魔王カリオン（獅子王）の魅力まとめ！プロフィールや初登場シーンも紹介

大人気異世界物ライトノベル転スラの主人公であるリムルの親友ミリムには魔王カリオンという配下がいます。魔王カリオンはミリムに負けたことでミリムの配下となったキャラクターであり、共にヴェガを倒すなどゴブタと非常に仲の良い人物です。本記事ではそんなゴブタと仲が良いミリムの配下魔王カリムの魅力や登場シーンなどをご紹介します。ではまず初めに転スラの概要と魔王カリオンのプロフィールなどをご紹介していきます。

魔王カリオンが登場する転スラはWEB小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた同名小説を元に、2014年から刊行されている伏瀬によるライトノベル作品です。転スラはスライムの姿で転生された主人公リムルの活躍を描いた作品であり、2019年現在大流行している異世界物作品の先駆けなりました。刊行当初から人気を博した転スラは2018年の10月にアニメ化され、2020年にはアニメ2期の放送が決定しています。

本記事の主役である魔王カリオンは獣人国のユーザラニアを治めている十大魔王の一人です。魔王カリオンは非常に誇り高いことで知られる人物であり、獅子王とあだ名されています。そんな獅子王こと魔王カリオンは転スラの序盤から登場している人物であり、あることからリムルの親友であるミリムの配下となります。他の人物より男気の強い性格をしており、周囲からは非常に信頼されている人気の高い人物となっています。

獅子王とあだ名される魔王カリオンは獣人族が生活しているユーザラニアを治める王です。ユーザラニアは非常に豊かな土地であることから品質のいい果物を収穫できる裕福な国です。またユーザラニアは弱肉強食の教えを守る国であり、実力者である魔王カリオンは豪華な邸宅に住み、国民は質素の家で生活を送っています。しかし弱肉強食の教えを守る国民は不満を感じておらず、魔王カリオンは上手く国を統治しています。

転スラの作中においてクレイマンは魔王カリオンの暗殺を画策し、覚醒魔王となったリムルにその罪を擦り付けようとします。そこでミリムはクレイマンに操られたフリをしてユーザラニアに攻撃し、魔王カリオンはミリムの前に敗北します。その後リムルは事の発端であるクレイマンを殺害します。その際魔王カリオンはミリムとの実力差を実感し、リムルの親友であるミリムの傘下にフレイと共に入ることになりました。

リムルの親友であるミリムに敗れ、配下となった魔王カリオンはミリムの元で特訓を行うことになります。その際主人公リムルの配下であるゴブリンのゴブタが特訓に参加し、魔王カリオンは共に切磋琢磨し合う仲を築き上げます。その際魔王カリオンはゴブタの訓練を見て天才であると評価します。現にゴブタは魔力は少ないながらも狼であるランガと合体する技を習得し、リムル配下の中で実力者として台頭していくことになります。

獅子王こと魔王カリオンは元々敵であり、本来嫌われる存在です。しかし魔王カリオンは裏表のない性格をしており、どこか憎めないキャラクターとして知られています。魔王カリオンはリムルの交渉の時でも真っ直ぐな姿勢を貫いた人物であり、ミリムと共に遊ぶなど周囲から信頼されています。この周囲に遠慮しない男らしい性格から魔王カリオンは転スラの視聴者からも人気を集めています。

転スラの作中で主人公であるリムルがグルドを魔王にする計画を阻止した際に魔王カリオンは初登場しました。魔王カリオンはクレイマンとミリムと行った策略でリムルという存在を知ります。そしてリムルに興味を持った魔王カリオン達はジュラ大森林に設けられた不可侵条約を撤廃することにします。しかし新人である魔王カリオン達はミリムが知る不可侵条約撤廃の条件を全く知りませんでした。

主人公であるリムルが覚醒魔王となる前、ミリムはクレイマンに操られたフリをして魔王カリオンが治めるユーザラニアへ侵攻を開始します。今回の出来事は全てクレイマンの策であり、攻撃を受けた魔王カリオンは前線でミリムを迎い討ちます。しかし相手となるミリムは最古の竜であるヴェルダナーヴァの娘であり、魔王カリオンはミリムが放つ「ドラゴ・ノヴァ」を受けて一瞬で敗北してしまいます。

カリオンとミリムは同じ魔王なのですが、覚醒魔王と普通の魔王では全くレベルが違います。生き残ったものの、遥か昔に覚醒魔王となったミリムには魔王カリオンは全く手出しできませんでした。またリムルもミリムと同じく覚醒魔王となります。この襲撃の後、裏で手を引いていたクレイマンとリムルは激突するのですが、覚醒魔王であるリムルは普通の魔王であるクレイマンを簡単に殺害しました。

ミリムの配下となった魔王カリオンはミリオンから特訓を受け、その成果を試すために武闘大会に出場することになります。このテンペストで開催された武闘大会で魔王カリオンは覆面姿で出場しました。もちろん応援席には変装したミリムの姿がありました。しかし魔王カリオンはディアブロと戦うことになってしまい、一瞬で敗北します。すぐに敗北したことから魔王カリオンはミリムから更に激しい特訓を課せられることになりました。

転スラの物語の中でミリムの配下となった魔王カリオンは闇組織ケルベロスのリーダーであるヴェガと戦うことになります。最終決戦ハルマゲドンで魔王カリオンが対峙したヴェガは非常に強い人物でした。そのためヴェガと単身戦う魔王カリオンは大苦戦を強いられてしまい、戦況が悪化してしまいます。するとその魔王カリオンとヴェガの戦いの場に、魔王カリオンが共に特訓したゴブリンのゴブタが駆けつけます。

異常なほどの習得技術を持つゴブタは特訓で非常に強くなっており、超回復の方法を知っていました。そして強敵ヴェガに大苦戦してしまった魔王カリオンはゴブタから超回復の方法を教えてもらいます。その後魔王カリオンは救援に駆け付けたゴブタと協力し、強敵ヴェガを打ち倒しました。

アニメ版転スラで本記事の主役である魔王カリオンを演じたのは日本の男性声優である内匠靖明です。内匠靖明は1982年10月23日に愛知県で生まれた東京俳優生活協同組合に所属している声優であり、2008年にアニメ声優デビューしました。魔王カリオンを演じた内匠靖明は俳優としても活動していることから非常に優れた演技力を持っており、2019年現在声優界で注目を集める実力派若手男性声優です。

アニメ転スラで魔王カリオンを演じた内匠靖明は2015年のアニメ「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」の昭弘・アイルランド役や2017年のアニメ「信長の忍」の浅井長政役、2019年のアニメ「ワンパンマン」の業火のフレイム役を担当しています。また他にも2016年のアニメ「斉木楠雄のΨ難」や2012年のOVAアニメ「コードギアス亡国のアキト」、2016年のゲーム「白猫プロジェクト」などで声優として出演しています。

大人気異世界物ライトノベル作品転スラに登場する魔王カリオンは獅子王というあだ名が付けられていることから、当初イケメンではなく勇猛な将軍キャラの見た目をしていると予想されていました。しかし魔王カリオンはその名に反して非常にかっこいい美形を持ったキャラクターとして登場しました。これには上記の感想の通り、イケメンすぎるといった感想が多く寄せられることになりました。

転スラに登場する魔王カリオンに関する感想では魔王カリオンの性格に関する感想も多く寄せられていました。魔王カリオンは魔王には思えないほど裏表のない気持ちがいい性格をしており、自身の思いを貫く男気を持っています。また魔王カリオンはこの性格から周囲に信頼されており、どこか憎めないキャラクターとして愛されています。

転スラに登場する魔王カリオンは多くのコスプレイヤーにコスプレをされていました。魔王カリオンは性格も見た目もイケメンであり、誰もが憧れを持つキャラクターです。このため多くの魔王カリオンファンは上記の感想のようにコスプレをしてなりきっています。

本記事では転スラに登場する魔王カリオンについてその魅力やヴェガとの戦闘などの登場シーンをまとめてご紹介しました。魔王カリオンは実力差があることを認め、ミリムの配下になるなど非常に男気溢れる人物です。当初弱いキャラクターとしてのイメージが強かったものの、ヴェガとの戦いでその汚名を返上し、瞬く間に人気キャラクターとなりました。