【鬼滅の刃】音柱・宇髄天元は嫁が三人？イケメン忍が鬼殺隊に入隊した理由は？

大人気漫画『鬼滅の刃』。『鬼滅の刃』には様々なキャラクターが登場しますが、今回紹介する宇髄天元(うずいてんげん)は「音柱」として登場しました。音柱とは、鬼殺隊の中でも最高幹部である「柱」の1人。柱の中でも「音の呼吸」を使用する柱を示します。そんな音柱である宇髄天元は、登場当時、鬼殺隊でありながら鬼となってしまった妹を連れている主人公・炭治郎の処刑に賛同するキャラクターとして登場しました。

主人公の処刑に賛同していた事から、一部のファンからは「今後敵対するのでは？」といった予測がなされていた宇髄天元ですが、物語が進むにつれ人気が上昇。ファンからは「かっこいい」「イケメン」と評判になりました。今回はそんな宇髄天元について、その強さや魅力、3人の嫁について紹介していきます。

音柱・宇髄天元について紹介する前に、『鬼滅の刃』について簡単に紹介します。『鬼滅の刃』は2016年から『週刊少年ジャンプ』で連載が始まった少年漫画です。著者は吾峠呼世晴。連載開始当初はあまり注目されていませんでしたが、回を重ねるごとに人気が上昇しました。2019年にはアニメ化され、更に小説といったメディアミックスもなされています。

更にアニメの後日談として劇場版アニメが公開予定。アニメ化の影響も受けて、『週刊少年ジャンプ』の看板漫画の1つとして有名な作品となりました。アニメや単行本は海外でも好評で『Daemon Slayer』のタイトルで知られています。単行本の累計発行部数は2019年9月時点で1200万部を突破。2019年10月時点でまだ連載は続いており、書店では売り切れが相次ぐなど、人気を伸ばし続けている作品です。

『鬼滅の刃』の舞台は大正時代の日本。主人公である竈門炭治郎は、炭売りの家系。貧しいながらも家族に囲まれ幸せな日々を送っていました。そんなある日、炭治郎は山を越えた隣町へと炭を売りに行くことに。しかし炭売りを終える頃には日が暮れてしまっており、炭治郎はその日、隣町に住む知り合いの家に一泊することとなりました。

翌日炭治郎は家へと戻りますが、そこに待っていたのは惨殺された家族の姿。何かに襲われたのか、家族は血塗れの姿でこと切れていたのです。しかし、たった1人妹の禰豆子だけはわずかに息が残っていました。禰豆子だけは助けられるかもしれないと思った炭治郎は、禰豆子を背負い隣町の医者の元へと向かう事を決意。その途中で意識を失っていた禰豆子が目を覚まします。

しかし目覚めた禰豆子は鬼へと変貌してしまっていました。実は炭治郎の家族を襲ったのは人食い鬼。禰豆子は襲われた際に、体に鬼の血が入ってしまい、鬼となってしまったのです。人食い鬼となった禰豆子は炭治郎に襲い掛かりますが、炭治郎は必死に抵抗。するとそこへ冨岡義勇(とみおかぎゆう)という青年が現れました。冨岡は鬼を狩る部隊『鬼滅隊』の一員。

冨岡は「鬼を狩りに来た」と話し、手にしていた刀で禰豆子の頸を撥ねようとします。炭治郎は禰豆子を守ろうと抗いますが、冨岡に気絶させられてしまいます。しかしそんな時、鬼となってしまったはずの禰豆子が炭治郎を守ろうとす立ち塞がったのです。それを見た冨岡は禰豆子を退治することを中断。炭治郎が目を覚ますと、鬼殺隊になるように勧めました。

かくして炭治郎は育手・鱗滝左近次の下で2年間修業を積んだ後、鬼殺隊の一員に。妹の禰豆子を人間へ戻す為の方法を探しながら、鬼殺隊の一員として鬼の討伐の任にあたることとなります。これが『鬼滅の刃』のあらすじです。

今回紹介する宇髄天元は鬼殺隊の一員です。既に触れていますが宇髄天元は「柱」と呼ばれる鬼殺隊の最高幹部の1人。「音の呼吸」という呼吸法から編み出した剣術を駆使し、鬼と戦う「音柱」という立場に立っています。誕生日は10月31日で、身長は198cm、体重は95kg。好きなものはふぐ刺しで、趣味は嫁と温泉巡りすることや秘湯を探すことであると明らかにされています。

