2019年10月24日公開
2019年10月24日更新
【鬼滅の刃】童磨の能力と強さをネタバレ考察!しのぶとの因縁とは?
『鬼滅の刃』には人間を喰う鬼が登場します。その中でも特に強い上位の鬼の十二鬼月に、童磨という鬼がいます。童磨は猗窩座よりもあとに鬼になったにも関わらず、実力は猗窩座よりも上です。鬼を討伐する鬼殺隊の胡蝶しのぶとは昔からの因縁があり、最終決戦では胡蝶しのぶと対戦します。ここでは『鬼滅の刃』に登場する童磨のプロフィールや能力、胡蝶しのぶとの対戦のネタバレを紹介します。
童磨は鬼滅の刃の鬼
鬼滅の刃の作品情報
『鬼滅の刃』はアニメ化されたことで話題となり、人気に火がついた作品です。この記事で紹介する童磨も、『鬼滅の刃』に登場するキャラクターです。ここでは、『鬼滅の刃』がどんな作品なのかを詳しく紹介します。
鬼滅の刃の概要
『鬼滅の刃』は、吾峠呼世晴によって週刊少年ジャンプで連載されている作品です。連載開始当初はすぐ終わるのではないかともいわれていましたが、徐々に面白いといわれ始め、現在ではアニメ化だけでなく映画化も決定しているほど人気があります。
ちなみに、作者の吾峠呼世晴はワニの自画像を描くので、ファンからは「ワニ先生」と言われて慕われています。『鬼滅の刃』のストーリーが話題になった時は、Twitterで「ワニ先生」がトレンド入りすることもありました。
鬼滅の刃のあらすじ
『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎は、ある日家族を惨殺されて妹・禰豆子を鬼にされてしまいました。鬼は通常人を喰うのですが、禰豆子は人を襲いませんでした。鬼を討伐する鬼殺隊の冨岡義勇は禰豆子の様子を見て、竈門炭治郎に鱗滝左近次の元へと向かうように言いました。竈門炭治郎は鱗滝左近次から指南を受け、鬼殺隊になって妹を人間に戻す方法を探ります。
童磨のプロフィール
童磨は『鬼滅の刃』に登場するキャラクターです。鬼舞辻無惨の配下である十二鬼月の上弦の弐です。白髪に血を被った模様があるヘアスタイルが特徴的です。目は虹色で、左目に「上弦」右目に「弐」と書かれています。童磨の正体をネタバレすると、実は新興宗教「万世極楽教」の教祖でした。両親は元教祖で、童磨の虹色の瞳と白髪に感激し、神の声が聞こえていると思い込んで祭り上げました。
童磨はとても聡明な子でしたが、人の感情が分かりませんでした。それ故に、神の声が聞こえるフリをするだけで、神や極楽を信じていませんでした。やがて童磨は、母が浮気癖の父を刺殺し、その母も自殺したことで教祖になりました。そしてその後、自ら進んで鬼になっています。鬼になってからは教祖という立場を利用し、救われたいと願う女性達を喰い殺していました。
童磨の能力と強さをネタバレ考察
能力と強さ①童磨は上弦の弐
童磨が胡蝶しのぶの前に現れた時の位は、十二鬼月の上弦の弐でした。しかし、初登場時のネタバレをすると、童磨が堕姫と妓夫太郎を鬼にした時は上弦の睦でした。堕姫と妓夫太郎が殺されるまで上弦のメンバーは変わっていないので、童磨は既存メンバーの中でのし上がっていったということです。
実際に作中でも、上弦の参の猗窩座よりも後に鬼になった童磨が早く出世していると言っています。なぜそこまで強いのかをネタバレをすると、女性を喰い続けていたからです。女性は妊娠するので、そのぶん栄養が高く効率よく強くなることができるのです。それに対して上弦の参の猗窩座は絶対に女性を喰いませんでした。ここに強さの差が出たというように童磨は語っています。
能力と強さ②血気術は氷
童磨の血鬼術をネタバレすると、氷です。胡蝶しのぶもこの氷の血鬼術に苦戦しました。童磨は2つの扇を使って血鬼術を繰り出します。「粉凍り」という技は特に厄介で、凍らせた血を霧状にして散布する技です。この霧を吸ってしまうと、肺が壊死してしまいます。胡蝶しのぶは実際にこの霧を吸ってしまい、息をするのも困難になりました。
初見では絶対にかわせない技なので、胡蝶しのぶは駆けつけた栗花落カナヲに指文字でこのことを伝えました。ただ、霧を吸ってはいけないので童磨に近づくのも困難です。その他にも氷と蓮華を連想させる技を見せています。栗花落カナヲと嘴平伊之助との戦いの最終局面では「結晶ノ御子」という技を出しました。この技を使うと、童磨に似た小さい氷の人形が出てきます。
この氷人形は童磨と同等の攻撃力を持つもので、同時に何体も出すことが出来ます。童磨はこの人形を使って鬼殺隊を一気に始末しようとしていました。その前に戦いの決着が付いたのですが、もし鬼殺隊それぞれに氷人形が送られていたら、鬼殺隊は全滅していたのではないかといわれています。実際に童磨は6体もあれば全滅できると言っていました。
能力と強さ③時を止める
童磨が登場した頃は、氷を使って時間を止める能力があるのではないかという考察がありました。しかし、実際にはそのような能力はありませんでした。逆に童磨の相手をしていた栗花落カナヲが、時が止まって見えるほどの動体視力を得る技を持っていることが判明しました。
能力と強さ④童磨と猗窩座の能力の違い
童磨の能力は、氷を使って相手を自分に近づけさせない技が比較的多くあります。「結晶ノ御子」で氷人形を使ってしまえば、童磨本人は戦わずして相手を始末することもできます。それに対して猗窩座の戦い方は主に肉弾戦です。猗窩座が肉弾戦で戦うのは、生前に武術を嗜んでいたからです。二人とも強力な鬼ですが、全く違う戦い方をしていました。
童磨としのぶとの因縁とは?
