【SAOAGGO】フカ次郎の正体はかわいい女子大生？名前の由来や声優も紹介

フカ次郎について紹介する前にフカ次郎が登場し活躍するSAOAGGOについても簡単に紹介しておきます。

SAOAGGO（ソードアート・オンラインオルタナティブガンゲイル・オンライン）は川原礫さん原作のライトノベルソードアート・オンライン（通称SAO）の公式の二次創作とも言えるスピンオフ作品です。原作SAOの5巻、6巻で描かれたゲーム、ガンゲイル・オンラインを舞台に、ゲームの設定や本編のあらすじを踏襲しつつ本編とは直接繋がらない独自の路線で描いた物語になっています。

物語のきっかけとなるのはSAO本編で描かれた第3回BoBの少し後、第3回BoBにて本編のキャラクターであるキリトとシノンが共闘する姿を見て、チーム戦における大会を開きたいと運営に打診、そうして開かれる事になった「スクワッド・ジャム」をメインに展開されます。

身長180cmを超える長身がコンプレックスの女子大生、小比類巻香蓮はVRゲームでなら己のコンプレックスを感じずに済むのではないかと考え、銃器で戦うVEMMORPGであるガンゲイル・オンライン（GGO）の世界にたどり着きます。GGOでの花蓮は身長150cmの低身長アバター、レンであった事がきっかけですがやがてレンはGGOの魅力に取り憑かれていくのです。

元々はNPCを狩って遊んでいたレンでしたがGGOの魅力にハマったレンは対人戦も積極的に行いやがて「ピンクの悪魔」と呼ばれるちょっと名を知られるプレイヤーへと成長していきます。そんな強さを発揮するレンの噂を聞きつけたのがレンがGGOで始めて出会った女性プレイヤーピトフーイでした。そしてそんなピトフーイにスクワッド・ジャムの存在を知らされ、レンも参加する事になります。

フカ次郎はレンのリアルの友人でありSAO本編でも登場する剣と魔法を舞台としたゲームALOを中心に複数のゲームをやり込んでいるヘビーゲーマーです。元々GGOをプレイした事はありませんでしたが、レンがチーム戦であるスクワッド・ジャムに参加する為、助力を打診、一時的にGGOにコンバートして協力、以降はGGOの装備をレンに預けつつ、ALOとGGOを行き来してプレイしています。

レンと対比しても決して大きいとは言えない小さく金髪なちびアバターが特徴的で、簪で髪をお団子状に結い上げ、迷彩シャツに緑の防弾ベストをあわせたスタイルになっています。他のゲームでのステータスを引き継げるコンバートを利用している事、元々ハードなゲーマーである事もあって、GGOでもレンが特化して鍛えている敏捷性以外はレンのステータスよりも高いステータスをしています。

SAO本編と同様SAOAGGOでも主要なキャラクターのリアルの姿も描かれています。ここからはフカ次郎のリアルの正体も紹介しておきます。

フカ次郎のリアルは花蓮の地元でもある北海道に住む篠原美優です。実家から道内の大学に通う女子大生です。茶髪でウェーブのかかった髪型をしており、元々テニス部に所属していた事もあって運動神経も良いです。花蓮にVRMMOの世界を教えたのも篠原美優でしたが最初に勧めたALOで花蓮が高身長になりやすいシルフを選んでしまいすぐにコンバートしてしまった事でGGO以前には一緒にプレイした事がありませんでした。

ちなみにソロプレイ志向が強いレンと違い、ゲーム内でも現実世界でも社交的で合コンにも比較的参加していますが彼氏と長続きしないのが悩みだと言っています。悪く言えばガサツな性格をしており、判明しているだけで2回フラれており、フラれたショックでの発言とは言え百合に生きる宣言から速攻で彼氏を作って別れるという流れもある程でした。

SAOAGGOでは花蓮とレンのギャップが印象的である為、目立ちませんが篠原美優も身長165cmと女性にしては高く、身長150cmのフカ次郎のアバターも非常に気に入っています。またALO、GGO以外にもドライブゲームをやり込んでいるにも関わらず、現実ではペーパードライバーだったりと非常にギャップの多くかわいいと言われるキャラクターでもあります。

本名から名前を取っているレンと違いフカ次郎の名前の由来は以前飼っていた犬の名前が由来になっています。篠原美優は犬が好きでずっと飼いたがっていたものの、文鳥の太郎を飼っていた事もあって、なかなか認めてもらえず、やっと飼える事になった時、太郎がいる事からフカ次郎と名付けられました。篠原美優にとってフカ次郎は非常に思い入れのある名前のようです。

SAOAGGOは本編にあたるSAOとキャラクターの行き来はありませんが、数少ない存在を匂わせられているキャラクターがフカ次郎でもあります。SAO本編のアニメにてフカ次郎のメインゲームであるALOにて絶剣に破れた事が語られている他、SAO劇場版オーディナル・スケールでは本編側で登場したGGOトッププレイヤーの1人ダインがフカ次郎に熱を上げている姿も描かれるなどしています。

ちなみにALOでもそれなりに知名度がありますが、それは強さはもちろんですが、フカ次郎という他にあまり見ない珍しい名前だからというのも大きな要因になっています。アバターはGGOの小さい女の子アバターであるフカ次郎とは違いシルフ族の美女だと言われています。

フカ次郎の声優を努めた赤崎千夏さんは2010年に声優デビューを果たした声優さんです。2012年に「キルミーベイベー」で主役級のキャラクターに抜擢されると徐々に主役クラスのキャラクターを演じる機会も増えていきました。学生時代には放送部として県大会で賞を受賞、大学時代にもボイスニュータイプオーディション2008で複数の賞を受賞するなど声優としてデビューする前から非常に期待の高い声優さんでした。

