2019年10月15日公開
2019年10月15日更新
【進撃の巨人】ハンジのこれまでの死亡フラグとシーンを考察!まだ生存している?
『進撃の巨人』で巨人の研究をしており、調査兵団の中でも古参であるハンジには、これまでたくさんの死亡フラグのシーンがありました。『進撃の巨人』はメインキャラクターでも死亡する可能性が高い漫画なので、今後ハンジがどれだけ生存できるのか考察されています。この記事では、これまでのハンジの死亡フラグのシーンを考察しています。また、ハンジの基本的なプロフィールや魅力も紹介します。
ハンジ・ゾエとは?
進撃の巨人の作品情報
『進撃の巨人』は、アニメ化を機に多くの反響を及ぼすほどの人気が出ました。この記事で紹介するハンジ・ゾエも『進撃の巨人』のキャラクターです。ここでは、ハンジについて紹介する前に『進撃の巨人』の作品概要やあらすじを紹介します。
進撃の巨人の概要
『進撃の巨人』は、2009年から別冊少年マガジンで連載されている少年漫画です。人が巨人に喰われてしまうという過激な描写がある、ダーク・ファンタジーです。現在は漫画だけでなく、アニメや映画、小説など幅広く展開されています。
進撃の巨人のあらすじ
『進撃の巨人』の主人公のエレンは、高い壁のある国で暮らしていました。その外には人を喰う巨人がいましたが、高い壁のおかげで人類は100年間平和に暮らしていました。しかし、ある日壁は壊されてしまい、人々は巨人に襲われます。エレンはなんとか脱出したものの、母親を目の前で亡くしました。このことから、エレンは巨人を駆逐することを誓います。
エレンは兵士になり、壁の外を調査する調査兵団に入ることを夢見ていました。訓練兵を卒業し、いよいよ一兵士として活躍しようとした頃、再び巨人が壁を壊して侵攻してきたのです。エレンは自分の班を引き連れて応戦します。しかし、アルミンを助ける際にエレンは巨人に捕食されてしまうのでした。
ハンジ・ゾエのプロフィール
ハンジは調査兵団に所属している兵士で、第四分隊長をしていました。エルヴィンが死亡した後は団長になっています。身長は170cm、体重60kg、誕生日は9月5日です。巨人の研究をしており、巨人に関する知識は誰よりも持っていました。調査兵団の中でも古参の生き残っているメンバーであり、兵士としての実力もあります。
モブリットという側近の部下がおり、モブリットからはいつも「分隊長!生き急ぎすぎです!」と注意されるほど巨人に対する熱意が高い人物です。そのため、巨人に熱中するあまりに、実験用に捕まえた巨人から食べられそうになってしまうなど危険なシーンも度々あります。また巨人について語ると止まらなくなり、一晩中話すことができます。
その熱意から巨人が大好きなように捉えられますが、巨人を倒すための研究であり巨人に愛着を持っているわけではありません。性格は利発的で、調査兵団に入りたてのエレンを気遣う優しさを持っています。このことから、モブリットを始め多くの部下に慕われていました。
ハンジ・ゾエのこれまでの死亡フラグとシーンを考察
考察①レイス領地の礼拝堂でのシーン
ハンジ達は捕らえられたエレンを助け出すために、レイス領地へ侵入し礼拝堂の地下へと向かっていました。ここのシーンでハンジの死亡フラグがあります。礼拝堂の地下にはケニーが育てた中央憲兵団がいます。中央憲兵団を突破しなければエレンの元に向かう事ができません。ハンジ達はまず、入り口から油の入った樽を投げ入れ、そこに火の矢を放ち、爆発させました。
こうすることで煙が立ち込め、中央憲兵団側の視界を遮る事ができます。その隙にリヴァイとミカサが敵に特攻します。2人が銃で撃たれないように、ハンジ達は信煙弾でさらに視界を塞いでサポートしまました。そしてハンジも立体機動装置を使って応戦します。中央憲兵団はミカサやリヴァイの脅威に、このままでは全滅してしまうと危機感をつのらせました。
せめて一人でも穴が空けばと敵が狙ったのがハンジでした。しかし2発とも大きく外してしまいます。中央憲兵団が使っている銃は2発撃ったら装填する時間が必要になります。ハンジは敵はもう撃ってこないと真正面から切りかかりますが、敵はアンカーでハンジを狙い、柱に叩きつけました。叩きつけられたハンジは血を流し、動きません。
このシーンからしばらくハンジが生存しているのか描写がなく、死亡フラグが立ちました。ロッド・レイスが巨人化する中、エレンを救出しに来たメンバーの中にもハンジはいませんでした。そのため、もう死亡したのではないかと考察されましたが、ハンジは生きていました。
