進撃の巨人のダリス・ザックレーは本当に死亡した？正体や本性・経歴まとめ

進撃の巨人で登場するザックレーが「調査兵団」「駐屯兵団」「憲兵団」と3つを束ねる総括だということから、死亡したことに驚きの声が上がっています。さらに、ザックレーが王政を憎んでいた事、最後の死亡した様子がおかしいということで死亡が偽造なのではないのか？と囁かれており、様々な正体が考察されています。それでは、進撃の巨人で重要な役割のあるザックレーの正体と共に死亡した謎を紐解いていきます。

エレンは進撃の巨人の世界の真実を知ってしまったことから、調査兵団と決別して独自の道を歩むようになっていました。そこで、そんなエレンをエルディアを救えるのはエレンだけだと考えているイェ―ガー派のメンバーがいますが、兵団の総統を務めるザックレーを工作で殺害しました。その目的はハンジ曰く「エレンを中心とした兵団組織への静粛、ザックレ―総統の殺害は彼らの強い覚悟を示している」とみています。

ザックレ―の正体が実は「エレンの味方だった」と考えられます。エレンが動きやすいように、自分が死亡することによって話題を逸らしたのではないのでしょうか？というのも、現在はルイーゼやフロックを含むイェ―ガー派の人達は全員脱獄しましたが、権力を持った内部協力者がいなければ通常困難なことです。そして、ミカサとアルミンが部屋を出た際は、部屋を出た瞬間に運よく爆発しました。タイミングが良過ぎるというのもおかしい話です。

次にザックレーの正体が「調査兵団の味方」だと考えられます。まず、エレンは監禁され、情報封鎖を実行されたことに民衆は怒っています。そこで、調査兵団の新兵がザックレ―を殺害したことにより、エレンの味方が調査兵団内部にいることが分かり、民衆の怒りは収まります。そもそも、爆発によって吹っ飛んだザックレ―の最後では死体は傷の位置が逆だということから、死体偽装か作画ミスのどちらかに絞られるでしょう。

調査兵団の新兵の工作ではザックレ―以外にも憲兵団の新兵が死亡しています。ということは、ザックレ―以外に「憲兵団の新兵殺害」を目的としていた可能性も浮上してきました。そもそも、ザックレ―の椅子は新兵が運んできており、椅子の爆発によって3人が死亡しているのはおかしな話です。もし、殺害するのであればザックレーのみを狙えばいいのですが…。

ザックレ―が椅子の罠に気付かなかったのも謎です。ザックレ―にとって椅子はかなり大事なアイテムでしたが、そんな椅子の変化にザックレ―が気付いていないのです。さらに、新兵に運ばせたということは、少なからず警戒して何か異変があれば気付くはずです。また、椅子が帰ってきたということは、椅子に座っていた前の長官が死亡したということになりますので、死亡に直結する椅子を点検すると考えられます。

進撃の巨人に登場するザックレーとは、冷静沈着で威圧感漂う大物です。そんなザックレーが死亡したとのことでしたが、実は冷静沈着を装いながらも本性が垣間見える場面が進撃の巨人で描写されています。その本性は目を疑うもの…。そして、ザックレーの本性が正体を明かすヒントとなるのではないか。とも解釈できる要素ですので、ここではザックレーの本性を明かします。

• 名前：ダリス・ザックレ―
• 誕生日：？
• 身長：165㎝
• 体重：82kg
• 年齢：60歳以上
• 所属：総括(三兵団の全権利を握る)
• 目的：革命を起こす

ザックレ―の本性がやばいと言われており、ザックレ―は王政府へ恨みを持った人物です。冷静沈着なザックレーでしたが、本性は威張り散らしていた王政に仕返しするために三十年もの間屈辱を与える方法を考えていたというのです。この本性にはピクシスも呆気に取られています。そして、なんといってもザックレ―の本性が「超ド級の変態」であるということ。ザックレーが屈辱を与えるために使った「椅子」は芸術作品だと言っています。

本性を明かした暁には、王政府を捕らえた際は王政府の人間を椅子に縛りつけるのですが、なんと上下逆さまに縛り付けて食事を肛門から摂取させるというような本性を諸に出しています。それは肛門にチューブを通し、それを口に繋いでいたというもの…。さらに、望みは叶えられなかったものの「週に一度は民衆の前にさらす」ことで芸術は完成するとまで言っていました。

