【ハンターハンター】アルカとナニカの能力とお願いのルールを考察!名言や名シーンも

ハンターハンターに登場するアルカとナニカという人物をご存知ですか?アルカとナニカの能力はキルアのお願いを聞くというものだと言われています。今回は、そんなアルカとナニカの能力についてルールを含めて考察していきます。ネタバレを含むアルカとナニカの能力やお願いのルールを参考にして、ハンターハンターを再度見直してみてください。特に作中では説明がされていながらも難しい説明がされているアルカとナニカの能力なので詳しく解説します。

【ハンターハンター】アルカとナニカの能力とお願いのルールを考察!名言や名シーンものイメージ

目次

  1. アルカとナニカとは?
  2. アルカとナニカの能力とお願いのルールを考察
  3. アルカとナニカの名言
  4. アルカとナニカの名シーン
  5. アルカとナニカとキルアの関係をネタバレ
  6. アルカとナニカに関する感想や評価は?
  7. アルカとナニカの能力とお願いのルールまとめ

アルカとナニカとは?

ハンターハンターに登場するアルカとナニカについて紹介、解説していきます。アルカとナニカを知るために重要なのはハンターハンターという作品を知る必要があります。まずはハンターハンターの作品情報について紹介していきましょう。

ハンターハンターの作品情報

ハンターハンターは非常に人気が高い漫画です。ここでは、主な概要からその簡単なあらすじ、作者について紹介していきます。まずはハンターハンターの概要について見ていきましょう。ネタバレも含むあらすじも紹介します。

ハンターハンターの概要

ハンターハンターは、冨樫義博が書いている漫画で、1990年代から週刊少年ジャンプで掲載されています。ジャンプ黄金期を支えた漫画の1つであり、長期の休載が多いのにも関わらずファンが多いという特徴があります。すぐに休載される漫画として有名であり、最長の休載は2年2ヶ月で最近では単行本1巻分のみ連載をしてしばらく休載をします。次の連載開始時に前回連載分の単行本を販売するという方式をしています。

物語の大まかな概要としては、主人公のゴンは父親の仕事がハンターであることを知り、父親を探すために自分もハンターになる決意をします。ハンター試験で出会ったキルア、クラピカ、レオリオと共に難しいハンター試験に挑んだり様々な冒険に挑戦するというストーリーになっています。

ハンターハンターのあらすじ

ハンターハンターの最初はハンター試験編です。主人公のゴンがジンと会うためにまずはジンの職業であるハンターになるためにハンター試験に挑むことになるのです。そこで出会ったのが後に様々な冒険で仲間になってくれるキルア、クラピカ、レオリオです。様々な課題をクリアしてゴンは見事ハンターとなります。

そこで、最強最悪の敵であるヒソカとも出会います。ゴンは試験期間中にプレーヤー同士でプレートを奪い合うという試験で、ヒソカからプレートを奪うことに成功します。しかし、その直後ゴンは敵の攻撃で動けなくなってしまうのです。ゴンを動けなくした敵はヒソカのプレートとゴンのプレートを奪って逃げますが、すぐにヒソカに殺されてヒソカがゴンの前に戻ってきて自分のプレートをゴンに渡すのです。

身動きできない毒をくらったゴンですが、無理やり立ち上がりヒソカのプレートをヒソカに返すのです。「借りなんてまっぴらごめんだ」と言うゴンをヒソカは殴り、今見たいにヒソカの顔を殴ることができたらそのプレートを受け取ろうとヒソカが伝えてその場を去っています。その後、ゴン、クラピカ、レオリオはハンター試験に合格をします。

一方のキルアは、兄であるイルミに操られてしまい反則をしたことが原因で失格してしまいます。その後、キルアは自分の家に一人で戻ります。それを知ったゴンはクラピカ、レオリオと共にキルアを助けに行くため、世界一の殺し屋一族、ゾルディック家へと向かうのでした。ここからゾルディック家編が始まります。

ゾディアック家編では、キルアを取り戻そうとするゴン、クラピカ、レオリオの前に執事たちが立ちはだかります。執事たちとのゲームに勝利したゴンの元にキルアが親から解放されてやって来ます。その後、一同は解散し、ゴンとキルアは自分のお金と修行を兼ねて天空闘技場へ挑戦します。ある程度の階層まで進むと、ゴンとキルアの前にヒソカが立ちはだかります。

「これ以上は先に進ませない」そう言ってヒソカはゴンとキルアを先には行かせませんでした。ここでハンターハンターにおける重要なポイント『念能力』が登場します。ゴンとキルアは見事念能力を習得することに成功し、天空闘技場で敵として現れた3人を撃退しました。それを見たヒソカがゴンといつでも戦えると伝えています。いよいよゴンとヒソカの戦いが始まります。まだまだ粗削りなゴンの戦いに楽しむヒソカが優勢です。

何とかゴンがヒソカのことを殴り飛ばします。二人は歩み寄ってゴンがヒソカにハンター試験の時のプレートを渡すシーンがあります。その後、幾多の戦闘を繰り返しますが、審判の判定によってヒソカの勝ちとなります。ヒソカはゴンに対して、次はルール無用の場所で戦闘を使用と提案をし、ヒソカ、ゴン、キルアは天空闘技場を後にしました。

その後、別れたクラピカとレオリオと再会する約束をした日にちに約束した場所に行きますがクラピカとは連絡が取れない状況になっています。実はクラピカは仲間の形見を幻影旅団から取り戻すためにとあるマフィア組織に潜入しているのです。そこでセンリツ、バショウというハンターと知り合います。ヒソカは幻影旅団のメンバーなのですが、旅団の団長と戦うために潜入しているだけであり、クラピカに旅団の情報を流す役を担います。

一方のゴンとキルアとレオリオはまず、ジンが作ったと言われるグリードアイランドと呼ばれるゲームについて調べます。するとそのゲームがオークションで出品されることを知るのですが、オークションの品は全て旅団に盗まれてしまいます。この事で旅団に懸賞金が付けられ、ゴンとキルアは旅団を追うことにします。

一方のクラピカは旅団メンバーの一人であるウボォーギンを捉えることに成功します。結果としてクラピカはウボォーギンを倒しますが旅団の怒りを買うことになります。クラピカの念能力が『鎖』であることも判明してしまいます。これ以降、旅団はクラピカのことを『鎖野郎』と呼びます。

一方のゴンとキルアはグリードアイランドがかなり高いことを知り、少しでもお金を稼ぐために懸賞金のついた旅団を追うことにしますが、ノブナガ、マチ、フィンクス、パクノダに捕まります。相手の記憶を読み取ることができるパクノダの能力で鎖野郎に関する情報を聞かれますが、この時はまだクラピカと連絡を取れていないので二人は解放されます。

しかし、旅団の話から鎖野郎がクラピカであることをキルアは連想してしまいました。次にパクノダの能力で聞かれた場合にはキルアはすぐにクラピカだと連想してしまうと危惧します。逃げ出したゴン、キルアはレオリオと合流し、クラピカと落ち合います。そこで、パクノダの能力の危険性をクラピカに伝え、今の内にパクノダを倒す作戦を考えます。

しかしながらクラピカの無謀な追跡によってゴンとキルアが捕まってしまいます。その直後、クラピカは団長を捕まえることに成功し、団長とゴン、キルアの人質交換をします。パクノダはクラピカによって自分の情報を漏らさないという条件の鎖を心臓に刺されます。これを破るということはパクノダの死を意味します。

無事に誰も殺さずに人質交換を済ませたクラピカとパクノダは、そのまま自分たちの元に還ります。パクノダはもうこれ以上旅団が死ぬのを望んでおらず、クラピカの鎖があることを承知の上で、自分の記憶全てをフェイタン、フランクリン、フィンクスなどに伝えて死んでいきます。ゴンたちは何とか手に入れたグリードアイランドからジンの情報を得ようとするのです。ここからグリードアイランド編が始まります。

ゴンたちが手に入れたグリードアイランドは、ジンが作ったゲームでした。ただし、ただのゲームではなく念能力を使ったゲームです。念能力によって実際のゲームの世界に入って、そのゲームをクリアするという内容です。中に入ったゴンとキルアはそこで更なる念能力の強敵、ゲンスルーに会いました。ゲンスルーと戦うため、同じくゲーム内にいたビスケに更なる修行を付けてもらうことにしたのでした。

修行を終えたゴンとキルアは何とか強敵のゲンスルーをクリアして、グリードアイランドを史上初クリアした人物になりました。クリアの報酬として、ゲーム内のアイテムを持って帰れるというものによってゴンとキルアは一緒にいる人と好きな人物の元まで連れていってくれるアイテムを入手し、二人でジンの元へ飛ぶようにアイテムを使います。

しかし、さすがはゲーム制作者のジンです。このアイテムを使った場合には、ジンの元ではなくカイトの元へ行くように設定していました。その結果、ゴンとキルアはジンの元ではなくカイトの元へと行きます。かつてのゴンの恩人であるカイトはキメラアントという危険生物を駆除している最中でした。その手伝いをすることにします。

しかしその駆除の途中でカイトはゴンとキルアを助けるために自分を犠牲にします。自分のせいでカイトが死んだと思ったゴンは、自分を責めます。そんな中でゴンとキルアはハンター協会会長であり最強の人間であるネテロとその付き人のモウラとノヴに出会います。更に、ナックルとシュート、パームとも出会い新たな仲間と共にキメラアント討伐をします。

カイトを倒したキメラアントは、キメラアントの王の護衛軍の3人の内の一人であり、ピトーという名です。他の2人はプフとユピーという名前です。作戦は、ネテロが王と戦い護衛軍の3人をモウラノヴ組と、ナックルシュート組と、ゴンキルア組で倒すことです。倒せなくてもネテロとの戦いから引き離せれば上出来と言う作戦です。

しかし、王はコムギというなんの取柄もない人間と遊戯の最中でした。その間にネテロから襲撃をされ、コムギに重傷を負わせてしまうのでした。王は最初は人間を殺して有能な人間と無能な人間とを選別するようにしますが、しかしコムギと出会い『強さ』が何なのかを実感していき、次第にコムギにひかれていくのです。王は遊戯で一度もコムギに勝てず、コムギが唯一王の意見を変えられる人物となりつつありました。

そんな中、ネテロと王が戦います。プフはコムギが不安材料であることを感じつつあります。ネテロの命と引き換えの毒入り爆弾は、確実に王の体を蝕みます。爆弾の衝撃で王の記憶が無くなり、これを期にプフはコムギを抹殺しようとします。しかし、王のコムギへの強い想いは記憶喪失になっても消えることはなく、最後にはコムギのことを思い出し、コムギと再び遊戯をする道を選びます。

王の体内の毒は周りの人に移ります。そのせいでプフとユピーは力尽きます。ピトーはゴンに倒されます。王は何とかコムギを探し出し、コムギに自分の毒のことを伝えますが、コムギは受け入れてくれます。「世はこのために産まれてきたのか」と、初めて自分の生きた意味を実感し、コムギと王は二人で手を繋ぎながら死んでいくのでした。

さて、世界ではキメラアントの脅威はなくなりましたがハンター協会の会長が不在となり、あらゆるハンターによる選挙が行われるようになりました。一方のゴンは、全てを出し切った念能力でピトーを倒し、瀕死の状態でした。キルアは絶対に助け出すと言い、アルカとナニカに会いに行きました。

ここに来てやっと登場するアルカとナニカはキルアの弟だとキルアの兄は言っています。同時に、このままだとキルアもゴンも死ぬことになるから手伝って欲しいとヒソカにお願いします。ここからは、選挙編とナニカ、アルカ編が同時に進行します。アルカとナニカの能力は、簡単に言えばキルアのお願いを何でも叶える能力です。

これは非常に危険でありながらも、自分のコントロール下で操れば画期的な能力であるとイルミ(キルアの兄)は気づき、執拗にキルアとアルカ、ナニカを狙います。無事にアルカとナニカを守ったキルアはゴンの元へとたどり着き、ゴンの体を戻して欲しいとお願いをします。ナニカの能力でゴンの体を元通りに戻すことに成功します。その後、ゴンとキルアは選挙の会場へと足を運び、ジンと合流します。

今までずっと一緒にいたゴンとキルアでしたが、ここで別々の道を歩むことを決意します。そして物語の舞台はいよいよ暗黒大陸へと移るのです。暗黒大陸では5大厄災と呼ばれる未知のものが待ち受けている代わりに、莫大な土地や資産を手に入れられる可能性がある場所です。今まではパンドラの箱として誰もその地に足を踏み入れなかったのですが、ここに来てある王国が暗黒大陸進出を宣言したのです。

新部隊、暗黒大陸に向かう人物の中には、ジンやクラピカレオリオの他にも幻影旅団がいたり、まさに目が離せません。この時期に団長とヒソカが戦いヒソカが負けますが、死後の念によって復活しています。ヒソカは本格的に旅団狩りをし、クラピカは最後の緋の目を探すため、それぞれの思惑を胸中に暗黒大陸編がスタートしたのです。

ハンターハンターの作者

ハンターハンターの作者は冨樫義博です。主な代表作は、幽遊白書やレベルEなどがあり、いずれもアニメ化までされている大ヒット作品です。奥さんはセーラームーンで知られる竹内直子です。個性的な作品が多く、特にハンターハンターにおいては伏線が多いだけではなく、物語の時系列に違和感や矛盾がないという優れた点があります。

冨樫義博の本人の性格が元々細かく設定を決めることが好きな性格であり、複雑な展開であるはずのハンターハンターの作中においても、作品の中では絶対に触れられない部分まで、各主要キャラが『この時期はこれをしていた』というようなことや『このキャラはここにいる』という詳細な設定を作っています。そのため、作中で久しぶりに登場したキャラに対して違和感や矛盾がないのです。

また、本人が言うには特に設定を作っているわけではなく、その場の勘で登場人物を殺すことがあるようです。例えば、ヒソカとクロロとの戦闘が終わった後、ヒソカは復活してマチを殺さずにコルトピとシャルナークを殺しています。これについて冨樫義博は「ヒソカは本当はマチを殺したがっていたが僕が却下した」と語っています。

非常に考え方がユニークな人物が作者なため、個性的なキャラクターがたくさん登場します。また、登場する念能力もユニークな念能力が多いのも作品の魅力の1つです。

アルカとナニカのプロフィール

ハンターハンターのネタバレを含むあらすじを紹介してきました。次は、ハンターハンターに登場するアルカとナニカについて紹介していきます。こちらも多少のネタバレが含まれます。アルカとナニカは同一人物であり、普段は巫女のような恰好をしているキルアの弟もしくは妹です。キルアのことが非常に大好きでキルアは作中で「ナニカはオレに褒められたくてやっているだけ」と話している通り、キルアのための能力であることが考察できます。

アルカの性格に関しては、気遣いができて献身的で無邪気で自分を犠牲にして他人を救うような性格であることがわかります。アルカの年齢に関しては、カルトとキルアの間であることから11歳であることが推測されます。

アルカとナニカの性別

アルカとナニカに関するネタバレについて紹介する中で重要な点が、アルカとナニカの性別についてです。イルミはアルカとナニカのことを弟と話していますが、キルアは可愛い妹と言っており、その性別が男なのか女なのか不明である点が強いです。しかしファンの中の考察では、アルカが女でナニカが男であるという説が今のところ有効なようです。

また、ナニカはアルカに憑りついたガス生命体であることが判明しています。ガス生命体は、暗黒大陸の5大厄災の1つであり、欲望の共依存と比喩されるものです。なぜ暗黒大陸のガス生命体がアルカに憑りついているのかは不明です。また、公式の発表でナニカは男であることが判明しましたが、なぜキルアが妹と呼んでいるのかはまだ不明なままです。

『HUNTER×HUNTER』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

アルカとナニカの能力とお願いのルールを考察

ハンターハンターをネタバレ考察する2つ目は、アルカとナニカの能力とお願いのルールを考察していきます。非常に強力な能力を有するアルカとナニカですが、その能力にはいくつかのルールがあります。そのルールについて以下3つの観点から考察していきます。

願いを叶える特殊能力

アルカとナニカの能力は願いを叶える能力です。叶えられる願いに限度は恐らくないと作中で語られています。しかし、願いを叶えてもらった後は、その対価を払わなければならないというルールが存在します。その対価を払うのは、願いを叶えてもらった人物ではなく、別の人物なのでキルアやイルミは尻拭いと呼んでいます。

お願いとおねだりのルール

それでは、アルカとナニカの能力のネタバレを考察していきます。まず、アルカとナニカにはお願いを叶える能力があることを紹介しました。そして、その対価を払う方法が、アルカのおねだりを3つ聞くというものです。具体的には、アルカのおねだりを3つ聞くと、ナニカに何か1つお願いができるというものです。また、アルカがおねだりをする人物はランダムであり、一度一人の人におねだりをしたら他の人におねだりをすることはありません。

あるかのおねだりを4回断ったりおねだりが聞けなかった場合は、本人とその最愛の人が死にます。また、前回のお願いが巨大でおねだりも巨大なものであった場合、死ぬ人数は2人とは限らず、他にもおねだりを失敗した人物と長時間一緒にいた人が順番に死にます。基本的におねだりとお願いは等価交換なので、失敗したおねだりに見合うだけの人数が死ぬことになります。

このルールを知っていたイルミは、キルアがアルカにゴンの体を治してほしいとお願いをし、その尻拭いを自分ですると考えました。その時のアルカのおねだりは恐らくキルアでは叶えられるものではなく、4回失敗するだろうと予測します。すると、キルア本人とキルアの最愛の人が死にます。また、ゴンの体を治すほどのお願いはその代償が計り知れないとも予測します。

恐らく、自分もヒソカも他の人物も死ぬだろうと予測し、ヒソカに協力を依頼したのです。アルカのおねだりにはまだルールが存在します。例えば、アルカが名前を知らない人にはおねだりはされないルールであったり、おねだりが失敗すると、次のおねだりの難易度は最も優しいものに変わるルールがあります。

キルアだけだ知っていたルール

アルカとナニカの能力についてネタバレ考察してきましたが、実はキルアにしか知らないルールが存在します。それは、お願いではなく命令ならばおねだり無しに何度でも際限なくできるというもので、このルールはキルアにしか当てはまりません。つまり、アルカに命令できるのはキルアのみということです。

他にもキルアだけが知っていたルールとしては、実はお願いもおねだりもアルカではなくナニカがしているということや、叶えるお願いが1つであれば条件付きで複数のお願いができるというルールがあります。例えば〇〇ならばこうして、△△ならばこうしてというようなお願いが可能です。ナニカは治すことは非常に苦手で触れていないと治せず、終わった後は疲れて眠ってしまうというルールも存在します。

ただし、何かを治した時だけアルカのおねだりが残酷なものにならないというルールがあり、キルアはこのことを「ナニカは誰よりも優しい。呪われているのはお願いする方だ」とイルミに言っています。結果的にこのことでゴンを治しても危害がないことを知り、アルカとナニカ、キルアはゴンの元へと向かうことができたのです。

また、アルカとナニカのネタバレにおいて大きなポイントになるのが、こちらもキルアしか知らないルールなのですが、キルアを「お兄ちゃん」と呼ぶのはアルカで、「キルア」と呼ぶのはナニカだということです。このルールによって見た目には同じでも今出てきているのがアルカなのかナニカなのかを判断することができます。

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アルカとナニカの名言

お次は、ハンターハンターのネタバレの中でも、アルカとナニカの名言についてネタバレを含みながら紹介をしていきます。ファンも多い名言は必見です。

名言①「お兄ちゃん 死んで」

アルカとナニカの名言の1つ目は、「お兄ちゃん死んで」です。イルミの想像の中でのセリフだと思われる名言ですが、アルカが登場した真っ先の言葉です。イルミがヒソカにアルカとナニカの能力について説明をする時に全員が死ぬと言い、ヒソカがそれは困ると言った後のシーンなので、イルミの想像である可能性が高いです。ちなみにそのアルカのお願いにキルアはいいよと答えています。こちらもイルミの想像だと推測されます。

また、別の考察では、『死ぬ真似をしてほしい』という意味である可能性もあります。その理由はこの後にアルカがバンと鉄砲を撃つ真似をしてキルアは死んだふりをした後にばあと生き返っているからです。その後のしりとりとナデナデでおねだり3つを成功しているので、おねだりの1つである可能性も高いです。

名言②「キルア スキ…」

アルカとナニカの名言の2つ目は、「キルア…スキ。キルア、スキ。キルア、スキー」です。ゴンの体を元に戻った後にイルミに迫られたキルアはナニカの能力でイルミを遠く離れた家まで飛ばす命令を出します。その後、ナニカはキルアに褒めてほしくて「ナデナデしてー」と言いますが、キルアは、ナニカにもう出てきてはいけないと泣きながら命令を出します。

ナニカに何度も好きと言われるキルアですが、何度もキルアはもう出てくるなと言い、最後にはナニカが泣きながらキルアの言うことを聞きます。キルアはこうすることで、誰もナニカにお願いすることができなくなり、アルカが自由になれると考えたのです。

名言③「脳ミソちょーだい」

アルカとナニカの名言の3つ目は、「じゃーカスガー脳ミソちょーだい」です。ゾルディック家がアルカとナニカの能力をしっかりと把握するために犠牲にした執事の一人がカスガです。恋愛が禁止である執事が恋愛をしたことを理由に、アルカのおねだりをクリアしたら恋人もカスガも見逃すとするイルミの計画によってアルカは最初にカスガに肝臓をおねだりしています。

この時のアルカのおねだりは、その前のお願いである『億万長者にしてほしい』の対価であり、非常に難易度が高いです。カスガに肝臓をおねだりした後は十二指腸、背骨、そして最後に脳ミソをおねだりします。結果としてカスガと恋人の他にわかっているだけで60人以上が死んだとイルミがヒソカに話しています。

名言④「小指の爪ちょうだい」

アルカとナニカの名言の4つ目は、「ツボネー小指の爪ちょうだい」です。アルカとナニカをゴンの元へ連れていく最中に、監視役としてついてきたツボネという執事にタイミングよくナニカのおねだりがされたのです。ツボネは「はいいいですよー」と言って自分の小指の爪をナニカに渡します。その後姿をくらますことで、ナニカのおねだりもナニカへのお願いも誰にもできない状況になったのです。

名言⑤「ねームーナこれ食べてー」

アルカとナニカの名言の5つ目は、「ねームーナこれ食べてー」です。これ食べてと言いながら幼い頃のナニカは毒キノコを差し出しています。アルカとナニカを上手にコントロールしていたキルアの兄のミルキが、ムーナに断るように促しています。

ミルキが「俺の代わりにこいつ殺して」というお願いの対価のおねだりをこのムーナが知らずの内に引き受けてしまうことになったのです。結果として、ムーナは4回ナニカのおねだりを断りイルミが把握した限りで13人が死んでいます。

名言⑥「別の何処からか来た闇(なにか)だ」

アルカとナニカの名言の6つ目は、「あれは別の何処からか来た闇(なにか)だ」です。このセリフはアルカでもナニカでもなく、キルアの父親であるシルバのセリフです。かなりの実力者でありながら、得体の知れないものであるように感じており、その言葉だけで、シルバですら制御ができないことを物語っています。

名言⑦「ちぇ~~だ!せっかく…」

アルカとナニカの名言の6つ目は、「ちぇ~~だ! せっかくお兄ちゃんといるのになっ!」です。無事ゴンの元にたどり着いたキルアとアルカは、キルアにゴンを元に戻してほしいと頼まれたアルカが「ナニカに代わるのね」と寂しそうに言った後にこのセリフを言っています。それだけアルカはキルアと一緒にいたいと思っているようです。

名言⑧「いいの!!うれしい!!」

アルカとナニカの名言の8つ目は、「いいの!!うれしい!!」です。久しぶりのアルカとの再会にキルアはずっと一人にしてごめんなと謝ります。その言葉に対してアルカは笑顔で「いいの!!うれしい!!」と応え、「あーお兄ちゃんのニオイだー」と抱き付きます。非常に仲良しの兄妹であることが見てわかります。

名言⑨「えへへへへへへへ…」

アルカとナニカの名言の9つ目は、「えへへへへへへへ。笑いが止まんないくらい嬉しい」です。キルアがアルカに「もしも世界中でアルカのこと大好きなのがお兄ちゃんだけだったら…悲しいか?」という問いに対するアルカの答えです。キルアはその答えを聞いてアルカを抱きしめながら「他のやつのことなんて考えるな」と言っています。

名言⑩「あははははは 相変わらず…」

アルカとナニカの名言の10個目は、「あははははは 相変わらず上手ー!!」です。アルカに死んでとおねだりをされ、死ぬふりをするキルアに対してアルカが喜びながら言うシーンです。あるかのお気に入りのキルアの手品のようなものであると推測されます。

名言⑪「お兄ちゃんナデナデしてー」

アルカとナニカの名言の11個目は、「お兄ちゃんナデナデしてー」です。アルカと久しぶりに再会したキルアへの3つ目のおねだりです。ミルキのパソコンが欲しいというお願いに対する対価のおねだりが『死んでとしりとりしようとナデナデして』でした。

名言⑫「ナニカに謝って!謝るの!!」

アルカとナニカの名言の12個目は、「ナニカに謝って!謝るの!!」です。ナニカにお前はもう出てくるなと命令をした後に、アルカが怒ったシーンです。「アルカに優しいお兄ちゃんはナニカにも優しくなきゃだめ」と怒っています。キルアにもう出てくるな言われたナニカはうずくまって泣いているから謝れとアルカに怒られ、キルアはナニカに謝るのです。

名言⑬「お兄ちゃん…怒ってる?」

アルカとナニカの名言の13個目は、「お兄ちゃん…怒ってる?」です。ツボネにおねだりをした後にキルアが一人で色々と考え事をしているキルアに対してアルカが不安に思って聞いた言葉です。キルア以外の人におねだりをして怒っていると感じたのだと推測されます。

名言⑭「ナニカをいじめるお兄ちゃんなんか…」

アルカとナニカの名言の14個目は、「ナニカをいじめるお兄ちゃんなんかっ大キライ」です。アルカを守ってくれるならナニカも守らなきゃダメとアルカがキルアに怒っています。前述したナニカに謝ってというセリフの次のシーンです。アルカに嫌いと言われてキルアは目が覚めてナニカに謝るのです。

名言⑮「しばらくの間ひとり占めしたら…」

アルカとナニカの名言の15個目は、「しばらくの間ひとり占めしたらお兄ちゃん解放しますから。また遊んであげて下さいね」です。ゴンとキルアが別れる時にアルカがゴンに言ったセリフです。このアルカの遊んであげてくださいに対してはキルアが、遊んであげているのはオレの方だからと言っています。非常に気がきくことがこのシーンだけでわかります。

名言⑯「あそこまで登ってー」

アルカとナニカの名言の16個目は、「あそこまで登ってー」です。ミツバという執事がアルカのおねだりを知らずに聞いているシーンのセリフです。このことがきっかけで、アルカとナニカの能力が父親や母親にバレ、全容が把握できるまでアルカは地下に幽閉されることになったのです。

名言⑰「キルア――――!…」

アルカとナニカの名言の17個目は、「キルア――――いいコいいコしてー」です。何かを治す能力をした後にキルアに褒めてほしくてナニカがおねだりをしているのです。キルアの言葉から、ナニカは褒められたくてしていることが判明しています。このいいコいいコは褒めてほしい感情の現れだととれます。

名言⑱「いない方がみんな仲良くできる?」

アルカとナニカの名言の18個目は、「いない方がみんな仲良くできる?」です。イルミから逃げるためにアルカを抱っこしたまま超スピードで逃げたキルアに対して、アルカが自分は邪魔か?と問うシーンです。「あたしジャマ?いない方がみんな仲良くできる?」と聞いています。このみんなとはキルアの家族のことです。

名言⑲「あーまだあったのに」

アルカとナニカの名言の19個目は、「あーまだあったのに」です。ツボネにおねだりをしたすぐにツボネは姿をくらまします。そのツボネを見ながらナニカが言ったセリフです。おねだりは3つなのであと2つあるという意味です。

名言⑳「えーそれもダメなの?」

アルカとナニカの名言の20個目は、「えーそれもダメなの?」です。カスガにおねだりをしているシーンで十二指腸を欲しがり、それをカスガが断ります。それに対してナニカが言ったセリフです。カスガは他の遊びを提案しますがアルカは背骨を要求して、次に脳ミソを要求するのでした。

名言㉑「お兄ちゃんをイジメちゃダメよう!」

アルカとナニカの名言の21個目は、「お兄ちゃんをイジメちゃダメよう!」です。ナニカがツボネにおねだりする前に、ツボネがキルアに怒るシーンがあります。そんなキルアを守るようにアルカがツボネの前に立ちはだかって言ったセリフです。ツボネは「ごめんなさいアルカちゃまはお優しいわねー」と笑っているシーンがあります。

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アルカとナニカの名シーン

名シーン①ナニカの登場シーン

アルカとナニカの名シーンの1つ目は、ナニカの登場シーンです。初めてナニカが登場したシーンは、ミツバが知らず知らずのうちにアルカのおねだりを聞いていたらナニカに変わってしまったシーンです。慌てるミツバでしたがキルアが高い高いしてとお願いをしてアルカに戻しています。

名シーン②ナニカの涙

アルカとナニカの名シーンの2つ目は、ナニカの涙です。ナニカにもう出てくるなと言ったキルアはアルカに怒られてしまい、再びアルカを呼び出して、「もう他の人のお願いなんて聞くな」と言います。こんなダメなお兄ちゃんでも許してくれるか?と泣きながら問うキルアに対してアルカが「キルアスキ」と泣きながら答えています。

名シーン③アルカのキス

アルカとナニカの名シーンの3つ目は、アルカのキスです。アルカに対して無事に山を降りれたらキスをしろとお願いをしたキルアですが、無事に山を降りることができたので、アルカからキスをされています。条件付きで2択を迫るお願いもできることがここで判明します。山を降りれなかったら母親を殺し、降りれたらキスをするという選択をアルカに迫ったのです。

名シーン④人形にされたアルカ

アルカとナニカの名シーンの4つ目は、人形にされたアルカです。キルアの命令ならばリスクなしでどんなものでも言うことを聞いてくれることが分かったイルミは、キルアの人格を殺してでも完全に操ることで、自分の制御下でアルカを操れることを構想します。結果的にキルアを操ることはしませんでしたが、今だにイルミはアルカを狙っている可能性があります。

名シーン⑤ゴンを治すナニカ

アルカとナニカの名シーンの5つ目は、ゴンを治すナニカです。ゴンを治す時に「て、て」と言ってゴンの手を出すようにキルアに言います。治療するシーンは描かれていませんがゴンの細くてボロボロになった手をキルアがナニカに触らせ、ゴンを治してくれとお願いされるとゴンは一瞬にして元の姿に戻りました。

名シーン⑥ナニカをゴンに紹介

アルカとナニカの名シーンの6つ目は、ナニカをゴンに紹介です。アルカとキルアとゴンの3人で街中を歩いて観光を楽しんでいましたが、キルアがゴンを救ってくれたのがアルカであることを伝えます。そしてナニカを呼びます。そこでキルアがナニカの能力について説明をしています。キルア曰くキルアのお願いを何でも叶えてくれる能力だそうです。

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アルカとナニカとキルアの関係をネタバレ

アルカの能力を知っていたキルア

アルカとナニカとキルアの関係をネタバレの1つ目は、アルカの能力を知っていたキルアです。キルアはアルカの能力を知っており、そのルールについても把握しています。最初はアルカからナニカに代わった時に戸惑っていたことが判明しているので、その後で本人から能力について知ったのだと考察できます。

キルアが大好きなナニカ

アルカとナニカとキルアの関係をネタバレの2つ目は、キルアが大好きなナニカです。キルアも言っているように、ナニカはキルアに褒めてほしいだけのためにお願いを叶えています。それほどキルアのことが大好きであることがわかります。

アルカに命令できるキルア

アルカとナニカとキルアの関係をネタバレの3つ目は、アルカに命令できるキルアです。アルカへの命令はおねだりのリスクもなく、何度でも行うことが可能です。しかし、この命令できるのはキルアのみであり、キルアとアルカの関係がそれだけ深いということが推測されます。キルアに褒められたいからキルアの命令を聞いていると考えられます。

お互いに必要な存在

アルカとナニカとキルアの関係をネタバレの4つ目は、お互いに必要な存在であるということです。キルアはアルカもナニカも一生かけて守ると心に決めています。アルカもナニカもキルアのことが大好きであり、キルアもアルカやナニカがいるから自分が自分でいられることを自覚しており、お互いにお互いが必要な存在であることが伺えます。

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アルカとナニカに関する感想や評価は?

アルカやナニカに関する評価や感想やネタバレの1つ目は、アルカが可愛いという評価です。ハンターハンターに登場する女性キャラクターはどのキャラクターも可愛いという特徴があります。そんな中でもアルカは特に可愛いと高評価の意見が多いです。

アルカやナニカに関する評価や感想やネタバレの2つ目は、ナニカは能力が最強だという評価です。確かにどんなお願いも全て叶えてくれる能力は最強です。しかし、戦闘力はほぼ0だとイルミが言っている通り本人だけでは戦う能力はありません。しかし使いこなせばその能力は間違いなく最強です。

アルカやナニカに関する評価や感想やネタバレの3つ目は、名言が多いということです。特にアルカ、ナニカ編ではキルアの名言も数多く存在します。ナニカは誰よりも優しいよというセリフなど、アルカやナニカに対して優しいセリフが数多く存在します。

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アルカとナニカの能力とお願いのルールまとめ

いかがでしたか?ハンターハンターのネタバレを紹介しながらアルカとナニカの能力とお願いのルールについて紹介、解説してきました。今回のネタバレ記事を参考にしてハンターハンターを読み返してみてください。

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