2019年06月14日公開
2019年06月14日更新
進撃の巨人のゾフィアが死亡?マーレの戦士候補生としての経歴やプロフィールまとめ
進撃の巨人のマーレ編ではゾフィアという戦士候補生が登場します。同じく戦士候補生であるファルコやガビ、ウドとは同期で、九つの巨人を継承するために訓練しています。軍人として他国との戦争にも参加していました。しかしゾフィアは、エレンの襲撃によって死亡してしまいます。なぜ死ぬことになってしまったのか、ここでは進撃の巨人に登場するゾフィアの経歴やその最後を詳しくまとめています。
目次
進撃の巨人とは?
進撃の巨人の作品情報
進撃の巨人は、原作者である諫山創によって連載されている少年漫画です。2009年から別冊少年マガジンで連載され、看板漫画として人気を集めています。国内発行部数は累計8000万部を突破しており、漫画だけでなくアニメ化、ゲーム化、実写映画化、小説化などあらゆるコンテンツで楽しまれています。
進撃の巨人のあらすじ
進撃の巨人では、巨人が存在する世界が描かれています。主人公のエレンは、巨人でも立ち入る事ができない50mの壁に囲まれた国で暮らしていました。国を囲む壁は100年もの間、一度も巨人に突破されたことがなく、人々は平和に暮らしていました。しかしある時、50mを超える超大型巨人が現れます。超大型巨人は壁の入り口を破壊し、姿を消します。
破壊されたところから巨人が侵攻し、そこに暮らす人々は次々と巨人に捕食されてしまいます。そして、エレンの母親もまた目の前で巨人に捕食されてしまいました。エレンは必ず巨人を駆逐することを誓い、調査兵団への入団を決意しました。
進撃の巨人のアニメ情報
進撃の巨人は2013年からアニメが放送されています。アニメはほぼ原作に沿って描かれていますが、若干の変更点やアニメオリジナルの展開があります。進撃のアニメでは、主人公のエレン・イェーガー役を梶裕貴、ミカサ・アッカーマンを石川由依、アルミン・アルレルト役を井上麻里奈、リヴァイ役を神谷浩史が担当しています。
進撃の巨人のゾフィアが死亡?101話ネタバレ
進撃の巨人の101話ではゾフィアが死亡してしまいます。なぜ戦士候補生として訓練に励んでいたゾフィアが死ぬことになったのか、ここではゾフィアが死亡する101話のネタバレとゾフィアの最後を紹介します。
最後があっけないゾフィア
進撃の巨人の101話「戦鎚の巨人」では、演説していたヴィリーの真下から巨人化したエレンが大きな爆発と共に登場します。進撃の巨人はヴィリーを食べ、演説に集まっていたマーレや他国の要人達を踏み潰して殺していきます。マーレの元帥も最後は進撃の巨人に潰されて死亡します。
瓦礫に埋もれ死亡
エレンとライナーの話を聞いていたファルコをのぞく戦士候補生達は、ヴィリーの演説を聞いていました。突然の爆発でガビは失神してしまいます。ガビはファルコの兄で同じ戦士候補生であるコルトに名前を呼ばれて意識を取り戻し、早く立つように促されます。ガビが隣に座っていたゾフィアの方に目を向けると、彼女はすでに死亡していました。
ゾフィアは最後、エレンが巨人化した時の爆発で飛んできた瓦礫の下敷きになって死亡したのです。ガビはゾフィアのあっけない最後に呆然としますが、その間にも進撃の巨人は広場を破壊します。ウドは死亡したゾフィアを見て咄嗟にコルトの腕を振り払い、ゾフィアの元に駆けつけます。しかし、ウドの後ろからは逃げ惑う人々が押し寄せます。
ウドはコルトに「早くこれをどかさないと!!」と言いますが、その瞬間に後ろから来た人々に押されて瓦礫に頭を打ってしまいます。ウドは意識を失って倒れ、逃げ惑う人々に踏み潰されて死亡してしまいました。コルトは咄嗟にガビを抱え込んで瓦礫の後ろに隠れ、二次災害を防ぎます。
正体が判明した戦鎚の巨人
進撃の巨人では、ヴィリーが戦鎚の巨人なのではないかといわれていました。そのため、エレンが襲撃した時にはじめに狙ったのもヴィリーでした。しかし、戦鎚の巨人の正体はヴィリーではありませんでした。実はタイバー家が描かれた時に、奥の方で使用人のように佇んでいた人物が戦鎚の巨人だったのです。戦鎚の巨人の正体はヴィリーの妹でした。
ヴィリーの妹は傷だらけの姿で「…兄さん、タイバーの務め…大…変…ご立派でした」と言って巨人化します。進撃の巨人は戦鎚の巨人が現れた瞬間に拳を頭に叩き込みます。戦鎚の巨人は抵抗する間もなく建物に倒れ込みました。進撃の巨人は拳を硬化させて、さらに殴りかかります。遠くでその様子を見ながら待機していたマーレの軍人達は、戦鎚の巨人がやられてしまうのではとマガトに指示を求めました。
マガトは進撃の巨人に向かって銃を撃ちます。そして「マーレ軍反撃の口火は今をもって切られた」と言いました。マガトは冷静に、今暴れている巨人が誰なのかを考察します。そして巨人の特徴から、暴れているのは進撃の巨人でエレン・イェーガーだと正体を見破りました。
元々エルディアの進撃の巨人に目をつけていたマガトは「島まで行く手間が省けた」と言って、部下達に戦闘の用意をするよう指示します。進撃の巨人はひたすら戦鎚の巨人を殴り続けていましたが、突然地面から大きな突起物が出てきて進撃の巨人の体を串刺しにしました。
立体機動装置がマーレに
コルトは、ウドはまだ生きていると信じ、血だらけのウドを抱えてガビと一緒に避難していました。コルトは実の弟であるファルコの居所が分からなくなっており、心配していました。一方で、ポルコとピークはエルディアのスパイによって罠に嵌められ、深い井戸に落とされていました。そこで巨人が戦う地響きを聞きます。
ポルコとピークは外で何があっているのか心配しますが、拘束されている限り脱出することはできません。しかしピークは罠に嵌められる前、とある手を打っていました。ピークはエルディアのスパイとして入り込んでいたマーレの軍人が怪しいと思っており、部下に自分を尾行するように言っていたのです。部下たちは深い井戸に落とされたポルコとピークを発見し、救出します。
ピークとポルコは、ピークの部下であるパンツァー隊から状況を聞き出します。ピークはパンツァー隊に車力の兵装車両の準備をするように指示しました。そしてもう少し様子を見てから出ようと、先に行こうとするポルコを止めます。その時、屋根を伝って何かが通っていくのが見えました。ピークはそれがエルディアで見た立体機動装置だとすぐに分かり、驚きました。
戦鎚の巨人とエレンの戦闘
串刺しにされ、空高くに持ち上げられた進撃の巨人は動く事ができません。戦鎚の巨人は大きく長いハンマーを使ってエレンに殴りかかります。エレンは間一髪で脱出し、ハンマーを避けました。しかし地面にはトゲのようなものが生えており、足の自由を奪われてしまいます。その隙にマーレ軍が進撃の巨人に向かって砲撃をしかけます。
マガトは前回の戦争で敵国から押収した「対巨人野戦砲」を使っていました。部下達はこのままでは始祖の巨人を持つ進撃の巨人を殺してしまうのではないかとマガトに言います。しかし、マガトは今後巨人に頼らない戦争をしようと考えていました。巨人の力を凌ぐほど他国の武器は強力なものだったからです。マガトはこの場でエレンを仕留めようとしていました。
マガトはたとえここで始祖の巨人を殺したとしても、敵であるエルディアの戦力を削ぐだけだといいました。そして再び始祖の巨人が敵に渡ろうとも、その頃には巨人に対抗する術が出来ていると考えていたのです。そして戦鎚の巨人もまた始祖の巨人を食べようとはしていませんでした。
戦鎚の巨人は、進撃の巨人のうなじを狙ってハンマーを振り下ろします。進撃の巨人は腕を強化しましたが、その衝撃に耐えられず首がもげてしまいました。
現れたミカサ
進撃の巨人は首がもげてしまいましたが、エレンは無事でした。エレンは巨人から姿を現します。そんなエレンに戦鎚の巨人は再びハンマーを構え、「最後に言い残すことはありますか」と問いました。その瞬間エレンは「今だ、ミカサ」と言います。戦鎚の巨人の背後にはミカサが隠れていたのです。
ミカサは無防備になった戦鎚の巨人のうなじに雷槍を打ち込みます。雷槍は巨人の硬化をも打ち砕く兵器です。これによって戦鎚の巨人はうなじを破壊されてしまいます。マガトがまさかの展開に驚いていると、マーレ軍の砲台に次々とエルディアの兵士達が立体機動装置を使って降り立ちました。
マーレ軍は一気に劣勢となります。ミカサがエレンのところへ行くと、エレンは「よかった、みんな来てくれたんだな」と言います。それを聞いたミカサは最後に「お願い…帰ってきて」とエレンに言いました。
進撃の巨人のゾフィアの経歴!マーレ候補生だった?
