【ワールドトリガー】嵐山隊のメンバー一覧！人気の隊長・嵐山准も紹介

ワールドトリガーに登場するA級部隊、嵐山隊のメンバーについて、この記事でご紹介いたします！各メンバーを一覧で紹介することは勿論、隊長である嵐山准は性格や強さを個別に調べてみました。ワールドトリガーでも人気の高い嵐山隊の情報、是非チェックしてください！

嵐山隊の細かい情報に触れる前に、ワールドトリガーという作品の情報から紹介していきます。ワールドトリガーを見たことのない方は、概要やあらすじで何となくどんな作品かイメージを掴んでください。

ワールドトリガーは2019年10月現在、集英社のジャンプSQ（スクエア）で連載をしております。連載開始時は週刊少年ジャンプで掲載されていましたが、作者である葦原大介の体調不良により2年ほどの休載となりました。復帰後、月刊誌であるジャンプSQでの連載に移行しました。

ワールドトリガーの部隊は、架空の日本の都市、三門市です。ある日、異世界から近界民（ネイバー）と呼称される怪物が出現し、街はなすすべなく襲われます。従来の武器が全く効かないネイバーですが、ボーダーと呼ばれる集団がトリガーという武器を駆使して、ネイバーの撃退に成功します。

三門市を拠点に、その後も異世界より現れるネイバーの防衛に努めるボーダーですが、人々は少しずつ日常の生活を取り戻し始めていました。そんな三門市にやってきた空閑遊真（くが ゆうま）は、同じ学校に通うことになる三雲修（みくも おさむ）と出会います。後にチームを組むことになる2人の出会いから、ワールドトリガーの物語は始まります。

ボーダーの隊員は、S級からC級に階級が別れています。主力となるA級とB級隊員は、3・4名程度のチームを組んだ編成になります。Ｓ級とC級はチームを組まない個人ですが、S級は黒（ブラック）トリガーという圧倒的戦力を持つがゆえ、そしてC級は訓練生という理由です。この記事で紹介する、嵐山准が隊長を務める嵐山隊は、精鋭揃いとなるA級に属しており、A級におけるチームとしての序列は5位となります。

三門市の防衛を担当する点は他チームと変わりませんが、嵐山隊特有の活動として、ボーダーの広報活動も行っています。メディアに出ることも多く、一般的にボーダーの顔として広く知られています。広報の役割を担いながら、A級にも属しているあたり、隊長を含めたメンバーの高い実力がうかがえます。

嵐山隊の隊服は、上が赤、下が黒のジャージで構成されています。戦闘を考えると赤は目立つ色ですが、広報も兼任していることを踏まえると、敢えて赤を基調にしている可能性があります。隊個別のエンブレムは、五角形の中に星が描かれた図形5つ、それらを円状に配置したものです。五角形5つを円状にしたことで、中央にも星が1つ作られるというオシャレなデザインです。

嵐山隊の簡単な説明が済んだところで、次は隊のメンバー一覧です。戦闘も広報もこなす万能なイメージのある嵐山隊ですが、どんなメンバーで構成されているのでしょうか。ここでは、隊長である嵐山准を除いた、他メンバーを一覧でご紹介します。

木虎藍（きとら あい）は嵐山隊のエースで、近・中距離での戦闘に対応する万能手（オールラウンダー）というポジションを担っています。中学生でA級まで昇格した、いわゆるエリート隊員です。保有するトリオン量が多くなく、火力はあまり高くありませんが、ワイヤー等を駆使した機動力重視の戦闘を得意としています。正義感が強いですが、その分プライドも高いので厳格な雰囲気を醸し出しています。

しかし、憧れの先輩である烏丸の前では緊張したり、その烏丸から教えを受けている修には嫉妬を隠しません。プライドの高さが邪魔して態度には出にくいですが、年頃の女の子らしい性格も併せ持つキャラクターです。

時枝充（ときえだ みつる）は、木虎と同じくオールラウンダーの高校1年生です。常に眠たそうな顔が特徴のキャラクターです。同じオールラウンダーでも、時枝は援護攻撃で真価を発揮する連携重視のスタイルです。他隊員が攻撃に集中する中で防御を請け負ったり、被弾確実と思われた木虎の盾となって緊急脱出（ベイルアウト）したりと、ここぞという時のフォローが光ります。

