【ゴールデンカムイ】二瓶鉄造のマタギの名言と声優は？モデルが実在？

二瓶鉄造について詳しく紹介する前に、登場する漫画ゴールデンカムイの作品情報を紹介していきます。ゴールデンカムイは週刊ヤングジャンプにて連載中のサバイバル漫画で、様々な勢力が入り乱れて金塊を奪い合うという、目の離せないストーリーで話題を集めています。

ゴールデンカムイのストーリーを簡単に紹介します。ゴールデンカムイの主人公杉本は、ある理由で大金が必要になり、一攫千金を狙って北海道を訪れます。そこで耳にした、アイヌの隠した金塊の噂。アイヌの金塊を奪った男が、その在処を囚人の身体に入れ墨で残したと聞きます。杉本はアイヌの少女アシリパと共に、囚人たちの入れ墨を集めて金塊を見つけるため行動していきます。

ゴールデンカムイの原作漫画にて、二瓶鉄造は伝説の熊撃ちとして登場しています。長年マタギとして強敵を撃ってきた二瓶鉄造。第七師団の兵士谷垣と出会い、彼に大きな影響を与えていきます。故郷を捨て兵士になった元マタギの谷垣が、マタギに戻るきっかけを与えました。

作中で伝説のマタギとして登場した二瓶鉄造。アシリパの友でエゾオオカミのレタラを仕留めるため、谷垣と行動していました。やがてレタラと対峙した二瓶鉄造。しかし、突如襲ってきたレタラのつがいに邪魔をされ、深手を負います。猟犬のリュウにお礼を言い、「満足だ」と言い残して息を引き取りました。

ゴールデンカムイ作中には様々な料理が登場しますが、二瓶鉄造のマタギ料理もかなりのインパクトでした。仕留めた熊の心臓を焼いただけの物や、熊野の腸に血を詰めた物など。男らしいマタギ料理を谷垣にも振る舞っていました。

名言製造機として人気の二瓶鉄造の名言を紹介します。「猟師の魂…」は二瓶鉄造の名言の中でも特に人気で、代名詞とも言えます。この後に続く「勃起」という言葉は、谷垣にもしっかり受けつがれていきます。

この「ヒグマっての…」という名言で、二瓶鉄造はヒグマも人間もメスの方が気性が荒くて恐ろしいといっていました。何かと女は恐ろしいといっていた二瓶鉄造は、ヒグマもメスが恐ろしいと感じていました。

「山で死に…」は、網走監獄に収監されていた二瓶鉄造が、脱獄した理由を語った名言です。最期の時を山で迎えたいと願った二瓶鉄造。根っからのマタギらしい願いだと言えます。

「個性と習性…」とは、二瓶鉄造がヒグマに関して言及した名言です。200を超えるヒグマを仕留めた二瓶鉄造は、顔を見るだけでもどんなヒグマか理解できるのです。

「女房にとっちゃあ…」は二瓶鉄造が最期にいった名言です。二瓶鉄造とレタラの男同士の勝負でも、レタラのつがい（女房）にとってはどうでも良い事なのだ、と二瓶鉄造は悟って満足して亡くなりました。

「コレヨリ…」という言葉は、仕留めた熊にマタギがかけるまじないのような言葉です。熊を成仏させるために唱えるこの言葉を、息を引き取った二瓶鉄造に谷垣が贈ることになりました。

「五発あれば…」は、二瓶鉄造がマタギの覚悟を言い表した名言です。一発で勝負を決めねばならないと肝に銘じて、獲物と向き合うことが重要だと二瓶鉄造は諭していました。

200頭を超えるヒグマを仕留めたのが二瓶鉄造です。200頭を超えるヒグマを仕留めたのですが、「オレが一人…」という名言放ち、同じ勝負は一度だってなかったと語っています。

