【鋼の錬金術師】お父様の結末は?正体や目的・人物像や強さを徹底考察

お父様とは人気漫画『鋼の錬金術師』で圧倒的な存在感を放っているラスボスです。様々な変化を見せ、壮大な野望を持っているお父様とはいったい何だったのか気にしているファンも多くいます。お父様の正体などのネタバレ紹介を望んでいる人も多いので、今回は人気漫画『鋼の錬金術師』のラスボス的キャラクター『お父様』の目的や最後の結末、産み出したホムンクルスなどをネタバレありで紹介してきました。

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目次

  1. 鋼の錬金術師のお父様とは?
  2. 鋼の錬金術師のお父様の結末や最後ネタバレ
  3. 鋼の錬金術師のお父様の正体や目的・人物像や強さ
  4. 鋼の錬金術師のお父様に作られたホムンクルス
  5. 鋼の錬金術師のお父様に関する感想や評価
  6. 鋼の錬金術師のお父様の結末まとめ

鋼の錬金術師のお父様とは?

『鋼の錬金術師』のお父様は、作中でも最も重要なキャラクターと言っても過言ではないラスボス的なキャラクターとなっています。お父様はすべてのホムンクルスの生みの親であり、その圧倒的な強さが多くのファンの記憶に残っています。ここではまずは『鋼の錬金術師』の基本情報とお父様について見ていきましょう。

鋼の錬金術師の作品情報

『鋼の錬金術師』は熱狂的なファンを多く生み出したメガヒットダークファンタジーであり、多くのイケメンキャラクターが登場することから女性ファンも多い少年漫画となっています。アニメ化はもちろん、劇場版アニメ、実写映画、ゲーム化など幅広いメディア展開が行われています。国内外で高評価を受ける『鋼の錬金術師』の概要とあらすじを簡単にまとめていきます。

鋼の錬金術師の概要

『鋼の錬金術師』は『銀の匙』や『アルスラーン戦記』などの人気漫画で知られる女性漫画家・荒川弘の大ヒット漫画であり、『月刊少年ガンガン』2001年8月号から約9年間連載されたダークファンタジーです。その人気は日本だけにとどまらず、世界的にも多くのファンを生み出し世界累計売上部数は7000万部を突破する超メガヒット漫画となっています。

これまでに二度のアニメ化がされており、二作の劇場版作品も制作されています。アイドルグループ『Hey! Say! JUMP』山田涼介主演で2017年に実写映画が公開されたことがきっかけで、漫画・アニメファン以外にも知名度を挙げました。

鋼の錬金術師のあらすじ

父親が家を出て、母親と三人暮らしをしていたエルリック兄弟は幼少期から錬金術の天才的な才能を見せていました。幸せな日々を過ごしていましたが、母親は重い病気を患い兄弟を残し亡くなってしまいました。そして母に会いたい一心で、エルリック兄弟は錬金術の禁忌『人体錬成』を行ってしまいます。しかし、『人体錬成』は失敗に終わり、その代償として兄・エドワードは片足を、弟・アルフォンスは肉体を失ってしまいます。

そして数年後、エドワード・エルリックは史上最年少の国家錬金術師『鋼の錬金術師』として広く名前を知られた存在になっていました。エドは自らの右腕と引き換えに、アルフォンスの魂を鎧に定着させていました。二人は自らの体を取り戻すために、錬金術師の伝説の秘宝『賢者の石』を探す旅を続けました。

お父様は鋼の錬金術師の黒幕

『お父様』は「賢者の石」を求めるエルリック兄弟の前に立ちはだかる錬金術によって生み出された人造人間『ホムンクルス』たちの生みの親であり、『アメストリス建国』や『国家錬金術師制度』などもすべてはお父様の計画を成功させるために作られていました。お父様は最初から最後まで、常に物事を裏から操っている『鋼の錬金術師』のラスボスとなっています。

TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト

鋼の錬金術師のお父様の結末や最後ネタバレ

ここでは『鋼の錬金術師』のラスボス「お父様」の結末や最後についてネタバレ紹介していきましょう。お父様は圧倒的な強さを誇り、何百年も前から「ある目的」を叶えるために長年計画をしてきました。その目的は壮大なものであり、最後にはアメストリスの全国民を巻き込む計画でした。ここからはネタバレ有りなのでご注意ください。

結末や最後ネタバレ①完全体へ

結末や最後ネタバレ①は『完全体へ』です。お父様はアメストリスの国民全員を「賢者の石」に変えて、『神』の力を手に入れます。その姿はエドそっくりであり、ノーモーションで錬成できるなど圧倒的な強さで中央司令部を壊滅させました。