また、ファンブックには性格が派手で自信家、そして優しいという情報も。元々忍びであった為、その反動で派手なものを好むようになったそうです。また、話し上手なため、柱の中では1番異性にもてるという情報も書かれていました。

柱の中では1番異性からもてるということがファンブックで明らかにされた音柱・宇髄天元。そんな宇髄天元には3人の嫁がいます。名前は須磨、まきお、雛鶴。3人とも宇髄天元と同じく元忍で、作品内でも鬼の情報を掴むために潜入捜査している場面が描かれていました。しかし3人の性格はバラバラ。須磨はかなり泣き虫で弱音をよく吐き、まきおは勇ましくハキハキとした性格。雛鶴はやさしくしっかり者の女性となっています。

異性からもてる宇髄天元ですが、嫁との結婚は恋愛結婚ではなかったようです。宇髄天元の実家は一夫多妻制を採用しており、15歳になった時点で3人の妻を持つことに決まっていたとのこと。また、嫁については性格などの相性を考慮した上で一族の長が決定するらしく、宇随天元の3人の嫁も、宇髄天元との相性から選ばれた3人だったことが明らかにされています。

しかし、だからと言って宇髄天元は嫁の事を何とも思っていないわけではありません。『鬼滅の刃』本編中では、命の優先順位の1番目として「お前ら3人」と発言し、嫁3人が鬼の潜入捜査にあたった際には「お前らのが大事だから死ぬなよ」とも言っています。そしてその嫁3人も宇髄天元に対して愛情を抱いている描写がなされていました。

元忍である宇随天元の嫁。既に触れていますが、宇髄天元の嫁3人も、元忍。『鬼滅の刃』の本編の中でも活躍する場面が描かれました。3人の嫁が主に活躍したのは、鬼舞辻無惨に最も近いとされている「十二鬼月」の中でも上位6名に入る「上弦の陸」の鬼「堕姫」「妓夫太郎」との対戦中。堕姫は血鬼術によって人間を攫って穴倉へ隠していました。

宇随天元と共に鬼を探していた伊之助がその穴倉を見つけ、堕姫の一部と対戦。しかし人質を守りながらの戦闘である為、苦戦します。そんな時伊之助を手助けしたのが3人の嫁中の2人、須磨とまきおでした。須磨とまきおが戦闘に加わった事により状況は好転。更にそこへ宇随天元が加わったことにより形勢は逆転しました。また、妓夫太郎との対戦の際には、3人とも周囲にいた住人の避難に努めています。

また、嫁の1人である雛鶴は戦闘でも活躍。藤の花から抽出した毒を塗ったクナイによる攻撃で味方を援護。妓夫太郎の回復速度を遅らせ、一時的に体を麻痺させました。更にその後、雛鶴はこのクナイを炭治郎にこっそりと譲渡。このクナイを隠し持っていた事により、窮地に追いやられていた炭治郎は活路を開くことに成功しています。

大混戦の末、堕姫・妓夫太郎との戦いに勝利した主人公達ですが、その勝利は3人の嫁の活躍・援護があってこその勝利でした。

3人もの嫁がいる音柱・宇髄天元。既に何度も触れていますが、宇髄天元は元忍です。それと関係しているのか、ファンブックでは他のキャラクターについて出身地が明らかにされているものの、宇髄天元の出身地については不明とされています。本人曰く「その界隈では派手に名を馳せた」とのことですが、現在を抜け忍であるため、出身地は明かせないのかもしれません。

元々は忍として名を馳せていた宇髄天元。では宇髄天元は忍である事を辞め、鬼殺隊に入隊した理由とは一体何なのでしょうか？それについては『鬼殺の刃』の本編に描かれています。忍として生きていた宇髄天元ですが、大正時代に忍はずいぶん衰退していました。そんな状況に焦りを感じた宇髄天元の父は宇髄天元はじめ、自分の子供達に命を削るような厳しい訓練を強いるようになります。

その結果、9人いた宇髄天元の兄弟の7人が命を落とすことになります。生き残ったのは宇髄天元と、2歳年下の弟1人のみ。おまけに、生き残った弟は宇髄天元の父親の生き写しのように成長しました。弟は感情らしい感情を持たず、部下や妻の事を道具としか考えない人間となってしまいました。人間らしい感情を失った弟を見て宇髄天元は「あんな人間になりたくない」と考えるように。結果宇髄天元は忍辞めることとなりました。