巨人化したロッド・レイスは地下を出て壁の方へと向かい、それをエレン達が追います。その時ハンジは荷車で寝かせられており、エレンとヒストリアから事の顛末を聞いていました。重傷は負ったものの、生存することができました。
考察②ライナーやベルトルトとの戦いのシーン
ライナーやベルトルトが巨人であることが判明し、調査兵団はマーレの兵士と戦うことになります。まずライナーを追い詰めることで超大型巨人による大爆発はま逃れました。ハンジはエレンをアルミン達104期生に任せて、巨人の討伐作戦を決行します。しかし、アルミンはベルトルトの元へ行き、交渉しようとします。
ハンジの部下たちはライナーの討伐に向かいましたが、ライナーは巨人化した状態で仰向けで倒れていました。これでは項の中にいる本体を仕留める事ができません。アルミンはベルトルトとの交渉に失敗し、逃してしまいます。ハンジもモブリットと共にライナーの元へと向かっていましたが、ベルトルトが高く飛び上がっているのを目撃し、部下たちに一旦離れろと命令します。
しかし既に遅く、ベルトルトは大爆発を起こして超大型巨人になりました。104期生達は近くにいたエレンが熱風から守りましたが、ハンジは生死が分からなくなりました。ハンジ班の安否を確認するジャンでしたが、アルミンは「ベルトルトの近くにいた…」と力なく答えています。このシーンから、ハンジは死亡してしまったのではないかと考察され、死亡フラグが立ちました。
ハンジ・ゾエはまだ生存している?
82話で再登場するハンジ
ライナーとベルトルトの戦いで死亡フラグが立ってしまい、あらゆる考察がされたハンジですが、82話で登場しました。アルミンは104期生達をまとめる参謀役でしたが、敵に大半の兵士がやられたこの状況で良い案が浮かびませんでした。そこで一旦ジャンに指揮権を渡し、超大型巨人を観察していました。超大型巨人は蒸気を発する度に体が小さくなっていることに、アルミンは気づきます。
そして超大型巨人をアルミンとエレンが相手にし、残りの104期生でライナーを相手に戦うことになりました。鎧の巨人の顎に雷槍を入れ、口が開いたらそこからミカサが項を狙うという作戦です。しかし、顎に雷槍を入れる前にサシャが気絶してしまいます。そこに現れたのがハンジでした。ハンジはサシャの代わりに鎧の巨人の顎に雷槍を撃ち込みます。ミカサは作戦通りライナーを項から引き離すことに成功しました。
ハンジは頭から血を流しており、目を負傷する重傷でしたが生存していました。なぜ生存できたのかというと、モブリットが爆発直前にハンジを助けたからです。モブリットはハンジをかばい、そばにあった井戸に突き落としました。ハンジは井戸の中に居たので爆発に巻き込まれずに済みましたが、ハンジを庇ったモブリットは死亡してしまいました。
エルヴィン死亡後に調査兵団団長になるハンジ
出典: https://b.eax.jp
エルヴィンが死亡した後は、ハンジが調査兵団団長に就任しました。4年後、調査兵団団長として国外との貿易などを始めたハンジ達でしたが、そこにマーレ兵が送り込まれてきます。ハンジはその前にやって来て捕虜にしていたニコロを人質に取り、マーレ兵を脅します。しかしその時、マーレ兵の隊長がイェレナという人物に撃ち殺されます。
イェレナはマーレ兵でありながら、マーレを裏切ったのです。イェレナはハンジにマーレの情報を与えます。イェレナはマーレの捕虜兵で、マーレに恨みを持つ者でした。イェレナに賛同している者たちも同じような境遇の者達ばかりです。イェレナはジークの命の元マーレに反逆した反マーレ派義勇兵だと言いました。
それからマーレの情報をイェレナから得て、国の発展へとつなげました。しかし、エレンはマーレに潜伏し、自己判断で攻撃を仕掛けます。これを受けて調査兵団はエレンとジークを捕らえ、地下に閉じ込めました。しかし国民達はエレンの解放を求めました。マーレへ攻撃を行ったエレンを英雄視する民衆が出てきたのです。その影響は調査兵団の新兵達にも影響を及ぼしていました。
なんとエレンの息がかかった調査兵団の新兵達は、ザックレー総統を爆破によって殺害したのです。そしてエレンは地下から抜け穴を作り、そこから逃げ出してしまいました。ハンジ達は他に何か企みがあるのではないかとマーレ人の捕虜がいるレストランへと向かいます。しかし、そこでハンジ達はエレン率いる調査兵団の新兵に捕まります。
ハンジはジークの居場所まで連れて行くように指示され、それに従いますが道中でジークとの戦いで瀕死の状態になったリヴァイを発見します。リヴァイは内蔵をズタズタにされて即死だとハンジは言いました。しかし、新兵達がジークの復活に気を取られているうちにリヴァイと共に川へ飛び込んで逃げ出しました。それからハンジとリヴァイの生死は不明です。
