このすばのスピンオフ作品が面白い!コミカライズ・小説・ドラマCD情報を紹介

このすばの面白いスピンオフ作品を紹介します!このすばといえば三嶋くろねさんが描くかわいいキャラクターや、コメディな展開が魅力のライトノベル作品です。web小説として人気を博したこのすばには、色々なスピンオフ作品が存在します。原作とは主人公の異なる小説、コミカライズされた漫画作品、ドラマCDやアニメなどで、このすばの世界が楽しめます。この記事ではこのすばのスピンオフ作品の情報や原作について、三嶋くろねさんのイラストなど、このすばの面白い魅力に迫ります!

このすばのスピンオフ作品が面白い!コミカライズ・小説・ドラマCD情報を紹介のイメージ

目次

  1. このすばとは?
  2. このすばのスピンオフ作品!~漫画・小説~
  3. このすばの原作小説
  4. このすばのドラマCD
  5. このすばのイラストレーター
  6. このすばのアニメ・OVA作品を見る順番は?
  7. このすばに関する感想や評価
  8. このすばのスピンオフ作品まとめ

このすばとは?

ラノトノベルとして始まったこのすばには、アニメやコミカライズされたスピンオフの作品がたくさんあります。このすばの原作がスピンオフされたものにはアニメやドラマCD、コミカライズされた漫画作品などがあり、内容もバラエティ豊かです。このすばといえばかわいい女の子など、イラストの魅力も欠かせません。

この記事ではコミカライズ作品など、スピンオフ化されたこのすばの作品情報に迫ります。小説からアニメ、ドラマCD、コミカライズされた漫画版のこのすばを紹介するとともに、このすば専属のイラストレーターである三嶋くろねさんについても解説するので、どうぞ最後までご覧ください!

このすばの作品情報

このすばの正式名称は「この素晴らしい世界に祝福を!(KonoSuba: God’s Blessing on this Wonderful World!)」といいます。このすばの原作は、web上で読めるライトノベルの小説でした。作者は暁なつめ(あかつきなつめ)さんです。このすばが初めて登場したのは「小説家になろう」というサイトでした。このサイトで作者は、自宅警備兵というペンネームで作品を投稿しています。

web小説作品として人気が出たこのすばは、角川スニーカーの文庫小説として出版されます。このすばの世界観を絵で表現したイラストレーターは、三嶋くろねさんです。このすばの原作小説は2019年11月の統計で、発行部数が900万部を超える大人気作品となっています。このすばの原作物語はサイト「小説家になろう」で最終回まで書かれました。

しかし2013年12月10に自宅警備兵の名前で発表した小説が、すべて消されてしまいます。このすばが出版されることになったので、web上で同作品を読めないようにするためでした。「小説家になろう」に載っていたこのすばと、スピンオフとして作品化されたこのすばは、内容に若干の違いがあります。

人気が出たこのすばは、コミカライズされました。2014年9月9日にこのすばは漫画作品として、月刊ドラゴンエイジで掲載されます。その後このすばはテレビアニメになり、2016年1月~3月に放送されています。

このすばの1期アニメは、原作小説の1巻から2巻の物語を下敷きとして作られました。このすばのアニメは2期も制作され、2017年1月~3月にかけてテレビ放送されました。このすばの2期アニメは、原作小説の3巻~4巻にかけての物語を軸に作られています。このすばは映画館で上映するためのアニメも作られ、2019年に封切られました。

このすばのあらすじ

このすばの主人公は、佐藤一馬(さとうかずま)という高校生の少年です。一馬はある時、事故にあって死んでしまいます。死んだ一馬の魂は、死後の世界でアクアという女の神様に出会いました。アクアは、一馬に別世界で生まれ変わらないかともちかけます。生まれ変わった際は、好きなものを何でも1つ持参できるという条件をつけてきたアクア。

アクアは何かにつけて、一馬をおちょくります。彼女に腹が立った一馬は、生まれ変わる時に持参するものとして、アクアを選びました。一馬が生まれ変わった場所が、アクセルの街です。一馬は強運を持つ、普通の旅人として転生しました。

