメが斬る!』の描写に自信家ともいえる発言が多く見られ、強気な態度と言動が多いです。マインの戦闘スタイルがスナイパーなのですが、その射撃技術においては仲間からの高い信頼を得ていました。まさに暗殺集団に欠かせない人物だと言えるでしょう。任務では遠距離射撃や不意打ち、1対1での戦闘でも十分に活かせる重要な立場にあります。
アカメが斬るのマインの最後は?死亡した?生きてる?
それでは早速、『アカメが斬る!』のマインの最後に迫ります。死亡したのか、あるいは生きているのか?その疑念には『アカメが斬る!』の原作とアニメにおける違いが関係していました。その最後に共通するのはタツミへの告白。アニメ『アカメが斬る!』で死亡し、原作『アカメが斬る!』では生きています。ここではその時の描写を具体的にしていきますので、ぜひご覧ください。
マインの最後①アニメでは死亡
『アカメが斬る!』の原作とアニメに登場するマインには違いがあります。アニメ版『アカメが斬る!』のマインは死亡しており、処刑されるタツミを助けるため、ブドー大将軍と戦い力尽きてしまいました。捨て身の攻撃を繰り出し勝利こそしたものの、結局深い傷を負ってしまい最後には死亡しています。死亡する際タツミと最初で最後のキスを交わしており、タツミに気持ちを告白して息を引き取りました。
マインの最後②原作では生きて幸せになる?
原作『アカメが斬る!』のマインはシェーレの仇であるセリュー・ユビキタスとの戦いでタツミにピンチを救われています。それをきっかけに彼への想いが高まり、「このミッションが終われば大事な話がある」と告白する様子。この時は読者のほとんどから死亡フラグが立っていたのですが、教団激闘編を難なく生き延びていました。そして、その帰り道にマインはタツミに告白しています。
しかし、タツミはその告白を自分のことを仲間だと認めてくれた、と勘違いしていました。ただ、その後マインはタツミにファーストキスを捧げたため、タツミも告白だったと悟っています。それから最後の戦いですが、その時のマインはブドーを撃破していました。見事ブドーを撃破したのですが、ボロボロになってしまいます。
一方、タツミは強大な力と引き換えにインクルシオに体を侵食されています。それによって巨大な竜の姿へと化してしまいますが、それでも最後は何とか生き延びていました。深手を負った2人、その傷を癒すために辺境の地で隠居生活を送っていきます。さらに、この時のマインは妊娠しているという事実が判明し幸せな生活を送っていることが分かりました。
アカメが斬るのマインとタツミとの関係
『アカメが斬る!』の原作とアニメでは、マインが死亡した描写と生きている描写があったのですが、そこで共通するのがタツミへの告白です。マインとタツミは喧嘩ばかりしていた様子だったのですが、なぜ告白へと至ったのでしょうか?その理由をタツミの情報をはじめ、マインとタツミとの関係性から導きだしていきましょう。
タツミとの関係①仲間になった当初は喧嘩ばかり
原作『アカメが斬る!』のマインはタツミに告白し、最後は2人で幸せな生活を送っていたのですが、2人が出会った当初は喧嘩ばかりで仲が良いとは言い難い関係でした。ここで『アカメが斬る!』に登場するタツミについてですが、地方の貧しい村の出身であるため、帝都の事情には疎く非常識なところがあります。
熱血少年の面がある駆け出しの剣士なのですが、努力家かつ真面目な性格をしており、また困った人を見捨てられないヒーロー気質なところもあります。しかし、単に頭が悪いのではなく、経験を積むにつれて冷静な判断と戦闘を繰り広げていくようになっています。そんなところがナイトレイドに評価されたため引き込まれました。
『アカメが斬る!』の重要なサブキャラクターであるアカメからは高評価を受けており、「のびしろの塊」や「鍛えていけば将軍級の器」と言われています。特に『アカメが斬る!』の中でも剣技の高さがずば抜けており、村にいた退役将軍から手ほどきを受けた後に1級危険種を相手にしながらも、楽に倒せるほどの腕前。最後にはブラードから帝具「悪鬼纏身インクルシオ」を譲り受けていました。
タツミとの関係②最終的には告白する
仲間になったタツミのことを田舎者扱いしているマイン。しかし、そんなマインもタツミが見せる根性に興味を抱きはじめ、少しずつ接し方が変わっていきました。そして、ブラードが死亡し帝具を受け継いだタツミは、努力し成長している姿が見受けられたため、その姿を見たマインはタツミへと信頼を寄せていくようになっています。
