【まどマギ】お菓子の魔女シャルロッテの正体は?魔女化の原因やベベとの関係は?

今だに厚い人気と考察が続けられ、スマートフォンのアプリでもワールドが広がり続けている『魔法少女まどか☆マギカ』(以降まどマギ)。その独特な世界観を象徴する魔女に「お菓子の魔女シャルロッテ」が登場します。「お菓子の魔女シャルロッテ」の正体や、変身してしまう前の姿、そして劇場版で登場する「ベベ」に隠された秘密に関する考察など、まどマギ切っての人気魔女「お菓子の魔女シャルロッテ」を徹底解説!ネタバレが含みつつ、まどマギを深く知りたい方向けに「お菓子の魔女シャルロッテ」とベベについて考察していきます。

【まどマギ】お菓子の魔女シャルロッテの正体は?魔女化の原因やベベとの関係は?のイメージ

目次

  1. お菓子の魔女シャルロッテが登場!まどマギとは?
  2. お菓子の魔女シャルロッテの正体
  3. お菓子の魔女シャルロッテの登場シーン
  4. お菓子の魔女シャルロッテの魔女化の原因
  5. お菓子の魔女シャルロッテとベベの関係
  6. お菓子の魔女シャルロッテのグッズ
  7. お菓子の魔女シャルロッテのコスプレ
  8. お菓子の魔女シャルロッテに関する感想や評価
  9. お菓子の魔女シャルロッテの正体まとめ

お菓子の魔女シャルロッテが登場!まどマギとは?

テレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の第3話「もう何も怖くない」に登場し、まどマギワールドの登竜門とも言えるトラウマシーンをつくりだした「お菓子の魔女シャルロッテ」。ふわふわして乙女趣味でありながら凶悪で残酷な設定がファンの心を鷲掴みにし、その後も「お菓子の魔女シャルロッテ」は劇場版で「ベベ」として登場するなど大人気となりました。

そんな「お菓子の魔女シャルロッテ」の変身前の正体や形態、衝撃のシーンの真相、そして『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』に登場する「ベベ」やスマートフォンアプリ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場する「百江なぎさ」との関係についても徹底解析しましょう!

まどマギの作品情報

『魔法少女まどか☆マギカ』はアニメ制作会社「シャフト」によってつくられた2011年の深夜アニメです。いわゆる「魔法少女もの」ですが、キャラクターデザインの蒼樹うめさんと岸田隆宏さんの手によるかわいらしいタッチとは裏腹に陰鬱な展開やままならない等身大の人間模様が脚本として組み込まれ、「虚淵玄脚本」とファンに呼ばれる鬱展開の代表作ともなりました。

またスタッフは2007年の『ひだまりスケッチ』とほぼスライドする形になっており、『ひだまりスケッチ』の原作を手掛ける漫画家の蒼樹うめさんがキャラクターデザインをつとめ、劇中で登場する小ネタなどに『ひだまりスケッチ』を思わせる要素があるというのも話題になりました。

アニメの人気は絶大であり、深夜アニメでありながら2011年のBlu-ray Disc第1巻が5万枚以上の売り上げを記録するなどの快挙を成し遂げました。受賞歴も2011年の「第16回アニメーション神戸賞作品賞」テレビ部門や「Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2011」、2012年の「東京国際アニメフェア2012・第11回東京アニメアワード」など数多くの賞に輝いているのも特徴のひとつです。

また、その人気から映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編] 始まりの物語』(2012)『[後編] 永遠の物語』(2012)と『[新編] 叛逆の物語』(2013)が公開され、アプリケーションも『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』(2017)が配信されるなどとどまるところを知りません。『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』は2020年にアニメ化が企画されるなどこれからが楽しみなタイトルです。

魔法少女まどか☆マギカシリーズ展開と遍歴

  • アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』(2011年)
  • 漫画『魔法少女まどか☆マギカ』(2011年)
  • 漫画『魔法少女おりこ☆マギカ』(2011年)
  • 漫画『魔法少女かずみ☆マギカ 〜The innocent malice〜』(2011年)
  • 『小説版 魔法少女まどか☆マギカ』(2011年)
  • 携帯ゲーム『魔法少女まどか☆マギカ(Mobage)』(2011年)
  • 漫画『魔法少女まどか☆マギカ 〜The different story〜』(2012年)
  • アニメ映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編] 始まりの物語』(2012年)
  • アニメ映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[後編] 永遠の物語』(2012年)
  • 携帯ゲーム『魔法少女まどか☆マギカPlus』(2012)
  • ゲーム『魔法少女まどか☆マギカ ポータブル』(2012)

