2019年11月08日公開
2022年11月15日更新
【ワンピース】ダズ・ボーネス(Mr.1)の強さを考察!スパスパの実の能力と技は?
大人気漫画『ワンピース』のアラバスタ編には、バロックワークスという犯罪組織が登場します。バロックワークスにはクロコダイルの部下であるダズ・ボーネス(Mr.1)が所属していました。アラバスタ編で捕まってしまいましたが、インペルダウン編で再登場します。ダズ・ボーネス(Mr.1)は、スパスパの実の能力を使って戦う能力者です。ここでは、ダズ・ボーネス(Mr.1)がどんな強さや技を持っているのかを紹介します。
ダズ・ボーネスはバロックワークスメンバー
ワンピースの作品情報
この記事で紹介するダズ・ボーネス(Mr.1)は、『ワンピース』のアラバスタ編でルフィ達の前に立ちふさがる、バロックワークスという犯罪組織のメンバーの一人です。ここでは、まず『ワンピース』とはどのような作品なのかを紹介します。
ワンピースの概要
『ワンピース』は、尾田栄一郎によって連載されている漫画で、海賊を題材とした冒険物語です。週刊少年ジャンプで連載されており、単行本は90巻を超える人気作品です。1999年にはアニメ化されており、2019年にはアニメ20周年を迎えました。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』の主人公のルフィは、海賊王を夢見て航海をしていました。東の海を旅していましたが、より危険な海といわれる「偉大なる航路(グランドライン)」に突入します。「偉大なる航路(グランドライン)」で最初にたどり着いた町「ウイスキーピーク」では歓迎され、宴が行われます。しかし、「ウイスキーピーク」の町の人々全員が犯罪組織のバロックワークスの社員であり、麦わらの一味を狙ってきました。
いち早く気づいたゾロの活躍によって麦わらの一味は救われましたが、バロックワークスのメンバーの一人に助けを求められます。その人物の正体はアラバスタ王国王女のネフェルタリ・ビビでした。麦わらの一味は王国の危機を知り、救うためにアラバスタを目指します。
ダズ・ボーネス(Mr.1)のプロフィール
ダズ・ボーネス(Mr.1)はバロックワークスという犯罪組織のメンバーで、クロコダイルの部下です。誕生日は1月1日で年齢は29歳です。2年後の新世界編では31歳になっています。身長は212cmと高身長でガタイがよく、体には「壱」の文字が刻まれています。懸賞金は7500万ベリーです。海賊ではなく、「殺し屋」という異名を持つ賞金稼ぎでした。
バロックワークスの中でもMr.1の地位を与えられるほどの強さがあります。アラバスタ編後はインペルダウンに収容されますが、クロコダイルに誘われて脱獄します。そしてまたクロコダイルの部下になりました。クロコダイルは、インペルダウンでダズ・ボーネス(Mr.1)だけを誘っているところから、その実力は認められているようです。
バロックワークスとは?
バロックワークスとは、王下七武海のクロコダイルが設立した犯罪組織です。クロコダイルは社長で、副社長はミス・オールサンデーことニコ・ロビンです。幹部には番号が振られており、その中でも0〜5の番号はオフィサーエージェントと呼ばれています。オフィサーエージェントの9人のうち7人が悪魔の実の能力を持っています。
ダズ・ボーネス(Mr.1)はスパスパの実の能力を持っており、ミス・フィンガーことザラという女性とペアを組んでいました。バロックワークスはMr.0であるクロコダイルの司令によって、強盗・暗殺・賞金稼ぎ・諜報などあらゆる犯罪を行なう組織です。バロックワークスのトップであるクロコダイルは、誰の前にも姿を見せず、全ての指揮を当時ミス・オールサンデーだったニコ・ロビンに任せていました。
クロコダイルはバロックワークスの組織を操りながら、アラバスタ王国の転覆を企んでいました。クロコダイルはアラバスタに眠る古代兵器を狙っていたのです。しかし、バロックワークスに潜入していたアラバスタ王国王女のビビとルフィ達によって阻止されます。その後クロコダイルを含めバロックワークスの幹部メンバーのほとんどが海軍に捕まり、組織は壊滅しました。
ダズ・ボーネスの強さを考察
攻撃力の高いパラミシア系
クロコダイルから認められるほどの強さを持っているのは、攻撃力の高いパラミシア系(超人系)の悪魔の実の能力者だからです。ダズ・ボーネス(Mr.1)はスパスパの実の能力を持っています。パラミシア系(超人系)の能力は自分の体が変化するので、直接攻撃に活用しやすい能力であることが多いのが特徴的です。
全てが刃になり峰がない
