【レクリエイターズ】アルタイルがかわいい！正体や声優・フィギュア情報も紹介

今回の記事で紹介するアルタイルは、アニメ制作会社｢TROYCA｣が制作したオリジナルテレビアニメ作品｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣に登場します。この｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣というオリジナルテレビアニメ作品は、2017年4月から同年9月にかけて全22話の構成で放送され大きな話題となった作品であり、アニメの放送に合わせて小説化や漫画化が同時並行的にスタートした稀有な作品でもあります。

尚、アニメ｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣の放送は既に終了していますが、漫画化された｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣は2019年11月現在も月刊サンデージェネックスで連載が継続しており、単行本も5巻まで発刊されています。

大きな話題となった｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣は、｢ブラック･ラグーン｣や｢341戦闘団｣などの話題作を執筆している漫画家･広江礼威氏が原作･構成･脚本を務め、｢Fate/Zero｣や｢アルドノア･ゼロ｣などの大人気作品で監督を務めている、あおきえい氏が監督を務めています。この為、非常にテンポよくストーリーが展開していくほか、迫力あるバトルシーンや重厚なストーリーが丁寧に描きあげられていると好評を博しています。

｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣のあらすじ…クリエイターになる事を夢見る高校2年生の水篠颯太(みずしの そうた)は、大好きなアニメ｢精霊機想曲フォーゲルシュバリエ｣を視聴中にアニメの世界へと引きずり込まれ、そこでアニメ｢精霊機想曲フォーゲルシュバリエ｣の主要キャラクターであるセレジアと、アニメ｢精霊機想曲フォーゲルシュバリエ｣には登場しない軍服を身に纏った女性との戦いに巻き込まれてしまいます。

その後、アニメの中から現実世界へと戻った水篠颯太は今起きた出来事を夢の類として処理しようとしますが、セレジアや軍服を身に纏った女性が現実世界に顕現する様子を目の当たりにし、大きな異変が起こっている事を自覚します。しかし、どの様な異変が起きているのか皆目見当も付かない水篠颯太は、現実世界に顕現しても尚戦闘を続ける2人の姿に混乱を深めていきます。

そんな水篠颯太の前にゲーム｢追憶のアヴァルケイン｣の主要キャラクターであるメテオラが現れ、2人の戦闘に介入すると事態は終息へと向かっていきます。こうして、訳も分からないままにアニメやゲームの世界から現実世界へと顕現したキャラクター(以下、被造物)たちの抗争に巻き込まれていく事となった水篠颯太は、セレジアやメテオラらと共に行動を共にする事となり、異変の真相へと迫っていく事になります。

果たして、軍服を身に纏った謎の女性の正体とは?被造物が現実世界に顕現した理由とは?そして、軍服を身に纏った謎の女性の正体に気づいた水篠颯太は何を思い、どう行動していくのでしょうか?

• 名前:水篠颯太(みずしの そうた)
• 年齢:16歳(高校2年生)
• 性格:内向的でありながら人当たりの良い性格
• その他:本作の主人公であり、軍服の女性の正体にいち早く気づく人物。
• 担当声優:山下大輔

• 名前:セレジア･ユピティリア
• 年齢:19歳
• 性格:明るく世話焼きな一面を持った性格
• その他:アニメ｢精霊機想曲フォーゲルシュバリエ｣のヒロイン
• 担当声優:小松未可子

• 名前:メテオラ･エスターライヒ
• 年齢:不明
• 性格:知識の探求者でありながら食欲旺盛な一面を持った性格
• その他:RPGゲーム｢追憶のアヴァルケン｣に登場する賢者
• 担当声優:水瀬いのり

• 名前:鹿屋瑠偉(かのや るい)
• 年齢:16歳
• 性格:明るく前向きな性格
• その他:ロボットアニメ｢無限神機モノマギア｣の主人公
• 担当声優:雨宮天

• 名前:弥勒寺優夜(みろくじ ゆうや)
• 年齢:不明
• 性格:粗暴且つ好戦的な性格
• その他:漫画｢閉鎖区underground-dark night-｣に登場するキャラクター
• 担当声優:鈴村健一

• 名前:星河ひかゆ(ほしかわ ひかゆ)
• 年齢:17歳
• 性格:気弱な性格
• その他:美少女ゲーム｢ほしぞら☆ミルキーウェイ｣のヒロイン
• 担当声優:夏川椎菜

• 名前:アルタイル(軍服を身に纏った謎の女性)
• 年齢:不明
• 性格:世界に強い憎悪の念を抱いている一方で、大切な物を守りたいと願っている
• その他:島崎由那がシマザキセツナの名で作り出した二次創作キャラクター
• 担当声優:豊崎愛生

今回の記事で紹介するかわいいと評判のアルタイルは、｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣の黒幕であり、ストーリーの序盤では軍服の姫君と呼ばれている正体不明の女性キャラクターです。そして、セレジアやメテオラなどの被造物を現実世界に顕現させたキャラクターでもあります。では、何故アルタイルは被造物を現実世界に顕現させたのでしょうか?

