2019年07月03日公開
2019年07月03日更新
ウルトラマンに登場する敵・怪獣・宇宙人を一覧で紹介!歴代で最強は?
1966年の『ウルトラQ』『ウルトラマン』から始まり、その後多くのウルトラマンと敵怪獣・敵宇宙人との闘いを繰り広げ続け今年53周年を迎えたウルトラシリーズ。本日も多くの人々に愛されているウルトラシリーズですが、今回はそのウルトラシリーズに登場する多くの怪獣の中から選りすぐりのものを一覧形式でご紹介します!更に今回はBiBI独自調査による歴代最強敵怪獣・宇宙人トップ10も発表します!
目次
ウルトラマンとは?
初代ゴジラなどの特撮を手掛けた、円谷英二が設立した円谷プロダクションが製作している特撮番組で、日本を代表するヒーローの一人として広く周知されています。
ウルトラマンの作品情報
ウルトラマンは1966年にTBSの武田薬品放送枠で大ヒット番組『ウルトラQ』の後番組として始まった、空想特撮シリーズの第2弾として始まった番組です。巨大ヒーローが怪獣と戦うという要素が多くの子供たちの心を掴み、平均視聴率が36.8%、最高視聴率42.8%とモンスターヒットを記録するほどの人気を博しました。
ウルトラマンの概要
一般的にイメージされる正義のヒーロー対悪の怪獣の物語だけではなく、人間のエゴや環境問題などをテーマにする作品も多数あり、様々な問題提起を経て正義や優しさなどを考えさせる作品となっています。
ウルトラマンのあらすじ
科学特捜隊の隊員 ハヤタ・シンはパトロール中赤と青の2つの光の玉を目撃します。ハヤタはその光の玉を追跡しますが、その際赤い球とぶつかってしまい湖に墜落し死亡してします。その時ハヤタは夢の中で銀色の巨人と邂逅します。
それがウルトラマンでした。ウルトラマンはハヤタと一心同体になる事によってその命を救います。やがて湖から怪獣が出現。ハヤタは夢の中でウルトラマンからベータカプセルをかざし、ウルトラマンに変身します。こうして、ウルトラマンと怪獣の闘いが始まります。
ウルトラマンとは
M78星雲からやってきた光の巨人で歴史上初めて地球人と邂逅したウルトラ戦士です。基本的なステータスは以下の通りです。
- 身長→40m
- 体重→3万5千トン
- 年齢→約2万歳
- 飛行速度→マッハ5
ウルトラマンの敵・怪獣・宇宙人一覧〜昭和〜
ここからは歴代ウルトラシリーズに登場した怪獣の一部を一覧形式で紹介します。
どれも個性的で歴代ウルトラマンを苦しめた猛者ぞろいです。まずは昭和に放送されたウルトラマンシリーズから紹介します。
ウルトラマン/宇宙怪獣ベムラー
- 身長:50m
- 体重:2万5000トン
- 出身:M35星
記念するべきウルトラマン最初の敵怪獣です。「宇宙の平和を乱す悪魔のような怪獣」と恐れられ、ウルトラマンに護送されている最中脱獄した死刑囚、それがベムラーでした。地球へ逃げたベムラーをウルトラマンが追ってきたのがウルトラマンシリーズの始まりとなります。ベムラーは鉄の100万倍も固い歯やキバ、そして口から吐き出す数万度の炎が武器です。
ウルトラマン/宇宙忍者バルタン星人
- 身長:ミクロ~50m
- 体重:0kg~1万5000トン
- 出身:バルタン星
ウルトラシリーズ屈指の人気敵怪獣で、ウルトラシリーズを見た事無くてもバルタン星人は見た事ある人もいると言うほどの有名な敵宇宙人です。宇宙忍者の別名を持つだけあり分身や両腕からの光線など多彩な技を駆使してウルトラマンを翻弄します。ウルトラマン第2話に登場して以降多くのシリーズ作品や派生作品に登場し今の人気を得るに至ります。
ウルトラセブン/幽霊怪人ゴース星人
- 身長:2m
- 体重:70kg
- 出身:ゴース星
通常では観測不能とされる幽霊惑星『ゴース星』からやってきた侵略宇宙人です。地球防衛軍の防御の穴を突き地下に大要塞を作り上げ、地下からのミサイル攻撃で世界の主要都市に壊滅的な被害を与えるという知的な敵宇宙人です。戦闘力は低いものの腕からゴースバルーンと呼ばれる球体で相手を捕らえる事ができるという能力も持ち合わせています。
