【ワンピース】ロブ・ルッチの現在の強さは？能力と再登場の可能性を考察

ロブ・ルッチは大人気漫画『ワンピース』に登場し、黒いハットを被って変わった髭の形をしている個性的なキャラクターです。まず始めに『ワンピース』の作品情報とあらすじ、ロブ・ルッチのプロフィールとロブ・ルッチの肩に乗っている鳩についてのご紹介をしていきます。

『ワンピース』の作品情報です。大人気漫画『ワンピース』は尾田栄一郎先生による冒険物語です。1997年から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始され、2019年9月現在に至るまで93巻の単行本が発売されています。

『ワンピース』は主人公の海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィが海に眠る大秘宝と呼ばれている「ワンピース（ひとつなぎの大秘宝）」を巡って数々の強大な敵と戦いを繰り広げていくストーリーとなっています。他に類を見ない”海賊”というテーマで広大に描かれているストーリーと、ルフィと仲間達の友情や大胆で迫力のあるバトルシーンが人気で世界中で愛されている作品です。

2015年には「もっとも多く発行された単一作家によるコミックスシリーズ」という記録がギネス世界記録に認定された他、国内でも初版発行部数の国内出版史上最高記録を樹立し、出版業界での国内最高記録を多く保持している作品となりました。海外では42以上の国へ翻訳され、全世界での累計発行部数としては2019年3月時点の統計で約4億5000万部を突破しています。

かつての”海賊王”と呼ばれた男ゴールド・ロジャーが処刑される前に「世界中の宝を隠してきた」と語った事でロジャーの隠した大秘宝「ワンピース」を探す為数多の海賊達が冒険に出発し、「大海賊時代」が訪れました。そんな中、”イーストブルー”に住んでいる少年モンキー・D・ルフィは村を訪れていた海賊である赤髪のシャンクスと仲良くなった事で海賊に憧れを抱くようになります。

ある日シャンクスの海賊団が手に入れた秘宝「悪魔の実」をルフィは食べ物と勘違いして食べてしまいました。その「悪魔の実」は「ゴムゴムの実」と言う食べた人物の体がゴムの様に伸び縮みする不思議な力を持っていました。そしてゴム人間になってしまったルフィは一生泳ぐ事のできない体になってしまいました。

ある日山賊に盾を突いたルフィは海へ投げ込まれてしまいます。泳げないルフィを救う為、シャンクスが海へと飛び込みルフィの命と引き換えに片腕を失ってしまいました。責任を感じるルフィにシャンクスは自身の宝物である麦わら帽子をルフィに託し、立派な海賊になって返しに来る様に伝えます。シャンクスとの約束を守る為、ルフィは広大な海へ冒険に出る事を決意しました。

ロブ・ルッチは”ウォーターセブン編”で登場した「ガレーラカンパニー」と言う造船会社で働く船大工として登場しました。船を治す為立ち寄ったルフィ達と船大工として出会ったロブ・ルッチは当初肩に乗せている鳩を使って会話をしている不思議なキャラクターとして登場しました。

しかし、ロブ・ルッチの正体は世界政府付属機関・諜報機関「サイファーポール・CP9」の諜報部員でした。ガレーラカンパニーには古代兵器「プルトン」の設計図を手に入れる為、正体を隠しカリファやカクと共に潜入していました。

幼少の頃より政府から英才教育を施され、CP9に在籍していたロブ・ルッチは殺し屋としての気質を備え持っており、任務の為の殺傷についてためらいを抱きません。それは仲間であろうと同じ事で、任務の妨げになるものに対しては冷酷に手を下す一面を持っています。ウォーターセブンの戦いでルフィに破れたロブ・ルッチは一時失脚しますが、やがて「CP-0」と呼ばれる世界貴族に使える部隊の総監という立場まで上り詰めています。

ロブ・ルッチのトレードマークと言えば「肩に乗っている鳩」と言われています。この鳩はロブ・ルッチのペットで名前を「ハットリ」と言います。ロブ・ルッチの初登場のシーンではハットリがロブ・ルッチの代わりに自己紹介をしていました。一見言葉を話している様に見えますが、これはロブ・ルッチの腹話術でした。諜報部員であるロブ・ルッチは当初自らの地声を知られない様に鳩を介して会話をしていた様です。