進撃の巨人で総括を務めるザックレーですが、その兵団というのが「調査兵団」「駐屯兵団」「憲兵団」と3つあります。進撃の巨人で重要な位置を占めるのが調査兵団なのですが、進撃の巨人・42話(王政へのクーデター)で重要な位置を占めた憲兵団に必見です。また、サポート役を務める駐屯兵団までお見逃しなく！

進撃の巨人に欠かせない兵団の調査兵団とは、犠牲を覚悟の上で壁外を調査する兵団です。エレンはこの兵団に属し、壁内に暮らす人類の中で唯一壁外への遠征を許されています。そのため、巨人との遭遇率は格段に上がることから、壁外調査のたびに3割の損害、そして死亡率は5割といわれるほどの危険を伴います。調査兵団の制服は自由を望むエレンのように「自由の翼」と言われる紋章が描かれています。

ザックレ―総括の三兵団の1つ、駐屯兵団とは壁の強化に尽力する兵団です。進撃の巨人の作中で巨人との戦いで使用する壁の上の固定砲を強化することもあれば、巨人の戦闘までを行う場合もあります。訓練兵の多くが駐屯兵団に入団を望みますが、ウォール・マリアが破壊されるまでの100年間は人類の危機は避けれていましたので、進撃の巨人では勤務中に酒を飲むなどだらしない姿が描写されています。

進撃の巨人の作中でたびたび敵として描かれる憲兵団ですが、憲兵団とは王の民を統制する権利を持っており、秩序を守ることを目的とした兵団です。そのため、3兵団の中で上位の権限を持ち、エレンが所属する調査兵団とは異なり、巨人との接触する可能性が低いので入団希望者数は極めて多い状態です。しかし、訓練兵の卒業成績上位10名のみが新兵から入団できるので、憲兵への入団は厳しいです。

進撃の巨人で敵として描かれるのは憲兵団の性質から生じるもので、組織の腐敗が目立っています。特に腐敗が目立つのは中央第一憲兵団で、王政直属の秘密組織を担い秘密警察のようなこともしています。進撃の巨人では「王都の憲兵」と呼ばれ、憲兵団の裏の顔とした存在。紋章は盾の絵を中心にユニコーンの動物が描かれています。

王政府へのクーデターでのザックレーは、ピクシスと事前に申し合わせていたことによってクーデターへ最後に加担した形になっており、ここで本性を出しています。主役がエルヴィン。クーデターの経緯としては、エルヴィンが「王政が自身の保身のためには壁内の人類のことなど意に介さない」との考えを知ったことからクーデターを企て、最後に王政を転覆させようとしました。そこで、エルヴィンは駐屯兵団のピクシスへ協力を仰ぎます。

そして、クーデターを成功させるために事情を知る中央憲兵のサネスを拉致します。最後は心理的な作戦を交えた拷問によってサネスから王政の事情を吐き出させることに成功。そこで、現在の王が見せかけの王、そして本当の王家がレイス家である証拠を残し、レイス家の血を引いたクリスタを女王へと即位させようということになります。

しかし、準備段階で調査兵団エレンとクリスタをおとりにしてレイス卿へと近づこうとしますが、中央憲兵団に所属するケニー・アッカーマンによって逆にエレンとクリスタはさらわれてしまします。さらに、調査兵団に協力をしたリーブス商会会長・リーブスは殺害されて死亡。そして、その容疑が調査兵団が被ることになります。この一件により、憲兵団は調査兵団の兵員全員の出頭とエルヴィンの拘束、活動停止まで命じました。

殺人容疑を掛けられた調査兵団はというと、容疑を晴らすために隠れながら奮闘します。それと同時にエルヴィンは処刑にかけられるため王のもとに向かいますが、最後は事前にピクシスと企てていた目論見が当たり、クーデターが成功しました。その目論見というのが、王政が「ウォール・ローゼが巨人に突破された際にどのように反応するか」ということ。