ただ、信頼は寄せていたものの表には態度に出さず、上から物を言う様子は変わっていませんでした。しかし、とある任務でいつも通り喧嘩をしていたのですが、その時に安寧道の教主様に声をかけられ、彼に2人が「赤い糸で結ばれている」と言われたため、それから2人は互いに意識するようになっています。最後にはマインが告白しているのですが…。原作『アカメが斬る!』ではその通りだといえるでしょう。
アカメが斬るのマインの声優
『アカメが斬る!』のマインは、新国家の誕生によって「差別によって苦しむ子供を無くす」というのを目的にする優しい一面があり、その一方で自信家であり誰に対しても強気な態度をするキャラクターでもあります。また、田舎者扱いしていたタツミに最後は告白しているのですが、それまでは気持ちを表に出していませんでした。そんなかわいい魅力に溢れたマインを担当した声優は「田村ゆかり」さんです。
田村ゆかりのプロフィール
- 名前:田村 ゆかり(たむら ゆかり)
- 愛称:ゆかり姫、ゆかりん
- 出生地:福岡県
- 生年月日:1962年2月27日
- 職業:声優、歌手、ナレーター
- 所属事務所:アミュレート
『アカメが斬る!』のマインの声優を担当した田村ゆかりさんは、幅広いタイプのキャラクターを演じることで知られる声優です。OVA作品である『勇者王ガオガイガーFINAL』ではシリーズ初の勇者ロボを1人で3役をこなし、さらに『R.O.D-THE CD』で西園はるひや西園あきえ、西園なつめ、西園ふゆひこを1人で4役をこなしています。また、声優に限らず歌手としても活躍しており、恋愛を永遠のテーマに元気で明るい曲調を披露しているようです。
歌手活動は声優である自分の声を活用するためにおこなっているようなのですが、その考え方からバックコーラスに自身の声を使用し、衣装やぬいぐるみなど視覚効果を狙ったコンサートを披露し、高い演出を心掛けているのがうかがえます。声優・歌手としての経験から『魔法少女リリカルなのは』シリーズなどのテレビアニメでは声優として主演を担当するとともに、テーマソングを担当しています。
田村ゆかりの主な出演作品
- 1998年~:ふたり暮らし(斉藤ひかる 役)
- 2000年~:ドッとKONIちゃん(MORO 役)
- 2001年~:ギャラクシーエンジェル(蘭花・フランボワーズ 役)
- 2002年~:ぴたテン(美紗 役)
- 2003年~:D.C. 〜ダ・カーポ〜(芳乃さくら 役)
- 2003年~:NARUTO -ナルト-(テンテン 役)
- 2004年~:魔法少女リリカルなのは(高町なのは 役)
- 2006年~:ひぐらしのなく頃に(古手梨花 役)
- 2007年~:D.C.II 〜ダ・カーポII〜(芳乃さくら 役)
- 2014年~:アカメが斬る!(マイン 役)
アカメが斬るのマインのかわいい魅力
『アカメが斬る!』のマインは、ピンク色の瞳と長髪を活かしたツインテールの髪型をしており、さらにかわいらしいピンクのワンピースとフリルが付いたスカートを着用しているなど見た目がかわいい少女です。しかし、彼女のかわいい魅力はこれだけではありません。悲惨な幼少期を送った過去による自信家な性格や帝具を使う様子などかわいい魅力に溢れていました。ここでは、『アカメが斬る!』の簡単なあらすじを交え彼女の魅力を紹介します。
かわいい魅力①悲惨な幼少期や過去
『アカメが斬る!』のマインは、帝国西部にある国境付近で暮らす異民族とのハーフです。そのため、幼少時代においては周囲からの暴力や差別を受けており、誰も助けてはくれず孤独な毎日を送っていました。さらに悲惨な路上裏生活までを送っていたのです。この悲惨な過去が「勝ち組」に対する強い執着心へと繋がっており、帝国政権を打倒した暁には革命の功労者としてセレブな生活を送ることを夢見ています。
かわいい魅力②自信家な性格
『アカメが斬る!』のマインが持つかわいい魅力には、自信家な性格も挙げられます。マインの悲惨な過去による執着心の他にも、辛い経験を送ったためか不屈の精神力と生きることへの強い意志を持っています。マインが自信のある態度を誰に対してもするのは、上昇志向の表れであり、特にタツミに対しては強気に接していました。ただ、感情的な甘い部分も多く見られがちなので、タツミに次ぐ子供っぽさがかわいいです。