戦闘以外でもその気配りは発揮されています。それは、修が圧倒的格上となるA級3位の隊長である風間と模擬戦をすることになった場面でした。修が負ける様を野次馬に見られないよう、さりげなく誘導をかけていました。このような配慮が、ボーダー屈指のサポーターとして名を馳せる要因になっています。

嵐山隊唯一の狙撃手（スナイパー）である佐鳥賢（さとり けん）は、時枝と同じ16歳です。存在を忘れられたり、貧乏くじを引かされたりと、ワールドトリガー劇中で残念な扱いを受けることが多いお調子者になります。そんな佐鳥賢ですが、ツイン狙撃（スナイプ）と呼ばれる、両手それぞれで狙撃銃を扱う独自の狙撃スタイルを確立させています。

狙撃の際にスコープを使わないことになるので、何だかんだで高い技術を持ち合わせていることが分かります。しかしこのツインスナイプ、両手で狙撃銃を装備するデメリットとして、スナイパーにとっての生命線であるバッグワームという、レーダーに映らなくなるトリガーが使えなくなるという致命的な欠点もあります。それでも、ツインスナイプというロマンを追い掛けるのが佐鳥賢という男です。

綾辻遥（あやつじ はるか）は、嵐山隊のオペレーターを担当する17歳の女子高校生です。高校では生徒会の副会長を務めています。3人編成のボーダー部隊が多い中、嵐山隊は4人編成のため、高い状況把握能力が求められます。近・中距離で戦うメンバーを支援しつつ、佐鳥賢の狙撃ポイントを洗い出すなど万能オペレーターとして活躍しています。

それでは、ワールドトリガーきっての人気の隊長である嵐山准の紹介に移ります！プロフィールや性格、戦闘における強さはもちろんのころ、意外な一面までチェックします。

嵐山准は7月29日生まれの19歳で、前述の通り嵐山隊が広報担当ということもあり、隊長である嵐山准は有名人です。ポジションは木虎や時枝と同じくオールラウンダーとなります。主人公の修が所属する玉狛支部にいる小南桐絵（こなみ きりえ）は、嵐山准と従兄妹という間柄です。2人とも、毛先が少し跳ねているという共通の特徴があります。

ボーダー内では、分け隔てなく誰にでも優しく接することができる性格です。時には規則よりも人命を尊重するなど、状況に応じて臨機応変に立ち回れる柔軟性も持ち合わせています。ボーダーの顔役を担っていることもあり、言動からは強い正義感が伝わってきます。

弟と妹である副（ふく）と佐補（さほ）を溺愛しており、シスコンかつブラコンであるという、意外な一面も持っています。2人は修と同じ学校に通っているのですが、学校がネイバーに襲撃された際に、修が規則違反となりながら敵を倒す場面がありました。そのことに関して、2人が無事だったこともあり規則違反を咎めず修に感謝の言葉を述べていました。

それでは、続いて嵐山准の戦闘スタイルや強さをチェックしていきましょう。ワールドトリガーでは、どのようなトリガーを装備するかによって、戦闘スタイルは大きく変わります。そこで、嵐山准の装備トリガーを一覧でご紹介します。これらを見ると、嵐山准は嵐山隊の中でも連携を前提とした戦い方ということが分かります。

一般的に射撃と言えばこのトリガーを指します。射撃による戦闘を主軸とする、銃手(ガンナー)や射手(シューター)のほとんどがこのトリガーを装備しています。直線状に飛んでいくだけですが、余分な機能がないため、他の射撃トリガーより威力が高いのが特徴です。トリオン能力が低いとシールドでも防御されがちですが、高いトリオン能力を持つ者が使うと、それだけで強力なトリガーに変貌します。

アステロイドと同じく、直線状に射出するトリガーですが、大きな違いとして、こちらは着弾と同時に爆発をします。着弾地点周辺を攻撃できるので、適当に撃ってもそれなりの攻撃になります。しかし、爆発させる機能優先のため威力が低め（アステロイドより）なことや、集団戦では味方を巻き込みやすくなるため、使う場面を選んでいく必要があります。

