ゴン＝フリークスの念能力は復活する？主人公としての魅力・必要性は？

ネフェルピトーとの戦いで瀕死に陥っていたゴンはキルアの妹であるアルカの別人格ナニカの力によって一命を取り留めます。ナニカの能力はなんでも願いを叶える能力で、暗黒大陸の謎の多い能力です。だれもが死を予想したゴンを見事治療することに成功します。一命を取り留めたゴンですが、一度念の誓約ですべてを失う覚悟を決めていたため、命はあるが念能力は失ってしまうこととなります。

キメラアント編に登場するキメラアントの王メルエムの直属護衛隊であり、ハンターハンター史上最強キャラとの呼び声も高いネフェルピトー、通称ピトーとの戦いで圧倒的でチート級なネフェルピトーの能力の前にゴンは念の誓約の力によって強大な力を得てネフェルピトーを瞬殺します。しかし代償は大きく、命の危機に陥り、なんとか一命は取り留めるものの、念が全く使えない状態に陥ってしまいました。

現在のハンターハンターは緋の眼の恨みを晴らすべくして行動するクラピカが主人公のような扱いを受けています。クラピカといえばハンターハンターの人気キャラクター投票で3回連続2位という大人気キャラクターです。ちなみに1位キルアであり、本当の主人公であるゴンは3回連続3位となっています。ゴンに人気でも勝っているクラピカの復讐劇が中心に描かれており、現在はついにラスボスといえる敵のところまでたどり着きました。

最強の敵ネフェルピトーとの戦いを念の誓約の力を使って勝利したゴン=フリークスはその代償に命の危機にさらされ、辛くも一命を取り留めますが、なんと念能力が全く使えなくなってしまいます。一命を取り留め回復した後には自身から念のオーラが見えないことに驚く描写もされており、現在は念能力が使えなくなってしまったため、ハンターとしての活動はしておらず、くじら島で今の自分にできることを行っています。

念能力が使えなくなってしまったゴン=フリークスの念能力は果たして復活するときが来るのでしょうか。念能力が使えなくなってからゴンは父であるジンに相談をします。しかしその時ジンはゴンにはまだ念のオーラが見えると言います。つまり念能力が使えないだけで、念そのものはまだ持っていることが判明しました。現在は普通の一般人として生活しているゴンはこれから何かのきっかけで念能力が使える日が来るのか注目です。

念能力を失う前のゴンの念能力の系統は強化系です。強化系とは物の持つ力を強化する能力で、自分の身体を強化して戦うことが多く、攻撃面防御面を強化することで様々な応用が利くため戦いに万能性があり、最も安定して戦闘できる念の系統です。水見式ではコップの中の水の量が変化し、強さによってその変化量が増加します。

ハンターハンターの主人公であるゴン＝フリークスはくじら島で育った11歳の少年です。小さい頃にハンターであるカイトと出会い、ハンターという仕事にあこがれを抱きつつ、死んだと聞かされていた父親であるジンが実は凄腕のハンター出会ったことを知り、ゴンもハンターになり、ジンを探すことを目指して旅に出ます。

その後ハンター試験で出会ったキルア達とともにハンター試験に合格し、キルアと一緒に裏ハンター試験にも合格し、念能力も取得することに成功します。現在はキメラアント編のネフェルピトーとの戦いの末に瀕死に陥り、キルアの妹であるアルカの謎の力によって一命は取り留めますが、ハンターの肝である念が全く使えないという状況に陥ります。故郷のくじら島で今の自分にしかできないことを一生懸命に取り組んでいます。

ゴンの性格はまさしく少年漫画の王道の様な性格で好奇心旺盛、純粋で真っすぐな性格の持ち主です。その好奇心からか興味のある事柄に関しては善悪の判断をつけず、つけいられる隙にもなります。真っすぐな一面が色濃く出る一方で冷静な判断力を見せる場面もあり、戦闘場面で活かされています。また強敵にも屈することのない強い精神力を持ち合わせていて、自分より強い敵との戦闘では精神力で乗り切ることも多いです。

ゴンは主人公であることから格上の敵との戦いが多く、勝ったり負けたりを繰り返しています。作中でライバル扱いのヒソカにも負けており、またナックルにもあと一歩のところまで追い詰めますが、オーラ切れによって負けてしまいます。しかし幻影旅団のノブナガには怒りによるパワーアップで腕相撲で勝つ、ハンゾーには圧倒的に打ちのめされますが最後には精神力で屈することなく勝つなど、精神的な強さは随一です。

