2019年06月09日公開
2019年06月09日更新
サンジのレイドスーツの性能・強さを解説!ステルス能力や技名も紹介!
ワンピースの麦わらの一味のサンジは料理上手でコックをしています。本名をヴィンスモーク・サンジといい、ヴィンスモーク家の生まれです。サンジはある時兄弟からレイドスーツを渡されます。サンジがこの高性能のレイドスーツを着用した姿を見たローからは「ステルスブラック」と呼ばれ、読者からはかっこいいと評判です。この記事ではレイドスーツを着用したサンジの強さや能力を紹介します。
目次
レイドスーツを持つサンジとは?
サンジのプロフィール
サンジは元々バラティエの副料理長をしていましたが、ルフィ達と出会い、麦わらの一味に加入します。サンジは長らくその出生や出身が明らかとなっていませんでしたが、ホールケーキアイランド編で本名がヴィンスモーク・サンジであることが判明しました。
ヴィンスモーク家はジェルマ王国の王族であり、殺し屋一族です。戦争屋といわれているジェルマ66でも知られています。サンジはその一族の四つ子の三男として生まれました。サンジの父であるジャッジは戦争屋において人格は不要と考えていましたが、サンジだけは父の思惑通りにはなりませんでした。
そのため、父からは出来損ないと言われ、兄弟達からも落ちこぼれと虐待されてきました。そんなサンジは軟禁状態にまでなっていましたが、ある時姉のレイジュの手引きで脱出して客船のオービット号に乗り込み、料理の修行を積むことになります。
その後オービット号はゼフが率いる海賊団に襲撃されますが、その際に嵐にあって無人島で85日間に及ぶ遭難生活を送ります。ゼフはサンジに食料を全て与え、自分は自らの右足を食べて生き残りました。その後救助され、恩を感じたサンジはゼフが開業したバラティエでコックとして働き、副料理長にまで上り詰めます。
サンジは禁煙家ですが、ゼフから「ちびなす」と子供扱いされるのを嫌がったためにタバコを吸い始めました。また女性に甘い性格をしており、騎士道精神を貫いています。ある程度女性への耐性があったものの、2年間カマバッカ王国に居た時は女性への免疫力がなくなってしまい、鼻血を出して生死をさまようこともありました。
サンジの料理シーン
サンジは東の海でも絶賛されているバラティエの副料理長だっただけあり、その料理の腕前は確かです。さらに自身も飢えを経験したことがあるため、船の上での食糧難や栄養不足の危険性を把握している優秀なコックでもあります。ここでは実際にサンジが料理を振る舞うシーンを紹介します。
アラバスタ編
ワンピースのアラバスタ編では、沢山の変わった生き物が存在していました。アラバスタ王国の砂漠を渡る時もそれぞれに弁当を用意するなど、しっかりと食料を確保していました。しかし、食べ物や飲み物が入っていた荷物は全てワルサギという動物に取られてしまいました。
そんな時、紫色の巨大トカゲが出現して麦わらの一味を襲います。そんなトカゲをルフィとゾロ、サンジが一瞬で倒しました。そして太陽光で灼熱と化した岩盤を使って料理されます。トカゲはあっという間に骨付き肉のステーキになりました。
空色の調味料の味見
ワンピースの空島編でコニス宅でくつろいでいるとき、サンジがキッチンで空色の調味料を見つけて珍しいと思わず味見してしまいます。しかしその空色の調味料は腐っており、舌が痺れるほどの強烈な刺激がサンジを襲いました。
サンジの面白シーン
料理もできて黙っていれば基本的にかっこいいサンジですが、女性の前になると面白いサンジを見る事ができます。特にパンクハザード編で、ローの能力でナミの体になったサンジは鼻血が止まらず、目をハートにして騒いでいる姿は面白いといわれています。女性に近寄る時も体をうねらせて面白い動きをします。
サンジの夢
サンジは「オールブルー」を夢見て旅をしています。「オールブルー」は幻の海と言われており、東西南北の全ての海の食材が集まる場所です。本当に「オールブルー」が存在するのかは不明ですが、サンジはコックの見習いの頃から「オールブルー」にあこがれていました。
レイドスーツの性能・強さを解説!
