【ジョジョ】ジャイロ・ツェペリがかっこいい！スタンドや本名・名言まとめ

ジョジョ（ジョジョの奇妙な冒険）は、1987年から連載がスタートした長編人気漫画である。作者は荒木飛呂彦で、シリーズ単行本は100巻超え、2016年までの累計発行部数は1億部を突破している。基本的なあらすじの内容としては、仲間で強敵を倒して正義を勝ち取るというものなのだが、攻撃の際の「ドドドドド」など独特な表現や、一風変わったキャラクターのポージングなども人気で、ジョジョ立ちという言葉も生まれた。

ジョジョは2018年時点で、第8部まで公開されている。部が変わるごとに主人公も変わり、また国やジャンルも変化するのがジョジョの特徴である。各部の主人公は、全てジョースター家の一族となっているのだが、3部からスタンドという精神エネルギーを具現化する能力が発動され、戦闘能力が更にアップした。何かしら前作と関連のあるシリーズ構成になっているが、7部だけは前作と全く関係のないストーリーで構成されている。

ジョジョの奇妙な冒険のシリーズ一覧

• 第1部 ジョナサン・ジョースター  その青春（ホラー・アドベンチャー）
• 第2部 ジョセフ・ジョースター その誇り高き血統（バトル・アドベンチャー）
• 第3部 空条承太郎  未来への遺産（アクション・アドベンチャー）
• 第4部 東方仗助（サスペンス・ホラー）
• 第5部 ジョルノ・ジョバァーナ 黄金なる遺産（バトル・アドベンチャー）
• 第6部 空条徐倫 石作りの海（アクション・アドベンチャー）
• 第7部 ジョニィ・ジョースター スティール・ボール・ラン（ホラー・アドベンチャー）
• 第8部 ジョジョリオン（サスペンス・ホラー）

今回の記事で紹介するジャイロ・ツェペリは、第7部「スティール・ボール・ラン」に登場する主人公の1人だ。本名はユリウス・カエサル・ツェペリで、ネアポリス王国で由緒正しい死刑執行人という家柄の24才。前歯には【GO!GO! ZEPPELI】と掘っている。女好きで、笑い声は「ニョホホ」。ギャグなども言うキャラなのだが、戦闘となると臨機応変に対応してピンチを切り抜ける。最後は悲しい結末が待っている。

第7部「スティール・ボール・ラン（以後SBR）」はジャイロ・ツェペリ（本名：ユリウス・カエサル・ツェペリ）とジョニィ・ジョースターが主人公で話は展開していく。舞台はSBRという競技で、ジャイロ・ツェペリが出場することになった理由がかっこいいと話題になった。

ジャイロ・ツェペリは由緒正しい死刑執行人の長兄として生まれたのだが、ある日国家反逆罪として問われた人たちの靴磨きをしていた無実の少年の死刑を執行することになった。しかしジャイロ・ツェペリは無実の少年まで死刑にすることにどうしても納得ができず、SBRで優勝すれば彼の罪を取り消すことができると知り、命がけで出場を決めたのだった。少年の為に自分の身を投げ出す男らしさがかっこいいという声が多かった。

ジャイロ・ツェペリは、一見クールでかっこいいイケメンという印象を持つのだが、実はギャグを言ったり作詞作曲するチャーミングな一面もある。戦闘で窮地に立たされた時でもギャグを言う鋼の精神力も持っていたり、イケメンでかっこいいのに変顔も披露するなどというユニークな一面が視聴者の心を鷲掴みにしているようだ。

ジャイロ・ツェペリの本名はユリウス・カエサル・ツェペリで、父親はグレゴリオという人物。ジャイロは父親から、死刑執行人として感傷を捨ててストイックな人間になることを教えられていたのだが、そのことが正しいのか常に自問自答していた。父親のことは尊敬しているのだが、どうしても分かり合えないという辛い過去も作中で描かれている。

ジャイロ・ツェペリはジョニィと一緒にSBRで戦っていくのだが、駄目男のジョニィにとって、ジャイロ・ツェペリは戦闘から精神力を高める方法など全てを教えてくれる師匠でもあり、また親友のような存在でもあった。最後まで2人は力を合わせて戦いを続けた。

第7部では、ヴァレンタイン大統領という最大の敵を倒す為にジョニィとジャイロが戦うストーリーになっているのだが、その中でもリンゴォ・ロードアゲインという刺客は敵でありながら、ジャイロに公正な果たし合いが人を成長させるという「男の世界」を教えてくれた重要な人物だった。

ジャイロの最後は、大統領との戦いで敗れて命を落としてしまうという悲しい結末になっている。ジャイロは自分の死を確信した上で、ジョニィにLESSON5を伝え、ジャイロの教えの通りに行動したジョニィは、大統領に勝利する。ジャイロを生き返らせたいと願うジョニィだったが、その夢は打ち砕かれ、ジャイロは天に登っていく。ジャイロの最期は非常に満足気にジョニィに別れを告げるというものだった。

