ウルトラマンのトラウマ怪獣一覧！歴代ウルトラ戦士の衝撃の鬱展開とは？

ウルトラマンの怪獣とは円谷プロ製作の特撮番組「ウルトラマン空想特撮シリーズ」に登場する悪役の怪獣達です。昭和から平成そして令和の現在まで語り継がれる特撮ヒーローウルトラマンの悪役怪獣は子供達に、勧善懲悪を教えるだけでなく地球環境の問題や人間関係を教えてくれました。そして時にはトラウマに残る回も放送され強烈なインパクトを与えました。

ウルトラマンの怪獣の基本情報です。特撮ヒーローウルトラマンシリーズに登場する悪役でその歴史は古く昭和から平成そして現在まで続いています。怪獣は51種類います。ウルトラマンの玩具としても販売されており特にバンダイの「ウルトラ怪獣シリーズ」は定番商品として有名です。ウルトラマンの怪獣は派手目の怪獣は少ないですがトラウマになる怪獣が時折登場する事でも知られています。

特撮ヒーロー「ウルトラマン」に登場した怪獣達でトラウマになった回も多くあります。昭和から平成そして令和に至るまで沢山の怪獣達が登場しました。そんな怪獣達のトラウマシーンをランキングで紹介していきます。

ウルトラマンのトラウマ怪獣として10位に挙げられるのがヒッポリト星人です。ヒッポリト星人が登場した回は第26話「全滅ウルトラ5兄弟」と第27話「奇跡ウルトラの父」です。ヒッポリト星人は地球侵略の為にやってきます。だまし討ちや不意打ち等卑怯な手を使う怪獣です。

手強い相手でウルトラマンセブンと対等に戦い勝利し、疲弊していましたが、ウルトラ父までも倒しています。ウルトラ5兄弟がブロンズ像にされてしまうシーンはトラウマです。ヒッポリト星人の最後はウルトラマンエースのメタリム光線によって粉砕されています。

ウルトラマンのトラウマ怪獣として9位に挙げられるのがガッツ星人です。ウルトラセブンに登場した怪獣でウルトラマンセブンの攻撃が全く通用しなかった事でも有名な怪獣です。幻惑させる技を持っています。登場シーンも不気味で低い声もまたトラウマになるようなシーンが多くありました。

ウルトラマンのトラウマ怪獣として8位に挙げられるのがダダです。ダダは人間を縮小するミクロ化機で人間標本を採取しようとした怪獣です。3つの顔を使いこなす事ができ集団でいるように錯覚させる能力を持ち、壁をすり抜ける能力、透明化する能力までも持っています。その不気味な声とビジュアルが、昭和から平成そして現在まで強烈な印象を与え多くの子供達のトラウマとなりました。

ウルトラマンのトラウマ怪獣として7位に挙げられるのがスペル星人です。スペル星人は「ウルトラセブン」の第12話の「遊星より愛をこめて」の回に登場しました。スペル星人の住む星が新兵器スペリウム爆弾の実験の失敗により惑星全体が放射能によって汚染されてしまいます。汚染されたスペル星人の血液の代わりに地球人の血液を使おうと調査をします。その容姿がトラウマ怪獣して印象に残ります。

スペル星人が登場する第12話は欠番扱いになっています。当初は問題視されず放送されていましたが、1970年の「怪獣決戦カード」にスペル星人の説明に「ひばく星人」と書かれていた為。原爆被害者団体協議会から抗議を受けさらに朝日新聞が「被爆者を怪獣扱い」と報道し。瞬く間に抗議行動は全国に拡がりスペル星人の回は封印されました。

ウルトラマンのトラウマ怪獣として6位に挙げられるのが円盤生物ノーバです。円盤生物ノーバが登場した回は第49話「恐怖の円盤シリーズ死を呼ぶ赤い暗殺者」です。円盤生物ノーバはブラックスターからやって来た全身が真っ赤なテルテル坊主に似た姿をしている怪獣で殺し屋です。

ブラック司令からウルトラマンレオを倒せる実力をもつであろうと言われた程の実力者で特撮ヒーローウルトラマンに出てくる怪獣の中でも屈指の強豪の一体でもあります。目から放つ熱線ノバーレーザーは30万度あり、戦闘機を次々と撃破し破壊しました。口から吐くレッドクレイジーガスは血のように真っ赤で辺り一面が真っ赤に染まる様が昭和から平成、現在まで多くの子供達のトラウマになりました。

ウルトラマンのトラウマ怪獣として5位に挙げられるのがゼットンです。ウルトラマンの「さらばウルトラマン」の回で初登場します。ウルトラマンの必殺技が通用しなかった怪獣で昭和から平成そして現在までウルトラマンの前に立ちはだかる屈指の強豪怪獣としても有名です。正義のヒーローであるウルトラマンが悪の怪獣に倒されるシーンはトラウマとして印象に残ります。

ウルトラマンのトラウマ怪獣として4位に挙げられるのが戀鬼です。戀鬼は平成のウルトラマンコスモス第18話の「二人山伝説」の回に登場しました。戦国時代に敵国同士であった為、結ばれずお互い自害した姫と若殿が巨大な怨霊になったのが戀鬼です。そのビジュアルは矢が刺さった状態で落ち武者のようで、トラウマシーンとして有名です。

特撮ヒーロー「ウルトラマン」に登場したトラウマ怪獣達のランキングトップ3を紹介していきます。10位から4位まではトラウマとして記憶に残る回やシーンが多くありました。さらに強烈なトラウマを与えた回やシーンがありますので3位から1位までを見ていきましょう。

ウルトラマンのトラウマ怪獣として3位に挙げられるのがシルバーブルーメです。シルバーブルーメは特撮ヒーローウルトラマンレオの第40話「恐怖の円盤生物シリーズMAC全滅円盤は生物だった」の回に登場しました。ブラック司令の召喚でブラックスターから地球にやって来ました。

イソギンチャクに似た外見ですが、その容姿からは想像出来ない程のトラウマになる事件を引き起こします。地球防衛隊であるMACのアジア本部ステーションを襲いMAC隊員だけでなく基地ごと丸呑みにし全滅させました。その後、地球に降り立つと主人公の最も親しい人を次々と殺害していくという特撮ヒーローにはない暴挙に出ました。犠牲者リストのシーンや急に場面展開するシーン等、トラウマになる回として第3位になりました。

ウルトラマンのトラウマ怪獣として2位に挙げられるのがぺロリンガ星人です。ぺロリンガ星人はウルトラマンセブン第45話「円盤がきた」の回に登場しました。円盤に乗り不透視バリアーをはり各地の天文台や観測所に身を隠し地球に接近してきました。アマチュア観測者の1人フクシン三郎はぺロリンガ星人の乗った円盤を発見しウルトラ警備隊に通報しますが現実逃避気味のフクシン三郎の通報は誰にも信じてもらえず落ち込みます。

その落ち込んだフクシン三郎を自国の星に連れ去ろうとぺロリンガ星人が近づきます。3度目の通報でぺロリンガ星人はうっかり声を出してしまい、それが原因で遂にウルトラ警備隊が動きウルトラマンセブンによって倒されます。その後、フクシン三郎は一点して英雄扱いにされますが、うかない顔をします。

工場地帯や工場勤務の始業のサイレンなどフクシン三郎の日常を自転車で無言で走るシーンが一分程続きます。居場所のない自分を変えるチャンスを失ったバッドエンディングとも受け取れ特撮テレビにはない違ったトラウマになる構成で製作されています。当時は人気がなかったが平成になり人気が高まり現在では特撮ヒーローファンにより高い評価を受けています。

ウルトラマンのトラウマ怪獣として1位に挙げられるのがオコリンボールです。コブ怪獣とも呼ばれています。ウルトラマン80の第20話「襲来吸血ボール軍団」の回に登場しました。任務を終えたムーンセレナーデ号が突如無数のボール軍団に襲われます。そしてウルトラ警備隊が出動し無数のボール軍団を追う途中に不審な自動車を発見します。     

その自動車の周りには血だまりが出来て運転手は全身の血を吸われミイラ化しており、ミイラ化した運転手の手には得体の知れない生物を握りしめていました。その得体の知れない生物こそがオコリンボールでした。オコリンボールは吸血し分裂を繰り返し日本を襲いました。恐怖で理性を失った人々が外出禁止令を無視して逃げ周り結果吸血ボールの餌食となってしまいました。

オコリンボールは最新兵器ですら養分として吸収し分裂を繰り返すので効果がありませんでした。そして本体であるコブ怪獣となりウルトラマンに撃破されました。その大量虐殺は特撮ヒーローウルトラマン史上最悪と名高く昭和から平成そして現在までトラウマ回として印象に残る怪獣です。

特撮ヒーローウルトラマンは子供達の英雄で昭和から平成そして現在まで絶大な人気を誇っています。そんなウルトラマンには鬱展開になるような特撮トラウマシーンがありますので紹介していきます。

特撮ヒーローウルトラマンの鬱展開・トラウマシーンとして「ウルトラマンネクサス」第12話があります。斎田リコは実質的なヒロインで孤門一輝の恋人でもあります。しかし、斎田リコとその家族は溝呂木眞也により惨殺されていました。そして斎田リコは自覚もないまま溝呂木眞也によって操られていました。

初めて彼女の家に入った孤門一輝が見た物は無人の家とリコの部屋に散乱する不気味な絵でした。リコが会話していた家族の姿は幻覚で、彼女が「家族の肖像」として描いていたはずの絵は、不気味なビーストの絵となっていました。その後リコは、溝呂木に正体を明かされて絶望の果てに血まみれの姿となり孤門の前に現れます。「あなたに出会わなければ私は死ななかった」という言葉を呟きながらファウストに変身します。

最後は人格を取り戻したリコが孤門一輝をかばい死んでしまいます。孤門のせいで家族が皆殺しにされ、自身も殺害され生きる屍として利用されていると知った上で、 出会えたことに後悔などしていないと告げると、光となって消えてしまいました。この回は批判が殺到した事でも有名です。ヒロインが既に殺害されていた事や不気味な絵のシーンは特撮ヒーローウルトラマンにはない稀に見る鬱展開です。

特撮ヒーローウルトラマンの鬱展開・トラウマシーンとして「ウルトラマンレオ」「恐怖の円盤生物シリーズ」があります。円盤生物シリーズは、「ウルトラマンレオ」「恐怖の円盤生物シリーズ」に登場したブラックスター出身の円盤生物達です。主に「シルバーブルーメ 」「ノーバ 」「星人ブニョ 」などが有名です。

ウルトラマンレオ第50話「レオの命よキングの奇跡」の回はウルトラマン屈指の鬱展開で特にウルトラマンレオがバラバラにされるシーンは今では放送出来ません。円盤生物シリーズ8作目の「星くずを集める少女」も歴史に残る鬱展開として有名です。恐怖のテリナQとゲンの右目が飛び出すシーンは鬱展開となりトラウマシーンでもあります。

特撮ヒーローウルトラマンの鬱展開・トラウマシーンとして「ウルトラマンメビウス」第48話があります。この回に登場するエンペラ星人はウルトラマンメビウスのラスボスになります。

圧倒的な強さでウルトラマンヒカリとザムシャーを一瞬で吹き飛ばしウルトラ兄弟が苦戦した怪獣達も一瞬にして倒す程です。エンペラ星人の放つレゾリューム光線はウルトラマンメビウスの身体を分解し消滅させました。そのシーンは鬱展開と絶望的な強さとして衝撃を与えトラウマシーンとして語り継がれています。

昭和から平成そして現在まで世代を超えて愛される特撮ヒーローウルトラマンのトラウマ怪獣についてです。多くのファンがトラウマとしてインパクトに残った怪獣達の気になる感想や評価をまとめました。

ウルトラマンのトラウマ怪獣に関する感想や評価で最も多かったのがウルトラマンレオの円盤生物シリーズです。子供の頃にみたMACの全滅シーンはトラウマとして残っているという感想が多くありました。

ウルトラマンのトラウマ怪獣に関する感想や評価でトラウマになる怪獣としてゼットンという意見が多くありました。勧善懲悪の正義のヒーローウルトラマンがまさかの敗北するといったシーンがトラウマになったという感想も多くありました。

ウルトラマンのトラウマ怪獣に関する感想や評価でトラウマになる容姿として戀鬼が多くありました。そのビジュアルは大人でも怖いと思え子供には見せられないといった声もありました。

いかがでしたか？ウルトラマンのトラウマ怪獣・平成までを見ていきました。昭和から平成そして現在まで世代を超えて愛される特撮ヒーローウルトラマンは偉大でありトラウマになる怪獣がこれ程多く登場する特撮ヒーロー番組はウルトラマンだけです。数ある特撮ヒーローの中でも逸脱し面白いのもウルトラマンである事は確かです。今一度、ウルトラマンのトラウマになる怪獣ご覧になってみてはいかがでしょうか。