  • 漫画『魔法少女たると☆マギカ The Legend of "Jeanne d'Arc"』(2013~17年)
  • 漫画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』(2013年)
  • 漫画『魔法少女すずね☆マギカ』(2013年)
  • アニメ映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編] 叛逆の物語』(2013年)
  • ゲーム『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ The Battle Pentagram』(2013年)
  • 漫画『魔法少女まどか☆マギカ [魔獣編]』(2015年)
  • スマートフォン対応アプリ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』(2017年)
  • アニメ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』(2020年)

まどマギのあらすじ

『魔法少女まどか☆マギカ』の世界観は普通の現代日本に「魔女」と呼ばれる存在からの干渉により不可解な事件が起きるといったものになっています。その「魔女」に対抗しうる存在が「魔法少女」であり、それぞれの願いを持っている「少女たち」は「キュウべえ」と呼ばれる謎の生き物によってその願いを叶えてもらう代わりに「魔女」との闘いに身を投じていくことになります。

主人公の「鹿目まどか」(かなめ)は見滝原(みたきはら)市の中学校に通う少女で、夢見がちな性格でしたが転校生の「暁美ほむら」(あけみ)と出会い「ある警告」を受けたことで反作用的に「魔女」と「魔法少女」と出会ってしまいます。「大切な人たちのために自分には何が出来るのか?」という献身的な葛藤と願いを「キュウべえ」は巧みに絡めとり、「鹿目まどか」やその友人たちもまた魔法少女に変身して魔女との闘いに身を投じていきます。

そんななかでまどかたちの前に立ちふさがるのが「お菓子の魔女シャルロッテ」をはじめとする魔女たちになります。「魔女の正体とはいったいなんなのか?」「魔法少女が存在し続けられるのはなぜか?」「なぜ少女たちが変身することが魔女を倒すキーになるのか?」「キュウべえの正体はなんなのか?」さまざまな疑問が物語が進むごとに痛ましくも切なくも明かされていく様は独特のものとなっています。

まどマギの敵は魔女

『魔法少女まどか☆マギカ』には不幸な事故を引き起こす存在として数多くの「魔女」が登場します。「魔女」は「性質」とと特徴に即した権能を持っており、様々な手段で人々を絶望させ最悪の場合死に至らせます。この「魔女」に対抗しうる唯一の存在が少女が変身した「魔法少女」であり、魔法少女は魔女を倒すことで「グリーフシード」と呼ばれる依り代のようなものを手に入れ自分に溜まった穢れを押し付けることで精神の均衡を保ちます。

今回の記事の主人公である「お菓子の魔女シャルロッテ」もまた数いる魔女のうちの1人で序盤の魔女ながらまどマギの世界観を象徴する強烈な魔女になることになりました。魔女のデザインは「劇団イヌカレー」さんによって作画されており少女趣味ながら鬱屈とした魔女たちはファンの心を掴むことになりました。また、「魔女文字」なるものも存在し、これを解明するのもファンの間で流行りました。

また、『魔法少女まどか☆マギカ』の悲劇的で皮肉な運命として「魔法少女」が精神の均衡を崩して「ソウルジェム」を絶望で満たし切ってしまうとき、「魔法少女」は「魔女」に変身してしまうという秘密が隠れています。このポイントは序盤ではなく暁美ほむらや美樹さやか、そして主人公の鹿目まどかの行動などによって徐々に解き明かされていきます。

Tips:グリーフシードとソウルジェム

ネタバレは避けるためふわっとした解説になりますが、魔女も魔法少女も共通してそれぞれ「グリーフシード」と「ソウルジェム」を必ず持っています。これは、『魔法少女まどか☆マギカ』の物語を読み解く際に重要なファクターになってくる要素で、「ソウルジェム」は文字通り「魂の宝石」、「グリーフシード」は「悲嘆の種」という意味になります。