この点についての詳細は後の章で紹介しますが、アルタイルは自身が島崎由那(しまざき ゆな)の手によって生出された経緯に絶望しており、現実世界を激しく憎んでいます。この為、アルタイルは被造物という現実には存在しないはずの存在を現実世界へ顕現させる事で、世界が持つ修復力という力を発動させ、世界そのものが自ら崩壊へ向かうように画策しています。

ここまでの紹介だけですとアルタイルというキャラクターは極悪非道なキャラクターのように感じられますが、このアルタイルの行動にはアルタイルを生出したクリエイターである島崎由那の死が大きく関係しています。この点についても詳細は後の章で紹介しますが、つまるところアルタイルは生みの親である島崎由那を追い詰めた世界を憎んでおり、島崎由那の仇を取ろうと懸命に行動しているだけなのです。

アルタイルというキャラクターは強い信念を持った女性であり、自身を生出したクリエイターを何よりも大切に考えられる優しい女性なのです。そして、世界崩壊へ行動する中で仲間になった被造物たちに対しても、最大限メリットが得られるように配慮するシーンなどが描かれている事から、決して視野の狭い配慮に欠けた女性ではありません。

尚、アルタイルは自身の目的を果たす為に様々な画策を行っているほか、敵対する主人公サイドについた被造物たちの目論見を看破するなど戦略家な一面も持っています。また、戦闘面においても高い戦闘力と随時更新されていく数々の能力を備えており、｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣に描かれる被造物の中でも最強のキャラクターであると考えられています。

前項ではアルタイルの人物像について紹介しましたが、この項では軍服の姫君と呼ばれる正体不明なキャラクターであったアルタイルのかわいい容姿について紹介していきます。アルタイルは軍服を着用し、軍帽をかぶっています。この軍服姿のアルタイルは一見すると凛とした佇まいの女性を想起させるのですが、アルタイルは変則ツインテールを軍帽の脇から下ろしており、そのツインテールは赤いリボンで結ばれています。

この点が多くのレクリエイターズファンを魅了しており、一見すると怖さすら感じるアルタイルの表情にギリギリのところで可愛らしさを残させています。また、ネタバレになりますが、最終回でのアルタイルは生みの親である島崎由那との再会を果たし、一度たりとも見せてこなかったトビッキリの笑顔や泣きじゃくるかわいい素顔を見せています。

この点も多くのレクリエイターズファンを魅了しており、一部のレクリエイターズファンからは｢レクリエイターズはアルタイルのツンデレを視聴する作品｣などとも言われているようです。とにもかくにもアルタイルというキャラクターは一見すると怖さを感じさせるものの、時折見せるかわいい要素が数多くあり、そうしたアルタイルのかわいい魅力が多くのレクリエイターズファンを虜にしているようです。

ちなみに、｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣に登場するアルタイルをモデルにした二次創作物の多くがかわいい雰囲気を全面に出した物となっていますので、｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣に登場するアルタイルのかわいい姿が見たい方は画像検索やツイッター検索などをしてみるのも面白いかもしれません!

この章では、前章では紹介しきれていないアルタイルの正体や目的について紹介していきます。既に簡単には紹介していますが、アルタイルは島崎由那(クリエイターとしての名前はシマザキセツナ)によって創造されたキャラクターです。そして、島崎由那が創造した最後のキャラクターでもあります。なぜなら島崎由那は、アルタイルを描き上げた直後に駅で飛び込み自殺をして死亡してしまうからです。

では何故島崎由那は飛び込み自殺という非業の死を迎える事になったのでしょうか?この点には本作の主人公である水篠颯太が大きく関わっています。水篠颯太は島崎由那と生前から知り合っており、共にクリエイターを夢見て切磋琢磨していた間柄です。しかし、水篠颯太よりも早くに才能の片鱗を開花させた島崎由那は、画像投稿サイトなどを中心に人気を高めていき有名なクリエイターと共作を行うほどになります。