ウルトラセブン/双頭怪獣パンドン
- 身長:40m
- 体重:1万5000トン
- 出身:ゴース星
先述したゴース星人が地球侵略のために送り込んだ怪獣です。双頭怪獣の名に相応しく左右にある二つの口から火炎放射を主な武器とするウルトラセブン最後の敵です。見た目通りのパワーファイター型の闘いがメインですが、ウルトラセブンのアイスラッガーに対処するなど高い知性も見せています。そのパワーは折り紙付きでウルトラセブンにひどい負傷を与えるほどです。
帰ってきたウルトラマン/宇宙恐竜ゼットン二代目
- 身長:60m
- 体重:3万トン
- 出身:バット星?(※諸説あり)
帰ってきたウルトラマン最終話『ウルトラ5つの誓い』に登場。スマートな初代に比べると、全体的に丸みを帯びたフォルムが特徴となっています。なぜこの様に丸くなったのかと言うとこのゼットンを連れてきたバット星人が養殖したからとのことです。初代を超える圧倒的なパワーでバット星人と共に帰ってきたウルトラマンことウルトラマンジャックに挑みます。
帰ってきたウルトラマン/触角宇宙人 バット星人
- 身長:2.3~43m
- 体重:80kg~2万8千トン
- 出身:バット星
2代目ゼットンと共に帰ってきたウルトラマン最終話『ウルトラ5つの誓い』に登場。地球だけでなくウルトラの星も侵略をもくろむ敵宇宙人です。バットの名が示す通りコウモリのような翼・牙を持ち、両腕ははさみとなっているのが特徴です。二代目ゼットンを陽動に使いその間に地球防衛軍であるMATの基地を破壊して基地の機能を奪うなど敵宇宙人らしく知的な面も見せます。
ウルトラマンA/遊牧星人サイモン星人(ヤプール人)
- 身長:1.99m
- 体重:80kg
- 出身:異次元
ひ弱で友好的な宇宙人として地球人の前に現れ保護されますが、実はこれは地球侵略を目論みかつてウルトラマンエースに倒されたヤプール人の残党だったのです。味方のふりをして地球人に近づき、裏で怪獣を操り破壊すると同時に子供たちの純粋な優しさを利用して、やがてウルトラマンエースを貶めるというシリーズ屈指の狡猾さでウルトラマンエースを追い詰めます。
ウルトラマンA/最強超獣ジャンボキング
- 身長:59m
- 体重:5万トン
- 出身:異次元
ウルトラマンA第52話『明日のエースは君だ!』に登場。それまで登場して強敵達の分子を再合成して誕生したウルトラマンA屈指の強敵です。武器も最強の名に相応しく多彩で眼から怪光線、口からミサイルと火炎、全身からバリアを出し、ウルトラマンAの放つメタリウム光線の直撃にも耐えるほどです。普段は先述したヤプール人が化けるサイモン星人にコントロールされています。
ウルトラマンタロウ/海獣 サメクジラ
- 身長:63m
- 体重:2万6千トン
- 出身:バルキー星
ウルトラマンタロウ第53話『さらばタロウよ!ウルトラの母よ!』に登場。その戦闘能力は高く、海を時速200ノットで進むことができるほどです。武器はタンカーを切断できるほど鋭利な角と背びれと、背中にある猛毒を含んだイボです。またこの怪獣は水陸どちらでも戦う事が可能と言う面も持ち合わせています。タロウとの最終決戦では地上に上がって勝負を挑んでいます。
ウルトラマンタロウ/宇宙海人バルキー星人
- 身長:1.8m~49m
- 体重:100kg~2万2千トン
- 出身:バルキー星
先述のサメクジラと共にウルトラマンタロウ第53話『さらばタロウよ!ウルトラの母よ!』に登場。地球の海を支配しようと企み、海獣サメクジラを操って次々とタンカーを襲います。素早い動きとバルキーソードを武器とした敵宇宙人です。余談ですが、バルキー星人のデザインはウルトラマンレオの没デザインを基にしたためどことなくウルトラマンレオに似ています。
ウルトラマンレオ/円盤生物ブラックエンド
- 身長:55m
- 体重:2万9千トン
- 出身:ブラックスター
視聴者に多くのトラウマを植え付けたと言われる円盤生物の最後にして最強の敵怪獣が円盤生物ブラックエンドです。主な武器は口から吐くデスマグマと呼ばれる火炎、前後にある4本の角、レーダーにもなる巨大な尻尾です。また角には敵の攻撃を吸収して自身のエネルギーに変換する能力もあります。これまで空を飛ぶタイプの敵が多かった円盤生物の中では珍しく地上戦を得意とする怪獣です。
ウルトラマンレオ/ブラック指令
- 身長:1.89m
- 体重:80kg
- 出身:ブラックスター
ウルトラマンレオ第40話から始まる『円盤生物シリーズ』に登場した悪の宇宙人で、一部のファンからは『ウルトラシリーズ最大のトラウマの元凶』と恐れられています。全身黒づくめの不気味な風貌で、常に手に持つ水晶玉で円盤生物を呼び寄せ様々な侵略・破壊攻撃を行わせました。その攻撃により主要人物をほとんど殺してしまうなどシリーズ屈指の残虐非道な宇宙人と言われています。ちなみにこの一覧に登場する宇宙人にしては珍しくかなり地球人に近い風貌をしているのも特徴です。
ザ☆ウルトラマン/処刑怪獣マクダター
- 身長:153m
- 体重:13万9千トン
- 出身:ウルトラの星U40
悪の宇宙人、ヘラー軍団が処刑用に駆ってる怪獣がこの処刑怪獣マクダターです。獰猛な性格で一度怒ると周囲にあるものをなんでも見境なく破壊するほどです。武器は両腕のかぎ爪と、持ち前の怪力、そして長い尻尾と言う格闘戦を得意とするパワーファイターです。その怪力は尋常ではなく、ウルトラマンが3人揃わないと劣勢だと思わせるほどのものです。
ウルトラマン80/冷凍怪獣 マーゴドン
- 身長:70m
- 体重:3万3千トン
- 出身:宇宙
ウルトラマン80最終話『あっ!キリンも像も氷になった!!』に登場した宇宙怪獣です。白い体毛に覆われたマンモスのような外見が特徴で、主な武器は全身から発する冷凍ガス「スティファフロワー」、二本の牙、地上を滑空しての体当たり攻撃などです。自身のエサである熱を求め宇宙中を彷徨い熱がある惑星に降り立つと片っ端から熱を奪い取り、最終的にはその星を氷漬けの死の惑星にしてしまう恐ろしい怪獣です。
ウルトラマンの敵・怪獣・宇宙人一覧〜平成〜
ここからは平成に放送されたウルトラシリーズに登場した怪獣の一部を昭和同様一覧形式で紹介します。こちらも強力な怪獣がそろっています。
ウルトラマンUSA/超変身怪獣 キングマイラ
- 身長:40cm~無限大
- 体重:5kg~無限大
- 出身:M78星雲惑星ソーキン
最初発見された時はウサギのような可愛らしい見た目をしていて、一見人懐っこく大人しく見えましたがやがてその凶悪な本性を現します。放っておくと無限に成長するという驚異の体質で90分ごとに倍の大きさに巨大化する姿を見せます。劇中でも3段階まで成長しています。主な武器は口や両肩から生えた触手から発する火炎と自由自在に操れる尻尾、そして相手を翻弄させる瞬間移動(テレポート)です。
ウルトラマンG(グレート)/伝説深海怪獣 コダラー
太鼓から伝わる滅亡の伝説に登場する深海に閉ざされし者と呼ばれる怪獣です。エラと共生する謎の藻でオーストラリア近海を死の海に変えてしまいます。海底で眠っていただけのことはあり海中では猛スピードで泳ぐことができます。
- 身長:62m
- 体重:9万4千トン
- 出身:地球の海底
陸に上がると動きは急激に鈍りますが、それでも弱体化する事は無くウルトラマングレードをひるませるほどの怪力を見せつけます。主な武器は怪力、目や手から放つ電撃球、あらゆる攻撃を吸収して2倍に増幅して返す能力などです。
ウルトラマンパワード/宇宙忍者バルタン星人(パワードバルタン)
- 身長:ミクロ~65m
- 体重:計測不能~2万3千トン
- 出身:バルタン星
一般的なバルタン星人と比べてメタリックで鋭いデザインが特徴のバルタン星人です。その流線形が示す通り空中をマッハ27の高速で飛ぶことができ、これはウルトラシリーズに登場した歴代宇宙人の中で最速となっています。主な武器は赤い光球のバイオビームと、両手の鋏から放つ衝撃波のフラッシュ念動波です。ちなみにパワードバルタンは、ウルトラマンパワードシリーズ内ではパワードを除いて唯一の宇宙人だったりします。
ウルトラマンティガ/超古代尖兵怪獣 ゾイガー
- 身長:55m
- 体重:4万8千トン
- 出身:ルルイエ
超古代都市ルルイエから地上を破壊するために送られた尖兵ですが、ウルトラマンティガが防衛軍のGUTSと協力しなければ倒せないほど強力な怪獣です。しかもティガがやっとの思いで倒した直後にゾイガーが複数体出現し世界中を襲撃するという場面は当時の多くの視聴者を絶望させた場面として知られています。主な武器は口から吐く光弾と持ち前の怪力です。余談ですが名前の由来はクトゥルフ神話に登場する邪神ロイガーです。
ウルトラマンダイナ/超合成獣 ネオガイガレード
- 身長:69m
- 体重:8万トン
- 出身:木星の衛星ガニメデ付近
ウルトラマンダイナに登場するスフィアと合成した最後のスフィア合成獣です。主な武器は口から発射する破壊光線、尻尾から発射する追尾光線、さらに防衛軍やウルトラマンダイナの攻撃も防ぐ強靭なバリアです。また見た目に反して知的な面も持ち合わせており、防衛軍GUTSのメンバーが登場するガッツシャドーを捕らえて人質にする場面もあるほどです。
ウルトラマンガイア/破滅魔虫 カイザードビシ
- 身長:62m
- 体重:6万8千トン
- 出身:世界各地
ワームホールから突如無数に表れたドビシと呼ばれる生命体が合体した怪獣で、元となるドビシがいる限りは何度でも何体でも出現することができるという怪獣です。個体差はありますが、主な武器は顔と膝にある目から放つ光線や、腕についている鎌などです。攻撃力が高い一方で防御力はそれほど高くなく、戦車部隊でも倒すことは出来るほどです。しかし、先述の通りドビシの数の暴力により苦戦を強いられてしまいます。
ウルトラマンネオス/究極進化帝王 メンシュハイト
- 身長:69m
- 体重:9万6千トン
- 出身:宇宙
2000年にオリジナルビデオ作品として展開されたウルトラマンネオスの最後を飾る強敵です。「ダークマターが生み出した究極の生命体」を自負しており、性格は傲慢・独善的・残忍と言う悪役に相応しいものとなっています。究極の生命体を自負するだけあり、戦闘能力が非常に高く手から破壊光弾、額からは地面を燃やす光線、更に様々な超能力を駆使します。また、背中の翼で強風を起こして相手を飛ばすこともできます。
ウルトラマンコスモス/カオスダークネス
- 身長:70m
- 体重:7万6千トン
- 出身:P87ポイント
ウルトラマンコスモスシリーズ全編を通しての敵であるカオスヘッダーが一体化した怪獣です。今まで自身達に与えられた使命をことごとく妨害したウルトラマンコスモスに対して強い憎しみを持っている為、その容赦ない猛攻はこれまでにない激しいものとして視聴者の印象に残りました。主な武器は両腕から放つ『破壊光線クリムゾンブレーク』、バリアを突破できる光線『破滅魔球ダークデストロイヤー』、念動力などです。
ウルトラマンネクサス/ダークザギ
- 身長:55m
- 体重:5万トン
邪悪なる暗黒破壊神の異名を持つ、黒き巨人『ウルティノイド』の一体です。元々は対スペースビースト駆除用にウルトラマンノアを模して作られた対ビースト最終兵器でした。ウルトラマンノアを模して造られただけあってウルトラマンノアが使える技はほとんど使えます。またウルトラシリーズ屈指の策士ぶりと狡猾を持ち合わせていて、なんと自身を復活させるために18年にわたって計画を進めると言う周到さも見せています。
ウルトラマンマックス/ギガバーサーク
- 身長:990m
- 体重:9900万トン
- 出身:地底 デロス文明
身長体重共にウルトラシリーズトップクラスに巨大な機械獣です。地球の地下に住むデロス人たちが敵であるウルトラマンマックスを確実に倒す為に作成したものです。その大きさは伊達ではなく火力も見た目に引けを取らないほどの高火力を見せつけます。主な武器は体中から無数に生える機械腕、目から発射される破壊光弾、電流チェーンソーと機械獣に相応しく多種多様となっていて一度はこれでウルトラマンマックスを追い詰めます。
ウルトラマンメビウス/暗黒宇宙大皇帝 エンペラ星人
ちゃんとした形で登場したのはウルトラマンメビウスですが、実はそれから遡ること33年前のウルトラマンタロウでも存在が明かされていたという歴史あるボスキャラクターです。
- 身長:56m
- 体重:4万9千トン
- 出身:不明
太陽の消滅に伴い多くの仲間や故郷を失い、それと引き換えに闇の力を手に入れたというウルトラマンとは真逆の悲劇性を持ち合わせたキャラクターでもあります。主な武器はウルトラマンを一撃で倒してしまうレゾリューム光線、念動力、そして高い防御力を誇るリフレクターマントなどです。
ウルトラマンギンガ/ダークルギエル
- 身長:ミクロ~無限大
- 体重:0~無限大
- 出身:不明
ウルトラマンギンガシリーズの物語の裏で暗躍し、「生きとし生けるもののすべての時間を止める」=皆殺しを目的とする黒幕です。その目的や手段などからウルトラシリーズ屈指の外道と言う評価も上がるほどです。専用の武器を用いた『ダークスパーク』で相手を強制的に人形化してしまうという能力を持っており、これで歴代ウルトラマンや今回の一覧に出てきたものを含む多くの怪獣・宇宙人たちを人形化してしまいます。
ウルトラマンの歴代最強の敵ランキングTOP10〜4
ウルトラ怪獣は歴代シリーズで数え切れないほど多く登場しています。そうなるとファンの間で話題になるのは『歴代ウルトラ怪獣で最強は誰なのか?』ではないでしょうか?
今回はBiBiの独自調査で選ばれた歴代最強ウルトラ怪獣トップ10をランキング形式で一覧にて紹介します。あなたが考える最強怪獣はこの一覧にいるでしょうか?では、第10位からご紹介します。
10位:風船怪獣 バルンガ
歴代最強の敵ランキング第10位は風船怪獣バルンガがランクイン! バルンガはウルトラシリーズの元祖ウルトラQから登場していた古参怪獣の一体です。
- 身長:50cm~(※エネルギーがある限り無限)
- 体重:不明
- 出身:土星
バルンガは攻撃力と呼べるほどの攻撃力はないのですが、代わりに恐ろしい特性を持っています。それはあらゆるエネルギーを吸収して成長し続けるというものです。この特性の為どのような攻撃もバルンガにとってはエサにしかならず、攻撃すればするほど成長させてしまうという恐るべき怪獣です。 その特性から最強怪獣候補として多くのファンから一目置かれています
9位:シビルジャッジメンター ギャラクトロン
歴代最強の敵ランキング第9位はシビルジャッジメンター ギャラクトロンがランクイン!今回の一覧では一番新しいウルトラマンオーブから見事ランクインを果たしました。
出典: https://m-78.jp
- 身長:61m
- 体重:6万1千トン
- 出身:サイバー惑星クシア
総ての闘いを終わらせることを目的としたロボットとは語られていますが、実際はその手段があまりにも度を越した破壊活動だったためウルトラマンオーブと対峙することになります。主な武器は大きなかぎ爪のついたギャラクトロンシャフトや左腕にある大剣ギャラクトロンブレード、右腕の砲塔、目などから発する破壊光線などです。特に必殺技のギャラクトロンスパークは山1つを消滅させるほど強力なものです。
8位:暗黒宇宙大皇帝 エンペラ星人
歴代最強の敵ランキング第8位は『ウルトラマンの敵・怪獣・宇宙人一覧〜平成〜』一覧でも紹介した暗黒宇宙大皇帝 エンペラ星人がランクイン!30年以上雌伏の時を経て現れたその実力は伊達ではなく、ウルトラ兄弟クラスの実力者が複数相手でもその場から動かず撃破してしまうほどの実力を誇ります。
特にエンペラ星人の必殺技レゾリューム光線は当たってしまったウルトラマンを即死させてしまうというほど強力な技で、実際これで主役のウルトラマンを完全に死滅させてしまうほどでした。そしてウルトラの父に生涯に残る重傷を負わせるなど、その武勇伝は皇帝の名に相応しいものとなっています。
7位:地獄星人ヒッポリト星人
歴代最強の敵ランキング第7位は地獄星人 ヒッポリト星人がランクイン!ヒッポリト星人はウルトラマンAに登場した宇宙人です。なんと、ウルトラマン(初代)、ウルトラマンゾフィー、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、更にウルトラの父と5人のウルトラ戦士を倒したというシリーズ屈指の実力者です。
- 身長:50m
- 体重:6万3千トン
- 出身:ヒッポリト星
不意打ちやだまし討ちを好む卑怯な性格ですが、真っ向勝負でも他を圧倒する強さを見せています。このような実績から、歴代シリーズ最強宇宙人候補に度々名前が挙がるほどです。主な武器は閉じ込めた相手をブロンズ像に還生命活動も停止させてしまうヒッポリトタールなどです。
6位:邪神ガタノゾーア
歴代最強の敵ランキング第6位は邪神ガタノゾーアがランクイン! ガタノゾーアは平成シリーズ第一作のウルトラマンティガに登場するラスボスです。
- 身長:130m
- 全長:200m
- 体重:20万トン
- 出身:ルルイエ
ガタノゾーアはH.P.ラブクラフトを中心に作られた『クトゥルフ神話群』をモチーフにした怪獣です。その実力はまさに邪神と呼べるほどで、ウルトラシリーズ中初めて単独の能力のみで世界を滅亡寸前まで追い詰め、当初はウルトラマンティガの攻撃も受け付けず逆にティガを圧倒し石化させてしまうほどでしたた。その実力から常に最強候補に入る強豪怪獣です
5位:暴君怪獣タイラント
歴代最強の敵ランキング第5位は暴君怪獣 タイラントがランクイン! タイラントはウルトラマンタロウに登場する怪獣です。かつてウルトラ兄弟に倒された恨みを晴らすべく地球に向かう際ウルトラ5兄弟を全員倒してからタロウに挑んだという、経歴を持っていて最強怪獣候補として多くのファンから支持されつづける怪獣です。
- 身長:62m
- 体重:5万7千トン
- 出身:海王星付近
ウルトラマンタロウ第40話『ウルトラ兄弟を越えてゆけ!』に登場した合体怪獣です。その元となったのはかつてウルトラ兄弟と対峙した怪獣たちで下記のような怪獣が合体してできています。
- 頭部 → シーゴラス(帰ってきたウルトラマン)
- 耳 → イカルス星人(ウルトラセブン)
- 胴体 → ベムスター(帰ってきたウルトラマン)
- 両腕 → バラバ(ウルトラマンA)
- 背中 → ハンサギラン(ウルトラマンA)
- 両足 → レッドキング(ウルトラマン)
- 尻尾 → キングクラブ(ウルトラマンA)
4位:完全生命体 イフ
- 身長:4~54m
- 体重:3万2000~4万9000トン
- 出身:宇宙(詳細不明)
歴代最強の敵ランキング第4位は完全生命体イフがランクイン!2018年5月20日放送の『日曜もアメトーーク! ウルトラマン芸人』でも最強怪獣として紹介されたイフはウルトラマンマックスに登場する怪獣です。イフの唯一にして最大の武器は公式サイトで以下のように語られています。
自分が受けた攻撃に対して相手方の能力を身に付け反撃する。攻撃されればされるほど強くなる。
つまり攻撃を与えれば与えるほど強くなってしまいしかも反撃してくるという特性を持っているのです。更に驚異的な再生能力を持っている為、電子レベルに分解してもすぐに再生してしまうという実質不死身と言える強靭な能力も脅威です。この能力の為ウルトラマンマックスも倒す為の攻撃ができなくなってしまうという事態に陥ってしまいました。
ウルトラマンの歴代最強の敵ランキングTOP3
10位から4位のランキング一覧はいかがでしたか?あなたが考える最強怪獣はいましたでしょうか?これからはついにトップ3をご紹介します。
3位:宇宙忍者バルタン星人
歴代最強の敵ランキング第3位は『ウルトラマンの敵・怪獣・宇宙人一覧〜昭和〜』一覧でも紹介した宇宙忍者バルタン星人がランクイン!
バルタン星人は地球を侵略に来た宇宙人ですが、元々は侵略のために地球に来たわけではありませんでした。たまたま宇宙旅行していたバルタン星人一団でしたが、その旅行中に母星バルタン星がとある科学者の暴走により失われてしまった為、長年新しい移住先を求めてさまよっていたという背景もあったのです。
宇宙忍者と呼ばれるほどの多彩な能力もさることながら、バルタン星人はその意外な悲劇的な背景も人気の理由と評価されています。
2位:古代怪獣ゴモラ
歴代最強の敵ランキング第2位は古代怪獣ゴモラがランクイン! ゴモラはウルトラマンに登場する怪獣です。
- 身長:40m
- 体重:2万トン
- 出身:ジョンスン島
実は怪獣ではなく元々古代にいたとされる「ゴモラサウルス」と呼ばれる恐竜でした。このゴモラは同時期に開催されていた万博に展示しようと無理やり連れ去られ、更に空輸中に麻酔が切れてパニックになったため、なんと高度から叩き落した結果本来の凶暴性が蘇り大阪で大暴れをすると言う、人間側の身勝手に振り回されただけの怪獣でもあります。ゴモラはその巨大な角と太く長大な尻尾でウルトラマンを圧倒しました。
1位:宇宙恐竜ゼットン
歴代最強の敵ランキング堂々の第1位は宇宙恐竜ゼットン! ゼットンははウルトラマンに登場する怪獣です。
- 身長:60m
- 体重:3万トン
- 出身:宇宙
初代はゼットン星人によって育てられたもので、地球侵略をもくろむゼットン星人の切り札として登場します。その戦闘力は非常に高く、なんとウルトラマンの攻撃を一切受け付けないほどです。ゼットンが放つ火球は1兆度で更に光線、防御面ではバリヤーやテレポートを駆使してウルトラマンを翻弄します。しかもウルトラマンの切り札であるスペシウム光線を吸収して反射しウルトラマンを倒してしまいます。
このように初めてウルトラマンを倒した怪獣であるというのインパクトは強く、また、その魅力的なキャラクターも相まって多くのファンに愛されたゼットンが見事に一位に輝きました。
ウルトラマンの敵に対する感想や評価は?
ウルトラマンの敵に対する感想や評価はどうなっているのでしょうか?その一部をここで紹介します。
ウルトラ怪獣で、どれが最強と聞かれたら間違いなくこの2体を挙げる
— モリッチ P (@xrfreedspike) October 23, 2018
(o・ω・))-ω-))うん pic.twitter.com/YqJmL6tm68
ウルトラ怪獣最強候補に関する感想です。風船怪獣バルンガなどはコアな人気があり人によって最強候補は様々となっています。
全ての作品において一番好きな怪獣がアボラスなんですが、初代とパワード含めもっと評価されて良いデザインと強さ魅力が詰まった怪獣だと思うんですよ。
— ULTRATAKU (@TAKUM78) December 5, 2018
レッドキングの改造で埋もれがちですが円谷英二監督自らが演出したウルトラ怪獣ですよ…本当にカッコ良い pic.twitter.com/JFcCOFUGSd
こちらは好きな怪獣についての感想です。造形のこだわりや設定の細やかさなどもカッコ良いと愛される怪獣の大切な要素の様です。
実家なう。3歳になった弟夫婦の甥っ子に、俺の部屋のクロゼットにしまってあった三十年以上前に遊んでたウルトラ怪獣のソフビ人形を献上。単にオタク気質を拗らせ、捨てずに取ってあったモノだったが、こんな形で再利用されるとは思いもしなかった pic.twitter.com/znIBqi9Grt
— tog. (@flexible_B) February 9, 2019
怪獣のソフトビニール人形に関する感想です。ウルトラ怪獣は世代を超えて愛されているようです。
ウルトラマンの敵まとめ
『ウルトラマンに登場する敵・怪獣・宇宙人を一覧で紹介!歴代で最強は?』いかがだったでしょうか?今年の夏からはウルトラシリーズの新作『ウルトラマンタイガ』が放映されます
新作ウルトラマンを楽しむ前にこれまでの強敵をこの記事で振り返るのもいいかもしれませんね。