「ソウルジェム」は魔法の連続使用や魔法少女の精神の汚染によってどんどんと黒ずんでいき、その穢れを「グリーフシード」に移すことが出来る…どうやら不穏な設定が『魔法少女まどか☆マギカ』の核心に植えつけられているようだということが考察できるでしょう。この魔法少女と魔女の関係性の面白い設定はファンの心を掴んで離さないものになりました。

まどマギの魔法少女

ここではアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する主な魔法少女たちを変身シーンとともにご紹介致しましょう!あえて願った内容や一部の能力についてネタバレを避けるために伏せてお伝えしますので「どんなことを願ったのか?」気になる方は本編をご視聴してみてください!

変身シーンは『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』から抜粋したものをご紹介いたします。もしも『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の変身シーンネタバレが気になる方は再生しないようにしてください。

鹿目まどか

鹿目まどかは見滝原市の中学2年生の少女です。夢見がちな少女で絵を描くことが多く、13歳の少女らしい多感で世間知らずで優しくはっきりと物を言えない面も持っています。

同じクラスの「美樹さやか」や「志筑仁美」とは親友同士で、当初魔法少女に変身することを「かわいい」と興味を持っていたものの「巴マミ」と「お菓子の魔女シャルロッテ」の死闘を目撃して一転。「怖い」と尻込みボロボロになりながらも変身し続ける「美樹さやか」を止められず後悔することになります。変身時は柔らかな衣装を纏い弓矢を使って戦います。担当声優は悠木碧さんです。

暁美ほむら

「暁美ほむら」は見滝原市の中学校に転校してくるクールでおとなしい少女です。近寄りがたい雰囲気を醸している少女ですが、「鹿目まどか」に対して並並ならぬ執着を持っていることが明らかになっていきます。

変身時の能力も中盤までは不明でしたが、中盤から「魔女の正体」、「キュウべえの正体」を知らせる重要なファクターをみせることになります。変身時は黒基調のシックな衣装を纏いネタバレになるので詳しくは省きますが重火器を使って戦います。声優は斎藤千和さんです。

巴マミ

「巴マミ」(ともえ)は、魔女に襲われてしまった鹿目まどかや美樹さやかを助け、導いていくことになる見滝原市の中学3年生の少女です。おしゃれで大人びた性格の少女ですが、その実は孤独に怯える面もあり、魔法少女になってみたいと口にする鹿目まどかや美樹さやかに対して友情を感じ、強大な力をもつ魔女「お菓子の魔女シャルロッテ」に対峙する際に勇気を奮いより強力な能力を発揮することになりました。

変身時は黄色基調のややスチームパンク気味のおしゃれな衣装を纏いマスケット銃やリボンを使って戦います。担当声優は水橋かおりさんです。また、後述の「ベベ」とも非常に関わりの深いキャラクターで、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』では「ベベ」が懐いている姿が確認されています。

美樹さやか

「美樹さやか」(みき)は、見滝原の中学校2年生で、天然でお調子者のように振る舞いながらも13歳にしてはませた他人を過剰なまでに思いやる気持ちと恋心を持ち合わせています。「鹿目まどか」とは親友関係で、「美樹さやか」の行動がまどかを動かしていくことになります。彼女の顛末は魔女の正体を知る上でも非常に強烈なものになっており、まどマギを鬱アニメと言わしめた原因のストーリーが存在します。

「美樹さやか」の変身時は青色基調の騎士のような立ち姿の衣装を纏いサーベルを使って戦います。また高い自己回復能力を有しており、これが原因で「佐倉杏子」(さくらきょうこ)と最初は敵対そして奇妙な友情へと関係を変化させつつも物事は暗鬱な方向へと転がってしまいます。担当声優は喜多村英梨さんです。

佐倉杏子

「佐倉杏子」は見滝原市を狩り場としているやり手の魔法少女です。非常に攻撃的な性格で常に何かを食べています。佐倉杏子は隣町である風見野市出身で、その出自は言動のアウトローさや荒々しさとは反面に「教会の神父の娘」ということが後々明らかになります。「美樹さやか」に対して特に意見の相違で対立することになりますがそのなかで2人の持っている「共通点」を知り奇妙な友情を築いていきます。