進撃の巨人の101話では、ゾフィアは瓦礫に潰されて死亡してしまい、その最後はあっけないものでした。しかしゾフィアはマーレの戦士候補生でした。ここではゾフィアについて、経歴やプロフィールなど詳しく紹介します。
ゾフィアの経歴・プロフィール
ゾフィアは身長142cm、体重34kgで9月26日生まれです。ゾフィアは、マーレ国レベリオ収容区出身で、マーレ陸軍に所属という経歴を持っています。ファルコのように、以前親族がエルディア復権派だったという経歴などはなく、詳しくは明かされていません。
マーレの戦士候補生だった
ゾフィアはマーレ国レベリオ収容区出身という経歴を持っているので、エルディア人だということが分かります。なぜマーレ軍に所属しているのかというと、九つの巨人を受け継ぐマーレの戦士候補生だったからです。コルトは獣の巨人、ファルコとガビは鎧の巨人を継承したがっていたため、おそらく車力の巨人か超大型巨人を受け継ぐ予定だったのではないかと思われます。
役割はアルミンと似てる?
マーレの戦士候補生の中でも、ガビは特にエレンによく似ているといわれています。このようにあの3人に置き換えると、ゾフィアはアルミンの役割に似ていると思われます。常にファルコとガビの一歩後ろにいるような立ち位置です。
性別は女性
マーレの戦士候補生という経歴でずっと軍服を来ているため、男にも間違えられそうな容姿をしていますが、ゾフィアはれっきとした女性です。顔立ちをよく見るとウドよりも睫毛が多く描かれており、喋り方も女性的です。
個性的な性格
ゾフィアは個性的な性格をしています。無表情で無口でめったに喋ることはありません。喋ったと思えば斜め上の発言をすることもあります。しかし素直に笑ったりすることはあるようで、訓練でファルコがガビを追い抜いた時は肩を組んで喜んでいました。この変わった性格をガビからは「わけのわからない自己演出」と言われてしまいますが、本人はこれが素だと反論しています。
進撃の巨人のウドとは?
進撃の巨人のウドもゾフィアと同じく101話で死亡し、悲惨な最後を遂げました。ウドとはどんな人物なのか、ここではウドの経歴やプロフィールを紹介します。
ゾフィアと同じマーレの戦士候補生
ウドは身長146cm、体重39kgで10月7日生まれです。マーレ国外のエルディア人収容区出身で、マーレ陸軍に所属していたという経歴を持っています。元々はマーレではなく他国出身のため、敵兵の通訳をする場面もありました。訓練ではいつも最後尾のようで、ガビには勝てないと戦士候補生ながらも巨人継承は諦めている節があります。
冷静且つ熱しやすい性格
ウドは一見冷静に語る知識人のような印象を受けますが、感情の起伏が激しい性格をしています。他国との戦争中には、上司でありマーレ人のマガトがいるにも関わらず、マーレ海軍を「無能」や「クソ野郎」と罵る場面もありました。
進撃の巨人に関する感想や評価
はあ…進撃は人が死に過ぎるから、その意義みたいなものを考えるとよくわからなくなってくるからあまり思わないようにしてるんだけど、継承者になりたくて頑張ってたゾフィアがあんな簡単に亡くなってしまうのも死だし、
— chomo。読んだ (@cho_mo_c) January 24, 2018
進撃の巨人では多くのキャラクターが死んでしまいます。ゾフィアは戦士候補生として頑張っており、これからの活躍を期待されているところで死んでしまいました。あまりにもあっけない最後に、ショックを受けている方がたくさんいました。
ゾフィアちゃんがあっけなく死んでしまって、これが進撃か…って思い出した。
— さいとう@読んだ (@vp2_2) January 9, 2018
焦らしに焦らされてようやくパラディ勢が出てきて、ほんとにもう焦らされた甲斐があったし、ほんとにほんとにミカサかっこよすぎ。ほんとにミカサ美しすぎる。
エレンが本格的に動き出すまでしばらくマーレの内情が語られていたので、巨人の登場や人が死ぬこともありませんでした。しかし、マーレ編に突入してあれだけ描かれていたゾフィアがあっけなく死亡してしまった場面は、これが進撃だったということを読者に一気に思い出させました。
今月の進撃感想4
— てまりまり🐚 (@temari0331) February 20, 2018
・ウドとゾフィア推しの私氏無事死亡
・門兵のおじさん結構気に入ってた私氏無事死亡
・ガビ庇う→ガビ困惑→おじさん死亡の流れがね~もうね~
・おじさんがマーレ人でガビがエルディア人ってとことか
・差別対象だけど子供だしほぼ毎日会ってたからなーとか色々考えて私氏無事ry
マーレ編では新しいキャラクターがたくさん登場しましたが、中でもゾフィアとウドが好きだったという方は多かったようです。101話では推しキャラが全員死んでしまったと嘆いている読者もいました。
進撃の巨人のゾフィアの最後や経歴まとめ
進撃の巨人のゾフィアはマーレの収容区で育ち、マーレの戦士候補生という経歴を持っていました。しかし、これからの活躍に注目が高まるなかで死亡してしまい、あっけない最後を遂げました。読者もゾフィアの死にはショックを隠せないという方がたくさんいました。ゾフィアは死んでしまいましたが、ファルコとガビは存命しています。残りの戦士候補生がどうなってしまうのか、今後の進撃の巨人の展開に注目です。