ブリーチのコンの正体は改造魂魄！ぬいぐるみに入った理由や性格・声優まとめ

かわいいぬいぐるみの姿をしたコンが登場するブリーチは2001年から2016年まで「週刊少年ジャンプ」で連載された久保帯人による漫画作品です。死神と虚の戦いを描いた漫画ブリーチは小学館漫画賞を受賞するなど高い評価を受けた作品であり、世界累計発行部数1億2000万部を超える日本を代表する漫画です。また2004年から放送されたアニメはテレビ東京で最も業績に貢献した作品として選ばれています。

本記事の主役であるコンはそのかわいいぬいぐるみの姿から漫画ブリーチにおいてマスコットを務めているキャラクターです。元々かわいいコンは戦闘用改造魂魄として作られた存在であり、主人公の黒崎一護に拾われたことで黒崎一護や朽木ルキア達と行動するようになります。またコンはマスコットという役割の他にギャグ担当も務めており、シリアスな場面が多い漫画ブリーチの世界を和ませてくれるなくてはならない存在です。

ブリーチに登場するコンの一番の魅力といえるのが、そのかわいいぬいぐるみ姿です。その可愛さは朽木ルキアを夢中にさせるほどであり、難のある性格を除けばブリーチの中で一番かわいい魅力を放っています。しかし本人は朽木ルキアや黒崎一護を慕っているのですが、その難のある性格や行動から周囲には好かれていません。もしコンの性格が何の問題もない清廉潔白であれば、もっと好かれるキャラクターとなったことでしょう。

ブリーチの作中でかわいいぬいぐるみの姿をしているコンですが、その正体は尸魂界で計画された尖兵計画の一つとして、虚と戦うために作られた戦闘用改造魂魄（モッド・ソウル）です。戦闘用改造魂魄であることからコンの本体は丸薬であり、人間などの肉体に入ることで戦闘用改造魂魄としての力が発揮されます。しかし計画の中で戦闘用改造魂魄として作られたコンは破棄されることになってしまいました。

するとコンは手違いで浦原商店に行ってしまい、そこから朽木ルキアへと渡ります。そして黒崎一護と出会ったことで、コンは黒崎一護が肉体を離れて死神として戦っている間、肉体に入って黒崎一護の代わりを務めることになります。そして黒崎一護が戦闘状態でない時、コンはかわいいぬいぐるみの中で生活を送ることになりました。

漫画ブリーチの作中において戦闘用改造魂魄として作られたコンは本来肉体に入った時だけ作用される魂魄でした。しかしなぜかコンは戦闘用改造魂魄でありながら、肉体以外の物質にも対応してしまいます。漫画ブリーチの主人公である黒崎一護はある日、魂魄を入れる代わりとしてぬいぐるみを拾い、それにコンの魂魄を突っ込みます。するとコンが入ったぬいぐるみが動き出し、これがきっかけで喋るぬいぐるみとなったのです。

では漫画ブリーチでコンの魂魄が入ったぬいぐるみは何の動物なのでしょうか。残念ながらブリーチの作中ではその動物が何かは明らかになっていません。しかしその形からおそらくライオンのぬいぐるみであることは簡単に推測できます。コンはブリーチの作中においてぬいぐるみで基本行動しているのですが、このライオンと思われるぬいぐるみに入ってしまうと、戦闘用改造魂魄の実力を発揮することが出来ません。

なのでコンはブリーチの作中で何度もぬいぐるみの姿で敵にぶつかりに行くのですが、その度にやられてボロボロにされてしまいます。またなぜかコンの魂魄が入ったこのぬいぐるみは涙や鼻水を流します。もしかすると魂が入ったことでぬいぐるみが生きた存在となったのではないでしょうか。

ブリーチに登場するコンですが、元々は名前を持っていませんでした。ブリーチの作中においてブリーチの主人公である黒崎一護が改造魂魄の魂という字を取り、コンという名前を命名しました。ブリーチの主人公である黒崎一護は当初コンという名前にするか改造魂魄の改（カイ）という名前かで迷っていました。そして黒崎一護は独断と偏見でコンと名付け、それ以降コンという名前で呼ばれるようになります。

またブリーチに登場するコンを女の子と思っている遊子はコンを「ボスタフ」と呼んで洋服を着せたりして可愛がっています。コンはブリーチで「ボスタフ」と呼ぶ遊子に遊ばれることが嫌いでした。しかし最終的にコンは黙って遊子のおもちゃとして遊び相手になりました。