ウォーターセブン編でルフィと戦い激闘の末敗北したロブ・ルッチですが、再登場を果たした2年後の世界ではどれ程強くなっているのでしょうか？「CP-0」の総監という役職から察するに、相当な強さに成長しているロブ・ルッチの現在の強さについて解説していきます。

『ワンピース』の801話でその正体が謎に包まれていた「CP-0」について描かれました。はっきりとした描写はなかったものの、デンデンムシでどこかへ電話をかけている男の姿が描かれており、ちらりと見えていた顎髭と肩に乗っている鳩からその人物はロブ・ルッチで間違いないと言われていました。さらにその後『ワンピース』の劇場版『ONE PIECE FILM GOLD』で海軍大将・赤犬と会話するシーンも描かれました。

ここで改めて「CP-0」はロブ・ルッチが描かれました。劇場版の劇中で赤犬と対等に会話をしているロブ・ルッチの姿から2年の月日でかなり上の立場まで上り詰めた事が分かりました。「CP-0」は「CP-9」よりも上の部隊で天竜人直属の部隊になっています。『ワンピース』の世界で最高権威である”天竜人”に仕えているという事からも、ロブ・ルッチの立場の強さが分かりました。

『ワンピース』では2年後の世界で「悪魔の実」の能力に加えて、「覇気」という力が主流になっています。キャラクターとしてあまり強くない人物でも覇気を習得している事からロブ・ルッチも覇気は習得していると推測されていました。2年前のルフィとの戦いの際に「武装色の覇気」を使っていたような描写もあった事から、「武装色の覇気」に加えて「見聞色の覇気」を習得しているのではないかとファンの間では噂されていました。

2年前の世界でも最強の男として登場し、再登場した現在では悪魔の実の能力に加え「六式」という独自の術も操るロブ・ルッチが仮に覇気まで習得しているとなると、その強さは計り知れないものになるそうです。

ロブ・ルッチの現在の強さはルフィ達海賊にとっての最大の脅威である”海軍大将”に匹敵するものであると言われています。ロブ・ルッチは元々”CP-9史上最強の男”と呼ばれていました。「六式」という体術を操り、悪魔の実の能力で獣人に変身する事ができるロブ・ルッチはルフィとの戦いで敗北します。

この敗北は王下七武海のバーソロミュー・くまやゲッコー・モリアなども予想外だったと語っている程です。それ程の力を持つロブ・ルッチが再登場した2年後の現在に”天竜人直属”の部隊でトップクラスの戦闘力を有していると言う事は、その戦闘力は海軍大将レベルと言っても過言ではないそうです。

原作『ワンピース』では描かれていませんが、劇場版である『ONE PIECE FILM GOLD』でロブ・ルッチはサボと戦っています。本作は尾田栄一郎先生の総合プロデュースで製作されている事から、何らかの原作の伏線が隠されていると言われています。ルフィがテゾーロと戦っている最中にCP-0が妨害に現れます。そんなCP-0の前にサボが立ちはだかりました。サボは「弟の邪魔はさせない」とロブ・ルッチに戦闘を仕掛けます。

即座に豹へ変身したロブ・ルッチとサボが戦闘に移るシーンが描かれていますが、戦闘のシーンは描かれませんでした。結局ロブ・ルッチとサボの戦いについての詳細は分からずじまいで、勝敗は分かっていません。しかしCP-0の妨害はルフィの戦闘中になかった事からサボはロブ・ルッチの足止めに成功していると考えられます。この事からロブ・ルッチとサボは互角に戦ったのではないかと言われています。

「CP-0」として再登場したロブ・ルッチですが、今後の再登場の可能性はあるのでしょうか？次はそんな「CP-0」総監のロブ・ルッチが今後どのように物語に再登場してくるのか、様々な再登場の可能性をまとめてご紹介していきます。

ロブ・ルッチ再登場の可能性1つ目は『ONE PIECE FILM GOLD』の入場者特典で配布された777巻に描かれていた描写です。ロブ・ルッチとサボが戦闘後にサボがその場を立ち去ろうとするシーンです。立ち去ろうとするサボを当然海兵が追おうとしますが、ロブ・ルッチは追う素振りを見せません。