アクアは転生先で、アークプリーストと呼ばれる司祭になりました。その後2人は魔法使いのめぐみんや騎士のダクネスと出会い、共に旅をするようになります。一馬がともに冒険をする女性たちは、ただものではありません。

敵ともめごとを起こすなど勝手な行動をする彼女たちに、一馬はあたふたしてしまいます。そんな一馬と仲間たちの面白おかしい展開で、物語は進んでいきます。このすばは、コメディ路線のファンタジー系冒険物語となっています。

映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説 公式サイト

このすばのスピンオフ作品!~漫画・小説~

web上で読めるライトノベルとして始まったこのすばは、コミカライズなどいろいろなスピンオフ作品に派生していきました。ここではこのすばのスピンオフ作品である、コミカライズされた漫画や小説に迫ります。

ギャグ満載の4コマ漫画

このすばのスピンオフ作品として人気があるのが4コマ漫画です。4コマ漫画版このすばの正式タイトルは「この素晴らしい世界に祝福を!かっぽれ!」といいます。4コマ漫画版このすばの特徴は、笑いの要素が強調されている点にあります。

他のスピンオフ作品よりもギャグが全面に押し出された、面白い内容になっています。このすばの4コマ漫画を描いたのは、ずんだコロッケさんです。このすばの4コマ漫画は2冊の単行本が出版されており、内容が完結しています。そのため、さくっと読むのにもってこいのスピンオフ作品です。

ダストのスピンオフ小説

このすばに登場するキャラクターに、柄の悪い旅人のダストがいます。このダストが主役になるスピンオフ小説が「あの愚か者にも脚光を!」です。ダストが活躍するスピンオフ作品は、2019年8月時点で角川スニーカー文庫から全5巻が出版されています。

このスピンオフ小説の目玉は、イラストレーターにあります。今注目が集まるイラストレーターの憂姫はぐれさんが絵を描いているので、ほんわかしてかわいいダストたちの姿が楽しめます。

バニルのスピンオフ小説

このすばに登場するバニルや、その他脇キャラクターをメインに作られたスピンオフ小説があります。そのタイトルは「この仮面の悪魔に相談を!」。バニルはこのすば本編では脇キャラですが、このスピンオフ小説では物語の中心で活躍します。バニルには願望があります。目標を叶えるため、お金をため始めるバニル。バニルは道行く人を相手に、悩みを聞き出します。

そして相手の問題を解決することで、報酬をもらう仕事を始めました。しかしバニルにも、悩みを打ち明けるお客さんにも、次々に問題が起こります。「この仮面の悪魔に相談を!」はドタバタ喜劇のような展開が面白い、スピンオフ小説となっています。

コミカライズ作品も存在

このすばのスピンオフ小説「この仮面の悪魔に相談を!」は、コミカライズされて漫画にもなりました。コミカライズされた「この仮面の悪魔に相談を!」は、web上で読むことができます。コミックウォーカーやその他のサイトで、コミカライズされたこのすばの漫画をタダで閲覧できます。興味のある方はコミカライズされた漫画版「この仮面の悪魔に相談を!」もご覧ください。

めぐみんのスピンオフ小説

このすばの原作で、中心人物にあたるキャラクターにめぐみんがいます。そんなめぐみんを主人公にして作られたスピンオフ小説が「この素晴らしい世界に爆焔を!」です。このスピンオフ小説は、角川スニーカー文庫から全部で3巻発行されています。

このすばの登場キャラクターで人気を競う投票が行われたことがありました。この時めぐみんは見事1位に輝いています。めぐみんが人気キャラクターの1位になったことをお祝いして、このすばの文庫本が1冊作られることになりました。

こちらもコミカライズ作品あり

このすばのメインキャラであるめぐみんが活躍するスピンオフ小説は、コミカライズされて漫画にもなりました。コミカライズされた「この素晴らしい世界に爆焔を!」で、漫画を描いたのは森野カスミさんです。めぐみんが主役となりコミカライズされた漫画は、5冊のコミックスが出版されています。

