黒田兵衛管理官の正体は公安?ラム?バーボンや赤井秀一との関係をネタバレ考察

『名探偵コナン』に登場する黒田兵衛というキャラクターをご存知ですか?黒田兵衛の正体は、黒の組織の一員と何か関係があるのでしょうか…?黒田兵衛は、警視庁の管理官として登場するようになりました。黒田兵衛は、バーボンの正体を知っているようです。黒の組織のナンバー2であるラムと疑われていた人物ですが、その考察は正解なのでしょうか…?黒田兵衛は、公安の一番上の人物という考察もあるほどです。どちらの説が正しいのか、検証をしていきます。

黒田兵衛管理官の正体は公安?ラム?バーボンや赤井秀一との関係をネタバレ考察のイメージ

目次

  1. 黒田兵衛管理官
  2. 黒田兵衛管理官の正体は公安?
  3. 黒田兵衛管理官がラム?
  4. 黒田兵衛管理官とバーボンの関係
  5. 黒田兵衛管理官と赤井秀一との関係
  6. 黒田兵衛管理官の登場回
  7. 黒田兵衛管理官に関する感想や評価は?
  8. 黒田兵衛管理官の正体まとめ

黒田兵衛管理官

黒田兵衛(くろだひょうえ)とは、『名探偵コナン』に登場する警察関係者になります。一番初めに登場した時は、長野県警・刑事部捜査一課長でした。そして、現在の役職は、警視庁刑事部捜査一課管理官になっている人物です。黒田管理官と呼ばれている人物であり、謎が多く残っている人物です。現在接点がある人物と言えば、安室透(バーボン)です。黒田兵衛管理官の正体について検証をしていきましょう。

黒田兵衛の正体についての考察では、「黒の組織」のナンバー2である「ラム」説と安室透の上司、公安の人間だという説があります。この2つの説についていろいろとご紹介をしていきます。

名探偵コナンの作品情報

『名探偵コナン』は、子供から大人まで幅広い世代に人気を集めている漫画作品です。日本では、名前だけでも聴いたことある人は多いのではないでしょうか?世界中でも知られるようになり、英語表記では、「Detective Conan」となっています。キャラクターの名前も日本と海外とでは、少々違うものになっているのもポイントです。

青山剛昌原作の推理漫画『名探偵コナン』がアニメ化されたのは、1996年です。2019年10月時点では、900話を超えるストーリーが放送されています。原作とアニメオリジナルストーリーを交え永田放送されているのも魅力的だと言えるでしょう。劇場版は、23作品が公開されており、最近のシリーズだと、100億円近い興行収入がある作品になりました。今後も、目が離せない作品となっていくこと間違いなしです。

名探偵コナンの概要

『名探偵コナン』(めいたんていコナン)は、「週刊少年サンデー」にて連載されている漫画作品です。青山剛昌原作の推理漫画であり、毎回のトリックも全て細かく実験をしたりして制作されているのです。『名探偵コナン』の豆知識として1つご紹介します。単行本の話数カウントは「FILE.○○」となっています。扉絵のページにシリーズ第○○話と掲載されており、解決編であれば、解決編であることが表記されています。

そして、『名探偵コナン』には、『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』や安室透を主人公にしている『名探偵コナン ゼロの日常』などのスピンオフ作品が人気です。原作者・原案者などは、本編である『名探偵コナン』を書いている青山剛昌先生ですが、作画は、かんばまゆこさん(犯沢さん)、作画は、新井隆広(ゼロの日常)となっています。どちらも人気の作品ですのでこちらも必見です!

名探偵コナンのあらすじ

工藤新一は、シャーロック・ホームズを敬愛しているごく普通の高校生探偵です。父が推理作家の工藤優作、母は名女優の工藤有希子です。ある日、幼馴染の毛利蘭と遊園地にデートに行き、黒ずくめの男たち2人の怪しい現場を目撃してしまいます。背後から近づいてくるもう一人の人物に気付かず、そのまま襲われてしまった工藤新一は、その男に変な薬を飲まされてしまい、目が覚めると体が縮んでいました。

工藤新一が飲まされた薬は、毒薬「APTX(アポトキシン)4869」というものでした。組織の人物すらも知らなかった薬の作用により子供の身体となってしまった工藤新一は、アガサ博士に助けを求めます。そして正体を隠すことにした工藤新一は、江戸川コナンと名乗り、幼馴染の毛利蘭と蘭の父・毛利小五郎と同居生活を送ることになります。