レイドスーツの性能や強さ
ジェルマ66の幹部達が身につけている戦闘スーツのことをレイドスーツといいます。レイドスーツを着ると科学の力によって元の強さや攻撃力を格段に上げることができます。ここではレイドスーツの性能や強さを紹介します。
攻撃力アップ
レイドスーツの性能や強さはそれぞれ着用しているスーツのタイプによって違うのですが、元々持ち合わせている攻撃力をアップさせることができる性能があります。レイジュのレイドスーツは相手に毒を浴びせることができ、イチジのレイドスーツは普通のパンチに火花を発生させる性能がついています。
ニジのレイドスーツはスピードを上げることができ、ヨンジのレイドスーツは腕力をパワーアップさせる性能がついています。このように、自身が持っている能力にあわせた攻撃力アップを促すスーツとなっています。そのためスーツを着用することで通常よりも膨大な強さを発揮することができます。
防御力アップ
レイドスーツの強さは攻撃力のアップだけではありません。それぞれ着用するだけで防御力がアップする性能もあります。それぞれが着用しているスーツのタイプにもよりますが、マントを盾のようにして使うことも可能です。
飛行可能
レイドスーツのブーツは飛行できる性能がついています。レイドスーツの飛行できる性能によって、ヨンジは海の上でも立つ事ができました。また、ニジのスピード強化を使った「起電光剣(ヘンリーブレイザー)」という技では、その能力の特性から人を伝って空中を移動することができるような描写もありました。
ジェルマ66とは
ジェルマ66とは、ジェルマ王国による科学戦闘部隊です。ジェルマ66のトップはサンジの実の父であるヴィンスモーク・ジャッジです。科学を応用したアイテムや兵器を使って戦うことが特徴的です。また、遺伝子研究にも長けており、ベガパンクが研究していた血統因子の研究を引き継ぎ、クローンを生成することに成功しました。
クローン達は、ヴィンスモーク家の人間の言うことを必ず聞くようにプログラミングされており、時にはヴィンスモーク家の盾になることもあります。さらに、ジャッジは戦いに不要な感情を取り除いた子供を生み出しました。それがレイジュ・イチジ・ニジ・ヨンジです。
しかし、サンジだけが唯一全ての感情を持って生まれたために、サンジは幼い頃から出来損ないだと虐げられてきました。感情を取り除かれたサンジの兄弟達は、死への恐怖を持っていないため、抵抗することなくあっさりと死を受け入れることもあります。
レイジュはまだイチジ・ニジ・ヨンジよりも感情を保っていましたが、死を恐れない兄弟を見て人間とは思えないと心内で思っているほどでした。なぜそこまでして徹底した強さを追い求めているのかというと、約300年前に北の国を制したジェルマ王国が、たった66日で国を追われるはめになったからです。
ジャッジは再びジェルマ王国が北を制するために、それが非道なことだとしても完璧な子どもたちをつくることにしたのです。アニメでのジェルマ66の登場シーンは戦隊モノのヒーローのような演出がされています。
また、ジェルマ66は世界経済新聞で連載されていた「海の戦士ソラ」の敵役として登場します。ローはアンチジェルマですが、北の海では「海の戦士ソラ」を知っているのは常識だというほど有名です。また、同じく北の海出身のホーキンスやドレークもレイドスーツを着たサンジを見て大興奮していました。
レイドスーツをもらった理由
ヴィンスモーク家からは虐げられていたサンジでしたが、万国脱出の際にニジからレイドスーツを渡されます。なぜあれだけ虐げていたサンジの分のレイドスーツを作っていたのかは定かではありませんが、ジャッジはサンジに対して完全に非道にはなりきれていませんでした。
本人はそんな優しさを欠点としてしており、徹底的に排除したがりました。そうする一方で、サンジを殺すことが出来たはずなのにそれをすることはありませんでした。ジャッジは優しさによる強さを理解できず、結局サンジからも決別の言葉を突きつけられてしまいます。
ジェルマ66はその後、サンジとルフィに加勢して万国の脱出の手助けをします。サンジにレイドスーツを渡したのは、ヴィンスモーク家の一員だと認めた、もしくはその優しさによる強さを少しでも理解できたからではないかといわれています。
レイドスーツを使う場面
サンジがレイドスーツをもらった時は「科学の力は頼らない」と言って海に投げ捨てようとしていました。それなのになぜレイドスーツを使ってしまったのか、ここではサンジがレイドスーツを使うシーンを紹介します。
サンジがレイドスーツを使用するのは、ワノ国編です。ワノ国編では、サンジが蕎麦を作って販売し、大盛況となっていました。しかしそこに、狂死郎一家のカクさん・クニさん・スケさんが登場し、そば屋を破壊します。食べ物を粗末にされたサンジはカクさん・クニさん・スケさんを叩きのめします。
この騒動を受けたホーキンス・ページワン・ドレークの3人がそば屋を探しにやってきます。ローはサンジの顔を知っているホーキンスやドレークがいるのを見て、正体がバレる前に逃げるようにいいました。この時はまだ、そば屋の正体がサンジだということは敵にはバレていませんでした。
しかしページワンは、サンジを探すために街中のそば屋を荒らし始めます。それを見たサンジはページワンを一蹴しました。サンジはローに「バレなきゃいいんだろ?」と言ってレイドスーツを取り出しました。サンジは敵に正体がバレないようにするためにレイドスーツを使うことにしたのです。
レイドスーツを改造?