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このすばの原作小説

ドラマCDなどいろいろなメディアでスピンオフ作品となっているこのすばですが、原作はweb上で読める小説でした。ここではこのすばの原作小説について解説していきます。

原作小説の基本情報

このすばの原作は、エンターテインメントとして楽しむライトノベル小説です。作者の暁なつめさんはサイト「小説家になろう」で、自宅警備兵という名前でこのすばの原作を発表します。web上で読めるラノベとして注目を浴びたこのすばは、出版されることになりました。

出版社はKADOKAWAで、角川スニーカー文庫の小説として、このすばの原作は本になります。このすばの原作小説は2013年10月1日に発行され、2019年8月の地点で全16巻が存在します。

原作者は暁なつめ

このすばの原作を書いたのは暁なつめさんです。暁なつめさんは福井県の越前市に生まれました。ライトノベルを書く小説家であり、漫画の原作を書くこともある暁なつめさん。2012年に暁なつめさんは、ドラゴンたらしという名前で第8回MF文庫Jライトノベル新人賞に応募しました。しかし、落選してしまいます。

その後暁なつめさんは自身の作品を公開する場所をブログに定めます。暁なつめさんが作ったブログの名前は「四畳半から見える月」です。このブログにどらごんたらしの名前で、落選した小説を掲載していました。その後暁なつめさんは、小説家になりたい人が投稿するサイト「小説家になろう」に活躍の舞台を移します。この時に暁なつめさんが使っていたユーザーネームは、夏希秀明といいます。

暁なつめさんは初め、戦闘員三号という作者名の設定で「戦闘員、派遣します」という小説を発表しました。この作品は2012年8月19日に始まり、2012年9月10日に完了しています。全部で68エピソードが書かれました。

次に暁なつめさんは「最強の刀鍛冶」という小説を、2012年9月から投稿します。この作品を投稿した際の作者名の設定は、陽気なアメリカ人です。この当時の暁なつめさんは、いろいろな名前で小説を投稿していました。

その後ペンネーム夏樹英明での投稿は終了します。暁さんは同じサイトで「自宅警備員」という名前を使って、新たに小説の投稿を始めました。初めに発表した小説が「忍者が異世界入り」です。この小説は無料公開を一時的に止めていました。しかし2013年2月1日から、また無料で読めるようになります。

その後に作った小説が「この素晴らしい世界に祝福を!」です。このすばの原作は2012年12月20日から投稿が始まり、2013年10月21日に終了しました。全部で124のエピソードが書かれています。このすばの原作小説は2013年2月1日に出版されることになったので、サイト上に投稿された小説はすべて読めなくなってしまいました。

その後暁なつめさんは「仮面悪魔が見る夢は」という小説を書き始めました。この作品は2013年3月27日に始まっています。web上で人気が出たこのすばは、2013年10月1日に出版されました。これが暁なつめさんのデビューとなり、ライトノベル小説家として新しい活動が始まります。プロのラノベ作家になった暁なつめさんは、以前web上で発表したことのある小説「戦闘員、派遣します」を2017年11月1日に出版しています。

サブタイトルと表紙一覧

このすばの魅力は、かわいいイラストにもあります。原作のこのすばでイラストを手掛けたのが三嶋くろねさんです。このすばの文庫本は、三嶋くろねさんが描く表紙イラストやサブタイトルが毎回違うところに新鮮さがあります。このすばのサブタイトルはどこかで見たことのある文章だと思う方がいるかもしれません。

それもそのはず、このすばのサブタイトルは人気ライトノベル作品の題名を下敷きに作られているからです。ラノベ好きな人であれば、このすばで使われるサブタイトルの元ネタを発見する楽しみがあるかもしれません。

このすばの原作小説1巻のサブタイトルは「あぁ・駄女神さま」といいます。このすば2巻につけられたサブタイトルは「中二病でも魔女がしたい!」です。どちらも有名なラノベ作品を彷彿とさせるサブタイトルとなっています。

