【進撃の巨人】ハンジとリヴァイの関係は？二人がキス？恋愛感情があるのか徹底考察

大人気少年漫画「進撃の巨人」に登場するハンジとリヴァイは作品に出てくる多くのキャラクターの中でも、特に人気が高く、物語の主要となる人物たちです。そんな大人気キャラであうハンジとリヴァイは実はキスをするような関係なのではないかと噂になっています。ハンジとリヴァイは確かに親密な関係ですが、果たして本当にキスをするような関係なのでしょうか？2人の関係を徹底考察していきましょう。

「進撃の巨人」とは別冊少年マガジンで2009年10月号より連載中の大人気ダークファンタジー漫画です。2019年8月時点で単行本は29巻まで発刊。国内発行部数累計8000万部を突破し激売れしている漫画作品です。作者は大分県日田市出身の諌山創先生。デビュー作から異例のヒットを飛ばし注目を集めた作家さんです。

アニメ化もされており、2013年4月から9月までが第1期(毎日放送)、2017年4月から6月までが第2期(毎日放送)、2018年7月から10月まで第3期Part.1、2019年4月から7月までPart.2(NHK総合)放送されています。そして、いよいよ最終章となる第4期The Final Seasonが2020年秋ごろに放送されることが決まっています。アニメは原作に忠実に再現されており、完成度が高いと毎期とも人気を集めています。

ちなみにアニメを制作しているのは、「鬼灯の冷徹」や「甲鉄城のカバネリ」などを手掛けたことでも有名なWIT STUDIOです。また、過去に3回、アニメの総集編となる映画も公開されています。

舞台となるのは街の周囲を高い壁に囲まれた小さな世界です。おおよそ100年前、突如出現した「巨人」という未知の存在により、人類は滅亡の淵に追い込まれました。かろうじて生き残った人々は、巨人の手から逃れるために周囲に高い壁を作り、その中で生活することを決めます。

西暦845年。主人公エレン・イエーガーは壁の外の世界を探索してみることを夢に見る少年でした。エレンには同じ夢を持つ幼馴染のミカサ・アッカーマンとアルミン・アルレルトという友達がいます。壁の中は安全で明日もいつも通り普通の生活ができると疑わず、10歳のエレンたちは生活していました。しかし、そんな安全だった生活が大型巨人の出現により一変します。

大型巨人により壁に穴をあけられたウォール・マリアは、巨人がなだれ込んできて一瞬で地獄へと化しました。エレンはこの時、母を巨人に食べられてしまいます。母を巨人に食べられたエレンは、巨人を全て駆逐すると目標に、巨人への復讐に生きるようになりました。

巨人への復讐を誓ったエレンは第104期訓練兵団に入団します。そして850年、再び人類は大型巨人に襲われてしまいました。再び巨人の襲撃に遭い、ピンチに陥ったエレンでしたが、その時エレンは自分に巨人に変化する能力があることに気付きます。巨人化できることを知ったエレンは、調査兵団へと入隊し、自身の巨人の力を使い、巨人を全て駆逐することを誓うのでした。

• 名前：ハンジ・ゾエ
• 生年月日：9月5日
• 身長：170㎝
• 体重：60㎏
• 所属：調査兵団

ハンジは進撃の巨主要キャラの中で唯一眼鏡をかけているキャラです。髪の毛は後ろでハーフアップされています。ちなみに平常時は眼鏡、調査兵団の仕事中は専用のゴーグルのようなものをかけています。調査兵団第4部隊長を務めており、巨人のことを研究することが大好きです。巨人の研究のために巨人を捕まえ、ソニーとビーンと言う名前を付けていました。

ハンジが初登場した際、男キャラなのか女キャラなのかという論争が繰り広げられていました。作者の諌山先生は、性別についての質問に対し「名言しない方が良さそうだ」という回答を出しています。

しかし、作中でスカートをはいているシーンがあったり、アニメで胸があるように描かれていることから女性キャラであるという説が有力のようです。身長が170㎝と長身な点も、男性キャラと間違われる要因かもしれません。ちなみにCVは朴璐美さんです。

