【ヒプマイ】飴村乱数のプロフィールまとめ！過去や無花果・寂雷との関係を考察

本記事ではヒプマイに登場する飴村乱数のキャラクター情報や過去、そして勘解由小路無花果や神宮寺寂雷との関係をまとめていきます。また、可愛くてかっこいいと人気の飴村乱数にまつわる数々の謎を解説します。ではまず、ヒプマイの作品情報と飴村乱数のプロフィールを紹介します。

『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』は、キングレコード内のレーベルEVIL LINE RECORDSが手がける男性声優12人によるラッププロジェクトです。2017年9月2日に始動しました。キャラクターデザインはアイディアファクトリーとオトメイトが手がけています。公式イラストとキャラクターデザイン原案をオトメイト所属のイラストレーターである一為(Kazui)が担当しています。

プロジェクト始動初期から、第1弾ミュージックビデオ「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」がYouTube急上昇ランキング3位に入り、大きな注目を集めました。また、作詞・作曲に日本のHIP HOP界の第一線で活躍するアーティストや重鎮が参加しており、楽曲がハイクオリティでかっこいいことも人気の理由の一つです。

時はH歴。戦争が根絶され、女性が覇権を握るようになった時代。武器は製造禁止・廃棄となりましたが、人の精神に干渉する特殊な「ヒプノシスマイク」が新たな武力となりました。女性が政治を行う中王区以外では、男性たちがシンジュク、シブヤ、イケブクロ、ヨコハマというそれぞれのディビジョンに分かれ、ヒプノシスマイクを使ったラップバトルによる領土争いが行われるようになりました。

飴村乱数はシブヤ・ディビジョンのリーダーです。職業はファッションデザイナー。身長155cm、体重49kgです。小柄で幼い容姿ですが、年齢は24歳です。ピンク色の髪で、よく飴を持っています。明るく天真爛漫な性格ですが、遠慮がないためズバズバと鋭い発言をします。とてもモテるタイプで、ドラマパートでは様々な女性と会っている描写があります。しかし特定の相手と交際はしません。

普段は可愛く無邪気な飴村乱数ですが、時おり別の一面を覗かせます。自身の過去について詮索された際や、中王区の勘解由小路無花果と話す際など、高くまったりとした声が一転して野太くかっこいい声へと変化します。その際は口調も威圧的になり、一人称は「僕」から「俺」へとなります。その態度は、何か大きな秘密を隠していることを匂わせています。

飴村乱数はヒプノシスマイクDrama Track『Me Against The World』内で無花果に対して「あの女、いつか殺してやる。いや、あの女だけじゃない。人間ども全員を…」と発言しており、人間に憎しみを抱いていることが判明しています。人間を嫌っているということは、飴村乱数は人間以外の別の生命体である可能性を示唆しています。

飴村乱数を演じる声優は白井悠介です。1986年1月18日生まれ。長野県佐久市出身。アミューズメントメディア総合学院声優タレント学科卒業で、所属事務所はEARLY WINGです。代表作に『美男高校地球防衛部LOVE!』の鳴子硫黄役、『アイドルマスター SideM』の若里春名役、『アイドリッシュセブン』の二階堂大和役などがあります。

飴村乱数はFling Possevs麻天狼のドラマトラック『Know Your Enemy Side F.P VS M』内で、チームメイトの夢野幻太郎に過去に触れられ怒りをあらわにしています。その際は口調を変え、「これ以上俺のことを調べるのはやめろ。俺にとって不愉快な話だ」と発言しました。彼には知られたくない裏の顔があるようです。

Twitter上では「飴村乱数の手首に斑点がある」というファンの発言が話題となりました。ヒプマイでは初期から入間銃兎のソロソングなどで「違法薬物」についての言及がありました。斑点は、薬物の注射の跡である可能性があります。印刷や画質の問題である可能性もありますが、乱数と薬物が関係している説はその他にも兆候があります

入間銃兎のソロソング『ベイサイド・スモーキングブルース』の歌詞内で、銃兎は薬物の元締めを取り締まることが目標だと宣言しています。彼は薬物使用者による交通事故により、両親を亡くした過去がありました。これまでの言動から考察すると、飴村乱数が薬物販売組織の一員である可能性があります。