しかし、そうした急激な変化は いらぬ嫉妬や妬みを買う事になり、島崎由那はネット上で誹謗中傷を浴びせられるようになります。この時、水篠颯太もまた少なからずの嫉妬心を島崎由那に抱いており、以前ほど連絡を取らなくなってしまいます。こうして信頼していた水篠颯太とも連絡が途絶えてしまった島崎由那は、苦痛に満ちた日々に耐えられなくなり、アルタイルを描き上げた数日後に飛び込み自殺を図ってしまいます。

そうした島崎由那の不の感情を一身に受けたのがアルタイルであり、こうして生出されたアルタイルは生みの親である島崎由那を排斥した世界に強い憎悪を抱きます。そして、現実世界へ顕現する事に成功したアルタイルは、世界に復讐するべく現実世界に被造物を顕現させ続けることで世界の崩壊を引き起こそうと目論んだというわけです。

一方の水篠颯太はというと、島崎由那の飛び込み自殺以降 島崎由那を助けようとしなかった事への罪悪感や自責の念からクリエイターとしての活動が行えなくなってしまい、ただただ無為な日々を送り続ける事になります。そんな中、水篠颯太の前にセレジアとアルタイルが現れます。そして、被造物同士の抗争に巻き込まれた水篠颯太は誰よりも早く軍服の姫君の正体がアルタイルである事に気づきます。

しかし、水篠颯太は島崎由那を助けなかった事への後ろめたさなどから軍服の姫君の正体を誰にも告げず、その為にセレジアやメテオラが負傷する事になります。仲間の被造物たちに傷を負ってほしくはない、けれど島崎由那の件を口外したくもない、そんな板ばさみ的な状況へと迷い込んだ水篠颯太は紆余曲折を経て全てを明らかにする覚悟を決めます。

そして、仲間たちに軍服の姫君の正体がアルタイルである事や、アルタイルを創造した島崎由那の自殺に関する事などを全てを打ち明けた水篠颯太は、正体が明らかとなったアルタイルが目論む世界崩壊を食い止めようと奔走を始めます。つまり、アルタイルの正体は、島崎由那がその生涯の最後に描き上げたキャラクターであり、島崎由那が秘めていた負の感情を受け継いだ存在という事になります。

前項で既に紹介している通り、アルタイルが現実世界へ顕現した目的は島崎由那を排斥した世界を崩壊させる事であり、その為にアルタイルが用いた策は｢世界が持つ修復力を利用する｣というものになります。この｢世界が持つ修復力｣とは、本来ありえない異物が現実世界に現れた時、世界自身がその異物を取り除こうとする力であり、その力は異物の力が大きければ大きいほどより強大なものになります。

アルタイルは被造物を現実世界に顕現させる事で世界に異物を与え、世界自身に世界を崩壊させようとしているわけです。しかし、この策は当然ながらアルタイル自身も異物である為、アルタイルもまた世界の修復力によって消滅させられる可能性を大いに秘めています。ですがアルタイルは微塵も躊躇う事無くこの策を実行に移し、そして加速度的に策を進展させていきます。

つまり、アルタイルの目的は世界の崩壊だけではなく、その世界の崩壊と共に自身の消滅をも望んでいるという事になります。この点についてはアルタイル自身が作中でもほのめかしており、アルタイルは最初から全ての消滅を目的にしていた事が明らかになっています。果たして、アルタイルは命を懸けたこの策を成功させ世界の崩壊を引き起こす事が出来るのでしょうか?この顛末についても後の章で紹介していきます!

この章では、アニメ｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣でアルタイルのキャラクターボイスを担当した声優について紹介していきます。アニメ｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣でアルタイルのキャラクターボイスを担当した声優は、人気作品｢けいおん!｣での平沢唯役で知られる声優･豊崎愛生さんです。

あきちゃんの愛称で親しまれている声優･豊崎愛生さんは、2006年に放送されたアニメ｢RED GARDEN｣で声優デビューを果たすと、翌2007年に放送されたアニメ｢ケンコー全裸系水泳部 ウミショー｣で初主演&初レギュラーを勝ち取り、その後も数多くの人気作品で主要キャラクターの声を担当するようになります。

そして、2009年には同じミュージックレインという事務所に所属する女性声優らで結成した声優ユニット｢スフィア｣での活動を開始し、同2009年に放送されたアニメ｢けいおん!｣での平沢唯役が大好評を博し一躍トップ声優の仲間入りを果たす事になります。様々なユニットを組み、多岐にわたる活動を行う声優･豊崎愛生さんは、2019年現在も声優業界の第一線で活躍を続けており、多くのアニメファンを虜にしています。