テレポーターはトリオン体を瞬間移動させることができるトリガーです。連続使用のインターバルは移動する距離に比例するため、長い距離を連続して移動する場合には不向きです。瞬間移動というあたり、非常に便利なトリガーですが、使用者の視線の方向に移動する性質があります。

そのため、テレポーターの特性を知っている相手と対峙した場合、使用者の視線から移動後の位置を予測されてしまうデメリットも存在します。1対1での戦闘ならまだしも、命中精度の高いスナイパーが相手にいる場合は、狙い撃ちされないよう注意が必要になります。

アニメ版ワールドトリガーにおいて、嵐山隊メンバーの声優を誰が担当しているかもチェックしていきましょう。登場人物の多い作品なだけに、数多くの声優がワールドトリガーには出演しています。

隊長の嵐山准役の声優は、岡本信彦（おかもと のぶひこ）です。「とある魔術の禁書目録」の一方通行、「僕のヒーローアカデミア」爆豪勝己、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」ベート・ローガなど、戦闘狂なキャラクターも多く演じる中、優等生タイプである嵐山准のようなキャラクターも演じてます。

声優の花澤香菜（はなざわ かな）が、嵐山隊のエース木虎藍を演じています。高校生の時に「ゼーガペイン」にカミナギ・リョーコでレギュラー出演し、その後本格的に声優業として活動していくことになります。その他には、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の黒猫、「STEINS;GATE」の椎名まゆり、「アクエリオンEVOL」のゼシカ・ウォンなど、アニメ・ゲーム問わず幅広い作品に出演しています。

時枝充役は粕谷雄太（かすや ゆうた）が担当しています。あの名作「聖闘士星矢」では、アンドロメダ瞬の二代目声優として活躍しました。また、人気コンテンツ「刀剣乱舞」のアニメにも出演しており、五虎退の声優を担当していました。

お調子者の佐鳥賢は、根本幸多（ねもと こうた）が声優を務めております。男性声優ユニットBoy's Beatのメンバーでもあり、「こーた」という愛称でファンから親しまれています。1つの作品の中で、モブ役を含め複数人の声を担当するケースが多いですが、その他ではなんと仮面ライダースーパー1の声も担当しており、仮面ライダーの映画やゲームでその声を聴くことができます。

三上枝織（みかみ しおり）は青森県出身の声優で、、東京アナウンス学院の放送声優学科を卒業しています。「ゆるゆり」の赤座あかり役として注目され、同作品のキャラクターとしてユニットを結成してCDを出すなど、音楽面でも活躍をしました。近年では「進撃の巨人」でクリスタ・レンズ役を担当しております。

ワールドトリガーきっての優等生部隊である嵐山隊ですが、ワールドトリガー読者にとっても好印象なのでしょうか。Twitterの投稿から、感想や評価を確認してみましょう。

A級の隊員ともなると個々人の能力が際立ちすぎており、後輩たちの参考にならない戦闘方法をするメンバーが多数おります。その点、嵐山隊は連携によって真価を発揮するチームであるため、確かに上位を目指す上ではうってつけのお手本部隊です。

初登場時のブラコン・シスコンっぷりも含め、基本的には終始優しいイメージの隊長・嵐山准ですが、戦闘の時はスイッチが切り替わり男らしくなります。とは言え、解説などで登場する場面も多く、その際はやはり広報部隊の隊長らしく、爽やかな感じを醸し出しています。

広報担当ということは、こんな形でタイアップもしているかも、という感想です。ネイバーが出現しやすい三門市だけに、印象を良くするため嵐山隊の存在は欠かせません。

ここまで嵐山隊のメンバー一覧、そして隊長の嵐山准の性格や強さを紹介してきました。広報担当という、他のA級部隊とは違った役割も担っていることから、好印象を持たれることが多い嵐山隊でした。A級ともなると一騎当千となる隊員が多い中、嵐山隊はあくまでチーム連携による強さが際立つチームです。

広報として様々なところに顔も出しながら、A級として5位という地位を確立しているあたり、勉強もできてスポーツもできる文武両道チームという表現が適切でしょうか！戦闘じゃない場面でもスポットが当たることが多い部隊のため、今後もワールドトリガーで嵐山隊の活躍が楽しみです。