【名探偵コナン】安室透の車の車種・値段は？ナンバーの由来や車内に乗せた人は？

『名探偵コナン』の原作者である青山剛昌は車に詳しいようで、その影響もあってか作中ではさまざまなかっこいい車が登場します。その中でも、安室透が乗る車が大人気。トミカのモデルとして安室透の車種が販売されており、さらに完売するお店も相次いで発生したほど。ここでは、名探偵コナンの作品情報をはじめ、安室透のプロフィール、安室透の愛車までを紹介していきます。

『名探偵コナン』は青山剛昌の推理小説を原作としたアニメ作品となっており、1996年1月8日よりトムス・エンタテインメントと読売テレビの製作で日本テレビ・読売テレビ系列にて放送開始されました。日本系列において、全国同時ネット放送としては最長寿作品です。

放送当初は1話完結が通例だったのですが、現在は2話構成の「全編」「後編」と3話連続の「事件編」「疑惑編」「推理編」「解決編」など、各回において全く別のタイトルをつけることもあります。

安室透はトリプルフェイスといわれ、いくつかの呼び名が登場しています。公安警察としての「安室透」、黒の組織の一員としての「バーボン」、本名が「降谷零」。年齢は29歳なので、多方面で大活躍をしているキャラクターだといえるでしょう。では、トリプルフェイスとしての顔を具体的に紹介していきます。

安室透の初登場は漫画75巻・アニメ第667話『ウエディングイブ』です。この回では結婚式パーティーのレストランのウエイターとして登場しており、探偵として活動していました。レストランで事件が起こったのですが、自身は探偵として浮気調査をしていたと説明しています。この事件のあとは毛利小五郎の弟子入りをして、毛利小五郎事務所の下にある喫茶店でアルバイトを始めました。

安室透は黒の組織『バーボン』としての顔も持っています。探偵として初登場を果たした安室透ですが、漫画78巻・アニメ　701話『漆黒の特急』にて黒の組織の一員であることが分かり、コードネームは『バーボン』となっていました。安室透は秘密裏に行動するタイプなので、ジンからは良い印象を持たれてはいないようです。赤井を組織に引き渡して功績を挙げようとしますが、実はこれも公安警察の任務のためでした。

安室透は公安警察『降谷雫』としての顔もあります。警察庁警備局警備企画課に所属しており、黒の組織には公安警察として潜入していたのです。ただ、公安警察での役職や階級は分かっていません。大勢の部下に指示を出しているシーンから見ると、命令を下せる立場にいることが分かります。安室透の部下は風見裕也という部下がいて、映画『名探偵コナン ゼロの執行人』と『名探偵純黒の悪夢』で登場しています。

映画『ゼロの執行人』で大活躍をした安室透でしたが、彼の車と運転テクニックが話題になっています。ここでは、気になる安室透の車の車種や値段・ナンバーの由来、安室透の車をモデルにしたトミカ、トミカの販売店までを紹介していきます。

安室透の愛車は映画『名探偵コナン ゼロの執行人』で登場しました。その車種が『マツダ アンフィニRX-7』。この車種はマツダから出たスポーツカーとなっていますが、2002年8月に生産が終了しようです。生産が終了した今もなお、ファンの間ではかっこいいフォルムで親しまれており、”セブン”といった愛称で親しまれている車種です。

安室透がこの車に乗っているのにはさまざまな憶測が飛び交っていますが、青山剛昌の遊び心から、機動戦士ガンダムのアムロ・レイが乗っていた”RX-78-2ガンダム”が関係しているようです。

安室透の車『RX-7』の値段は中古価格で100~700万円ほどするようです。この車種は300馬力、1600ccと高性能エンジンを搭載しているので、生産が終了した今も以前から人気が衰えていないことが値段からうかがえます。決して安いとは言えない値段ですが、この値段であっても気にすることなく壊してしまう安室透。清々しくカッコいいキャラクターです。

ちなみに、2019年にはこの車種の後継にあたる『RX-9』が発売すると言われており、値段が800~1000万円ではないか？と予想されているので、今後こちらの車種にも注目です。

安室透が乗る車のナンバーは『新宿330と73-10』。このナンバーの由来には、安室透の声優を務める古谷徹の誕生日が「7月31日」だからだと言われており、ナンバー『7310』となったのは、この誕生日から最後に公安のゼロを足しているからだそうです。このような細かい設定にもこだわる青山剛昌の作品と、声優に対する想いがひしひしと伝わる内容です。

安室透モデルとして『トミカ』からRX-7が発売されましたが、こちらはナンバープレートまで実現されています。アニメイトではプラモデルの発売も決定され、数々のトミカ販売店では完売続出のモデルのようなので、大人気のモデルだということがうかがえます。また、トミカ以外に”降谷のハンコ”も品薄や品切れが相次いでいるようです。

というのも、降谷のハンコで書類に印を押すと、降谷零にハンコを押されたような気分になるからだと言われています。値段は1,000~2,000円ほどなので、この機会にチェックしてみてください。

トミカでは完売続出だということから、入手困難であることが予想されます。そこで、トミカ以外の販売店を調べたところ、トミカの販売店以外にもAmazonや楽天、メルカリなどのフリマアプリでも販売されてのが分かりました。値段が3000~6000円くらいの値段となっているので、気になるかたは是非チェックしてみてください。

安室透のRX-7は『頭文字D』にも登場しています。カラーリングが異なりますが、やはり高橋啓介RX-7仕様としてフォルムが魅力的な車種となっています。

次に安室透のRX-7は『湾岸ミッドナイト』にも登場しています。安室透に登場した時から作中ではかなりの頻度と多様なアングルで描写されるようになったようで、マニア以外にも注目された車種だといわれています。

実は安室透の車種は警視庁刑事部捜査一課の佐藤刑事と同じ『RX-7』です。車のカラーは赤色なので、女性に似合う車となっています。

安室透の車の登場回として人気なのが『ゼロの執行人』。そのほかにも漫画・アニメで登場した回があり、さまざまなドライビングテクニックを披露しています。登場回を紹介していますので、安室透のドライビングテクニックを見てぜひ満喫してください。

安室透の車の漫画の登場回は全部で5つ。まず初登場回では漫画74巻・アニメ671~674話の『探偵たちの予想曲』、2つ目に漫画78巻・アニメ704話の『謎解きをするバーボン』、3つ目に漫画80巻・アニメ722~723話の『甘く冷たい宅急便』、4つ目に漫画80巻・アニメ734話の『ジョディの追憶とお花見の罠』、5つ目に漫画83~84巻・アニメ779~783話の『紺色シリーズ』と続けて登場しています。

安室透の車が活躍する劇場版は2018年に公開された『ゼロの執行人』。ゼロの執行人では、安室透がメインキャラクターとして登場しており、安室透が不可解な行動を起こし、コナンの前に立ちはだかる展開となっています。またゼロの執行人以外にも2016年に公開された映画『純黒の悪夢』でも安室透のドライブテクニックが披露されているので、要チェックです。

安室透の助手席に乗せた人はこれまでの作品の中で4人いました。その4人は次のとおりです！

• コナン
• 蘭
• ベルモット
• 事件の容疑者

続いて後部座席に乗せた人は助手席と同じ「コナン」「蘭」がいました！最後に「毛利小五郎」が後部座席のみにのっているので、作中では要チェック。

安室透以外の登場人物の車もかっこいいといわれており、皆思い思いの車に乗っています。その愛車のナンバーがキャラや担当声優に関する数字が含まれているので、知れば面白いかもしれません。ここでは、さまざまな登場人物の車のナンバーや車の詳細を紹介していきます。

1つ目のかっこいい車は阿笠博士の『ビートル(フォルクスワーゲン)』。カラーはイエロー、ナンバーが「新宿500ひ・164」となっています。フォルクスワーゲンの自動車で、初代モデルのフォルクスワーゲン・タイプ1から、2代目モデルのフォルクスワーゲン・ニュービートル、3代目モデルのフォルクスワーゲン・ザ・ビートルといった過程で誕生しました。中でも、ザ・ビートルの値段は新車価格で239~397万円となっています。

2つ目のかっこいい車は工藤有紀子の『ジャガー・Eタイプ』。ナンバーの詳細は「yuki 910」です。この車種はイギリスの高級車メーカージャガーにより発売され、1961年~1975年の間に発売されていました。工藤有紀子が乗るEタイプまでは、CタイプやDタイプのレースでの活躍によって徐々にスポーティーな印象を強め、その印象を活用するために繋がりを示す「Eタイプ」という名称を用いたとされています。

3つ目のかっこいい車は妃英理の『ローバー(ミニ・クーパー)』。こちらはカラーとナンバーが不明です。1994年以降にドイツのBMWがかつて存在した自動車メーカーであるランドローバーと同時にローバーを傘下とし、傘下となった旧ローバーの技術者を活用して誕生しています。BMWのミニが誕生したことで、初代ミニは「BMWミニ」や「クラシックミニ」、「ローバーミニ」とも呼ばれるようになりました。値段は247万円～となっています。

4つ目のかっこいい車は目暮警部の『プリウス NHW20(トヨタ)』。こちらもカラーやナンバーは不明です。トヨタ自動車が1997年から製造・販売を開始しており、量産ハイブリット専用車として世界初の自動車となっています。初代の車種が「NHW10/11」で、目暮警部が乗っているNHW20は2代目にあたります。続いて3代目の「ZVW30」、4代目の「ZVW50」となっており、値段はグレードのEXで190万円ほどとなっています。

5つ目のかっこいい車は佐藤美和子の『RX-7(マツダ)』。カラーは赤、ナンバーが「新宿300ゆ901」となっています。この車種は安室透と同じで、マツダが開発・販売していたスポーツカーです。実は、安室透と同じ『マツダ・アンフィニRX-7』は三代目にあたる車種で、その前は『マツダ・サバンナRX-7』が販売されていました。

6つ目のかっこいい車は高木渉の『スカイライン(日産)』。カラーはシルバー、ナンバーが「新宿33た・725」となっています。日産自動車とプリンス自動車工業が製造・販売している乗用車です。歴史は古く、初代SI型/S2型が1957～1963年までに販売されたあと、2代目、三代目と続き、2014年に13代目の『V37型』が販売されています。車名は「山並みと青空を区切る綾線」に由来、値段はグレードGT Type SPで600万円ほどです。

7つ目のかっこいい車は白鳥任三郎の『SX 4.1・5E(スズキ)』。ナンバーが「新宿330に3026」となっています。世代モデルにセダンも設定されており、スズキが製造・販売するクロスオーバーSUVです。運動性能を重視したハッチバックタイプのコンパクトカーでありつつも、「スポーツ・クロスオーバー」と称しているとおり、日本ではなじみのなかったコンパクトクロスオーバーSUVの嚆矢ともいえるモデルとなっています。

8つ目のかっこいい車は千葉和伸の『フィアット500』。ナンバーが「新宿501ち・626」となっています。イタリアの自動車製造会社フィアットが製造・販売していた自動車です。2007年に販売された3代目の『500Type 312』までに、1936年に初代『500』、1957～1977年に『NUOVA 500』の販売へと続いています。値段は新車価格で184～277万円ほどです。

つ目のかっこいい車は赤井秀一の『シボレーC/K⇒マスタングGT500』。シボレーのナンバーは「新宿800た1202」、マスタングのナンバーが「新宿330た1202」となっています。作中では、赤井の愛車シボレーD/Kが爆発してしまったことで、それ以降はマスタングGT500の赤で登場しています。それぞれの値段では中古価格となってしまいますが、シボレーD/Kは110～200万円、マスタングが300～2000万円と型によって値段が変動するようです。

10個目のかっこいい車はジェイムズ・ブラックの『メルセデスベンツ・CLKカブリオレ』。ナンバーは「新宿330さ8023」となっています。この車種はドイツの自動車メーカーダイムラーがメルセデス・ベンツとしてかつて展開していたカブリオレタイプの乗用車となります。1998年に『CLK320　AMG(880万)』、そして『CLK320　カブリオレ(750万円)』が販売されました。

11個目のかっこいい車はジョディ・スターリングの『プジョー670』。ナンバーは「新宿300み・823」となっています。世界最古の量産自動車メーカーと言われる、フランスの自動車メーカープジョーが製造・販売しています。19世紀から1980年代まで製造しており、これまで自動車ロードレース「ツール・ド・フランス」の総合優勝者の使用機材として通算10回使用されています。

12個目のかっこいい車はジンの『ポルシェ 356A』。ナンバーが「新宿500み4368」となっています。ドイツの自動車メーカーであるポルシェが製造・販売したスポーツカーです。そして、製造名に「ポルシェ」の名を冠した初の自動車でもあります。「356」の数字はポルシェ社内の開発コードから来たもので、第二次世界大戦後に開発が着手された小型スポーツカーです。

13個目のかっこいい車はベルモットの『ハーレーダビッドソン VRSC』。カラーやナンバーは不明です。アメリカのオートバイ製造会社ハーレーダビッドソンのオートバイシリーズで、「空冷VツインOHVエンジン」というイメージを覆し、初の「水冷DOHCエンジン」を搭載したものとして登場しました。VRSCシリーズは全7機種、VRSCA、VRSCB、VRSCD、VRSCR、VRSCDX、VRSCF、VRSCAWで、値段が中古車で150～200万円でした。

14個目のかっこいい車は沖矢昴の『360(スバル)』。ナンバーは「新宿88す2080」となっています。スバルが開発・販売している自動車です。航空機技術を応用した超軽量構造を採用した結果、史上初めて大人4人の乗車を実現しました。また、当時の水準を超える走行性能も実現したといわれています。値段は比較的に安く、さらに十分な実用性を備えているため、1960年代の日本では一般大衆に広く歓迎されたようです。

『ゼロの執行人』で登場した安室透でしたが、彼が車を運転する姿がかっこよかったと言われています。ゼロの執行人では運転テクニックを多いに活かしていました。普通に運転したら原型がなくなる(ボッコボコに大破)するはずだともいわれており、この感想から安室透の運転テクニックの凄さがうかがえます。

こちらの感想も『ゼロの執行人』で活躍する安室透がカッコいいと言われています。ゼロの執行人で運転している姿に影響を受け、ギアチェンジを駆使してドリフト走行がしてみたくなったようです。

こちらの感想は安室透のトミカに関する感想です。やはり、安室透のトミカは大人気で、定価の2倍近くでようやく手に入れたとの声が挙がっています。トミカを現地まで買いに行けないということで、多少の出費は仕方ないともいわれているので、トミカを手に入れた満足感は大きいことがうかがえます。

安室透の車について紹介してきましたが、いかがでしたか？登場人物の愛車はどれもかっこいいものでしたが、その中でも安室透の車はトミカからモデルにされ、さらに完売に至るお店も相次いだほど、大人気であることがうかがえます。

やはり、『ゼロの執行人』でのドライビングテクニックも影響してのことでしょうか。映画に限らず、漫画・アニメでも登場する回がありますので、ぜひそちらもチェックして安室透の車とドライビングテクニックを満喫してください。