飴村乱数は飴玉を強調し、つねに持ち歩いています。彼のソロ曲”drops”内に「I drop my drops　マジカルlollipops　拾いたければ拾えば」という歌詞があります。アメリカで幻覚剤LSDはdropsというスラングで呼ばれています。「癖になっても知らないよ」という歌詞もあり、このdrops(飴玉)は薬物を意味する隠語である可能性があります。

飴村乱数のソロ曲”drops”内の伏線はまだあります。歌詞内の「僕のこの手の中で　不思議さ　全て　意のままに動かせちゃう」や「こいつとあいつは要スクランブル」という言葉は、乱数が市民やディビジョン同士の抗争を操っていると解釈できます。

飴村乱数の正体はドラマパートで徐々に明かされつつありますが、その全貌は見えていません。現時点で判明しているのは、乱数の天真爛漫な性格は演技である可能性が高いこと。中王区側によって作られた実験体であるかも知れないこと。そして女性権力者たちと繋がりがあり、各ディビジョンのラッパーたちの監視役を務めているという事実です。

ドラマパート『Me Against The World』内で「新生ヒプノシスマイク」「ヒプノシスキャンセラー」という言葉が登場しました。ヒプノシスキャンセラーとは、中王区が製造したヒプノシスマイクを停止する装置です。現存のヒプノシスマイクがヒプノシスキャンセラーによって無効化されてしまえば、今後は新生ヒプノシスマイクが主要な武器となる可能性があります。

飴村乱数とシンジュク・ディビジョンリーダー神宮寺寂雷はかつては伝説のチーム「The Dirty Dawg」のメンバーであり仲間でした。変わり者を好む寂雷は乱数に興味を持ちましたが、後に犬猿の仲になりました。乱数は寂雷を「ジジイ」と呼び、寂雷は乱数を「人道に反している」と 厳しく批判しています。二人に軋轢が生まれた原因は明かされていません。

勘解由小路無花果は内閣総理大臣補佐官、行政監察局局長など中央区の重役を務める女性です。ドラマパートでは乱数に密かに任務を与えている様子が描かれています。無花果は乱数に「お前の代わりなんていくらでも」「やはり失敗作、か」などと発言しており、彼女にとって乱数は駒に過ぎないことを匂わせています。乱数は最初から中王区によって生み出された工作員である可能性があります。

ドラマパート内で無花果は、中央区主催のディビジョン・バトルは予想以上の収益を上げたと語りました。バトルは「娯楽」であり「ビジネス」であるとも語っています。つまり、ディビジョン・バトルの目的はラップバトルで男たちを競わせることで中王区への不満から注意を反らすこと。そして、集客で収入を得ることだと言えます。

ここからは飴村乱数に関する感想や評価を紹介します。最初の感想は「意外と声がかっこいい」というものです。普段は愛らしく幼い言動の乱数ですが、ラップバトルになるとかっこいい姿を見せることが特徴です。声優を務める白井悠介のラップも非常に上手くかっこいいと話題になっていました。

続いての感想は、飴村乱数の正体に関するものです。Twitter上では「ロボット説」「人造人間説」「クローン説」「諜報員説」「双子説」「女性説」など、飴村乱数についての様々な考察が飛び交っていました。

最後の感想は、飴村乱数がリーダーを務めるFling Posseについてです。「FlingPosse」とは直訳すると「ひと時の仲間」という意味。いくつもの謎を持つ乱数ですが、Fling Posseの仲間たちは秘密があると知りながらも、彼を仲間として受け入れている描写があります。そんなチームの絆に感動する感想でした。

今回はヒプマイに登場する飴村乱数のキャラクター情報や過去、勘解由小路無花果や神宮寺寂雷との関係についてまとめました。飴村乱数は別人格のような「裏の顔」を持ち、中王区と密接なつながりがありました。Twitter上には飴村乱数の「正体が気になる」「声がかっこいい」という感想がありました。本記事を読まれてヒプマイに興味を持った方は、この機会に是非楽曲を聞いてみてください。