• 名前:豊崎愛生(とよさき あき)
• 生年月日:1986年10月28日
• 血液型:AB型
• 出身地:徳島県
• 身長:169cm
• 所属事務所:ミュージックレイン

• 2009年放送のアニメ｢けいおん!｣:平沢唯役
• 2009年放送のアニメ｢とある科学の超電磁砲｣:初春飾利役
• 2011年放送のアニメ｢ジュエルペットシリーズ｣:エンジュラ役etc
• 2017年放送のアニメ｢この素晴らしい世界に祝福を!2:ゆんゆん役
• 2017年放送のアニメ｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣:アルタイル役
• 2019年放送のアニメ｢慎重勇者｣:リスタルテ役

アニメ｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣でアルタイルのキャラクターボイスを担当している声優･豊崎愛生さんは、数々の賞レースで数多くの賞を受賞しています。その中でも特筆すべきなのが2011年に達成したＷ受賞です。声優･豊崎愛生さんは、2011年3月に開かれた第10回東京アニメアワード個人部門声優賞を受賞すると、同年同月に行われた第5回声優アワードにて主演女優賞とパーソナリティ賞のＷ受賞をしています。

このＷ受賞は声優としての評価と共に、豊崎愛生さんの人柄についても評価された受賞となっており、声優･豊崎愛生さんの実績を華々しく彩っています。ちなみに、2011年の声優･豊崎愛生さんは、15作品以上のアニメ作品に声優として出演しており、その多くで主要なキャラクターを担当しています。こうした事から、2011年のアニメ界では豊崎愛生さんの声を聞かない日は無いとまで言われたほどです。

この章では、今回の記事で取り上げている人気作品｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣に登場する主要キャラクターのかわいいフィギュアについて紹介していきます。まず初めに紹介するRE:CREATORS(レクリエイターズ)主要キャラクターのフィギュアは、主人公･水篠颯太を支え、アルタイルの策を打ち破らんと懸命に奔走したキャラクター、メテオラのフィギュアです。

上の画像からも分かるとおり迫力のある構図と共にかわいい姿が精巧に作り出されており、多くのRE:CREATORS(レクリエイターズ)ファンを魅了しています。尚、こちらのRE:CREATORS(レクリエイターズ)関連フィギュアは\10,000～\20,000前後で購入可能なようです。

続いて紹介するRE:CREATORS(レクリエイターズ)主要キャラクターのフィギュアは、今回の記事で紹介しているアルタイルの1/8フィギュアになります。こちらのフィギュアもまた、上画像にあるとおり精巧に作り込まれており、アルタイルの凛とした佇まいと共にかわいい姿が表現されています。尚、こちらのRE:CREATORS(レクリエイターズ)関連フィギュアは、\15,000～\25,000前後で購入が可能なようです。

続いて紹介するRE:CREATORS(レクリエイターズ)主要キャラクターのフィギュアは、今回の記事で紹介しているアルタイルの1/8フィギュア･森羅万象バージョンになります。こちらのフィギュアもまた、上画像にあるとおりアルタイルの得意技･森羅万象(ホロプシコン)の発動が躍動感たっぷりに表現されています。尚、こちらのRE:CREATORS(レクリエイターズ)関連フィギュアは、\18,000～\28,000前後で購入が可能なようです。

最後に紹介するRE:CREATORS(レクリエイターズ)主要キャラクターのフィギュアは、この章の冒頭で紹介したメテオラのねんどろいどになります。こちらのフィギュアシリーズは、上画像にあるとおりリアルさではなく かわいい姿に重点を置いた2頭身前後のフィギュアになります。尚、こちらのRE:CREATORS(レクリエイターズ)関連フィギュアは、\5,000～\10,000前後で購入が可能なようです。

ここまでにRE:CREATORS(レクリエイターズ)に登場するアルタイルの正体や目的などについて紹介してきましたが、この章ではアルタイルの無敵とも言われている能力について紹介していきます。アルタイルが持つ能力の名前は｢森羅万象(ホロプシコン)｣という能力です。この能力は誰かがアルタイルというキャラクターに二次創作を行うと、一定の承認力を得られた場合即座にアルタイルの能力として使えるようになるというものです。

