キロキロの実の能力や技は？トントンの実やその他悪魔の実の上位種も紹介！

週刊少年ジャンプに連載中の大人気漫画「ONE PIECE」。それぞれの悪魔の実の能力を中心として物語は進んでいきます。様々な種類の悪魔の実が存在する中、今回はバロックワークスのオフィサーエージェントであるミス・バレンタインが持つ「キロキロの実」の能力についてをご紹介します。

原作の少年漫画から始まり、アニメ化が決定し、劇場版作品もたくさんつくられてる「ONE PIECE」。13作目の「ONE PIECE FILM GOLD」では、東映の興行収入2位を達成するという快挙を成し遂げました。また、ゲームや関連グッスも発売され、絵画展など様々なイベントも行われとどまる所を知らない社会現象となっています。

原作は尾田栄一郎による少年漫画になります。1997年から週刊少年ジャンプで連載され、またたく間に人気を集めた長編ストーリーになります。2018年にはついに900話を突破し、常に少年漫画の先頭を走る人気漫画となっています。

「ONE PIECE」のアニメは、1999年10月20日よりフジテレビ系列で放送されており人気アニメの「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」に次ぐ長寿番組となっています。東映アニメーションの制作したアニメ作品の中では「ドラゴンボール」や「一休さん」の6年の放映期間を上回り、2009年に単体アニメで初めて放映期間10年を記録しています。

自由自在に自分の体重を操ることが出来る超人系の「キロキロの実」の能力。ルフィとゾロにあっさりとやられてしまったため「本当にそんなすごい能力なのか？」と疑問に思われる方もいるはず。そんな超人系「キロキロの実」の能力についてや技をご紹介します。

ミス・バレンタインは、元王下七武海クロコダイルが組織していた秘密犯罪会社「バロックワークス」のオフィサーエージェントになります。パートナーである「ボムボムの実」の能力者Mr.5と共に、組織の裏切り者であるビビを抹殺するために送りこまれますが、ルフィとゾロの喧嘩に巻き込まれあっさりとやられてしまいます。

その後もリトルガーデン編にて、Mr.3とミス・ゴルデンウィークのコンビと合流し麦わらの一味を倒そうとしますが、2度目の敗北を味わうことになります。笑い方に特徴のあるミス・バレンタインですが、「キロキロの実」の技の数々はなかなかサディスティックなものばかり。ですが、ミス・バレンタインは容姿が可愛いと評判なため実はバロックワークス社内ではミス・バレンタインのファンクラブがあるほど人気だそうです。

超人系「キロキロの実」は、1kg～1万kgまでの自分の体重（ウエイト）を自由自在に変化させることが出来る超人系の能力になります。体重を軽くすることで風に乗って宙を舞うことも出来るし、一気に体重を重くすることで地面を破壊することも出来ます。

相手の体の上に乗り、自分の体重を徐々に重くしていく技になります。戦闘に使うような即効性のある技ではありませんが、尋問や拷問をする際に使えそうな技だと言われています。この技を使うことから、ミス・バレンタインがかなりのサディストであることが伺えます。

身体を軽くして空中に浮き、片足を伸ばしたまま一気に体重を増加させ相手の首をめがけて落下させます。体重の重みによって首の骨が折れ即死になるであろう必殺技になります。しかし、動けない相手であれば使うことが出来ますが動ける相手に対してはよけることが出来るため、必殺技ですがあまり効果は見受けられません。

こちらも1万kgギロチンと同様、体重を軽くさせ宙に浮き一気に体重を増加させ敵に向かって落下します。当たれば相当なダメージですが、当たらなければまったく相手にダメージを与えることが出来ないという、使いようが難しい技だと言われています。

超人系「キロキロの実」が登場した後に、この1000倍重くなる「トントンの実」がドレスローザ編にて登場しています。 この「トントンの実」も超人系の能力になります。「キロキロの実」は「トントンの実」よりも能力的に劣った悪魔の実になりますので、「キロキロの実」は「トントンの実」の下位互換の悪魔の実になります。上位互換、下位互換については「ONE PIECE」79巻のSBSで発表された正式なものになります。

