【鬼滅の刃】手鬼の強さと悲しい過去を考察！鬼になった理由と兄との記憶とは？

鬼滅の刃に登場する手鬼について紹介していきます。まずは、鬼滅の刃という作品の情報を、概要とあらすじから見ていきましょう。

鬼滅の刃の主人公竈門炭治郎は、鬼に家族を殺されてしまいます。唯一生き残っていたのが妹の禰豆子です。しかし禰豆子もまた、鬼につけられた傷口に鬼の血が入ってしまい、鬼へと変貌してしまいます。炭治郎は妹の禰豆子を人間に戻す旅へ旅立つのでした。

鬼滅の刃の主人公竈門炭治郎は父親の跡を継いで炭焼きをしていました。そんなある日鬼に襲われて家族を殺されてしまいます。偶然出かけていた炭治郎が帰ってくると家族がみんな殺されており、唯一生き残っていた妹の禰豆子も傷口から鬼の血が入ってしまい、凶暴な人食い鬼に変貌してしまっていたのでした。

凶暴な鬼に変貌してしまった妹に襲われる炭治郎を救ったのは富岡義勇と名乗る剣士でした。富岡が妹と戦っている最中に妹の中に兄弟の絆が残っていることが分かり、倒そうとするのを辞めました。富岡に言われて炭治郎は鱗滝左近次の元へ訪れることにしました。鱗滝左近次の元で炭治郎は妹を人間に戻すために強くなるための修行をするのでした。

二年間の厳しい修行に耐えた炭治郎は最終選別に行くのでした。最終選別で出会った手鬼は鱗滝左近次が今まで育ててきた弟子達を殺してきた鬼です。そんな手鬼は、最終選別のために捕らえられた鬼の中で一番強いと言われている鬼です。何とか手鬼を倒して最終選別を合格し、「鬼殺隊」に入隊しました。

ある日仕事で向かった先に家族が殺された時と同じ匂いのする鬼の祖の鬼舞辻無惨に出会いました。無惨は人間に化けたり人間を鬼に変貌させる力を持っており、その力を使って炭治郎から逃げます。逃げた無惨を追いかけた先で鬼でありながら、無惨を倒そうとする珠世と愈史郎に出会います。珠世と愈史郎と協力して無惨の血に近い鬼の血を集めることとするのでした。

鬼滅の刃に登場する手鬼とは、鬼殺隊に入隊するための試練「最終選別」で生き延びてた鬼です。炭治郎が今まで出会ってきた鬼とは異なる奇妙な姿をしています。手鬼は47年ほど前に当時まだ戦士だった鱗滝左近次によって捕らえられ、鬼が逃げ出すことのできない牢の中で、最終選別に参加した人を食べて力を付けて生き延びてきたのです。

手鬼は、鱗滝左近次への強い恨みから鱗滝左近次の弟子たちを襲っていました。今回も最終選別で現れた炭治郎も鱗滝左近次の弟子であることに気づき、襲いかかります。大量の腕による攻撃で炭治郎を空中へ追い詰めます。しかし、頭突きの反動で体勢を捻った炭治郎に懐へ入り込まれてしまうのです。

頸の硬さで炭治郎の剣を弾いた隙に炭治郎のことを狙うつもりでしたが、修行で得た技よって頸を切られて手鬼は炭治郎に敗北してしまうのでした。最後に炭治郎に手を握られ幼いころに大好きだった兄と手を繋いでいた記憶が蘇り、涙を流しながら消滅していきました。

鬼滅の刃に登場する手鬼を倒した後の炭治郎は、無事に最終選別に合格することができ、鬼殺隊に入隊することができました。そして、鬼殺隊に入隊した炭治郎は自分だけの刀を手に入れることができました。その刀は持つ人によって色などが変わる刀なのです。鬼殺隊での初任務である「沼鬼」を倒した炭治郎は、次の任務先の浅草で家族を殺した鬼舞辻無惨と出会います。しかし、無惨の能力で炭治郎は無惨のことを取り逃がしてしまいます。

炭治郎は無惨を追いかけていく最中に、鬼でありながら無惨を倒そうとしている鬼たちと出会いました。そして炭治郎は、その鬼たちと協力をして無惨のことを倒すことを決意したのでした。