ライナーとベルトルトとの戦いで生存できたハンジでしたが、団長になってからも再び死亡フラグが立ってしまいました。この死亡フラグに関しては、2人とも生存するか、ハンジだけ生存するのではないかと様々な考察がされています。
ハンジ・ゾエの魅力や性別
ハンジの魅力①変人の異名
ハンジは変人という異名がつけられています。この変人という異名は、ハンジの巨人への熱意が高くマッド・サイエンティスト的な要素があるからです。ハンジは巨人に愛情こそは持っていないものの、巨人を見ると興奮し、実験では笑いながら巨人を突き刺していました。そんな姿から変人だといわれています。
ハンジの魅力②戦闘シーンがカッコイイ
巨人の研究をするイメージが強いハンジですが、その戦闘力は高く、戦闘シーンはカッコイイと評判です。特に『進撃の巨人』のアニメでは巨人と戦う迫力のあるシーンが描かれています。巨人の研究をしているものの、常に机に向かっているわけではなく壁外調査にも参加しています。巨人が壁に侵攻してくる前からの古参メンバーの生き残りであり、さらに分隊長を任されているので、相当実力が高いと思われます。
ハンジの魅力③性別の謎
ハンジは度々性別について考察されています。漫画で描かれているハンジはどちらかというと、男らしく描かれています。しかしアニメの作画では胸の膨らみがあり、女性的に描かれています。さらにアニメでは女性物のシャツを着て、中性的な声優の朴璐美がキャスティングされました。
ハンジの魅力④5巻の嘘予告でスカート姿
ハンジではアニメでも女性的に描かれている他、原作5巻ではプリーツスカートを履いているハンジが描かれています。ただこれは嘘予告のため、本来の設定とは異なる可能性はあります。ただ、女性的な面が多く描かれることから、女性説が有力だといわれています。しかし、作者はまだハンジの性別については明らかにしていません。
ハンジ・ゾエに関する感想や評価
四年後ハンジさん、あまり活躍もないし目立ってもないので、川巡りしてる今も生きてると思うしこれから大きな活躍してくれると思うけどそう想像すると死亡フラグ出るのでどちらにせよ辛い
— ねくた (@nekutarbhn) October 7, 2019
『進撃の巨人』の4年後、エレンが調査兵団に反発してハンジ達が捕まってしまいます。その移送中に瀕死のリヴァイを発見し、監視の目を盗んで逃げ出しました。その後ハンジとリヴァイの行方や生死は分かっていません。このシーンを読んだ方の中には、どんどんハンジとリヴァイが追い詰められているようで辛いと感じる方もいました。
RT
— 須原 (@suhara7777) September 16, 2019
ああああ( ノД`)シクシク…
ハンジさんハンジさんはどうなるの…(´;ω;`)
死亡フラグたってるから逆に生きるんじゃないか、いやその逆いってやっぱり拷問されて死ぬんじゃないか、とか、おおおん;
もう片目うしなってるんだから、あとは幸せになって欲しいよ…
ハンジの死亡フラグが立った時は、安否が気になってしょうがないという方がたくさんいました。死亡フラグが立っているから逆に生きているはずと、その生存を信じようとしている方もいました。
ハンジさんやジャンが死なない感あるけど逆に死亡フラグになってる可能性…ジャンはな…サシャ死んでから味方の104期にも死神が取り憑くかもしれないの明かされたのでね…油断できんよね…
— ローグ@低浮上(自称) (@duralove17) September 13, 2019
『進撃の巨人』では死亡フラグが立っていなくても、突然死亡してしまうこともあります。味方も容赦なく死亡していくので、特にシガンシナ奪還の際は多くの調査兵団が死亡し、9人しか生き残りがいませんでした。そして4年後は、成長したサシャが登場していすぐに死亡してしまいます。いつ死ぬか分からない状況なので、油断できないとハラハラしながら読んでいる方もいました。
ハンジ・ゾエのこれまでの死亡フラグまとめ
出典: https://festy.jp
ハンジは今回紹介したように、魅力がたくさんあるキャラクターです。そんなハンジは、これまでの『進撃の巨人』のストーリーの中で死亡フラグがたくさん立ちつつも、なんとか生き延びてきました。しかし、リヴァイと川に飛び込んでからの生死は分かっておらず、再び死亡フラグが立ってしまっている状態です。ハンジは生存しているのか、これからも『進撃の巨人』のストーリーには目が離せません。