つまり、アルタイルが持つ｢森羅万象(ホロプシコン)｣という能力は、誰かがアルタイルの設定を改変したり、アルタイルの能力値を向上させた二次創作を行った場合、承認力が得られ次第その状態へと無限にパワーアップし続けられる能力という事になり、アルタイルの強さは無限の可能性を秘めているという事になります。

尚、無数に存在するアルタイルが習得した技は｢14楽章 因果転変｣のような言い回しで発動します。ちなみに、この｢14楽章 因果転変｣は、対象がもたらす結果を捻じ曲げるというとんでもない能力であり、この能力を発動したアルタイルは｢槍で貫かれて大ダメージを負う｣という結果を捻じ曲げ、攻撃してきた対象に｢槍で貫かれて大ダメージを負う｣という結果を与えています。

つまり油断や不意をつかれての即死以外ではアルタイルは死亡する事は無く、うっかり大ダメージを負ったとしても生きて言葉を口に出来る状態であれば、その結果を無かった事に出来てしまうわけです。まさに無敵の能力であり、この他にもキャラクターの設定を消滅させる能力であったり、能力の対象となった存在を別の物へとすり替えてしまう能力など、チートと言われても仕方ないほどの圧倒的な能力を多数身につけています。

RE:CREATORS(レクリエイターズ)に登場するアルタイルの能力は、前項で紹介した森羅万象(ホロプシコン)の楽章以外にも、名称･楽章不明ながらも波動によって巨大ロボを消滅させる能力や、同じく名称･楽章不明ながらも遠方の状況を手元の魔方陣に映し出す遠視の能力などがあり、まさになんでもありの能力となっています。

しかし、この森羅万象(ホロプシコン)にも大きな弱点があります。それはアルタイルが新たに更新されてくる能力やステータス値を選択出来ないという点にあります。既に紹介している通り森羅万象(ホロプシコン)という能力は誰かがアルタイルを改変し、その設定が承認力を得た場合アルタイルの意思を無視して自動更新されてしまう為、アルタイルが予期せぬ状況下で急激なパワーダウンが起こる可能性があるのです。

また、無限に更新され続ける能力であるが故に、アルタイルは全ての能力を把握する事が出来ておらず、ベストな能力選択が必ずしも的確には行えないのです。この2点のデメリットはアルタイルにとっては非常に危険なものであり、大きな弱点となっています。しかし、そうしたデメリットを考慮したとしても、RE:CREATORS(レクリエイターズ)に描かれるアルタイルの森羅万象(ホロプシコン)は強力な能力だと言えそうです。

この章では、｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣に描かれた最終回までの様子を簡単にまとめて紹介していきます。RE:CREATORS(レクリエイターズ)の作中において圧倒的な強さを手に入れ、世界崩壊を画策するアルタイルでしたが、水篠颯太の勇気ある告白の末に軍服の姫君の正体へとたどり着いた日本政府は、セレジアやメテオラをはじめとする主人公･水篠颯太サイドの被造物たちと共にアルタイル打倒の作戦を決行します。

その作戦とは、｢エリミネーション･チャンバー･フェス｣という大規模なフェスを開催し、集まった大衆たちの承認力を利用しアルタイルの能力を弱体化改変しようという作戦です。しかし、戦略家であり確固たる信念を持つアルタイルは、メテオラらが周到に用意を進めたこのフェスまでも利用し世界崩壊を行おうと画策します。

こうして両陣営がそれぞれの思惑を秘めたまま開催された｢エリミネーション･チャンバー･フェス｣は、アルタイルの圧倒的な能力によって主人公･水篠颯太サイドが押し切られていくという展開を見せ、フェスに集まった群衆もまた孤軍奮闘するアルタイルの戦いに魅了されていきます。

このままではフェスに集まった大衆の承認力がアルタイルを強化してしまうと思われたのですが、主人公･水篠颯太サイドも秘策を用意しており、アルタイルと同等以上のスペックを持つキャラクター･シマザキセツナを投入し、アルタイルを後一歩のところまで追い詰める事に成功します。しかし、アルタイルはここでも森羅万象(ホロプシコン)の新たな能力を発動させ、シマザキセツナを圧倒します。

自身を模倣した存在であるシマザキセツナを圧倒した事でアルタイルは更に勢いづく事となり、フェスに集まった大衆たちもアルタイルを更に後押しする雰囲気へと変化していきます。いよいよ打つ手が無くなった主人公･水篠颯太サイドは、秘策中の秘策である水篠颯太が創作したキャラクターを投入する事にし、フェスの行方を見守る覚悟を決めます。