変身時は赤基調の中華服のようなスポーティな衣装を穂先のついた多節棍と火炎を使って戦います。担当声優は野中藍さんです。

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お菓子の魔女シャルロッテの正体

この章ではいよいよ、第3話「もう何も怖くない」で『魔法少女まどか☆マギカ』の方向性を位置付けた「お菓子の魔女シャルロッテ」について紹介していきましょう!第3話「もう何も怖くない」のネタバレが含まれますのでご注意ください。

正体①性質

お菓子の魔女。その性質は執着。欲しいものは 全部。絶対に諦めない。お菓子を無限に生み出せるが 大好物のチーズだけは自分で作ることができない。チーズさえ持っていれば 簡単に隙をつくことが出来ただろう。

(アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』公式サイト「魔女図鑑」より)

「お菓子の魔女シャルロッテ」の性質は「執着」であることが公式の設定で明らかになっています。その執着の方向は主に「チーズ」を中心とする「甘いもの」「美味しいもの」に向かっており、「お菓子の魔女シャルロッテ」登場時のカットインなどでもドーナツなどが描かれているのが確認できます。

正体②印象

お菓子と医療機器に囲まれた乙女趣味な「お菓子の魔女シャルロッテ」のつくりだす空間は「幼い」「かわいい」「弱そう」などの印象を産みました。実際に本体とされている「お菓子の魔女シャルロッテ」自身もマミの膝下程度の体しか持たずものすごい機敏というわけでもありませんでした。

正体③使い魔はピョートル

「お菓子の魔女シャルロッテ」の使い魔は「ピョートル」という使い魔で、看護帽をつけた鶏やウズラなどを思わせる二足歩行のふくよかなものが徘徊しています。また直接害は与えてきませんでしたがベッドに腰掛ける顔の潰れた看護婦などどこか「病院」を思わせる使い魔たちがマミたちの行く手を阻みました。

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お菓子の魔女シャルロッテの登場シーン

アニメ3話で初登場

「お菓子の魔女シャルロッテ」は前述の通りアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の第3話「もう何も怖くない」で登場します。結界の発生場所はさやかの恋する「上条恭介」が入院する病院付近となります。「誰のための願いなのか?」そんな話題をさやかが葛藤している時に出現してしまったこの結界の主人は奇しくも病院に関係があったであろう「お菓子の魔女シャルロッテ」でした。

マミは当初、余裕の笑みを浮かべられるほどに状況を制圧していきますが、「お菓子の魔女シャルロッテ」の本体を「ティロ・フィナーレ」で打ち砕いた時に悲劇が起きるのです。

トラウマ?第二形態に変身

なんと、ぐったりとして倒したはずの「お菓子の魔女シャルロッテ」の小さな口から巨大なうさぎのような蛇のような不可思議な怪物が現れたのでした。その第二形態と呼ばれる怪物はマミさんの方向へ目にも留まらぬ速さで接近し…ここからは本編を是非ともお楽しみください。

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お菓子の魔女シャルロッテの魔女化の原因

ではその「病院」のようなイメージをもっている「お菓子の魔女シャルロッテ」に対してファンの間で考察されていた能力や正体、変身に至った原因と実際に劇場版で登場した「お菓子の魔女シャルロッテ」の正体などを解説していきましょう。

変身前の姿は?

当初、「お菓子の魔女シャルロッテ」の変身前の姿についてはファンの間では第一形態を擬人化したような少女が予想されていました。そして、心象風景にも絡んでくる魔女の結界のなかの風景や「チーズに執着する」ことから以下のような考察があがりました。

  • なんらかの入院して投薬されるのを日常にしてしまうような重い病を患っていた
  • 絶望の強さが魔女の強さなら病はおそらく治療困難なもの
  • ガンのように増殖し続けぐったりと衰弱するような病だった
  • ガン患者はチーズを食べることができない
  • 病室のカットの番号「1935」は最初の抗癌剤、ナイトロジェンマスタ-ドが開発された年号
  • アメリカに「ノースカロライナ州シャーロット癌センター」という施設がある

しかし、「お菓子の魔女シャルロッテ」に関するファンの予想は2013年の『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』で衝撃の展開を迎えます。それは「百江なぎさ」という新キャラクターの存在でした。元気一杯の出自のわからない少女は美樹さやかと共闘しながら、劇中で「魔女として」活躍します。

魔女に変身した理由は謎

しかし前述のような「本人が不治の病だったのか?」「母親が病人だったのか?」についての「お菓子の魔女シャルロッテ」の真相は公式ガイドブックの構想などでしかうかがい知ることができません。

しかし、のちに登場した『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』によると願いは「母にとってこの世で一番美味しいチーズケーキが欲しい」となっていたため、おそらくは「母親(ないしは母子両方ともが)がガン患者」だったのではないかと考察出来るのではないでしょうか?