コナンは、自身の正体が工藤新一であることを蘭に隠しながら生活をしており、帝丹小学校に通っています。ちなみに、コナンが工藤新一だと知っている人物は、アガサ博士・両親・灰原哀・西の高校生探偵・服部平次・赤井秀一(沖矢昴)、世良真純、怪盗キッド(2代目)、ベルモット、本堂瑛祐、宮野明美の11人です。毛利蘭に自身の正体を明かそうとするも実現していないのです。

黒田兵衛のプロフィール

黒田兵衛(くろだ ひょうえ)のプロフィールをご紹介します。誕生日・血液型などは明らかになっていない人物です。年齢は、50歳。アニメ声優は岸野幸正さんです。名前の由来は、戦国時代の武将・黒田官兵衛からきているようです。強面であり、大柄な体格です。長野県警に居た頃は、警視庁からの出向という形をとっていたことも明らかになっています。

過去に大きな事故に遭っていることから、右目は義眼であり、顔にやけどの跡があります。黒田兵衛には、まだまだ謎な部分もあります。今後、黒田兵衛の正体について明らかになることは間違いありませんのでお楽しみに…!といったところでしょう。

黒田兵衛管理官の正体は公安?

さて、ここからはいよいよ黒田兵衛(くろだ ひょうえ)管理官の正体についてご紹介をしていきます。現在、ファンの考察では、「黒の組織のラム説」と「公安説」の二つがあります。ここでは、「公安説」についてご覧いただきます。それでは、見ていきましょう。

長野県警の捜査一課長だった黒田兵衛

黒田兵衛(くろだ ひょうえ)は、長野県警の捜査一課長だったことがあります。これは、初登場回の時の役職でした。長野県警には、大和警部や諸伏警部、由衣刑事がいるところです。初回の登場シーンから威圧的な態度だった黒田兵衛は、一体何者なのでしょうか…?「黒の組織の」ナンバー2である人物が、ラムだと分かり、ラムの正体の1つの情報に「屈強な大柄な男(噂)」や「片方の目が義眼」という情報がありました。

大和警部曰く「どこかの組織大ボスみてーなツラ」をしている人物だということでした。大きな事故をしたことで10年間意識不明だったこともあり、元々は警視庁の人間だったのですが、地方への出向が遅くなっていたという事実も判明しています。「大柄な男説」があるラムの情報と、「片方の目が義眼」であることから、この条件に当てはまっている人物が黒田兵衛(くろだ ひょうえ)だと思われていたようです。

その後警視庁の管理官で登場

黒田兵衛(くろだ ひょうえ)は、多くの謎を残したまま、登場しないことが多くなり、時間を空けて再度登場した時には、長野県警の捜査一課長から役職が変わっていました。「警視庁刑事部捜査一課管理官」という役職になっており、現在は、黒田兵衛管理官と呼ばれています。

「警視庁刑事部捜査一課管理官」となった黒田兵衛は、コナンに対して「よろしく」と握手を求めるシーンもありますが、そのシーンが怖すぎると話題になっています。コナンも一緒にいた灰原も怯えている様子でした。

黒田兵衛は組織臭がしない

黒田兵衛は組織臭がしないという情報もあります。これは、原作にて灰原哀のセリフにありました。もし、黒田兵衛が「黒の組織」の人間でナンバー2である「ラム」だとすると灰原哀の顔を見た時点で、宮野志保(シェリー)が生きていると気づくでしょう。灰原哀のセンサーは、沖矢昴の時にも怪しいと怯えていたのですが、コナン側の人間なので外れていたので、何とも言えないですが…。

こういった点を踏まえると黒田兵衛管理官は、「ラム」の正体ではないと断定できるでしょう。おそらくですが、黒田兵衛の顔にできた傷、義眼については「黒の組織」が関係していると考察できます。まだ明らかになっていませんので今後を楽しみにしておきましょう。

黒田兵衛は裏理事官?