ダズ・ボーネス(Mr.1)のスパスパの実の能力は、全身が刃物になります。そのため、通常の剣士よりも攻撃の範囲やパターンが広がるところが強さのポイントです。体を自在に刃物に変形することが出来るので、刃物を回転さたり動かす事もできます。もし鉄に対して対抗する力がない場合は、ダズ・ボーネス(Mr.1)には太刀打ちできません。ダズ・ボーネス(Mr.1)と戦ったゾロも、戦い初めた頃は鉄を斬るほどの力がなく苦戦しました。
覚醒した場合の強さを考察
ダズ・ボーネス(Mr.1)の能力が覚醒したら、これまで覚醒したシーンが描かれているイトイトの実やモチモチの実以上の強さが発揮されるのではないかといわれています。『ワンピース』では、現在パラミシア系(超人系)とゾオン系(動物系)の覚醒が描かれています。ゾオン系(動物系)が覚醒すると元の力が強化されます。
パラミシア系(超人系)が覚醒すると、自分だけでなく周辺の建物や地面なども変化させることができます。どういうことかというと、例えばモチモチの実の能力者であるカタクリはモチ人間でしたが、能力が覚醒していたことで建物や地面をモチに変化させることができました。
ダズ・ボーネス(Mr.1)は、パラミシア系(超人系)のスパスパの実を持っているので、覚醒したら地面や建物が刃物に変わるのではないかといわれています。もし周辺のものを刃物に変えることができるのであれば、逃げ場のない攻撃などを仕掛けることができます。また、地面などを刃物に変化させて動かせば、さらに強力な武器になります。
ダズ・ボーネスのスパスパの実の能力
体を刃物に変える能力
ダズ・ボーネス(Mr.1)のスパスパの実の能力は、全身を刃物にできる能力です。石造りの建物や自分の体より大きいものなども簡単に斬ってしまうほどの強さを持っています。そのため、ダズ・ボーネス(Mr.1)は武器を使わず、身一つで刀を相手に戦うことができます。攻撃する時は、腕や足などを大きな刃物に変形して振りかざしたり、殴りつけるように攻撃します。
スパスパの実は全身が刃物になるのですが、剣技などはあまり重要ではありません。剣技を持っていなくても、殴りつけるだけでダメージを与えることができるので、ある程度格闘術を極めていれば攻撃に利用することができます。
体が鉄の硬度になる
スパスパの実の強さは、刃物に変化するだけでなく、体全体が鉄の硬度を持つところにあります。そのため、攻撃と防御のどちらにでも使うことができるのです。まさに戦闘向きの強さを持っています。実際に『ワンピース』のアラバスタ編でゾロと戦った時は、ゾロはダズ・ボーネス(Mr.1)に傷一つつけることができず苦戦しました。
しかしゾロは戦う中で成長して鉄を斬ることができるようになり、勝利することができます。このようにスパスパの実は、鉄に太刀打ちできない相手であればかなりの強さを持つ能力だということがわかります。ただ、ダズ・ボーネス(Mr.1)は自分の体以外の武器を持っていないので、ゾロのように鉄を攻略されたらそれ以上戦うことができません。
また、鉄を攻略できていなくとも武装色の覇気の使い手と対戦するとなると、ダズ・ボーネス(Mr.1)も武装色の覇気を使えなければ到底敵いません。このように完全に上位互換の相手には弱点をカバーする武器などを使用しないと、戦闘が難しいとされています。ちなみに、スパスパの実の上位互換といわれている能力は、ドレスローザ編で登場したベビー5のブキブキの実の能力です。
ダズ・ボーネスの技
ダズ・ボーネスの技①斬人
「斬人(スパイダー)」は両手の拳を胸の前で合わせて、目を閉じて全身を硬化する技です。アラバスタでゾロと戦った時に描かれました。ゾロは「牛針」という技をダズ・ボーネス(Mr.1)に使いましたが、かすり傷一つもつかないほどの硬度でした。ダズ・ボーネス(Mr.1)は、このスパスパの実の能力を得てから、剣士からは傷一つつけられたことがないと豪語していました。
ダズ・ボーネスの技②螺旋抜斬
「螺旋抜斬(スパイラルホロウ)」は、腕に螺旋状の刃を出し、それを高速回転させる技です。この技は攻撃と防御両方に使うことができます。ゾロは高速回転する刃に自分の剣を押し当てましたが、すぐに弾き飛ばされてしまいました。近づくことさえ困難な技です。近づいたとしても、高速回転する刃で殴られてしまいます。
ゾロは剣が「螺旋抜斬(スパイラルホロウ)」で弾かれた隙に殴られてしまい、体が抉られて大量の血を流しました。一瞬でも読み間違いをしてしまうと、死んでしまう可能性がある危険な技です。
ダズ・ボーネスの技③発泡雛菊斬
「発泡雛菊斬(スパークリングデイジー)」は、両手首を合わせて相手に向けて突き飛ばす技です。突き飛ばすだけでなく放射線状に斬撃を与える破壊力も持っています。ゾロとの戦いでは、「発泡雛菊斬(スパークリングデイジー)」を使って、ゾロの後ろの建物を両断しました。ゾロはなんとか斬撃は剣で抑える事はできたものの、後ろへと吹き飛ばされてしまいました。
