【鬼滅の刃】獣の呼吸は嘴平伊之助の使用する我流！剣術や型を一覧で紹介

今回は「鬼滅の刃」に登場するキャラクター・嘴平伊之助が作中で使用している剣術である獣の呼吸について詳しく解説をしていきます。獣の呼吸の型の種類は全部で10種類ありました。この呼吸はなんと嘴平伊之助が我流で生み出したものでした。荒々しいスタイルが特徴的な獣の呼吸は、作中に登場する呼吸の中でも強いと読者の間でも注目されています。今回は、そんな獣の呼吸の型を一覧で紹介していきその強さに迫っていきます。

嘴平伊之助が我流で編み出した獣の呼吸は、「鬼滅の刃」に登場する呼吸と呼ばれる剣術の中でもかなり特殊なものでした。そんな獣の呼吸について紹介をしていく前に、ここからは嘴平伊之助や獣の呼吸も登場する「鬼滅の刃」の作品情報とあらすじを解説していきます。

「鬼滅の刃」は吾峠呼世晴による漫画作品です。2016年から「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートしています。作中で舞台となっていたのは大正時代でした。主人公を中心に鬼と人間の対決を描く和風ファンタジー漫画です。そんな大人気少年漫画「鬼滅の刃」は第70回JUMPトレジャー新人漫画賞で佳作を受賞していました。登場キャラクター達の名前は、かなり奇抜ですが実際に存在している名前を使用しているそうです。

大正時代、主人公である竈門炭治郎は炭焼きとして亡き父親の代わりに家族を支えていました。豊かな生活は送れていませんが、家族みんなで平和に過ごしています。竈門炭治郎は雪が降っていたある日、炭を売りに街へと出ていました。しかし竈門炭治郎が家に帰ってくると、家族は皆鬼によって惨殺されてしまっていたのです。まだ息のある禰󠄀豆子を背負い、竈門炭治郎は禰󠄀豆子を背負い走り出しますが、禰󠄀豆子が鬼化してしまいます。

今回紹介をしていく獣の呼吸を使用しているのは嘴平伊之助というキャラクターでした。竈門炭治郎の同期として鬼殺隊に入っています。かなり野生的であり、獣だと言われていました。いつも猪の被り物をし、上半身裸で過ごしていました。「猪突猛進」が嘴平伊之助の口癖です。嘴平伊之助が獣のようになったのは、幼い頃母親に山に捨てられ猪に育てられたことが原因であると作中では明らかにされていました。

「鬼滅の刃」では、呼吸と呼ばれる剣術を使用して戦っていました。主人公である竈門炭治郎は水の呼吸・日の呼吸を使用しています。このようにキャラクター達は様々な呼吸を使用していました。嘴平伊之助も呼吸を使用できます。代々伝わってきたものが多い呼吸ですが、嘴平伊之助が使用している獣の呼吸だけは嘴平伊之助が我流で編み出したものでした。ここからはそんな獣の呼吸の型を一覧にして詳しく解説していきます。

嘴平伊之助が使用している獣の呼吸壱ノ牙は穿ち抜きというものでした。こちらの技は、鬼として嘴平伊之助達を苦しめた累の父親と対決した時に披露されていた技です。刃のこぼれを使用した攻撃技で、対象に勢いよく刀を突き刺し引き抜くことで対象にダメージを与えます。しかし作中で披露した際、相手の皮膚が硬かったために嘴平伊之助の刀は二本とも折れてしまい、刀を抜けず壱ノ牙は失敗に終わってしまっていました。

獣の呼吸弐ノ牙・切り裂きについて解説をしていきます。ある日、汽車に乗った人が次々と行方不明になるという事件が起こります。竈門炭治郎や嘴平伊之助はその汽車の調査をしにいくことになりました。一度は鬼の策略によって眠りに落ちてしまう嘴平伊之助ですが、その後鬼を倒すために竈門炭治郎と協力して戦闘を繰り広げます。その時に登場したのが獣の呼吸弐ノ牙でした。二本の刀を交差させながら振り下ろし斬りかかります。

