【キン肉マン】ブロッケンJr.の人気の理由は？ラーメンマンとの関係や声優も紹介

• 作品名：キン肉マン
• 原作：ゆでたまご
• ジャンル：少年ギャグ漫画、プロレス格闘漫画
• 出版社：集英社
• 連載誌：週刊少年ジャンプ、週プレNEWS(2011年～)
• 連載期間：1979年～1987年、2011年～

キン肉マンは、ゆでたまごが原作の少年格闘ギャグ漫画です。1979年から1987年まで連載されていた人気漫画で、2011年からもウェブ漫画として連載され続けている人気シリーズです。キン肉マンはアニメ放送はもちろん、パチンコやゲームなどと幅広くメディア展開されている人気作品で、2019年に40周年を迎えています。

キン肉マンは、ダメ超人と呼ばれているキン肉マンことキン肉スグルが主人公のプロレスをモチーフにした物語です。キン肉スグルが、地球征服を企んでいる宇宙人などに立ち向かいながら成長していく物語です。征服しようとする悪に勝った後は、超人ナンバー1決定戦に出場したり格闘しながら成長する姿が描かれています。

キン肉マンに登場する超人で、かっこいいと女性ファンから多くの人気を集めているのがブロッケンJr.です。ブロッケンJr.は、西ドイツ出身でブロッケンマンの息子の正義超人です。ブロッケンJr.は軍服がトレードマークのキャラクターです。ブロッケンJr.は、身長195センチ・体重90キロで90マンパワーという超人強度を誇っています。

ブロッケンJr.の初登場は、第2次怪獣退治編です。ブロッケンJr.の初登場は超人オリンピックでラーメンマンと戦うシーンがインパクトが強く初登場と思う人が多いですが、実は初登場ではブロッケンJr.は敵にやられてしまう役になっています。しかし、ブロッケンJr.のかっこいい初登場といわれているのは上記の画像のシーンのようです。

キン肉マンに出てくる超人は、神に与えられた超人の能力を持っているキャラクターが多いです。しかし、ブロッケンJr.は元は普通の人間で神から能力を与えられた生粋の超人ではありません。人間のブロッケンJr.は、厳しい修行に18年耐えて、親からドクロの徽章をもらい超人になった努力の超人ともいえます。

ブロッケンJr.は軍服がチャームポイントでかっこいいと人気のキャラクターです。ブロッケンJr.の着ている軍服は国家社会主義ドイツ労働者党のナチスを連想させるデザインをしています。そのため、ナチスの労働者の話題が海外ではタブーになっているため、ブロッケンJr.と父親のブロッケンマンは規制が入り受け入れられていません。

ブロッケンJr.の人気でメジャーな必殺技が「ベルリンの赤い雨」です。必殺技のベルリンの赤い雨は、手刀を武器にすごい速さで相手を切りつけるというブロッケンJr.の必殺技です。ブロッケンJr.に切られた相手は、血を赤い雨のように噴き出してしまうため必殺技の名前がベルリンの赤い雨になっています。ブロッケンJr.のみの必殺技ではなく、ブロッケン一族に伝わる伝統的な必殺技です。

ブロッケンJr.はかっこいいと人気を集めていますが、実はすごく強いキャラクターではありません。ブロッケンJr.は、完璧超人始祖編までに勝利を挙げているのはウォッチマンに勝ったたったの1勝のみです。しかし、キン肉マンの超人の中での勝率は50パーセントほどと決して弱いものでもありません。

勝率が高いわけでは無いブロッケンJr.が人気なのは、義理と人情に熱い男らしい性格の持ち主だからです。ブロッケンJr.は、自己犠牲を顧みず相手に立ち向かっていく責任感と正義感の持ち主です。また、今までに恩義をもらったキャラクターには、とても高い義理人情を抱き、相手を守り通す信念の強さがかっこいいといわれています。

ブロッケンJr.は、第20回超人オリンピックでラーメンマンのことを知ります。ラーメンマンは第20回超人オリンピックで、ブロッケンJr.の父親ブロッケンマンを殺してしまったのでブロッケンJr.は仇を打とうと心に誓います。そのため、ブロッケンJr.とラーメンマンの関係は全くと言っていいほど良くはありませんでした。

ブロッケンJr.は、仇を打とうとラーメンマンと対決することになりますがラーメンマンの強さに惨敗してしまいます。負けたブロッケンJr.に、ラーメンマンは暖かい声をかけます。そのこと温かいブロッケンJr.のことを思った言葉がきっかけで、ブロッケンJr.はラーメンマンを許すどころか、実力が高いラーメンマンの事を尊敬するようになります。