三嶋くろねさんが描く優しそうなキャラクターのイラストが、サブタイトルと混じって魅力的です。原作の3巻では「よんでますよ、ダクネスさん」というサブタイトルがつきました。このすばの原作4冊目は、クラシック音楽調のサブタイトルが印象的です。その名も「純ら四重奏~ナマクラカルテット~」。このすば5冊目の文庫小説には「爆裂紅魔にレッツ&ゴー」というサブタイトルがついています。

ミニ四駆をテーマにした兄弟の漫画「爆走兄弟レッツ&ゴー」を思わせるようなサブタイトルです。このすばの原作6巻は「六花の王女」というサブタイトルがつきました。7冊目の文庫小説を飾るサブタイトルは「億千万の花嫁」です。原作8冊目では「アクシズ教団VSエリス教団」というサブタイトルがつきました。教団同士が戦うことを感じさせる、シリーズ中でも新機軸のネーミングとなっています。

このすばの原作9巻は、三嶋くろねさんが描く赤い服の女性と黒猫の表紙がかわいいです。9巻の表紙につけられたサブタイトルが「紅の宿命」でした。10巻では三嶋くろねさんが描いた剣を持つ女性の騎士と、後ろに控える男性のイラストが目を引きます。サブタイトルは「ギャンブル・スクランブル」といいます。このすば11巻の表紙は、姉妹を思わせる女性キャラクターが、三嶋くろねさんのかわいいタッチで描かれています。

サブタイトルも「大魔法使いの妹」です。このすば原作12巻で、三嶋くろねさんは胸元を大胆にみせる構図の女性を前面に描きました。サブタイトルは「女騎士のララバイ」といいます。原作13巻の表紙を飾るサブタイトルは「リッチーへの挑戦状」です。

三嶋くろねさんは、女性がふくよかなバストの谷間を強調する構図で13巻の表紙イラストを描きました。このすばの原作小説は、三嶋くろねさんが描く表紙のかわいい絵と独特なサブタイトルが見逃せません。今後新しいこのすばが発売されたときは、三嶋くろねさんが描く表紙やサブタイトルにも注目しましょう。

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このすばのドラマCD

このすばのスピンオフ作品にドラマCDがあります。音声のみで楽しめるこのすばのドラマCDには、どのような作品があるのでしょうか?ここでは代表的なこのすばのドラマCDやサントラについて見ていきます。

ドラマCDの概要

スピンオフとなったこのすばのドラマCDに「この真夏の海に騒乱を!」があります。このドラマCDは2015年3月1日に販売開始されます。ドラマCD「この真夏の海に騒乱を!」は、このすばのアニメが始まるより前に発売されていました。

そのためこのすばのドラマCDで声優を演じる人が、アニメ版と異なります。アニメ版とはキャラクターの声が違うので、ドラマCDを聴くと新鮮な気持ちになるかもしれません。ドラマCDでは音声だけで物語が分かるので、想像力を使ってこのすばの世界が楽しめるでしょう。

良曲揃いのサントラ

このすばのスピンオフ作品に、良曲が収録されたCD3枚組のサントラがあります。このすばのサントラはアニメで使われた曲が入っているだけでなく、ドラマCDも収録されているのが特徴です。サントラのCD1~2枚目には「この素晴らしい世界に祝福を!」のアニメ版サウンドトラックが入っています。

3枚目のCDには「この素晴らしい世界に祝福を!2」で使われた音声が録音されています。音声だけで物語が楽しめるドラマCDは、新しく収録されたオリジナルの物語です。アニメ版のこのすばは、内容が面白いだけでなく挿入曲が魅力的です。そんなBGMが3枚のCDに詰まっており、さらに新作ドラマCDまでついているスピンオフ作品。それがこのすばのサントラ版です。

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このすばのイラストレーター

このすばといえばかわいい女性キャラクターが印象的です。ここではこのすばで専属イラストレーターを務めている方や、このすば画集について解説していきます。

イラスト担当は三嶋くろね

このすばで専属イラストレーターを担当しているのが三嶋くろねさんです。三嶋くろねさんは、名前を「黒音」と漢字で表記することもあります。三嶋くろねさんの誕生日は9月6日で、埼玉県に生まれた女性です。イラストレーターだけでなく、漫画家としても活躍する三嶋くろねさん。