その後宇髄天元は幼い頃から培ってきた戦闘能力や技能を活かし、鬼殺隊員として生きるように。親から植え込まれてきた思想や価値観を否定しながらも任務にあたり、そして音柱という鬼殺隊最高幹部の地位にまで上り詰めました。

忍として培ってきた戦闘能力と技能を活かして鬼と戦う宇髄天元。ここからは『鬼滅の刃』の本編で使用した音柱・宇髄天元の音の呼吸による技を紹介していきます。まず最初に紹介するのは「壱ノ型 轟」。爆薬丸を正面にばらまき、それを宇髄天元の使用している2本の刀で敵ごと叩き斬る技。その威力は地面に大穴をあける程です。作品内ではこの技を使用し、堕姫の作った穴倉を探り当てました。

続いて紹介する技は『肆ノ型 響斬無間』。宇髄天元の間合いの内側に爆薬丸をばら撒き、そこで2本の刀を高速回転させることで一定の範囲内に爆発・斬撃による攻撃を行う技です。作品中ではこの攻撃により妓夫太郎からの広範囲技をさばいていました。

最後に紹介する技は『伍ノ型 鳴弦奏々』。前面広範囲に爆薬丸をばら撒き、同時に2本の刀を高速回転させながら縦横無尽に斬撃を行う技です。爆撃と斬撃の両方で攻撃を行う技である為、周囲には凄まじい爆音が鳴り響きます。宇髄天元は『鬼滅の刃』の作品内で、この技を使用し妓夫太郎と斬り合いました。

抜け忍となり、音柱として活躍する宇髄天元。ファンからの人気も高く、イケメンでかっこいいと評判です。ここからはそんな人気キャラ宇髄天元の魅力について紹介していきます。まず紹介する魅力の1つ目は「地味が嫌い」という点です。何度も触れていますが、元々宇髄天元は忍として生きていました。しかし忍びとして地味に生きてきた反動で派手なものを好むように。

普段から顔には独特な紋様メイクを施し、輝石のついた装飾品を身につけています。また、口癖は「派手に」。更に自身の事を「派手を司る神」「祭りの神」だと口にする場面も。反対に地味なものは嫌いなようで、相手の欠点を突く場合や、罵倒する際には「地味」という単語をよく口にします。こうした点についてファンからは、「強くて派手なのはかっこいい」と好評なようです。

続いて紹介する魅力は「産屋敷耀哉」との関係です。鬼殺隊として音柱に就いている宇髄天元ですが、人の為に戦う鬼殺隊の信念は、他人を利用したり、暗殺したりといった忍の信念と相対する部分があります。鬼殺隊の頭首であるお館様こと産屋敷耀哉はそういった宇髄天元の生き方について「つらいね」と発言していました。

宇髄天元は自分の苦悩に寄り添う発言をした産屋敷耀哉に対し、絶大な信頼・忠誠心を抱いているようで、物語の中で「俺こそ感謝したい」と感謝している様子が描かれています。こうした産屋敷耀哉に対して宇髄天元が忠誠心を抱き、敬服している姿もファンからは「かっこいい」「イケメン」と評判のようです。

柱の1人、音柱として活躍する宇髄天元ですが、実を言うと柱の中では飛び抜けて強いと言うわけではありません。しかし宇髄天元には「優秀な指揮官」としての側面が。個人戦闘能力を重視する柱としては異例の能力で、宇髄天元には敵の攻撃動作を分析し、どのように攻撃すれば敵に打撃を与えられるのかを導き出す能力が備わっているのです。それにより仲間がどう動けば戦いに勝てるのかを計算することが可能。

これは過去忍の頭領として訓練を受けていたことに由来しているようです。分析には時間がかかるようですが、分析を終えてしまえば一気に勝率をあげる事が可能。これに対してファンは「部下に思いやりがあるだけじゃなくて優秀っていうのがかっこいい」「頭脳までイケメン」といった感想をもらしていました。