この秘策中の秘策として水篠颯太が創作したキャラクターとは、アルタイルの生みの親である島崎由那をモデルにしたキャラクターです。水篠颯太は細部の細部まで自身が知る島崎由那を詰め込み、本物を再現するが如く島崎由那を作り上げていたのです。こうして投入された島崎由那は、数年ぶりにアルタイルとの邂逅を迎えます。

アルタイルと島崎由那が邂逅した瞬間、それまでの風景とはがらりと場面が転換し、島崎由那が飛び込み自殺をした駅の風景へと変わります。そこで、最初に口を開いたのは島崎由那です。｢アルタイルはずっと私のために怒ってくれていたよね?｣｢でもね、あなたは世界ではなく私に怒るべきだと思うんです｣ 混乱するアルタイルは事態を受け入れられず、目の前にいる島崎由那の正体を暴こうとします。

島崎由那は続けます。｢あなたは世界を滅ぼす悪者なのかもしれない｣｢でも、あなたは同時に私のような弱き者の騎士なのかもしれない｣｢あなたを見る人がたくさんいるんです。正義だとか悪だとかじゃなく、正しいとか間違っているとかでもなく｣ 取りとめの無い島崎由那の言葉がアルタイルに染み込んでいきます。

その時には既に、アルタイルの中に世界を崩壊させようと願う確固たる決意は霧散しています。アルタイルは目の前に居る島崎由那に自身の行動を謝罪します。島崎由那はそんなアルタイルを当たり前のように許し、優しく微笑みます。そして、島崎由那はこう口にします。｢そろそろ行かないと。私の存在は異物だから。世界を崩壊させてはいけないのだから｣と。

遠くから電車が近づく騒音が近づいてきます。島崎由那は今まさにホームに走りこんでくる電車へ向けて身を投げ出します。その刹那、アルタイルは島崎由那に抱きつき森羅万象(ホロプシコン)を発動させ、島崎由那とアルタイルが新たに歩き出せる新たな世界の扉を開きます。こうして島崎由那とアルタイルは2人だけの新たな世界へと旅立っていき、世界崩壊の危機は去っていきます。

こうして、秘策中の秘策であった水篠颯太の創造した島崎由那が機能した事で世界崩壊の危機は去り、｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣は大団円を迎える事になります…。このエリミネーション･チャンバー･フェスの開始から終了までの展開は、まさに怒涛の展開で描ききられており、その圧倒的なテンポと迫力あるシーンの連続は多くのRE:CREATORS(レクリエイターズ)ファンを魅了しています。

また、島崎由那との再会以降にのみアルタイルのかわいいデレ要素が描かれており、この点もRE:CREATORS(レクリエイターズ)ファンを魅了していると言われています。まだ｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣を視聴していない方は、是非エリミネーション･チャンバー･フェスに関連するストーリーに注目して｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣を楽しむ事をお勧めします!

この章では、今回の記事で紹介してきたアルタイルに関する感想や評価を簡単にまとめて紹介します。RE:CREATORS(レクリエイターズ)に登場するアルタイルに関連する感想や評価として多く見受けられるのは、｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)に登場するアルタイルのツンデレはヤバイ｣｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)に登場するアルタイルがかわいい｣などの好意的なものが圧倒的に多いようです。

その一方で、｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)に登場するアルタイルの能力はチート過ぎる｣｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)のアルタイルが何故顕現出来たのかが謎｣といった否定的な意見も少数ながらも見受けられるようです。

また、作品としての｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣についても賛否が分かれているようで、オリジナルアニメという事もあってかハマル人とハマル前に視聴を打ち切ってしまう人に分かれているようです。ともあれ、RE:CREATORS(レクリエイターズ)はアルタイルを初めとする魅力的なキャラクターが数多く登場し、テンポよくストーリーが展開されていく作品ですので、一見の価値は十分にあるといえそうです。

今回の記事では、人気作品｢レクリエイターズ｣の黒幕でありながらもかわいいと評判になっているアルタイルについて、能力や正体、アルタイルのキャラクターボイスを担当した声優の情報やフィギュアの情報などを紹介してきましたが如何でしたか?

人気作品｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣は、何度見ても楽しめる作品であり、アルタイルをはじめとする数多くのキャラクターがそれぞれに魅力的ですので、まだ｢RE:CREATORS(レクリエイターズ)｣の世界に触れていない方は是非一度視聴してみましょう!また、既に視聴済みの方も壮大なアルタイルのツンデレに注目し今一度RE:CREATORS(レクリエイターズ)の世界を楽しみましょう!