ゴールデンカムイがアニメ化された時、二瓶鉄造の声優を務めたのは人気声優の大塚明夫でした。二瓶鉄造にぴったりの男らしい声だとして、視聴者から評価されていました。

声優・大塚明夫のプロフィールを紹介します。大塚明夫は、1959年生まれの声優・ナレーターです。マウスプロモーションに所属しています。独特の低い声で人気を集める声優で、様々な人気キャラクターの声を担当しています。

二瓶鉄造以外の大塚明夫の出演作を紹介します。大塚明夫の出演作で有名なものには「メタルギアソリッド」のスネークや、ブラックジャックなどがあります。また、洋画の吹き替えでスティーブン・セガールの声を担当することでも有名です。

二瓶鉄造には、実在するモデルがいると言われています。二瓶鉄造のモデルとして、実在の人物山本兵吉が挙げられています。二瓶鉄造の実在のモデルと言われている、山本兵吉について紹介していきます。

山本兵吉は実在の人物で、三毛別羆事件で問題の羆を仕留めた猟師です。三毛別羆事件とは、1915年に実際に起きた獣害事件です。北海道の三毛別で、体重340キロもあるヒグマが開拓民の村を襲い、7名も死者を出した事件なのです。山本兵吉はその羆を仕留めた人物として語り継がれています。

伝説の熊撃ち二瓶鉄造ですが、お茶目な面もあるキャラクターとして人気です。行動を共にするようになった阿仁マタギの谷垣には、時折下ネタ交じりのジョークを飛ばしていました。

二瓶鉄造は猟師の中の猟師であると評されています。死ぬときは獣に食われて自然の中にばらまかれたいと話していた二瓶鉄造。その願いもあって脱獄したのですが、最終的にはレタラ達との戦いで本望な死に方をすることになりました。

二瓶鉄造は、自身の執着心を「熊よりも獲物に執着する」と自称していました。極寒の北海道で、一晩中獲物を狙らって見張っている事もありました。そんな二瓶鉄造の目的は「日本狼が見た最後の人間になる事」でした。

二瓶鉄造は優しさも持っている人物です。谷垣にも、諭してさりげなくマタギに戻るように話していました。また、戦闘が始まるとまだ少女のアシリパに「悲鳴が聞こえないくらい遠くへ行っていろ」と気遣うような言動も見せています。

レタラを仕留めるために谷垣と行動している二瓶鉄造。谷垣に対し少しだけ自分の身の上話をしていました。孤独な猟師のように見える二瓶鉄造ですが、実は結婚していて家族がいたのです。亡き息子の村田銃を使っている二瓶鉄造。今は家族とは絶縁状態だと語りました。

二瓶鉄造には子供が15人もいましたが、息子は日露戦争で戦死した息子だけでした。二瓶鉄造の使う村田銃には、息子が戦地でつけた傷が刻まれています。二瓶鉄造はその傷を見て、今は亡き息子の事を想っているのでした。

ゴールデンカムイの二瓶鉄造に関する感想を紹介していきます。二瓶鉄造に関しては、とにかく「カッコいい」という感想が多く聞かれました。とても個性的な猟師二瓶鉄造。しかし、その生き様がカッコいいとしてファンを獲得しています。

ゴールデンカムイの中でもカッコいいと人気のキャラクター・二瓶鉄造。再登場を喜ぶ声も聞かれました。二瓶鉄造は杉本達との戦いで命を落としましたが、惜しいキャラクターを亡くしたと彼を偲ぶ声も聞かれます。

ゴールデンカムイの中で一番好きなキャラクターにも上げられる二瓶鉄造。アニメ版で声を担当したのが、大塚明夫で良かったという感想も多いです。二瓶鉄造のキャラクターと大塚明夫の声の渋さがぴったりだと支持されています。

ここでは、ゴールデンカムイに登場する二瓶鉄造というキャラクターについて紹介しました。二瓶鉄造は魅力に溢れた人物で名言も多く、実在するモデルもいました。二瓶鉄造の登場するゴールデンカムイが気になった方は、是非作品をチェックしてみてください。