次に紹介する宇髄天元の魅力は「優れた聴覚」。音柱である宇髄天元の聴覚はとても優れており、戦闘に利用することも。『鬼滅の刃』本編では、その聴覚で周囲に逃げ遅れた民間人がいないか把握。更に堕姫の作った隠し通路を探り当てることにも成功しています。

持って生まれた身体能力ですが、こうした能力をただ持つだけでなく戦闘に活かすことができることも宇髄天元の長所の1つ。「あの状況で逃げ遅れがいないか確認しているところがイケメン」「さすが音柱」とファンの間では評価されているようです。

宇髄天元の魅力は戦闘能力や性格だけではありません。普段は髪をまとめていますが、潜入捜査の際には髪をおろすことも。おろした際の髪型は上の画像のようになっています。また、潜入捜査の際には髪を下ろすと同時に、普段目に施している化粧もおとしてすっぴんになります。この髪をおろし、すっぴんになった宇髄天元についてファンからは「文句なしのイケメン」「素直にかっこいい」と評判。

顔立ちの整ったキャラクターが多数登場する『鬼滅の刃』ですが、この宇髄天元の顔については群を抜いたイケメンらしく、炭治郎の仲間であり女性好きなキャラクターである善逸からは「普通に男前じゃねえか、ふざけんなよ」と嫉妬されていました。

最後に紹介する宇髄天元の魅力は「カラーでも派手」という点です。「派手を司る神」と豪語する宇髄天元ですが、言うだけあって身なりも派手にしています。その派手さはカラーでも変わらず。白黒だと分かりませんが、宇随天元はメイクだけでなくマネキュアもしているようで、カラーでは爪の部分に色がついていました。

そうした部分が「おしゃれ」だと話題に。また、イケメンと定評のある顔立ちがカラーではより一層引き立っているとファンからは評判となりました。「カラーだと余計にかっこいい」「イケメンはカラーになってもイケメンだ」といった感想もあちこちに挙げられています。

ファンからイケメンと評判の宇髄天元。ここからは宇髄天元に対するファンからの感想や評価について消化していきます。まず紹介する感想は「なんでこんなかっこいいの？」というものです。宇髄天元はぶっきらぼうな口調をしていますが、部下の命を無碍にするようなことはありません。下級隊士の手に負えない件だとみなすと、炭治郎達に対して逃げて生き延びるように命令する場面も描かれていました。

ぶっきらぼうに見えて部下を思いやる行動を見せた宇髄天元を見て、ファンは「良い人」「こんな上司が欲しい」「なんでこんなにかっこいいの？」といった感想を抱いているようです。

次に紹介する感想は「これ以上イケメンになるな」という感想。顔は勿論、高身長で嫁思いの宇髄天元。加えて部下に対しても優しさを持つ宇髄天元は「イケメン過ぎる」と評判です。ファンの中にはこれ以上「イケメンになられると困る」という方もいらっしゃるようです。

最後に紹介する感想は「柱の中でもかなり好き」という感想。『鬼滅の刃』には魅力あるキャラクターが数多く登場します。『鬼滅の刃』のファンの中には「登場人物はみんな好き」という方も少なくありません。しかしながら、中には「全員好きだけど、宇髄天元が特に好き」というファンも。登場人物の多い『鬼滅の刃』ですが、中でも宇髄天元は人気のキャラクターとなっています。

今回は『鬼滅の刃』の中でも「イケメン」と名高い、音柱の宇髄天元について、その強さや魅力、鬼殺隊に入隊した理由等について紹介しました。当初は主人公である炭治郎と敵対するのではと予想されていた宇髄天元。ですが、本編が進むにつれて嫁や部下を思いやる優しさを持ったキャラクターであることが明らかになりました。

一見するとガサツで乱暴にも見える宇髄天元ですが、物語の中で彼の優しさが描かれたことにより、人気は上昇。宇髄天元は『鬼滅の刃』中でも数多くのファンから支持される人気のキャラクターとなりました。

宇髄天元は「十二鬼月」の「上弦の陸」である堕姫・妓夫太郎との戦いで、左目と左手を失い、柱を引退しています。しかし出番がなくなったわけではありません。宇髄天元はその後も隊士の育成に携わっており、他の柱たちと同様「柱稽古」にも参加しています。前線は退いたものの、これからも活躍する可能性は十分あるのではないでしょうか？これからも宇髄天元の活躍を期待し、『鬼滅の刃』を見守っていきましょう。