2019年10月29日公開
2019年10月29日更新
【ヒロアカ】インゲニウムは飯田天哉が憧れる兄でありヒーロー!強さや個性は?
週刊少年ジャンプで連載されている『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』のメインキャラクターの一人、飯田天哉にはインゲニウムというプロヒーローをしている兄がいます。インゲニウムはスピンオフの『ヴィジランテ』にも登場する人気キャラクターでもあります。この記事では、インゲニウムはどんな個性を持っているのか、どのくらいの強さなのかをまとめています。また、ヒーロー殺しのステインとのストーリーも紹介します。
インゲニウムは飯田天哉が憧れる兄
僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)の作品情報
インゲニウムは『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』に登場します。『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』とは、そのタイトルの通り、ヒーローを題材とした漫画です。ここでは、『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』の作品情報について紹介します。
僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)の概要
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』は、2014年から週刊少年ジャンプで連載されているヒーローアクション漫画です。作者は、『逢魔ヶ刻動物園』や『戦星のバルジ』の連載でも知られる堀越耕平です。2016年にはアニメ化され、2018年には映画も放映されました。さらに2018年には、実写映画『My Hero Academia』の制作が発表されました。
僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)のあらすじ
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』の社会では超常的な力を持つ人々で溢れており、その力を持っていないほうが珍しいほどでした。この超常的な力を個性といいます。個性が発現するようになってから、その力を活かした職業が出来ました。それがヒーローです。ヒーローになるためには、個性を持っていることが前提です。しかし、緑谷出久は無個性でした。
緑谷出久は無個性でも、いつかヒーローになりたいと思っていました。そんな時、ナンバーワンヒーローである、オールマイトに出会います。オールマイトは緑谷出久のヒーローとしてのあり方に感銘を受け、自分の後継として個性を与えます。
オールマイトは、DNAを摂取することで相手に個性を与えることができる「ワン・フォー・オール」という個性を持っていました。緑谷出久はオールマイトから受け継いだ個性を使い、有名なヒーロー科のある雄英高校に進学します。
インゲニウムは飯田天哉の兄
インゲニウムとは、飯田天哉の兄の飯田天晴のことです。誕生日は7月22日の30歳で、身長は182cmあります。プロヒーローとして活動しており、東京の事務所には65人ものサイドキックがいます。ヒーローらしい頼れる性格をしているため、世間的にも大人気のヒーローです。一刻も早く安心させるため、事件発生からすぐに駆けつける速さをもっています。
また、『チームIDATEN』という組織を組み、大掛かりな捕縛をすることもあります。個々の強さだけでなく、チーム力も重視するタイプです。多くの人材を求め、積極的に自分の事務所に勧誘しています。現在はステインに襲撃された影響で下半身麻痺の重傷を負い、ヒーローを引退しました。その後、インゲニウムのヒーロー名は弟の飯田天哉が継ぎました。
インゲニウムの強さや個性
インゲニウムの強さ①飯田天哉と同じような個性?
インゲニウムの個性は、弟の飯田天哉と同じエンジンです。飯田天哉はふくらはぎにエンジンがありますが、インゲニウムは肘の部分にエンジンの器官がついています。インゲニウムは、グレープフルーツジュースを燃料として走行することができ、この燃料を使うことで高速で移動できます。
インゲニウムの強さ②必殺技
インゲニウムの必殺技には、飯田天哉と同じ「レシプロバースト」という必殺技があります。これはエンジンの回転数を上げて加速する技です。また、「ロケットチャージ」というエンジンがついた肘を曲げて急加速する技もあります。直接攻撃に使える強さのある技というよりも、速さを活かした技が多いのが特徴的です。
インゲニウムと関係の深いステイン編のストーリー
ステイン編①飯田天哉の想い
ステイン編では、インゲニウムがヒーロー殺しのステインの襲撃を受けて重傷を負ってしまいます。インゲニウムは脊髄を損傷してしまい、ヒーロー活動ができなくなってしまいました。弟の飯田天哉にとっては、兄のインゲニウムが一番のヒーローでした。それだけインゲニウムに憧れ、目標にしていました。飯田天哉はそんな兄の敵を討つために、ステインに立ち向かいます。
しかしステインの実力は高く、すぐに腕を斬り裂かれてしまいます。飯田天哉は涙ながらにステインに向かって「殺してやる」と言いました。それを聞いたステインは、「あいつをまず助けろよ」といいました。実は飯田天哉が来る前にプロヒーローがステインに襲われていたのです。復讐にとらわれていた飯田天哉は、ヒーロー本来の仕事を全うせず、私怨でステインを倒そうとしていました。
ステイン編②デクや焦凍の成長
ステインは飯田天哉の血がついた刀を舐めました。ステインは血をなめると、相手の動きを止めることができます。飯田天哉は倒れたまま動けなくなってしまいました。その時、緑谷出久が助けにやってきます。緑谷出久は、これまでのステインの出没地をしらみつぶしに探していたのです。しかし、飯田天哉は緑谷出久に対して「君は関係ないだろ」と冷たくあしらいます。
とはいえ、戦えるのは緑谷出久しかいません。緑谷出久は早速グラントリノとの修行の成果を発揮しますが、かすり傷を負ってしまい、ステインの個性で動けなくなってしまいました。そこに駆けつけたのが轟焦凍です。緑谷出久は、飯田天哉のところに駆けつける前に自分がいる場所の地図を、クラスメイトに一括送信していたのです。
轟焦凍は、その地図を頼りにやってきました。しかし、轟焦凍の個性を使ってもステインを捕らえるのは困難でした。すると、緑谷出久が動けるようになりました。ステインの能力は血液型によって動けなくなる時間が違います。緑谷出久はO型なので、すぐに動けるようになりました。2人でなんとかステインを止めようとしますが、飯田天哉はすべてを諦めていました。
そんな飯田天哉の姿を見た轟焦凍は、「なりてえもんちゃんと見ろ!!」と一喝しました。轟焦凍はかつてエンデヴァーにとらわれていた頃の自分の姿に似ていると、飯田天哉のことを気にかけていました。飯田天哉は兄のことを思い出し、自分の未熟さに打ちひしがれます。
ステイン編③ステインの意思と最期
飯田天哉はやっと動けるようになり、2人に加勢します。3人は力を合わせてステインを倒す事ができました。最初に襲われていたプロヒーローも、動きを封じられていただけでそこまで重傷はありませんでした。ステインを捕縛して路地から出ると、グラントリノや他のプロヒーロー達と合流することができました。そこに鳥型の脳無が現れ、緑谷出久を連れ去っていきます。
皆が驚いた隙に、ステインは拘束していた縄を解き、脳無を倒して緑谷出久を助け出しました。そしてステインは「俺を殺していいのは本物の英雄だけだ!!」と言い、今度こそ本当に気を失ってしまいました。このステインの言葉を撮影した動画がネットに流れ、多くのヴィランに影響を与えました。
インゲニウムの声優
北田理道のプロフィール
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』のアニメで、インゲニウムの声優をしているのは北田理道です。北田理道は3月12日生まれの男性声優で、賢プロダクションに所属しています。2013年から声優として活動しています。ちなみに、『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』では骨抜柔造役も演じています。
北田理道の主な出演作品
出演作品には、『ヴァルキリーアナトミア -ジ・オリジン-』のカラドック役、『超ロボット生命体 トランスフォーマーアドベンチャー』のデニー役、『TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-』の後藤武彦役、『若おかみは小学生!』の桜ヶ丘宗次役、『魔法使いと黒猫のウィズ』のトリアス役、『PSYCHO-PASS サイコパス 2』の中西爽汰役などがあります。
インゲニウムに関する感想や評価
ヴィジランテ読んでインゲニウムさんに想いを馳せてしまって...こんな...かっこいいよてんやくんあこがれちゃうよな...
— 🐟 (@suzuki0902) September 29, 2019
インゲニウムの活躍は、『ヒロアカ』よりもスピンオフ作品の『ヴィジランテ』にたくさん描かれています。『ヴィジランテ』でのインゲニウムの活躍を見た方の中には、すぐにファンになってしまったという方がいました。飯田天哉も憧れるのも分かるほどの人格者です。
私はヴィジは飯田天晴を見るために読んでるようなもんです
— みるく (@mlkt_syy) August 9, 2019
『ヴィジランテ』を読んでいる方の中には、インゲニウムを見るために読んでいるという方もいました。スピンオフまで読んでいるファンの中では、インゲニウムがとても人気です。
インゲニウムっていつも思うけど天哉くんも天青さんもコスチュームかっこいいよね
— 343(さしみ)@しみっちゃん (@shimi_twehigh) August 11, 2018
インゲニウムのヒーローコスチュームはカッコイイと評判です。飯田天哉は兄の飯田天晴のヒーローコスチュームを意識して作られており、2つともセンスが良いといわれています。
インゲニウムの強さや個性まとめ
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』では、インゲニウムはすでにステインの襲撃によってヒーロー活動を引退しています。インゲニウムの活躍を見たいという方には、スピンオフ作品の『ヴィジランテ』がおすすめです。ぜひ読んでみてください。