この技でゾロは建物の下敷きになってしまい、大怪我を追って走馬灯を見ました。剣士として相当な実力を持つゾロですが、そのゾロに重傷を負わせるほどの威力のある攻撃です。
ダズ・ボーネスの技④滅殺斬
「滅裂斬(スパーブレイク)」は相手をひっかくように腕を振りかざすことで、無数の斬撃を浴びせる事ができる技です。ダズ・ボーネス(Mr.1)は、「発泡雛菊斬(スパークリングデイジー)」でゾロの体をえぐり、「掌握斬(スパークロー)」で柱まで吹き飛ばしながら斬撃を与え、最後に「滅裂斬(スパーブレイク)」で柱ごとゾロの体を切り刻みました。
ダズ・ボーネスの技⑤微塵斬
「微塵斬(アトミックスパ)」は腕を交差させ、内側から外側に腕を開くことで相手を細切れにすることができる技です。ダズ・ボーネス(Mr.1)は、ゾロが投げた石造りの建物を一瞬で細かく切り刻みました。動作は少ないものの、一度に複数の斬撃を与える事ができる技です。
ダズ・ボーネスの技⑥微塵斬速力
「微塵斬速力(アトミックスパート)」は、足の一部を刃に変化させて、スケートのように地面を滑らせて高速移動する技です。突進してその勢いで相手に斬撃を与えます。「微塵斬(アトミックスパ)」の応用版の技だといわれていますが、直前の手の形状は「掌握斬(スパークロー)」のようになっています。そのため、複数の技を組み合わせた大技だと思われます。
ダズ・ボーネスの技⑦掌握斬
「掌握斬(スパークロー)」は、指先を刃物に変化させる技です。手を開いたまま相手の懐を狙います。手を開いたり閉じたりすることで、相手に斬撃を与えることができます。ゾロはこの攻撃をなんとか剣で塞ぎました。「掌握斬(スパークロー)」は、一度でも攻撃を受けてしまうと大怪我するほどの威力を持っています。
特にこの技はダズ・ボーネス(Mr.1)が武装色の覇気を使えるようになれば、さらに強さが増すといわれています。ダズ・ボーネス(Mr.1)は現在インペルダウンを脱獄してクロコダイルと共に新世界に入っているので、武装色の覇気をマスターしている可能性は十分にあります。もし再びゾロが戦うのであれば、また苦戦することになるかもしれません。
ダズ・ボーネスに関する感想や評価は?
ワンピースで好きなキャラ?Mr.1ことダズ・ボーネスです。発泡雛菊斬<スパークリングデイジー>とかかっこいいじゃない。
— だむ (@damdam521) September 28, 2011
『ワンピース』の中で好きなキャラクターがダズ・ボーネス(Mr.1)だという方がたくさんいました。特に、ダズ・ボーネス(Mr.1)の戦い方や能力がかっこいいと人気のようです。また、名前がかっこよくて好きだという方もいました。
ジャンプ+で無料配信されてるワンピースがちょうどゾロVSダズ・ボーネス戦なんだけど、改めて読み直したら戦闘シーンのコマ割りとか構図めちゃくちゃカッコいいな…鬼斬りから虎狩りの流れが特にスゴい
— マメデンチ (@mamedenchi) June 24, 2018
『ワンピース』で、ゾロVSダズ・ボーネス(Mr.1)は特に名戦だといわれています。読み直しても戦闘シーンの演出がかっこいいと評判です。ゾロはダズ・ボーネス(Mr.1)との戦いで鉄をも斬る力を得ることができるようになりました。ゾロが成長した戦いでもあり、今でも印象に残っているという方が多い戦闘です。
アラバスタ編でダズ・ボーネスがゾロに言った"次はダイヤでも斬ろうってのか…?"はいつかゾロがダイヤモンド・ジョズを斬るフラグなのだろうか
— Kaito/Rumia (@Kaito_Rumia) February 23, 2018
そりゃ勿体ねェだろうよって言ってたからどうだか分からんが
『ワンピース』のアラバスタ編で、ダズ・ボーネス(Mr.1)がゾロに負けた時、「次はダイヤでも斬ろうってのか…?」という言葉を残しています。その後マリンフォード頂上戦争編では、ダイヤモンド・ジョズというダイヤモンドの能力を持つ白ひげ海賊団の船員が登場しました。そのため、ダズ・ボーネス(Mr.1)の言葉が伏線となり、いつかゾロとダイヤモンド・ジョズが戦うのではないかと考察している方がいました。
ダズ・ボーネスの強さを考察まとめ
ダズ・ボーネス(Mr.1)は、アラバスタ編で初登場しました。スパスパの実の能力を使った魅力的な技は評価されており、ゾロとの戦いは名戦だといわれています。ダズ・ボーネス(Mr.1)はアラバスタ編で海軍に捕まってしまいましたが、その後クロコダイルの手引でインペルダウンから脱獄しています。新世界編でも登場する可能性が高いキャラクターなので、これからも目が離せません。