そんなロブ・ルッチに対し「何故追わないのか」と海兵が問いかけました。それに対し、ロブ・ルッチは「革命軍だぞ、またいつかぶつかるさ」と発言しました。革命軍であるサボとの再戦が必ず訪れる事を見越して今回は見逃す事にしたロブ・ルッチの姿に、原作でのロブ・ルッチの再登場の可能性が噂されていました。

ロブ・ルッチの再登場の可能性2つ目はロブ・ルッチの行動の目的です。現在ロブ・ルッチが総監を務めている「CP-0」は天竜人の直属で天竜人から直接指令が下されます。この天竜人と言うのは世界最高権力者の”イム様”であると推測されています。『ワンピース』907話で再登場したロブ・ルッチはしらほしを奴隷にしようとした天竜人に対しある発言をします。

それは「天竜人は神であり、神が所望する物を差し出すのは当然の務め」と言う物でした。ロブ・ルッチの性格上、このセリフに違和感を覚えたファンは多く、何らかの意図があって天竜人に従っているのではないかと言われていました。赤犬に「天竜人の傀儡」とまで言われているロブ・ルッチですが、ロブ・ルッチの中で世界政府に従順である事で叶えたい野望があるのではないかと言われています。

ロブ・ルッチの再登場の可能性3つ目はルフィとの再戦の可能性です。ルフィとロブ・ルッチの再戦は必ず訪れると言われています。それは革命軍が絡んだ戦いである可能性が高いようです。世界会議の警備の為マリージョアに滞在するロブ・ルッチは対革命軍のセキュリティとして配置されていると言われています。

さらに、ワノ国でルフィがカイドウを倒す事でルフィの懸賞金は跳ね上がり、世界政府にとってルフィは脅威となります。世界政府にとって危険人物となったルフィに対し、「CP-0」であるロブ・ルッチが刺客として差し向けられるのではないかと言われていました。

「CP-0」として強大な強さを誇るロブ・ルッチですが、次はそんなロブ・ルッチの悪魔の実の能力について詳細にご紹介していきます。能力者としてもルフィを追い詰める程の能力を有しているロブ・ルッチはルフィとの戦いで巨大な豹の姿に変身していました。

ロブ・ルッチは動物系の悪魔の実「ネコネコの実」を食べた能力者です。ロブ・ルッチの食べた「ネコネコの実」は「モデル豹（レオパード）」と言う種類で、豹に変身する事ができる能力です。肉食動物に変身する動物系の能力者はその能力の開放によって凶暴性が増加します。

柔軟で強靭な身体能力を持つ豹の能力を受け継ぎ、さらに自身も「六式」と言う体術を有している事から非常に相性の良い悪魔の実の能力者であると言われています。獣人型の悪魔の実の能力者は、変身する事で人間の姿よりも2回り以上巨大化するそうで、筋肉も大きく膨張し攻撃力も段違いに増大します。ロブ・ルッチは純粋に身体能力が大幅に強化されるのが動物系の悪魔の実の能力者の特徴であると語っています。

「迫撃」と言う面では自然系ではなく動物系が最強だそうで、獣人型で繰り出される「六式」の破壊力は凄まじいものでした。能力を上手に操る事が出来れば筋肉量を制御するなどして戦闘相手に応じて攻撃力などの調整も可能だそうです。

ゾオン系の悪魔の実は”覚醒”します。インペルダウンにいた獄卒獣達がその例で、ゾオン系の悪魔の実の覚醒によって巨大化していました。間抜けな顔つきになってしまうものの、人間型の3倍以上の体の大きさになり、その強さは署長マゼランと互角とまで言われていました。ロブ・ルッチの悪魔の実である「ネコネコの実」もゾオン系として知られている事から、同じように覚醒する可能性を秘めています。

現在の状態でも充分な強さを誇っている能力者であるロブ・ルッチがさらに覚醒するとなるとその強さは計り知れないものになるそうです。インペルダウンの獄卒獣など比でもない程の強さで、恐らく「四皇」に匹敵するのではないかと推測されていました。