原因考察①母親の病気

事実として考えうることは、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』のイベントストーリーで明らかになった「母親からネグレクトを受けていた」という点より「母が病床に伏していた」と想像することは可能です。もちろん、「母親が重病人だった」という考察を考慮しないのであればただの育児放棄の家庭であるという可能性もあります。

原因考察②自身の病気

ファンの間では当初「少女がガン患者だった」という考察が立っていました。それはこのカット「手術中」という光景などが物語るおそらく魔女になっても「出てきてしまった」トラウマのようなものだろうと考察しているのです。しかし、前述の考察と併せると「母親が連れて行かれちゃう怖い場所」という印象としてトラウマ化されていても不思議ではありません。

なんにせよ十分な愛情を与えてもらえなかった少女はほとんど感情らしい感情を吐露することも母親に縋ることも出来ない絶望のなかで「ひとかけのチーズケーキ」を願い、「お菓子の魔女シャルロッテ」へと変貌を遂げてしまいます。

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お菓子の魔女シャルロッテとベベの関係

ここでは「お菓子の魔女シャルロッテ」が『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』にも味方側で登場する?噂のよく似たキャラクター「ベベ」について考察を交えながら解説していきましょう。

ベベは劇場版に登場

2013年の『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』で登場した巴マミと仲良しの存在となる「ベベ」。これは映画本作のテーマのひとつでもある「絶望し切った魔女がそれでも助けにきてくれる」というものに則ったもので、べべの正体は「お菓子の魔女シャルロッテ」で間違いないでしょう。

ベベはシャルロッテ自身

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』に登場する「ベベ」は「お菓子の魔女シャルロッテ」と同一人物であり、人間形態である「百江なぎさ」と姿を行き来しながら巴マミたちと友達になっていきます。

ベベとの違い

「お菓子の魔女シャルロッテ」との外見上の違いはほとんど見受けられませんが唯一、目の色のデザインと奇妙に開かれた大口がべべにはあります。これは劇場本作でも明かされる通り「円環の理」とよばれるものの影響です。どう影響があり「円環の理」とはなんなのかについてはネタバレ避けのためにこの記事ではあえて伏せます。

また武器はラッパ状な武器「モベホーン」でシャボン玉のようなものを吐き出したり、第二形態と顔を入れ替えて対象を食べ尽くしたりする能力を持っています。この要素は「お菓子の魔女シャルロッテ」の権能を非常に色濃く残しているといえるでしょう。

巴マミとの関係

アニメ本編では劇的な決別をしてしまうマミと「お菓子の魔女シャルロッテ」ですが、皮肉にもこの劇場本作ではマミとベベはまるで3話直前にまどかとさやかがそうであったように「孤独を埋め合う大切な友達」のような構図をとることになります。それもどうやらべべ側には記憶が残っているらしいというのもミソになってきます。

「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」公式サイト

お菓子の魔女シャルロッテのグッズ

この章ではそんな人気魔女「お菓子の魔女シャルロッテ」と『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』で登場した「べべ」に関するかわいくておしゃれなグッズをいくつかBiBiで抜粋して紹介していきましょう!画像リンクから商品ページに飛べますので気になる方は買ってみてください。

グッズ①Tシャツ

こちらは『劇場版 魔法少⼥まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語∕[後編] 永遠の物語』を記念して発売された「お菓子の魔女シャルロッテ」モチーフのTシャツです。価格は7000円台でサイズはユニセックスのMとLが流通していますがとてもユニークでかわいいデザインになっています。