ジャイロ・ツェペリのモデルとなっているのは「シャルル=アンリ・サンソン」という実在した死刑執行人であると荒木飛呂彦が公言している。シャルル=アンリ・サンソンは死刑廃止論者にも関わらず、人類史上2番目に多くの死刑を執行することになったという悲しい人生を送った人物だ。

ジャイロ・ツェペリ（本名：ユリウス・カエサル・ツェペリ）の公式フィギュアは、4つ販売されている。その中でも、可動式のフィギュアは2体あるのだが、どれも衣装の再現度や臨場感が高く、人気がある。Amazonなどから購入可能。

スタンド「スキャン」は、ジャイロが使っている鉄球に右目がついたもので、相手の弱点を見つけることも可能。ルーシーという女性に右目を渡してしまったことで、最後は使用できなくなっている。スキャンはジャイロの唯一のスタンドだ。

鉄球は、手の中で回転させることで様々な波紋を生んで相手を攻撃するものなのだが、実はスタンドではない。スタンドではなく代々受け継がれてきた技術なので、もし鉄球がなくなると一からジャイロが作り直している。

ボール・ブレイカーもスタンドではなく技術の賜物なのだが、長年使われてきていなかった。しかし、ジャイロがこのスタンドではない能力を復活させ、大統領を窮地に立たせることになる。しかし最後は偶然が重なってしまい、大統領を倒すことはできなかった。スタンドではないが、スタンドのように具現化されている。

ジャイロ・ツェペリのスキャンとボールブレイカーの元ネタは、AC/DCのアルバム「ボール・ブレイカー」からきている。荒木飛呂彦は元ネタもよく公言している。

ジャイロのかっこいい名言【あんたが護衛するのは「国王」か「大統領」じゃなきゃあダメか…?「女の子」でもいいだろ…?】は、戦いに敗れたウェカピポが自決しようとした時に放った言葉だ。生きる目標を新たに教える、さりげない優しさが滲み出ている言葉だ。

【いつか あいつをブッ殺してやるが、今持つべきものは「友」より「敵」だな……。どうやら見つけてくれちゃったようだぜ。Dioの恐竜ちゃんありがとう。3キュー4ever】というかっこいい名言は、大統領を追っているディエゴを見つけた時にジャイロが放ったセリフ。3キュー4everという数字を用いたギャグもジャイロ・ツェペリらしいと言う声が多かった。

【「一手」……オレの方が「上」を行ってるんだぜ…ウェカピポ!】という言葉に出てくる言ってというのは、チェスを表現したもの。このセリフを放ったシーンでは、ジャイロがウェカピポに逆転勝ちした時に放った決め台詞で、かっこいいという感想も多かった。

【お言葉ながら父上「感傷」てすと…!!それは違います。しかもあの野郎オレの事を「対応者」だと?偉そうによォ――くだらねー事言いやがって………オレは「納得」したいだけだ。「納得」はすべてに優先するぜッ!!でないとオレは「前」に進めねぇッ!「どこへ」も!「未来」への道も!探す事は出来ねぇッ!】は視聴者の中でも非常に人気の名言。納得することがジャイロにとってどれほど大事かが伺えるセリフになっている。

【おれのは「技術(ワザ)」だ。人間には未知の部分がある】というのは、スタンドの「能力」ではなく、自分の「技術」と表現することで、今まで受け継いできた技への敬意が表されている。

【オレは一族を誇りにしてるし父の後を継ぐ！この仕事はオレの「宿命」だ。それは何も変わらない…昔からも これからも。だがオレは納得したいだけだッ!】という名言は、自分の死刑執行人という仕事に敬意を表しつつも、理不尽な現実に対し、やりきれない思いが込められている。ジャイロにとって納得することがどれだけ大事かがわかるセリフとなっている。

【おれはやさしくないぜ。その銃を指からはなすんだ……そして医者へ行け。昼飯前までにな】というのは、SBRに参加するための資金を盗んだチンピラとの戦いで勝利した時に放ったジャイロの言葉。最後は自殺してしまった相手にだが、最後まで生きる道を残したジャイロの優しさが滲み出たセリフだ。

【オレの本当の名は「ユリウス・カエサル・ツェペリ」だ。父上がつけてくれた…。弟たちでさえ本名は知らない…。絶対に人に言うなよ】というかっこいい名言は、大統領と戦う前にジョニィと秘密の明かし合いをした時に放った言葉。ジャイロ・ツェペリは本名を誰にも知られたくないと考えていたようだが、そんな大事な本名を伝えるほど、ジョニィとの絆が深いことが伺える。

【オレの鞍の上にはすでに「勝利の女神」が乗っている。他の女の子なんか乗せたりしてみろ!「女神」が嫉妬するだろう…勝利に見放されるぜ】という名言は、ジャイロらしい、女心をわかってるという声や、かっこいいという感想も多かった。

【オレもおまえを見習うか…まじに遺体を探す事はよォ―このオレを…もしかしたら少しは成長させてくれるかもな】という言葉は、ジャイロが不本意で負けてしまった時に呟いた言葉。悔しさが滲み出ているセリフだが、この後言葉通り、ジャイロは大きな成長を遂げることとなる。

【決めるのは おまえじゃねぇ――――ッ！お互い後には引けねぇッ!!】という言葉は、リンゴォとの戦いで放ったセリフ。最後はジャイロが勝利するが、視聴者からも非常に印象に残る戦いのシーンとしても有名。

【敬意を払え。敬意を払って「回転」のさらなる段階へ進め…「LESSON4」だ。(たしか…たぶん)】はジャイロが追い詰められた時にジョニィに伝えた言葉なのだが、たしか…たぶんというのがジャイロらしいと視聴者から好評だった。

【ジョニィ!「LESSON5」だ…そう…確か次は「LESSON5」だ。オレはこのSBRレースでいつも最短の近道を試みたが、一番の近道は遠回りだった。遠回りこそが俺の最短の道だった。この大陸を渡ってくる間ずっとそうだった。そしておまえがいたからその道を渡って来れた】という名言は、大統領と戦う前にジャイロが自分の敗北をわかっていたかのようにジョニィに感謝と思いを伝えた言葉だ。

【そこちょっと、失礼(シィ・トゥ・れい)ィィィィィ～～】というのはジャイロのギャグの一つ。指を4（シ）2（トゥ）０（レイ）と変えるのだが、ジョニィは大爆笑と高評価。しかし、ジョニィの顔は相変わらず無表情。

【父は口にするなと言ったが、俺は国王から命ぜられるこの任務を、我が心の「誇り」としたい！有罪か無罪か！「納得」は必要だッ!「納得」は「誇り」なんだ!】という言葉は、死刑執行人という人の命を預かる仕事への責任感と覚悟が伺えるセリフとなっている。

【これがオレの一週間。「月曜日」からァ「日曜日」までの「曜日」をイタリア語でいいます。ただしィ――「水曜日」でバカになって「木曜日」にエスプレソコーヒーをいれてェ「金曜日」にスプーンで砂糖かきまぜてェ「土曜日」に飲み干します「日曜日」は安息日ですじゃあさっそくいくぜ『ルネディ』月曜日! Lunedi『マルテディ』火曜日 Martediメェーェ…なんだっけ忘れたァァァワハハハハハハハハ】というシーン。

ジャイロ・ツェペリのギャグなのだが、世界のナベアツのギャグをパクったギャグでもあるようだが、ジョニィはこのギャグに大絶賛している。視聴者の中でも非常に印象に残るシーンのようだ。

【時々 つくづく思うんだご先祖様ありがとうってね】というかっこいい名言は、ジャイロ・ツェペリがディ・ス・コに逆転勝ちした時に放った決め台詞。ご先祖さまに感謝するという世界共通の精神を表現しているシーンとなっている。

【「ネットにひっかかったボール」はどちら側に落ちるのか?この人のは違う!何もしなければ永久に闇に浮かんだままだ…ボールはどちらにも落ちない】という言葉は、盲目の女性の目を治療したいと願うジャイロの言葉。父の何もしなくていいという教えに反した言葉なのだが、最後は父の言うことが正しかったと考えさせられる表現になっている。

【「ネットにひっかかってはじかれたボールに」乾杯は?ダメか? じゃあ次の「遺体」に……次の「遺体」とゴールに…】というのは、ジャイロを助けるために大事な遺体を敵に譲ったジョニィに対して放った言葉。このセリフを放った時は、雪の上で2人だけで静かに乾杯しており、その描写が美しいという声も多かった。

【走れッ!GO! ジョニィ GOッ!GO!!GO!】という言葉は、チャック・ベリーのジョニー・B・グッドのネタをパクったもので、恐竜たちから逃げる時に放ったセリフだ。ピンチの時でも明るいジャイロらしいシーンとなった。

【ピザ・モッツァレラ♪ピザ・モッツァレラ♪♪レラレラレラレラ♪♪レラレラレラレラレラレラレラレラ♪♪ピザ・モッツァレラ♪】はジャイロが作詞作曲した歌なのだが、ジョニィはまたも大絶賛。しかしジョニィはここでも変わらず安定の無表情。

【もし馬から「回転のエネルギー」をオレたちに得られるなら……馬の「走行形」は「黄金長方形」しかないはずだ。馬自身が「良い」と思うように走らせろ…馬がこの草の上を自然体で走って喜ぶように……馬自身が……この大地と空の下に生まれてきた事を】という名言には、大統領を倒す唯一の鍵が、ずっと一緒にいた馬だったというなんとも感慨深い意味が込められている。このシーンに思わず見入ったという人も多い。

【もらえるものは、病気以外ならなんでもイタダくぜ。タイム・ボーナスはとくにな～～～～～～～ニョホ】というのは、第4部で出てくる「もらえるものはなんでももらう」という思考と同じなのだが、そんな考え方もジャイロにぴったりのセリフだと視聴者が喜んだ名言だ。

【やはりよォォォ戻したな…………「6秒」!……で…どうする?「再び」か?再びかァァ――ッ!!】は、リンゴォの能力で6秒前に何度も巻きもどしされ相打ちになる時に放ったジャイロの言葉。何度巻き戻されてもいいという覚悟が見える熱い気持ちが伝わるセリフとなっている。

【LESSON2は「筋肉には悟られるな」…………だ!】というセリフは、ジョニィに教える時に伝えた言葉。スタンドに対して能力ではなく自分の技術で対抗するという新しい戦い方が描かれた瞬間のセリフだった。

ジャイロ・ツェペリのゲーム版の声優を担当しているのは、1968年生まれの声優である三木眞一郎だ。三木眞一郎は東京都出身で、血液型はAB型。81プロデュースに所属しているが、最初事務所に問い合わせた時は電話で断られた過去がある。バイクや車が好きで、自動車雑誌で執筆をしているという一面も。三木眞一郎は基本キャラクターイメージを大事にしているので顔出しは滅多にしない。

• ブレンパワード（ラッセ・ルンベルク）
• ブ最終兵器彼女（テツ）
• 銀魂（坂本辰馬）
• 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST（ロイ・マスタング）
• 偽物語（貝木泥舟）
• 幼女戦記（レルゲン）
• つうかあ（棚橋コーチ）
• BAKUMATSU（坂本龍馬）

ジャイロ・ツェペリのVOMIC版の声優を担当しているのは、1972年生まれの声優である浜田賢二だ。浜田賢二は、ファンの間では「ハマケン」という愛称で親しまれている。福岡県で育ったが、声優になるために上京をし、マウスプロモーションに所属することとなった。老人から青年、シリアスな人物からコミカルな演技まで非常に声域を持っており、幅広く活躍している人物だ。

• ジーンシャフト（マリオ・ムジカノーバ）
• デュエル・マスターズ（切札勝利）
• ガングレイヴ（ハリー・マクドゥエル）
• Paradise Kiss（小泉譲二：ジョージ）
• バスカッシュ!（ジェームス・ローン）
• 花咲くいろは（四十万縁）
• 魔乳秘剣帖（魔乳胸幸）
• 博多豚骨ラーメンズ（重松）

ジャイロ・ツェペリ（本名：ユリウス・カエサル・ツェペリ）は、かっこいいのに少し抜けているところがたまらないという感想も多い。ジャイロ・ツェペリは最後死んでしまうのだが、そんな結末が辛いという声も上がっている。

ジャイロ・ツェペリ（本名：ユリウス・カエサル・ツェペリ）は多くの名言を残しているのだが、その中でも人気なのは、「納得」はすべてに優先するぜッ！だ。名言がとにかくかっこいいという声も多い。

ジャイロ・ツェペリ（本名：ユリウス・カエサル・ツェペリ）は歌を作ったりギャグを言ったりするキャラなのだが、彼が歌った歌詞でイタリア語を覚えたという人もいた。

ジャイロ・ツェペリ（本名：ユリウス・カエサル・ツェペリ）の出てくる7部は、まだアニメ化されていないのだが、早くアニメ化してほしいという声も多く上がっている。最後はなくなってしまうキャラクターなのだが、人気の高いキャラクターだ。

ジャイロ・ツェペリ（本名：ユリウス・カエサル・ツェペリ）が出てくるのは、ジョジョシリーズの第7部なのだが、7部が一番好きという人もいる。ジャイロ・ツェペリの名言が心に響いて漫画全巻購入したという人もいる。最後はなくなってしまうジャイロだが、生き様のかっこよさが人気の秘訣のようだ。

ジャイロ・ツェペリの本名やスタンドのまとめはいかがだっただろうか。最後は亡くなってしまうという悲しい結末を迎えるジャイロ・ツェペリだが、彼が残した数多くのかっこいい名言は多くの人の心に響いたようだ。ジャイロ・ツェペリ以外にもＪＯＪＯ（ジョジョ）にはかっこいいキャラクターが数多く登場しているので、まだ漫画やアニメを一度も見たことがない人も、興味があればぜひご覧あれ。