2019年06月27日公開
2019年06月27日更新
【ジョジョ】マウンテン・ティムのオー!ロンサム・ミーを考察!名言・名セリフも紹介
皆様はジョジョの奇妙な冒険に登場するオー!ロンサム・ミーというスタンドをご存知でしょうか。オー!ロンサム・ミーとはジョジョの奇妙な冒険第7部に登場するマウンテン・ティムという人物が使用するスタンドです。オー!ロンサム・ミーを使用するマウンテン・ティムは伝説のカウボーイといわれる人物であり、作中でレースと共にある捜査をしていました。しかし彼はブラックモアの手によって壮絶な最期を迎えてしまいます。本記事ではそんなマウンテン・ティムについて使用するスタンドや名言となった名セリフなどをご紹介します。
目次
マウンテン・ティムとは?
ジョジョの奇妙な冒険の作品情報
ジョジョの奇妙な冒険第7部に登場するカウボーイのマウンテン・ティム。マウンテン・ティムはオー!ロンサム・ミーというスタンドを使用する人物であり、大統領の部下のスタンド使いであるブラックモアの手によって壮絶な最期を迎えました。本記事ではそんなマウンテン・ティムについて使用するオーストラリアというスタンドや名言となったセリフ、作中での最期などをまとめてご紹介していきます。
ジョジョの奇妙な冒険の原作情報
ジョジョの奇妙な冒険とは1986年から2004年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、2019年現在「ウルトラジャンプ」で連載されている荒木飛呂彦による日本の漫画作品です。ジョジョの奇妙な冒険は仲間達との絆と強敵との戦いをテーマにした長編作品であり、2019年現在合計100巻を超える単行本が発売されています。メディア展開も積極的であり、アニメ化やゲーム化、実写映画化など多数の派生作品が制作されています。
多くの派生作品が制作される理由となるのがそのストーリーと人気です。ジョジョの奇妙な冒険は現在合計8部のストーリーに分かれており、多数のジョジョという名の主人公が悪と戦うという物語になっています。本記事の主役であるマウンテン・ティムはジョジョ第6部「スティールボールラン」に登場する人物であり、ジョジョ第7部「スティールボールラン」は名言となった名セリフを多数生み出したことで特に人気を博しています。
もちろん他の部も多数の名言となった名セリフや名シーンを多数生み出しており、累計発行部数は2016年の12月時点で1億部を突破する記録を打ち立てています。またこの人気からジョジョの奇妙な冒険は2006年に「日本のメディア芸術100選」のマンガ部門で2位を受賞しました。さらにジョジョシリーズは海外の有名ブランドともコラボを果たしており、2019年現在日本を代表する漫画として世界中で注目を集めています。
ジョジョの奇妙な冒険のアニメ情報
世界的漫画ジョジョの奇妙な冒険は1993年から2006年までOVAとして第3部がアニメ化されました。このOVAは原作に少し変更を加えているもののレベルが高く、多くのファンを魅了しました。その後ジョジョの奇妙な冒険は2007年に劇場アニメとして第1部が公開されました。しかしこの1部の映画化はかなり変更が加えられた作品となってしまっており、スピードワゴンなどのメインキャラクターが登場することはありませんでした。
そしてジョジョの奇妙な冒険は2012年の7月に第1部と第2部のアニメ化を発表し、2012年10月から2013年4月まで第1部「ファントムブラッド」と第2部「戦闘潮流」が全国で放送されました。新たに描かれたジョジョの奇妙な冒険のアニメは原作に忠実な物語と原作に似た作画を施した作品であり、原作ファンから多数の支持を集めました。そして放送終了後多くのファンからジョジョ第3部のアニメ化を期待する声が多数寄せられました。
その人気からアニメジョジョの奇妙な冒険は2014年4月から2015年の6月まで合計2クールで第3部「スターダストクルセイダース」がアニメ化されました。その後続いて2016年の4月から12月に渡り合計3クール構成で第4部「ダイアモンドは砕けない」がアニメ化されました。その後2018年10月から第5部「黄金の嵐」がアニメ化されることになり、2019年6月現在も未だ全国でアニメが放送されています。
マウンテン・ティムのプロフィール
本記事の主役であるマウンテン・ティムはジョジョの奇妙な冒険第7部「スティールボールラン」に登場するキャラクターの1人です。マウンテン・ティムはアメリカのワイオミング州でカウボーイをしている31歳の男性であり、毎年4万キロの距離を牛3千頭を連れて旅をしていることから「伝説のカウボーイ」とあだ名されています。作中で行われたレースにマウンテン・ティムは参加し、イケメンと優勝候補の紹介で説明されました。
実はマウンテン・ティムは臨時の保安官に任じられており、レースと同時並行でブンブーン一家による殺人事件の調査を行っていました。元々マウンテン・ティムはアメリカの騎兵隊に所属していた人物であり、謎の砂漠地帯「悪魔の手のひら」で遭難した際にオー!ロンサム・ミーというスタンドで唯一1人生き残った過去があります。そして生き残ったマウンテン・ティムは超越能力を持つ物体にスタンドという名前を付けました。
過去にオー!ロンサム・ミーというスタンドで生還したことからマウンテン・ティムはスタンドの知識を持っており、優勝候補として注目されていました。しかしレースの途中でオエコモバのスタンドの被害に遭い、リタイアしてしまいます。その後マウンテン・ティムはルーシー・スティールを助けようとするものの、遺体のメモを探すブラックモアに襲撃され、ブラックモアの前に敗北して最期を遂げることになりました。
マウンテン・ティムのオー!ロンサム・ミー
オー!ロンサム・ミーの能力
作中で多数の名言となった名セリフを残したマウンテン・ティムが使用するオー!ロンサム・ミーというスタンドはどういった能力を秘めているのでしょうか。このオー!ロンサム・ミーというスタンドは「ロープの距離だけ肉体をバラバラにして移動することが出来る」という能力を持っており、かつて「悪魔の手のひら」という謎の砂漠地帯に遭難したマウンテン・ティムはこのスタンド能力を使用して無事生還を果たしました。
オー!ロンサム・ミーというスタンドはロープの形をしたスタンドであり、ロープに触れることで体を一体化させることが出来ます。そしてロープに触れて一体化した肉体はバラバラにして移動することが出来ます。実際ロープであることから攻撃能力は一切ないのですが。自身を攻撃する敵の体をロープでバラバラにしたり体の一部をロープに沿って移動するなどトリッキーな戦法で相手を惑わすことが可能となっています。
作中においてルーシー・スティールがブラックモアによって窮地に立たされた際、マウンテン・ティムはこのオー!ロンサム・ミーのスタンド能力を使用して狭い排水溝からルーシー・スティールを脱出させました。その後マウンテン・ティムはブラックモアにやられて最期を迎えるのですが、彼がいなければルーシー・スティールはそのまま大統領の部下であるブラックモアに敗北し、最期を遂げていたことでしょう。
オー!ロンサム・ミーの元ネタ
ロープと一体化して肉体をバラバラにし、移動できるマウンテン・ティムのスタンドオー!ロンサム・ミーですが、このオー!ロンサム・ミーという名前の元ネタは何なのでしょうか。このスタンドの名前の元ネタとなったのはアメリカのカントリーミュージシャンである「ドン・ギブソン」が制作した楽曲である「オー・ロンサム・ミー」です。この元ネタとなった「ドン・ギブソン」の楽曲は1958年に誕生しました。
この楽曲は1962年にレイ・チャールズがカバーしており、ビルボード・HOT100で人気ランキング1位を受賞しています。さらにこの楽曲はビルボードのカントリーチャートで8週連続1位を記録しており、世界中で今でも人気を集める名曲となっています。ちなみに本記事の主役であるマウンテン・ティムの元ネタとなったのは「バンドオールマン・ブラザーズ・バンド」の楽曲である「マウンテン・ジャム」となっています。
マウンテン・ティムの名言・名セリフ集
マウンテン・ティムの名言①「オレの傘がわりになって…」
「オレの傘がわりになってくれるのはありがたいが・・・「無礼」という行為に相当するんだぜ・・・人様の頭の上に立つって事はな・・・・・・・・・・」
スタンドオー!ロンサム・ミーと使用するマウンテン・ティムはジョジョの奇妙な冒険第6部「スティールボールラン」の作中で多数の名言といわれる名セリフを生み出しています。ここからはマウンテン・ティムが作中で残した名言・名セリフをまとめてご紹介していきます。まずご紹介するこの名言・名セリフはジョジョ第7部の作中において大統領の部下であるブラックモアに吐いたマウンテン・ティムの名言・名セリフです。
大統領の部下であるスタンド使いのブラックモアは静かにマウンテン・ティムの頭上に立っていました。すぐにブラックモアの気配に気づいたマウンテン・ティムはブラックモアに最初自身の傘になってくれたことに礼を言います。そしてすぐに手のひらを返し、怒りを露わにしました。
マウンテン・ティムの名言②「お前の追跡はここで終わり…」
「お前の追跡はここで終わりだ 口を閉じてろ・・・・・・・・・・この弾丸で永遠にな・・・・・・」
マウンテン・ティムとブラックモアは出会ってすぐに戦闘となります。最初ブラックモアは相手の動向を伺っていたのですが、マウンテン・ティムが奇襲を仕掛け、拳銃で攻撃します。その攻撃はブラックモアのスタンドで回避されるのですが、マウンテン・ティムはスタンドを使用してブラックモアのこめかみに拳銃を向けます。そして勝利を確信したマウンテン・ティムはブラックモアにこの名言・名セリフを吐きました。
マウンテン・ティムの名言③「おっと会話が成り立たないアホが…」
「おっと会話が成り立たないアホがひとり登場~~~質問文に対し質問文で答えるとテスト0点なの知ってたか?マヌケ」
ジョジョの奇妙な冒険第7部「スティールボールラン」の作中で描かれたレースの中継地点の記録でマウンテン・ティムは1位を受賞します。その中で4位に受賞したオエコモバは密かに蝋で出来た封印を見つけ、マウンテン・ティムの部屋へ忍び込みます。不審な人物にマウンテン・ティムは正体を聞くものの、オエコモバに質問を質問で返されてしまい、腹が立ったマウンテン・ティムはこの名言・名セリフを呟きました。
マウンテン・ティムの名言④「あなたは他の男のものです…」
「あなたは他の男のものです しかし役に立ちたい・・・・・・初めて出会った時からずっと思っていました この世のあらゆる残酷さからあなたを守ってあげたい」
ジョジョ第7部「スティールボールラン」に登場するレースの主催者の妻ルーシー・スティールは自身の夫が大統領に利用されていると知り、密かに遺体の在り処を書いたメモを盗みます。一方マウンテン・ティムはこのルーシー・スティールに好意を抱いており、この名言・名セリフで彼女に告白しました。しかし自身の愛を告げたマウンテン・ティムはその後ブラックモアに殺害され、最期を遂げることになりました。
マウンテン・ティムの最期
最期①ルーシーの命を救う
ここからはマウンテン・ティムの最期をご紹介します。マウンテン・ティムはレースと同時並行である事件の調査を行っており、その中でオエコモバの奇襲を受けてしまいます。この奇襲で負傷したマウンテン・ティムはレースを棄権することになります。その後マウンテン・ティムは大統領が画策している企みを知ることになり、レースの主催者であるルーシー・スティールから助けを求められます。
マウンテン・ティムはルーシー・スティールに好意を抱いており、ルーシー・スティールを助けることにします。しかしルーシー・スティールはブラックモアの手によって窮地に陥ることになります。そこでマウンテン・ティムはスタンドの能力を使用し、見事ルーシー・スティールを救出しました。
最期②ブラックモアの奇襲
ルーシー・スティールを救出したマウンテン・ティムですが、その後大統領の部下であるブラックモアと遭遇します。当初マウンテン・ティムはスタンドの能力を使用してブラックモアを圧倒しました。しかしブラックモアがスタンドを使用したことで形勢が逆転し、マウンテン・ティムはブラックモアに殺害されて最期を迎えます。
マウンテン・ティムに関する感想や評価は?
マウンテンティム面白いしかっこいい
— あっかーくん (@symphogeakkar_) June 25, 2019
ジョジョの奇妙な冒険第7部「スティールボールラン」に登場するマウンテン・ティムに関する感想ではマウンテン・ティムがかっこいいという感想が非常に多く寄せられていました。マウンテン・ティムは作中でもイケメンと評されるほどの美男子であり、カウボーイらしい面白い性格をしています。イケメンで面白いという魅力たっぷりなキャラクターからジョジョファンから支持されています。
SBRで一番好きなシーンどこだろうな…SBRに限った話じゃないけどどれも好きすぎて一つに絞れないことが多すぎる。男の世界も好きだしマウンテンティムの最期も泣けるし「敵はまだいる」からの「ファイナルステージ」は鳥肌がめっちゃたったしそれで「俺だけの時間だぜ」は魂が燃えたね
— 武藤ハム 👑⚖🍹1日目て-07a委託 (@TomMukai) June 24, 2019
ジョジョの奇妙な冒険第7部「スティールボールラン」に登場するマウンテン・ティムに関する感想ではマウンテン・ティムの最期が泣けるといった感想も寄せられていました。マウンテン・ティムは最期愛しのルーシー・スティールに告白し、ブラックモアに殺害されてしまいます。最期までアメリカ人らしさを見せたマウンテン・ティムの退場は多くのファンを涙させました。
マウンテン・ティムのスタンドはクソ能力扱いされてるけど
— 絶殺ジョニィ (@Kill_Johnny7) June 6, 2019
建物の中での戦闘だったらロープで罠張ったりして、かなり強いと思う。
カウボーイなのにな、あいつ。 #bot
ジョジョの奇妙な冒険第7部「スティールボールラン」に登場するマウンテン・ティムに関する感想ではマウンテン・ティムのスタンドが強いという感想も見受けられました。マウンテン・ティムのスタンドであるオー!ロンサム・ミーはあまり戦闘力が強くありません。しかし誰よりもトリッキーに戦えるスタンドであり、建物などの狭い場所ではかなりの強さを発揮するスタンドとなっています。
マウンテン・ティムについてまとめ
本記事では漫画ジョジョの奇妙な冒険第7部「スティールボールラン」に登場するマウンテン・ティムについてスタンド能力や最期、名言・名セリフなどをまとめてご紹介しました。マウンテン・ティムは作中で多数の名言を残したキャラクターであり、今もその名言は多数のファンに使用されています。本記事をご覧の方でまだマウンテン・ティムを見たことが無い方は是非一度ジョジョ第7部を読んでチェックしてみてください。