「ONE PIECE」第79巻のSBSにて、上位種と下位種の悪魔の実を発表されています。様々な種類が存在する悪魔の実ですが、中には似ているものもたくさんあります。そんな中「キロキロの実」の上位種が「トントンの実」であることも発表されました。

「トントンの実」の能力は、どの位の体重変化が出来るかの説明は明確にされていません。下位互換の「キロキロの実」の体重変化が1kgから1万kgまで自由自在に変化出来たことと、「トントンの実」の必殺技のような「地獄の万・t・ヴァイス」を考察すると、「トントンの実」の能力は最大1万トンまで体重を増やせるのでは？と言われています。

そして、ミス・バレンタインのようにパラソルで風を受けたりすることなくフワフワ浮いていることから、おそらく0kgまで体重を軽く出来ると考えられます。さらに、背中に担いだ重そうな荷物も一緒に空中に浮いてることも考えると、自分が身に付けているものの重さにも影響を与えると思われます。

トラガルファー・ロー曰く「超体重人間」であるマッハ・バイス。ドレスローザ編で登場したドンキホーテファミリーの幹部になります。元王下七武海のドフラミンゴのことを「若様」と呼びドフラミンゴに対しては強い忠誠心を持っています。語尾に「○○だイーン」を付けた話し方をするのが特徴的です。 ドフラミンゴはルフィに敗れたため、ファミリーであるマッハ・バイスも海軍本部に連行されました。

「キロキロの実」と「トントンの実」は共に、敵の頭上に飛び体重を一気に増加させて敵を潰すといった攻撃を行います。1kgから1万kgまでの体重を自由自在に操れるキロキロの実の能力に対して、「トントンの実」は空に浮かぶことが出来る0kgから万トンまでの体重を操作することが出来ます。酷似している2つの実の能力ですが、明らかに「トントンの実」の能力の方がスケールが違うのがわかります。

「キロキロの実」の上位種である「トントンの実」。では、この2つの実の能力以外に下位種と上位種の悪魔の実はあるのでしょうか？「ONE PIECE」コミック79巻のSBSにて原作者の尾田栄一郎が上位種と下位種の悪魔の実について発表されています。

体を自由自在に武器に変えるドフラミンゴファミリーのベビー5の「ブキブキの実」の能力と、体を剣に変えることが出来るバロックワークスのMr.1こと殺し屋のダズ・ボーネスの「スパスパの実」の能力になります。体をいろんな武器に変化することが出来るベビー5に対して、刃物にしか変形させることが出来ないダズ・ボーネス。明らかに「ブキブキの実」が上位種になります。

元海軍大将青雉ことクザンの「ヒエヒエの実」の能力と、ドフラミンゴファミリーの重要人物モネの「ユキユキの実」の能力になります。冷気で周囲の物を凍らせることが出来る「ヒエヒエの実」の能力に対して体を雪に変化させることが出来る「ユキユキの実」の能力。雪は氷の仲間になるので当然「ヒエヒエの実」が上位になりますし、海を一面凍らせることが出来る「ヒエヒエの実」の能力を考えてもスケールの大きさが違います。

下記は「ONE PIECE」」58巻にてサカズキがエースに言ったセリフになります。この言葉通り、炎を操る「メラメラの実」の能力を持つエースはマグマを操る「マグマグの実」の能力者サカズキに胸を貫かれ殺されてしまいます。この、炎をもものともとしないサカズキの「マグマグの実」が「ONE PIECE」の悪魔の実の能力の中でも最も最強なのでは？と言われているほど強いと言われている悪魔の実になります。

原作者の尾田さんが単行本の質問コーナーで答えていましたが、悪魔の実の能力で持ち主の強さがはかれるわけではありません。たとえ、最強と言われている悪魔の実を食べても持ち主の使い方によっては宝の持ち腐れになるかもしれません。逆に、予想もしていなかった悪魔の実がすごい能力を発揮する可能性もあるので、持ち主の使い方次第になってくると言われています。

空島編でのゴッド・エネルとルフィとの闘いでもわかる通り雷とゴムと言った相性の良し悪しもあります。そして、重要なのがどんなに強い人であっても「負ける」という可能性はあります。今後もそう言った「負けない」であろう人物が負けることも予想されますので、今後の物語の展開にも期待が寄せられています。

ゾロとルフィにあっさりとやられてしまったミス・バレンタインですが、「もしも『キロキロの実』が覚醒したら最強になるのでは？」と言われています。作中の中でもたまに出てくる「悪魔の実の覚醒」という言葉。そんな気になる「キロキロの実」の覚醒についてと、悪魔の実の覚醒についての話をご紹介します。

下記は、「ONE PIECE」ドレスローザ編にてドフラミンゴがルフィに放ったセリフになり、この後ドフラミンゴは周りのもの全てを糸に変えてしまいます。悪魔の実は自分の体を変化させる能力になりますが、覚醒することによって自分の体だけでなく周りも影響を与えることが出来ると言うのです。

悪魔の実の能力の覚醒については、インペルダウン編の際にクロコダイルも少し触れています。超人系と動物編は覚醒が可能だと言っているので、自然系は覚醒しないと言う意味にとらえることが出来ます。超人系のドフラミンゴは周りのものを全て糸にしていましたし、インペルダウン編でのミノタウロス率いる獄卒獣たちは覚醒して強化形態になった動物系の能力者であることがわかっています。

「キロキロの実」は超人系に属するので覚醒すれば周囲の物に影響を与えることが出来ると考察されます。もしも周囲のものの重さを自由自在に変え、動かすことも出来るなら相当な戦力になると考えられます。ルフィとゾロにあっけなく倒されてしまったミス・バレンタインですが、今後「キロキロの実」の能力が覚醒することを考えれば強敵になるかもしれません。

「キロキロの実」というと「体重」。「食べれば痩せるかも」と思う読者が多いようで、「キロキロの実を食べてスリムな体型になりたい！」と思う方がたくさんいるようです。体重が軽くなっても重くなっても見た目は変わらないので、じつは痩せても太っても同じなのですが「キロキロの実イコール痩せる」というイメージは強いようです。

アラバスタ編とドレスローザ編に登場する悪魔の実の能力者は似ていると言われています。「キロキロの実＝トントンの実」と同様に「ブキブキの実＝スパスパの実」は上位種と下位種がはっきりしています。「モグモグの実＝スイスイの実」「ドルドルの実=ベタベタの実」など上位種と下位種という発表はされていませんが、悪魔の実の能力が似ているといった登場人物が多いのが特徴です。

体重を気にしている人だと、悪魔の実の中で一番食べたくなるのは「キロキロの実」と言う人が多いようです。ミス・バレンタインがスリムな体型なだけに、「キロキロの実」を食べれば自分もミス・バレンタインのように簡単にスリムになれるのでは…と思うのかもしれません。

ミス・バレンタインの「キロキロの実」の能力についてはおわかりになりましたか？ウイスキーピーク編に引き続きリトルガーデン編でも登場しているミス・バレンタイン。もしかしたら今後も登場する可能性もあります。もしも覚醒すると脅威になりかねない「キロキロの実」の能力。今後どのようにルフィたちに関わってくるのか見どころです。

長編漫画の「ONE PIECE」なだけに、ミス・バレンタインの登場のウイスキーピーク編とリトルガーデン編は初期の段階になります。もしミス・バレンタイン登場の回の「ONE PIECE」を見るのであれば、是非最初から読んでみることをおすすめします。もし、既に読まれたと言う方も、もう一度最初から読み直してみるとまた一味違う「ONE PIECE」を楽しめるでしょう。