そのために誤報を流し、影響力のあるピクシスが最後にエルヴィンを支持するのか、王政を支持するのかの判断基準を「壁内の人類を守る」ということに委ねていたのです。そこで、王政の行動は「ウォールシーナの扉を全て封鎖」との命令。つまり、ウォール・ロゼに残された人類を見殺しにするというものでした。このような王政の行動はピクシスの方針とは違っていたため、ピクシスがエルヴィンを支持する事に決めます。

また、ザックレー総括を引き入れることのほか、ウォール・ロゼ内に家族を持っている憲兵団所属のナイル・ドークをも味方に引き入れることでクーデターは成功しました。最後は、調査兵団の兵員の活躍とクリスタの活躍によって巨人化したレイス卿を討伐。そして、クリスタが壁内の女王として即位したことで最後の難関を突破、クーデターは完成しました。

• 行動力：11
• 柔軟性：11
• 思慮深さ：11
• 部下からの信頼：11
• 威厳：11

本性を覆い隠しているザックレーですが、進撃の巨人の公式ではなんと全ての数値が11となっており、さすがは三兵団を束ねるほどの実力者だと言えます。また、11とは人類最強と言われるリヴァイの格闘術の数値と同じであることから、凄まじい器だということが分かります。

進撃の巨人でザックレーとエレンが対面した進撃の巨人・第19話。進撃の巨人の描かれる審議所では、ザックレーの本性が本当なのか目を疑うほど威厳漂う場面となっています。さらには、ザックレーの正体がエレンの味方なのではないか。と思わせる要素までありますのでネタバレは要チェックです。

進撃の巨人・19話のはじめ、トロスト区奪還作戦の様子は「決死の奪還作戦が成功し扉の封鎖を果たす…現在はトロスト区内の巨人を清掃中」と速報によって住人達にも伝わっていました。そのことについて住民たちはトロスト区の壁を塞いだ内容について真偽を議論中…。そんな理解不能な事情の根源であるエレンはというと、トロスト区奪還作戦において岩を塞いでから地下牢に数日監禁されています。しかし、エレンは全く状況を掴めていません。

そこで、エレンは「あれから何日経った？まさか…オレ…一生ここでこのままなんじゃ」と考えたところで、調査兵団分隊長を務めるハンジ・ゾエとミケ・ザカリアスの二人がエレンを審議所へと連れていくためにやってきました。

エレンが連れていかれた審議所はすでに大勢の聴衆が集まっています。そこには憲兵団の幹部、ピクシス、エルヴィン、リヴァイ、ミカサ、アルミンらの姿があり、さらに3つの兵団を束ねるザックレー総括が登場。兵法会議の議長の務めを果たすためにやってきました。そして、ザックレ―総括の口からは、エレンの存在が民衆に知られてしまい、エレンを公式の形で公表しなければ後々巨人の他に脅威が迫る可能性があると言われます。

裁判中はそれぞれの意見が飛び交い、その中でもエルヴィンはエレンを調査兵団へと迎い入れることで、ウォール・マリア奪還作戦の主力とすると述べています。それから、議題は「エレンが巨人化した場合は力をコントロールできるのか」ということに移り、エレンが巨人化した際に被害を受けたミカサへの質問。その質問に対してエレンが自分を救ってくれたとミカサは言いますが、ナイルが主観的な見解があると反論されてしまいます。

さらに、ミカサの過去を掘り起こされミカサの人間性にも疑問があると言われ、エレン以外にミカサまでも危険視されてしまいます。いままで個々人の身勝手な意見を聞いていたエレンはついに、業を煮やして「いいから黙って俺に投資しろ！」と叫んでしまい、それを聞いた聴衆たちはエレンが攻撃的な態度をとったと受け止める…。

それに対してリヴァイが乱入。エレンを何度も蹴りつけ、エレンが怒って巨人化するかもしれないとの考えから、周りの人達はリヴァイを止めています。しかし、リヴァイは鼻で笑う。さらに、「躾に一番効くのは痛み」だと言い放つのです。