そしてゴンの戦った相手の中でハンターハンター史上最強キャラであり、ハンター協会会長でハンター最強のネテロですら自身より強いのではないかと推測したのがネフェルピトーです。キメラアント編で登場し、キメラアントの王メルエムの直属護衛隊としてハンター達を相手に圧倒的な強さを見せつけます。

ネフェルピトーの念能力は特質系で「玩具修理者（ドクタープライズ）」と呼ばれる損傷した身体を修復する能力と「黒子舞想（テレプシコーラ）」と呼ばれるネフェルピトーが全力を出して戦うときに使用する能力があります。どちらも強力で通常のゴンは到底敵いませんでした。しかしゴンの念の誓約による驚異的な力により見事ネフェルピトーを倒します。作中最強キャラと戦い勝利したのがゴンの戦績で最高の瞬間です。

ゴンの母親は原作では不明のままで、アニメ版では育ての親であるミトの姉が実の母の設定ということになっていますが登場はしていません。実はゴンは300年以上生きており、暗黒大陸を旅して暗黒大陸の本を書いた最強ハンタードン＝フリークスという人物なのではないかとの予想もあり、本当の母親がいないのではないかとも噂されています。今後の物語の進行から目が離せません。

大人気ソーシャルゲームパズルアンドドラゴン、通称パズドラは数々の人気アニメとコラボをしていることで有名ですが、ハンターハンターとのコラボも過去に行われています。ハンターハンターコラボの際にゴンもパズドラに参戦しました。パズドラでのゴンの能力も作中同様協力であり、特に念能力に覚醒した後のゴンのスペックは強力でパーティのメインを務める程の能力です。ハンターハンターファンはパズドラもチェックしましょう。

ネフェルピトー戦後のゴンは念能力を使用できなくなってしまったためにハンターハンターの主人公として不要になってしまったのではないかとの声も聞かれます。ハンター試験やゾルディック家でキルアとの友情を深めた時、G.I編、キメラアント編でのネフェルピトーとの激闘など主人公街道をひた走ってきたゴンのハンターハンターでの今後のポジションはどうなってしまうのでしょうか？今後のゴンについて考察します。

ゴンの旅の目的はハンターになること、父親であるジンと再会することでしたが、これらの目的はすでに達成されています。またハンターハンターは一人の主人公を描いている物語ではなく、登場人物一人一人の設定を細かく練って描いており、多くの人物が物語の中心になって描かれています。そのため普通の漫画の主人公の扱いではなく、多くのメインキャラクターのうちの一人として今後は扱われていくことが予想されています。

ゴンがハンターになることを目指した理由はゴンの幼少期に遡ります。ハンターであるカイトに偶然助けられたゴンはハンターへの憧れを抱きます。また同時に死んだと思っていた父親であるジンが本当な凄腕のハンターとして世界中を飛び回っていることを知り、憧れのハンターとして、また凄腕のハンターの父ジンと会うために自らもハンターとして生きることを決意して故郷を旅立ったのでした。

ゴンについてはまだ伏線と疑われる事柄や明かされていない謎があります。まずゴンの出生についてですが、父親がジンということ以外は謎に包まれています。育ての親ミトもゴンの母親のことを知らされておらず、謎に包まれています。もしかするとゴンの出生には秘密があり、ハンターハンターでまだ明かされていない最大の謎、暗黒大陸と何かしら繋がっているのではないかと予想されています。ゴンと暗黒大陸の関係に注目です。

ゴンは現在念能力を使用することができず、故郷のくじら島で過ごしているためブラックホエール号での戦いには関与しないことが予想されています。しかし謎に包まれた暗黒大陸編ではさらなる強敵が待ち受けていおり、ゴンは強化系の念能力者のため戦闘場面で応用が効きます。また覚醒ゴンは作中最強の強さを誇っており、暗黒大陸編でも間違いなく活躍できるポテンシャルであり、戦闘能力では今後もゴンは必要になるでしょう。

ゴン=フリークスの真っすぐで純粋な性格を表している名言を紹介していきます。ゲーム・グリードアイランド通称「G.I」編でドッジボールでの名言です。オーラでボールを放っていたゴン=フリークスは敵に性格に当てるためにキルアと連係プレーを行います。その時にキルアはゴンから放たれるオーラの強さを削らないよう素手でオーラを直接受けてしまいます。

素でのキルアの手はゴンのオーラによって大きなダメージを受けてしまい、キルアの身を案じてツェズゲラがキルアと役割の交代を申し出るが、ゴンはキルアと一緒に戦いたいあまりに「キルアじゃなきゃダメなんだ」と言います。素直な性格のゴンだからこそ信頼している友達のキルアと戦いたい一心で出た二人の絆の深さがわかる名言です。

続いてのゴン=フリークスの名言はキメラアント編での発言です。キメラアントの王であるメルエムの直属護衛隊三戦士のうちの一人であるネフェルピトーとの戦いでこの名言は飛び出します。ゴンの友人であるカイトがネフェルピトーによって殺され、さらには操り人形にされてしまったことを知り、ゴンとキルアはショックを受けます。

なにがなんでもネフェルピトーを倒したいという怒りは「もうこれで終わってもいい。だからありったけを。」と目の前のネフェルピトーを仕留めることだけを目標にゴンは念の誓約を行い、作中最強キャラであったネフェルピトーを瞬殺します。しかし誓約の代償にゴンは念を全く使えなくなるどころか瀕死の重症を負い、意識不明で一時生死を彷徨う程でした。一度決めたら曲げないゴンの性格が表れている名言です。

ゴン＝フリークスの3代目であり新声優は潘めぐみです。潘めぐみは1989年生まれの30歳で2008年には映画で女優デビューも果たしています。2011年にハンターハンターの主人公であるゴン＝フリークス役に大抜擢され、これまで声優としてキャリアを歩んでおらず、これが声優デビュー作となりますが、オーディションでは満場一致でゴン＝フリークス役に選ばれています。

また声優デビュー作であるハンターハンターは潘めぐみが小学生の時に初めて買った漫画であり、アニメも昔から見ていたと本人が語るほど大ファンであります。声優発表の記者会見では嬉しさのあまり感動の涙を流し、脇役でもいいからハンターハンターに出演したいという想いでオーディションを受けたと後に語っています。

潘めぐみの声優としての出演作品はデビュー作品であるハンターハンターのゴン＝フリークス役をはじめ、NARUTOのうちはオビト役（幼少期）、2014年のハピネスチャージプリキュア！の白雪姫・キュアプリンセス役など人気アニメにキャスティングされています。また東京喰種トーキョーグール:re、名探偵コナン、僕のヒーローアカデミーなど数々の人気アニメにキャスティングされていて、人気声優の道を着実に歩んでいます。

ゴン＝フリークスの元々の声優は竹内順子です。1972年生まれの47歳で元々劇団に所属して舞台女優として活動していましたが、声優としてもデビューします。声優としては少年役を演じることが多くNARUTOのうずまきナルト役やイナズマイレブンの円堂守など少年役を務める声優の第一人者として認識されています。その一方でプリキュアで少女役を務める、動物薬を務めるなど幅広い演技力を持ち合わせています。

ハンターハンターのゴン＝フリークス役は1999年にアニメ放送が開始された時から担当しています。やはり少年役の第一人者として実力を発揮し、ゴン＝フリークスの真っすぐな性格、好奇心旺盛な性格を見事に演じ切っており、ゴン=フリークスのイメージを決定づけました。

竹内順子の出演作品はやはり少年役が多く、うずまきナルト役ははじめ、るろうに剣心やデジモンアドベンチャー、遊戯王デュエルモンスターズ、キャプテン翼、金色のガッシュベル、メジャーなど多くの少年漫画アニメにその実力を買われてキャスティングされます。一方でおジャ魔女どれみ、おねがいマイメロディなど少女向けのアニメでも活躍しています。

ドン=フリークスとはフリークス族の遠い祖先であり、ゴン＝フリークスも親戚にあたります。ドンは一体どのような功績を残したのでしょうか？実はドン＝フリークスは暗黒大陸を調査した「新世界紀行」という本を書いており、上巻のみ発表されています。暗黒大陸は世界最強と言われていたハンター協会会長のネテロや謎の多いゾルディック家のジギーもまた暗黒大陸を旅しましたが、暗黒大陸は恐怖でいっぱいだったとされています。

そんな最強と言われる二人をもってしても攻略できなかった暗黒大陸の半分を一人で探検しえt本にした人物こそドン＝フリークスと言われています。ドン＝フリークスは名前こそ登場していますが、まだ謎が多く、念能力や強さは不明のままです。しかしフリークス族と親戚ということを考慮すると強化系能力者の可能性が高いです。そんなドン＝フリークスの正体予想を紹介していきます。

ドン＝フリークスは実はハンターハンターの主人公であるゴン＝フリークスではないかとの予想がされています。その仮説の根拠となっているのが、ドン＝フリークスが旅の途中で大けがをしてしまいます。しかし暗黒大陸の力を使って回復します。この力を使う代償として記憶をなくす、体が小さくなるなどの代償があり、小さくなった姿がゴン＝フリークスではないかとの予想です。そうであればゴンは暗黒大陸を旅したことになります。

続いて未登場の新キャラクターではないかとの説です。暗黒大陸をたった一人で旅する人物とは言いたいどのようなハンターでどのような性格をしていて、どんなルックスなのでしょうか？誰もがたどり着けなかった暗黒大陸を旅して本まで執筆するドン＝フリークスとはどのような人物なのでしょうか。またこれからのハンターハンターにどのように関わってくるのでしょうか。今後の登場が楽しみです。

最後の予想は幽遊白書の浦飯幽助ではないかとの説です。この説の根拠となる物が、ドン＝フリークスのルックスです。そのルックスがあまりにも幽遊白書に登場する浦飯幽助に似ていたことからこのような噂をするファンが出ました。しかしハンターハンターとは世界観が異なるため、浦飯幽助が登場する可能性は非常に低く、あまり現実味をおびていません。

新世界紀行はドン＝フリークスの功績によって執筆されています。しかし発行された新世界紀行は上巻のみで、下巻は発行されている可能性もありますが、現在のところ所在不明となっています。下巻が無いことへもいくつか予想がなされており、下巻は紛失中、もしくは執筆されていない可能性もありました。また執筆者であるドン＝フリークスは現在も旅の途中であり、そのため下巻は執筆されていないのではないかとの予想もあります。

ゴン＝フリークスに対する感想を紹介します。まずゴン＝フリークスが旅の目的であった父親であるジンと再会した時の場面です。このばめんではジンがゴンに対して「ハンターとは？」という哲学的な部分に対する自分の考えを話しており、ゴン＝フリークスの真っすぐな性格がよりハンターとして生きるために真っすぐな性格になります。この言葉が人生の指針になっているファンもいるほど、心を動かされるシーンです。

続いての感想はハンターハンターのキメラアント編でゴン＝フリークス史上最大の強敵との戦いとなったネフェルピトーとの戦いの感想です。漫画のワンシーンでありながら、その緊張感が伝わる描写にファンも手に汗を握りとてもドキドキしたとの感想が数多く聞かれます。圧倒的な力を持つ強敵との戦いにゴン＝フリークスはどのように挑むのか、当時はゴン＝フリークスが勝てるビジョンが全く湧かず、ファンをドキドキさせました。

最後にネフェルピトーとゴン＝フリークスの戦いのクライマックスでの感想です。ピンチを迎えたハンターハンターの主人公、ゴン＝フリークスですが、念の制約によりその能力が飛躍的に向上し、ついに強敵であるネフェルピトーへ対抗するほどの能力を手に入れました。果たして覚醒した念能力はどの程度強いのでしょうか、念能力の覚醒したゴン＝フリークスはネフェルピトーに勝つことができるのか注目です。

いかがでしたか？ハンターハンターの主人公であるゴン＝フリークスの念能力や性格、主人公としての魅力を紹介しました。現在のゴン＝フリークスはピトー戦の影響で念能力が使用できなくなっており、いつ復活するのかも全く判明していない状況です。またハンターハンターには多くの魅力あるキャラクターが登場しており、中でもクラピカはハンターハンターの主人公の座を奪う程の活躍を見せています。

しかしゴン＝フリークスは少年漫画の主人公として王道の性格をしており、その性格と合わせて冒険を楽しみ、強くなっていく様子はファンをとてもワクワクさせてくれます。これからもハンターハンターの主人公として念能力が使えなくなってしまったピンチもその前向きな性格で乗り越え、またハンターハンターの物語の中心に主人公としてもどってくるゴン＝フリークスを期待して皆さんもゴン＝フリークスを応援しましょう。