サンジがレイドスーツを着た姿を見たローは、思わず「悪の軍団ジェルマ66のNo.3!! ステルス・ブラック!!!」と叫びます。ステルス・ブラックと言われたサンジは「なんでお前が詳しいんだよ!!」と言います。ローは幼い頃から世界経済新聞の「海の戦士ソラ」の愛読者だったのです。
しかしサンジはジェルマ66とは決別した身で、ステルス・ブラックと呼ばれたくはありませんでした。せっかくのかっこいい呼び名を改め、自分で「おそばマスク」と名乗ります。とはいえその姿は「海の戦士ソラ」で描かれたステルス・ブラックそのものでした。
そのせいで、北の海出身のドレークやホーキンスからもステルス・ブラックだと興奮気味で言われてしまいます。サンジはステルス・ブラックだと言われないために、フランキーとウソップにデザインの変更を頼むことにしました。
しかし、レイドスーツはジェルマ66の科学力で作られているため、フランキーとウソップでステルス・ブラックのデザイン変更が出来るかは分かりません。
サンジのレイドスーツのステルス能力
サンジのステルス能力を考察
サンジがレイドスーツを着た時に「ステルス・ブラック」と呼ばれたように、ステルス=敵に探知されない能力を持っています。ここではローが解説したステルス・ブラックの情報や、実際にサンジが使った能力を紹介します。
考察①手で使う武器での攻撃
サンジは元々武器を使うような戦い方をしません。「黒足のサンジ」という異名で知られているだけあり、足を使った攻撃が主だと思われます。しかし過去には料理で使っていた包丁で戦ったこともあるため、そのような武器が搭載されているなら今後戦闘に使うことも考えられます。
考察②透明の可能性
ワンピースの931話でローが解説していたように、透明化はステルス・ブラックの最大の特徴でもあります。これはサンジの兼ねてからの夢でした。透明化になりたいというのは不純な動機からでしたが、皮肉にも夢の透明化をレイドスーツの性能で使うことができるようになりました。
考察③脚力の強化
レイドスーツの基本的な性能として、かかとには「加速装置」、足の裏には「浮遊装置」が搭載されています。これにより空中で体制を保つことができるようになり、脚力の強化をすることができます。ページワンには浮遊と脚力の強化を使って、空高くから蹴りを入れて攻撃をしました。
考察④火力の強化
イチジは火力を使った攻撃を主としていました。レイドスーツの性能で火花を使った強力な技でその強さを見せていました。サンジもまた「悪魔風脚(ディアブルジャンブ)」という技で脚に炎をまとわせ、相手を蹴り上げる技を持っています。もし火力を操作する性能があるのなら、火力もパワーアップさせることができるかもしれません。
兄弟の能力
サンジの兄弟達の能力はそれぞれ戦隊モノのようなかっこいい異名に含まれています。例えば、レイジュの能力は毒を使うことができます。そのため、レイジュは「ポイズン・ピンク」といわれています。イチジの異名は「スパーキング・レッド」で、能力は火花です。
ニジの異名は「デンゲキ・ブルー」で、電撃を放つ能力を持っています。ヨンジの異名は「ウインチ・グリーン」で、能力は怪力です。
サンジのレイドスーツの技名
技名①スカイウォーク
サンジは2年間のカマバッカ王国の修行で「空中歩行(スカイウォーク)」を習得しました。スカイウォークはCP9が使っていた六式の月歩と同じく、空を蹴ることで飛び続けることができます。レイドスーツの飛行性能とあわせると、さらに技が強化されると思われます。
技名②ディアブルジャンプ
「悪魔風脚(ディアブルジャンブ)」は以前から持ち合わせていた技でしたが、カマバッカ王国で覇気を身につけてさらに強力な技となりました。レイドスーツの脚力増強とあわせれば、さらに大ダメージを与える技になると思われます。
技名③99のバイタルレシピ
サンジが修行をしたカマバッカ王国では、「攻めの料理」というものを振る舞っていました。料理を食べることで体力を回復し、健康的な体作りをすることができる料理です。カマバッカ王国では「99バイタルレシピ」といわれる、ニューカマー拳法の花嫁修業の奥義でもあります。
修行を終えた2年後では、パンクハザードで「99のバイタルレシピ」を披露しました。レイドスーツが料理にも作用することができるのかは今のところ不明ですが、料理にも応用できるのであればより強力なレシピが生まれるかもしれません。
レイドスーツを持つサンジが強い理由
強くなった理由
サンジは、バラティエで副料理長として活躍している時からある程度の強さを持っていました。海上レストランというだけあり海賊がやってくることも多く、かつて「赫足のゼフ」と呼ばれていた料理長のゼフから足技を叩き込まれていました。
サンジの異名
サンジの異名は「黒足のサンジ」です。そのため敵からは「黒足」、ローからは「黒足屋」と呼ばれることもあります。異名の通り足技を使った戦い方を得意としています。サンジが使う技名には「首肉(コリエ)シュート」や「羊肉(ムートン)ショット」、「受付(レセプション)」など料理やそれに関連する言葉を使っています。
使える覇気
サンジはコックでありながらもゾロやルフィと同じように覇気を取得しました。ワンピースの本編で見せている覇気は見聞色の覇気で、先読みをして攻撃を回避させる事ができます。武装色の覇気についてはまだ詳しく描かれていません。
今後悪魔の実を食べる?