• 名前：リヴァイ・アッカーマン
• 生年月日：12月25日
• 身長：160㎝
• 体重：65㎏
• 所属：調査兵団

リヴァイは公式人気投票で、主人公エレンを抑えて2回連続1位を獲得するほど人気の高いキャラです。身長は小柄ですが、人類最強の兵士と称えられる高い戦闘力を誇っています。戦闘力はリヴァイ1人で兵士4000人分にも値するのだとか。鋭い目付きにツーブロックの髪型が特徴です。そしておそらく、人類最強の潔癖症でもあります。

冷淡で誰に対しても厳しい人物ですが、とても仲間想いです。死んでしまう仲間の手を握り、「約束しよう俺は必ず巨人を絶滅させる」と言ったシーンは有名でしょう。また、実はリヴァイには名前の由来と人物像のモデルがあります。

名前の由来となっているのは、映画「ジーザス・キャンプ」に登場したリヴァイ少年。そして、リヴァイのモデルとなっている人物は、アメリカンコミックスとして有名な「ウォッチメン」に登場するロールシャッハだと言われています。ちなみにCVは神谷浩史さんです。

進撃の巨人には恋愛要素はほとんどありません。ミカサがエレンのことを大切に思っていますが、恋愛要素の好きと言うよりはどちらかと言うと、家族愛でしょう。他にもライナーがヒストリアと結婚したいなどと発言するシーンがありますが、実際に恋愛に発展はしていません。

そんな中、ハンジとリヴァイはキスをする仲なのではないかと噂されています。実際に2人はキスをする関係なのでしょうか？2人は本当にキスをする仲なのか、調べてみました。

ハンジとリヴァイは、調査兵団に入団したばかりの頃から知り合いで、長い付き合いをしているようです。その証拠となるのが原作序盤のあるシーンで、「5年前から生き残ってる兵員に限るだろう」と語っているシーン。そのシーンにはリヴァイ・ハンジ・エルヴィンとお馴染みの主要メンバーの顔が描かれています。その事からも、ハンジとリヴァイは少なくとも5年以上共に戦ってきた関係だと言えるでしょう。

原作102話ではエレンたちが巨人や自分たちの置かれている状況の真実を知ってからの4年後が描かれています。その時、リヴァイはもちろん、ハンジも生きています。現在進行中の原作も踏まえると、ハンジとリヴァイの付き合いはおそらく10年は超えているでしょう。かなり長い付き合いをしている関係だと言えます。

ハンジとリヴァイが恋愛関係にあるのではないかと噂される原因になったのは、どうやら誰かが描いたこの画像に原因があるようです。アニメの絵柄にもとても似ていることから、本当にアニメでキスシーンがあったのではないかと勘違いした人も多いようでした。

しかし、実施のアニメシーンはこの画像です。画像を続けて見ると、繋がっているシーンに見えなくもありませんが、実際にハンジとリヴァイがキスをするシーンは存在しません。このシーンが含まれているのは、アニメ1期第9話です。

巨人の研究が大好きなハンジは奇行種に会いたいと言い出します。するとリヴァイは「ここに一匹いる」と言ってハンジに嫌味を言いました。しかし、ハンジにその嫌味は通じていません。本当に奇行種が傍にいるかのように「どこ？」とキョロキョロしだします。そんなハンジの頭をリヴァイが掴み、「ここだ」と答えるシーンでした。2人の距離の近さに恋愛的要素を感じる人は多かったようです。

公式のキスシーンは存在しませんが、ハンジとリヴァイの関係を恋愛関係に結び付けたいファンは多いようです。どうして恋愛関係にあるのではないかと噂されてしまうのでしょうか？ハンジとリヴァイの感情と関係を徹底考察していきます。

ハンジは超が付くほど巨人が大好きです。しかし、最初から巨人が好きだったというわけではなく、調査兵団に入隊した当初のハンジは仲間を殺す巨人に憎しみを抱いていたようです。しかし、駆逐した巨人の首を蹴り飛ばした際、巨人の首が大きさの割に不自然なほど軽いことに気付きます。その事に違和感を覚えたハンジは、巨人の生体について興味を持つようになりました。

ハンジは捕まえてきた巨人に名前を付け、幾度となく生態調査を繰り返します。しかし、その生態調査に憎しみはなく、むしろ愛情に近いものがあります。巨人に痛覚はあるのかという実験をした際は、ビーンが痛がっていると言って涙を流しながら槍を突き刺していました。