獣の呼吸参ノ牙は、喰い裂きという名前がつけられていました。竈門炭治郎は、屋敷に人を引きずり込む化物の家を調査しに行くことになります。そこで初めて嘴平伊之助と出会います。屋敷には複数の鬼がいました。そのうちの一人に嘴平伊之助が飛びかかります。その時参ノ牙・喰い裂きが披露されました。獣のように、相手との間合いを一瞬で詰めて二本の刀を横に振り、相手に攻撃をします。その後も度々使用されている型です。

獣の呼吸、肆ノ牙は切細裂きという名前の技でした。肆ノ牙は、列車での戦いで披露された獣の呼吸です。汽車の中は狭いため動きにくく野生の動きを得意としている嘴平伊之助にとっては不利なフィールドでした。さらに、そこには民間人もいます。しかし嘴平伊之助は懸命に戦いました。肆ノ牙切細裂きは、二本の刀で連続的に攻撃する技です。一撃で大ダメージを与える技の多い獣の呼吸の中でも、珍しいタイプの技となっていました。

嘴平伊之助が使用している獣の呼吸伍ノ牙は、狂い裂きというものでした。狂い裂きは、汽車での戦いで披露された獣の呼吸のうちの一つです。嘴平伊之助や竈門炭治郎は、汽車全体が鬼となっていることに気がつきました。汽車は、乗っている民間人のことを取り込もうとします。その時、嘴平伊之助はこちらの技を披露し人々を救っていました。身体をよじり様々な角度から斬りつける技で器用に一点だけを狙って攻撃していました。

獣の呼吸・陸ノ牙乱杭噛みについて詳しく解説をしていきます。こちらの陸ノ牙は、堕姫という上弦ノ陸との戦いで披露された技でした。上弦の鬼は、鬼の中でもかなり強くこれまで嘴平伊之助が戦ってきた中でも最強の強さを誇っていました。嘴平伊之助は、帯の中の人々を守りながら頭を使って戦います。逆手にとった刀で、刃こぼれを利用した陸ノ牙では帯を切断することに成功します。噛みちぎるような威力が特徴的な技です。

獣の呼吸漆ノ型・空間識覚について詳しく解説をしていきます。攻撃技の多い獣の呼吸ですが、こちらの技は攻撃技ではありませんでした。蜘蛛の鬼である累との戦いで使用された技であり、操り糸で嘴平伊之助達を翻弄している鬼を探し出すために登場します。二本の刀を地面に突き刺し、感覚を研ぎ澄ませることで空気のゆらぎを感知します。そうすることで、どこに鬼がいるのか認識できるようです。山育ちならではの技でした。

嘴平伊之助が使用している捌ノ型・爆裂猛進について解説をしていきます。こちらの技は、竈門炭治郎や善逸との合わせ技です。上弦ノ陸は、かなりの強さで堕姫と妹夫太郎に三人は苦戦を強いられます。そんな中、三人は同時に攻撃を仕掛けました。堕姫の帯が緩んだ隙を狙い、それぞれ違う角度から技を出します。捌ノ型で相手にまっすぐ向かっていき、陸ノ牙で上弦ノ陸の首をついに切断することに成功していました。

獣の呼吸・玖ノ牙は伸・うねり裂きという名前がつけられていました。嘴平伊之助は山の中で育ったためか全身の関節を外すことができます。玖ノ牙では、そんな特技を応用していました。関節を外すことで腕を長くし、遠くにいる敵でも間合いが詰めつことができるという技でした。関節が外れているため、動きは予測不能で不規則でした。しかし、自分自身でも操れていないのか攻撃の精度は高くなく、弱点となっていたようです。

獣の呼吸拾ノ型である円転旋牙について詳しく解説をしていきます。こちらの技は上弦ノ弐との戦いで披露されていた技です。上弦ノ弐は血鬼術というものが使用できる鬼でした。血鬼術から逃れるために、嘴平伊之助は拾ノ牙を繰り出します。二本の刀を高速回転させることで、敵の攻撃から逃れるという技でした。現在防御技としての使用のみが描かれていますが、読者の中には攻撃技にもなると予想している方もいました。

獣の呼吸には、その場で思いついたものもありました。上弦ノ弐の強さに嘴平伊之助やカナヲは苦戦してしまします。その時、嘴平伊之助はカナヲをサポートするためにこちらの思いつきの技を披露していました。二本の刀を思い切り投げ、攻撃中のカナヲの刀に当てます。こうすることで、勢いが生まれ上弦ノ弐の首を完全に斬ることが出来ました。サポート技ですが、思いつきであるために今後登場しないのではないかと予想されています。

獣の呼吸を使用しているキャラクターは、主人公・竈門炭治郎の同期である嘴平伊之助でした。作中でも活躍を見せた獣の呼吸の使い手・嘴平伊之助の能力についてここからは詳しく解説をしていきます。

嘴平伊之助の能力の特徴として、触覚というものもあげられていました。主人公の竈門炭治郎は、嗅覚に優れています。同期の善逸は聴覚に優れていました。同じように、嘴平伊之助は触覚に優れています。常に上半身裸で服を着るという習慣のない嘴平伊之助ですが、それは肌の面積を増やし優れた触覚を活かすためでもありました。

獣の呼吸の使い手・嘴平伊之助の能力の特徴として、柔軟であるということも挙げられています。山の中で育ってきた嘴平伊之助にはかなりの柔軟性がありました。無理のある体勢でも、なんなくこなしています。どんな姿勢からも技を出せるというメリットがありました。柔軟性の高さは、獣の呼吸の技にも応用されています。

「鬼滅の刃」は週刊少年ジャンプで連載されている作品ですが、2019年からはアニメ放送もスタートしていました。アニメ版「鬼滅の刃」でも、嘴平伊之助は獣の呼吸を使用しています。荒々しく、獣と呼ばれている嘴平伊之助を演じた声優は松岡禎丞でした。ここからは、そんな声優松岡禎丞のプロフィールや主な出演作品について詳しく解説をしていきます。

アニメ版「鬼滅の刃」で嘴平伊之助を演じた声優・松岡禎丞のプロフィールを紹介していきます。松岡禎丞はアイムエンタープライズに所属している声優でした。声優という職業を知ったきっかけは、「新世紀エヴァンゲリオン」の渚カヲルと「テイルズオブエターニア」のリッド・ハーシェルを演じた石田彰の演技力だったそうです。その後日本ナレーション演技研究所を卒業し「東のエデン」で声優としてデビューをしていました。

嘴平伊之助を演じた声優の松岡禎丞の出演作品を紹介していきます。松岡禎丞の出演作品の中には、「東のエデン」「神様のメモ帳」「さくら荘のペットな彼女」「ソードアート・オンライン」「ダイヤのA」「ヨワムシペダル」「アオハライド」「アカメが斬る!」「おおかみ少女と黒王子」「デンキ街の本屋さん」「バディ・コンプレックス」「食戟のソーマ」「スタミュ」「虹色デイズ」「消滅都市」「あひるの空」などがありました。

獣の呼吸に関する感想や評価の中には、こちらのようなものもありました。獣の呼吸漆ノ型・空間識覚は、あまり派手な技ではありませんが、嘴平伊之助の能力を活かした技でした。そんな空間識覚の作中での表現方法がかっこいいと感じている読者の方もいたようです。

獣の呼吸に関する感想や評価の中にはこちらのようなものもありました。嘴平伊之助が所属している鬼殺隊には柱と呼ばれるトップクラスの攻撃力を持つキャラクターがいます。柱はそれぞれの後継として継子を育てることが出来ました。嘴平伊之助が富岡の継子になれば、獣の呼吸と水の呼吸が合わさります。そんな呼吸同士の合わせ技を期待している方もいたようです。

獣の呼吸に関する感想や評価の中には、このようなものもありました。獣の呼吸は、嘴平伊之助が我流で生み出した呼吸です。そのため他の呼吸と違い型破りな技もありました。そんな型破りな技の活かし方に驚いている方もいます。

今回は「鬼滅の刃」に登場した剣術である獣の呼吸を中心に紹介をしてきました。獣の呼吸は、竈門炭治郎とともに行動している嘴平伊之助が使用している技です。他の呼吸とは違い、嘴平伊之助が我流で編み出したもので、柔軟性の高さや攻撃力の高さが活かされた型が多い呼吸でした。作中でも、様々な活躍を見せていて竈門炭治郎との合わせ技もあります。そんな獣の呼吸も登場する「鬼滅の刃」一度ご覧になってはいかがでしょうか？