はねバド!の主人公・羽咲綾乃が魔王化して怖い？闇落ちやアニメの感想まとめ

2013年から「good！アフタヌーン」で連載中のバドミントンをテーマにした漫画はねバド！。漫画はねバド！はこれまでアニメ化や小説化など多数のメディア展開が行われている人気漫画なのですが、2019年現在主人公の綾乃が魔王化し、闇落ちしてしまったという感想が非常に多く寄せられています。本記事でははねバド！の主人公である綾乃が魔王化した経緯や闇落ちした姿が描かれたアニメの回を感想を交えながらご紹介します。

ではまず魔王化し、闇落ちした綾乃が登場する漫画はねバド！の作品情報をご紹介していきます。はねバド！とは2013年より漫画雑誌「good！アフタヌーン」で連載されている濱田浩輔による漫画作品です。漫画はねバド！は「パジャマな彼女。」の世界線を舞台にバドミントンを描いたスポーツ漫画であり、当初主人公の綾乃の可愛い姿から男性を中心に好評な感想を多く集め、人気を博すことになりました。

しかし漫画はねバド！は単行本4巻から突如可愛い主人公綾乃が闇落ちし、魔王化してしまいます。そしてこの4巻を機に漫画はねバド！の絵柄が大きく変化することになりました。しかしこの絵柄の変化がブレイクするきっかけとなり、ネットを中心に話題を集めることになりました。その好評な感想を多く集めたことから漫画はねバド！は2018年の6月に小説家され、2018年の7月から10月までアニメ化されることになりました。

ある日大学生の立花健太郎は北小町高校でバドミントンのコーチを務めることになります。しかし彼の練習は厳しく、多くの部員が退部してしまいます。さらに主将である荒垣なぎさも立花のことを嫌っており、バドミントン部は崩壊の危機に直面します。そんな中立花は主人公である綾乃と出会います。当初綾乃はバドミントンが嫌いな事から勧誘を断るのですが、立花と出会ったことで綾乃の人生は大きく変わることになっていきます。

当初漫画はねバド！の主人公である綾乃は非常に可愛い1人の少女でした。恐らく初めて漫画はねバド！を見た方もこの綾乃の可愛さに魅力を感じたことでしょう。試合中においても漫画はねバド！の主人公綾乃は輝かしい瞳を持った姿が描かれており、まさしく美少女といえる存在でした。しかしそんな漫画はねバド！の主人公である綾乃は単行本3巻と4巻の間で大きく変わることになってしまい、魔王化して闇落ちしてしまいます。

魔王化して闇落ちした綾乃の顔や瞳は非常に怖くなってしまい、特に試合中は鬼のような姿へと変貌してしまいます。最初から漫画はねバド！を読んでた方からは非常に驚愕したという感想が多く寄せられました。また魔王化して闇落ちとなった綾乃は容姿だけでなく言動も怖くなってしまいます。しかし綾乃が魔王化して闇落ちとなったことで漫画はねバド！は人気を博すことになり、アニメ化までされることになりました。

バドミントンをテーマにした漫画はねバド！は努力ではなく、才能が大事であると分からせてくれる漫画となっています。普通のスポーツ漫画であれば、才能を持つ主人公が努力して数多くの強敵に勝つという物語で終わります。しかし漫画はねバド！はそれだけで終わらず、才能を利用しようとする大人達が描かれます。この子供達の努力や活躍ではなく、才能しか見ていない大人達には欲望などの生々しさを感じるものになっています。

主人公の綾乃を含め漫画はねバド！に登場する才能を持つ子供達は自分のやりたい事をなすために人格形成が少し失敗しています。しかし大人達はこれを修正しようとすることはなく、ただ才能だけを追求します。魔王化して闇落ちした主人公綾乃もこの才能がきっかけで母親と仲が悪くなりました。もしかすると漫画はねバド！は読者に漫画を通して大人達が子供達へどう接するべきか教えているのではないでしょうか。

本記事をご覧の皆様はピンポンという漫画をご存知でしょうか。ピンポンとは1996年から1997年まで「週刊ビックコミックスピリッツ」で連載されていた松本大洋による漫画作品です。漫画ピンポンはそのタイトルの通り卓球をテーマにしたスポーツ漫画であり、2014年の4月から6月まで全国でアニメ化されています。実はこのスポーツ漫画ピンポンも才能をテーマにした作品となっており、漫画はねバド！と非常に似ています。