通常鬼は普通の刀などで切っても切れなかったり、すぐに再生してしまいます。しかし、日輪刀で切ることによって確実に鬼を仕留めることができるのです。そして、最終選別で手鬼を倒した日輪刀は炭治郎が鱗滝左近次から最終選別の直前に「持っていけ」と渡された刀です。

手鬼の強さの一つ目は、再生能力にあります。手鬼は手を無限に出すことができ、その手を自由自在に操ることができます。また、手を自分の体と切り離して遠くにいる相手を攻撃したり、地面に潜り込ませることもできます。そして、その手たちをどんなに切ってもすぐに再生させることができるのです。

手鬼の強さの二つ目は、手鬼の応用力にあります。手鬼の再生能力はどこからでも再生することができるのです。そして、その再生能力をきちんと応用して頭の中で作戦を練ったりすることができるのです。

手鬼の強さの三つ目は、血鬼術が使えないということです。手鬼は血鬼術が使えないということもあり、鬼全体で見てしまえば、序の口程度の強さしかありません。しかし、まだ経験を積んでいない候補生たちからしたら、かなり強い敵になってしまい、簡単には倒すことができないため長年生き延びていたのです。

手鬼の悲しい過去の一つ目は、鬼になった理由についてです。手鬼が鬼なってしまった理由は禰豆子同様傷口に鬼の血が入ってしまったのがきっかけです。鬼になり、大好きだった兄を食い殺してしまったことを初めの内は嘆いていたが、鬼化が進行していくにつれてどんどんそのことやその感情を忘れてしまったのでした。

悲しい過去の二つ目は、兄との記憶についてです。手鬼は人間だったころ、夜一人になると兄に手を繋いでてほしいと願う健気な少年でした。鬼になった後もその過去の記憶はなくなっていたが、心の奥底で大好きだった兄に手を繋いでてほしいという気持ちと、手を繋ぐことができないという悲しさを埋めるために大量な手を生やし、多くの人の命を殺めてしまうこととなってしまったのです。

鬼滅の刃に登場する手鬼の担当声優は子安武人です。子安武人は、神奈川県出身の声優で、学生の頃はスクリーン俳優を目指していました。学校にも通わずに映画を観るほどの映画好きでした。偶然観た映画で声優に興味を持ち、養成学校へと通うようになります。その後、自信が所属するティーズファクトリーを立ち上げて代表取締役となっています。

子安武人の主な代表作には、ムーミンのスナフキンやケロロ軍曹のグルル曹長の役などをこなしています。また、最近ではRe:ゼロから始める異世界生活のロズワール・L・メイザース役をこなしています。クールなキャラから感情を表に出すキャラまでどんなキャラもこなせる万能なベテラン俳優だと言えます。

手鬼に関する感想や評価の一つ目は、手鬼の強さは人それぞれによって感じ方が違うということです。50人食べて力を蓄えていたことから、かなり強いと予想する人や50人も倒しているんだから弱くないと評価する人がいる一方で、初期の段階でやられてしまっている点を考慮して実際にはそこまで強くないと評価する人がいます。

事実として、それだけ力を蓄えても下弦に入れていないということは、元々がかなり低い戦闘力しかなく、それだけ食べてもやっとこなんとか戦えるレベルの強さしかないということが考察できます。応用力の利く能力ではありますが、手鬼は確かにそこそこ強い雑魚キャラという位置づけが一般的なようです。

手鬼に関する感想や評価の二つ目は、声優がいいという評価です。どんなキャラでも声優子安にかかれば個性の強いキャラへと変わると高評価です。ナイスキャスティングとの声が多くあります。

手鬼に関する感想や評価の三つ目は、手鬼の過去が悲しすぎるということです。手鬼はかなりの悪役キャラなのですが、その壮絶すぎる過去に情が入り込んでしまう人が多くいるようです。泣かせにかかっているという声が多くあります。

いかがでしたか？鬼滅の刃の手鬼について、その過去や兄などを紹介しながら解説してきました。今回の記事を参考にして、鬼滅の刃を再度初めから読み直したりDVDを観直してみてください。