結末や最後ネタバレ②真理へ還る

結末や最後ネタバレ②は『真理へ還る』です。「真理」とは錬金術師の力の源であり、この世界のすべてです。これは抽象的な概念となっており、すべてを説明できる者はいません。「お父様」も真理を手に入れようと画策していました。しかし、最終的に「神」を手放してしまったお父様は「真理」の扉へと還ってしまいました。

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鋼の錬金術師のお父様の正体や目的・人物像や強さ

ここでは『鋼の錬金術師』のお父様の目的とは何だったのか、お父様の正体や人物像、強さなどについて詳しく見ていきましょう。お父様の目的は「鋼の錬金術師」全体のテーマでもあり、人間によって作られた存在による「錬金術とは」「人間とは」という問いを表現しています。

お父様の正体や人物像①作られた理由や目的

お父様の正体や人物像①は『作られた理由や目的とは』です。元々は古代国家クセルクセスにてホーエンハイムの血液を使って、錬金術で『偶然に』生み出された存在です。その製造目的は不明ですが、圧倒的な知識量から国王へ助言する立場にありました。そして国王の目的であった『不老不死』を叶えるという事を口実に、賢者の石を手に入れました。

お父様の正体や人物像②野望

お父様の正体や人物像②は『お父様の野望』です。お父様の当初の野望とは『フラスコ』の中から出ることでした。クセルクセスの人々を犠牲にした後は、『神』を手に入れることを最終目標としてました。『神』とは『世界の真理の扉』の力のことであり、『神』とは何だったのかその詳細については語られていません。

お父様の正体や人物像③性格

お父様の正体や人物像③は『お父様の性格』です。クセルクセス時代はジョークを飛ばす面白い性格でしたが、自らの感情を切り離してからは無感情になり冷酷な性格だけが残りました。ホーエンハイムに『つまらなくなった』と言われており、人間のことを『虫けら』としか思っていません。

お父様の正体や人物像④強さや能力

お父様の正体や人物像④の『お父様の強さや能力とは』です。その強さは圧倒的でアメストリス国内では錬金術を無効化することができ、賢者の石の力を使って『等価交換なし』で錬成することができます。さらにノーモーションで錬成することができ、イズミを持ってして『厄介な能力』と言わしめました。

お父様の正体や人物像⑤ホーエンハイムとの関係

お父様の正体や人物像⑤は『ホーエンハイムとの関係』です。ホーエンハイムの血液をもとに作られたホーエンハイムであるために、入れ物を手に入れた際にはホーエンハイムそっくりの見た目となりました。出会った当初はホーエンハイムに学問を教えたり、名前を与えたりと親友のように何でも話せる友人に近かったですが、賢者の石を手にしたことで関係は悪化してしまいました。

ホーエンハイムはお父様の野望を止めるために生き続け、お父様は最も警戒する人物として常に気にしていました。ホーエンハイムから生まれていながらも、学問の面ではホーエンハイムの師匠の立場でもありました。

お父様の正体や人物像⑥形態の変化

お父様の正体や人物像⑥は『お父様の形態の変化』です。元々はフラスコの中でしか生きることができない影のような存在でした。賢者の石を手に入れた後は、ホーエンハイムとそっくりな皮を手に入れて自由に動けるようになります。

その皮の中では真っ黒な人型の姿を見せていました。終盤には強大な力であり『神』を手に入れてエドそっくりの姿になっており、若々しい青年の姿になりました。最後は『真理の扉』の前では元のフラスコの中にいた姿に戻っていました。

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鋼の錬金術師のお父様に作られたホムンクルス

『鋼の錬金術師』のお父様に作られたホムンクルスを見ていきましょう。そもそも『お父様』という呼び方とはホムンクルスたちから見た呼び方となっています。すべてのホムンクルスはお父様の賢者に石によって作られており、それぞれがお父様の感情を切り離した産物となっています。

ホムンクルス①プライド(傲慢)

ホムンクルス①は『プライド(傲慢)』です。最も早く産み出された『最初のホムンクルス』であり、ホムンクルスの中でも最も高い序列に位置しているホムンクルスのリーダー的な存在です。普段はキング・ブラッドレイの息子『セリム』として生活しており、長い間エドたちを騙していました。ホーエンハイム曰く、お父様の本質に最も近いために最も早く切り離されたらしく、『自尊心』の高さが特徴となっています。

ホムンクルス②ラスト(色欲)

ホムンクルス②は『ラスト(色欲)』です。初期の頃には出番が多かったラストは『最強の矛』を持つ妖艶な女性です。エドを『人柱』として監視しており、時には手助けすることすらありました。しかし、マスタングの前に破れ去っており、初めて人間が殺したホムンクルスとなりました。