三嶋くろねさんは同人誌を作ることもあるクリエーターです。三嶋くろねさんは、同人誌を作る人たちが集まるサークル「しろぷろ」を名乗り、同人作品を発表しているようです。三嶋くろねさんは「はたらく魔王さま!ハイスクールN!」や「すべては装丁内」「俺のリアルとネトゲがラブコメに浸蝕され始めてヤバイ」などの作品で、イラストを描きました。

また三嶋くろねさんは和ケ原聡司さんを原作に「はたらく魔王さま!ハイスクール!」という漫画を描いています。

三嶋くろねの画集

三嶋くろねさんの代表的な画集に、このすば画集があります。このすばの魅力は三嶋くろねさんのイラストなしに語れないくらい、存在感があります。そんなこのすばで発表されたイラストだけを厳選して収録した画集となっています。

三嶋くろねさんはツイッターで自身が描いたイラストを配信しており、たくさんのファンがついています。このすば画集では完成したイラストだけでなく、ラフ段階の貴重な絵も掲載されています。このすばの絵が好きな人や、三嶋くろねさんのファンにとっては、見逃せない重要アイテムといえるでしょう。

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このすばのアニメ・OVA作品を見る順番は?

このすばのアニメ版には現在OVAが2作品あります。1つ目のOVAは「この素晴らしいチョーカーに祝福を!」で、1期アニメの11話目にあたります。2つ目のOVA作品は「この素晴らしい芸術に祝福を!」です。こちらのOVAはこのすばアニメ2期の11話目になります。上に挙げたスピンオフ作品は、このすばのブルーレイボックスや、小説に限定でつけられた貴重な作品です。

このすばのテレビアニメは1期と2期、共に10話で完了しています。しかしここで紹介するOVAのスピンオフ作品を加えることで、アニメの1期と2期に+1話づつエピソードが追加されたことになります。このすばのアニメは10話で終わっていたので、スピンオフとして11話目のOVAが出ていたこと自体、知らない人がいるかもしれません。OVAはこのすば本編のアニメと物語的なつながりはありません

スピンオフ化されたOVAの特徴は、いつもよりお笑い要素が増した物語展開にあります。OVA版は、完全に独立した物語になっているので、本編との関連性はありません。このすばのアニメ本編は、それ自体で完結しています。一方スピンオフ作品のOVAは、本編とは関係ない特別編という見方もできるでしょう。OVA版このすばを観ていなくても、アニメ本編はそのまま楽しめるということです。

好きな順番でOK

このすばにはアニメ1期と2期(ともに全10話)、スピンオフ化されたOVAとしてのアニメ1期と2期(ともに11話目)の合計4作品が存在することになります。このすばを始めて観る人は、これらアニメをどの順番で観たらいいのでしょうか?一番分かりやすくアニメを観る順番を書くとすれば以下となります。

  1. アニメ第1期このすば全10話
  2. アニメ第2期このすば全10話
  3. OVA版アニメ第1期このすば11話
  4. OVA版アニメ第2期このすば11話

この順番でこのすばのアニメを観ると、アニメ1期と2期で描かれているキャラクターの画力に若干の差を感じるかもしれませんが、現状一番自然な順番と言えます。普通に考えるとアニメ1期の10話を見た後に1期OVA版アニメ11話を見た方が、自然に感じるかもしれません。

しかし、このすばOVAの1期アニメには「ゆんゆん」という女性キャラクターが現れます。ゆんゆんは本来このすばのアニメ2期から出てくるキャラクターです。一応このすばのアニメ1期のOPで、一瞬だけゆんゆんが映ります。しかし物語本編にゆんゆんが登場するのは、アニメ2期に入ってからなのです。

アニメ1期の10話目の後に1期OVAのアニメを観ると、ゆんゆんが誰なのか分からなくなってしまいます。そのためこのすばの2期アニメでゆんゆんを知った後に、OVA版アニメの1期と2期を観た方が自然に感じられるでしょう。OVAのアニメを正式版アニメより先に観るのは、ネタバレなどをしないためにも避けた方が良いです。

