ブラッククローバーのミモザ・ヴァーミリオンの人気の理由は？植物魔法や声優も紹介

世界が魔神と恐れられる存在によって、消滅してしまうかもしれないそんな昔のこと。みんなが恐れる魔神を一人の魔導士が現れ、打倒しこの世界を救いました。そしてその魔導士は伝説になり、魔法帝と呼ばれるようになりました。そんな伝説が残るクローバー王国で、魔法帝を目指すアスタが主人公のお話です。

ブラッククローバーは、2014年に集英社の『少年ジャンプNEXT!!』に読み切り漫画として描かれました。作品の人気投票などの結果が良かったため、2015年『週刊少年ジャンプ』2015年12号から連載が開始されました。週刊少年ジャンプでも人気連載となり2019年現在も続いて、コミックスも2019年4月には20巻になりました。

ブラッククローバーの主人公であるアスタは、最果ての村であるハージ村の教会の前に捨てられていました。その時、一緒に捨てられていたユノと共に、孤児院で育ちます。伝説の魔法帝のようになりたいと、アスタはユノと修行を重ねます。けれど、この世界では、子供であろうと、女性であろうと魔法を使える能力を生まれながらに持っているのに、アスタだけは、魔法が使えません。

魔導士を目指す少年少女たちは、15歳になると魔導書を渡される儀式があるのです。成績優秀なユノは、表紙に四葉のクローバーが付いた高位の魔導書を手渡されました。次々に他の少年少女たちに魔導書が手渡される中、アスタにだけは魔導書が渡されませんでした。小さな子供でもできる簡単な魔法すらできないアスタは、大きな挫折感を味わいます。

けれど転機は、ユノが与えられた高位の魔導書を盗賊が盗みに来た時に起こります。ユノとユノの魔導書を守るアスタは、自分が魔法を使えない代わりに、魔法が効かない人間であることを知ります。魔法を無効化する「五つ葉の魔導書」をアスタは手に入れ、ユノの言葉もあり再び魔法帝を目指します。けれど魔法が使えないアスタが入れたのは、最低ランクの魔法騎士団である「黒の暴牛」です。

高位の魔導書を手にしたユノは、最高ランクの魔法騎士団である「金色の夜明け」加入します。生まれた時から一緒のアスタとユノですが、それぞれの魔法騎士団の中で、魔法帝を目指す日々が始まります。

ブラッククローバーの人気により、アニメ化も決まりました。2016年12月18日千葉県千葉市幕張メッセで開催された「JF2017 ジャンプスーパーステージ」でテレビ東京系列で2017年10月3日よりアニメ放送されることが発表されました。放送の形はとりあえず、何クールとかいう縛りではなく、ワンピースなどのように話の筋にあわせて進んでいます。

そのため、2018年10月から、月曜（日曜深夜）枠で「ブラッククローバーセレクション 〜黒の暴牛傑作選〜」として人気のあった話や、物語の重要な転機の部分を再放送してくれています。主題歌は、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥の共演で話題になった「ゆとりですがなにか」の主題歌を担当した感覚ピエロが「ハルカミライ」で担当したのを皮切りに倖田來未など話題のアーティストが使われています。

ブラッククローバーの世界は、王族・貴族・平民などがあり、ミモザ・ヴァーミリオンは、その中で、王族に属する15歳の少女です。身長は158㎝、8月26日生まれのおとめ座です。おっとりとした性格で、甘いお菓子とそれにマッチする美味しい紅茶選びも楽しんでいます。おっとりとした性格ですが、魔法騎士団「金色の夜明け団」の一員でもあります。

性格が悪いわけではないのですが、少し天然な所があります。相手を卑下したり傷つけるつもりはないのですが、ミモザの口から出た言葉が相手に対してとても失礼なことを言ってしまうことがあります。「小さな子供が考えなしに思ったことを言ってしまう姿に似ている」という意見もあり、この性格が人気を落とすという事はありません。同じ王族であるシルヴァ家のノエルとは、いとこ同士です。