ホムンクルス③グリード(強欲)

ホムンクルス③は『グリード(強欲)』です。グリードは二人おり、一人目はエドやアルに『ホムンクルス』の存在を初めて教えた男となっています。グリードは『最強の盾』を持っており、戦闘力もかなり高いホムンクルスです。エドやイズミと交戦後、ラースと遭遇し捕獲されてしまいます。最後はお父様によって『賢者の石』に戻されてお父様の体内に戻ってしまいました。

二人目のグリードはシンの皇子『リンヤオ』の中に「賢者の石」を注入し、産み出されました。「強欲」な性格や硬化能力、口調、再生力は以前のままですが、前のグリードの記憶は受け継いでいません。精神世界ではリンと同時に存在しており、自由に意識の交換が可能となっています。途中で以前のグリードの記憶を取り戻し、ホムンクルス側と決裂して『最後の戦い』でお父様に吸収されてしまいます。

ホムンクルス④エンヴィー(嫉妬)

ホムンクルス④は『エンヴィー(嫉妬)』です。誰にでも姿が変えられるホムンクルスであり、イシュヴァール殲滅戦のきっかけを作った張本人です。真の姿は醜いモンスターであり、グリードからは『ゲテモノエンヴィー』と言われていました。マスタングの親友であるヒューズ中佐を殺したことでも、マスタングの恨みを買ってなぶり殺しにされます。最終的にはエドに理解されたことを苦に『自決』を選びました。

ホムンクルス⑤スロウス(怠惰)

ホムンクルス⑤は『スロウス(怠惰)』です。国土錬成陣を完成させるためにトンネルを掘り続ける『最速のホムンクルス』です。『めんどくせぇ』が口癖となっている『怠惰』な大男で、アームストロング姉弟と交戦しました。最終的にはエルリック兄弟の師匠『イズミ』の協力により、死亡します。ホムンクルスの中でも遅い登場となっており、長い間名前とシルエットのみの登場でした。

ホムンクルス⑥グラトニー(暴食)

ホムンクルス⑥は『グラトニー(暴食)』です。『暴食』の名をもらっている通り、常に空腹を隠さないホムンクルスです。作品初期から登場するホムンクルスの代表格であり、真の姿は何でも吸い込んでしまう『化け物』となっています。これはお父様が『真理の扉』を作ろうとして失敗した産物であり、グラトニー本人の性格すら変えてしまうコントロール不能な能力です。

ホムンクルス⑦ラース(憤怒)

ホムンクルス⑦は『ラース(憤怒)』です。アメストリスのトップ『キング・ブラッドレイ』としても知られており、『最強の目』を持っています。ホムンクルスの中でも唯一人間に賢者の石を注入して作り出されていて、『年を取る』ホムンクルスとなっています。その強さは圧倒的であり、作中最強クラスのマスタング、グリード、スカーをも圧倒する戦闘力を見せています。

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鋼の錬金術師のお父様に関する感想や評価

ここでは国内外に多くのファンを持つ『鋼の錬金術師』のお父様に関するネット上の感想や評価を紹介していきましょう。『鋼の錬金術師』の最大の重要キャラクターと言っても過言ではないお父様については数多くの感想や評価が挙がっています。

お父様、強すぎ

お父様の強さ関する声が数多く挙がっています。初登場時からその強さは大きな話題となっており、ネット上にも『お父様デタラメに強すぎ』という声や『お父様の強さが絶望的すぎる』という声などが挙がっています。

お父様の存在感がすごい

お父様の存在感についても多くの声が集まっています。作中で圧倒的な存在感を見せるお父様はファンの印象にも強く残っており、ネット上には『お父様って言うと、ハガレンしか出てこない』という声や『お父様の存在感がスゴイ』という声が挙がっています。

お父様の憐れな最期に同情の声も

お父様の憐れな最期に同情の声も挙がっています。お父様は『真理の扉』に打ちのめされてしまう精神的な弱さを見せており、ネット上では『お父様だけはやたら可哀想だった』という声や『お父様の最後は憐れだな』という声などが挙がっています。

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鋼の錬金術師のお父様の結末まとめ

今回は人気漫画『鋼の錬金術師』のラスボス的キャラクター『お父様』の目的や最後の結末、産み出したホムンクルスなどをネタバレありで紹介してきました。圧倒的な存在感を見せるお父様は漫画界でもよく知られたキャラクターなので、お父様に注目して『鋼の錬金術師』をお楽しみください。

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