次はそんなロブ・ルッチの声優についてご紹介していきます。アニメでのロブ・ルッチは容姿だけでなく、キャラクターに合った渋い声でも人気を博しました。そんなロブ・ルッチの声優を務めたのは大人気声優の関智一（せきともかず）さんです。

ロブ・ルッチの担当声優である関智一さんは1972年9月8日生まれの47歳です。（2019年9月時点）東京都出身で現在は声優業の他にもナレーターや舞台俳優、歌手などでも活躍されています。子供の頃から役者になりたいと思っていましたが、後に声優を志す事になりました。

高校時代から声優の養成所に通い始め、声優としてのデビューは1991年の海外アニメ『レポーター・ブルース』で農夫の役を務めました。その後、1993年に『機動戦士Vガンダム』でトマーシュ・マサリク役で自身初のレギュラー出演を果たします。

関智一さんは少年の役から、青年層の役まで幅広く演じており、数々のヒーローキャラクターの声優も務めています。叫び声や雄叫びといった演技も定評があり、シリアスな役を始め、ギャグ要素も器用にこなされています。2000年以降は『犬夜叉 時代を越える想い』で悪役の瑪瑙丸を演じた事を皮切りに、悪役を演じる機会も増えています。洋画の吹き替えでは韓国俳優のチャ・テヒョンさんを担当されています。

関智一さんの主な出演作としては、『機動戦士Vガンダム』のトマーシュ・マサリク、『機動武闘伝Gガンダム』のドモン・カッシュ、『新世紀エヴァンゲリオン』の鈴原トウジ、『カードキャプターさくら』の木之本桃矢、『エリア88』のミッキー・サイモン、『ドラえもん』の骨川スネ夫、『のだめカンタービレ』の千秋真一、『妖怪ウォッチ』のウィスパーなどがあり、数々の人気作品でメインキャラクターを演じています。

この方は『ワンピース』の敵キャラクターの中でロブ・ルッチが一番好きだそうです。ロブ・ルッチは敵キャラクターながら人気が高く、敵キャラクターの中ではロブ・ルッチが一番好きと言う方も多いようです。

この方は『ワンピース』の中でロブ・ルッチとジンベエが好きだそうです。ロブ・ルッチは初登場して以降再登場はしばらくありませんでした。その後「CP-0」として再登場を果たし、『ONE PIECE FILM GOLD』ではサボとの戦闘を披露し、ロブ・ルッチのファンは歓喜しました。この方が投稿された2018年12月時点では原作での再登場はなく、その後世界会議編で「CP-0」が登場し、ロブ・ルッチの原作復帰となりました。

この方は『ワンピース』のキャラクターの中でロブ・ルッチが一番好きなようで、原作本編でのロブ・ルッチ再登場が嬉しかったそうです。原作ファンだそうで、アニメや劇場版は興味ないとの事でしたが、『ONE PIECE FILM GOLD』でロブ・ルッチが出演する事を聞き、数秒の戦闘シーンの為に劇場版を鑑賞されたそうです。原作ファンにとって世界会議編でのロブ・ルッチの登場は待ちに待った展開だったようです。

ロブ・ルッチの現在の強さに関するまとめいかがだったでしょうか？ロブ・ルッチは『ワンピース』の敵キャラクターながら、その強さとキャラクターデザインのかっこよさから人気があるキャラクターでした。当時から主人公ルフィの前に立ちはだかり、強大な力で激闘を繰り広げていましたが、2年後に再登場してからはロブ・ルッチの強さは計り知れないものへと変貌を遂げていました。

劇場版でも具体的な戦闘シーンは描かれず、ロブ・ルッチの能力の全貌は未だ明かされていませんがファンの期待は募っていました。『ワンピース』の作中には強大な力を持った重要なキャラクターは数多く登場していますが、満を辞して再登場したロブ・ルッチにも何らかの重要な役割があるとファンの間では噂されていました。

2年の月日を経て主人公ルフィは大きな進化を遂げていますが、その他のキャラクターも例外でなくそれぞれが大きく進化している描写が着々と描かれています。ロブ・ルッチもようやく再登場を遂げ、これから明かされていく進化の全貌から目が離せない展開となっています。