ゴンさんのもうこれで終わってもいいなど名言まとめ!覚醒後の現在は?

ゴンさんのもうこれで終わってもいいなど名言を紹介します。ハンターハンター29巻で衝撃的な登場をしたゴンさんはその強烈なビジュアルや言動から数多くの名言、名シーンを残しました。そのゴンさんの念能力について、またゴン覚醒の原因となった重すぎる誓約と制約について、また「もうこれで終わってもいい」という決意と覚悟によって覚醒したゴンさん化の代償やその後のゴンについてもまとめます。

ゴンさんのもうこれで終わってもいいなど名言まとめ!覚醒後の現在は?のイメージ

目次

  1. ゴンさんとはハンターハンターのゴン
  2. ゴンさんのもうこれで終わってもいいなど名言
  3. ゴンさんの名シーン
  4. ゴンさんの覚醒後の現在は?
  5. ゴンさんの制約と誓約
  6. ゴンさんの念能力
  7. ゴンさんに関する感想や評価
  8. ゴンさんのもうこれで終わってもいいなど名言まとめ

ゴンさんとはハンターハンターのゴン

 漫画「ハンターハンター」で登場するゴンさんと呼ばれるキャラクターをご存知ですか。ゴンさんとは「ハンターハンター」主人公のゴンの別の姿です。ネットでも人気があるゴンさんについて紹介します。

ハンターハンターの作品情報

ハンターハンターの概要

「ハンターハンター」は週刊少年ジャンプで1998年から連載されている漫画です。作者は冨樫義博先生で単行本は2019年6月時点で36巻まで刊行されており、累計発行部数は2019年の時点で7200万部を突破している超人気作です。ハンターハンターはアニメ、小説、ゲーム、映画、舞台など広くメディアミックスされています。

ハンターハンターのあらすじ

「ハンターハンター」のあらすじを紹介します。大自然に囲まれるくじら島に住む少年ゴン=フリークスは里親のミトによって育てられていましたが、8歳のときカイトと名乗るハンターの男に命を救われます。カイトはゴンの父親ジン=フリークスを知っていると言います。

死んだはずのジンが生きておりしかもハンターとして最高の男だということを知り、ゴンはハンターという仕事に憧れを、そしてジンに会いたいという気持ちを抱きます。成長して12歳になったゴンは島を出て、超難関と言われるハンターになるための試験、ハンター試験を受けにいきます。

ゴンのプロフィール

ゴンは12歳の少年で身長は154cm、体重は49kgです。性格は好奇心が旺盛で単純ですが、野生の勘のようなもので鋭く本質を見抜くようなところがあります。純粋で仲間を大切にし友情に厚いですが、興味のあることには善悪の区別がなく、そこが危うさでもあると評されています。戦略を立てたり計算のような頭を使うようなことは苦手ですが、素直で柔軟な発想をすることができます。

大自然の中で育ったためか野生児並みの格闘センスがあります。分析能力や基礎体力は欠けるところがあります。しかし持ち前の我慢強さと負けず嫌い、ピンチにも怯まず攻めていく精神力や集中力で厳しい局面を乗り越えることが多くあります。

念能力は強化系能力者でやや放出系よりです。オーラの絶対量はプロハンターの中堅にも引けを取らないほど多く、年齢を考えると破格の実力を有しています。必殺技は「ジャジャン拳」で、「さいしょはグー」の掛け声で拳を構え、「ジャンケン…」で右の拳に高めたオーラを集中させ、「グー」(強化系)、「チー」(変化系)、「パー」(放出系)のいずれかの攻撃をくりだします。

ゴンさんは覚醒したゴン

ゴンにはハンターハンターの読者に「ゴンさん」と呼ばれる覚醒した姿があります。覚醒が起きたのはハンターハンター29巻、キメラアント編においてカイトの仇であるネフェルピトーを倒すためにゴンが自身に強力な誓約と制約を掛けたときです。

「もうこれで終わってもいい」という決意と覚悟で自分の命を圧縮し、ネフェルピトーを倒せる年齢(レベル)まで強制的に肉体を成長させ覚醒したゴンは筋骨隆々の成人の姿に変身しました。覚醒したゴンの頭髪はその姿に至る年月分とおぼしき長さにまで伸び、天を衝くように逆立ちます。

