僕のヒーローアカデミアの緑谷出久の個性は？父親はエンデヴァー？

僕のヒーローアカデミアの舞台は、個性と呼ばれる特殊な能力を世界の人間の8割が持つ世界です。個性の能力を利用することで、善にも悪にもなるので、その両者の戦いが中心になっています。平和の象徴と言われているオールマイトが率いる者たちがヒーローで、その敵として存在するのがヴィランです。ヒーローを目指す者も多いのですが、プロとして認められているヒーローは一握りの人間しかなれません。

ヒーローを目指す者の最高峰の高校が雄英高校です。そこには全国のトップクラスの個性を持つ者が集まり、プロのヒーローになるための勉強や模擬実戦を繰り返していました。主人公の緑谷出久もそこへ入学することができるのですが、いろいろな個性を持つ同級生と過ごすことで、成長しヴィランと戦うことにもなります。ヒーローのトップがオールマイトだとすると、ヴィランのトップは謎の多いオールマイトと因縁のある人物です。

僕のヒーローアカデミアには、ヴィランとヒーローとの戦いがたくさんありますが、一方的にヴィランが悪いのかというとそうではなく、ヴィランにも信念や背景があります。そんないろいろな立場の人間の思惑や過去の出来事がストーリーの中に複雑に絡み合っています。僕のヒーローアカデミアは、善と悪は人の考え方や見かたで変わってしまうということを教えてくれる物語でもあります。

僕のヒーローアカデミアの緑谷出久は、ひ弱で頼りのなさそうな個性のない主人公です。その他にも見た目が地味で、顔はそばかすだらけ、身長も高いわけでもなく、体つきも細くて体力が無さそうに見えます。見た目で目立つのは髪の毛が緑色というところです。運動は不得意という訳ではなく、それなりに運動神経はあります。頭は悪くはなく、状況を考えて分析したりするのが得意です。

僕のヒーローアカデミアの緑谷出久は、経験を積んでいくにつれて身体能力も上がり、分析する能力も増していきます。判断力やとっさに見せるひらめきはどのキャラクターよりも勝っているので、危機的状況を乗り越える術を持っています。努力をすることを怠らず、真面目で誠実で人にやさしいです。そのため慕ってくる人間もたくさんいます。

僕のヒーローアカデミアの緑谷出久には個性はありませんでした。ヒーローのオールマイトに憧れて、自分もあんな風にかっこいいヒーローになりたいとずっと願っていました。しかし個性を診断してもらった結果は、無個性という悲しい結果になりました。ずっと側で見ていた母親もその事実を知った時にはとても悲しんで、緑谷出久がこのままでは駄目になってしまうのではないかと心配しました。

しかしそんな時に現れたのが、憧れのヒーローオールマイトです。同級生の爆豪勝己がヴィランに襲われた時に救出をするのですが、無個性でも自らの命の危険を恐れずに立ち向かった緑谷出久の姿を見て、自らの後継者にすることを考えたのです。与えるのは簡単ですが、そのための先の試練は厳しいものであることを伝えますが、緑谷出久はオールマイトの個性を受け継ぐことを決意します。

緑谷出久が受け継いだ個性は、「ワンフォーオール」というものです。爆発的な破壊力を持つ力を生み出すことができるのですが、それに体がついていくかが問題でした。そのために肉体の強化と力の操作の仕方が必要で、緑谷出久はオールマイトの与えられた課題をこなし、その他にも個人的に鍛えていました。そんな努力をしながらヒーローの名門である雄英高校を目指すようになりました。

僕のヒーローアカデミアの緑谷出久は、雄英高校に入学することになります。そこは、優秀な個性を持つ者たちの集まるトップクラスの学校でした。緑谷出久は、手に入れた「ワンフォーオール」の力を上手に扱うことができずに、周囲との差を感じながら戸惑っていました。しかし力の制御の仕方を自分なりに考え、少しずつ上手に使えるようになることで周りの人間の信頼を得ることになります。

緑谷出久の性格や気持ちの強さに爆豪勝己を始め、その他の同級生も次第に惹かれていき、いつの間にか頼れる存在にまで成長していました。無個性だったから個性のある人間にはない気持ちをたくさん持っているので、行動や会話を通してどんどん信頼を得ていくことになります。そして同級生にとっても欠かせない重要な存在にまで思われるようになりました。緑谷出久の努力が実を結んだ結果でもあります。

緑谷出久は主人公ですが、その他のキャラクターも魅力的な個性を持つものがたくさんいます。同級生にも教師にもヴィランにもたくさんいます。その理由は個性がたくさんあるというところです。そして性格や考え方が違うのでその他のキャラクターも光ってくるところがあります。戦う上で個性の相性もありますが、それぞれの背景があるから、戦う気持ちや信念がはっきりと見えてきます。

僕のヒーローアカデミアの緑谷出久の凄いところは、努力の塊であるというところです。無個性という現実を叩きつけられてもヒーローになることを諦めないという気持ちがあったからでもあります。オールマイトから個性を託されることで、なれなかったヒーローになれると知ってからの努力は半端ではありません。与えられた課題の倍はこなし、自らの体が壊れても最優先で人命救助をためらいなく選択しています。

緑谷出久の体はぼろぼろにもなっていたので、力の制限を覚えることにもなりました。どうしたら自分の体を壊さずに最大の力を出すことができるのか？そのことを自分なりに考え、研究することで実戦でも扱えるようになっていきます。「ワンフォーオール」を上手に使いこなすことで、屈強な敵とも同等に戦えるようになりましたし、その他にも仲間の個性を生かして協力することで、視野が広がりました。

僕のヒーローアカデミアの緑谷出久は、たくさんの危機的状況に追い込まれていきます。それもあまりにも強大な力であるオールマイトの「ワンフォーオール」を引き継いでしまったからです。器が小さいのに力が大きいために制御に苦しんでいますが、自分なりに今できることを考えて目の前の戦いを乗り越えていきます。実戦経験が緑谷出久を成長させる大きなものになっています。

僕のヒーローアカデミアの緑谷出久の戦い方は、序盤は相手の動きを観察することから入ります。「ワンフォーオール」という個性がありますが、それは連発して使うことができないということがあるからです。まずは相手の個性の能力を知り、どのような戦い方をするのか？それを分析してから攻撃へと転じる構えを見せていきます。その他にも攻撃をよけることが上手なので、目が良いです。

相手を分析した後に自らの個性である「ワンフォーオール」を一撃必殺技として使用しますが、体が確実に壊れると分かっているので最小限の動きに集中させて放ちます。それだけの攻撃でも相手には十分なダメージを与えることができ、戦意を喪失させてしまいます。しかし最小限の力でも骨が折れたりするので、戦った後はいつも治療が必要な状態になってしまいます。

僕のヒーローアカデミアの緑谷出久の両親は存在しますが、登場しているのは母親ばかりです。父親は一度も顔を見せたことがありませんが、別居している訳ではなく海外へ単身赴任をしています。しかしその期間が長いことと、一度も帰って来ていないことから様々な憶測も飛び交っています。緑谷出久の父親はヴィランなの？やその他にもエンデヴァーではないか？ということです。

緑谷出久の父親がエンデヴァーなのではないかという憶測の根拠は、緑谷出久の母親が父親の個性の対して「火を吹きます」ということを答えていたからです。僕らのヒーローアカデミアに登場するヒーローで火を扱う人物というとエンデヴァーがいますので、もしかしたら？という予想の元に導き出されたのかもしれません。しかしそれはあくまでも憶測で事実がどうかは不明です。

もう一つの父親がヴィランなのでは？という説もあくまで憶測の話しですので、設定でこうであったら盛り上がるのではないか？という予想の上で成り立ったものです。もしも緑谷出久の父親がヴィランだったとしたら正義と悪の間で悩むかもしれませんね。父親がエンデヴァーであるのか？ヴィランであるのか？は作者にしか分かりませんので今後のストーリー展開に期待しましょう。

緑谷出久の父親ではないのか？と憶測がされているエンデヴァーとの関係は、生徒と教師の関係です。そしてエンデヴァーは緑谷出久のことをかなり意識しています。それは、自分がオールマイトに対してライバル視しているからでもあります。オールマイトの個性である「ワンフォーオール」を受け継いでいる緑谷出久だからこそ気になって仕方がないのです。その他にも実子である焦凍との同級生でもあるから余計に意識しています。

オールマイトは、緑谷出久に自らの個性の「ワンフォーオール」を受け継がせました。それは緑谷出久にヒーローに必要な「人を助けたい」という純粋な気持ちがあったからです。緑谷出久が無個性でも個性を持つことができたのは、オールマイトのお陰であり、自らの夢であるオールマイトのようなヒーローになることにも近づくことができました。

「ワンフォーオール」の個性を手に入れ雄英高校に入学できた緑谷出久ですが、オールマイトも教師として同じ学校にいたので、側で支える存在になっていました。自らの経験を伝えたり、緑谷出久がピンチの時にはいつでも駆けつけてくれます。オールマイトは、師匠であり父親のように緑谷出久の成長を最後まで見守ろうとする存在です。

僕のヒーローアカデミアの緑谷出久には、主人公に必要な魅力がたくさんあります。見た目があまりにも弱そうですが、たくさんの人間に好かれて、ライバル視されているには理由があるからです。そんな僕のヒーローアカデミアの緑谷出久の性格、強さなどを詳しく紹介していきます。

僕のヒーローアカデミアの緑谷出久の性格は、穏やかでやさしいです。個性を持つ人間の大半は、自分のことでいっぱいで他人にまで頭が回らない人物が多いです。無個性だった緑谷出久は、人の気持ちを大事にして困っている人間をほっておけません。そんな性格だから誰からも一目置かれる存在になったのは間違いありません。ヒーローとしての資質を元々持っていたということになります。

僕のヒーローアカデミアの緑谷出久の強さは、受け継いだ力「ワンフォーオール」に目がいきそうですが、その他にも絶体絶命の状況でも決して諦めない心の強さもあります。そして冷静な判断力でその場の状況を分析して誰もが思いつかない策を打ち出すので、冷静さと判断力も緑谷出久の強さの一部です。主人公に必要な要素を持っているのが緑谷出久です。

更に「ワンフォーオール」の使用の仕方が変化してきたことで、自らの体を壊さなくても連続で使用できるようになりました。使用する力の制御と、部位の変化をすることで様々な可能性が見えてきているので、今後も技の数が増えていくことは間違いないです。

僕のヒーローアカデミアの緑谷出久にも名言があります。無個性ということもあり、自らの夢を諦めなくてはならなくなったのにも係わらず、そこから這い上がったからこその言葉があります。エリート集団とも呼べる仲間に一目置かれる存在になった緑谷出久の心の叫びを紹介していきます。

爆豪勝己がヴィランの襲われて死にそうな目に合った時に周囲の人間はヒーロー任せで何もしようとしません。そんな中で緑谷出久だけが飛び出して、必死に救出しようとがんばります。無個性なのに何故？そんなことを爆豪勝己も思うのですが、緑谷出久は個性など関係なく助けたい一心で動いていたのです。その行動でオールマイトも動かされたので、緑谷出久のヒーローになるための素質を表す言葉です。

緑谷出久が、エンデヴァーに掛けた言葉です。轟焦凍はエンデヴァーの息子ですが、強力な個性を生み出すためにまるで作り出された子のような扱いを受けていたことで焦凍も父親のことを恨んでいました。あまりにも息子に期待をかけすぎるエンデヴァーを見て緑谷出久も咄嗟にこの言葉が出ました。オールマイトの力を受け継いでも自分は自分だと言う決意の表れでもある強い言葉です。

僕のヒーローアカデミアで緑谷出久は、簡単に諦めることをしません。僅かでも可能性があればそれに賭けることをするので、そんな緑谷出久を表しているかのような言葉です。それは仲間のためであり、自分のためでもあるからこそ自らを奮い立たせているのがわかります。

僕のヒーローアカデミアには緑谷出久を始めとして、その他にもたくさんの個性を持ったキャラクターが登場します。緑谷出久よりも強力な個性を持った者も当然のようにたくさんいます。しかしオールマイトの「ワンフォーオール」を受け継ぐに相応しい人物はやはり緑谷出久しかいません。ヒーローという存在の在り方を一番良く分かっていて、それをすぐに行動に移すことができるのは緑谷出久にしかできないからです。