【アカメが斬る】セリュー・ユビキタスの年齢や最期は？かわいい画像も紹介

セリュー・ユビキタスについて紹介する前にセリュー・ユビキタスが登場したアカメが斬るについても簡単に紹介しておきます。

アカメが斬るは2010年から2016年まで月刊ガンガンJOKERで原作タカヒロさん、作画田代哲也さんのコンビで連載された漫画です。腐敗した帝国の圧政に始まる弱者が虐げられる様など残虐な描写が多い中世的な要素にSFな雰囲気も織り交ぜたダークアクションファンタジーです。

その高い人気から本編では詳しく描かれていないキャラクターの年齢や身長などのプロフィールを記載した公式設定本が発売、さらには時系列的に本編の過去を描く「アカメが斬る零」の連載が行われるなどし、さらには2014年にはアニメ化も行われるなどメディアミックス展開もされています。

重税によって寂れてしまった村で育った少年、タツミは帝都で出世する事で村を潤そうと幼馴染と共に帝都に向かいます。しかしその道中、そして帝都で帝国の腐敗、さらに帝国の腐敗を生み出す原因となっている大臣や重鎮達を暗殺する殺し屋集団、ナイトレイドの存在を知る事になります。帝都の残酷な真実を突きつけられたタツミは現状を打破するべくナイトレイドに加わる事を決意するのでした。

セリュー・ユビキタスは帝都の治安維持と防備を担当する帝都警備隊の一員として登場します。レオーネが育ったスラム街で道に迷っていたタツミを案内する形で登場し親切で笑顔がかわいい少女として登場しました。この時はタツミがナイトレイドだとは知りませんでしたが後で知る事になります。後にエルデス将軍が結成した治安維持部隊「特殊警察イェーガーズ」の一員として再登場しナイトレイドと相対する事になります。

イェーガーズ加入前からナイトレイドが警備隊の隊長で裏で悪事を働いていたオーガを殺した事でナイトレイドを憎んでいました。個人的な恨みもあり元々容赦ない性格はナイトレイド相手にはさらに鋭くなり警備隊員時代にもナイトレイドの1人であるシェーレを倒すなど高い戦闘力を持ち合わせています。

セリュー・ユビキタスに大きく影響を与えた人物の1人がセリュー・ユビキタスの父親です。父も同じく帝都警備隊の一員でしたが既に殉職。その父が死に際に残した「正義が悪に屈してはならない」という言葉がセリュー・ユビキタスの行動原理そのものになっている程に強く影響を与えました。余談ですがこの父がいるという設定故かセリュー・ユビキタスは作中唯一フルネームが描かれているキャラクターでもあります。

セリュー・ユビキタスはアカメが斬るでも主要なキャラクターである事からアカメが斬るの公式設定本などで年齢や身長などその細かいプロフィールも設定され公開されています。

アカメが斬るでは明確に年齢が判明しているキャラクターはナイトレイド、イェーガーズ共に少なめですがセリュー・ユビキタスはそんな中数少ない正確な年齢が書かれているキャラクターでその年齢は20歳です。イェーガーズでは10代前半のクロメ、10代後半のエスデスに次いで若くなっていますがナイトレイドのアカメやタツミ、マインと比較すると高めになっています。

普段の様子はしっかり者の印象を持ちやすいセリュー・ユビキタスですがその血液型はA型になっています。アカメが斬るのキャラクターで血液型がわかっている中で同じくA型なのはナイトレイドのナジェンダとアカメ、イェーガーズではクロメと同じ血液型になっています。

セリュー・ユビキタスの身長は164cmと女性キャラクターの中では比較的中間な位置に設定されています。イェーガーズの中ではエスデス170cm、クロメ160cmとなっているので身長面で目立つ事はなく、男性メンバーには背が高いメンバーも多いので相対的に低く見えます。

アカメが斬るでは女性メンバーのスリーサイズも紹介されていますがセリュー・ユビキタスはB82W54H84となっています。タツミを誘惑しようと露出が激しい場面も多いエスデスがB87W54H85なので同等のスタイルの良さをしていると言えます。