天然でドジっ子キャラのミモザ・ヴァーミリオンは、最強、魔法騎士団「金色の夜明け団」の一員でもあります。いとこのノエルは、逆に魔法に関しては劣等生なのか、アスタのいる最低ランクの魔法騎士団である「黒の暴牛」に無理やり入れてもらったそうです。ミモザは、そんなノエルを心配しています。ノエルが苦手とする魔法の操作に苦労しながらも精いっぱいの努力をする姿をミモザは尊敬しているのです。

ノエルも、天然の無邪気に失礼な発言をしてしまうミモザにムカつくことはあっても、ミモザをノエルは大切に思っています。でもこのいとこ同士のお互いを認め合っている二人は、アスタを挟んで恋のライバルになります。ミモザの魔法は、大好きな植物を使った癒しや薬草効果による回復系の魔法が主でしたが、ミモザがアスタに出会ったことで、攻撃系の魔法も使えるようになってきます。人気の二人のキャラの恋の行方が気になります。

ブラッククローバーのミモザが愛されている理由の一つに、人を下に見ないというものがあります。恋のライバルになるノエルが、魔法が上手くコントロールできない様子を決してバカにしたりすることはありません。むしろ、努力する姿を尊敬し、自分も努力しなければと学びます。回復魔法や、補助魔法においては、エキスパートで、民間人の助けにも、共闘するときの仲間の助けになっています。

アスタへの想いが募ってからは、こちらは、魔法の所でも説明しますが、攻撃魔法も使えるようになります。アスタにとって、ライバルであり、親友のユノのいる「金色の夜明け団」にいて、「アスタたちのチームとの共闘での成長も気になる」と評判です。

ブラッククローバーのアスタは、鈍感で女の子の気持ちに気が付きません。15歳で魔導書をもらう儀式まで、一緒にいた親友でライバルのユノに言わせると、モテないタイプです。そんなアスタに恋をしてしまうのが、今回取り上げるミモザです。少し天然でストレートにものを話してしまうミモザは、悪気なく、人が傷つくことを言ってしまうことがあります。けれどそれ以外は、人を見分で差別したりしない心は優しい女性です。

ミモザがアスタに恋をした時のお話は、コミックスの2・3巻に収められています。敵国であるダイアモンド王国とクローバー国境付近に位置する魔宮（ダンジョン）を攻略するために向かった時の事です。「金色の夜明け団」と「黒の暴牛」はライバル同士の騎士団です。けれどこの魔宮（ダンジョン）を乗り越えるために手を組みます。

魔法が使えなくても、自分の体を駆使して戦うアスタの負けない心や、前向きな姿勢。それは、共に旅をした中でミモザの心に強烈な印象を残しました。ただ一つ問題なのは、魔力のコントロールが上手くいかないことで、最低ランクの「黒の暴牛」のメンバーのミモザのいとこのノエルもアスタに恋をしているのです。
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ブラッククローバーの前半では、あまり出演数が多い方ではなかった、ミモザ・ヴァーミリオンです。112話以降の王撰騎士団試験編からは、自分の魔法の力を磨くミモザが、ブラッククローバーの冒険の中で必要な魔法使いになるような実績をあげて行きます。けれどどうしても王族では、フエゴレオン・ヴァーミリオンの姉・弟たちの優秀さにかすんでしまう事もあります。

けれど後で説明しますが、エルフと戦うダンジョンの中で見せるミモザの成長も見どころです。そして、「ミモザのいとこのノエルとアスタを挟んだ恋のお話も気になる要素」と言うように、3人が絡むお話などもいろいろと見どころも増えてきます。またミモザの植物魔法は、「華やかで見るのが楽しみ」という声もあります。

ミモザが最も得意とする植物回復魔法の夢癒の花籠(ゆめゆのはなかご)は、戦いの場における後方支援として、闘って怪我をした戦士や民間人を植物でで編んだ花籠で、傷ついた人を癒します。この魔法で編み上げた花かごの中で傷を癒すのです。ただし敵からの攻撃を受けると籠の耐久値がさがり、耐久値が0になると破壊されてしまいます。

ミモザの魔法としては敵の位置を教える魔法となっています。植物創成魔法・魔花の道標(まかのみちしるべ)ミモザの魔法によって現れた効果範囲の広いセンサー。これによって、味方のチームの全員が、センサーの範囲内の敵を壁越しにでも見付けられます。これも耐久値があり、敵の攻撃によって、耐久値が0になると壊れてしまいます。

 

ミモザ・ヴァーミリオンは、戦いに有利になる補助系の魔法と、傷ついた仲間を癒す回復系の魔法をメインに習得してきました。アスタとの出会いにより、攻撃系の魔法にも意欲を燃やします。ミモザにとってのはじめての攻撃魔法になります。魔宮探索中に最高の癒し魔法である「姫癒の花衣」を取得しているミモザの癒しだけではない、レベルアップということになります。

植物魔法・魔砲の花(まほうのはな)は、巨大な花を出し、その中心から相手に向けてのビームを放出します。「アスタと一緒に戦いたい」ミモザのアスタへの想いから生まれました。最初に使ったのは、王撰騎士団選抜試験で披露しました。

ミモザ・ヴァーミリオンの魔宮探索時点においてミモザが使える最高位の魔法が、姫癒の花衣(ひめゆのはなごろも)です。花や蔓で編んだ植物がローブが傷ついた人たちをこれまでで最高のスピードで癒します。このローブをまとっている間、いやされつづけます。見た目も花や蔓が、翼のように広がります。

ミモザ・ヴァーミリオンの魔法としては、原作にはないアニメオリジナルの魔法が、真実の花(しんじつのはな)です。ミモザの魔法は、癒し・回復が多いのですが。このアニメオリジナルの魔法は、攻撃と、相手の弱点を探ることのできる補助魔法になります。魔法のかかる形としては、大きな植物が相手の体に絡みついて拘束してしまいます。敵の顔面に張り付いた花が相手の隠している秘密を暴露するように誘導します。

ブラッククローバーのミモザ・ヴァーミリオン役の声優は人気声優の西明日香さんが担当しています。天然のドジなキャラで、悪気なく目の前の人に失礼なことを言ってしまうミモザ・ヴァーミリオン。いとこのノエルとは、子供の頃から仲良しで、ノエルの頑張りを応援しています。けれど、アスタとの出会いにより、ノエルとアスタを巡って恋のライバルになります。

人気声優・西明日香さんは、西 明日香（にし あすか）さんは1988年2月10日兵庫県出身です。の女性声優・ナレーターとしてのお仕事をしています。身長は159㎝ですが、バストのサイズはバビブベボで、ヒップのサイズは、ダヂヅデドと、人気声優の世界で通じるのか、不思議な言葉で答えてくれています。趣味は家で飼っているちょこたんと言う愛犬と遊ぶことだそうです。特に肉球フェチの様です。

西明日香さんは中学高校時代に吹奏楽部の部長を引き受けてやりとげました。担当していた楽器はフルートで、得意だとも言っています。高校卒業後、専門学校に在学中に声優の多く所属するシグマ・セブン公開オーディションに参加しました。一緒に合格した声優は、大亀あすかさん・田丸篤志さん・渕上舞さんだそうです。この声優の多く所属するシグマ・セブンからいただいた最初のお仕事は「けいおん！」だったそうです。

役はその他大勢の女子生徒ですが、人気のアニメでのデビューとなりました。西明日香さんは、ラジオなどでも人気で、ファンからはその笑い声も人気の理由の一つだったと言います。実家は祖父の時代からの大工の家庭で、父も大工だそうです。体を使うお仕事のため、父も祖父も筋肉質の体をしていて、好きな男性のタイプも筋肉質のタイプの人が好きだと言っています。

兄弟は兄と姉がいます。兄はアフロヘアですが、野球選手のダルビッシュ有さんに似ているそうです。お姉さんは大変な美人だそうです。お兄さんが似ているダルビッシュ有さんも美形ですので、家族そろって美形なようです。西明日香さんも美形で、人気声優です。「美形な容姿なのに、小学生レベルの下ネタなどをラジオなどで話すのもギャップがあって人気を押し上げている」というファンもいます。

明るいキャラクターで人気の声優西明日香さんの出演作品についてまとめます。2019年には、4回目の誕生日イベントが行われる程ファンの多い人気声優の西明日香さん。ファンによって、思い入れの多い作品はありますが、話題に上っている作品を3つ挙げます。三者三葉(2016)東京MXなどで、ワンクール12話で放送されたアニメの主主役3人の内の葉山照の姉葉山光を演じました。かなりのんびりした危険人物を演じました。
 

危険人物と言っても、相手を思って健康食を作るのですが、健康にいいと思い込んで使う食材が怪しいらしく、犠牲者も出ているのだそうです。我慢大会で優勝するほど、我慢強いと思われていますが、実はボーっとしていて気が付かないうちに時が過ぎているようです。この時は、暑さを我慢する大会でした。懸賞も良く当たり、変なものも当てているそうです。妹の照の事をとても大好きな姉です。

「きんいろモザイク」では、主演の大宮忍の声優を担当しました。日本のこけしに似ていると言われる主人公の大宮忍は、イギリスへのホームステイで友人となったイギリスの少女と成長後、日本で再会しての物語です。ブラッククローバーのミモザも前にあげた葉山光も少し天然ぽい女の子が多い西明日香さん。大宮忍もあまり物事に動じない落ち着いた役だそうです。

英国に住んでいたこともあり、海外の旅行番組を見る事が大好きで、金髪の少女も大好きです。旅行番組が見られないと禁断症状が出るという面白い性格です。将来は通訳になりたいという夢を持っていますが、英語が苦手という困難を克服しなければならない課題を持つ少女です。日常会話は丁寧な言葉を使い話します。

3つ目に紹介する西明日香さんが声優を演じた作品は「魔法少女育成計画」の犬吠埼珠（いぬぼうざき たま）通称たまです。タイトル通りに魔法を学んで育っていく少女たちの物語です。この作品では脇役で、魔法を学ぶ学校での生徒の一人になりますが、人気のキャラクターです。ブラッククローバーのように新しい魔法を獲得するためにキャラクター達も日々頑張っています。

190話でエルフとの戦いは、金色の上級魔導士が戦っていたのですが、エルフの術中にハマってしまいます。そのためアスタたちの黒の暴牛がエルフと戦う相手をつとめます。ミモザも今回はアスタた地と共に戦うことになりました。いとこのノエルも兄からの指令を受け、エルフたちの待つ、影の王宮に行くことになりました。影の王宮は不思議な魔力があり、闘うために集まったメンバーがバラバラに飛ばされます。

今回、影の王宮に突入するメンバーは5人です。アスタ・ミモザ・ノエルのほかに、フエゴレオン・メレオレオナ・ノゼルのメンバーです。なのに影の王宮の魔法で、仲間がどこにいるのかもわからない散り散りバラバラになってしまいました。バラバラに飛ばされた時に、アスタは、ミモザが上から降ってきて、ダメージを受けてしまいます。おかげでミモザは無事だったのですが。

仲間たちがどこに飛ばされてしまったのか、分からない状況の中、アスタとミモザは同じ場所に飛ばされます。戦闘能力の強いアスタと、回復系の魔法が使えるミモザ。ミモザはまず、アスタの傷を回復魔法で癒します。ミモザの回復魔法で、完全回復したアスタは、魔法が使えなくても魔力がない代わりに、鍛えた身体と相手に向かう諦めない強い心で闘いをすすめています。

飛ばされた場所が、どんな場所なのか調べるためにミモザは、この場所の確認のために魔花の道標を使って、場所の確認・把握をします。いくつかのフロアに分かれていて、それぞれ飛ばされた場所から、相手を倒さないと、別の空間に出られないと、ミモザは結果をアスタに伝えます。そして一番強い魔力は一番上に感じると言います。

どんなエルフのボスがいるのかアスタにはわかりませんが、「ミモザと二人で勝ち抜いていくしかない」と共闘を決心する言葉をアスタはいいます。

力が強いアスタと回復魔法が出来るミモザは良いコンビですが、ノエルはたった一人で、飛ばされていました。「なんで自分は一人ぼっちで闘わなきゃなきゃいけないの」と、ノエルは怒りながらも頑張って、待ち受けたエルフと戦います。ノエルの前に現れたエルフは、ファナ。最初からノエルの事などすぐに倒すというような言葉で挑発します。

ノエルは、出てきたエルフが「魔女の森」で一度倒したはずのファナに驚きます。一度倒したとはいえ、ノエル一人で倒したわけではありません。ノエルはファナとどう戦うのかは、次回に持ち越されてしまいます。

復活したエルフは、ノエルの前に現れたファナだけではありませんでした。メレオレオナの前に現れたエルフのヴェット「人間の王族のくせに面白い魔を宿している」そう言ってメレオレオナを見下すように話しかけます。王族の誇りのあるメレオレオナは、この言葉に「口の利き方がなっていない、躾をしてやる」と言って向き合います。

野性味あふれるメレオレオナに対するメレオレオナの相手のヴェッドは、獣魔法の使い手です。「躾けてやる」と、ヴェッドに言ったメレオレオナに「人間ごときに躾けられない」と不敵に微笑みます。緊迫した空気があたりに漂います。ここも1対1の対決です。

今回のエルフの策略て飛ばされた中で最も、強者同士の戦いになったのは、フエゴレオンとカイゼルの対決です。エゴレオン・ヴァーミリオンは、メレオレオナの姉弟です。魔法が使えないアスタ、魔法をコントロールできないノエルは、他のメンバーからは、見下されていました。フエゴレオンは王族であり、紅蓮の獅子王団長フエゴレオンは、見下す事はありませんでした。

「恥ずべきものは弱い人じゃない、弱いままでいる人だ」というフエゴレオンのポリシーが今回、「一人ぼっちのノエルには響いているから、あんな方法で勝てた」というネタバレを少し紹介します。ノエルは、水の魔法を使いますが、コントロールできません。でもそれを利用して、コントロールできないままに魔法を使い空間を水で満たし、敵を溺れさせ勝利します。

破れかぶれのノエルのやり方ですが、弱いままで立ちすくむのではなく、弱いなりにその弱点を利用する姿192話以降も楽しめます。そして、今回フエゴレオンの敵になっているのは、クローバー王国の最強の盾といわれる『紫苑の鯱』の団長カイザルです。体をエルフに乗っ取られているので、「本来は味方であっても、真剣な勝負をしなければ、カイザルに失礼だ」と言って、フエゴレオンは、カイザイルに立ち向かいます。
 

クローバー王国の中の8つある騎士団の中の魔法騎士団「珊瑚の孔雀」でキルシュ・ヴァーミリオンは、副団長を任されています。副団長であるキルシュがスゴ腕あることもあるのですが、団長のドロシー・アンズワースが、つ寝てばかりいるので、実質の団長としての任務はキルシュがしています。

魔導士としての実力も仕事力も他に引けを取らないのですが、極度のナルシストで、その辺が団長になれない理由の様です。それでも団長候補として、ロイヤルナイツ選抜戦のお話から登場します。

キルシュは、王族でミモザの兄です。その為キルシュも植物系の攻撃魔法を使います。「魔法の名前は誰がつけているんだ？本人か？」と読者のつぶやきにもあるように、魔法の名前が、ナルシストのキルシュらしい名前になっています。ブラッククローバーの世界では、王族は平民に比べて、王族の放つ魔法は魔力量が凄まじいと言われる程、大掛かりで大規模な魔法が使えます。

キルシュは、ナルシストなので、魔法の量が多く使えるのは、人間として美しくて器が大きな自分だからこそだと主張します。けれどこれは、ライオンと猫の違いのように生まれついての種類の違いによるもので、キルシュの器が大きい殻ではありません。でも否定してもめんどくさいので誰も何も言いません。

