【七つの大罪】スレイダーの性別・性格は?マーリンを「お姉さま」と呼ぶ理由も考察

七つの大罪に登場するスレイダーは「暗闇の咆哮」団長であり、仮面をかぶって女性口調で喋るキャラクターです。スレイダーは初め七つの大罪との敵として登場し、その後頼れる仲間になりました。この記事では常に隠されている仮面の下の素顔や性別、性格や「お姉さま」と呼ぶマーリンとの関係などをまとめます。2019年10月からテレビアニメ第3期「七つの大罪 神々の逆鱗」が放送され人気が高まる七つの大罪に興味がある方はぜひご覧ください。

【七つの大罪】スレイダーの性別・性格は?マーリンを「お姉さま」と呼ぶ理由も考察のイメージ

目次

  1. スレイダーとは?
  2. スレイダーの性別・性格
  3. スレイダーがマーリンを「お姉さま」と呼ぶ理由
  4. スレイダーのアニメ声優
  5. スレイダーに関する感想や評価
  6. スレイダーの性別や性格まとめ

スレイダーとは?

七つの大罪の作品情報

七つの大罪に登場するスレイダーは、仮面をかぶり国王に絶対の忠誠を誓う性別が不詳なキャラクターです。この記事ではそんなスレイダーについて、その性格や性別、隠された素顔やマーリンとの関係などを紹介します。アニメ化し人気が高まる七つの大罪に興味があり、なかでもスレイダーが気になる方はぜひご覧ください。

七つの大罪の概要

七つの大罪は鈴木央先生が週刊少年マガジンで連載している日本の少年漫画です。王国を追われた七つの大罪と呼ばれる騎士団団長、メリオダスの運命を描いています。七つの大罪は2012年から連載が始まって2018年10月の時点で発行部数が3000万部を記録しており、高い人気を得ています。

七つの大罪は3度テレビアニメ化されており、2019年10月からは第3期「七つの大罪 神々の逆鱗」が放送されています。第1期と第2期がA-1 Picturesで制作されたのから変更し、第3期はスタジオディーンが制作を担当しています。第1期は2014年から2015年にかけて、第2期は2018年に放送されました。また七つの大罪は劇場アニメや舞台、モバイルゲームなど幅広くメディアミックスされています。

七つの大罪のあらすじ

七つの大罪の舞台、ブリタニアの大地では人間と人間以外の種族が存在しています。大国の一つリオネス王国の第三王女エリザベス・リオネスが、ある移動酒場で行き倒れたことから物語は始まります。王国では聖騎士たちのクーデターによって国王が拘束され、国には戦がもたらされようとしていました。

エリザベスは王国聖騎士たちの横暴から国を救おうと単身城を飛び出し、かつて王国転覆の罪で追放された伝説の騎士団「七つの大罪」を探して旅をしているのでした。聖騎士たちに勝てるのはかつて最強最悪の騎士団とよばれた七つの大罪しかいないと考えてのことでした。

倒れたエリザベスを介抱したのは酒場のマスター・メリオダスでしたが、このメリオダスの正体はエリザベスの探す七つの大罪団長でした。エリザベスは酒場にきた王国騎士に追われ、メリオダスとともに追い詰められます。メリオダスだけでも逃がそうとするエリザベスの涙、そして王国を守りたいという覚悟に動かされ、メリオダスはその正体を明かします。こうして二人は共に王国を救うことを誓い、七つの大罪を探す旅に出るのでした。

スレイダーのプロフィール

スレイダーは七つの大罪に登場するキャラクターの一人で、リオネス王国国王直属の聖騎士団「暗闇の咆哮(ドーンロアー)」の団長です。年齢は30歳、身長は210cm、長髪で鉄仮面をかぶっています。外見の性別は男性ですが、女性口調でしゃべることが多いです。

スレイダーの強さ・魔力

スレイダーが戦う時のスタイルは、手に持った鋸のような大剣で敵を削り裂きます。自分の背丈ほどある剣を軽々と振り回していることから、スレイダーは怪力の持ち主であることがわかります。
 

スレイダーの魔力は「威圧(オーバーパワー)」です。これはスレイダーの圧倒的な気迫により相手の身動きを封じる技です。威圧が実際に初めて使用されたのは、エリザベス奪還のため七つの大罪が王都リオネスへ侵入した時でした。非番のスレイダーとゴウセルが遭遇し、戦闘が始まります。スレイダーがこの威圧を使うとゴウセルは身動きできなくなり、その隙をついて首を折りました。相手の隙を作るのに適した技と言えます。

ただし威圧は誰にでも通じるわけではありません。十戒のガランがメリオダス一行へ襲撃をかけてきたとき、襲われたマーリンを庇ってスレイダーがこの技を使用しました。しかしガランの山のような威圧感に押し負け、スレイダーの威圧は発動しませんでした。このように、圧倒的な実力差のある相手には効果を発揮しない欠点もあります。

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スレイダーの性別・性格

スレイダーの性別と素顔

スレイダーの性別と素顔を紹介します。スレイダーの性別は男性ですが、仮面をつけた任務中は自分のことを「私(アタシ)」と呼び、「〜だわ」「〜のよ」のように女性的な口調で話します。また七つの大罪が王都リオネスに侵入した際には体格のいい男性の腕を組んでデートのように寄り添っていたので、恋愛対象の性別は男性であると考えられます。

しかし、仕事をしていないときのスレイダーは仮面を外して素顔になり、男性的な口調で喋ります。素顔が描写されたのは七つの大罪が王都リオネスに侵入した時でした。ゴウセルを追い回す聖騎士たちが民衆を巻き込んで被害を出しており、そこに非番のスレイダーが居合わせました。

男性と腕を組みデート中らしいスレイダーは素顔で仮面をつけていません。スレイダーの素顔は額から左眉を横断するように傷跡があり、三白眼の鋭い目つきをしていました。素顔のスレイダーは、民衆を巻き込んで暴れる聖騎士を大刀で跳ね飛ばします。そして「我々は聖騎士長様の命令を受けている」と憤慨する聖騎士に対し、以下のように返します。

「俺は受けていない …というか あくまで王の代理である聖騎士長が王国民をないがしろにする命令を出していいわけがない」

このように、素顔のスレイダーは自分のことを「俺」と呼び、口調も男性口調なのがわかります。素顔のスレイダーが描かれた貴重な場面です。それから素顔のスレイダーは仮面を装着して「メイクアップ!」と叫び、「せっかくのオフの日が台無しだわ」と呟きました。このように、スレイダーは仕事をしていないときは素顔で男性口調、仕事をしているときは仮面をつけて女性口調、のように口調の性別を切り替えています。

スレイダーの性格

スレイダーの性格を紹介します。スレイダーの性格としてまずあげられるのは、リオネス国王バルトラへの絶対的な忠誠心です。スレイダーはバルトラのためならどんな汚れた仕事でも厭わないほど国王を敬愛しています。スレイダーがこのような性格になったのには理由があります。

スレイダーは物心つく以前に蛮族にさらわれ、いつ殺されるかもわからない、人間以下の扱いを受けていました。そんな過酷な日々の中でスレイダーは生きるため戦い、いつしか「威圧」の魔力にも覚醒します。そして青年になったスレイダーのもとへリオネス国王が現れます。バルトラは「千里眼(ビジョン)」の魔力でスレイダーの存在を知り、地獄のような場所から救いだしたのでした。

バルトラはスレイダーに人としての尊厳と知識と愛情、失われた時間、そして「スレイダー」という名を与えました。こうした恩義に報いるためスレイダーは王直属の聖騎士となり、王を裏切るものを絶対に許さない性格を持つようになったのでした。

スレイダーの忠実な性格がよくわかるのは、王国魔術師ビビアンに幽閉されているバルトラ国王を救出しにいった場面です。バルトラのいる王室は「完璧なる立方体(パーフェクト・キューブ)」の魔力で囲われており、スレイダーの一撃ではびくともしませんでした。それどころか自身の力が跳ね返り、体が切り裂かれます。

しかしスレイダーは諦めることはありませんでした。バルトラは「儂のことなら心配ない」「無茶はならんぞ」「お前は儂の大事な友人の一人なのだ」と言って止めようとしますが、スレイダーは逆にバルトラの言葉に感動して我が身を省みず攻撃を続け、重傷を負いました。スレイダーの国王への揺るぎない忠誠がわかります。

また、スレイダーは王のことに関してはとても頑固で熱い性格ですが、自分の非を認めて省みられる性格でもあります。ゴウセルと戦ったとき、バルトラ国王を裏切った七つの大罪を許さないとスレイダーは言いました。しかしゴウセルは「七つの大罪が王国転覆を謀った裏切り者だ」とバルトラ自身が言ったのか、と指摘します。

スレイダーは、七つの大罪が裏切り者であるというのは聖騎士たちによる妄言で、国王は聖騎士たちに幽閉されていることに気がつきます。自分の屈辱的な過ちに気付いた時、スレイダーはすぐにそれを受け入れ、王の元へ向かいます。このようにスレイダーは、自分が間違っていたことに気が付いた時ただちにそれを正せるような柔軟さも持ち合わせた性格です。

そしてスレイダーは気遣いのできる優しい性格でもあります。メリオダスの力になりたいと悩むエリザベスの側に行ってアドバイスをした場面がありました。

「…なら言葉ではなく行動で想いを示すべきですわ 女は男の言葉に 男は女の行動にグッとくるものよ 私の持論だけどね」

ユーモアたっぷりなこの助言に、落ち込んでいたエリザベスは笑顔を取り戻します。女性的な側面と男性的な側面を持ち合わせるスレイダーならではのアドバイスであり、エリザベスを励ましたいというスレイダーの優しさが現れています。また、マーリンが石化して悲しむアーサーを励ましたり、暴走したゴウセルがディアンヌの記憶を奪った時は気遣ったりしています。

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スレイダーがマーリンを「お姉さま」と呼ぶ理由

マーリンを「お姉さま」と呼ぶ理由

スレイダーは「七つの大罪」マーリンのことを「お姉さま」と呼んでいます。こう呼ぶようになった理由を紹介します。バルトラ国王が王国魔術師ビビアンに捕らわれ、「完璧なる立方体(パーフェクト・キューブ)」の魔法で囲われていた時のことです。救出しようとスレイダーがなんども「完璧なる立方体」を攻撃しましたが、傷一つつくことはありませんでした。

しかしその場にマーリンが現れ、「絶対強制解除(アブソリュート・キャンセル)」の魔法で「完璧なる立方体」を消去してしまいます。スレイダーは自分が全く手出しできなかった障壁を鮮やかに打ち破り、敬愛する国王を救い出してくれたマーリンに尊敬の念を抱き、「お姉さま」と呼ばせてほしいと申し出ます。マーリンもそれを受け入れ、スレイダーはマーリンのことをお姉さまと呼ぶようになったのでした。

スレイダーとマーリンの関係

「バルトラ国王以外の命令は基本無視」と言われたスレイダーですが、それ以降マーリンの頼みを聞くようになります。またマーリンもスレイダーのことを信頼し、色々と頼ることが増えます。ゴウセルの魔力が暴走して人形に戻したときは、人形となったゴウセルを預かるよう頼んでいました。

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スレイダーのアニメ声優

三木眞一郎のプロフィール

アニメ七つの大罪でスレイダー役にキャスティングされたのは、声優の三木眞一郎さんです。三木眞一郎さんは1968年に東京都で生まれ、子供の頃から声優を夢見ていました。声優は儲からないという理由で周囲には反対されていましたが、81プロデュースに研究生として所属し声優を目指しました。研究生の中でトップを目指していた三木眞一郎さんは研究生でありながら声優の仕事を任されるようになり、3年制を2年で卒業しています。

三木眞一郎さんはキャラクターのイメージを大切にしており、作品や役に対する先入観をなくすためブックレット写真などでは顔を隠したり、コメントを簡潔にしたりしています。また声優はタレントと違って影の存在だと考えており、自分の役割は声のないキャラクターの人生を再現することだと言っています。キャラクターを「演じる」と考えるのは恐れ多いと考えるため、自身を紹介する際は「〜の声」と表現しています。

三木眞一郎の主な出演作品

三木眞一郎さんの主な出演作品と役を紹介します。「ポケットモンスター」のコジロウ、「銀魂」の坂本辰馬、「BLEACH」の浦原喜助、「機動戦士ガンダム00」のロックオン・ストラトス、「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のロイ・マスタング、「フルメタル・パニック!」のクルツ・ウェーバー、「頭文字D」の藤原拓海などです。

スレイダーに関する感想や評価

落ち込むエリザベスを励まそうとするスレイダーの人の良さが伝わってくるツイートです。自分のできなかったことを軽々とやってのけたマーリンを素直に尊敬しているのもまたスレイダーの良さだということがわかります。

虐げられ孤独に行きてきたスレイダーがバルトラ国王に救われ、国王だけでなく他の人にも優しさや慈しみを与える人になったことが胸を打つというツイートです。昔の自分と同じく愛を知らないゴウセルを放っておけないスレイダーの優しさが伝わってきます。

魔神化し凶悪な力を振るうヘンドリクセンをとめようと前に飛び出した、スレイダーの漢気を感じるツイートです。王国やエリザベスを守るという意思が伝わってきます。

スレイダーの「威圧」という魔力は幼少期に虐げられてきた環境の中で開花したものであり、当時のスレイダーの恐怖が伝わってくるツイートです。周囲の大人を威圧しなければ生きていけなかった生活の過酷さがわかります。

明らかになったスレイダーの素顔のかっこよさが伝わってくるツイートです。素顔では男言葉というギャップもあり、当時の読者の衝撃が伝わってきます。

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スレイダーの性別や性格まとめ

仮面をかぶり女性のような口調で話すスレイダーの性別や性格、その隠された素顔や能力、マーリンとの関係などをまとめました。このまとめでスレイダーに興味を持った方は、2019年10月から放送されるテレビアニメ「七つの大罪 神々の逆鱗」を見てみてはいかがでしょうか。

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