映画『ゼロの執行人』で初めて黒田兵衛が管理官として登場しています。これは映画のネタバレになってしまいますが公安の安室透のことを「バーボン」と口パク(音声なし)で呼んでいたという事実があります。そして、映画では、もう一つ重要なワードがありました。それは、「裏理事官」という言葉です。安室透(降谷零)が風見裕也との会話の中でこんな証言をしていたのです。

「この情報がゼロからだってことは、裏の理事官には伝わっている」と言っていた安室透(降谷零)でした。映画に登場した黒田兵衛管理官は、ほんのわずかなシーンです。大活躍をしたのは、公安の安室透(降谷零)です。この映画では、『裏理事官』という言葉を安室透(降谷零)の口から発言させることに意味があったのかもしれません。映画で黒田兵衛管理官を(公安)裏理事官という事実を匂わせていると考察します。

原作よりも先に、劇場版にて重要な要素をチラリと見せてしまう手法は、実はもう一つあったのです。『異次元の狙撃手』のラストで、沖矢昴が、赤井秀一だと匂わせていたシーンもありました。なので、今回の場合も、単に公安の安室透(降谷零)を活躍させるだけではなく、黒田兵衛管理官の正体は、公安の「裏理事官」であると読者・視聴者に伝えたかったのかもしれません。

諸伏高明と話した内容とは?

黒田兵衛は、諸伏高明警部に直接電話をするのではなく、あえて大和警部を通してから諸伏高明警部に変わっています。ここに違和感を覚えたファンの考察を見ていきましょう。「話したいことがある…」「聞きたいことがある…」と言って諸伏高明警部と話した内容についての予想はこうです。「公安の安室透(降谷零)と会っても知らんぷりをすること」と「弟の敵討ちをしたくはないか…?」と問いかけたのではないでしょうか?

黒田兵衛が、長野県警に出向した理由の一つは、大和ではなく諸伏高明警部がどんな人物かを知るためにわざわざ来たと言う説もあるようです。諸伏高明の弟は、公安の諸伏景光(もろふし ひろみつ)です。「黒の組織」に潜入捜査をしていたスコッチです。こういった点を考えると諸伏高明警部を黒田兵衛の「協力者」とするためのテストだったのかもしれません。

若狭留美を疑う黒田兵衛

黒田兵衛が、若狭留美を疑っている理由は、『若狭留美=浅香』もしくは『若狭留美=ラム』という疑念があるからです。ネットに出ていた記事の一部を見て黒田兵衛が意味深な態度をとっているのです。この記事を見ていた人物は、実はもう一人、脇田兼則です。このニュースのワンシーンから読み取れる情報は、ほとんどありません。なのに何を見て疑っていたのか…?それは『若狭留美』という名前です。

『若狭留美』という名前は、アナグラムになっていることに気付いた黒田兵衛。若狭留美=WACASA RUMIと置き換えて、(Wを逆にしてMにして並べ替える)『IM ASACA RUM』もしくは、『RUM IM ASACA』、『ASAKA IM RUM』と変えることができます。この時点から、黒田兵衛は、『若狭留美』という人物をマークし始めているようです。詳しくは、単行本93巻をご覧ください。

このコマの時点で、黒田兵衛は、『若狭留美』をラムの疑いを持っているので、彼がラムで無いことは証明できるのではないでしょうか?こちらの上記の画像は、羽田浩司が殺害されたときの記事を思い出している様子です。そこに若狭留美もいるということは…?『若狭留美』は何らかの情報を知っているということです。まだまだ、この人たちの展開が読めないところが多くあることが分かります。

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黒田兵衛管理官がラム?

上記では、黒田兵衛管理官を「公安」の人間であると仮定した説明をしてきました。どちらの説も強く残っている現在は、黒田兵衛管理官はまだまだ怪しいと言えるでしょう。ここでは、仮に黒田兵衛管理官がラムだと仮定をしていろいろ考察をしていきましょう。ご覧ください。

ラム候補の3人とは?