また、エレンの巨人の力を研究した時は、巨人の生体を間近で研究できることに全身全霊で喜んでいました。ハンジの巨人への愛は異常で、ファンの間では変態とも言われているようです。

恋愛とは無縁に見えるリヴァイ。リヴァイの周りには割とかわいい女性が登場しますが、リヴァイにとって可愛いなどということはどうでもいいようです。ヒストリアの胸倉を掴んだりと、割と女性にも容赦ありません。リヴァイの母・クシェルは娼婦であり、貧しい暮らしをしていたため、恋愛にもあまりいいイメージがないのかもしれません。

ハンジとリヴァイの距離感は、他の団員に比べ近いように見えます。ハンジもリヴァイも調査兵団の中でも立場が上のため、共に行動する機会が多いと言うのも距離感が近い理由の一つでしょうが、それだけではない親密さが2人にはあります。

リヴァイがハンジのことを「クソメガネ」呼びするのも、2人の距離が近い証拠でしょう。一見悪口のようですが、親しみを込めて呼んでいるようにも感じられます。

また、エレンの巨人化の秘密を研究する際やニック司祭と殺した憲兵団の団長を拷問する際など、2人は共に行動しています。拷問などは、信頼し合っていないと共に出来ない行為でしょう。やりすぎれば殺してしまうし、やらなけれど相手は白状しません。互いの手の内を知り、律し合うことができる仲だからこそ、2人で一緒にやれたのでしょう。

ハンジとリヴァイは互いの性格や考え方をよく理解し合っています。「おまえ、アイツにいじくりまわされて死ぬかもな」とエレンに行った際のセリフは、まさにハンジの性格をよく理解しているからこその発言でしょう。ハンジが口下手なリヴァイをよくフォローしているシーンもあります。

代表的なのは、エレンの硬質化実験が上手くいかなかった際に、リヴァイがエレンを励ますつもりで発言したシーンでしょう。リヴァイの励ましは、言葉足らずでエレンにはその真意が伝わりません。そのため、ハンジがリヴァイの言いたいことを代弁し、「ってリヴァイは言ってんだよね」と説明するシーンがありました。それに対し、リヴァイも「あぁ、助かる…」とお礼を言っています。

ハンジとリヴァイの関係ですが、やはりキスをするような恋愛的な関係ではなく、共に巨人を駆逐するために戦った戦友という間柄がピッタリでしょう。よくお互いのことを分かり合っているのも、距離感が近いのも、同じ目標の元、生死の際を共に戦っているからなのでしょう。

ハンジとリヴァイのことを語るなら、エルヴィンも外せないでしょう。3人は調査兵団の上役としても友としても切り離せない存在です。ハンジ、リヴァイ、エルヴィンの3人の関係を見て行きましょう。

• 名前：エルヴィン・スミス
• 生年月日：10月14日
• 身長：188㎝
• 体重：92㎏
• 所属：調査兵団(第13代団長)

調査兵団設立以来の切れ者団長。冷静は判断力と柔軟な思考、素早い判断力と高い統率力はおそらく歴代トップでしょう。人類が長年追い求めていた巨人の真実に一番近いところまで解き明かした人物です。一見、仲間想いで人類の為に行動しているように見えますが、その実自分の「巨人の謎を解き明かしたい」という欲に生きている人でもあります。

ハンジ、リヴァイに引けを取らないある意味の変人です。ウォール・マリア最終奪還作戦では、獣の巨人の投石に被弾し致命傷を負い、リヴァイが見守る中、息を引き取ります。ちなみにCVは小野大輔さん。

ハンジ、リヴァイ同様、エルヴィンも5年前から生き残っていると言われている兵士です。地下街でゴロツキとして有名になっていたリヴァイを調査兵団に加入したのもエルヴィンでした。3人はエルヴィンが団長になってからの長い付き合いで、背中を預けて戦ってきた信頼のおける戦友という関係にあります。

ハンジとリヴァイは団長として責務を全うしようとするエルヴィンのことを一番傍で支えてきた人物でしょう。そして、エルヴィンの言わんとすることを理解できるのもこの2人でしょう。エルヴィンは付き合いの長いこの2人の前でだけ、自分のことを「俺」と呼んでいました。