アカメが斬るの主要なキャラクターには地方出身者も多いですがセリュー・ユビキタスは父が帝都警備隊の一員であった事もあって帝都で生まれ育っています。その為帝都の道にも詳しいキャラクターです。

ここまで紹介した要素ではどこにでもいる女の子でしかないセリュー・ユビキタスですが、そんな彼女をイェーガーズの一員たらしめているのがその過剰とも言える正義感の強さにあります。父の遺言を頑なに信じ正義を貫いていると言えば聞こえは良いですが、その判断基準は致命的で一度信じたものは最期まで盲信し、逆に悪と判断すればどんな理由があろうと容赦をせずに鉄槌を下します。

悪に鉄槌を下す事が自らの使命だと考えているセリュー・ユビキタスですがその断罪時に見せる表情は普段のかわいい彼女の笑顔からは想像出来ない程凶悪なもので、どっちが悪人か分からない程の雰囲気を醸し出します。本人はそれらを善行と思っており、正義の行いをする事を至上の喜びとしています。

セリュー・ユビキタスが所属するイェーガーズは全員が帝具使いである為当然セリュー・ユビキタスも帝具使いです。セリュー・ユビキタスの帝具は「魔獣変化・ヘカトンケイル」という帝具で普段は犬のようなかわいい見た目の生物型帝具になっています。セリュー・ユビキタスは普段コロと本当の犬のように可愛がっています。

しかしどれだけ見た目がかわいくても帝具である事に変わりはありません。一度戦闘となればコロは巨大化し相手を食いちぎる強靭な牙を武器に戦います。奥の手である「狂化」を使うとさらに彼だがパワーアップし敵の動きを封じると吠え声を使う事が出来るようになるなど制圧戦に強い帝具です。

セリュー・ユビキタスは初登場時は帝具使いではあるものの自身は普通の人間でした。しかしナイトレイドの1人シューレとの戦いでシューレを破るも自身も両腕を失ってしまいます。そこでイェーガーズの1人Drスタイリッシュの改造手術を受け義手を装着した上に、身体に銃火器を仕込んで自らも戦える力を手にしました。

この義手を含めて自身を改造してくれた事からDrスタイリッシュの事も恩人として慕っています。その為、イェーガーズの一員でありながらDrスタイリッシュの私兵であるチーム・スタイリッシュの1人にも数えられ将棋の駒に例えられるチーム・スタイリッシュでは「香車」の役割を与えられるなどしています。

セリュー・ユビキタスはシューレの仇としてセリュー・ユビキタスを狙っていたマインと激突します。上記でも紹介した改造手術を受けて手に入れた銃火器などの力も使ってマインを追い詰めるなど戦いを有利に進めました。

しかし「追い詰められる事」はマインにとっては不利ではありません。マインの帝具パンプキンは、使用者が不利に追い込まれる程に威力を上げるからです。結果としてセリュー・ユビキタスはマインからパンプキンによる反撃を受け、上半身と下半身が切断されるという致命傷を負う事になります。

元々セリュー・ユビキタスは一度両腕を失うなどし、改造手術を受ける事でその想いを叶えるべく行動していたキャラクターです。その為最期のセリフもまた彼女らしいセリフで「……そっか。もう直せないんだね。……まだ悪を。全部倒しきってないのに…」というセリフになっています。

自らの最期を悟って上記のセリフを呟いたセリュー・ユビキタスでしたがそれでも最期の最期まで彼女の正義を貫こうとします。脳内に仕込んだ爆弾を起動しマインを道連れにしようとしたのです。結果としてその道連れはタツミがマインを救出した事で失敗に終わってしまいました。

最期やその歪んだ正義感を紹介した後だと霞んでしまいますがセリュー・ユビキタスも登場当初や戦闘中以外は普通に可愛い女の子キャラです。

普段ショルダーアーマーを着ていたりよりスタイルが分かりやすいエスデスが側にいるので目立ちにくいですがプロフィールのスリーサイズを見るとわかるようにセリュー・ユビキタスもスタイルが良いです。