ワノ国編突入前は、サンジは悪魔の実を無理やり食べさせられるのではないかといわれていました。これはかつて、サンジが悪魔の実であるスケスケの実について調べていたことが伏線だと考察されていたからです。
しかし、サンジが欲しいと思っていたスケスケの実の能力はレイドスーツで得ることができました。これにより、悪魔の実を食べる必要性はなくなったのではないかといわれています。
レイドスーツを持つサンジのかっこいい名言
名言①「俺は死んでも‼女は蹴らん‼」
サンジのかっこいい名言には「俺は死んでも!!女は蹴らん!!」というセリフがあります。サンジが言ったのではなく、サンジの影を入れられた犬ッペが言いました。このかっこいい信念はゼフが「男は女を蹴っちゃならねェ!!!」という教育によるものです。
名言②「なんて…美しい瞳だ…」
「なんて…美しい瞳だ…」というかっこいいセリフは、サンジがプリンとの政略結婚をさせられた時に放ったセリフです。プリンは幼い頃から額にある目を恐ろしいとからかわれ、その目がコンプレックスでした。
プリンは暗殺を企てていましたが、このセリフで暗殺を止めて泣き崩れました。このセリフはかっこいいと、読者の間でも話題になりました。
名言③「…たとえ死んでも俺は…!」
犬ッペの言葉ではなく、きちんとサンジの口から「女を蹴らない」というかっこいいセリフを言ったこともありました。「…たとえ死んでもおれは女は蹴らん…!!!!」というセリフはONEPIECEの42巻で、CP9を相手にした時に出たセリフです。死んでも蹴らないという言葉は、ナミがサンジの騎士道精神を見直すほどのかっこいいセリフでした。
レイドスーツに関する感想や評価
ワノ国編のアニメ作画神ってる
— ひかる (@hikarubaskt_929) June 2, 2019
ゾロバカかっこよすぎサンジのレイドスーツ楽しみ
アニメもワノ国編に突入しています。ワノ国編ではサンジがレイドスーツを使うシーンが描かれるので、今からでも楽しみだという方もいました。
しかもここに来てレイドスーツですよ…サンジくん的には大変心外かもしれないけどもおそばマスクめちゃくちゃかっこいいやないかい……
— *ϋ)みんご (@sato_mingo2) March 4, 2019
サンジはステルス・ブラックと呼ばれる姿が気に食わないようでしたが、読者的にはかっこいいと言う声が多数ありました。特にジェルマ66が好きだという方は、ロー達と一緒にかっこいいとテンションが上ったという方がいました。
サンジのレイドスーツ、ついにお披露目‼️
— 梓未央 (@mirage_flower) February 5, 2019
「ステルスブラック」かっこいい🤩
「おそばマスク」って😅
スーツの機能でパワーアップしたサンジがページワンを圧倒💥
絵物語「海の戦士ソラ」にやけに詳しいロー。
ジェルマ66が嫌いな正統派😆
ステルス・ブラックというかっこいい名前を否定して自ら「おそばマスク」に改名したシーンは、思わず笑ったという方も多くいました。
レイドスーツの性能・強さまとめ
サンジのレイドスーツはとてもかっこいいと評判でした。姿だけでなくステルスという能力がかっこいいとロー達北の海出身のキャラクターや読者にも人気でした。またサンジは、このレイドスーツによって新しい技が増えると思われます。今後のサンジの活躍に注目です。