グッズ②ぬいぐるみ

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編] 叛逆の物語』を記念して生産された38cmほどのサイズ感の「お菓子の魔女シャルロッテ」の抱き枕です。価格は5000円台後半で販売されており、映画のワンシーンを再現するようなかわいらしい姿をしています。ほかにも「お菓子の魔女シャルロッテ」はいくつかのぬいぐるみが販売されています。

グッズ③ドーナツクッション

「お菓子の魔女シャルロッテ」の第二形態の口をあんぐり開けた瞬間を切り取っているユニークなクッションも存在しています。トラウマシーンでありながらもかわいいと感じてしまう方も多いようです。

グッズ④折りたたみ傘

劇団イヌカレーさんのデザインの魅力が詰まった「お菓子の魔女シャルロッテ」とべべモチーフの折りたたみ傘もまた発売されています。価格は11000円台と高くなっていますがユニークでかわいいオンリーワンさは獲得できるでしょう。

グッズ⑤ハンカチ

この商品は一番くじの景品のため中古品しか出回っていませんがとてもおしゃれなデザインになっています。シルエットのみで「お菓子の魔女シャルロッテ」の登場カットのドーナツとべべを描いているためファンシーなおしゃれグッズとして普段使いをしても問題ないくらいになっています。

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お菓子の魔女シャルロッテのコスプレ

この章では、まどマギの「お菓子の魔女シャルロッテ」に関するかわいいコスプレもご紹介していきましょう!市販にもコスプレ衣装が出回っているほか、一番くじのパーカーなどもおしゃれでかわいいアイテムに変身します。

かわいいコスプレ衣装

こちらの方はすべて自作で衣装をつくられて「お菓子の魔女シャルロッテ」の第二形態を模したデザインになっています。カラフルな色合いとポップさがとてもキュートです。

パーカーで簡単コスプレ

こちらは『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』を記念した一番くじのフィギュアをモチーフにして自作された「お菓子の魔女シャルロッテ」パーカーを被ったマミさんのコスプレです。なお、現在在庫切れにて高値で取引されていますが、同じく劇場版グッズとして生産されたシャルロッテパーカーも存在します。

Thumbまどマギの声優を一覧で紹介!人物像や過去作品・現在の活動も紹介! | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

お菓子の魔女シャルロッテに関する感想や評価

こちらの感想は「お菓子の魔女シャルロッテ」の考察が好きという感想です。特徴的な魔女であったためファンのなかでも考察が飛び交い、さまざまな変身前の正体が考察されたそのムーヴ自体も世界観を象徴するものだったのでしょう。

「お菓子の魔女シャルロッテ」についての話題は多岐にわたるため、ちょっとした昼休みならすぐに終わってしまうほどファンにとっても内容が濃いようです。スマートフォンアプリでもある「マギレコ」でもどんどんと設定が膨らんでいるので注目してみてもいいかもしれません!

まどマギ3話に登場した「お菓子の魔女シャルロッテ」はアニメ版まどマギの方向性を打ち立てる強烈なトラウマ回としてファンの間でも語り継がれています。それだけの強烈な印象があったからこそベベとしての再登場や深く掘り下げた考察が存在するのでしょう。

「お菓子の魔女シャルロッテ」やべべの固執する「チーズ」が何を指すのか、「お菓子の魔女シャルロッテ」が何を求めるのか、なぜ「お菓子の魔女シャルロッテ」はべべに変身できたのか?

重要な考察感想もあがっています。こうして、ファンの間でより深くより想像力豊かに考察がし続けられるのも、変身前の設定や正体が明らかになってなおも不明な空白地帯を残しておくというまどマギワールドのつくりかたの妙にもあるのでしょう。

実は、まどマギの人気魔女「お菓子の魔女シャルロッテ」はファンメイドのオープニングパロディ動画が作られるほどにまでなっています。べべとして映画にも登場したこともあり、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』を思うと非常にアツい動画だと話題です。

TVアニメ「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」公式サイト

お菓子の魔女シャルロッテの正体まとめ

「お菓子の魔女シャルロッテ」の正体や変身前の姿、性質などの考察紹介はいかがでしたか?「お菓子の魔女シャルロッテ」の正体とも言われている「百江なぎさ」もおそらく登場する『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』のアニメ化が待たれるなか、もう一度まどマギシリーズを見直してみても面白いかもしれません。

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