那由多美刃桜舞　(なゆたびじんおうぶ)は、相手を切り裂くような桜吹雪を相手に浴びせて攻撃する魔法です。桜吹雪の花びらの一つ一つが、小さなものなので、アスタの魔法を無効化するアンチ魔法の剣でも、よけきることもできない力がありました。ただ、小さな傷がつくくらいで、殺傷能力はそれほど高いものではない魔法です。アニメ化されている『BLEACH』に登場する「斬魄刀が繰り出す千本桜に似た技」と言われています。

戦いの場になっているフィールドの一面を桜の花吹雪を舞わせることで、周りを何も見えなくするような煙幕のような魔法です。さらにキルシュが「キルシュ自身の器にあう膨大な魔法の量になる」と言うように、辺り一面に広がるので、味方にも不利になってしまいかねない魔法です。それを回避するために、味方に関しては、敵がわかるような形で、桜吹雪は舞ます。

ただし、魔法が効かない・魔法を無力化できるという不思議な能力を持つアスタには、この魔法は効果がなく、ブラックアスタになったアスタにより、かき消されてしまったという事もありました。この魔法の名前は、魔桜の猛花吹雪～美しき私の幻を添えて～（まおうのもうはなふぶき～うつくしきわたくしのまぼろしをそえて～）です。

ブラッククローバーのウザいくらいのナルシストキャラのキルシュ・ヴァーミリオンを演じたのは、浪川大輔さんです。浪川 大輔（なみかわ だいすけ）さんは1976年4月2日東京生まれの声優・ナレーター・俳優・歌手とマルチに活躍しています。小学校2年の時に劇団こまどりに入りました。最初に担当した仕事は、海外ドラマの吹替だったそうです。

けれど、仕事の事で学校を遅刻・早退するのが嫌で仕事にも行かなくなり、たまにくる仕事だけをして、中学・高校・大学と過ごしたそうです。大学では心理学を学びました。けれど心理学の世界を卒業してそれを生かせる仕事の数が少なかったことから社会に出てからの事を悩んだそうです。そんな時にレオナルドディカプリオの「ロミオとジュリエット」の吹き替えをした時に、改めて声優としてやっていく決意をしたそうです。

大学卒業後は、アパレル会社に社員として就職し、7年後に芸能界の仕事に専念することになりました。その後、いくつかの事務所を経験し個人事務所を立ち上げ、代表取締役社長として、自分で自分のマネージメントをしています。

子役時代には、映画「ネバーエンディングストーリー」、「グーニーズ」などの主役の少年の声を担当しました。『ルパン三世』シリーズでは、2011年より井上真樹夫さんから石川五ェ門役を受け継いで話題になりました。長く続く作品では、声優の年齢による交代は仕方ないことであっても、やはり「反対する意見があった」ことをインタビューで語っています。

子役時代から、休み休みしていた仕事は多く、数々の作品に出ています。最近の作品では、君に届け 〜育てる想い〜では、主人公の恋人役（風早翔太）を演じています。洋画でも「ロードオブザリング」など、外国映画の吹替のオファーも多いです。もちろんTVアニメ・歌手として引っ張りだこの浪川大輔さんです。

ブラッククローバーに限らず、アニメの登場人物たちのお誕生日をお祝いするツイートは多いです。表情がくるくる変わるミモザは、多くの人に愛されているようです。

ブラッククローバーの中では、恋のライバル同士のミモザとノエル。闘いのコンビでは、補助魔法のミモザの方がアスタと組むことが多いようです。ノエルのチャンスを心配するツイートです。

冒険ファンタジーにおいて、キャラクター達の戦いは、常にその戦い方にも注目が集まります。仲間のつながりを感じたり、成長を感じたりします。アスタの場合は、魔法が使えないという困難も乗り越えて、評価されるのは、観ている人にも嬉しい出来事です。

今回取り上げた王族のミモザ・ヴァーミリオンは、ブラッククローバーの中の大切なキャラクターです。そしてミモザたち王族のキャラクターもそれぞれに、熱い思いもある素敵な発言もたくさんあります。冒険ファンタジー要素の強い作品です。その中でミモザとノエルのアスタを挟んだ恋も見どころたっぷりです。「RPGゲームが好きな人はハマる」とも言われています。冒険ファンタジーの世界を味わってみてはいかがでしょうか。