エルヴィンが亡くなった後、調査兵団の団長はハンジへと引き継がれています。エルヴィンがリヴァイでなくハンジを任命したのは、エルヴィンが投獄され不在になっていた間の調査兵団の指揮を執っていたのがハンジだったからでしょう。エルヴィンはハンジのことを信頼に足る人物だと感じているようです。また、リヴァイより確実にコミュニケーションスキルがあると言う点も任命された理由の一つでしょう。

恋愛関係にあるとかキスする関係にあるのではないかと噂の2人ですが、それは2人が親密ゆえにたった噂でしょう。では、他の女性キャラとリヴァイの関係はどうなのでしょうか？リヴァイが他のキャラにも恋愛感情を抱いてはいないのか、関係性について比較していきます。

ハンジとリヴァイは決してイチャイチャするような仲の良さは見せていません。むしろ、悪友と言った関係に見えます。女性的な扱いはされてはいませんが、他の女性キャラよりも絡みのシーンが格段多く、2人が信頼し合っているのは明確でしょう。

リヴァイの「クソでも長引いたか？」というツッコミに、戸惑うことも照れることもなく的確に「そんなことないよ、快便だったけど」とボケ返せるのはハンジだけでしょう。恋愛感情はみじんも感じられませんが、2人は良いコンビのようです。

リヴァイとミカサは「アッカーマン」の生き残りという共通点を持っています。リヴァイの身体能力の高さに負けず劣らずついて行けるのは、ミカサだけでしょう。ミカサはリヴァイの実力こそ認めていますが、エレンに暴力を振るったことがあるリヴァイのことはあまり良くは思っていないようです。

クリスタもといヒストリア・レイスは王位を継承し、女王になりました。進撃の巨人に登場するキャラの中で一番はかなげで可憐ですが、リヴァイにヒストリアの魅力は通じないようです。リヴァイはヒストリアの胸倉をつかみ説得に応じさせようとしたことがあります。

逆にヒストリアにはリヴァイを殴ったこともあります。女王に就任した際には、今まで手荒く扱われてきた仕返しにリヴァイの肩を思いきり殴っていました。

ペトラはエレンの巨人化について調べることになった際に登場したキャラです。旧リヴァイ班として活躍していました。リヴァイのことを尊敬しており、男性としてもリヴァイのことを意識していました。リヴァイはペトラが父からそのことを聞かされるまで、全くペトラの想いに気付いてはいませんでした。残念ながら、女型の巨人との戦闘でペトラは死んでしまいます。

イザベル・マグノリア ウィッグとは、リヴァイとエルヴィンの出会いを描く進撃の巨人スピンオフ作品「悔いなき選択」に登場したキャラです。ゴロツキだったリヴァイを兄貴と慕う女の子でした。共に地下街を抜け、リヴァイと共に調査兵団へと入団します。

辛く暗い時代を共に過ごしてきたイザベルは、リヴァイにとって家族のような存在だったようです。イザベルたちの前でリヴァイは時折笑顔を見せいました。しかし、残念ながら調査兵団として死んでしまいます。

ハンジとリヴァイのツッコミはなかなかシュールで面白いと話題です。1人でぶつぶつと言っているエレンにハンジとリヴァイは一緒になってツッコミをしていました。息の合う2人だからこそ成り立つ完成度の高いツッコミがファンは大好きなようです。

ジークと話し合いをしているとき、リヴァイは「お前モテねぇだろ」と突っ込まれたことがあります。その時リヴァイは「モテたことくらい…ある」と答えています。リヴァイのいうモテたとはペトラのことだろうとか、ネットでは話題になっていました。

進撃の巨人に登場する男女キャラでは、ハンジとリヴァイがコンビで人気が高いようです。進撃の巨人3期では、ハンジとリヴァイが背中合わせになり協力し合っているシーンがあります。ハンジとリヴァイをくっつけたいと考えているファンにはたまらないシーンだったようです。

進撃の巨人の主要人物ハンジとリヴァイの関係についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか？恋愛関係だとかキスをする関係だとか噂されている2人ですが、原作では恋愛関係もキスもありませんでした。しかし、2人が親密で信頼し合っている関係なのは事実です。今後の進撃の巨人の展開にもハンジとリヴァイ2人の活躍は必須でしょう。