また漫画ピンポンは飛び散る汗の描写やぶれた線を使用する表現なども漫画はねバド！と似ており、2019年6月現在の漫画はねバド！は非常に漫画ピンポンに近い漫画作品となってきています。漫画ピンポンは才能というワードをテーマにしたことにより、強者に救いを与えました。では漫画はねバド！は才能をテーマにどういった結論を見せてくれるのでしょうか。この結論については多くのファンから注目を浴びています。

漫画はねバド！の作中で魔王化して闇落ちした綾乃ですが、その姿はアニメはねバド！でも見ることが出来ます。ではここからはアニメはねバド！で闇落ちして魔王化した綾乃が見れるアニメ8話と9話のあらすじをご紹介していきます。まず初めに魔王化して闇落ちする綾乃が見れるアニメ9話の前にあたる8話をネタバレ紹介していきます。アニメはねバド！8話は荒垣なぎさと石澤望のインターハイ予選準決勝が行われました。

このインターハイ予選準決勝は荒垣なぎさの勝利で終わります。石倉コーチはこれまで熱い情熱と選手への想いから厳しい指導をしてきたのですが、アニメはねバド！8話において石澤望のセリフで反省することになります。その後インターハイ予選決勝が行われることになるのですが、その中で綾乃はエレナとコニー、志波姫達と共に遊びに行くことにします。そして綾乃は次回のアニメ9話の作中で魔王化して闇落ちしてしまいます。

アニメはねバド！でも原作漫画と同じく可愛い美少女であった綾乃。しかし綾乃は漫画と同じくアニメでも第9話で魔王化して闇落ちし、非常に怖い女の子へと変貌してしまいます。では綾乃が魔王化して闇落ちとなったアニメはねバド！の第9話はどういったストーリーとなっているのでしょうか。ここからは綾乃が魔王化して闇落ちとなったアニメはねバド！の第9話のあらすじをまとめてネタバレ紹介していきます。

アニメはねバド！第9話の最初、コニーと志波姫の2人は綾乃が所属する北小町高校バドミントン部に訪れます。いきなりコニーと志波姫が訪れたことにより、バドミントン部の部員たちは驚きの感想を見せます。しかし能天気の綾乃は特に驚愕する感想も述べず、ほえほえという可愛いキーホルダーに興奮します。すると志波姫が試合ではなく遊びに行こうと誘い、綾乃は先輩である志波姫にため口を使い、遊びに行くことを了承します。

しかしエレナはお母さんとすれ違ってしまった綾乃を危惧し、インターハイ予選決勝を控えていることもあって心配します。するとコニーも圧倒されるほどの圧を志波姫が出し、結局綾乃は宮城から来たコニーと志波姫、エレナ達と共にレジャー施設へ遊びに行くことになります。そこで綾乃は大きい鯨のほえほえと出会い、抱きしめて歓喜します。この巨大なほえほえは着ぐるみであり、ほえほえは成人男性の声を出します。

コニーはほえほえの見た目もあって気持ち悪いという感想を述べるのですが、綾乃は可愛いと非常に喜びます。すると志波姫がその中でUFOキャッチャーをプレイし、見事大当たりを引き当てます。志波姫は特に景品が欲しいということはなく、綾乃に譲ろうとします。景品を譲るといわれた綾乃はとても喜び、志波姫に抱き着きます。この闇落ちではない可愛い綾乃の姿には視聴者もほのぼのしました。

そして綾乃は志波姫から貰った景品をコニーに自慢します。この時コニーは綾乃のためにほえほえのキーホルダーを取っていたのですが、綾乃の前で隠してしまいます。当初コニーは綾乃が喜ぶと思っていたのですが、志波姫の景品があって渡し辛くなったのではないでしょうか。こうして綾乃やコニー達はレジャー施設を思う存分楽しみ、ストレスを発散することになりました。

レジャー施設を楽しんでいたコニーですが、本当は綾乃と喋りたいと思っていました。すると一緒にレジャー施設を訪れていた志波姫とエレナが気を使い、コニーは綾乃と2人っきりで喋ることが出来ました。しかしコニーは恥ずかしさから中々綾乃に思っていることを話すことが出来ません。するとコニーと綾乃の前に仲直りをする姉妹が現れます。

この姉妹を見たコニーは決心し、綾乃に抱えている気持ちを告白します。実はコニーは綾乃と家族になりたいと強く願っており、綾乃に家族になりたいと告白します。そしてコニーは綾乃にお母さんと自分の3人で一緒に暮らそうと提案します。しかし才能が原因でお母さんと決別した綾乃にとってコニーが言う家族というワードは地雷でしかありませんでした。