童磨はしのぶの姉殺し
童磨と胡蝶しのぶの間には深い因縁がありました。胡蝶しのぶには胡蝶カナエという姉がいます。胡蝶カナエは元花の呼吸の柱で実力のある人物でしたが、童磨との戦いで命を落としました。童磨と戦った胡蝶カナエは、死に際に妹に対して童磨を追うべきでないといいました。しかし胡蝶しのぶは、姉を殺した童磨の敵をかならず取ることを決意していました。
童磨としのぶの対決は?
『鬼滅の刃』の16巻では、童磨と胡蝶しのぶの対決が描かれました。胡蝶しのぶは刀の毒で童磨に攻撃をしますが、どの毒も体内で分解されてしまいます。童磨の霧を吸ってしまった胡蝶しのぶは動けなくなり、そのまま抱きしめられるように童磨に吸収されてしまいました。しかし、それは作戦のうちの一つでした。
童磨は、その後駆けつけた栗花落カナヲと嘴平伊之助と交戦します。圧倒的な強さに、2人がかりで攻撃してもほとんど傷を与えることができません。これ以上時間はかけられないと童磨が氷人形を使って他の鬼殺隊を始末しようとしたとき、突然童磨の体が溶け始めます。胡蝶しのぶは童磨を倒すために、藤の毒を摂取し続けて自分自身を毒で侵していました。
そのため胡蝶しのぶを直接吸収した場合、その致死量は通常の毒の70倍にもなるのです。しかし胡蝶しのぶは、これを持ってしても童磨を倒すことは難しいと考えていました。だからこそ栗花落カナヲに、己の毒で鬼が弱っているうちに首を斬るようにいいました。栗花落カナヲは嘴平伊之助と協力して、片目と引き換えに童磨の首を討ち取ることができました。
童磨に関する感想や評価は?
黄泉路でしのぶさんと会話してた時の童磨殿のお顔が冷めた表情なの大好き。たぶんあれが素の表情なんだろうな。そして恋を知った時のあのキラキラとしたお顔大好き。たぶんあれが素の笑顔なんだろうな(カプ厨の妄言)
— 東雲 (@Wisteria1064) October 23, 2019
童磨が死んだ後、胡蝶しのぶと会話するシーンがあります。そこでは、いつもの貼り付けたような笑顔は見せませんでした。このシーンの童磨の表情が素の表情なのではないかと考えている方もいました。その後、童磨は初めて感情を持ちます。それは胡蝶しのぶに対する恋心でした。その時の笑顔はいつもとは違う自然な笑顔で、素の笑顔に近いといわれています。
上弦参以上の3人の中でパッと見人間と異なる化物みたいな見た目してる黒死牟とか猗窩座は話すとそうでもなくて、人間らしさ故に苦しみ鬼になって最終的失ったものがあるのに対して、童磨お前は何なんだ。童磨は話せば話すほどその異質さが際立つし最期まで異質で非人間的。そこが良いんだけどね。
— 華山 (@krn18_han) October 22, 2019
童磨は他の鬼達とは違う異質な存在でした。感情がないので、相手の気持ちが分からず思考回路も非人道的です。自分から鬼になり、両親が死んだ時も部屋が汚れたくらいにしか思いませんでした。そのため、上弦の壱である黒死牟よりもその異質さは怖いという方もいました。
みんな鬼滅で嘆いてるけど私は童磨と猗窩座が推しなんであまりこの2人を責めないでくださいお願いします。
— 凶めぐみ凶 (@mofumofu_meg) October 22, 2019
2人とも激かわなんです。
童磨と猗窩座は、『鬼滅の刃』で人気が高い煉獄杏寿郎や胡蝶しのぶ、胡蝶カナエを殺しています。そのため二人が嫌いだという方が多いのですが、『鬼滅の刃』のファンの中には童磨と猗窩座が好きだという方もいました。童磨に対しては、人の心が分からないところが逆に良いという方も多いようです。
童磨の能力と強さをネタバレ考察まとめ
『鬼滅の刃』に登場する童磨の能力は厄介で、特に初見では防ぎようがありません。そのため、胡蝶しのぶはすぐに戦闘不能になってしまいました。このように、柱を二人殺害してしまうほどの強さを持っています。そのため、もし童磨が最初から本気で戦っていたら、鬼殺隊は全滅していたのではないかとも考察されています。
童磨は、『鬼滅の刃』の人気キャラクターである胡蝶しのぶや嘴平伊之助の母を殺害した非人道的な性格から、好きになれないという読者もいました。しかし、中には童磨の異質さが逆に魅力的だと感じる方もいるようです。童磨と胡蝶しのぶの戦いは単行本の16巻から描かれているので、ぜひ読んでみてください。