あまりに強烈で恐れ多いそのビジュアルに、「ハンターハンター」の読者は恐怖と畏敬と少しの笑いを込めて彼を「さん」付けで呼ぶようになりました。

キルアはこの覚醒したゴンさんの姿を本来なら何十年にもわたって絶え間なく修練を重ねてようやくたどり着けるものと推測しています。覚醒したゴンさんの戦闘力は絶対的で、キメラアントの中でもメルエムに次ぐ実力をもつネフェルピトーを瞬殺するほどでした。それはネフェルピトーがこの危険な力の矛先が王ではなく自分でよかったと安堵するほどでした。

『HUNTER×HUNTER』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

ゴンさんのもうこれで終わってもいいなど名言

名言①「もうこれで終わってもいい」

ゴンさんの名言を紹介します。これはカイトを治してくれると約束したはずのネフェルピトーが「カイトはもう死んでいる」と告げたことでゴンが絶望したときの言葉です。絶望の中、カイトの仇であるネフェルピトーを殺す力を得るため、命や念能力の全てを捨て去る決意と覚悟を決めた名言が「もうこれで終わってもいい」です。この名言とともにゴンは覚醒しゴンさん化しました。

名言②「大丈夫痛くないよ」

ゴンさんの名言を紹介します。これはゴンさんによってネフェルピトーが倒されたあと、ネフェルピトーの念能力「黒子舞想(テレプシコーラ)」が死後より強力な念となってゴンさんに襲いかかり、腕を切り落とした時のゴンさんの名言です。この名言はゴンを心配してその場に駆けつけたキルアに向かって発せられました。

腕を切り落とされたにも関わらず「痛くないよ」と告げるゴンさんの異質さ、むしろあの時のカイトと同じになれて少しだけ救われたと言うほど限界まで追い詰められたゴンさんの精神状態を象徴した名言です。

名言③「こっちだ…」

ゴンさんの名言を紹介します。ゴンが覚醒しゴンさん化し、その姿に脅威をおぼえたネフェルピトーが襲いかかるもゴンさんは姿を消しました。まさか王のもとへ行ったのかと焦り姿を探すネフェルピトーの前に、再び悠然と、かつ不気味にゴンさんが現れ、放った名言がこちらです。

この名言の瞬間初めてゴンさんの全体像が読者に明かされ、その風貌は「こっちだ」というセリフとともに強烈なインパクトを与えました。

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ゴンさんの名シーン

名シーン①ゴンさんになった代償

ゴンさんの名シーンを紹介します。これは誓約と制約によって覚醒したゴンさんが一方的にネフェルピトーを蹂躙しているとき、エフェルピトーがゴンさんのその圧倒的な力が王ではなく自分に向けられたことを安堵しているシーンです。

ネフェルピトーが言うには、ゴンさんのその力は天賦の才を持つものが更にその才を投げ出してようやく得られるほどの力であり、命を圧縮することでしかなし得ないであろう能力だそうです。ゴンがゴンさん化することへのあまりにも重い決意と覚悟が伝わる名シーンです。

名シーン②ゴンさんからの復活

ゴンさんの名シーンを紹介します。心配して現場に駆けつけたキルアがネフェルピトーを殺したゴンさんの後ろ姿に「ゴン…なのか…?」と声をかけ、振り返ったシーンです。ゴンさんの不穏な影が消えています。屈強な姿に対し、子供のように純粋な表情で涙を流すその表情とのアンバランスさがこれを名シーンにしています。

名シーン③ピトーへの一撃

ゴンさんの名シーンを紹介します。これはピトーをすでに完膚なきまでに打ちのめした後、おそらくすでに屍となっているピトーにとどめの一撃を食らわせ頭部を砕くシーンです。ゴンさんの振り切れた精神が伝わる名シーンです。

名シーン④ピトーへの一蹴

ゴンさんの名シーンを紹介します。これは覚醒したゴンさんの姿に脅威を覚え背後から襲撃したネフェルピトーを一瞬でかわし、空高く蹴り上げるゴンさんの名シーンです。「ボ」という効果音がこの衝撃的なシーンの印象を非常に強いものにしています。

名シーン⑤キルアの言葉に振り返る

ゴンさんの名シーンを紹介します。死後強化され復活したネフェルピトーの念能力「黒子舞想(テレプシコーラ)」に向かっていくゴンさんが、自分を止めるキルアの言葉に涙を浮かべて振り返るシーンです。悲しいような、救われたような、別れを告げるようななんとも言えない表情をしています。

名シーン⑥ゴンさんの正面

ゴンさんの名シーンを紹介します。ゴンさんに脅威を感じたネフェルピトーが背後から迫るなか、ただ正面を見つめるゴンさんの名シーンです。顔にかかった暗い影が少年漫画の主人公とは思えないような不気味さを演出しています。

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ゴンさんの覚醒後の現在は?

覚醒直後はミイラ化

「もうこれで終わってもいい」と言う覚悟で自身に強力な誓約と制約をかけて覚醒したゴンは、その代償にミイラ化します。

危篤になったゴン

ゴンは集中治療室でたくさんの管に繋がれようやく生かされている危篤状態でした。「もうこれで終わってもいい」という覚悟はゴンの命をほとんど奪ってしまいました。その誓約と制約はあまりにも大きく、除念師もゴンを救うことはできませんでした。

ゴンを救ったキルアとアルカ

除念師も手を上げたゴンを救ったのはキルアとキルアの妹アルカでした。アルカの能力はアルカの「おねだり」を3回叶えるとどんな「お願い」でも叶えてくれるというものです。キルアが幽閉されていたアルカをゾルディック家から連れ出しアルカに「お願い」したことで、ゴンはもとの体に戻ることができました。

ゴンの身体能力は健在?

完治したゴンの体はゴンさんではなくゴンに戻り、元気にまた動けるようになります。ゴンは偶然再開したジンとまた会う約束を取り付けますが、その場所は「巨大な世界樹のてっぺんで待つ」というものでした。世界樹を登るのに年間約3000人が挑戦するも無事登って降りてこられる者は30名しかいないとのことです。しかしゴンはその世界樹を楽々登ります。その様子を見るにゴンの身体能力は健在だということがわかります。

念能力が使えなくなった?

ゴンの誓約と制約は自身の命と念能力全てをかけるものでした。そのためゴンは復活後体は完治しても念能力は使えない状態となります。ただ、オーラがなくなってしまったわけではなく、正確にはオーラは出ているがゴンには見えなくなってしまったのだとジンは言います。念能力の覚醒していない一般人のような状態のようです。

故郷に帰ったゴン

念が使えなくなったゴンは「現状のお前がやれることは何か見つけるいい機会だ」ジンに言われ、故郷のくじら島へと帰りました。ミトはゴンの帰りを喜び、そして「ようこそ現実へ」と今まではハンターの活動をしていたため免除されていた書類の山を突きつけます。ゴンは普通の子供のように勉強することになるのでした。

ゴンとキルアの関係

ゴンを治すことができたキルアは、ゴンのことがきっかけで一生かけてアルカを守っていく覚悟を決め、アルカと色々なところを旅することを決めます。ゴンはジンに会いにいくため、二人はそこで一度道を分かつこととなりました。しかし連絡を取り合い、しばらく経ったらまた遊ぶことを約束します。「オレ達どこにいても仲間だから」とゴンがいうように、二人は離れていても良い関係のようです。

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ゴンさんの制約と誓約

二度と念能力が使えなくなるゴンさん化

ゴンさん化するため「もうこれで終わってもいい」という決意と覚悟で自身に強力な誓約と制約をかけたゴンは、その代償に命と念能力をほとんど失います。「ハンターハンター」33巻でオーラが出ないことに気がついたゴンがジンに電話して相談すると、オーラは出ているがゴンが視えなくなっただけだと言われます。ゴンさん化の代償にゴンは念の使えない一般人のような状態になったようです。

ゴンさん化は死に近づく?

ネフェルピトーを倒せる年齢まで強制的に成長するゴンさん化は、天賦の才を持つゴンがその才を投げ出し命を圧縮することでようやく得られる力だとネフェルピトーは言います(「ハンターハンター」29巻)。その強力な誓約と制約のため、ゴンさん化はすなわち死に近づくことを意味します。

しかしアルカの能力によってゴンの体は治りました。「全てを捨てる覚悟で戦って普通に戻れたんだぞ それ以上望んだら罰が当たるってもんだ」(「ハンターハンター」33巻より)とジンが言うように、結果的に強力な誓約と制約でゴンさん化した代償にしては念能力が使えなくなるという軽いペナルティとなりました。

極限まで追い詰められたゴン

カイトは死んだとネフェルピトーに告げられたゴンは、自分のせいでカイトが死んだという強烈な罪悪感と絶望に襲われます。その混乱のなかネフェルピトーに宣戦布告され戦わなくてはならない状況になったゴンの精神状態は極限まで追い詰められます。この極限の精神状態、そして「もうこれで終わってもいい」という誓約と制約がゴンをゴンさんへと進化させたと言えます。

急激な成長とオーラの量

誓約と制約でゴンさん化したゴンは肉体を強制的に成長させ、そのオーラの量は爆発的に増加します。これはビスケの肉体の変化と一見似ていますが、ビスケは元の肉体に戻っただけなのに対してゴンさんはオーラの絶対量も増えていることから全く異質なものです。

ゴンさんになった理由は謎のまま

謎

一瞬にして肉体を成長させ内包するオーラの絶対量を爆発的に増加させたゴンさん化ですが、それまでの「ハンターハンター」ではバトルは理論的に展開されてきており、ピンチになったキャラクターに突然すごい力が発現して危機的状況を乗り越える、というような描写はありませんでした。そのことから、このゴンさん化にもなにかしらの理由があると考えられます。

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ゴンさんの念能力

ゴンの念能力は強化系

ゴンが自分を強制的に成長させることができた理由について考えます。まずは、ゴンが強化系の念能力者であることに注目します。「もうこれで終わってもいい」という強力な誓約と制約をかけ、自身の肉体を強化させたのではないかと考えられます。

ゴンさんになるとオーラの量が増える

しかし、ゴンさんになることでオーラの絶対量まで変化してしまっていることや年齢まで引き上がっていることから、単なる肉体やオーラの強化であるという説明は説得力に欠けると言えます。

強化系から特質系に変化した?

次に、極限の状況と精神状態によりゴンの念能力が強化系から特質系に変化したのではないかと考えられます。これはヨークシンシティ編でクラピカが緋の目になったことで特質系になり、オーラの絶対量を増やしたことと似ています。

しかし、「ハンターハンター」の世界において後天的に特質系に変わることが多いのは念能力の六性図で隣り合っている操作系と具現化系です。ゴンの強化系は特質系から最も遠い場所に位置します。このことから、ゴンが後天的に特質系になるという説には無理があると言えます。

成長速度を強化した?

時間

最後に、強化系念能力者であるゴンが自身の成長速度を強化したのではないかと考えられます。強化系は単純な肉体の強化だけでなくクラピカの親指の「自己治癒能力の強化」のように特殊なものも強化できることがわかっています。この場合、ゴンの肉体が成長したことも、髪が伸びたことも、オーラの絶対量が増えたことも説明できます。

しかし時間と言う概念を覆すような能力はあまりに神がかっています。そのためゴンさん化の代償が通常ではあり得ない重さになってしまったと考えることができます。

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ゴンさんに関する感想や評価

強敵ぞろいのキメラアント編の中でも圧倒的な実力を誇っていたネフェルピトーが、ゴンさんに一方的に倒される図は読者にとってかなりの衝撃だったようです。

肉体を強制的に成長させ伸びた髪が天を衝く不気味なゴンさんの姿は、笑いが起きるほど衝撃的だったようです。とても呼び捨てでは呼べないためゴンさんという愛称が定着したことがよくわかるツイートです。

全てを捨てる覚悟でゴンさん化したゴンの心情、もの悲しさに心動かされた方のツイートです。12歳とは思えないその覚悟に胸打たれたようです。

ゴンさん化するまでにゴンが追い詰められたことを分析するツイートです。最初からあった絶望ではなく、希望を持たせてそこから叩き落とすという残酷な落差がゴンをゴンさんにしたと言えます。

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ゴンさんのもうこれで終わってもいいなど名言まとめ

「ハンターハンター」ゴンさんについて、「もうこれで終わってもいい」など名言を紹介しました。登場してから時間が経ってもなお語り継がれるゴンさんの名シーンや名言を、一度ご覧になってはいかがでしょうか?

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