セリュー・ユビキタスのかわいさを引き立たせるのにも一役勝っているのが生物型帝具であるコロです。画像のようにぬいぐるみのように抱きかかえたり、世話をする様子など仕草的にもかわいい要素が多いです。

先程までのかわいい顔を見た後だと際立つと言えるのがセリュー・ユビキタスの狂気的な側面です。特にセリュー・ユビキタスは顔に出やすいタイプの為、画像を見るだけではこれは同一人物なのかと言ってしまう程にその評定が変化します。

シューレとの戦いで義手になっても彼女の正義感は弱まるどころか一層磨きがかかりその評定もどんどん狂気に満ちたものになっていきます。上記の画像はここまでギャップがあるとギャップ萌えという次元を超えているのではないかと言われる画像です。

もちろん義手になったらその前の普段の彼女が見られないかと言うとそうではないのがセリュー・ユビキタスです。イェーガーズの面々といる時には相変わらずのかわいい笑顔を見せますし時にはギャグのような動きも見せます。

非常にギャップの激しいキャラクターであるセリュー・ユビキタスですがその声優は花澤香菜さんが務めています。

花澤香菜さんは1989年生まれで元々は子役として芸能界にデビューしました。2003年、14歳の時にアニメ「LAST　EXILE」にて声優に初挑戦し、2006年「ゼーガペイン」に出演したのをきっかけに声優を志望、2007年に大学に進学したのと同時期から声優として本格的に活動するようになります。美しい澄んだ声質と言われ少女キャラを演じる事が多くヒロインやメインキャラを演じる機会が多い声優さんでもあります。

花澤香菜さんがこれまで出演した作品としては「ToLOVEる」シリーズの結城美柑役、「明日のよいち」の斑鳩かごめ役、「AngelBeats」の立華かなで役、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の黒猫役、「ISインフィニット・ストラトス」のシャルル役、「STEINS;GATE」の椎名まゆり役、「僕は友達が少ない」の羽瀬川小鳩役、「もしドラ」の宮田夕紀役、「ロウきゅーぶ！」の湊智花役などがあります。

ここからは既にアカメが斬るを見たという人のセリュー・ユビキタスに関する感想を紹介していきます。セリュー・ユビキタスはその大きな特徴と言える正義感故の狂気にふれる感想が多いです。

セリュー・ユビキタスの感想で多いのはやはりその狂気とも言える行き過ぎた正義感です。そのギャップが好きという人も多く死ぬ最期の時までそのスタイルを貫き通した事が良かったとする感想は多いです。ただその狂気の際に見せる表情はアカメが斬るの中でも圧倒的な程の表情のバリエーションは「顔芸」とさえ言われています。それだけインパクトの強いキャラクターになったのも間違いありません。

本編では描かれず設定本などで判明した設定ではそのスタイルに驚いたという声、年齢がもう少し若いと思ったという声が多くなっています。

セリュー・ユビキタスのその正義感は完全に行き過ぎでありその表情からもまさに帝都の悪を体現したキャラクターだという見方もあります。また同時に方法はどうあれ作中で一番強くなったといえるキャラクターであるなど評価される面もあります。

セリュー・ユビキタスはナイトレイドと相対するイェーガーズとして最期までその歪んだ正義感を貫き通したキャラクターです。イェーガーズではどちらかと言えば年少のキャラクターながら帝都育ちであったり持ち前の正義感でパトロールを趣味にするなどその方向性さえ間違えなければ帝都を正しく導けたのではないかと言われています。

その年齢やかわいい見た目に相反するその内面はアカメが斬るに登場するキャラクターの中でも屈指の歪んだキャラクターだと言われています。そのギャップはダークアクションファンタジーであるアカメが斬るだからこそのキャラクターでもあるのでぜひセリュー・ユビキタスに注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか？