【ワンピース】赤髪のシャンクスの正体を考察!天竜人?政府のスパイ疑惑を検証

ワンピース初期から登場しながらその正体がどんどん謎に包まれたものになっているのが赤髪のシャンクスです。謎めいた行動が多く、天竜人説や政府とのスパイ説など実に多くの考察が行われ、さらには何気なく明かされていないシャンクスの本名など、ルフィの恩人でありながら非常に多くの謎めいたキャラクターになっています。今回はシャンクスの正体を探る様々な考察をまとめて紹介していきます。

【ワンピース】赤髪のシャンクスの正体を考察!天竜人?政府のスパイ疑惑を検証のイメージ

目次

  1. ワンピースのシャンクスとは?
  2. シャンクスの正体を考察
  3. シャンクスの本名を考察
  4. シャンクスの強さ
  5. シャンクスの名言集
  6. シャンクスの担当声優
  7. シャンクスに対する感想や評価
  8. シャンクスの正体まとめ

ワンピースのシャンクスとは?

シャンクスは赤髪海賊団の船長

シャンクスは赤髪海賊団の船長として、原作初期から登場しているキャラクターです。赤髪の通り名のように濃い赤い髪が特徴的でワンピースの中で初めて明確に登場した海賊でもあります。

ルフィとシャンクス

シャンクスはワンピースの主人公ルフィにとって憧れの海賊であり、同時に命の恩人でもあります。ゴムゴムの実を食べてしまいカナヅチになったルフィは、山賊とモメて海に投げ出されてしまいます。溺れた上に海王類に襲われそうになった所を助けてくれたのがシャンクスです。その後シャンクスはルフィに麦わら帽子を預けて出航してしまいますが、その後もルフィの1人の目標として立ちはだかっています。

ルフィはその後、数々の冒険を繰り広げていますが出身地であるイーストブルーを越えてグランドラインに入った後もシャンクスと再会する事はなく2019年現在、グランドライン後半の海と言われる新世界まで突き進んでいます。シャンクスはその新世界に君臨する4人の皇帝、四皇の1人として君臨している事が明らかになっています。ただシャンクスはルフィの活躍については新聞などで知っており時折その反応なども描かれています。

マリンフォード頂上戦争

長く本編に本格的に登場していなかったシャンクスの凄みが現れたのが白ひげ海賊団と海軍によるマリンフォード頂上戦争です。元々は白ひげと海軍による正面衝突でしたが、そこにルフィら、インベルダウン組、さらに黒ひげが現れて混沌とした戦場に現れたのがシャンクス率いる赤髪海賊団でした。しかも赤髪海賊団はマリンフォード頂上戦争に介入しようとしたカイドウを止めてからの到着でした。

この時、赤髪海賊団はほとんど戦闘はしておらず、既にエース、船長の白ひげを失っていた白ひげ海賊団、さらには海軍を引かせマリンフォード頂上戦争を集結させるのでした。余談ですがこの戦場にはルフィもいますがこの時のルフィはエースを失ったショックで気を失っており、シャンクスも会うのは今じゃないとルフィが目を覚ます前に去っているので2人の再会は持ち越しとなっています。

ロジャー海賊団の元見習い船員

そんなシャンクスの過去で1つ判明している事があります。それが少年時代、海賊王となったロジャー海賊団に見習い船員として同乗していた事が明らかになっているのです。大海賊時代のきっかけとなったゴール・D・ロジャー船長の処刑後、1から赤髪海賊団を結成し、現在の地位にまで辿り着いています。ロジャーが処刑されたのがワンピースの物語開始の24年前なのでそれから作り上げた事になります。

その後加わった仲間については詳しくは不明ですが、最初に声をかけたのが副船長となるベン・ベックマンであり、ルフィと同じく旗揚げする時には文字通り1人での立ち上げとなっています。ただシャンクスは同じくロジャー海賊団で見習いをしていたバギーを誘って断られたという経緯があります。

シャンクスの左目の傷

麦わら帽子をルフィに託したシャンクスの赤髪以外のもう1つの特徴となっているのが左目の3本傷です。この傷については初めて登場した際には言及されていませんでしたが後にその傷が元白ひげの部下で白ひげを殺した後、四皇の座に駆け上がった黒ひげにつけられたものだという事が明らかになっています。時期などは言及されていませんが海賊旗にも3本傷が入っている事から察するに赤髪海賊団を結成する前であったと思われます。

シャンクスが所属していたロジャー海賊団と黒ひげの在籍した白ひげ海賊団は度々衝突していた事も明らかにされているので、それぞれに戦闘員として衝突していたと考えるのは難しくありません。ただシャンクスと黒ひげの四皇同士になっても続く因縁はこの頃からのものであり、その証となっているのが左目の傷です。

ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)

シャンクスの正体を考察

シャンクスの正体①天竜人

謎に秘められたシャンクスの正体ですがその候補の1つと言われているのが天竜人です。天竜人とは現在の世界政府を作る時に立ち上がった20人の王の末裔であり、基本的にはマリージョアに住んでいます。そんな天竜人出身だとシャンクスが言われているのはマリージョアで行われるレヴェリーの裏で現世界政府の最高決定機関である五老星に会う事が出来る為です。

五老星サイドもシャンクスの事を君と呼び、以前からなんらかの関係を築いていた事は間違いありません。またこの時、五老星の1人が「立場上君は政治に関わるべきではないぞ」と言及しています。この立場というのはおそらくは海賊の事であり、同時に海賊でなければ関わるべきと取る事もできます。元々の立場が天竜人だとすればこのセリフが伏線になるのは間違いないでしょう。

海賊をしている理由

天竜人出身であるシャンクスが海賊をしている理由としてあげられるのは他の四皇が世界政府を直接狙う事を防ぐ為、抑止力となる為ではないかと考えられています。現に海軍は四皇の1人である白ひげ海賊団と戦うだけで手一杯であり、もしシャンクスがカイドウと衝突せずカイドウがあの場に来ていたらもっと泥沼の戦争になっていたのは間違いないでしょう。

また四皇以外にも世界で暗躍する革命軍の存在もあります。海賊らの目的は基本的にラフテルですが、革命軍は打倒世界政府、打倒天竜人を掲げて明確に世界政府に反抗している組織です。こういった外敵から正面とぶつかって戦う為の海軍を始めとした世界政府総軍とは別に、裏から色々動きやすい存在として海賊をしているのではないかと考えられています。

シャンクスの正体②政府のスパイ

その他にシャンクスの正体と言われているのが天竜人とまではいかないまでも政府のスパイとして海賊をやっているのではないかという説です。仮に天竜人出身じゃないにしても四皇であるシャンクスが五老星に直接雇われるようなスパイだとすれば現在のシャンクスの立場を考えれば当然知る人間は最小限にし、秘密裏に会う事になるのは間違いありません。

上記のセリフについても天竜人ではないにしても五老星程ではないにしても元々政府の高官という立場であっても理屈は通ります。いずれにしてもマリージョアにて海賊であるシャンクスが世界政府のトップである五老星に会えるという事実だけでスパイを疑われてもおかしくないのです。余談ですがシャンクスはこの時五老星に対して敬語を使い五老星も対等な対応をしている事もスパイ疑惑を加速させる要素です。

頂上決戦を止めに来た理由

シャンクスがスパイを疑われる理由になっているもう1つの要素がマリンフォード頂上戦争です。シャンクスはこの時横槍を入れようとするカイドウを止め、さらには直接戦場に現れて戦争を止めています。仮にも四皇の一角であるシャンクスがわざわざ敵対しているはずの白ひげ海賊団や海軍の戦争を止めるというのもおかしな話です。シャンクスには何か目的があったはずで政府からの命令を受けていたのではないかとも考えられます。

またこの時、海軍側のトップであるセンゴクとシャンクスの奇妙な会話もシャンクスのスパイ説を裏付ける要素の1つになっています。仮にも海軍のトップが四皇とはいえ海賊のシャンクスの言う事を聞いて戦争を辞める判断をする、しかもそれを自分の責任にして行うなんて事がありえるでしょうか?その後のセンゴクも解任ではなく辞任という形になっている事からもこのセンゴクの判断を世界政府は許したと考えられます。

白ひげへの忠告

さらにマリンフォード頂上戦争の前、シャンクスは白ひげの元にまで会いに行き、黒ひげを追うエースを止めるようにと忠告しています。エースと面識こそあるでしょうし仮にルフィとの繋がりを両者が知っているにしてもこの行動も不可解です。しかしそれもシャンクスが政府のスパイであり、エースが黒ひげに負けて海軍と白ひげ海賊団が衝突する事を避ける為と考えれば説明がつきます。

CP0に所属している?

仮にシャンクスが政府側の人間である場合、元天竜人という例を除けば所属はこれまで登場している組織としてはやはりCP0が妥当と言えます。天竜人直属の諜報機関であり諜報機関の中でも別格扱いのCP0であれば五老星と会う事も説明が出来ますし、実際にビッグマムのお茶会にはCP0所属のステューシーが潜入していた例もあります。またCP9が長らくウォーターセブンに潜入していた事を考えても長期任務は十分にありえます。

ワンピースではこれまでにも、王女の立場を偽ってバロック・ワークスに潜入していたビビ、ビビに随行したイガラム、ドフラミンゴファミリーの最高幹部から0から海軍に潜入したヴェルゴの例や逆に天竜人から外界に降り、センゴク肝いりで海兵となった後にドフラミンゴファミリーに潜入したロシナンテのように立場を偽って敵組織に潜り込んでいた例が登場している事を考えればシャンクスが立場を偽っていてもおかしくありません。

シャンクスの正体③双子

シャンクスが天竜人やスパイ説を疑われるようになったのは上記でも触れた五老星との会談がきっかけですがこの会談に1つ問題があります。この会談ではシャンクスの顔がはっきり描かれたのは1コマだけでそれも右側から見た横顔だけなのです。つまりシャンクスの赤髪と並ぶ特徴である左目の傷が敢えて全く見えないように描かれているのです。その事から浮上したのがシャンクスが双子である説です。

海賊をしているシャンクスはシャンクスで存在し、別に五老星と会談した偽シャンクスが存在しているという説です。読者のミスリードを誘う為でもありますが、四皇のシャンクスと同じ容姿をしているだけで相手が構えるのは間違いありません。相手によってはそのまま強引に話を進める事も出来ます。ただその容姿は他人が似せただけという次元ではないので双子なのではないかと考えられているのです。

シャンクスの正体④イムの身内

上記の説、特に天竜人説に合わせて考えられているのがシャンクスの正体は五老星からも特別扱いを受ける謎の存在、イムの身内ではないかと考える考察もあります。イムの正体も不明ですが空の玉座に座れる唯一の存在でもあり真の支配者だとも言えます。現状イムについては分かっている事はシャンクス以上に少ないですがそんな両者を紐付ける要素が登場し身内説が考察される事になっています。

イムとシャンクスの身内説の根拠となっているのはイムが持つ剣とシャンクスの持つ剣が同型だからというだけですが、わざわざ同型にするにはこれまでのワンピースや作者の尾田栄一郎先生の進め方からして何か意味があるのではと考察されています。

シャンクスの正体⑤敵、悪者

上記の正体はあくまでもワンピースの世界の中におけるシャンクスの立場の正体ですが、ルフィを主人公に物語を進めるワンピースという物語で見た時にシャンクスはどういう立ち回りになるのでしょうか?今後のワンピースの展開考察とも言えますがその考察の中ではシャンクスは本当は悪者で何かの目的の為に暗躍しているのではないかとする考察もあります。

ただこれまで描写されているワンピースの描写を見る限り、シャンクスがあれらの行動の裏で悪行を行っている、或いはその準備をしているとは思えません。仮にその場合、1巻でわざわざ自分の身体を犠牲にしてまでルフィを助けた事の説明から難しくなります。これまでのワンピースの展開から考えてシャンクスが悪者であるというのは無理がありますが、悪者ではない=敵にはならないではないです。

シャンクスの正体⑥ラフテルの番人

悪者ではないシャンクスとルフィが敵対する例として考えられているのがシャンクス率いる赤髪海賊団がラフテルに至る道に番人のように立ちふさがるのではないかという考察です。シャンクスはロジャー海賊団の一員としてラフテルに辿り着いています。その時知り得た情報を守る番人として上記らの行動をしているのではないかとも考えられるのです。

海軍やカイドウらを止める程の戦力を持ちながら一向にラフテルに行こうともしない理由にもなります。ただシャンクスは当時ロジャー海賊団の見習い船員、いわば下っ端でした。ロジャー海賊団に同行した光月おでんの従者として同行したイヌアラシとネコマムシはラフテルに行ってないという事を考えるとシャンクスも何らかの理由でラフテルに行ってないというパターンも十分に考えられます。

シャンクスの正体⑦ラスボス

現在ワンピースに登場しているキャラクターの中で、ラスボスとなり得る存在は既に明確に敵対していてその戦力的特徴も合致する黒ひげ海賊団、そしてシャンクスを含めて謎が多すぎる赤髪海賊団の2つです。仮に赤髪海賊団が立ちはだかるとなればルフィが戦うのは間違いなくシャンクスになるでしょう。謎が多い故にシャンクスの正体はワンピースにおけるラスボスであり、ワンピースはラスボスを最初から登場させていた事になります。

ルフィはシャンクスに対して、ただ再会したい、麦わら帽子を返したいという思い出はなく、四皇にシャンクスが含まれる事を知った上で、「四皇は全部俺が倒す」と宣言しています。ラスボスになるという点では現状黒ひげ海賊団の方が相応しいと言えますが、仮にシャンクスが世界政府側の人間であれば麦わらの一味(麦わら大船団)vs赤髪海賊団+世界政府というバトルが行われるのかもしれません。

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シャンクスの本名を考察

本名はロックス・D・シャンクス?

ワンピースではルフィを始め多くのキャラクターがフルネームで描かれています。特に重要なキャラクターの場合は如実ですがシャンクスは本名もまた不明のまま物語が進行しています。そこで本名の考察として行われており、その中でも有名になっているのがロックス・D・シャンクスです。ロックスとはロジャーの前の世代に活躍した海賊ロックス海賊団の船長の名前でシャンクスはその息子なのではないかという説です。

シャンクスはロックスの子供ではない?

このロックス・D・シャンクスという名前を押す説は名前の繋がりから予想されたものなのですが否定的な考察も多いです。まず何より本名の形が違うにしてもシャンクスがロックスの子供である場合、上記で紹介した天竜人説やスパイ説と整合性が取りにくくなります。天竜人の一族であるロックス、シャンクスの家系が代々海賊として天竜人や世界政府を守ってきたというのはありえなくはありませんがこれまでに伏線は全くないです。

作者の尾田栄一郎先生はワンピースの中で数々の伏線を仕込んでおり、それは重要な事実であればある程綿密になります。シャンクスの本名にこれまで触れてないにも関わらず、安易にロックスと繋げるのは些か強引と言わざるを得ません。ただシャンクスの本名がワンピースの物語において重要な意味を持ち、同時にシャンクスの立ち位置を決める要素になるのは間違いありません。

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シャンクスの強さ

シャンクスは強力な覇気の使い手

シャンクスの有名なシーンの1つと言えるのが海に飛び込んでルフィを助け、左腕を失ったシーンです。このシーンは海王類を威圧だけで追い返したと思われていましたが後にワンピースの世界では覇気が存在する事が発覚、白ひげ海賊団でも幹部以外は気をしっかり持つように警告される程強力な覇気の使い手です。推察ではありますがルフィを助けた時のシャンクスは覇王色の覇気を使用したのではないかと考えられています。

またシャンクスはマリンフォード頂上戦争にてサカヅキのマグマグの実の力をまとった拳を愛刀グリフォンの剣で受け止めています。ロギア系であるマグマグの実の力を受け止めるのだから当然覇気もまとっているはずです。海王類を追い返し、屈強な白ひげ海賊団ですら一般船員は耐えられない程の覇気を放つ事ができ、サカヅキも止められると考えるとシャンクスは覇気だけでも相当の強さを持っていると言えます。

シャンクスの懸賞金

シャンクスの懸賞金に関しては考察が見事に別れています。1つは四皇クラスの実力と立場、黒ひげが23億ベリー、5番目の皇帝と言われるようになったルフィが15億と考えて15億から23億の間という説です。間としたのはもう1つの考察にも直結しており単純な懸賞金だけはシャンクスはかなり低いのではないかという説です。

ワンピースにおける懸賞金の額は強さの指標ではなく影響力の指標であり世界政府に対しての脅威度です。確かにシャンクスの影響力は高いですが、世界政府に対して驚異度合いで言えば間違いなく黒ひげの方が上でしょう。或いは15億となったルフィよりも低いのではないかとも考察されています。

ただ懸賞金は当然世界中に発表されるもので四皇であるシャンクスが他の四皇に比べて極端に低いのは考えられないです。上記で紹介したスパイ説などを考えても低すぎてその繋がりを疑われないように敢えて木を隠すなら森の中という考え方的に四皇クラスの懸賞金がかけられているとする考察もあり詳細は不明です。

シャンクスは悪魔の実の能力者?

正体や本名と同様にシャンクスについては悪魔の実の能力者であるかどうかも判明していません。作中で描かれている戦闘シーンはいずれも一撃程度で全力での戦いはなくその一撃程度は主に愛刀グリフォンの剣によって行われています。また四皇の海賊団の特徴なども合わさりシャンクスは非能力者説がある一方で、四皇にもなる海賊のトップが能力者でないはありえないのではないかとも考えられています。

愛刀のグリフォンはトリトリの実?

シャンクス自身が悪魔の実の能力者ではない場合にも愛刀であるグリフォンの剣に能力を宿らせているパターンは考えられます。事実ワンピースでは既にCP0のスパンダムがゾウゾウの実を食べた剣ファンクフリードを使用した例が登場しています。そしてグリフォンの剣という名前からグリフォンの剣はトリトリの実モデルグリフォンではないかとも考えられています。

名称以外にもグリフォンの剣がトリトリの実ではないかと言われているのがレッドラインの断崖絶壁にあるマリージョアに入るには目立つゴンドラに乗り込むか飛行能力を持つトリトリの実以外に手段がなく、実際に黒ひげ海賊団にいるトリトリの実の能力者ラフィットがその能力で潜入した例もあります。剣がグリフォンになるのであればシャンクス自身が能力者でなくても侵入は可能ではないかと考えられるのです。

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シャンクスの名言集

名言①お前が命をかけて生み出した…

2019年9月現在のワンピースの作中、ほとんど出番がないと言っていいシャンクスですがその中でもやはり活躍が目立ったのがマリンフォード頂上戦争です。その登場シーンで言った名言「よくやった若い海兵。お前が命を懸けて生み出した「勇気ある数秒」は、良くか悪くかたった今世界の運命を大きく変えた」は代表的な名言になっています。この名言は海兵として戦場にいたコビーに向けて放ったセリフになっています。

この時、既にエースと白ひげは死亡しており、白ひげ海賊団も海軍もその目的を失っていました。にも関わらず戦争は止まる事無く、さらにそこに黒ひげが乱入した事で泥沼化してもおかしくない状況に陥っています。終わりが明瞭ではない戦場で次々失われていく命に見聞色の覇気に目覚めてその生命が消えるのを強く感じるコビーがもうやめようと声を上げたのに対し、サカヅキが拳を向けます。それを受け止めたのがシャンクスです。

名言②この帽子をお前に預ける

ルフィとシャンクスの絆を象徴する名言と言えるのが1巻、シャンクス達赤髪海賊団がフーシャ村から去る際、ルフィに麦わら帽子を託した時にかけた名言「この帽子をお前に預ける」です。この事がルフィを後押しし、ルフィは麦わら帽子を大切にしていると同時にルフィ自身のトレードマークとなります。

名言③誰にも止められなくなるぞ 暴走するこの時代を

マリンフォード頂上戦争の前、エースを止めるように打診に行くシャンクスの不可解な行動の中で放たれたのが「誰にも止められなくなるぞ、暴走するこの時代を」という忠告と言える名言です。白ひげはこの忠告を突っぱね物語はマリンフォード頂上戦争へと向かうわけですが、この時のシャンクスの名言はマリンフォード頂上戦争を始めとした先の事を予知していたかのような名言になっています。

名言④どんな理由があろうと…

ワンピースの最初の名言と言える名言を残したのもシャンクスです。「どんな理由があろうと、おれは友達を傷つける奴は許さない」という名言ルフィが山賊に捕まってしまった際に山賊に放ったセリフでした。シャンクスは自分が酒をかけられても全く意に介さず笑っていられますが友達、仲間だと認識した相手を守る為なら容赦はしないというシャンクスの性格を表した名言になっています。

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シャンクスの担当声優

シャンクスの声優は池田秀一

登場こそ少ないもののワンピースの物語において重要な役割を担っていると思われるシャンクスの声優は池田秀一さんが務めています。

池田秀一のプロフィール

池田秀一さんは声優としても俳優としても活動しており、元々は児童劇団に入って子役として活躍していました。子役としても才能を開花させ「天才子役」としてドラマで主演を務めた事もあります。声優業としては1970年代に入って活動を始め主に洋画の吹き替えを担当していましたが、吹き替えの現場で知り合った音響監督の勧めで無敵鋼人ダイターン3に出演したのをきっかけにアニメ声優としても活動するようになります。

池田秀一の主な出演作品

池田秀一さんがアニメ声優として知名度を高めるきっかけとなったのが「機動戦士ガンダム」のシャア役です。元々はアムロ役のオーディションに参加しましたがシャアのイラストを見てテストを受け獲得しました。その後もガンダム関連作品に出演を続ける一方で「名探偵コナン」の赤井秀一役、「七つの海のティコ」のスコット・シンプソン役なども務めています。

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シャンクスに対する感想や評価

ここからは既にワンピースを視聴している人のシャンクスについての感想や評価を紹介していきます。シャンクスは登場機会こそ少ないですが登場の度にインパクトを残すのでワンピースの中でも特に人気の高いキャラクターになっています。ファンの中でも好きなキャラクターの中に麦わらの一味や他の登場頻度の高いキャラクターに並んでシャンクスの名前を上げる人も多い程です。

ワンピースは色々な所に伏線があるので、実に様々な考察が行われていますが、その中の1つが傷跡についてです。シャンクスの目の傷も非常に特徴的で良く名前が上がっており、その傷跡を負うことになった戦闘が見たいという声があり、同時に黒ひげとの因縁以上の意味を持つのではないかとする声も見られます

シャンクスはワンピースを代表する謎めいたキャラクターなので、実に様々な点が考察されていますが中でも特に頻繁に行われているのがシャンクスの本名についてです。四皇を始め様々な括りの中で唯一本名がフルネームで明らかになっていないキャラとして名前が上げられそれぞれの考察で思い思いの本名が考えられています。

今回の記事で紹介した本名ロックス・D・シャンクス説を始め、上記ツイートのようなポートガス説を唱える人、全く別の本名考察をする人など実に多くなっています。またワンピースに度々登場する「D」についてもシャンクスの本名にDは含まれるのを考察するなどシャンクスの本名については確信めいた本考察がないだけに本名考察以外の考察と合わせて謎が謎を呼ぶ状態になっています。

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シャンクスの正体まとめ

伝説として紹介されたロジャーを除けばワンピースで初めて登場した海賊であり、ルフィと強い関係性を持つシャンクスですが、ルフィが冒険に飛び出して以来、長らく登場しておらずその正体や多くの謎に包まれています。戦闘方法や強さ、本名や出自など不明点が多く、多くの考察から天竜人説や政府のスパイ説など物語の重要な要素になるであろう考察も度々行われています。

2019年9月現在ワノ国編ではルフィはカイドウと衝突している他、それ以前にはビッグマムともぶつかり、またビッグマムもワノ国に乗り込んできています。新世界に入って以降もまだルフィとシャンクスの再会は描かれていない一方でルフィには直接関与しない形でこれまでに様々なポイントで登場しては謎めいた行動をしながらも活躍している状態です。

今回様々な考察を紹介しましたが、出自や本名などいずれも今後のワンピースの物語の展開に大きく関わってくる事になるからこそ伏せられていると考えるのが妥当です。シャンクスは間違いなく今後のワンピースの中で重要な立ち位置になるのは間違いありません。今後のシャンクスの登場に注目しつつ、本名や出自などの謎を解く要素を探してみてはいかがでしょうか?

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