単行本95巻にて「黒の組織」のボスの正体が、烏丸蓮耶だということが判明しました。そして、現在の状況でいうと、「黒の組織」のナンバー2であるラムの正体はいまだに明らかになっていません。現在疑われている人物は、「黒田兵衛」・「若狭留美」・「脇田兼則」の3人がラムの候補として名前が挙がっている状況です。

今回は、この3人のうちの1人である「黒田兵衛」に焦点を当てて、ラムであると考察をした場合をご覧いただきます。

バーボンの正体を知っている黒田兵衛

黒田兵衛は、安室透(降谷零)が「バーボン」であることを知っている人物です。「バーボン」は、「黒の組織」の中のコードネームです。この点から見ると、黒田兵衛は、ラムと言ってもおかしくはありません。「ラム」の情報にもあった「大柄な男(噂)で義眼であること」というものに当てはまっているからです。しかし、これだけの情報では、黒田兵衛がラムの正体であると決定!と言うワケにはならないのです。

黒田兵衛を「ラム」にしてしまうと、安室透(降谷零)が「バーボン」であることが当然ラムにバレていることになります。公安警察から潜入捜査をしている人物だと組織のナンバー2に知られている…ということはおかしいのです。「黒の組織」は、すぐに人を始末するのに、安室透(降谷零)が公安の人間だということが「ラム」にバレているのに始末されてないということになります。

ラムが、バーボンを泳がせている理由としては、バーボンの能力を買っているからというのもあるでしょう。または、黒の組織の情報が公安にどこまで知られているのかをチェックしているからとも見られます。バーボンを始末してしまうとラム(黒田兵衛)は、自身にスパイ疑惑がかかってしまうのを恐れて放置している説も考えられるのです。

組織に探りを入れているバーボンの能力を有効活用するために、バーボンが泳がされている仮説が一番強くなります。そして、安室透(降谷零)=バーボンは、黒田兵衛管理官にすら報告できないあることを掴んでいるのには間違いないのです。もし黒田兵衛管理官がラムだとした場合、隠していることがバレると、組織の人間としてすぐに動くことに間違いないでしょう。

黒田兵衛の偽者がラム?

黒田兵衛には、由衣刑事曰く「空白の10年間」があるとのことです。この10年間の間に本物の黒田兵衛とラムがすり替わっているという可能性があると言えます。なので、黒田兵衛は2人いるということになってしまいます。(双子説というわけではなさそうです)

事故に遭った黒田兵衛は、本物ですが、偽物はラム(黒田兵衛)として活動をしている…となると恐ろしいことだといえるでしょう。安室透(降谷零)=バーボンは、偽物と連絡を取っていたことが考えられるのです。 

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黒田兵衛管理官とバーボンの関係

これまで、黒田兵衛管理官が「公安説」と黒田兵衛管理官が「ラム説」どちらも説明をしてきました。ここでは、バーボンとの関係性についてご紹介をしていきます。

バーボンは安室透

「バーボン」の正体は、安室透(降谷零)です。彼は、公安の人間であり、コナン側の人間です。黒の組織を暴くために潜入しているNOCになります。劇場版『純黒の悪夢』でキュラソーが警察に侵入しNOCのリストを入手しようとしていました。黒田兵衛がラムだとすると、警視庁の人間なので簡単にNOCリストを見られるわけなのです。なのでわざわざキュラソーに頼まなくてもよかったということになります。

黒田兵衛に連絡するバーボン

黒田兵衛に連絡をしているとみられるバーボンの様子が、原作でも描かれています。映画でも『ゼロの執行人』で電話をしている様子が描かれていました。メールでのやりとりなどをしている様子も明らかになっています。バーボンに「ぬかるなよ!」と強い口調で言っているため、おそらく公安の人間としての指示ではないかという予想ができます。

黒田兵衛は安室の上司?

黒田兵衛は安室透(降谷零)の上司だと考えていいでしょう。組織に潜入をしている安室透(降谷零)=バーボンに何かを調べさせているのは間違いなさそうです。黒田兵衛の正体は、公安特務である「ゼロ」のボスだと考えていいと断言できます。ほぼ、こちら側の人間だと断定できるのです。

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黒田兵衛管理官と赤井秀一との関係

黒田兵衛管理官と赤井秀一との関係についてご覧いただきましょう。そもそもこの2人に接点があるのか…?というところが注目ポイントです。それではご覧ください。

黒田兵衛管理官と赤井秀一は親子?

まだまだ謎が多い黒田兵衛管理官とFBI捜査官である赤井秀一との関係性について考察をしていきます。黒田兵衛と赤井秀一は、実の親子説が浮上しているのです。

10年の空白と2人の黒田兵衛

黒田兵衛の過去は、空白の10年があると以前説明をしていますが、この空白の過去の間に、髪の毛が白くなって以前とは別人の姿になったということが本編で描かれています。「別人」の姿というこの「別人」という言葉に注目をしている人も多いようです。「本当に黒田兵衛は別人ではないか…?」という説が浮上しているのです。

黒田兵衛は赤井務武の変装?