ブロッケンJr.には、弟子のジェイドがいます。ブロッケンJr.は、ドイツに帰郷して平和な世界で生活を送っていました。戦いが必要とされない国でブロッケンJr.はお酒におぼれてしまいました。そんな時に身寄りのない少年のジェイドと出会い、ジェイドに戦いを教えながら育てることを見出し生きがいにします。そのため、ジェイドとは親子のような関係です。

ブロッケンJr.の声優は今までに3人が担当しています。ブロッケンJr.の声優の1人目がこちらの画像の水鳥鉄夫(みずとりてつお)です。水鳥鉄夫は、ブロッケンJr.の声優としてアニメ「キン肉マン」や、劇場版アニメの第1・第7作、テーマソングやパチンコやパチスロのブロッケンJr.を演じています。

水鳥鉄夫は、1938年12月25日生まれで、2010年7月14日に亡くなった日本の声優です。東京都出身でアーツビジョンに所属していました。ブロッケンJr.の声優の他にも、忍たま乱太郎やドラゴンボール、シティハンターなどといった有名なアニメ作品に出演していた声優です。

ブロッケンJr.の声優の2人目がこちらの画像の掛川裕彦(かけがわひろひこ)です。掛川裕彦は、キン肉マンシリーズのアニメ「キン肉マン キン肉星王位争奪戦」でブロッケンJr.の声優を担当しています。

掛川裕彦は、1959年10月11日生まれ・埼玉県出身で青二プロダクションに所属する声優です。掛川裕彦は、1986年に聖闘士星矢で声優デビューを果たします。その後、ちびまるこちゃんやドラゴンボール、ワンピースなど多くのアニメで声優を担当しています。

ブロッケンJr.の声優の3人目がこちらの画像の川津泰彦(かわづやすひこ)です。川津泰彦は、アニメ「キン肉マンII世」や、ゲーム、おもちゃなどのブロッケンJr.の声優を担当しています。

川津泰彦は、1966年1月21日生まれ・東京都出身で青二プロダクションに所属する声優です。川津泰彦は、1990年から声優としての活動をスタートさせ、声優界のバイプレイヤーとして活躍しています。ブロッケンJr.の声優以外にも、金田一少年の事件簿やアンパンマンなどといったアニメの声優を担当しています。

ブロッケンJr.の名言としてあげられるのが「ベルリンの赤い雨」です。ブロッケンJr.としての名言はないため、ブロッケンJr.の一番の必殺技のベルリンの赤い雨が挙げられています。ブロッケンJr.は、必殺技を繰り出す前にベルリンの赤い壁と発言しているため、名言という扱いとしてとらえているファンが多いです。

ブロッケンJr.の「けじめさ!!バッファローマン…」という名言は、夢の超人タッグでバッファローマンとモンゴルマンに戦った時にバッファローマンとモンゴルマンに言い放った言葉です。前の戦いで戦えなくなってしまったブロッケンJr.の観客に対するけじめの言葉として人気を集めています。

ブロッケンJr.の熱い男らしい性格がかっこいいといった声もあるものの、ブロッケンJr.のファッションがとてもかっこいいという声が多いキャラクターです。ビジュアルがかっこいいと支持する人が多く、軍服の恰好が似合いすぎているといった声も多いです。

ブロッケンJr.の風貌はもちろんですが、戦い方をかっこいいと評価する意見も多いです。キン肉マンの数ある戦いの中でも、ブロッケンJr.の戦いは負けたとしても感動する場面が多くて好きといった絶賛する声が多い戦い方をします。

ブロッケンJr.のファンの中には、目が見えたブロッケンJr.の顔がかっこよくて好きといった声もあがっています。ブロッケンJr.は、なかなか目が見えないキャラクターなので目が見えるブロッケンJr.はレアですが、レアな姿をかっこいいというファンがいるほど人気のキャラクターです。

キン肉マンに登場する西ドイツ出身の正義超人・ブロッケンJr.は、すごく強くはないものの男気溢れる正義感の強い性格とかっこいい風貌が人気のキャラクターです。キン肉マンには、他にも多くの超人たちが登場するのでブロッケンJr.で興味を持った方はキン肉マンを見てお気に入りのキャラクターを見つけてみてはいかがでしょうか？