アニメはねバド！第9話で綾乃に家族という禁断のワードを言ったコニーに対し、視聴者はドキドキしました。しかし綾乃は家族になりたいといったコニーに笑顔を見せ、寄りたい所があると言ってバドミントンコートに連れていきます。コニーは綾乃の誘いに笑顔で答え、家族になることが出来ると思って綾乃とバドミントンをすることになります。しかしその瞬間綾乃の目が変貌し、突如魔王化して闇落ちしてしまうことになります。

魔王化して闇落ちした綾乃はコニーに強烈なジャンピングスマッシュを放ち、コニーはこの予想外の出来事に困惑してしまいます。コニーは綾乃になぜこのようなことをするのか問うのですが、綾乃はバドミントンで話すしかないと告げます。一方荒垣なぎさは北小町高校バドミントン部で練習を行っていました。実は荒垣なぎさは綾乃の正体を知っており、過度な練習量で荒垣なぎさの膝は限界を迎えようとしていました。

綾乃が魔王化して闇落ちした原因はコニーにありました。過去にコニーは有千夏の養子となり、義理の姉である綾乃に刺激を受けて育ちました。有千夏の養子となったコニーですが綾乃の才能もあって誰からも認めてもらえず、不満を抱えます。そしてコニーは綾乃と出会うために来日し、一戦を交えたのです。そうコニーにとってバドミントンは楽しくプレイするものであり、家族として認めてもらう大事な存在でした。

しかし今回行われた綾乃とコニーの試合は綾乃の圧勝で終わりました。すると魔王化し、闇落ちした綾乃はコニーに家族になることは無理と告げ、お母さんを捨てると発言します。綾乃はお母さんに捨てられたと勘違いしており、お母さんへ対して強い復讐心を抱いていました。この綾乃の狂気に満ちた発言にコニーは絶望の表情を浮かべるのでした。

コニーと志波姫の2人は宮城へと帰ることになるのですが、コニーは絶望していました。このコニーの姿に志波姫は心配します。すると宮城へ帰ったコニーはフレ女に迎えられます。実はフレ女の人達もコニーのことを心配していたのです。すると志波姫は綾乃に渡すことが出来なったほえほえのキーホルダーをコニーに渡します。そしてみんなで帰ろうと言われたコニーは涙を流し、母親と綾乃にいつか紹介すると誓います。

一方綾乃は復讐心で魔王化して闇落ちしたため、孤独となっていました。コニーの試合が終わって帰宅した綾乃は自宅で有千夏に迎えられます。しかし復讐で満ちた綾乃にとってこれは喜ぶことが出来ません。おそらくアニメはねバド！第9話の視聴者もハラハラドキドキしたことでしょう。そして綾乃と有千夏が対面したところでアニメはねバド！第9話は終了し、物語は第10話へと移行することになるのでした。

羽咲綾乃とは漫画はねバド！において主人公にあたる人物です。綾乃は気弱な見た目からは想像できないほどの運動神経を持ち、天才ともいえるほどバドミントンの腕を持っています。最初コーチである立花からバドミントン部に誘われた際、バドミントンを嫌いという理由で断ります。しかしこれは過去の出来事が関係しており、いざ試合に立つと驚異的な先読み力と鋭さ及び両手とも使用できる体質で相手を圧倒します。

荒垣なぎさとは漫画はねバド！において北小町高校バドミントン部で主将を務める人物です。荒垣なぎさはプライドが非常に高い美少女であり、過去に綾乃に敗北したことから強い劣等感を抱いています。荒垣なぎさは綾乃は違って攻撃を得意としており、インターハイへ出場するほどの腕を持っています。しかし荒垣なぎさは無理をしてしまうことから大事な膝を壊してしまう弱点があります。

コニー・クリステンセンは漫画はねバド！においてフレゼリシア女子短大付属高校に通うプロの選手です。コニーは綾乃の母に養子として育てられた過去があり、綾乃とは義理の姉妹という関係です。コニーは綾乃の母の教育と生まれつき持つセンス、高い身体能力から非常に強い選手であり、どのような試合にも勝つことが出来る完璧な選手であるといわれています。

泉理子とは漫画はねバド！において北小町高校バドミントン部の副主将を務める人物です。泉理子は4人の弟と妹を持つことからまとめることが得意であり、バドミントン部でまとめ役を担当しています。しかし泉理子は当初綾乃へ強い劣等感を抱き、自身の才能の低さに落胆していました。その後泉理子は綾乃達と共に成長し、優れた分析力と判断力を持つコントロール重視の選手へとなります。