赤井秀一の父である赤井務武は、死んだ設定になっていますが、原作者の青山剛昌先生は「死んだといわれているキャラクターが実は生きている」という意味深なコメントを発表しました。この死んだと言われているキャラクターこそが、赤井秀一の父である赤井務武だという仮説があるようです。この事実が本当だとすると、安室透(降谷零)は、因縁・赤井秀一の父から指示を受けていたことになります。

赤井務武は、17年前に何らかの理由で「黒の組織」から追いかけられていたことも分かっています。家族を守るために死んだことにしないといけなかった理由があったと推測できるのです。長い間意識不明だった、黒田兵衛は、変装するのにぴったりな人物だったと仮定できるのです。そして、黒田兵衛管理官の口癖「ぬかるなよ」や紅茶党である設定は、赤井務武と同じだと言われています。

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黒田兵衛管理官の登場回

黒田兵衛管理官が、原作・アニメに登場した回についておさらいをしていきましょう。黒田兵衛管理官は、つい最近登場したキャラクターですが、存在感あるキャラクターであり謎が多い人物です。

登場回①県警の黒い闇

黒田兵衛が登場した1回目は、『名探偵コナン』単行本第86巻から第87巻、テレビアニメでは、第810話から第812話「県警の黒い闇」(前編・中編・後編)というタイトルになります。あらすじは、長野県に遊びに行った毛利小五郎たちは、長野県警にいる大和警部たちと会うことになります。そして、長野県警の捜査一課長登場した人物こそが、黒田兵衛です。ここで初登場をしたのです。

ここでは、コナンが、大和警部のことを「ラム」だと疑うシーンなども描かれていましたが、一番「ラム」の特徴がいくつも重なる黒田兵衛が登場すると言う展開でした。黒田兵衛の顔のやけどのことや義眼の理由、更には空白の10年間など気になる証言が目白押しとなった回です。

登場回②ブログ女優の密室事件

黒田兵衛が登場した2回目は、『名探偵コナン』単行本第87巻、テレビアニメでは、第814話から第815話「ブログ女優の密室事件」(前編・後編)いうタイトルになります。あらすじは、ホテルベイカーウエストのケーキバイキングにやってきた少年探偵団たちは、女優の北見沙弥と女優の庄野杏奈に出会います。そして、ある殺人事件に巻き込まれていく…という展開になっています。

このエピソードのラストに登場した黒田兵衛。警視庁捜査一課の管理官として登場する重要な回でもあります。初めて黒田兵衛と灰原哀が対面するという緊張感あふれるシーンが放送されて話題を呼びました。ちなみにこの回では、家政婦の桜子さんも登場します。

登場回③容疑者は熱愛カップル

黒田兵衛が登場した3回目は、『名探偵コナン』単行本第87巻から第88巻、テレビアニメでは第822話「容疑者は熱愛カップル」(前編)というタイトルになります。本人の黒田兵衛が、直接登場すると言うワケではありませんが、コナンと灰原哀の回想シーンで登場します。灰原哀が、黒の組織のナンバー2について語るシーンや、黒田兵衛の印象について語るシーンなど、意外に重要なシーンが隠されている回ということになります。

本ストーリーは、「灰原哀がとても可愛い!」とネットで噂になっていたエピソードでもありますので、気になった方は是非ご覧ください。

登場回④白い手の女

黒田兵衛が登場した4回目は、『名探偵コナン』単行本第92巻、テレビアニメでは第897話「白い手の女」(後編)というタイトルになります。このエピソードは、脇田兼則と若狭留美(先生)が登場している重要な回です。黒田兵衛が、ラムと疑われている中で、更にラム候補である若狭留美と脇田兼則が登場します。黒田兵衛は、若狭留美をラムだと疑っている様子が描かれているのです。

このエピソードは、「黒の組織」であるナンバー2「ラム」を考察するにあたって必須となる重要な回です。若狭留美のかっこいいシーンや怪しいシーンなどが目白押しです。また、「若狭留美」という名前のアナグラムに気付いた人物が2人いることも判明します。それが、黒田兵衛と脇田兼則だと匂わせています。ぜひご覧ください!