かわいい魅力③帝具は浪漫砲台パンプキン
出典: about://
『アカメが斬る』のマインが扱う帝具は「浪漫砲台パンプキン」です。精神的なエネルギーを衝撃派へと変換することのできる帝具となっているため、マインが致命傷あるいはピンチになればなるほど攻撃力がより一層高くなります。不屈な精神を持つマインだからこそ扱えるものであり、精神力が強くなければ扱うことができません。
そして銃口は交換可能です。マシンガンから大口径のビーム砲までを扱うことができ、さらに銃口には狙撃用のスコープなども完備している優れものです。しかし、この帝具には弱点があり、使う過ぎてしまうとオーバーヒートを起こしてしまうので、使い方には注意が必要です。この帝具は元々ナジェンダが将軍時代に使用していたものだったのですが、彼が離反時に怪我を負い扱うのが難しくなったためマインの手に渡ることになりました。
アカメが斬るのマインに関する感想や評価
『アカメが斬る』のマインに関する感想:死んでほしくなかった
今ちょうどアカメが斬る全部見終わったんだけど、最終話がほんと泣けた。
— 【ゆにチル】👻🎋ばしまる@観測者 (@bashy_puremino) July 1, 2019
てか、マインかわいいから死んでほしくなかった(´;ω;`)
こちらの感想ではマインが死亡してしまった『アカメが斬る!』のアニメの方を見たようです。アニメ『アカメが斬る!』におけるマインの最後は死亡しているのですが、それに対して泣けたと同時にマインが死んだのを悲しんでいる様子がうかがえます。
マインがかわいいから死んでほしくなかったと言われているのですが、どのような部分がかわいいと映ったのかも気になります。原作『アカメが斬る!』におけるマインは生きているので、同じような感想を持った人は原作を読むとよいでしょう。
『アカメが斬る』のマインに関する感想:報われてほしかった
#死んで欲しくなかったキャラ晒す
— 龗(れい) (@Togakushi_ray_T) December 9, 2019
アカメが斬る!
チェルシーとマイン
チェルシーはまぁ、うん、よくねぇけどよしとしても原作で最後報われてんのにアニメの尺とかの関係で起きたマインショックは当時割とキツかった pic.twitter.com/lW6RuriyMW
こちらは『アカメが斬る!』のチェルシーとマインについての感想です。チェルシーとマインとで比較した場合、マインの評価が高いことがうかがえます。『アカメが斬る!』のアニメでマインが死亡した理由に尺の関係だと言われているのですが、やはりこちらでもそうとうキツかったようなので、マインには死んでほしくなかったのかもしれません。
『アカメが斬る!』のマインに関する感想:原作が気になる
えっ、アカメが斬る!原作ではマインちゃん生きてて主人公とイチャイチャしてんの!?買うわ
— 山乃檸檬 (@OGA_YUKAeRIca) January 7, 2015
こちらでは、『アカメが斬る!』のアニメを見たことに対する感想です。原作『アカメが斬る!』のマインが生きていると知り、原作を買うと宣言されています。マインには死亡死んでほしくなかったのでしょうか。それともタツミに告白したその後が気になるのでしょうか?もしかすると両方なのかもしれません。他の感想でも原作『アカメが斬る!』のマインを見たいとの声があったので、マインの人気ぶりがうかがえます。
アカメが斬るのマインの最後まとめ
『アカメが斬る!』に登場するマインの最後は死亡したのか、その疑念についてせまり、最後に告白したタツミとの関係性や声優までを紹介してきましたが、いかがでしたか?マインの最後は原作『アカメが斬る!』では死亡しておらず、アニメのみ死亡していました。アニメと原作で立ち回りが違うヒロインも珍しいといえるでしょう。特に注目に値するシーンがアニメ『アカメが斬る!』と原作『アカメが斬る!』で見ることのできる告白シーンです。
タツミを田舎者扱いしながらも自身の好意を表に出さないマインでしたが、最後には告白するような積極性やツンデレ、悲惨な過去を経験しながらも不屈な精神力を持つなどさまざまな魅力に溢れていました。ぜひこの機会に『アカメが斬る!』のマインに注目し、原作『アカメが斬る!』とアニメ『アカメが斬る!』で見比べてはいかがでしょうか?