ただしこのすばのアニメを観る順番が決められているわけではないので、1期アニメの後にOVAの1期アニメを観ても問題はありません。1期OVA版アニメでは、アクアやゆんゆん、ウィズやめぐみん、ダクネスなどの女性キャラクターが出演します。

OVA作品の内容

スピンオフ作品となったこのすば1期OVAのアニメでは、主人公が女性キャラクターに振り回される展開が目立ちます。例えば縁起の悪い道具から女性を救うという言い訳をつけて、一馬は相手の体を触るなどセクハラまがいな言動をします。

このすばの一馬は周りから鬼畜と呼ばれることがあるほど、女好きです。そんな一馬が女キャラクターたちと繰り広げるドタバタ劇は、このスピンオフ作品の見どころです。このすばのアニメ本編で、一馬はアクアからいたずらされた時、ウィズに助けられています。OVA版アニメではそんなウィズに対しても、一馬はいたずらをします。

カズマに迫られてドキドキし、照れつつも従ってしまうウィズの姿がかわいいです。スピンオフ作品となった2期OVAのアニメでは、一馬がクエストを体験します。2つもクエストを体験した一馬の物語が、2期OVAで見どころの一つです。このすばの2期OVA版アニメは、1期OVA版アニメよりもセクシー路線が弱まっています。そのかわりにお笑い要素が強いので、純粋に楽しめる作品になっています。

2期OVA版のアニメでは、レギュラーキャラクターのほかに3名のゲストが登場します。ミツルギと新手の冒険家、そしてギルドにいる女性の3名です。2期OVAでは他1名のキャラクターが登場するのですが、内容がバレてはいけないので、ここでは伏せておきます。面白さで比べたら2期OVAよりも1期OVAの方が上だという感想が出ています。

キャラクターの画力も1期OVAに比べて2期OVAはイマイチという意見もあります。2期OVAのアニメで注目すべきはアクアがママらしくなったことと、小娘的なめぐみんにあります。アクアがお母さんなら、めぐみんが子供のような関係です。

この2名の絡みが、2期OVAの面白い見どころといえるでしょう。このすば1期OVAの出来が素晴らしいので、2期OVAがやや見劣りする内容に感じられるかもしれません。しかし2期OVA版も、このすばとしての面白さを備えているので、観て損のない作品になっています。

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このすばに関する感想や評価

かわいいキャラクターが出演するこのすばは、ツイッターでいろいろな評価や感想がつぶやかれています。「最近めぐみん並みに、アクアが好きになってきた」という感想がありました。めぐみんといえば、このすばのメインキャラクターです。そんなめぐみんに匹敵するくらい、アクアに好感を持ちつつあるという感想です。

「このすば総選挙、やっぱアクアか。大体予想できてた」という感想がありました。有名アイドルのように、このすばでもキャラクターの人気投票のような総選挙があります。アクアはこのすばでも魅力的なキャラクターなので、総選挙で選ばれることは想像がついたという意見です。

「このすば、何かイラスト可愛いよね」という感想がありました。このつぶやきと一緒に、目が点になったようなこのすばのキャラ3名の画像が添付されています。このすばのキャラクターたちが、放心したようにお茶を持って固まっている姿が、かわいく感じられたのかもしれません。このすばイラストの魅力は、原作でイラストレーターを担当した、三嶋くろねさんの絵のタッチにもあるでしょう。

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このすばのスピンオフ作品まとめ

ここまで小説やコミカライズ、ドラマCDなどこのすばのスピンオフ作品についてみてきました。このすばはラノベとして登場して以来人気を集め、いろいろなスピンオフ作品が作られました。コミカライズされた漫画作品、サブキャラクターが主人公になる小説、声だけで作品世界が楽しめるドラマCDなどは代表的なスピンオフ作品です。ほかにもこのすばのOVAが、アニメ1期と2期分存在していました。

原作のこのすばでイラストを描いた三嶋くろねさんが、このすば画集を出していたことも分かりました。このすばは原作小説だけでなく様々なメディアで楽しめる作品なので、この記事を参考にまだ触れていないスピンオフ作品を体験してみることをおすすめします。

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