登場回⑤燃えるテントの怪

黒田兵衛が登場した5回目は、『名探偵コナン』単行本第93巻、テレビアニメでは第909話から第910話「燃えるテントの怪」(前編・後編)というタイトルになります。ラム疑惑のある、黒田兵衛と若狭留美が、初めて対面をした重要なシーンが描かれています。この2人が「ラム」と疑われている考察をするには、必見のエピソードになります。

若狭留美のラムの疑いは晴れるのでしょうか…?また、黒田兵衛は、本当にラムなのでしょうか…?是非皆さんも考察をしてみてください!

登場回⑥マリアちゃんをさがせ!

黒田兵衛が登場した6回目は、『名探偵コナン』単行本第93巻、テレビアニメでは第941話から第942話「マリアちゃんをさがせ!」(前編・後編)というタイトルになります。帝丹小学校の同級生であるマリアちゃんを探すストーリの中に、実は重要なシーンが隠れています。それは、工藤新一の生存説が突如SNSで拡散されてしまうのです。

そして、一番重要なのは、黒の組織のボスの人物の名前がついに明らかになります。黒の組織のボス=烏丸蓮耶と明らかになり、盛り上がりを見せるのです。黒田兵衛は、工藤新一の生存説をSNSで見たことにより、意味深な笑みを浮かべているシーンで登場します。今後のコナンを考察するうえで重要なエピソードとなっています。

登場回⑦女性警察官連続殺人事件

黒田兵衛が登場した7回目は、『名探偵コナン』単行本第96巻、「女性警察官連続殺人事件」というタイトルになります。コナンの単行本第96巻は、非常に重要なエピソードが収録されていることでも知られています。この巻にすべて収録されているストーリーを是非ご覧ください。黒の組織に関わる重要なエピソードが含まれています。

登場回⑧長野の雪山編

黒田兵衛が登場した8回目は、『名探偵コナン』第1027話から第1031話まで続いた「長野の雪山編」(①から⑤)というタイトルになります。こちらでは、重要なエピソードが収録されています。まず安室透と脇田兼則も登場するので重要度が高くなってくるのです。そして舞台は、長野県。長野県と言えば、大和警部らがいるのです。重要な「時は金なり」という言葉も登場しますので皆さん推理をしてみてください。

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黒田兵衛管理官に関する感想や評価は?

『名探偵コナン』の考察の一つに、今回お届けしたラムの考察がありますが、黒田兵衛と赤井秀一の父親である赤井務武はやはり同一人物だと思っている人も多いようです。この2人のキャラクターの顔をよく見てみると、左側にある目元の下のクマのようなものが一致しているとのことです。わざと似せているのか、読者に気付かせるための罠なのか…。面白い展開となってきているようです。

黒田兵衛管理官と若狭留美(先生)は、右目が見えていないのです。脇田兼則は、左目が見えていないということで、脇田兼則のみが敵で、黒田兵衛と若狭留美に関しては、こちら側の人間なのかな…?という考察もできるようです。実際に、脇田兼則は、ラムと断定する記事も多くあるようですので今後の展開も注目が集まること間違いなしでしょう。

若狭留美(先生)と黒田兵衛が、初対面をしたときに起きた事件ですが、あゆみちゃんが犯人に捕まった時に若狭留美が助けたところに注目が集まっています。若狭留美のかっこいい助け方も話題となりました。敵ではないと信じたい…という声も相次いでいます。

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黒田兵衛管理官の正体まとめ

黒田兵衛管理官の正体について「(黒の組織の)ラム説」と「公安説」の2パターンで考察をしてきました。いかがでしたか…?映画で「バーボン」と呼んだシーンもありましたので、黒の組織側…?と思われましたが、深く読み解いてくと「公安説」がしっくりきます。今の現状としては、誰が敵か、味方か分かっていない人が多いので手探り状態だと言えます。だからみんなが怪しく見えて不思議ではないのです。

黒田兵衛管理官の空白の10年に何があったのか…?まだ現状として明らかになっていませんが、今後明らかになることは間違いなしです。「バーボン」との関係なども分かってくるでしょう。今後も黒田兵衛管理官について目が離せません。

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