そしてエルヴィンはザックレー総括に対して、エレンの力は不確定要素があり、危険だということからエレンが調査兵団の管理下の元におくと対応できる、と提案します。さらに、先程蹴りつけていたリヴァイの元にエレンを置くと言います。ザックレー総括がエルヴィンの気持ちや考えを察している様子…。それからザックレーの判断は「エレン・イェ―ガーを調査兵団に託す」というものでした。

しかし、壁内ではエレンを支持して秩序を乱そうとする勢力があるのも事実。そのため、次回からは壁外調査へエレンを同行、そしてエレンの価値を再確認し、成果次第では再議決を行うということで決着しました。

審議所の後の調査兵団とエレンは、治療中のエレンとエルヴィンやリヴァイ、ハンジが集まって会話しています。会話の中でリヴァイは「効果的なタイミングで用意したカードが切れた」と言い、エレンに対して仲間としての認識を握手を交わせることで再確認。そして、リヴァイは「俺を憎んでいるか？」とエレンにたいして質問しますが、エレンは必要な演出だと知っていた様子。

そこで、ハンジが演出にも限度があると言い、最後に歯が折れたエレンの口の中を確認しますが、なんとエレンの歯が再生していたのです。

進撃の巨人、ザックレーを演じた声優は手塚秀彰です。進撃の巨人では、ザックレーが冷静沈着で進撃の巨人公式ブックによると全ての数値が11とかなりの実力者ですが、その反面本性から正体まで囁かれる個性豊かなキャラクターとなっていました。進撃の巨人の作中で最後は死亡したことになっていますが、そんなザックレーを演じた声優から理解を深めていきましょう。

• 生年月日：1954年12月5日
• 身長：185㎝
• 体重：83kg
• 出身地：栃木県
• 血液型：A型
• 職業：声優、俳優
• 所属：劇団青年座
• 趣味：温泉探訪

手塚秀彰はザックレー総括を担当するまでに国学院大学経済学部経済学科を卒業しており、青年座研究所4期生として活動しています。主な出演作は青年座公演の「をんな善哉」の田村直樹役や「見よ、飛行機の高く飛べるを」の難波泰造の役を演じています。

• 機動戦士ガンダムUC(スベロア・ジンネマン)
• NARUTO(エー)
• サミュエル・L・ジャクソンの吹替
• サモンナイト(カズラマル)
• 進撃の巨人(ダリス・ザックレ―)
• マダガスカル(コワルスキー)
• 島人戦隊ジェットマン(一条総司令)
• ポケットモンスターXY特別編最強メガシンカ(フラダリ)
• スーパーマン(ロボ)
• 棺姫のチャイカ(アルトゥール・ガズ)

進撃の巨人のザックレーの正体についての感想です。死亡したザックレーでしたが、死亡したというのがイェ―ガー派の工作によるものでした。進撃の巨人ではネタバレしたように、目的が革命だということからエレンの味方だと思わせるシーンでしたが、ザックレーの正体が猿の巨人だと思っている人もいるようです。

進撃の巨人・17巻においての感想では、猿の巨人に登場した人物がかなりザックレーに似ていることから、ザックレーの正体が猿の巨人か？と思わせる描写でした。進撃の巨人の作中では、驚きの本性まで隠し通せていたザックレーであれば、正体が敵役だという設定も不可能なことではないでしょう。

ザックレーの最後に死亡した様子の感想です。進撃の巨人のザックレーの正体で解説したように、兵団トップの人物が無防備過ぎることに疑問を抱いているようです。やはり、進撃の巨人ではザックレーのがエレン達の味方ということも考えさせられる内容でした。

進撃の巨人ではザックレーが総括と重要な役割を担っていますが、そんなザックレーが死亡したということから、最後の死に方が疑問視されているというので、様々な正体を考察しました。今後進撃の巨人の展開は、総括がいない…。このような状態で進撃の巨人の物語がどのように展開されるのでしょうか。進撃の巨人の物語はますます複雑になってきていることから、最後の死に方に伏線を張っている可能性も考えられます。

また、進撃の巨人・48話でザックレーの目的と本性から推測するに、エレンの味方なのではないのか？と考えられるのですが、イェ―ガー派の新兵たちが覚悟の上で行った行為が誤っていたとは考えられません。ザックレーが進撃の巨人の展開とともに再登場するのか、今後の進撃の巨人も必見です！