藤沢エレナは漫画はねバド！において綾乃の幼馴染にあたる北小町高校の1年生です。エレナは世話好きな性格から綾乃の保護者的立場となっており、バドミントン部のマネージャーをすることになります。普段エレナは非常に気が強い性格と好奇心旺盛な性格の持ち主なのですが、怖がりという弱点があります。そんなエレナはマネージャーを経て部員へと移ることになります。

志波姫唯華は漫画はねバド！においてフレゼリシア女子短大付属高校バドミントン部で主将を務める人物です。志波姫は非常に仲間想いな性格をした美少女であり、部員を家族と思って大事にしています。またそれと同時にいじわるな性格をしており、部員をいじるシーンも登場します。そんな志波姫は優れた技術と強いメンタルを持った非常に優秀な選手であり、プロであるコニーと互角に渡り合う力を持っています。

芹ヶ谷薫子は漫画はねバド！において港南高校に通うお嬢様的キャラクターです。芹ヶ谷薫子もバドミントン部に所属しており、データや技術を用いて相手を倒すコントロール型の戦い方をします。また芹ヶ谷薫子は努力を怠らない人物であり、生まれ持って天才ともいえる力を持つ綾乃に強い敵対心を燃やしてライバル視しています。

石澤望は漫画はねバド！において逗子総合高校バドミントン部に所属する3年生の人物です。石澤望が所属する逗子総合高校は県大会の強豪ともいわれており、石澤望自身柔らかい手首を活かしたコントロール型の優れた選手です。当初石澤望は監督の言うことを忠実に守る女の子だったのですが、物語が進むにつれて自分自身の判断で動く人間へと成長していきます。

立花健太郎は漫画はねバド！において綾乃達が所属する北小町高校バドミントン部でコーチを務める人物です。立花健太郎は過去にインターハイ男子個人のシングルスを制覇した功績があり、オリンピックで金メダルを取ることを目標としてきました。しかし膝を怪我したことから引退し、厳しい指導を行います。そのせいで部員は次々と辞めてしまい、荒垣なぎさと対立します。しかし綾乃と出会ったことで運命が大きく変わっていきます。

太郎丸美也子は漫画はねバド！において北小町高校バドミントン部の顧問を担当する人物です。太郎丸美也子は顧問を務めていることからバドミントンに知識があると思われがちですが、本当は全く知識を持っていません。そんな太郎丸美也子は非常にお金に汚い性格をしており、県大会で高成績を残すと校長にお金を要求します。

羽咲有千夏は漫画はねバド！において主人公である綾乃の母にあたる人物です。有千夏はバドミントン女子シングル全日本総合で10回も優勝した過去があり、天才ともいえるバドミントンの実力を持っています。そんな有千夏は娘である綾乃が持つ才能を見出し、天才は作ることが出来るという仮説で厳しい教育を施します。その結果綾乃は有千夏を深く恨むことになり、闇落ちしてしまうことになります。

漫画はねバド！において魔王化した綾乃に関する感想では怖いという感想が非常に多く寄せられていました。綾乃は漫画はねバド！の当初ごく一般的な明るい少女でした。しかし突如綾乃は変貌し、魔王化してしまいます。魔王化した綾乃は目つきも口も悪く、非常に怖いキャラクターとなっています。

漫画はねバド！において魔王化した綾乃に関する感想では魔王化に驚愕する感想も非常に多く寄せられていました。綾乃は上述でご紹介した通り可愛い女の子であり、多くの読者もこの可愛さに魅了されていました。しかし漫画はねバド！4巻から綾乃は怖いキャラクターへ変貌してしまい、ネットを中心に注目を集めることになりました。

漫画はねバド！において魔王化した綾乃に関する感想では魔王化した綾乃も好きという感想も多く見受けられました。魔王化した綾乃は確かに怖いものの、メンヘラ感溢れる可愛さも持っています。このことからメンヘラ好きな方に魔王化した綾乃は人気を博すことになりました。

本記事では漫画はねバド！の主人公である綾乃が魔王化した姿についてまとめてご紹介しました。綾乃は突如単行本4巻から魔王化してしまい、多くのファンを驚愕させました。しかしそれは母親が原因であり、綾乃自身辛い思いを持っていたのです。本記事をご覧の方で魔王化した綾乃を実際に見たことが無い方は、是非漫画かアニメのはねバド！を一度チェックしてみてください。