赤崎千夏さんが声優として出演している作品としては「中二病でも恋がしたい」の丹生谷森夏役、「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」の春咲千和役、「ファンタジスタドール」のしめじ役、「ぎんぎつね」の池上ユミ役、「とある科学の超電磁砲S」の絹旗最愛、「恋愛ラボ」の真木夏緒役、「俺、ツインテールになります。」の神堂慧理那 / テイルイエロー役などの声優を務めています。

近年声優として出演した作品としては「厨病激発ボーイ」の聖瑞姫役、「グランベルム」のロサ役、「女子高生の無駄づかい」のバカ/田中望役、「爆丸バトルプラネット」のリア・ヴェネガス役、「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」のエウリノーム役、「ハイスコアガール」の大野真役、「Lostorage conflated WIXOSS」の蒼井晶役、「だがしかし」の尾張ハジメ役などがあります。

フカ次郎はレンと違い既に長くVRMMOをプレイしています。特にメインゲームであるALOではSAO本編のキャラクターには及ばないものの、ALOでもレア武器を持っていたり名を知られる程の有名プレイヤーになっています。特にストレンングス（筋力）の強さはSAOAGGO登場キャラの中でも圧倒的に高くなっています。その他のステータスも基本的にはレンより高めです。

ただそのフカ次郎の強さは1つの慢心を生んでおり、フカ次郎はチュートリアルを軽視する傾向にありGGOでもチュートリアルをスキップしています。結果としてフカ次郎のGGOでの欠点である通常の銃撃も満足に命中させられない事に繋がっています。

そんなフカ次郎が武器にしているのは六連装の現実世界ではイギリス製のグレネードランチャーMGL-140です。5.3kgあるグレネードランチャーですがフカ次郎はこれを片手で扱い、さらに2丁持ちしてしまうというステータスの高さを見せています。ただこれには理由があり、元々近接戦闘がメインであるALOをプレイしていたフカ次郎にとって、通常の銃器での攻撃は至近距離でも外すレベルだった為だったりします。

そんな経緯と元々GGOに参加したのがレンを助ける為であった事も相まって、フカ次郎は基本的に支援に徹するような戦い方をします。ただそれでもゲーマーとしての血が騒ぐのかグレネードランチャーの高火力を生かして広範囲殲滅を行う事もあります。命中率はともかくその強さは本物です。ただゲーマーとしての自負もあってかグレネードランチャーの扱いは短期間でしっかりマスターしました。

ちなみに一応サブウェポンとしてスミス&ウェッソン・M&Pを所有している他、レンにも内緒で仕込みナイフにもなる簪を所有しています。また火力支援の為にグレネードランチャーを多用する事、基本的に大会でのスポット参戦である事もあって、残りのアイテムストレージには予備弾薬をありったけ詰め込んでいます。また拾ったライフルを大剣に見立てて白兵戦を行った事もあるなどALO出身というだけあって近接戦にも自信があります。

SAOAGGOの人気の高さ、フカ次郎自体もかわいいと人気なキャラクターである事から多数のグッズが作られており、フカ次郎はフィギュアなども多いです。等身大フィギュアではやはり主人公であるレン、ライバルであり仲間であるピトフーイに次いで数が多く、そのかわいい見た目、精巧な作りから人気のフィギュアの1つになっています。

SAOAGGOでは等身大フィギュアだけでなくよりデフォルメされたフィギュアも登場、4頭身フィギュアでもフカ次郎はしっかり登場しています。他のキャラクターに比べても登場回数も多くフカ次郎の人気の高さが伺えます。

ここからは既にSAOAGGOを視聴した人のフカ次郎に関する感想を紹介していきます。フカ次郎はそのかわいい見た目でも人気が高いですが、その見た目に対して大型なグレネードランチャーをバンバン使うギャップがかわいいという声も非常に多いです。レンやピトフーイ、その他のキャラクターが見た目に準じた装備を使っているパターンが多いだけにフカ次郎が目立ったという声も多くなっています。

SAOAGGOはゲームがメインであり、またフカ次郎の正体である篠原美優は現在花蓮と離れて暮らしている事もあって登場頻度は決して多くありませんが、正体篠原美優もかわいいという声が非常に多いキャラクターです。元々アバターとリアルのギャップの多いキャラクターということも相まって原作ファンもアニメファンももっとリアルでの姿やエピソードを描いて欲しいという声も多くなっています。

フカ次郎のかわいい人気と強さをより際立たせたとして高い評価を集めたのが声優の赤崎千夏さんです。フカ次郎のかわいい面とゲーマーとしてのこだわりなど強さを発揮する面などSAOAGGOはリアルパート、ゲーム内での会話パート、そして戦闘シーンと演じるのが難しいと言われるだけに声優の赤崎千夏さんの評価を高める結果にもなっています。

フカ次郎はレンのリアルでの親友でありゲーマーでもある篠原美優が正体のレンの相棒です。コンバートでありながら短期間でグレネードランチャーの使い方をマスターし、スクワッド・ジャムでも確かにその強さを発揮して活躍して見せるキャラクターです。ただ強いだけでなくレンとのやりとりがかわいいなど、非常に人気も高いキャラクターになっています。

フカ次郎は話の本筋に大きく絡むわけではありませんがレンにとって良き相談相手でもあり、欠かせない親友であり、GGOに置いてもその強さで支えてくれる良きパートナーです。まだSAOAGGOを視聴した事がないという人はぜひフカ次郎の強さ、かわいい部分にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか？