【鬼滅の刃】上弦の鬼は十二鬼月最強の六人！メンバーや能力・強さを考察

鬼滅の刃に登場する十二鬼月には上弦の月というメンバーがいます。上弦の月は無惨から血を与えられた鬼であり、史上最強の鬼グループです。この記事ではそんな上弦の月の6名のメンバーや、無惨について詳しく解説していきます！

鬼滅の刃(きめつのやいば)は週刊初年ジャンプで2016年11月号から連載されている吾峠呼世晴(ごろうげこよはる)さんが描いている漫画です。鬼滅の刃の舞台は大正時代。鬼と称する敵と戦う主人公が、同時に鬼になった妹を人間にするために奮闘していく剣客の物語です。

鬼滅の刃のコミックスは、2019年5月の地点で600万部を超える累計発行部数を記録しています。鬼滅の刃に登場するキャラクターの名前には難しい漢字が多いですが、これは意外性があるけど本当に実在する名前が使用されているといわれています。

鬼滅の刃のテレビアニメは2019年4月からTOKYOMXなどで、全26エピソードが連続2クールで放送されています。鬼滅の刃のアニメを制作している会社はufotableです。鬼滅の刃のアニメ監督を担当するのが外崎春雄さん、キャラクターデザインや総作画監督をつとめるのがアニメーターの松島晃さんです。また音楽を梶浦由記さんや椎名豪さんが担当しており、制作メンバーはufotableに関わってきた人たちが選ばれています。

鬼滅の刃の竈門炭治郎(かまどたんじろう)は、亡くなった父親の代わりとなり、7人いる一家を炭焼きの仕事をして食わせていました。裕福ではありませんが、家族や周囲との関係も良好で、幸せな毎日を送っていました。しかしある時、恐ろしいことが起こります。

炭治郎が仕事で家にいない時、彼の一家は鬼によって殺されてしまったのです。ただ一人生き残った妹は、鬼になってしまいました。炭治郎は妹を人間に戻すため剣の鍛錬をし、やがて鬼殺隊に入ることになりました。

鬼滅の刃で十二鬼月とは、無惨から血を与えられた史上最強クラスの鬼12名のメンバーのことです。十二鬼月には上弦と下弦があり、それぞれ6名のメンバーが在籍します。なかでも上弦の壱(いち)は、最強の鬼です。

十二鬼月のメンバーは目の中に上下関係をあらわす番号が刻まれています。十二鬼月の下弦の鬼には片目だけ番号が入り、上弦の鬼は両方の目に番号が彫られています。

鬼滅の刃で十二鬼月の下弦は、無惨によって解体されました。無惨は十二鬼月の下弦の鬼があまりに弱いので怒り心頭に発し、解体してしまったのです。下弦の鬼は無惨に許してくれるように頼みますが、無残にも殺されてしまったのです。

下弦の鬼で弐・参・肆(し)・陸は、無惨に殺されてしまいます。下弦の壱をのぞくすべての鬼を無惨は始末してしまいました。理由は下弦の鬼があまりに弱いためでした。

鬼滅の刃で、初め人間だった累は鬼に変わり、両親を殺しています。このため、累は家族愛を強く求めています。累は弱い鬼を見つけては、家族遊びをするほど、家族を求めました。その後、累は禰豆子(ねずこ)を家族にしようとしますが断られます。そして冨岡義勇によって、累は葬られました。

煙桐は下弦のなかでただ一人、鬼舞辻から血をもらって進化しました。煙は列車でお客さんを食べていましたが、鬼殺隊の手で倒されます。煙は炭治郎が持つ核を壊そうとしました。しかし計画は失敗に終わってしまったのです。

鬼滅の刃で十二鬼月の上弦の鬼には、優秀な鬼のメンバーが集まってます。上弦の鬼たちは無惨に対して敵対するのではなく、良好な関係を築くようにしています。

鬼滅の刃で堕姫(だき)は、花街へ行ってはたくさんの遊女を食べてきました。堕姫が人間のときの名前は梅といいます。梅の名前の由来は、母親がかかっていた梅毒からきているといわれています。堕姫は美しく、柱を7名殺しているので、鬼舞辻から愛されています。妓夫太郎(ぎゅうたろう)は堕姫のお兄さんです。妓夫太郎は堕姫より強く、以前15名の柱を始末しました。

鬼滅の刃の堕姫は、遠隔操作で帯をコントロールする血気術で戦います。堕姫は遊女をたくさん食糧庫に閉じ込めていました。妓夫太郎は、鎌のような武器を操ります。妓夫太郎の血気術は強力な毒のついた血鎌を投げることで、鎌は相手を追跡する機能があります。妓夫太郎が起きることで、堕姫のおでこには3つめの眼があらわれます。堕姫たちは兄と妹で協力して攻撃していきます。

鬼滅の刃で妻を探しに来た音柱・宇髄天元(うずいてんげん)と堕姫が戦い、堕姫はピンチになったことがあります。しかし堕姫の体の中から妓夫太郎が登場し、堕姫は消えてしまいました。消えた妹を見て妓夫太郎は悲しみました。地獄へ向かう道の途上で妓夫太郎は妹と出会い、両者は寄りそって地獄へ突入していきます。

鬼滅の刃で上弦の鬼の玉壺(ぎょっこ)は奇怪な顔をしており、妖怪に似たキャラクターです。玉壺は口が悪く、無一郎と戦ったときも言い合いになりました。玉壺は情報を集める能力にたけているので、刀鍛冶の里を見つけだしたことがあります。

玉壺自身は芸術家だと思っており、殺害した人間を壺に入れて作品を作ることがあります。玉壺は手から毒針を飛ばせるほか、壺と壺の間を瞬間的に移動することが出来ます。また触ったものを魚に変化させることも可能です。玉壺の頸を切ると、鬼滅の条件が達成されます。

上弦の鬼の玉壺は無惨の命令で半天狗と里へ行きました。里で玉壺は無一郎と戦います。玉壺はたくさんの刀鍛冶を倒し、戦いを優位に導きます。しかし最終的に、記憶が戻った無一郎にころりと負けてしまいました。

上弦の鬼である半天狗はマイナスな言葉をよく発する、般若みたいな顔をしたキャラクターです。半天狗は気配を消す能力に優れ、早い動きもできる鬼です。分裂型の鬼の半天狗は、分裂した体の頸を切ることで、より分裂して若くなります。半天狗は喜怒哀楽に分裂したときが、一番強いとされています。

鬼滅の刃の半天狗は玉壺と一緒に里へ行きました。里では炭治郎たちと戦い、喜怒哀楽に分裂しました。憎珀天を誕生させた半天狗ですが、最終的に炭治郎が使う日輪刀で頸をカットされて負けてしまいます。

上弦の鬼の猗窩座(あかざ)は接近戦に強く、怒りやすい鬼です。格闘技が得意な猗窩座は弱いものを嫌い、強い敵と戦うことを愛します。猗窩座は人間のとき重要な人を守れなかったので、何より強さを追求するようになりました。以前猗窩座は童磨より序列が上でしたが、今は逆転されています。猗窩座と黒死牟(こくしぼう)には因縁深い関係があるとされています。

鬼滅の刃で炭治郎たちと下弦の壱が戦闘中、そばにいた猗窩座も決闘に参加します。猗窩座は煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)を鬼に誘いましたが拒否されたので、戦ってやつけました。無限城で猗窩座は冨岡と炭治郎と対峙します。2名をピンチに陥れる猗窩座ですが、最後は炭治郎の攻撃で頸を切られました。

鬼滅の刃で童磨(どうま)は万世極楽教の教祖にあたる、明るい鬼です。童磨はこの世の苦痛から人間を助けるために、殺めます。実際の童磨は人間の感情の有様が理解できないキャラクターだとされています。童磨は100年以上昔、妓夫太郎を鬼の道に導きました。

この当時童磨は上弦の陸の序列です。童磨はいぜん猗窩座より立場が下でしたが、その後の成り行きで序列が上になったとされています。童磨は探知する事が不得意な鬼なので、彼岸花を見つけるのに苦労しています。

鬼滅の刃で童磨は無惨が引きつけた胡蝶(しのぶ)と無限城で戦います。童磨は扇を使って相手を攻撃し、胡蝶から毒を受けても、毒を解除しました。童磨は胡蝶の姉であるカナエを殺し、胡蝶も倒しました。

鬼滅の刃で黒死牟は、最も強い上弦の鬼です。黒死牟は目が6つあり、剣使いとしての痣があります。黒死牟は始まりの剣士といわれており、猗窩座以上の強さがあります。また黒死牟はメンバー内で序列を気にするので、態度の大きい猗窩座の腕を切ってしまいました。

鬼滅の刃で上弦の鬼の獪岳(かいがく)は、善逸の兄弟子に当たります。しかし元雷柱に良くされていた善逸に、獪岳は嫉妬を感じていました。能力が分からない獪岳ですが、悲冥嶋の元にいた子供に外見が似ているといわれています。

この子供は鬼に襲われたときに、悲冥嶋を裏切ってピンチを切り抜けたことがあります。もし獪岳の正体がこの子供の場合、汚い性格をしている鬼ということになるでしょう。

鬼滅の刃で上弦の鬼の鳴女(なりめ)は、琵琶女とも呼ばれます。鳴女は空間を操る能力があり、琵琶を使った能力を発揮します。鳴女の弾く琵琶は無限城の構造を変え、重力を操り、瞬間的な移動を行うことができます。鳴女は瞬間移動の能力を使って、無限城に十二鬼月を集めたことがあります。

鳴女は半天狗と戦ったとき、彼女の眼に肆と書かれていたので、序列が上がっている可能性があります。また鳴女は遠隔視が使えるようになり、鬼殺隊の調査をするようになりました。

鬼滅の刃で、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)とは、この作品世界で初めに存在した鬼です。鬼舞辻無惨は1000年を超える以前から存在しており、自らの血を授けることで、次々に鬼を生み出します。無惨の血はとてもパワーがあるので、血をもらえばもらっただけ、強力な鬼になれます。

しかし強すぎる無惨の血に体が合わない者だと、細胞に異変を生じて体ごと破壊してしまいます。無惨の血のパワーに耐えられない者は、死ぬ可能性すらあるのです。また無惨は、自分の血で誕生した鬼たちを支配する立場にあります。同時に鬼を倒そうとする一味、鬼殺隊の永遠のライバルでもあります。

鬼滅の刃の炭治郎は、無惨から生まれた鬼たちに一家を殺されました。一人だけ生還した禰豆子をも、無惨の血によって鬼にされてしまったのです。このため炭治郎にとって無惨は宿命の敵となります。無惨はそうそう姿を現しません。どこかに出たかと思えばいなくなる、身元をとらえるのが困難なキャラクターです。そのため鬼殺隊であっても、長い間無惨を見たことさえない状況です。

しかし鼻の良い炭治郎は無惨の体臭を記憶していたので、まぐれで探り当てることができました。無惨は日常、人間の外見をして人間世界に溶け込んでいることがわかりました。

鬼滅の刃で無惨の力は最強だといわれています。無惨は下弦の鬼を解体したことがありました。十二鬼月で最も強い下弦の鬼を相手に、無惨は腕を膨張させて、赤子をひねるように押しつぶしてしまいました。また無惨が上弦の鬼を集めた時に、玉壺が傲慢な態度をとったことがあります。

このとき無惨は一瞬にして玉壺の首に斬撃を与えています。無惨の手には玉壺の顔がのっていたのです。鬼滅の刃で、強いといわれる上弦の鬼でさえ、無惨の動く速さをとらえることができません。また無惨は素早く動くので、どんな道具や技を使っているのかもわかりません。

無惨は鬼の体をコントロールできるといわれています。無惨は猗窩座に対して指を向けたことがありました。このとき猗窩座の体には亀裂が入り、口や目の間から血が流れだしました。無惨がどのような能力を使ったかは不明ですが、配下の鬼たちにとって非常に怖い存在です。

鬼滅の刃で強い無惨ですが、彼には他にも魅力があります。ここでは鬼滅の刃の無惨が持つ魅力に迫っていきます。

鬼滅の刃の無惨は、冷酷無慈悲なキャラクターです。無惨が下弦の鬼を集めた時、彼らのあまりの弱さに怒ったことがあります。上弦の鬼は100年ほどメンバーが変わっていませんでした。しかし下弦の鬼の弱さに呆れた無惨は、彼らを無慈悲に殺してしまったのです。

無惨は手下から歯向かわれることを何より嫌います。無惨のいうことに反逆したり、無惨に指示を出したりすると容赦なく殺されます。下弦の鬼が許してほしいと訴えても聞く耳を持たず、無惨は下弦の鬼を解体してしまったのです。自らの血を与えて生まれた鬼であっても、気分一つで平気で殺す冷酷な存在、それが無惨です。

鬼滅の刃で無惨は自分によって誕生した鬼たちの思考を察知できる能力があります。このため下弦の鬼は考えていることが無惨につつ抜けになります。無惨の読心術は相手が見える場所であれば、より心の声が聞きやすくなります。

しかし場所が離れるに従い、読心術の効果が弱くなっていきます。鬼の現在地に関しては、いつでも知覚することが可能です。しかし珠世、禰豆子だけは、無惨でも現在地を把握することができません。

鬼滅の刃で無惨はパワハラ上司型のキャラクターです。上弦の鬼だろうとおかまいなく高圧的に出ます。とくに猗窩座は、無惨から強力なパワハラを受けています。猗窩座が炎柱と戦い勝利したことを無惨に告げた時がありました。このとき無惨は柱を倒すのは当然で、炭治郎を倒せなかったことに憤慨します。

猗窩座は無惨の能力で体に亀裂が入り、口や目から流血する仕打ちを受けています。猗窩座は無惨だけでなく、上弦の鬼の同僚からも目をつけられています。無惨からも上弦の鬼仲間からも辛い仕打ちを受ける猗窩座は、かわいそうなキャラクターといえるでしょう。

鬼滅の刃で無惨は人間の外見をして、人間界で生活しています。初めて炭治郎と対面したとき、無惨は「月彦」という人間になっていました。月彦の苗字は分からず、洋服と白帽子をかぶった大人の男性でした。また月彦には、妻子がいました。娘が月彦の子供かはわかりませんが、人間界になじんでいる様子がうかがえます。

他にも無惨は色々な人間になっています。養子として迎えられた頭のよさそうな少年だったり、艶めかしい和服女性だったことがあります。無惨は様々な人間に変われるので、正体が誰なのかわかりません。産屋敷は無惨のことを一族の恥さらしという呼び方をしたことがあります。無惨は産屋敷との関係がある他は、正体が不明なミステリアスなキャラクターです。

鬼滅の刃の無惨は自分の血で鬼を増やして手下を作り、彼らを戦わせる戦略をとっています。無惨自身は危ないところに出向かず、危険をこうむるのはいつも手下の鬼たちです。また上弦の鬼を含め、手下の鬼に絶対服従をさせます。

逆らった鬼は殺されてしまいます。また無惨は、手下の鬼に自身の名前さえ明かさない用心深さです。珠世が無惨のことを臆病者で、いつも何かにおびえてると称したことがあります。無惨が手下の鬼に厳しく当たる原因は、臆病な性質ゆえなのかもしれません。

実は無惨は怖がりだから、徹底した支配体制をしいていると言えるのです。無惨は自分が弱そうに見えることを嫌い、不変的な存在であることにこだわります。これらは無惨が死ぬことを怖がっているからだと考察されています。

鬼滅の刃で無惨は炭治郎の耳飾りを見たときに、脳裡に記憶がよみがえりました。炭治郎と同じ耳飾りをつけ、ポニーテールの髪型をしている長髪の剣士の前で、座っている映像が浮かんだのです。無惨は日輪の文様が入った耳飾りをつけている剣使いと、何らかの関係があるとされています。

耳飾りをつけた剣使いは顔に痣があり、日の呼吸を身につけています。また炭治郎の家系となにがしか関係があります。耳飾りをつけた剣使いは外見が上弦の壱に酷似しており、謎の多い存在です。

ここではツイッターでの上弦の鬼に関する感想、評価を見ていきます。まず上弦の鬼である肆の半天狗が、ガチで強すぎるという感想がありました。

また炭治郎が上弦の参と戦って、優位に立っているところが意外だったという感想も出ています。以前炭治郎が参と戦ったときは、相手になりませんでした。しかし今回は参を押している炭治郎が信じれられないという感想です。

また鬼滅の刃のアニメは、今のままのクオリティが続けば、アニメ史上に残る傑作になるるだろうとの感想がでています。また十二鬼月や上弦の鬼が出れば、迫力はもっとすごくなるだろうという感想もありました。鬼滅の刃のアニメは完成度が高く、上弦の鬼などの活躍するシーンではその魅力が倍増するだろうとの意見になっています。

ここまで鬼滅の刃で十二鬼月のメンバーや上弦の鬼の強さ、特徴などを見てきました。十二鬼月は6名のメンバーで上弦の鬼と下弦の鬼に分かれており、それぞれ強さが異なります。また入れ替え戦を行うことでメンバー内の序列が変わることがあります。

上弦の鬼など十二鬼月をたばねる無惨は、冷酷無比で非情なキャラクターだという事もわかりました。今記事を参考に十二鬼月のメンバー間の違いを知って、今後も鬼滅の刃を楽しんでいきましょう！