ブリーチのコンは巨乳とお姉さんが大好きな少し難のある性格をしており、かわいい姿をしているのに周囲から嫌われています。しかし本当はブリーチの作中で黒崎一護や遊子の心の支えに進んでなるなど非常に仲間思いで優しい性格をしています。またコンは過去に廃棄されるところを救われました。このためコンは命の有難さを知っており、虫も殺すことが出来ない優しさも持っています。

コンはぬいぐるみに入ると無力になってしまい、ブリーチの作中で何度もボロボロになってしまいます。しかし改造魂魄であるコンは人間の肉体に入ることで非常に強い力を発揮することが出来ます。本来コンは虚を倒すために作られた改造魂魄であり、その実力は虚に匹敵します。ブリーチで初めてコンが登場した際、見事的である虚を蹴飛ばしました。

ここまで本記事の本題であるブリーチに登場するコンのぬいぐるみになった理由や強さ、性格などをまとめてご紹介しました。ではアニメブリーチでコンの声優を務めたのは誰なのでしょうか。アニメブリーチで声優を務めたのは日本の男性声優である真殿光昭です。声優の真殿光昭はブリーチの他にも多数の作品に出演しているベテラン声優であり、アニメブリーチで個性溢れるコンを見事に演じています。

アニメブリーチでコンを演じた真殿光昭は1964年の7月28日に大阪府で生まれた青二プロダクション所属の声優兼ナレーターです。声優の真殿光昭は落ち着いた演技から三枚目のような演技、エキセントリックな演技など多数の演技をこなすことが出来る人物であり、「武装錬金」や「勇者王ガオガイガー」など多数のアニメ作品に出演してるベテラン声優です。またクォン・サンウの担当など吹き替え声優としても活動しています。

真殿光昭は元々大学生の時に劇団で稽古をしており、4回生の時は朝は学校・昼から夕方は劇団の稽古・夜は居酒屋のバイトという忙しい日々を送っていました。また同時期に真殿光昭は声優の専門学校にも通っていました。そして大学卒業後、真殿光昭は1989年のアニメ「機動警察パトレイバー」で声優デビューを果たし、多数の有名声優からキャラクターを引き継ぐほどの声優へと成長を遂げました。

アニメブリーチでコンの声優を務めた真殿光昭は「勇者王ガオガイガー」のソルダートJや「武装錬金」のきいろボン、「NINKU-忍空-」の藍朓の声優を担当しています。また他にも真殿光昭は「Fateシリーズ」の柳洞一成や「銀魂」の伊東鴨太郎、「コードギアス反逆のルルーシュ」の扇要など多数の有名アニメ作品に多数出演しています。また2019年現在も声優として活動しており、「荒野のコトブキ飛行隊」にも出演しています。

漫画ブリーチに登場するコンに関する感想ではコンがかわいいという感想が非常に多く寄せられていました。コンは普段かわいいぬいぐるみの姿をしたキャラクターであり、遊子からはかわいいと女の子の洋服を着せられたりしています。まさにコンはブリーチにおける唯一のマスコット的キャラクターといっても過言ではありません。

漫画ブリーチに登場するコンに関する感想ではコンがかっこいいという感想も多く寄せられていました。コンは普段女の子ばかり見てるスケベな性格をしています。しかしコンは実は黒崎一護達を精神面で支えるなど非常に仲間思いの性格をしたかっこいいキャラクターなのです。そんなかっこいいコンが話す名言はどれも必見です。

漫画ブリーチに登場するコンに関する感想ではコンの声優に驚いたという感想も多く見受けられました。アニメブリーチでコンの声優を務めた真殿光昭はイケメンキャラクターやエキセントリックなキャラクターなど様々な演技をこなす声優であり、ギャグ担当のコンも見事に演じています。アニメブリーチを視聴した方はコンを演じた真殿光昭の演技力に大きな驚きを感じることになりました。

ブリーチのマスコットキャラクターを担当するかわいいぬいぐるみの姿をしたコン。コンは当初スケベな性格からブリーチの女性キャラクターから好かれていませんでした。しかし本当は仲間思いで心優しい性格をしており、その仲間思いの性格から多数のファンから愛されているキャラクターです。またブリーチのシリアスな空気を和ましてくれるコンはギャグ担当として漫画ブリーチにいなくてはならないキャラクターとなっています。